JPH0355981A - 僞信号防止光学装置 - Google Patents
僞信号防止光学装置Info
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- JPH0355981A JPH0355981A JP2151458A JP15145890A JPH0355981A JP H0355981 A JPH0355981 A JP H0355981A JP 2151458 A JP2151458 A JP 2151458A JP 15145890 A JP15145890 A JP 15145890A JP H0355981 A JPH0355981 A JP H0355981A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/42—Diffraction optics, i.e. systems including a diffractive element being designed for providing a diffractive effect
- G02B27/46—Systems using spatial filters
Landscapes
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Blocking Light For Cameras (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は低域フィルタ・偽信号防止光学装置に関するも
のである。さらに具体的にいえば、本発明は、像検出装
置、例えば、ＣＣＤ （電荷結合装置）またはそれと同
等の装置を用いた像検出固体装置のような、焦平而アレ
イと共に用いられる低域フィルタ・偽信号防止光学装置
に関するものである。この像検出装置は、空間的サンプ
リングを実行することにより、予め定められた像をピッ
クアップ出力を生ずる。
のである。さらに具体的にいえば、本発明は、像検出装
置、例えば、ＣＣＤ （電荷結合装置）またはそれと同
等の装置を用いた像検出固体装置のような、焦平而アレ
イと共に用いられる低域フィルタ・偽信号防止光学装置
に関するものである。この像検出装置は、空間的サンプ
リングを実行することにより、予め定められた像をピッ
クアップ出力を生ずる。
［従来の技術および問題点］
カラー・ビデオ・カメラは、典型的な場合、観察される
物体光に対応するカラー信号出力を生ずる。このカラー
信号出力は、ビデオ・カメラの前に置かれたカラー・フ
ィルタで物体光の像をカラー・コード化し、そして像検
出固体装置として、例えば、ＣＣＤのような光検出素子
のアレイを用いて、おのおののカラーを空間的にサンプ
リングすることによって行なわれる。このような作像装
置の場合、用いられるサンプリング間隔で解析するには
大き過ぎる周波数を含む物体光の成分は、より低い周波
数の成分の振幅に影響し、したがって、像のエラーを生
ずることがよく知られている。
物体光に対応するカラー信号出力を生ずる。このカラー
信号出力は、ビデオ・カメラの前に置かれたカラー・フ
ィルタで物体光の像をカラー・コード化し、そして像検
出固体装置として、例えば、ＣＣＤのような光検出素子
のアレイを用いて、おのおののカラーを空間的にサンプ
リングすることによって行なわれる。このような作像装
置の場合、用いられるサンプリング間隔で解析するには
大き過ぎる周波数を含む物体光の成分は、より低い周波
数の成分の振幅に影響し、したがって、像のエラーを生
ずることがよく知られている。
この効果を当業者は偽歪み信号、または、アンダーサン
プリング偽信号と呼んでいる。
プリング偽信号と呼んでいる。
全体的にいえば、もし光検出阻止のアレイに対する光学
装置が物体光の高周波数成分を除去する周波数特性を有
するならば、偽信号をなくすることができる。その結果
、電子作像装置を設計するさい、像の先鋭度と、偽歪み
信号またはアンダーサンプリング偽信号に対する作像装
置の感度との間の妥協の問題があることが、先行技術に
おいてよく知られている。両者の妥協の結果、民生用の
カラー・ビデオ・カメラで通常用いられている部品は、
複屈折性不鮮明化フィルタのような光学装置である。こ
