JPH0356880A - ガス密閉電気機器の外部試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガス絶縁開閉装！（以下ＧＩＳという）等に
訃けるガス密閉電気機器の電気的特性を外部よう測定．
試験するガス密閉電気機器の外部試験装置に関する。 〔従来の技術〕 一般に、Ｇ１８のようにガス密閉容器内に電テ，．，機
器を収納するものでは、現地で据付を完了した後，この
電気機器の良否判定を要する場合があり、密閉容器の外
部より電気機器の絶縁抵抗測定や加圧試験等が行われて
いる。 例えば、第６図は従来より使用されている０１８の単線
接続構造を示してお・り、ケーブルヘッド又はフツシン
グで電気事業者等からの引込線を引き込む引込端子ｉｌ
＋が双投断路器（２》及び遮断器（３）を介して変圧器
（４）に接続され、この引込端子（１）に断路装置＋５
１を介して避雷器（６）が接続されている。 尚、新路装置

【５冫は耐圧試験時に避雷器（６）を系統
側から切υ離すためのものである。又、（７）及び｛８
）はそれぞれ双投断路器（２）の接地端子（Ｆ，）及び
避雷器【６》Ｋ接続さ力た接地用外部端子である。 そして、前述の構或に訃いて、避雷器（６）の絶縁抵抗
を測定する場合、次の手順によって行われている。 （１）系統の運転を停止し、引込端子《１》から引込線
を外す。 『）ｉ）双投断路器｛２｝を接地端子（ね側へ切り換え
る。 （ｍ）両接地用外部端子（７）　，　ｆ８１からそれぞ
れ接地線を外す。 帖この両外部端子（７）　，　ｆ８１間にメガーを接続
し、絶縁抵抗を測定する。 又、第７図は従来の他のＧＩＳを示して釦り、前記断路
装置ｆ５１に代えて系統母線と避雷器（６）との間に双
投断路器（９）を設け、この接地端子（均を接地用外部
端子ｒｌｎに接続している。 そして、との構或にふ・いて避雷器（６）の絶縁抵抗を
測定する場合、双投断路器Ｃ９）を接地端子（Ｂ側に切
り換えた後，ｉｉｌＩ１１接地用外部端子ｆ８１　，　
１１．０からそれぞれ接地線を外し、この間にメガーを
接続して行っている。 〔発明が解決しようとする課題〕 前述した従来構或では、第６図に示したものの場合、系
統を停止した状態でしか避雷器（６）の絶縁抵抗の測定
が行えず、又、引込線の取り外しに長時間を要する等の
不都合がある。 又、第７図に示（一たものの場合、系統を停止すること
なく，シかも引込線の取り外し７を要することなく，避
雷器（６）の絶縁抵抗を測定することができるが、この
場合特に避雷器（６）に対する電路を系統側と接地側と
に切り換えるために大掛りな双投断路器（９）を用いる
ため、高価になるばかりでなく、Ｃ４　１　Ｓ内部にお
けるスペースファクタが悪くなり、全体の大形化を余義
なくされる結果となり、しかもこの操作器のためのスペ
ースも確保しておかねばならない等の問題がある。 本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に留意
してなされたものであり、その目的とするところは、小
さなスペースでかつ安価に測定．試験用の外部端子が取
ｂ出せ、簡単に測定．試験が行えるガス密閉電気機器の
外部試験装置を提供しようとするものである。 〔課題を解決するための手段〕 前記目的を達或するために、本発明のガス密閉電気機器
の外部試験装置においては、絶縁性ガスが封入された密
閉容器と、該容器内に配設されそれぞれ系統側接続線及
びガス密閉電気機器側接続線に接続された固定接触子及
び摺動接触子と、前記容器内に軸方向に移動自在に設け
られ前記摺動接触子に常時摺接すると共に前記固定接触
子に接離する棒状の可動接触子と、前記容器の容器壁に
気密かつ摺動自在に貫設され前記容器内の一端開口に前
記可動接触子が気密に嵌着したスライド筒と、該スライ
ド筒内に形成され前記容器外の他端開口より挿入した測
定用外部導体を前記固定接触子から開魅した前記可動接
触子に着脱自在に接続する試験用案内通路とを備えたこ
とを特徴とするものである。 〔作用〕 前述した構或の外部試験装置にあっては、ガス密閉電気
