JPH0356716A - 自在軸継手 - Google Patents
自在軸継手Info
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- JPH0356716A JPH0356716A JP19061789A JP19061789A JPH0356716A JP H0356716 A JPH0356716 A JP H0356716A JP 19061789 A JP19061789 A JP 19061789A JP 19061789 A JP19061789 A JP 19061789A JP H0356716 A JPH0356716 A JP H0356716A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- shaft
- spherical body
- groove
- transmission
- Prior art date
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- Pending
Links
- 230000008878 coupling Effects 0.000 title abstract description 5
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title abstract description 5
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title abstract description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 abstract description 7
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D3/00—Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
- F16D3/16—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
- F16D3/20—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
- F16D3/202—Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一つの交点にて交差する2軸間C■おいて、
駆動軸とほぼ等しい回転速度で被駆動軸へ回転を伝達す
る自在軸継手に関するものである。
駆動軸とほぼ等しい回転速度で被駆動軸へ回転を伝達す
る自在軸継手に関するものである。
一般に交差する2軸間に回転を伝達する粗手としてフッ
ク式タイプのものが知られているか、従来この種の自在
継手として使用されている十字形自在軸継手は、2個の
軸継手を用いることによって、駆動側と被駆動側との回
転速度を等しくすることができるようにしてある。
ク式タイプのものが知られているか、従来この種の自在
継手として使用されている十字形自在軸継手は、2個の
軸継手を用いることによって、駆動側と被駆動側との回
転速度を等しくすることができるようにしてある。
しかしながら、このような従来のものにおいては構成上
1個の軸継手での等速回転伝達は不可能で、2組の軸継
手を用いることが必要となり、これにより、コンパクト
な形態とはならず、しかも高トルクによる駆動ができず
、その用途も制約される不便があった. 本発明は、これら従来の欠点を除去しようとするもので
あり、1個の軸継手のみで等速性に近い四転が得られ、
且つ安定したIt作と高トルクによる駆動が可能な自在
軸継手をコンパクトな形態で提供することを目的とした
ものである。
1個の軸継手での等速回転伝達は不可能で、2組の軸継
手を用いることが必要となり、これにより、コンパクト
な形態とはならず、しかも高トルクによる駆動ができず
、その用途も制約される不便があった. 本発明は、これら従来の欠点を除去しようとするもので
あり、1個の軸継手のみで等速性に近い四転が得られ、
且つ安定したIt作と高トルクによる駆動が可能な自在
軸継手をコンパクトな形態で提供することを目的とした