のような装置は、典型的な場合には、レンズと光センサ
・アレイとの間に配置され、低域フィルタの機能を与え
る。この低域フィルタ機能により、物体光の空間周波数
のうち光センサ・アレイのナイキスト周波数以上の周波
数の威分が小さくなり、そしてその作像装置の偽歪み信
号に対する感度が小さくなる。例えば、検出されたおの
おののカラーの画素密度が同じで、検出されたおのおの
のカラーが同じナイキスト周波数を有するように多数の
センサが配置された場合、偽歪み信号を小さくするのに
無色の低域フィルタ、すなわち、「不鮮明化」は効果的
である。
装置が物体光の高周波数成分を除去する周波数特性を有
するならば、偽信号をなくすることができる。その結果
、電子作像装置を設計するさい、像の先鋭度と、偽歪み
信号またはアンダーサンプリング偽信号に対する作像装
置の感度との間の妥協の問題があることが、先行技術に
おいてよく知られている。両者の妥協の結果、民生用の
カラー・ビデオ・カメラで通常用いられている部品は、
複屈折性不鮮明化フィルタのような光学装置である。こ
のような装置は、典型的な場合には、レンズと光センサ
・アレイとの間に配置され、低域フィルタの機能を与え
る。この低域フィルタ機能により、物体光の空間周波数
のうち光センサ・アレイのナイキスト周波数以上の周波
数の威分が小さくなり、そしてその作像装置の偽歪み信
号に対する感度が小さくなる。例えば、検出されたおの
おののカラーの画素密度が同じで、検出されたおのおの
のカラーが同じナイキスト周波数を有するように多数の
センサが配置された場合、偽歪み信号を小さくするのに
無色の低域フィルタ、すなわち、「不鮮明化」は効果的
である。
Ｍ．ＭｉｎｏおよびＹ．Ｏｋａｎｏによる論文「単一ビ
デコン使用のカラー・テレビジョン・カメラのための低
域光フィルタ（ＯｐｔｉＣａｌ Ｌｏｗ−Ｐａｓｓ Ｆ
ｉｌｔｅｒ ｆｏｒ ａＳｉｎｇｌｅ−Ｖｉｄｉｃｏｎ
Ｃｏｌｏｒ Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｃａｍｅｒａ）
Ｊ（Ｊｏｕｒｎｘｌ ｏｌ ｔｈｅ ＳＭＰＴＥ，第
８１巻、２８２頁−２８５頁、１９７２年４月）に、偽
歪み信号を除去するのに用いられる低域光フィルタが満
たさなければならないいくつかの必要な条件が開示され
ている。具体的にいえば、その１つの条件は、低域光フ
ィルタは位相フィルタであることが好ましく、透過光の
強度を小さくしないことである。低域フィルタに対する
また別の条件は、この低域光フィルタの効果が光像装置
の開口に依存しないことである。これらの条件の他に、
この低域光フィルタは比較的安いコストで容易に製造で
きるという条件が要請される。
デコン使用のカラー・テレビジョン・カメラのための低
域光フィルタ（ＯｐｔｉＣａｌ Ｌｏｗ−Ｐａｓｓ Ｆ
ｉｌｔｅｒ ｆｏｒ ａＳｉｎｇｌｅ−Ｖｉｄｉｃｏｎ
Ｃｏｌｏｒ Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｃａｍｅｒａ）
Ｊ（Ｊｏｕｒｎｘｌ ｏｌ ｔｈｅ ＳＭＰＴＥ，第
８１巻、２８２頁−２８５頁、１９７２年４月）に、偽
歪み信号を除去するのに用いられる低域光フィルタが満
たさなければならないいくつかの必要な条件が開示され
ている。具体的にいえば、その１つの条件は、低域光フ
ィルタは位相フィルタであることが好ましく、透過光の
強度を小さくしないことである。低域フィルタに対する
また別の条件は、この低域光フィルタの効果が光像装置
の開口に依存しないことである。これらの条件の他に、
この低域光フィルタは比較的安いコストで容易に製造で
きるという条件が要請される。
物体光の空間周波数に対して低域フィルタとして機能す
る多くの装置が、当業者により提案されている。けれど
も、これらの装置はいずれも、欠点を少なくともｌつ有
している。例えば、多くの市販されているビデオ・カメ
ラに用いられている偽信号抑止位相フィルタは、複屈折
性の不鼾明化フィルタである。このようなフィルタは典
型的な場合には水晶で作成され、そしてそのフィルタ板
の結晶軸は表面に対して約４５°の方向を向いている。
る多くの装置が、当業者により提案されている。けれど
も、これらの装置はいずれも、欠点を少なくともｌつ有
