JPH0356040Y2 - - Google Patents

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JPH0356040Y2
JPH0356040Y2 JP1987011503U JP1150387U JPH0356040Y2 JP H0356040 Y2 JPH0356040 Y2 JP H0356040Y2 JP 1987011503 U JP1987011503 U JP 1987011503U JP 1150387 U JP1150387 U JP 1150387U JP H0356040 Y2 JPH0356040 Y2 JP H0356040Y2
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liquid
stop valve
pipe
valve
nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、半導体製造用レジスト液、レジスト
シンナー、レジスト現像液、エツチング液、リン
ス液等の液体をフオトマスク基板や半導体基板に
半導体酸化物を被着した基板上に滴下する装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の滴下装置としては第2図に示す
ものが知られている。すなわち、1はレジスト液
等の液体2を貯蔵する貯蔵部としての容器、3は
一端が容器1内に挿入され他端にノズル4が設け
られた前記液体2を移送するための配管、5は逆
止弁、6は容器1内の液体2を吸い上げノズル4
に導くためのベローズポンプからなる圧送部、7
は液体2をノズル4から所定量滴下した後、液体
2の移送を停止するための停止弁で、この弁は逆
止弁作用を有している。8は停止弁7の閉鎖直後
に動作することによりノズル4側の液体を容器1
側に引き戻し、液体滴下終了時の液体2のボタ落
ち、ノズル部での液体乾燥によるノズルの汚染、
液体の粘度変化等を防止する引き戻し手段として
のサツクバツクバルブ、9は液体2内に混入して
いる異物を除去するためのフイルタ部で、これら
によつて滴下装置20を構成している。逆止弁
5、圧送部6、停止弁7、サツクバツクバルブ8
およびフイルタ部9はこの順序で配管3の途中に
設けられている。フイルタ部9には液体2を固化
させる空気を外部に排出するための手段としてニ
ードル弁10が設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の滴下装置にお
いては、停止弁7、サツクバツクバルブ8および
フイルタ部9がこの順序で圧送部6とノズル4と
の間に配設されていることから、停止弁7によつ
て液体2の移送を停止しても、フイルタ部9内に
液体2を滴下させるための圧力が残つているため
に、サツクバツクバルブ8を作動させてノズル4
側の液体2を引き戻そうとしてもその効果を十分
に発揮できず、液体2がフオトマスク基板上にボ
タ落ちしてしまい、均一な膜厚のレジスト膜が得
られないという問題があつた。このことは、特に
未使用のフイルタを内蔵したフイルタ部を用いた
時に顕著である。すなわち、未使用フイルタは液
体2がフイルタを通過しずらいことから、圧送部
6の圧力を高くして液体2をノズル4へ移送する
必要があるが、そうするとサツクバツクバルブ8
による引き戻し効果をより一層低下させることに
なるからである。
なお、サツクバツクバルブ8をフイルタ部9と
ノズル4との間に配置しても、フイルタ部内の圧
力の影響を受けるため、同様に液体はボタ落ちす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係る滴下装置は上述したような問題点
を解決すべくなされたもので、液体中の異物を除
去するフイルタ部、滴下終了後閉鎖される停止弁
の閉鎖直後に動作してノズル側の液体を停止弁側
へ引き戻す手段とをこの順序で液体移送用配管の
途中に設けたものである。
〔作用〕
本考案においてはフイルタ部内の圧力は停止弁
で遮断され、下流側の引き戻し手段に作用しない
ため、該手段による引き戻し効果を十分に発揮す
るこてができる。したがつて、滴下終了後の液体
のボタ落ちを防止する。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係る滴下装置の一実施例を示
す構成図である。なお、図中第2図に示した従来
装置と同一構成部品のものに対しては同一符号を
以つて示し、その説明を省略する。同図におい
て、本実施例は配管3の途中で圧送部6とフイル
タ部9との間に逆止弁21を設けた点、同じく配
管3の途中でフイルタ部9とノズル4との間にエ
ア駆動型の停止弁7(例:(株)ハルナ社製エア弁
AV1C−53T−W1/4T)および液体2の引き戻
し手段としてのダイヤフラム式サツクバツクバル
ブ8(例:フローコントロールコンポーネツツ社
製990−01)をこの順序で配置した点および容器
1をフイルタ部9のニードル弁10とを配管3と
は別の配管22によつて接続した点が第2図に示
した従来装置と異なつている。
この場合、配管3と22とは容器1内において
適宜間隔D(例えば10cm程度)を保つて液体2内
に差し込まれ、また配管22の下端は配管3の下
端よりΔh(例:1cm)だけ上方に位置している。
フイルタ部9の空気排出口24は、該フイルタ部
9における液体2がフイルタに入る方を上にし、
その最高の位置に設けられており、最も空気が排
出しやすいようになつている。上流側の逆止弁5
は圧送部6が収縮したとき、圧送部6側の液体2
が容器1側に逆流するのを防止する。一方、下流
側の逆止弁21は圧送部6が伸長した時、該圧送
部6が負圧となるためフイルタ部9側の液体2が
圧送部6側に逆流するのを防止する。
次に、このような構成からなる滴下装置の動作
等について説明する。
先ず圧送部6を伸縮動作させることにより、容
器1内の液体2を配管3内に吸い上げ、逆止弁
5、圧送部6、逆止弁21、フイルタ部9、停止