ものである。
ciaを解決するための手段〕
本発明は、一つの交点にて交差する中心軸を有する2本
の軸の間に回転を伝える自在軸継手において、前記2本
の軸の各々の軸端には、前記交点を中心に相互に回動可
能に拘束されて嵌合する凸状球山1体と凹状球面体がそ
れぞれ備えられ、該凸状球而体と凹状球面体のそれぞれ
の球面には、それぞれの軸の方向に沿って、溝を設け、
該溝にはそれぞれの溝に沿って滑動可能μスライダと、
二つのスライダを係止する球面対の半径方向のピンと、
両球面に挟まれているライナーとからなる接線力伝達t
arsを前記交点を中心とした対称位置に配備したもの
を複数組設けたことを特徴とする自在軸継手である. 〔作 用〕 −Cに、一つの交点で交差する2軸間に回転運動を伝達
する軸継手において、駆動軸のトルクの接線力を被動軸
に伝える部分(トルク伝達部と称す)が、両軸の中心軸
を含む平面内で、両輪の交差角の2等分線を含み、該平
面に垂直な平面(以下、2等分平面という)内を移動す
るように拘束すれば、原動軸の回転がそのまま、例えば
等速回転に近い回転で、被動軸に伝えることができる。
の軸の間に回転を伝える自在軸継手において、前記2本
の軸の各々の軸端には、前記交点を中心に相互に回動可
能に拘束されて嵌合する凸状球山1体と凹状球面体がそ
れぞれ備えられ、該凸状球而体と凹状球面体のそれぞれ
の球面には、それぞれの軸の方向に沿って、溝を設け、
該溝にはそれぞれの溝に沿って滑動可能μスライダと、
二つのスライダを係止する球面対の半径方向のピンと、
両球面に挟まれているライナーとからなる接線力伝達t
arsを前記交点を中心とした対称位置に配備したもの
を複数組設けたことを特徴とする自在軸継手である. 〔作 用〕 −Cに、一つの交点で交差する2軸間に回転運動を伝達
する軸継手において、駆動軸のトルクの接線力を被動軸
に伝える部分(トルク伝達部と称す)が、両軸の中心軸
を含む平面内で、両輪の交差角の2等分線を含み、該平
面に垂直な平面(以下、2等分平面という)内を移動す
るように拘束すれば、原動軸の回転がそのまま、例えば
等速回転に近い回転で、被動軸に伝えることができる。
本発明は、凹凸球面の組み合わせによる相対回動運動の
中心点の位置の拘束と、凹凸それぞれの球面に設けた軸
方向の溝によるそれぞれのスライダの動きの拘束と、溝
の端部によるスライダの位置の拘束とにより、トルク伝
達部であるピンを2等分平面内で動くように拘束するよ
うにし、即ち、先ず両軸の軸端に設けられた凸状球面体
と凹状球面体とは同一の中心点のまわりに同心的に相対
的に回動が可能なるように嵌合し拘束されていて、この
中心点は両輪の中心軸の交点と一致している。
中心点の位置の拘束と、凹凸それぞれの球面に設けた軸
方向の溝によるそれぞれのスライダの動きの拘束と、溝
の端部によるスライダの位置の拘束とにより、トルク伝
達部であるピンを2等分平面内で動くように拘束するよ
うにし、即ち、先ず両軸の軸端に設けられた凸状球面体
と凹状球面体とは同一の中心点のまわりに同心的に相対
的に回動が可能なるように嵌合し拘束されていて、この
中心点は両輪の中心軸の交点と一致している。
前記凸状球面体の外面及び凹状球面体の外面には、互い
に対向する位置に、球面に沿って、かつそれぞれの軸の
軸方向に溝が設けられ、それぞれの溝の中にスライダが
滑動可能に設けられ、互いに対向したスライダは、球面
の半径方向に延びるピンにより、互いに、ピンの中心軸
のまわりに回動可動に係止されている。
に対向する位置に、球面に沿って、かつそれぞれの軸の
軸方向に溝が設けられ、それぞれの溝の中にスライダが
滑動可能に設けられ、互いに対向したスライダは、球面
の半径方向に延びるピンにより、互いに、ピンの中心軸
のまわりに回動可動に係止されている。
そして、このような対向した溝、及び両端に2個のスラ
イドを千1するトルク伝達部としてのピンとが組み合わ
された、トルク伝達のための接線力伝達要素が、軸直角
断面の円周上に反対側(180度隔たった位置)にも設
けられ、二つ合わせて対となって備えられていて、少な
くとも複数組配備してある。
イドを千1するトルク伝達部としてのピンとが組み合わ
された、トルク伝達のための接線力伝達要素が、軸直角
断面の円周上に反対側(180度隔たった位置)にも設