している。例えば、多くの市販されているビデオ・カメ
ラに用いられている偽信号抑止位相フィルタは、複屈折
性の不鼾明化フィルタである。このようなフィルタは典
型的な場合には水晶で作成され、そしてそのフィルタ板
の結晶軸は表面に対して約４５°の方向を向いている。
この方位の場合、複屈折性の水晶は複屈折効果を示し、
このフィルタに偏光していない入射光線が入ると、フィ
ルタを透過した後、２つの偏光した出力光線になる。こ
の形式のフィルタはかなり高価であるという欠点を有し
ており、また製造も容易ではない。
このフィルタに偏光していない入射光線が入ると、フィ
ルタを透過した後、２つの偏光した出力光線になる。こ
の形式のフィルタはかなり高価であるという欠点を有し
ており、また製造も容易ではない。
当業者に周知であるまた別の実施例は、統計的に分布し
た位相素子で構成された光雑音位相フィルタである。こ
の光雑音フィルタは、作像装置の対物レンズの開口絞り
が小さくなった時、位相素子を統計的に分布させること
が難しくなるという欠点を有する。
た位相素子で構成された光雑音位相フィルタである。こ
の光雑音フィルタは、作像装置の対物レンズの開口絞り
が小さくなった時、位相素子を統計的に分布させること
が難しくなるという欠点を有する。
前記で簡単に説明した複屈折性の不鼾明化フィルタや光
雑音フィルタの他に、位相回折格子が周波数選択フィル
タとして用いることができることがよく知られている。
雑音フィルタの他に、位相回折格子が周波数選択フィル
タとして用いることができることがよく知られている。
けれども、このような回折格子は周波数選択性を有し、
そして回折格子の寸法は対物開口絞りによって制限され
る。さらに、このような回折格子はかなり高価であり、
そしてまた複雑であるので製造も容易ではない。
そして回折格子の寸法は対物開口絞りによって制限され
る。さらに、このような回折格子はかなり高価であり、
そしてまた複雑であるので製造も容易ではない。
前記の説明からすぐにわかるように、光学作像装置の事
実上すべての開口絞りにおいて効果的に動作し、かつ、
比較的に簡単で製造が容易であり、かつ、コストが安い
低域光学位相フィルタがこの分野において要望されてい
る。
実上すべての開口絞りにおいて効果的に動作し、かつ、
比較的に簡単で製造が容易であり、かつ、コストが安い
低域光学位相フィルタがこの分野において要望されてい
る。
［発明の要約］
本発明による実施例はいずれも、前記要請をすべて満た
している。すなわち、本発明により、光学作像装置の事
実上すべての開口絞りにおいて効果的に動作し、かつ、
比較的に簡単で製造が容易であり、かつ、コストの安く
、波長に依存しない低域光学位相フィルタかえられる。
している。すなわち、本発明により、光学作像装置の事
実上すべての開口絞りにおいて効果的に動作し、かつ、
比較的に簡単で製造が容易であり、かつ、コストの安く
、波長に依存しない低域光学位相フィルタかえられる。
特に、本発明の光学装置の１つの実施例は４個の小さな
楔形状の突起体で構成された事実上透明な凸形ピラミッ
ド構造体を有する、または４個の浅い楔形状の凹部で構
成された事実上透明な凹形ピラミッド措造体を有する。
楔形状の突起体で構成された事実上透明な凸形ピラミッ
ド構造体を有する、または４個の浅い楔形状の凹部で構
成された事実上透明な凹形ピラミッド措造体を有する。
本発明の凸形ピラミッド構造体の１つの好ましい実施例
では、ピラミッド構造体の楔形突起体はフッ化バリウム
（ Ｂ ａ Ｆ ２ ）で作成され、そしてこのフッ化
バリウムの突起体は、水（Ｈ，，ｏ）の吸着を防止する
ために、フッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）で被覆される
。さらに、ピラミッド構造体はガラス板、またはプラス
チック板、またはレンズの表面の上に作成することがで
きる。
では、ピラミッド構造体の楔形突起体はフッ化バリウム
（ Ｂ ａ Ｆ ２ ）で作成され、そしてこのフッ化
バリウムの突起体は、水（Ｈ，，ｏ）の吸着を防止する
ために、フッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）で被覆される
