JPH0356867Y2 - - Google Patents
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- JPH0356867Y2 JPH0356867Y2 JP3921587U JP3921587U JPH0356867Y2 JP H0356867 Y2 JPH0356867 Y2 JP H0356867Y2 JP 3921587 U JP3921587 U JP 3921587U JP 3921587 U JP3921587 U JP 3921587U JP H0356867 Y2 JPH0356867 Y2 JP H0356867Y2
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- Japan
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- temperature
- pressure
- refrigerant
- expansion valve
- pressure chamber
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 9
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 9
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Landscapes
- Temperature-Responsive Valves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、空気調和装置等において適正過熱度
で弁開度を調整するための温度式膨張弁に関す
る。
で弁開度を調整するための温度式膨張弁に関す
る。
従来の技術
蒸発器、圧縮機、凝縮器及び感温膨張弁をそれ
ぞれ直列に連結したサイクルからなる冷凍装置に
おいて、温度式膨張弁は蒸発器内の液冷媒の蒸発
の割合によつて変化する蒸発器出口側の冷媒ガス
の過熱度を感温筒で検出することによつて、膨張
弁の圧力室にガス圧力として伝送し、蒸発器内に
流入させる液冷媒の割合を精密に制御調節する機
器であるが、負荷条件や外気条件が大幅に変動す
る条件で冷媒装置が運転される場合には膨張弁の
制御を精密に調節することは一般に困難である。
ぞれ直列に連結したサイクルからなる冷凍装置に
おいて、温度式膨張弁は蒸発器内の液冷媒の蒸発
の割合によつて変化する蒸発器出口側の冷媒ガス
の過熱度を感温筒で検出することによつて、膨張
弁の圧力室にガス圧力として伝送し、蒸発器内に
流入させる液冷媒の割合を精密に制御調節する機
器であるが、負荷条件や外気条件が大幅に変動す
る条件で冷媒装置が運転される場合には膨張弁の
制御を精密に調節することは一般に困難である。
即ち、例えば負荷が大幅に急増した場合には、
蒸発器内の冷媒の蒸発が過多となつて蒸発器出口
側の冷媒過熱度の上昇を来たし、膨張弁の弁開度
を大幅に増加させる必要が生ずるために、蒸発器
の蒸発有効面積の大幅な減少を来たし、負荷の増
大に応じて蒸発器の蒸発能力を増加させる必要性
と相矛盾した結果を生ぜしめる。又、逆に負荷が
大幅に減少した場合には蒸発器内における冷媒の
蒸発が不十分となる液状の冷媒を混入した状態で
圧縮機に送られ、その結果液圧縮による圧縮機の
効率低下のみならず、強いては圧縮機の破損を来
す場合がある。
蒸発器内の冷媒の蒸発が過多となつて蒸発器出口
側の冷媒過熱度の上昇を来たし、膨張弁の弁開度
を大幅に増加させる必要が生ずるために、蒸発器
の蒸発有効面積の大幅な減少を来たし、負荷の増
大に応じて蒸発器の蒸発能力を増加させる必要性
と相矛盾した結果を生ぜしめる。又、逆に負荷が
大幅に減少した場合には蒸発器内における冷媒の
蒸発が不十分となる液状の冷媒を混入した状態で
圧縮機に送られ、その結果液圧縮による圧縮機の
効率低下のみならず、強いては圧縮機の破損を来
す場合がある。
従つて、かかる上記の問題点を解消するために
は、蒸発器出口側における冷媒過熱度の変動幅を
極力減少させて常に適正な設定過熱度（例えば＋
５℃）に保持して運転することが望ましいが、従
来の膨張弁では一台で冷媒過熱度の変動巾の全域
にわたつて制御することは困難であるため、特開
昭53−100481号公報記載のように主感温筒に熱量
を調節し得る電熱ヒーターを装着した補助感温筒
を接続し、膨張弁の静止過熱度を標準値よりも高