けられ、二つ合わせて対となって備えられていて、少な
くとも複数組配備してある。
そして、軸の回転につれ、両軸の軸平面も、それぞれの
軸を中心に回転する.そのとき、トルク伝達部であるピ
ンは凸状球面体の溝に沿って動くスライダにより、一方
の軸の軸方向、即ち一方の軸平面内を動くように拘束さ
れ、また、同時に凹状球面体の溝に沿って動くスライダ
により他方の軸の軸方向、即ち他方の軸平面内を動くよ
うに拘束されているので、ピンが同時に両輪平面内にあ
るということは、ピンは常に両輪平面の交線上にあるこ
とになり、一方、両輪平面の交線は常に2等分平面内に
あるから、トルク伝達点であるピンの位置は、軸が回転
しても常に2等分平面内に拘束され、従って従動軸は駆
動軸とほぼ同じ速度で回転する。例えば駆動軸が等速回
転を行えば、従動軸も1個の自在軸継手を用いるだけで
等速回転に近い回転で駆動される. 但し、ピンが、両輪を含む平面内に位置する状態、即ち
第1図に示す状態では、両方の軸平面は重なり合ってし
まうので交線を生ぜず、ピンの位置は不安定になる.こ
れを防ぐために各溝の溝端は、第l図のような位置にピ
ンが来たときにスライダを挟んでピンを2等分平面内に
規制するような位置に定められる. このように、二つの軸平面が重なるような状態において
はピンを溝端により拘束し、その他の状態ではピンが二
つの軸平面の交線上ζこ来るように、即ち、ピンが交差
する′a(交差面ζは回転にっれて変わる)の交点に,
来るよう拘束して、ピンを常に2等分平面内に保持し、
駆動転と従動軸とをほぼ等速とするものである。
軸を中心に回転する.そのとき、トルク伝達部であるピ
ンは凸状球面体の溝に沿って動くスライダにより、一方
の軸の軸方向、即ち一方の軸平面内を動くように拘束さ
れ、また、同時に凹状球面体の溝に沿って動くスライダ
により他方の軸の軸方向、即ち他方の軸平面内を動くよ
うに拘束されているので、ピンが同時に両輪平面内にあ
るということは、ピンは常に両輪平面の交線上にあるこ
とになり、一方、両輪平面の交線は常に2等分平面内に
あるから、トルク伝達点であるピンの位置は、軸が回転
しても常に2等分平面内に拘束され、従って従動軸は駆
動軸とほぼ同じ速度で回転する。例えば駆動軸が等速回
転を行えば、従動軸も1個の自在軸継手を用いるだけで
等速回転に近い回転で駆動される. 但し、ピンが、両輪を含む平面内に位置する状態、即ち
第1図に示す状態では、両方の軸平面は重なり合ってし
まうので交線を生ぜず、ピンの位置は不安定になる.こ
れを防ぐために各溝の溝端は、第l図のような位置にピ
ンが来たときにスライダを挟んでピンを2等分平面内に
規制するような位置に定められる. このように、二つの軸平面が重なるような状態において
はピンを溝端により拘束し、その他の状態ではピンが二
つの軸平面の交線上ζこ来るように、即ち、ピンが交差
する′a(交差面ζは回転にっれて変わる)の交点に,
来るよう拘束して、ピンを常に2等分平面内に保持し、
駆動転と従動軸とをほぼ等速とするものである。
本発明の実施例を図面を用いて説明する.第1〜3図に
おいて、一つの交点Rにおいて互いに交差ずる駆動軸l
と従動軸2の軸端に、凹状球面3.を有する凹状球面体
であるヨーク3と、該凹状球面3I内に隙間を以て嵌合
する凸状球面4lを有する凸状球面体であるヨーク4と
がそれぞれ設けられている. 前記凹状球面3,と凸状球面41とに挟まれて、両球面
に対応する外径及び内径を有し、隙間に相応する厚さを
有する球殻の一部で形成されたライナー5が配備されて
いる。このライナー5にはトルク伝達部として作用する
ピンlOが、球面の半径方向に両側に突出して設けられ
、該ピンlOの両端には、対向する溝6,7にそれぞれ
ガイドされて滑動可能なスライダ8,9が、ピン10の
中心軸のまわりに相対的に回動可能に設けられていヨー
ク3.(凹状球面体)とヨーク4 (凸状球面体〉とは
、その問に、球面に沿って滑動可能に挟まれたライナー
5を介して、共通の中心点である両輪の交点Rを中心と
して同心的に回動するように拘束されでいる。
おいて、一つの交点Rにおいて互いに交差ずる駆動軸l
と従動軸2の軸端に、凹状球面3.を有する凹状球面体
であるヨーク3と、該凹状球面3I内に隙間を以て嵌合
する凸状球面4lを有する凸状球面体であるヨーク4と