。さらに、ピラミッド構造体はガラス板、またはプラス
チック板、またはレンズの表面の上に作成することがで
きる。
本発明のまたべつの実施例では、ピラミッド構造体は軟
い材料、例えばプラスチック材料を、定の形状の硬い表
面に押し付けてプレス加工することによって製造するこ
とができる。この製造法により、軟い材料の中に要求さ
れた凸形ピラミッド構造体、または凹形ピラミッド構造
体を作成することができる。
い材料、例えばプラスチック材料を、定の形状の硬い表
面に押し付けてプレス加工することによって製造するこ
とができる。この製造法により、軟い材料の中に要求さ
れた凸形ピラミッド構造体、または凹形ピラミッド構造
体を作成することができる。
本発明の装置は、開口絞り面またはその像の位置に、配
置されて用いられるのが好ましい。光学作像装置では、
開口絞り面またはその像の位置に、絞りを配置するのが
通常である。このように配置することにより、開口絞り
面の位置に配置された絞りは開いたりまたは閉じたりす
ることができ、かつ、本発明の装置により実質的に同じ
大きさの低域フィルタ作用をうろことができる。
置されて用いられるのが好ましい。光学作像装置では、
開口絞り面またはその像の位置に、絞りを配置するのが
通常である。このように配置することにより、開口絞り
面の位置に配置された絞りは開いたりまたは閉じたりす
ることができ、かつ、本発明の装置により実質的に同じ
大きさの低域フィルタ作用をうろことができる。
実際に使用する場合には、本発明の装置に入射する光の
約４分の１ずつが、ピラミッド槽造体のそれぞれの楔状
体の表面に入射する。本発明のピラミッド構造体のそれ
ぞれの楔状体部分の楔角の大きさによってその楔状体を
透過した光が入射光に対して偏向する角度の大きさが定
まる。さらに、当業者にはすぐにわかるように、本発明
のピラミッド構造体において反対側に配置されている楔
状体は、その透過光を反対方向に偏向する。このことに
よって、ピラミッド構造体の楔角をある程度大きくする
ことにより、この構造体を透過した光は光センサ・アレ
イの中の数個の画素または数個のセンサを、同時に平均
して照射する。このことにより不鮮明化効果かえられ、
そして空間低域フィルタ効果かえられる。
約４分の１ずつが、ピラミッド槽造体のそれぞれの楔状
体の表面に入射する。本発明のピラミッド構造体のそれ
ぞれの楔状体部分の楔角の大きさによってその楔状体を
透過した光が入射光に対して偏向する角度の大きさが定
まる。さらに、当業者にはすぐにわかるように、本発明
のピラミッド構造体において反対側に配置されている楔
状体は、その透過光を反対方向に偏向する。このことに
よって、ピラミッド構造体の楔角をある程度大きくする
ことにより、この構造体を透過した光は光センサ・アレ
イの中の数個の画素または数個のセンサを、同時に平均
して照射する。このことにより不鮮明化効果かえられ、
そして空間低域フィルタ効果かえられる。
［実施例］
本発明の新規な特徴、特に本発明による構造とその動作
方式について具体的に説明する。また、本発明のこの他
の目的やその他の利点についても説明する。本発明は、
添付図面を参照し、例示された実施例についての下記説
明により、最もよ《理解することができるであろう。
方式について具体的に説明する。また、本発明のこの他
の目的やその他の利点についても説明する。本発明は、
添付図面を参照し、例示された実施例についての下記説
明により、最もよ《理解することができるであろう。
第１図は本発明による光学低域フィルタ・偽信号防止装
置の図面である。具体的にいえば、装置１００はガラス
板１１０の上に配置された楔状体、すなわち、四面体１
０１〜１０４を有する。楔状体１０１ 〜１０４はフッ
化バリウム（ Ｂ ａ Ｆ ２ ）で作成される。これ
らの楔状体は、水（Ｈ２０）の吸収を防止するために、
フッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）で被覆される。
置の図面である。具体的にいえば、装置１００はガラス
板１１０の上に配置された楔状体、すなわち、四面体１
０１〜１０４を有する。楔状体１０１ 〜１０４はフッ
化バリウム（ Ｂ ａ Ｆ ２ ）で作成される。これ
らの楔状体は、水（Ｈ２０）の吸収を防止するために、