く設定してこれを補助感温筒により補正するよう
にして冷媒ガスの過熱度が適正になる如く膨張弁
のばね圧を調整する等の試みも行なわれている。
は、蒸発器出口側における冷媒過熱度の変動幅を
極力減少させて常に適正な設定過熱度（例えば＋
５℃）に保持して運転することが望ましいが、従
来の膨張弁では一台で冷媒過熱度の変動巾の全域
にわたつて制御することは困難であるため、特開
昭53−100481号公報記載のように主感温筒に熱量
を調節し得る電熱ヒーターを装着した補助感温筒
を接続し、膨張弁の静止過熱度を標準値よりも高
く設定してこれを補助感温筒により補正するよう
にして冷媒ガスの過熱度が適正になる如く膨張弁
のばね圧を調整する等の試みも行なわれている。
考案が解決しようとする問題点
ところで、上記従来技術にあつては、主感温筒
と補助感温筒がダイヤフラム等の圧力応動部材に
対してキヤピラリー管により直列に接続されてい
るので、補助感温筒の設置が主感温筒の設置位置
近辺に拘束される傾向にあると共にその設置位置
に苦慮する等の欠点があつた。
と補助感温筒がダイヤフラム等の圧力応動部材に
対してキヤピラリー管により直列に接続されてい
るので、補助感温筒の設置が主感温筒の設置位置
近辺に拘束される傾向にあると共にその設置位置
に苦慮する等の欠点があつた。
本考案は上記した点に着目してなされたもので
あり、キャピラリー管にて接続した補助感温筒を
設けることなくして従来と同様な補助機能を達成
し得るようにしたものである。
あり、キャピラリー管にて接続した補助感温筒を
設けることなくして従来と同様な補助機能を達成
し得るようにしたものである。
問題点を解決するための手段
上記の目的を達成するため、本考案において
は、不活性ガスと該ガスの吸着剤を封入してなる
感温筒をキヤピラリー管で膨張弁の圧力応動部材
に対する圧力室に接続し、該圧力室に該不活性ガ
スとガスの吸着剤を封入し、該圧力室に対する加
熱度可変ヒーターを設ける構成を採用した。
は、不活性ガスと該ガスの吸着剤を封入してなる
感温筒をキヤピラリー管で膨張弁の圧力応動部材
に対する圧力室に接続し、該圧力室に該不活性ガ
スとガスの吸着剤を封入し、該圧力室に対する加
熱度可変ヒーターを設ける構成を採用した。
実施例
弁本体１の下端部に凝縮器（図示せず）から送
られる高温高圧の冷媒液流入管Ｂから流入する冷
媒液量の調節用弁体３がばね４と一体に設けら
れ、該弁体３は圧力応動部材としてのダイヤフラ
ム６の下面に当金５を介して固定された弁棒７の
下端部に一体に形成されている。Ａは、弁体３の
開閉に応じて膨張室２に流入して断熱膨張により
低温低圧化した冷媒液の流出管で、この流出管Ａ
は蒸発器（図示せず）に連設している。８は蒸発
器出口側の冷媒と連通する外部均圧管で、ダイヤ
フラム６で区画される一方の均圧室R1に弁本体
１内の通路を介して連通し、該均圧室R1内の圧
力はばね４の圧力とともにダイヤフラム６の下面
に作用する。
られる高温高圧の冷媒液流入管Ｂから流入する冷
媒液量の調節用弁体３がばね４と一体に設けら
れ、該弁体３は圧力応動部材としてのダイヤフラ
ム６の下面に当金５を介して固定された弁棒７の
下端部に一体に形成されている。Ａは、弁体３の
開閉に応じて膨張室２に流入して断熱膨張により
低温低圧化した冷媒液の流出管で、この流出管Ａ
は蒸発器（図示せず）に連設している。８は蒸発
器出口側の冷媒と連通する外部均圧管で、ダイヤ
フラム６で区画される一方の均圧室R1に弁本体
１内の通路を介して連通し、該均圧室R1内の圧
力はばね４の圧力とともにダイヤフラム６の下面
に作用する。
ダイヤフラム６の周縁部は上蓋９と下蓋１０に
より溶接して支持されており、該上蓋９にはダイ
ヤフラム６上面の圧力室R2に連通するキヤピラ
リー管Ｐが接続されている。キヤピラリー管Ｐの
端部には、不活性ガスと加熱又は冷却により該不
活性ガスを容易に離脱又は吸着しうる吸着剤とし
ての活性炭１１を封入した感温筒Ｔが接続され
る。
より溶接して支持されており、該上蓋９にはダイ
ヤフラム６上面の圧力室R2に連通するキヤピラ
リー管Ｐが接続されている。キヤピラリー管Ｐの
端部には、不活性ガスと加熱又は冷却により該不
活性ガスを容易に離脱又は吸着しうる吸着剤とし
ての活性炭１１を封入した感温筒Ｔが接続され
る。
上蓋９の上方には筒部９ａが連設され、該筒部
９ａ内、即ち圧力室R2において吸着剤としての
活性炭１１が連通孔１２ａを有する支持板１２上
において充填されている。圧力室R2からキヤピ
