JPH0356230Y2 - - Google Patents

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JPH0356230Y2
JPH0356230Y2 JP4843886U JP4843886U JPH0356230Y2 JP H0356230 Y2 JPH0356230 Y2 JP H0356230Y2 JP 4843886 U JP4843886 U JP 4843886U JP 4843886 U JP4843886 U JP 4843886U JP H0356230 Y2 JPH0356230 Y2 JP H0356230Y2
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JP
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extractor
receiver
extractor body
coffee
batten
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  • Tea And Coffee (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコーヒー、紅茶、ウーロン茶等が夫々
おいしく、かつ工業的に能率よく抽出できて、し
かも、コーヒー、紅茶、ウーロン茶等いずれも共
用できる、多用性のある抽出機に関するものであ
る。
[従来の技術及び欠点] 従来、例えばコーヒーの挽き豆からコーヒーを
抽出するには、コーヒー豆100gに対して29gの
成分が抽出できた場合が最も美味であるとされて
いる。しかしながら、従来は一般に加圧抽出法が
採用されており、この加圧抽出法では密閉容器内
で熱湯は105〜130℃位に過熱されしかも強制的に
熱湯をを通すために、コーヒー豆から抽出する成
分は前記した29gを超過して、例えば美味を損ね
る渋み等の成分をも抽出してしまう不都合があつ
た。
さらに、従来の抽出器はコーヒー、紅茶、ウー
ロン茶に共用できないために夫々専用の抽出器を
必要とし、過大な設備投資が必要であつた。
[考案の目的] 本考案の常温抽出法により、熱湯を自然に落と
して通し、コーヒー、紅茶、ウーロン茶が夫々お
いしく得られるようにししかもこれらのすべてに
共用できる抽出機を提供することを目的とするも
のである。
[考案の構成] 上下面を開口してなる側枠体の底面に金網を張
設して形成した抽出器本体を水平状に支持させる
と共に、該抽出器本体の上方に近接させてカバー
を配置し、さらに該抽出器本体に上方より熱湯が
均等に供給できるようカバー内に給湯管を配管
し、一方、該抽出器本体の下方には複数の透孔を
開設した目板を内側に載置すると共に該目板上面
に濾過材を取換え自由に敷設した受け器を配し、
抽出器本体の下面に目板が接離自在に調接できる
よう該受け器を上下移動可能に設けて構成する。
[作用] 抽出器本体内に、コーヒーの挽き豆や、紅茶、
ウーロン茶の葉を適量入れて、給湯管より熱湯を
供給すれば抽出された成分を含む液は下方へ自然
落下し、濾過材を透過して濾過され受け器に収容
される。
特にコーヒーの挽き豆の場合は、受け器を上方
へ移動させて、目板を抽出器本体下面の金網に接
するように位置させてやれば抽出器本体は底面を
封止され、該抽出器本体に供給された熱湯が一時
的に滞溜され、コーヒー等の成分の抽出を継続さ
せコーヒー本来の旨味を出させる。従つて、受け
器を上昇させ、抽出器本体の底面を封止する時間
を変えることで抽出成分の抽出率が自由に制御で
きて、コーヒー、紅茶、ウーロン茶に夫々最適の
抽出を行なえる。
[実施例] 図において1はステンレス鋼板等により断面方
形に形成すると共に上下面を開口した側枠体2の
底面に金網3を張設してなる抽出器本体である。
本実施例では該抽出器本体1を3個並列させた状
態で外枠体4に収容してビス5により固定して連
結している。そして、この外枠体4の左右両端側
に夫々2本ずつ支軸6,6を突設し、該各支軸の
先端にローラー7を取付けている。
8a〜8dは外枠体4の四隅角に接近位置して
直立させた支柱である。これらの支柱には互に前
後に配置したものの間に前記各ローラー7を回転
自在に支持させる断面コ字状のレール9,9を
夫々水平に架設して外枠体4と共に各抽出器本体
1を前後方向に水平移動できるように支持させて
いる。
10は各抽出器本体1の上面を閉止させるカバ
ーであり、該各カバー10には給湯管11を上方
から連通させて、バルブ12の開閉により各抽出
器本体1へ熱湯を適量供給するようにしており、
さらに給湯管11の下端に分岐管11a〜11c
を連結して、抽出器本体1の全面に均等に給湯で
きるようにしている。
13は各抽出器本体1で抽出したコーヒー等を
受止めさせる皿状をなした受け器で、底壁はコー
ヒーが集まるように一方向に下傾してある。該受
け器13には内側の所要高さ位置に突片14を設
けて該突片14上に複数の透孔を開設した目板1
5を支持させ、更に該目板15上にネル布地等の
濾過材16を着脱自在に敷設している。また該受
け器13の外側には四隅部に螺子孔17aを設け
た支持板17を取付けている。18は受け器13
の底壁の下傾端側に設けた取出口であり、コーヒ
ー等はここからコーヒー等を缶に詰める装置(図
示せず)へ送られる。
19a〜19dは前記各支持板17の螺子孔1
7aに螺合して支持するべく前記支柱8a〜8d
の内側位置に上下端をそれぞれ軸受32,32で
支持され立設した回転支柱であり、上半部に設け
たねじ部20に夫々前記支持板17に設けたねじ
孔17aを螺合させている。これらの各回転支柱
19a〜19dの下部にはスプロケツト21を
夫々取付けてチエーン22を周回懸架させてい
る。
23はモータ24の駆動軸25に固設したスプ
ロケツトで、前記チエーン22に係合させて、モ
ータ24の駆動により回転させてチエーン22を
介して各回転支柱19a〜19dを同一方向に回
転することで受け器13を第1図に矢示するよう
に上下に移動させるように構成している。
また、この実施例では支柱8b,8dに受け台
26,26を取付け、これらの受け台26,26
に前記レール9,9と同じ高さに水平状態で前端