フッ化マグネシウム（ＭｇＦ２）で被覆される。
ピラミッド構造体１００は、当業者にはよく知られてい
る従来の方法によって、製造することができる。具体的
な１つの実施例について説明すれば、ガラス板１１０の
上に正方形のマスクを通してＢ ａ Ｆ ２を真空蒸着
することにより、ピラミッド構造体１００を作成するこ
とができる。正方形のマスクの開口部の大きさを次第に
小さくすると、ガラス板１１０上のＢ ａ Ｆ ２が真
空蒸着する領域もまた次第に小さくなる。その後、当業
者によく知られている従来の方法により、このＢ ａ
Ｆ ２のピラミッド構造体の上に、ＭｇＦ２の被覆体が
真空蒸着によって作成される。すぐにわかるように、こ
の製造法により、透過光に対して実質的に透明であり、
かつ、透過光の波長に実質的に依存しない光学装置かえ
られる。
る従来の方法によって、製造することができる。具体的
な１つの実施例について説明すれば、ガラス板１１０の
上に正方形のマスクを通してＢ ａ Ｆ ２を真空蒸着
することにより、ピラミッド構造体１００を作成するこ
とができる。正方形のマスクの開口部の大きさを次第に
小さくすると、ガラス板１１０上のＢ ａ Ｆ ２が真
空蒸着する領域もまた次第に小さくなる。その後、当業
者によく知られている従来の方法により、このＢ ａ
Ｆ ２のピラミッド構造体の上に、ＭｇＦ２の被覆体が
真空蒸着によって作成される。すぐにわかるように、こ
の製造法により、透過光に対して実質的に透明であり、
かつ、透過光の波長に実質的に依存しない光学装置かえ
られる。
第２図において、光学ピラミッド構造体１｛）０が光学
装置２００の開口絞り面１５０すなわち、実質的に虹彩
絞りの位置に配置される。光学装置２００によって物体
の像が光センサ・アレイ２５０の上に作られる。この光
センサ●アレイ２５０は一定の間隔をもって配置された
光センサ素子によって構成される。これらの光センサ素
子はまた画素とも呼ばれる。具体的にいえば、第２図に
示されているように、ピラミッド装置１００は可変虹彩
絞りの開口部の位置に配置される。この可変虹彩絞りは
反対方向に往復運動する２枚のシャッタ羽根の形をして
おり、そして光学装置２００のレンズ１７０とレンズ１
８０との間の開口絞り面１５０の位置またはその近傍に
実質的に配置される。発散レンズ１８０はレンズ１６０
とレンズ１７０との間を進行する光を広げ、光学装置２
００を通る入射光の実質的に４分の１がピラミッド装置
の楔状体１０１〜１０４のおのおのを通る。このことか
らすぐにわかるように、光学装置２００の開口絞り面１
５０にある可変虹彩１９０は開いたりまたは閉じたりす
ることができ、かつ装置１００により実質的に同じ大き
さの低域フィルタ作用かえられる。
装置２００の開口絞り面１５０すなわち、実質的に虹彩
絞りの位置に配置される。光学装置２００によって物体
の像が光センサ・アレイ２５０の上に作られる。この光
センサ●アレイ２５０は一定の間隔をもって配置された
光センサ素子によって構成される。これらの光センサ素
子はまた画素とも呼ばれる。具体的にいえば、第２図に
示されているように、ピラミッド装置１００は可変虹彩
絞りの開口部の位置に配置される。この可変虹彩絞りは
反対方向に往復運動する２枚のシャッタ羽根の形をして
おり、そして光学装置２００のレンズ１７０とレンズ１
８０との間の開口絞り面１５０の位置またはその近傍に
実質的に配置される。発散レンズ１８０はレンズ１６０
とレンズ１７０との間を進行する光を広げ、光学装置２
００を通る入射光の実質的に４分の１がピラミッド装置
の楔状体１０１〜１０４のおのおのを通る。このことか
らすぐにわかるように、光学装置２００の開口絞り面１
５０にある可変虹彩１９０は開いたりまたは閉じたりす
ることができ、かつ装置１００により実質的に同じ大き
さの低域フィルタ作用かえられる。
入射光のほぼ４分の１が本発明ピラミッド装置１００の
楔状体１０１〜１０４のおのおのを通り、モして各楔状
体の楔角度はそれを透過する光の方向の変化の大きさを
決定する。例えば、ピラミッド装置１００の対向する位
置に配置された楔状体、例えば、楔状体１０１と楔状体
１０３、および楔状体１０２と楔状体１０４は、それら
を通る光を反対方向に変化させる。その結果、ピラミッ