ラリー管Ｐにかけては不活性ガスが封入される。
９ａ内、即ち圧力室R2において吸着剤としての
活性炭１１が連通孔１２ａを有する支持板１２上
において充填されている。圧力室R2からキヤピ
ラリー管Ｐにかけては不活性ガスが封入される。
上蓋９の頂部９ｂには加熱度可変ヒーター１３
が設けられ、従つて上蓋９の筒部９ａは補助感温
部T′を構成する。
が設けられ、従つて上蓋９の筒部９ａは補助感温
部T′を構成する。
使用時においては、感温筒Ｔは蒸発器出口側の
冷媒配管に添着して冷媒温度を検出させるにし、
補助感温部の加熱度可変ヒーターにより最適過熱
度を調整する。温度制御の手段としてヒーターを
例示したが、定温度発熱体、過熱冷却素子等を使
用することができる。
冷媒配管に添着して冷媒温度を検出させるにし、
補助感温部の加熱度可変ヒーターにより最適過熱
度を調整する。温度制御の手段としてヒーターを
例示したが、定温度発熱体、過熱冷却素子等を使
用することができる。
考案の効果
本考案は上記した如くに、不活性ガスと該ガス
の吸着剤を封入してなる感温筒をキヤピラリー管
で膨張弁の圧力応動部材に対する圧力室に接続
し、該圧力室に該不活性ガスとガスの吸着剤を封
入し、該圧力室に対する加熱度可変ヒーターを設
けて成るものであるから、最適過熱度を調整する
ための加熱度可変ヒーター付の補助感温部を膨張
弁本体に設けることが可能となり、機構を簡略化
し得ると共に全体の設置が容易となる特長を有す
る。
の吸着剤を封入してなる感温筒をキヤピラリー管
で膨張弁の圧力応動部材に対する圧力室に接続
し、該圧力室に該不活性ガスとガスの吸着剤を封
入し、該圧力室に対する加熱度可変ヒーターを設
けて成るものであるから、最適過熱度を調整する
ための加熱度可変ヒーター付の補助感温部を膨張
弁本体に設けることが可能となり、機構を簡略化
し得ると共に全体の設置が容易となる特長を有す
る。
図は本考案の一実施例についての断面図であ
る。 Ｔ……感温筒、T′……補助感温部、Ｐ……キ
ヤピラリー管、R2……圧力室、６……圧力応動
部材（ダイヤフラム）、１１……吸着剤、１３…
…加熱度可変ヒーター。
る。 Ｔ……感温筒、T′……補助感温部、Ｐ……キ
ヤピラリー管、R2……圧力室、６……圧力応動
部材（ダイヤフラム）、１１……吸着剤、１３…
…加熱度可変ヒーター。
Claims (1)
- 不活性ガスと該ガスの吸着剤を封入してなる感
温筒をキヤピラリー管で膨張弁の圧力応動部材に
対する圧力室に接続し、該圧力室に該不活性ガス
とガスの吸着剤を封入し、該圧力室に対する加熱
度可変ヒーターを設けて成ることを特徴とする温
度式膨張弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3921587U JPH0356867Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3921587U JPH0356867Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63147669U JPS63147669U (ja) | 1988-09-29 |
| JPH0356867Y2 true JPH0356867Y2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=30852183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3921587U Expired JPH0356867Y2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356867Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10288424A (ja) * | 1997-04-11 | 1998-10-27 | Fuji Koki Corp | 温度式膨張弁 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP3921587U patent/JPH0356867Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63147669U (ja) | 1988-09-29 |
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