JPH0356502Y2 - - Google Patents

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JPH0356502Y2
JPH0356502Y2 JP1984188019U JP18801984U JPH0356502Y2 JP H0356502 Y2 JPH0356502 Y2 JP H0356502Y2 JP 1984188019 U JP1984188019 U JP 1984188019U JP 18801984 U JP18801984 U JP 18801984U JP H0356502 Y2 JPH0356502 Y2 JP H0356502Y2
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wall
partition
adhesive
walls
adhesive part
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、収容対象物を二列に収容するように
した仕切箱に関するものである。
(従来の技術) 従来の仕切箱として、実公昭57−37707号には、
中仕切壁の各支持壁が独立形成され、その上端を
互いに連設せず、ばらばらにしたものが開示され
ている。
また、実願昭57−13580号(実開昭58−116524
号公報)の明細書には、一方の中仕切壁の支持壁
に形成した切目を切り放しの状態とし、他方の中
仕切壁の支持壁の切目は折曲する仕切板で連結し
たものが記載されている。
さらに又、実願昭53−157670号(実開昭55−
74626号公報)の明細書には、略S字状の切込線
を複数並行に設け、この切込線の上端の同一面に
おいて支持壁相互を連結する帯部を形成し、該帯
部に接着剤を塗布するものが記載されている。
(考案が解決しようとする課題) これらはいずれも、収容対象物を収容した場合
に、収容対象物が底部において衝突破損しないよ
うに支持壁及び仕切壁が箱底部に達するように構
成したものであるが、実公昭57−37707号の仕切
箱では、形成された支持壁の一端相互が連結され
ていないために、箱組立時に各支持壁の上端がば
らばらになり易く、このため糊付け時に、該各支
持壁の表面貼着部に糊を付け難いものとなつて、
各支持壁を所定の位置に正確に貼着し難い欠点を
有するとともに、収納対象物を収容によつて支持
壁に加わる力が個々の貼着部に作用するようにな
るから、該部分が剥離しやすくなる欠点がある。
また、実願昭57−13580号の仕切箱においては、
一方の仕切壁の支持壁については前記と同様の欠
点を有し、他方の支持壁も、折曲された仕切板で
連結されているけれども、貼着部分は切り放しの
切目として仕切板に貼着したのと同様となるため
に、収納対象物を収容した際に加わる力が貼着部
に集中し、剥離或いは折曲部からの破れの原因と
なり、折曲される仕切板の存在により組立時にお
ける折曲回数が多くなるだけでなく、該仕切板の
糊付け作業が厄介で箱製作能率が悪いといつた等
の問題点がある。
更に又、実願昭53−157670号は帯部の全面に接
着剤を塗布するものであり、帯部に接着剤を塗布
する場合、帯部の巾が最低約10mm以上の糊代がな
ければ接着剤が塗布出来ない。そのため帯部に接
着剤を塗布すると仕切片8Cの上下方向の長さが
短くなり、支持壁相当する部分の上下方向の長さ
も短くなり、支持壁相当する部分の接着面積が少
くなり、仕切片8Cの面積も大きく取れず仕切片
8Cの支持力が弱くなり、特にビンなどの収納対
象物の保護性が弱くなる欠点を有している。
本考案は、上記従来の問題点を解消する仕切箱
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の仕切箱は以
下のような構成としたところに特徴がある。
即ち、貼代壁1、中壁3、中側壁5、後壁7、
右側壁9、前壁11、左側壁13を折目を介して
横に連設し且つ前壁11の上部に折目を介して中
仕切壁15Aを連設するとともに中壁3の上部ま
たは下部に中仕切壁15を連設し、この中仕切壁
15,15Aには、略S字状又は略逆S字状の切
込線チを複数並行に設けて、下方に横長貼着部イ
を、その上方に複数個の支持壁カ及び仕切壁ヨを
それぞれ形成し、上蓋及び底蓋を形成した仕切箱
において、前記切込線チの上端の同一面において
支持壁カ相互を連結する接着剤を塗布しない幅狭
の帯部ヌを形成してなり、中仕切壁15の横長貼