機器よυ試験（測定）用端子を取り出す場合、１ずスラ
イド筒を摺動して可動接触子を移動させ、これを固定接
触子より開離させた後、スライド筒の他端開口よう試験
用案内通路に測定用外部導体を挿入し、可動接触子に接
続する。 従って、この外部導体は可動接触子及び摺動接触子等を
介してガス密閉電気機器に接続されるため、これを用い
て前記電気機器の試験，測定を外部よシ行うことができ
る。 〔実施例〕 実施例につき、第ｌ図ないし第５図を用いて説明する。 １ず、ガス密閉式避雷器に対する絶縁抵抗の測定に適用
した場合の１実施例を第１図ないし第４図にて説明する
。 これらの図面において、ｏＤはＳＦｓガス等の絶縁性ガ
スが封入された密閉容器であう、側壁に形設された接続
管Ｇ２が０１８本体からの接続管ｏ３に気密に連結され
、０１８の系統母線に接続された系統側接続線α船が接
続管（１３　，　Ｑ２を通って容器Ｑｌｌ内に導入され
ている。 Ｉ′ｌ９及びＯＱは容器０１）内に間隔を介して配設さ
れそれぞれ上下に配置された固定接触子及び摺動接、触
子であり、ＡｉＴ記系統側接続線Ｑ４１が固定接触子ｔ
ｌノに接続されている。 αＤは容器帥内に上下動自在に設けられた上下方向の棒
状の可動接触子であり、摺動接触子ＯＱに常時摺接する
と共に、上下動に応じて固定接触千〇０にＪ’ｌＩする
。０８）は可動接触子Ｏカの下端に形成されたねじ穴で
ある。 四は容器０１）の底壁の前記可動接触子１１７）の下方
の位置に気密かつ摺動自在に貫設されたスライド筒であ
り、」二端開口に筒状の絶縁継手翰を介して可動彬触子
（１７＋の下端部が気密に嵌着し、スライド筒０９によ
って可動接触子αカが上下動操作される。 このスライド筒１］’Ｊの下端開口は容器０１）外に開
口し、この内部に絶縁継手翰を介して＠記ねじ穴０８）
に通じる試験用案内通路ｃｎが形成されている。 のは容器〔】〕〕内に収容された避雷器であり、その一
端が避雷器側接続線のを介して摺動接触子ｑＱに接続さ
れている。（ハ）は容器０１１の底壁の開口部に気密に
装着さノ１，た外部引出ブツシングであり、接地用端子
のが気密に貫設されてかり、これが接地用振続線０◆を
介（７て護雷器（支）の他端に接続され、常規使用状熊
において接地線のに接続される。 （至）は気密蓋、翰はスライド筒曲の下端の鍔部に連結
し７てスライド筒四を上下動操作するための抜差工具、
（０は避雷益（ワの絶縁抵抗測定時にスライド筒０鎌の
下端開口より案内通路ｅ２１）内に挿入されて可動扱触
千ｑ力に接続される測定用外部導体であり、先端に前記
ねじ穴ｆ的に螺合するねじ部ｉ１．｛ｌ）が形成され、
Ｍ部に測定用タ−ミナ／Ｉ／（支）が接続されている。 そして、避雷器＠の常規使用状態では、第１図のように
、スライド筒０ｌが容器（’Ｉｌｌ内に押し込１れた状
鶴にあり、可動接触子Ｑ７１が固定接触子０９に接触し
、避雷恭のが接続線１．　０４）等を介して系統側に接
続されている。 次に、赳宙２３＠の絶縁抵抗をｉ’ｌｌｌ１定する場合
、゛まず気密蓋（至）を収り外し、第２１￥１に示すよ
うに、スライド筒０りの下端鍔部に抜差−［苗堂連結し
、この工具（至）を用いて第３図に示すようにスライド
筒００を下方へ摺動させる。 従って、スライド筒Ｏｌに連結された可動接触子０７）
が下方へ摺動するので、これが固定接触子＋１５から開
離し、避雷器翰が系統側から切や離される。 その後、工具１加を取り外し、第４図に示すように、ス
ライドＥ　Ｏ！Ｊの案内通路ｃｎに外部導体（１）を挿
入し、ねじ部ｌ３１）をねじ穴０８に螺合して外部導体
（至）を司動接触子Ｑ７１に接続する。、　　　，、．
，，、，，４，、、これにより、外部導体■ぱ接触子α
Ｄ，αＧ及び接続線のを介して避雷器のに接続され、外
部導体（１）のターミナ）ｖ　２と接地線（ホ）が取り
外された接地用端子（至）との間にメガー等を接続する
ことにより、避雷器ノの絶縁抵抗を測定することができ
る。 測定終了後は前述の逆の要領で避雷器のを系統１則に接
続し、これら一連の操作は系統側の活線状熊で行われる