弁7およびサツクバツクバルブ8を経てノズル4
に導き、フオトマスク基板25上に滴下する。圧
送部6の動作中、ニードル弁10は開いており、
フイルタ部9内の空気を配管22を介して容器1
内に排出する。次に、所定量の液体2を滴下した
後、停止弁7を閉鎖する。この時、圧送部6のベ
ローズは伸長状態にて停止する。停止弁7の閉鎖
後直ちにサツクバツクバルブ8を動作させてノズ
ル4側の液体2を停止弁7側に引き戻し、ノズル
4からのボタ落ちを防止する。続いて、再度液体
2を滴下するときは、停止弁7を開く一方、サツ
クバツクバルブ8を停止し、圧送部6のベローズ
を伸縮動作させればよい。
ここで、本実施例構造においてはフイルタ部
9、停止弁7およびサツクバツクバルブ8を配管
3の途中にこの順序で配置しているので、液体2
の移送・滴下終了時にフイルタ部9内の圧力を停
止弁7が完全に遮断してサツクバツクバルブ8に
伝えることがなく、したがつて該バルブ8による
液体の引き戻し効果を十分に発揮し、ノズル4か
らの液体2のボタ落ちを防止するものである。ま
た、本実施例はフイルタ部9の最も高い位置にニ
ードル弁10が接続される空気排出口24を設
け、かつその配管22を容器1内の液体2中に挿
入しているので、フイルタ部9内に空気が滞留す
ることがなく、その結果液体2の固化を防止で
き、またフイルタ部9内の液体が空気と共に前記
排出口24より排出されても、この液体はニード
ル弁10および配管22を通つて容器1内に排出
され、再利用されるため、液体2の消費量が少な
く経済的である。さらに、配管22の容器1側端
を配管3の容器1側端より適宜距離Dだけはなす
と共に上方にΔhだけ位置させているので、配管
22から液体2中に排出された空気が配管3に入
り込むことはない。加えて、容器1内の液体2が
配管22を通つてフイルタ部9内に入つても、そ
の入つた液体はフイルタによつてフイルタリング
されることから何ら問題はない。また、圧送部6
を停止したときでも、ニードル弁10を開いてお
けば、フイルタ部9内の空気はそのフイルタ部9
内が大気圧になるまで排出され、液体2の固化を
減少させることができる。
なお、上記実施例はベローズポンプで圧送部6
を構成したが、本考案はこれに何ら特定されるも
ものではなく、他のポンプであつてもよく、また
容器1内にN2ガス等の不活性ガスを入れて、そ
の圧力により液体2を送り出すようにしたもので
あつてもよい。但し、この加圧による移送の場合
は、逆止弁は1つでよい。さらに、上記実施例の
ようにフイルタ部9に空気排出用の配管22を接
続しているときは、該配管22を容器1とは別の
容器に入れる必要がある。なぜなら、同一の容器
だと、配管22を逆流してしまうからである。ま
た、上記実施例構造であつても、別の容器を設
け、その中に配管22を挿入してもよい。
また、停止弁7および引き戻し手段8も上述の
形式のものに特定されるものではなく、他の形式
のものの使用が可能であることはいうまでもな
い。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案に係る滴下装置は、液
体移送用の配管途中にフイルタ部を設け、このフ
イルタ部とノズルとの間の配管中に停止弁と、滴
下終了後ノズル側の液体を停止弁側に引き戻す手
段とをこの順序で設けたので、滴下終了時にフイ
ルタ部内の圧力を停止弁が遮断して引き戻し手段
に悪影響を及ぼすことがなく、したがつて、該引
き戻し手段が十分に引き戻し効果を発揮し、ノズ
ルからの液体のボタ落ち、更には液体乾燥による
ノズル部の汚染、液体の粘度変化等を防止し、安
定した装置を提供することができる。また、構造
も簡単で、既存装置でも容易に改良することがで
き、その実用上の効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る滴下装置の一実施例を示
す構成図、第2図は従来装置の構成図である。 1……容器(貯蔵部)、2……液体、3……配
管、4……ノズル、5……逆止弁、6……圧送
部、7……停止弁、8……サツクバツクバルブ、
9……フイルタ部、10……ニードル弁、22…
…配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 滴下すべき液体を貯蔵する貯蔵部と、先端にノ
    ズルが設けられ前記液体を移送するための配管
    と、前記貯蔵部内の液体を配管に導くための圧送
    部と、前記配管の途中に設けられ液体中の異物を
    除去するフイルタ部と、このフイルタ部より下流
    側配管中に設けられ滴下終了後閉鎖される停止弁
    およびこの停止弁より下流側配管中に設けられ該
    停止弁の閉鎖直後動作することによりノズル側の
    液体を停止弁側へ引き戻すための手段とを備えた
    ことを特徴とする滴下装置。
JP1987011503U 1987-01-30 1987-01-30 Expired JPH0356040Y2 (ja)

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JPS63121435U JPS63121435U (ja) 1988-08-05
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JP3443192B2 (ja) * 1994-11-04 2003-09-02 大日本スクリーン製造株式会社 基板処理装置用処理液供給装置
JP6468339B2 (ja) * 2017-11-24 2019-02-13 三菱ケミカル株式会社 半導体リソグラフィー用重合体の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61198723A (ja) * 1985-02-28 1986-09-03 Toshiba Corp レジスト塗布装置

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