ド装置１００を通った光は偏向して、平均として、光セ
ンサ・アレイ２５０の中のいくつかの素子、すなわち、
いくつかの画素に同時に入射する。このことにより不紅
明化効果かえられ、これが空間低域フィルタとして作用
する。すなわち、物体からの光はそれぞれの楔状体を通
ると光の進路がわずかに変わり、そしてこの進路の変わ
る方向が楔状体毎に異なる。楔状体１０１〜１０４の中
心の厚さが十分に大きいので、したがって、楔状体の楔
角が十分に大きいので、これらの楔状体を通った光は、
光センサーアレイ２５０の位置において、要求された不
鮮明化効果をうることかできる。
楔状体１０１〜１０４のおのおのを通り、モして各楔状
体の楔角度はそれを透過する光の方向の変化の大きさを
決定する。例えば、ピラミッド装置１００の対向する位
置に配置された楔状体、例えば、楔状体１０１と楔状体
１０３、および楔状体１０２と楔状体１０４は、それら
を通る光を反対方向に変化させる。その結果、ピラミッ
ド装置１００を通った光は偏向して、平均として、光セ
ンサ・アレイ２５０の中のいくつかの素子、すなわち、
いくつかの画素に同時に入射する。このことにより不紅
明化効果かえられ、これが空間低域フィルタとして作用
する。すなわち、物体からの光はそれぞれの楔状体を通
ると光の進路がわずかに変わり、そしてこの進路の変わ
る方向が楔状体毎に異なる。楔状体１０１〜１０４の中
心の厚さが十分に大きいので、したがって、楔状体の楔
角が十分に大きいので、これらの楔状体を通った光は、
光センサーアレイ２５０の位置において、要求された不
鮮明化効果をうることかできる。
小さくて楔状の形状の４個の突起体で構成された、事実
上透明でかつ凸形のピラミッド構造体を有する本発明の
１つの実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定
されるわけではない。例えば、本発明は、小さくて楔状
の形状の４個の凹所で構成された、事実上透明で凹形の
ピラミッド構造体を有することができる。さらに、本発
明の凸形または凹形ピラミッド構造体の実施例は、例え
ばプラスチック材料のような軟い材料をより硬い表面を
有する構造体に押し付けて成形することにより、凸形ま
たは凹形の要求されたピラミッド構造体を軟い材料で作
成することができる。作像装置の開口絞り面の位置また
はその近傍に本発明の装置を配置する代りに、本発明の
装置を開口絞り面の像の位置またはその近傍に配置する
ことによっても有益な効果かえられる。
上透明でかつ凸形のピラミッド構造体を有する本発明の
１つの実施例を説明したが、本発明はこの実施例に限定
されるわけではない。例えば、本発明は、小さくて楔状
の形状の４個の凹所で構成された、事実上透明で凹形の
ピラミッド構造体を有することができる。さらに、本発
明の凸形または凹形ピラミッド構造体の実施例は、例え
ばプラスチック材料のような軟い材料をより硬い表面を
有する構造体に押し付けて成形することにより、凸形ま
たは凹形の要求されたピラミッド構造体を軟い材料で作
成することができる。作像装置の開口絞り面の位置また
はその近傍に本発明の装置を配置する代りに、本発明の
装置を開口絞り面の像の位置またはその近傍に配置する
ことによっても有益な効果かえられる。
前記において開示された本発明の好ましい実施例に部品
を付加する、または部品を削除する、またはその他の変
更を行って本発明のまた別の実施例を構成することは当
業者には容易にできるであろう。本発明の前記実施例に
基づいて当業者により容易に変更できるその他の実施例
はすべて、本発明の範囲内に含まれるものである。例え
ば、本発明の実施例はピラミッド構造体を板の上または
板の中に作成する場合に限定されないことは、当業者に
はすぐに解るはずである。実際、本発明の別の実施例で
は、ピラミッド構造体がレンズの上に直接に作成される
。または、楔状体が別々に作成され、それらが相互に接
着されて、１つの凸形ピラミッド構造体とすることがで
きる。このような場合には、各楔状体が接着された後、
完成した装置の外側表面を研磨すると、特性が優れたも
のとなる。極めて小形の装置を使った場合には、すなわ
ち、装置それ自身の回折による不鮮明化効果により、偽