がそれぞれ設けられている. 前記凹状球面3,と凸状球面41とに挟まれて、両球面
に対応する外径及び内径を有し、隙間に相応する厚さを
有する球殻の一部で形成されたライナー5が配備されて
いる。このライナー5にはトルク伝達部として作用する
ピンlOが、球面の半径方向に両側に突出して設けられ
、該ピンlOの両端には、対向する溝6,7にそれぞれ
ガイドされて滑動可能なスライダ8,9が、ピン10の
中心軸のまわりに相対的に回動可能に設けられていヨー
ク3.(凹状球面体)とヨーク4 (凸状球面体〉とは
、その問に、球面に沿って滑動可能に挟まれたライナー
5を介して、共通の中心点である両輪の交点Rを中心と
して同心的に回動するように拘束されでいる。
しかして、前記ヨーク3、4の凹状球面3lと凸状球面
41とに沿って、かつそれぞれの軸の軸方向に沿って、
m6.1が対向して設けられ、スライダ8,9を収容し
て滑動せしめて案内するようになっている。
41とに沿って、かつそれぞれの軸の軸方向に沿って、
m6.1が対向して設けられ、スライダ8,9を収容し
て滑動せしめて案内するようになっている。
このようにして対向する溝6,7、この中を滑動するス
ライダ8.9とスライダ8,9を係止ずるトルク伝達部
としてのピン10と両f.l而に挟まれているライナー
5とにより、駆動軸1から従動軸2を回転駆動するため
のトルク伝達部まわりの接線力伝達要素が形成される.
このような伝達要素が球面の中心についての対称位置に
第1.2図の如く対で設けられるが、これを複数対例え
ば3組配備すれば、高トルクの伝達が可能となる。
ライダ8.9とスライダ8,9を係止ずるトルク伝達部
としてのピン10と両f.l而に挟まれているライナー
5とにより、駆動軸1から従動軸2を回転駆動するため
のトルク伝達部まわりの接線力伝達要素が形成される.
このような伝達要素が球面の中心についての対称位置に
第1.2図の如く対で設けられるが、これを複数対例え
ば3組配備すれば、高トルクの伝達が可能となる。
?お、回転の間に、スライダ8が抜け出ないようにプッ
シュ12,をヨーク3の外周に設けてあるが、溝6をス
ライダ8の高さだけ凹部を設けてブノシュIL をヨー
ク3と一体としたような構戊とすればその必要はない. 図中、11は凸状球面を有するヨーク4に設けた中心軸
、l2■はヨーク4側のプッシュ、l3は可撓性筒状カ
バー、l4は軸の保持部で凹部又は凸部で形戒し、軸の
連結しやすい形態とする.15,16,17.18は溝
端、19は給油口栓、20.21は取付ネジである. しかして、作動に当たって、互いに交差角θを以て交差
して支承されている駆動軸1から従動軸2へ回転を伝え
る場合、駆動軸1を回転ずると前述の如くトルク伝達部
としてのピン10は、常に両軸の2等分平面内を移動し
、従動軸2は駆仙軸lとほぼ等しい速度で回転駆動され
る。
シュ12,をヨーク3の外周に設けてあるが、溝6をス
ライダ8の高さだけ凹部を設けてブノシュIL をヨー
ク3と一体としたような構戊とすればその必要はない. 図中、11は凸状球面を有するヨーク4に設けた中心軸
、l2■はヨーク4側のプッシュ、l3は可撓性筒状カ
バー、l4は軸の保持部で凹部又は凸部で形戒し、軸の
連結しやすい形態とする.15,16,17.18は溝
端、19は給油口栓、20.21は取付ネジである. しかして、作動に当たって、互いに交差角θを以て交差
して支承されている駆動軸1から従動軸2へ回転を伝え
る場合、駆動軸1を回転ずると前述の如くトルク伝達部
としてのピン10は、常に両軸の2等分平面内を移動し
、従動軸2は駆仙軸lとほぼ等しい速度で回転駆動され
る。
例えば、両軸が回転によって第3図に示す如き回転位置
となった場合、両輪の軸平面の交差角φは最大となり、
両輪の交差角θと等しくなる。このとき、溝6と溝7と
の交差角φ(両軸の軸平面の交差角φと等しい)もθと
等しくなる。この状態でスライダ8とスライダ9に同時
に係止しているピン10は、溝6と溝7との交点、即ち
両軸の交点(立体的には両軸の軸平面の交線」二)に拘
束される.第l図と第3IAとの中間位置でも、ピンl
Oは溝6と溝7との交点に拘束され、両軸平面の交線上
に拘束されるので、ピンlOは常に両軸の2等分平面上
に拘束されることとなる。
となった場合、両輪の軸平面の交差角φは最大となり、