着部イを中壁3に接着するとともに中仕切壁15
Aの横長貼着部イを前壁11に接着し、また中仕
切壁15の各支持壁カの貼着部タを後壁7に、貼
代壁1の裏面貼着部1aを右側壁9にそれぞれ重
合接着し、中仕切壁15Aの各支持壁カの貼着部
タを中壁3に、左側壁13の側端貼着部13aを
中側壁5にそれぞれ重合接着したことを特徴とす
る仕切箱を要旨としている。
(実施例) 本考案の仕切箱の実施例を図において説明する
と、第1図乃至第7図に示したように、中壁3及
び前壁11の上部に連設した中仕切壁15,15
Aに、略S字状の切込線チを複数並行に設けて、
複数の支持壁カ及び仕切壁ヨを形成し、この各支
持壁カの上端に接着剤を塗布しない幅狭の帯部ヌ
を連設したことを特徴とするものである。
すなわち、第1図に示すように、貼代壁1、中
壁3、中側壁5、後壁7、右側壁9、前壁11、
左側壁13を各折目を介して横に連設する。
中壁3の上部に折目14を介して中仕切壁15
を連設する。
中仕切壁15は、略S字状の切込線チを複数並
行に設けて、下方に横長貼着部イを、その上方に
複数個の支持壁カ及び仕切壁ヨを、該切込線チの
上端に接着剤を塗布しない幅狭の帯部ヌを形成し
たものである。
横長貼着部イは、中仕切壁15の下部及び左端
部にかけて、略横L字状に設けたものである。
略S字状の切込線チは、下水平線ロ、斜線ハ、
中水平線ニ、垂直線ホ、上水平線トからなるもの
である。
この切込線チの各中水平線ニの左端から上方及
び下方に向けて垂直の折目ルを、最左端の下水平
線ロの左端より上方に折目ヲを、最右端の上水平
線トの右端より下方に折目ワを設ける。
これら切込線チ及び各折目ル、ヲ、ワにより、
複数個の支持壁カ及び仕切壁ヨを形成する。
後壁7の上部に折目16を介して上蓋壁17を
連設し、この上蓋壁17に折目18を介して差込
片19を連設し、下部には折目20を介して底蓋
壁21を連設し、この底蓋壁21に折目20を介
して差込片23を連設する。
右側壁9の上下に、折目24,26を介して縦
に折込壁25,27を連設する。
前壁11の上部に折目28を介して、前記中仕
切壁15と同形の中仕切壁15Aを連設する。
左側壁13の上下に、折目29,31を介して
縦に折込壁30,32を連設する。
次に、本考案に係る仕切箱の組立順序について
説明する。
中仕切壁15の横長貼着部イ及び中仕切壁15
Aの横長貼着部イにそれぞれ接着剤を塗布する。
各折目14,28を内方に折曲し、第2図に示
したように、中仕切壁15の横長貼着部イを中壁
3に、中仕切壁15Aの横長貼着部イを前壁11
に、それぞれ重合接着する。
第2図の状態から、中仕切壁15の各支持壁カ
の貼着部タ、及び貼代壁1の裏面貼着部1aに接
着剤を塗布する。
折目6を内方に折曲し、第3図に示すように、
中仕切壁15の各支持壁カの表面側の貼着部タを
後壁7に、貼代壁1の裏面貼着部1aを右側壁9
にそれぞれ重合接着する。
第3図の状態から、中仕切壁15Aの各支持壁
カの貼着部タ、及び左側壁13の裏面の側端貼着
部13aに接着剤を塗布する。
折目10を内方に折曲し、第4図に示したよう
に、中仕切壁15Aの各支持壁カの貼着部タを中
壁3に、左側壁13の側端貼着部13aを中側壁
5に、それぞれ重合接着し、扁平に折畳んだ状態
の仕切箱とする。
この状態から、前壁11、右側壁9、後壁3、
左側壁13を持って起立させることにより、自動
的に、箱体内に中壁3を介して前後二列の仕切壁
ヨを形成する。
折込壁27,32を折目26,31で内方に折
り、この折込壁27,32の上に、底蓋壁21を
重ね、差込片23を後壁7の内側に差し込み、第
5図に示したように、上蓋壁17を開いた状態の
箱体に組立てる。
この状態の各仕切壁ヨ間に、瓶Cを挿入する。
そして、折込壁25,30を折目24,29で
内方に折り、この折込壁25,30上に上蓋壁1
7を重ね、差込片19を前壁11の内側に差し込
み、箱体に組立てる。
なお、前記実施例は、中壁3の上部に中仕切壁
15を連設した場合について説明したが、中壁3
の下部に中仕切壁15を連設してもよい。この場
合、上部に連設する場合と異り、上部に連設した
中仕切壁15を左右方向に裏返しした形態の中仕
切壁15を連設するものとする。
また前記実施例では、差込片23を有する底蓋
壁21を設けた例で説明したが、第8図に示した
ように、オートボトム形式の底を有する箱体とし
てもよい。
さらに、前記実施例では、中仕切壁15,15
Aに略S字状の切込線チを設けた例で説明した
が、略逆S字状の切込線チを設けたものとしても
よい。
