JPH0355834Y2 - - Google Patents

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JPH0355834Y2
JPH0355834Y2 JP19501986U JP19501986U JPH0355834Y2 JP H0355834 Y2 JPH0355834 Y2 JP H0355834Y2 JP 19501986 U JP19501986 U JP 19501986U JP 19501986 U JP19501986 U JP 19501986U JP H0355834 Y2 JPH0355834 Y2 JP H0355834Y2
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、浄化槽,養魚活魚水槽等に空気を供
給する電磁ブロワーに掛り、詳しくはダイアフラ
ム部と振動子枠の結合部が破壊等により外れたと
きに通電を停止させて振動子枠の作動を停止させ
るための通電遮断手段を設けた電磁ブロワーに関
するものである。
(従来の技術) 従来、第5図および第6図に示すように、電磁
ブロワー1は左右対称位置にポンプ機能を有する
ダイアフラム室1Lおよび1Rが形成され、それ
ぞれの室内のダイアフラムは振動子枠2とその両
端部においてセンターデイスクCDと結合されて
いる。振動子枠2には2カ所に永久磁石2Lおよ
び2Rが取付けられ、振動子枠2の両側に永久磁
石2Lおよび2Rと相対し、永久磁石2L及び2
Rを吸引もしくは反発させるための電磁石3Aお
よび3Bが設けられている。電磁石3Aおよび3
Bは、それぞれコアC1にコイルC2が巻かれて
おり、コイル2に例えば、商用電源から100Vの
交流電源が供給されると、電磁石3Aおよび3B
の発生磁極と前記永久磁石2Lおよび2Rの固定
磁極間の吸引および反発作用により、振動子枠2
は、商用電源周波数に対応した速度で左右に往復
運動され、振動子枠2と結合されたダイアフラム
を押引してダイアフラム室1Lおよび1Rに連設
されたポンプ4Lおよび4Rに、エアフイルター
5を介して外部の空気を吸気させ、エアチユーブ
6Lおよび6Rを通してエアタンク7に空気を圧
送し、エアタンク7に接続された吐出口8から浄
化槽,水槽等に空気を吐出させるものである。
(考案が解決しようとする問題点) 電磁ブロワー1の運転中、経時的に、もしくは
突発的に振動子枠2の端面部に取付けられたセン
ターデイスクCDとダイアフラムの結合が、結合
部の破壊等により例えばダイアフラム室1L側で
外れたとき、振動子枠2の左右往復運動の中心位
置が偏移するとともに、前記電磁石3Aおよび3
Bの発生磁極と振動子枠2に取付けられた永久磁
石2Lおよび2Rの固定磁極間の吸引および反発
力がアンバランスとなるため、振動子枠2は左右
往復運動する際、電磁石3Aと3Bの磁極面と平
行にならずに、ある角度をもつて運動するととも
に、その運動振幅が広くなる。そのため、永久磁
石2Lもしくは2Rと電磁石3Aもしくは3Bの
磁極面とが接触して永久磁石2Lもしくは2Rが
粉末になつて飛散するため、電磁ブロワー1の内
部が清掃不能なほど汚れ、さらに同状態が継続す
ると結合状態にある方のダイアフラム部が破壊さ
れ、また振動子枠2が折損したり、ポンプ4L,
4R部及び電磁石3A,3B部が破壊することも
あるという問題があつた。
そこで本考案は上記問題を解決するため、振動
子枠2の端面部とダイアフラム部の結合が不完全
な状態になつた場合に、振動子枠2の往復運動中
心位置変化による前記偏往復運動が生じたとき即
座に電磁石の通電を停止させる通電遮断手段を設
けることを解決すべき技術的課題とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記課題解決のための技術的手段は、対称位置
に設けられたダイアフラム室のそれぞれのダイア
フラム部に両端面部が結合されるとともに、永久
磁石が取り付けられた振動子枠を設ける一方、そ
の振動子枠に取り付けられた永久磁石との吸引及
び反発の相互作用により前記振動子枠を往復運動
させる電磁石を設け、更に、振動子枠とダイアフ
ラムとの接続部が破壊され、振動子枠が偏往復運
動した場合に前記電磁石に対する電源からの通電
を遮断させる通電遮断手段を設けた電磁ブロワー
において、前記通電遮断手段は、前記電磁石に対
する通電回路にネジ止めにて取り付け可能に形成
されるとともに、前記電源からの電流を通電させ