両輪の交差角θと等しくなる。このとき、溝6と溝7と
の交差角φ(両軸の軸平面の交差角φと等しい)もθと
等しくなる。この状態でスライダ8とスライダ9に同時
に係止しているピン10は、溝6と溝7との交点、即ち
両軸の交点(立体的には両軸の軸平面の交線」二)に拘
束される.第l図と第3IAとの中間位置でも、ピンl
Oは溝6と溝7との交点に拘束され、両軸平面の交線上
に拘束されるので、ピンlOは常に両軸の2等分平面上
に拘束されることとなる。
但し、第1図に示すように、両軸の軸平面が一平面内に
合致するときは、φ−0となって交線が生しない.この
時点でもピン10の位置を強制的に2等分平面内に置く
ために、第1図に示す如く、溝6,7の/II!端15
とイ1.i端18、或いは溝端16と溝端l7とにより
スライダ8.9を挟んで拘束し、ピンlOを2埠分平面
内に位置せしめるように、a6.7の溝端1 5.1
6,1 7.1 8の位置を選ぶ. 第3図の状態からさらに90度回転させると、第1図の
ように、スライダ8は溝6の右端の溝端16、スライダ
9ば溝7の左端の溝端17に位置する。この途中でも、
溝6.7は可変角φを以て交差し、その交点にてピン1
0の位置を拘束して、180度回転したことになり、次
の180度の回転も同様に行われ、360度回転すなわ
ち1回転が完了する.この時ピンlOは2等分平面上を
軸心の交点Rを中心として360度回転したことになる
。
合致するときは、φ−0となって交線が生しない.この
時点でもピン10の位置を強制的に2等分平面内に置く
ために、第1図に示す如く、溝6,7の/II!端15
とイ1.i端18、或いは溝端16と溝端l7とにより
スライダ8.9を挟んで拘束し、ピンlOを2埠分平面
内に位置せしめるように、a6.7の溝端1 5.1
6,1 7.1 8の位置を選ぶ. 第3図の状態からさらに90度回転させると、第1図の
ように、スライダ8は溝6の右端の溝端16、スライダ
9ば溝7の左端の溝端17に位置する。この途中でも、
溝6.7は可変角φを以て交差し、その交点にてピン1
0の位置を拘束して、180度回転したことになり、次
の180度の回転も同様に行われ、360度回転すなわ
ち1回転が完了する.この時ピンlOは2等分平面上を
軸心の交点Rを中心として360度回転したことになる
。
以上は駆動軸lから従動軸2への回転運動の伝達である
が、従動軸2を駆動軸とし駆動軸lを従動軸としても同
様である。
が、従動軸2を駆動軸とし駆動軸lを従動軸としても同
様である。
本発明は凸状球面体と凹状球面体のそれぞれの球面には
、それぞれの軸の方向に沿って、溝を設け、該溝にはそ
れぞれの溝に沿って滑動可能なスライダと、二つのスラ
イダを係止する球面対の半径方向のピンと、両球面に挟
まれているライナーとからなる接線力伝達機横を前記交
点を中心とした対称位置に配備したものを複数組設けた
ことにより、1個の自在軸継手により被駆動軸を駆動軸
とほぼ等しい速度で回転せしめることができ、装置がコ
ンパクトとなり、しかも回転運動の伝達も円滑・確実で
あり、安全性も大幅に向上し、高トルクの伝達も可能と
なって、多用途の自在軸継手として用いられうる利益が
ある。
、それぞれの軸の方向に沿って、溝を設け、該溝にはそ
れぞれの溝に沿って滑動可能なスライダと、二つのスラ
イダを係止する球面対の半径方向のピンと、両球面に挟
まれているライナーとからなる接線力伝達機横を前記交
点を中心とした対称位置に配備したものを複数組設けた
ことにより、1個の自在軸継手により被駆動軸を駆動軸
とほぼ等しい速度で回転せしめることができ、装置がコ
ンパクトとなり、しかも回転運動の伝達も円滑・確実で
あり、安全性も大幅に向上し、高トルクの伝達も可能と
なって、多用途の自在軸継手として用いられうる利益が
ある。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は縦断面図、第2
図は第l図のA−A′lfAにおける断面図、第3図は
ヨーク部の正面図である。 l・・・駆動軸、2・・・従動袖、3,4・・・ヨーク
、5・・・ライナー、6.7・・・溝、8.9・・・ス
ライダ、lO・・・ピン、11・・・中間軸、12,,
12.・・・ブソシュ、l3・・・カバー、l4・・・
保持部、15,16,17.18・・・溝端。