さらにまた前記実施例では、下水平線ロ、斜線
ハ、中水平線ニ、垂直線ホ、上水平線トからなる
略S字状の切込線チを設けて、各支持壁カを形成
した例で説明したが、支持壁カが帯部ヌで連設さ
れたものであればよく、切込線チの形状は特に限
定するものではない。
(考案の作用効果) A 中仕切壁15,15Aの各支持壁カの上端
を、同一平面の幅狭の帯部ヌで連設して、幅狭
の帯部ヌには接着剤を塗布せず、支持壁カ部分
に接着剤を塗布するため、支持壁カの接着面積
が大きく確保出来、仕切壁ヨも大きな面積が取
れるので、支持壁カの仕切壁ヨの支持力が強固
となり、ビンなどの収納対象物の保護性が強く
なり、特に破損し易いビン等の収納対象物の底
部同志が接触することなく保護できるため、ビ
ン等の収納対象物の損傷が少い。
B また、組立後に収納対象物を収容した際に支
持壁カを介して支持壁カの貼着部に加わる力に
対し、該貼着部と同一面で連設した幅狭の帯部
ヌによつて支持抵抗するようになるから、該貼
着部の耐久性が向上し、強固な支持壁を形成す
ることができ、収納対象物の収容保護機能を向
上させる効果等が達成される。
C さらに本考案の仕切箱は、中仕切壁15,1
5Aの各支持壁カを上端同一平面で幅狭の帯部
ヌにより連設し、該帯部ヌには接着剤を塗布し
ないため、当該部分において接着剤がはみだ
し、これが前後壁、左右側壁等に接着して、扁
平状態の箱を立体的に組立てることができない
といつた不良品を発生することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の仕切箱の展開裏面図、第2図
乃至第4図は第1図の仕切箱の組立順序を示す説
明図、第5図は第1図の仕切箱の使用状態を示す
一部省略拡大平面図、第6図は第5図の−線
における一部省略断面図、第7図は第5図の−
線における一部省略断面図、第8図は第1図に
係る仕切箱の底部をオートボトム形式とした展開
裏面図である。 イ……横長貼着部、チ……切込線、ヌ……帯
部、カ……支持壁、ヨ……仕切壁、タ……貼着
部、1……貼代壁、1a……裏面貼着部、3……
中壁、5……中側壁、7……後壁、9……右側
壁、11……前壁、13……左側壁、13A……
側端貼着部、15,15A……中仕切壁、17…
…上蓋壁、19,23……差込片、21……底蓋
壁、25,27……折込壁、30,32……折込
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貼代壁1、中壁3、中側壁5、後壁7、右側壁
    9、前壁11、左側壁13を折目を介して横に連
    設し、且つ前壁11の上部に折目を介して中仕切
    壁15Aを連設するとともに中壁3の上部または
    下部に中仕切壁15を連設し、この中仕切壁1
    5,15Aには、略S字状又は略逆S字状の切込
    線チを複数並行に設けて、下方に横長貼着部イ
    を、その上方に複数個の支持壁カ及び仕切壁ヨを
    それぞれ形成し、上蓋及び底蓋を形成した仕切箱
    において、前記切込線チの上端の同一面において
    支持壁カ相互を連結する接着剤を塗布しない幅狭
    の帯部ヌを形成してなり、中仕切壁15の横長貼
    着部イを中壁3に接着するとともに中仕切壁15
    Aの横長貼着部イを前壁11に接着し、また中仕
    切壁15の各支持壁カの貼着部タを後壁7に、貼
    代壁1の裏面貼着部1aを右側壁9にそれぞれ重
    合接着し、中仕切壁15Aの各支持壁カの貼着部
    タを中壁3に、左側壁13の側端貼着部13aを
    中側壁5にそれぞれ重合接着したことを特徴とす
    る仕切箱。
JP1984188019U 1984-12-10 1984-12-10 Expired JPH0356502Y2 (ja)

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JPS61103309U JPS61103309U (ja) 1986-07-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916264Y2 (ja) * 1982-02-02 1984-05-14 和氣紙器工業株式会社 紙函用台紙
JPS5916263Y2 (ja) * 1982-02-02 1984-05-14 和氣紙器工業株式会社 紙函用台紙

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