信号防止機能をうろことができる場合には、ピラミッド
構造体の中心部を平坦にして、角錐台の形状にされるで
あろう。
を付加する、または部品を削除する、またはその他の変
更を行って本発明のまた別の実施例を構成することは当
業者には容易にできるであろう。本発明の前記実施例に
基づいて当業者により容易に変更できるその他の実施例
はすべて、本発明の範囲内に含まれるものである。例え
ば、本発明の実施例はピラミッド構造体を板の上または
板の中に作成する場合に限定されないことは、当業者に
はすぐに解るはずである。実際、本発明の別の実施例で
は、ピラミッド構造体がレンズの上に直接に作成される
。または、楔状体が別々に作成され、それらが相互に接
着されて、１つの凸形ピラミッド構造体とすることがで
きる。このような場合には、各楔状体が接着された後、
完成した装置の外側表面を研磨すると、特性が優れたも
のとなる。極めて小形の装置を使った場合には、すなわ
ち、装置それ自身の回折による不鮮明化効果により、偽
信号防止機能をうろことができる場合には、ピラミッド
構造体の中心部を平坦にして、角錐台の形状にされるで
あろう。
第ｌ図は本発明の低域フィルタ・偽信号防止光学装置の
立体図、第２図は光学システム装置の開口絞り面内に本
発明の低域フィルタ・偽信号防止光学装置を配置した図
面。 ［符号の説明］ １００，１０１，１０２，１０３．１０４ピラミッド構
造体 １０１，１０２，１０３，１０４ 四面体突起体
立体図、第２図は光学システム装置の開口絞り面内に本
発明の低域フィルタ・偽信号防止光学装置を配置した図
面。 ［符号の説明］ １００，１０１，１０２，１０３．１０４ピラミッド構
造体 １０１，１０２，１０３，１０４ 四面体突起体
Claims (9)
- （１）事実上透明な材料で作成され、かつ、開口部寸法
が事実上一定に保ったまま物体の像を多数個生ずるため
に作像装置の開口絞りの位置またはその近傍に配置され
たまたは前記開口絞りの像の位置またはその近傍に配置
された、ピラミッド構造体を有する、低域フィルタ・偽
信号防止光学装置。 - （２）請求項１において、前記ピラミッド構造体が４個
の四面体突起体で構成された凸形構造体である、前記偽
信号防止光学装置。 - （３）請求項１において、前記ピラミッド構造体が４個
の四面体凹部で構成された凹形構造体である、前記偽信
号防止光学装置。 - （４）請求項２において、前記四面体突起体の角度が、
それを透過する光を、所定の低域フィルタ機能を与える
のに十分な大きさだけ偏向させるように選択されている
前記偽信号防止光学装置。 - （５）請求項３において、前記四面体凹部の角度が、そ
れを透過する光を、所定の低域フィルタ機能を与えるの
に十分な大きさだけ偏向させるように選択されている前
記偽信号防止光学装置。 - （６）請求項４において、前記四面体突起体がフッ化バ
リウムで構成された、前記偽信号防止光学装置。 - （７）請求項４において、前記四面体突起体がフッ化マ
グネシウムで構成された、前記偽信号防止光学装置。 - （８）ピラミッド構造体を第１の材料で作成する段階と
、 前記ピラミッド構造体を予め定められた硬さを有する第
２の材料で被覆する段階と、 実質的に透明で軟かい材料の中に低域フィルタ・偽信号
防止光学装置を作成するように前記透明で軟かい材料を
、前記第２の材料で被覆された前記構造体に押し付けて
成形する段階と、 を有する、低域フィルタ・偽信号防止光学装置の製造法
。 - （９）前記実質的に透明な材料がプラスチック材料であ
る、請求項８の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US364658 | 1989-06-12 | ||
| US07/364,658 US4989959A (en) | 1989-06-12 | 1989-06-12 | Anti-aliasing optical system with pyramidal transparent structure |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0355981A true JPH0355981A (ja) | 1991-03-11 |
Family