27′,27′がレール9,9の後端9′,9′と近
接して対向位置する同形状のレール27,27を
水直面内で回転可能に軸支28,28させるよう
にし、また、受け台26,26の下方にコーヒー
豆等の残渣受け器29を設けている。なお、3
0,30はレール27,27を水平位置で係止さ
せるストツパーである。
次に本考案の抽出器の使用について説明する。
先ず、コーヒーを抽出する場合は、各抽出器本体
1をカバー10の位置からずらし該各本体内にコ
ーヒー挽き豆Aを適量入れ、再びカバー10の下
方にセツトする。そして第4図に示すようにモー
ター24を駆動させることにより受け器13を上
昇させて濾過材16を敷設した目板15が各抽出
器本体1下面の金網3に接するようにする。続い
て、各抽出器本体1内に給湯管11より93〜95℃
位の熱湯を供給してやれば、熱湯は底面を濾過材
16で封止された抽出器本体1内に一時的に滞溜
して、挽き豆Aから成分の抽出を続けさせる。こ
の状態でコーヒーは少しづつ濾過材16を介して
目板15の透孔から受け器13内に自然に落下す
る。そして、抽出されたコーヒーは取出口18か
ら取り出され缶や瓶等の容器に詰められる。
また、紅茶やウーロン茶を抽出する場合は、第
5図に示すように受け器13を抽出器本体1の下
面から離した状態にセツトして、抽出器本体1に
茶葉Bを入れて給湯管11から同様に熱湯を注い
で垂れ流し式に流下させることで必要成分を抽出
したおいしい紅茶やウーロン茶を受け器13に収
容させることができる。
さらに、この際長い時間抽出して、熱湯で茶が
膨張し茶と茶の間に空間ができ、必要成分を出し
きれずに熱湯が流下してしまうのを防ぐため第6
図に示すように抽出器本体1内で茶葉B上に落と
し蓋31を乗せて抑えてやれば、茶葉の間隙が密
になり、茶と茶の間に一時的にも熱湯が滞留し茶
葉の成分抽出量を増加させることが可能である。
そして、成分を抽出したコーヒー挽き豆Aや茶
葉Bの残渣はそのまま外枠体4と共に第2図に矢
示しかつ鎖線で示すようにレール9,9に沿つて
後方の同形状のレール27,27へ移動させ、つ
いで該レール27,27と一諸に各抽出器本体1
を軸支28,28を支点にして第3図に矢示する
方向に回転させ残渣受け器29に落下収容させ
る。なお、この残渣の取除きの構成は図示したよ
うに各抽出器本体1を前後方向に移動させるもの
に限らず、図示は省略するがレールを左右方向に
敷設して、抽出器本体を同方向に移動させるよう
に構成することが可能であること勿論であり、抽
出器本体を設置するスペース又は数等に合わせて
適宜選択して採用すればよい。
[考案の効果] 以上に述べたように本考案の抽出器は従来の加
圧抽出によるものと異なり常圧抽出によるもので
あり、しかも抽出器本体に対して受け器を上下移
動自在に配して、コーヒー挽き豆、紅茶、ウーロ
ン茶などに対して受け器を調節自在に移動させ抽
出することで、それら最高の美味の成分が抽出で
きる条件にそれぞれ適合させ、非常においしい飲
物を提供することができる。しかも、一台の抽出
器でこれら種別によつて使い分けできるといつた
多用的に使用できるから、設備投資面においても
負担が軽減でき経済的にも顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例に係わるもので第1図は一
部切欠いて示す正面図、第2図は第1図のA−A
線から見た平面図、第3図は側面図、第4図乃至
第6図は使用状態を説明するための要部の拡大断
面図である。 1……抽出器本体、2……側枠体、3……金
網、8a〜8d……支柱、10……カバー、11
……給湯管、13……受け器、15……目板、1
6……濾過材、31……落とし蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上下面を開口してなる側枠体の底面に金網を
    張設して形成した抽出器本体を水平状に支持さ
    せると共に、該抽出器本体の上方に近接させて
    カバーを配置し、さらに該抽出器本体に、上方
    より熱湯が均等に供給できるようカバー内に給
    湯管を配管し、一方、該抽出器本体の下方には
    複数の透孔を開設した目板を内側に載置すると
    共に該目板上面に濾過材を取換え自由に敷設し
    た受け器を配し、抽出器本体の下面に目板が接
    離自在に調接できるよう該受け器を上下移動可
    能に設けたことを特徴とするコーヒー、紅茶等
    の抽出機。 2 抽出器本体内に落とし蓋を着脱自在に設けた
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項記載のコーヒー、紅茶等の抽出機。
JP4843886U 1986-04-01 1986-04-01 Expired JPH0356230Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4843886U JPH0356230Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4843886U JPH0356230Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62160878U JPS62160878U (ja) 1987-10-13
JPH0356230Y2 true JPH0356230Y2 (ja) 1991-12-17

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JP4843886U Expired JPH0356230Y2 (ja) 1986-04-01 1986-04-01

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CN103006065B (zh) * 2006-10-24 2015-09-23 布瑞威利私人有限公司 泡茶器

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JPS62160878U (ja) 1987-10-13

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