図は第l図のA−A′lfAにおける断面図、第3図は
ヨーク部の正面図である。 l・・・駆動軸、2・・・従動袖、3,4・・・ヨーク
、5・・・ライナー、6.7・・・溝、8.9・・・ス
ライダ、lO・・・ピン、11・・・中間軸、12,,
12.・・・ブソシュ、l3・・・カバー、l4・・・
保持部、15,16,17.18・・・溝端。
Claims (2)
- (1)一つの交点にて交差する中心軸を有する駆動軸と
従動軸との2本の軸の間に回転を伝える自在軸継手にお
いて、前記2本の軸の各々の軸端には、前記交点を中心
に相互に回動可能に拘束されて嵌合する凸状球面体と凹
状球面体がそれぞれ備えられ、該凸状球面体と凹状球面
体のそれぞれの球面には、それぞれの軸の方向に沿って
、溝を設け、該溝にはそれぞれの溝に沿って滑動可能な
スライダと、二つのスライダを係止する球面対の半径方
向のピンと、両球面に挟まれているライナーとからなる
接線力伝達機構を前記交点を中心とした対称位置に配備
したものを複数組設けたことを特徴とする自在軸継手。 - (2)前記凸状球面体と前記凹状球面体とが半径方向に
隙間を以て組み合わされ、この隙間にライナーを備え、
該ライナー前記駆動軸と従動転との2本の軸の中心軸の
交差角の2等分線上位置にトルク伝達用ピンを保持した
ライナーを備えている請求項1記載の自在軸継手。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061789A JPH0356716A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自在軸継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19061789A JPH0356716A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自在軸継手 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0356716A true JPH0356716A (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=16261052
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19061789A Pending JPH0356716A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 自在軸継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356716A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200447742Y1 (ko) * | 2009-07-10 | 2010-02-12 | 조용진 | 법단 |
CN103758881A (zh) * | 2013-12-27 | 2014-04-30 | 镇江恒宇传动机械有限责任公司 | 一种万向接头 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821024A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | Omote Tekkosho:Kk | 自在軸継手 |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19061789A patent/JPH0356716A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5821024A (ja) * | 1981-07-31 | 1983-02-07 | Omote Tekkosho:Kk | 自在軸継手 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR200447742Y1 (ko) * | 2009-07-10 | 2010-02-12 | 조용진 | 법단 |
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