ID=23435490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2151458A Pending JPH0355981A (ja) | 1989-06-12 | 1990-06-08 | 僞信号防止光学装置 |
Country Status (7)
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| US (1) | US4989959A (ja) |
| EP (1) | EP0403467A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0355981A (ja) |
| CA (1) | CA2016058A1 (ja) |
| DE (1) | DE403467T1 (ja) |
| ES (1) | ES2020796A4 (ja) |
| GR (1) | GR910300012T1 (ja) |
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| JP3506144B2 (ja) * | 1992-10-19 | 2004-03-15 | ソニー株式会社 | 画像表示装置及び表示デバイス用光学フィルタ |
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| US5299275A (en) * | 1993-03-31 | 1994-03-29 | Eastman Kodak Company | Optical fiber filter for reducing artifacts in imaging apparatus |
| US5438366A (en) * | 1993-03-31 | 1995-08-01 | Eastman Kodak Company | Aspherical blur filter for reducing artifacts in imaging apparatus |
| US5541653A (en) * | 1993-07-27 | 1996-07-30 | Sri International | Method and appartus for increasing resolution of digital color images using correlated decoding |
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| JPH0821991A (ja) | 1994-07-08 | 1996-01-23 | Sony Corp | 画像表示装置 |
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-
1989
- 1989-06-12 US US07/364,658 patent/US4989959A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-05-04 CA CA002016058A patent/CA2016058A1/en not_active Abandoned
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- 1990-06-07 DE DE199090890178T patent/DE403467T1/de active Pending
- 1990-06-07 ES ES90890178T patent/ES2020796A4/es active Pending
- 1990-06-08 JP JP2151458A patent/JPH0355981A/ja active Pending
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1991
- 1991-11-15 GR GR91300012T patent/GR910300012T1/el unknown
Also Published As
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