。 次に、他の実施例を第５図により説明する。 この実施例は、遮断器旧３ｌの内部抵抗の測定に適用し
た場合でちり、前記と同一記号は同一もしくは相当する
ものを示すものとする。 同図に示すように、遮断ｐ−４　１３３）を収納した遮
１折器容器・３４）の２つの連結管３５ｉ　，　’，３
ｆＥ）と電源側接続管（３７′ｌ，？荷側接続管州との
それぞれ間に密閉容器ａｎが介設され、両接続管＋３７
１　．　ｔＭ内の電源側接続線■■■９）　，　’ｉ：
ｊ荷側接続線（４０）がそれぞれ容器αυ内に導入され
て『１二４定接触千０９に接続されると共に、遮断器輔
の電源側端子，負荷側端子に接続された接続線＋４１！
　，け２が；　、．’ｌ４！そ，九，Ｌれ連結管・：鶴
，　（３６）より容器Ｃｌｌｌ内に導入され、それぞれ
摺動接触子Ｏｅに接続されている。 この場合、各接続線０９１〜０２及び両容器ＯＤ内の接
触子１’ｌＧ　．　ＱＱ　，αカは、遮断器（園ととも
に主回路の一部を構或することになる。 そして、遮断器（３３の内部抵抗の測定に際し、１ずｉ
ｇ′ｆｒ器（綱を遮断し、その後、両容器Ｏｎにおける
それぞれのスライド筒四を摺動操作して可動授触子Ｑ″
！）を固定接触子０ｉよう開離し、スライド筒Ｑ９の案
内通路２つに外部導体ωを挿入して可動接触子α７）に
接続する。 これによね、両容器０１）における外部導体（１）はそ
れぞれ遮断器（３３）の電源側端子及び負荷側端子に接
続されたことになり、遮断器（３３）を投入することに
より、両外部導体ωを用いて遮断器・′３３）の内部抵
抗を測定することができる。 尚、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく
、ガス密閉容器内の電気機器の各種電気的特性の測定．
試験を外部から行う場合に同様に適用でき、例えばＦ　
Ｔ　，　Ｇ　Ｐ　Ｔ　，　Ｐ　Ｉ．）等のガス密閉式変
戊器に適用すれば、１次加圧による変或比測定や絶縁抵
抗測定等を容易に行うことができる。 〔発明の効果〕 本発明は、以上説明したように構成されているため、次
に記載する効果を奏する。 ガス密閉電気機器と系統側との間を入切する可動接触子
のスライド筒に案内通路を形戊し、これに外部より試験
用外部導体を挿入して可動接触子に接続し、摺動接触子
を介して電気機器に接続できるようにしたので、従来の
ような大掛りな双投断路器を用いることなく電気機器の
測定，試験用の外部端子を容易に取シ出すことができ、
必要スペースも小さくなり、かつ安価になる効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第５図は本発明κよるガス密閉７Ｅ気ｍ器
の外部試験装置の実施例を示し、第１図ないし第４図は
それぞれ１実施例の異なる状態にお・ける断面図、第５
図は池の実施例の断面図、第６図没び第７図はそれぞれ
従来の外部試験装置を用いたＧＩ　Ｓの結線図である。 ０】）・・・密閉容器、α（１），（至），　（３９）
〜（６）・・・接続線、叩・・・固定接触子、αｅ・・
・摺動接触子、匝・・・可動接触子、０９・・・スライ
ド筒、Ｃ２］）・・・試験用案内通路、■・・・避雷器
、（７）・・・測定用外部導体、｛幻・・・遮断器。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）絶縁性ガスが封入された密閉容器と、該容器内に
   配設されそれぞれ系統側接続線及びガス密閉電気機器側
   接続線に接続された固定接触子及び摺動接触子と、前記
   容器内に軸方向に移動自在に設けられ前記摺動接触子に
   常時摺接すると共に前記固定接触子に接離する棒状の可
   動接触子と、前記容器の容器壁に気密かつ摺動自在に貫
   設され前記容器内の一端開口に前記可動接触子が気密に
   嵌着したスライド筒と、該スライド筒内に形成され前記
   容器外の他端開口より挿入した測定用外部導体を前記固
   定接触子から開離した前記可動接触子に着脱自在に接続
   する試験用案内通路とを備えたことを特徴とするガス密
   閉電気機器の外部試験装置。