る通電パターンが先端部と本体部間に渡つて形成
されたプリント基板片と、前記振動子枠に取り付
けられて前記偏往復運動が生じたときに前記プリ
ント基板片の先端部に当接して、その先端部を前
記本体部から破断分離させるストライカーとを備
え、更に前記プリント基板片には、前記ストライ
カーが前記先端部に当接したとき、その先端部を
前記本体部から速やかに破断分離させるための破
断ノツチを前記先端部と前記本体部との間に形成
した構成にすることである。
(作用) 上記構成の電磁ブロワーの運動中に、振動子枠
と一方のダイアフラムの結合が結合部の破壊等に
より外れると、振動子枠は左右往復運動の中心位
置をどちらかのダイアフラム室側に片寄らせた状
態で往復運動をするため、振動子枠に取付けられ
たストライカーがプリント基板片に当つてプリン
ト基板片を破断させる。そのため、プリント基板
片に形成された通電パターンを介して電源から電
磁石に通電されていた電流がプリント基板片の破
断により遮断され、振動子枠の左右往復運動を即
座に停止させて永久磁石の接触摩耗、ダイアフラ
ム部、ポンプ部、電磁石部の破壊、振動子枠の折
損等を防止する作用をする。
(実施例) 次に本考案の一実施例を第1図〜第4図に従つ
て説明する。
第1図は第5図,第6図に示した前記従来の電
磁ブロワー1の構成のもとに構成の要部を示した
ものである。
第1図に示すように電磁石3BのコアC1上面
には絶縁性の樹脂材で形成された台座31がコア
ボルト32とナツト33により取付けられてい
る。台座31の上面にはプリント基板片34が2
個のネジ35,36を用いて止着される。プリン
ト基板片34は、第2図の平面図と第3図の底面
図に示すように、薄い樹脂製の板34Aの表面及
び底面に通電パターン34B及び34C(斜線部)
がそれぞれ形成されている。表面の通電パターン
34Bと底面の通電パターン34Cは、樹脂板3
4Aに形成された破断ノツチ34Dより先端部に
明けられた小径のスルーホール34Eを介して電
気的に接続されている。また、プリント基板片3
4には前記ネジ35及び36を通すためのネジ穴
35A,36Aが貫通状に形成されている。この
うちネジ穴36A部には底面の通電パターン34
Cと導通するランド34Fが形成され、ネジ穴3
6Aはスルーホールになつている。従つてプリン
ト基板片34には表面の通電パターン34Bと、
スルーホール34Eと、底面の通電パターン34
Cと、ランド34Fとにより直列通電パターンが
形成されている。
一方、振動子枠2の上端面には、前記プリント
基板片34の先端部を中心として左右対称位置に
ストライカー40Lと40Rが取付けられる。こ
れらのストライカー40Lもしくは40Rは、電
磁ブロワー1の運転中に振動子枠2の端面部に取
付けられたセンターデイスクCDとダイアフラム
部の結合が破壊された場合の前記偏往復運動が発
生すると、プリント基板片34の先端部に当つて
プリント基板片34の破断ノツチ34D部を破断
させる。ストライカー40Lもしくは40Rによ
りプリント基板片34の破断ノツチ34Dが破断
されると、一体的に形成されていた直列通電パタ
ーンが破断ノツチ34D部で切断されてしまうた
め、前記ネジ35と36の間の通電が遮断され
る。
プリント基板片34に形成された直列通電パタ
ーンは、第4図の電気回路図に示すように商用
100V電源が供給されるプラグ41と電磁石3A
及びコイル3BのコイルC2との間に前記ネジ3
5と36を用いて電気的に接続される。なお、第
4図中に示したサーマルヒユーズ21A及び21
Bは電磁石3Aもしくは電磁石3Bの温度が規定
温度を越えたときに電流の通電を遮断させるため
に設けられている。
第4図に示した電気回路図より明らかなように
振動子枠2の端面部のセンターデイスクCDとダ
イアフラム部の結合部が左右いずれか一方の端部
で破壊等により外れた場合の前記偏往復運動が生
じたとき、前記ストライカー40Lもしくは40
Rがプリント基板片34の先端部に当つて、プリ
ント基板片34を破断ノツチ34D部で破断させ
てしまうため電磁石3A及び3Bのコイル2Cに
商用100V電源から電流が通電されなくなり電磁
ブロワー1はその作動を停止する。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、振動子枠とダイ
アフラム部の結合が不完全な状態になつた場合
に、振動子枠の偏往復運動によりストライカーが
プリント基板片を破断して電磁石のコイルに対す
る通電を遮断し、振動子枠の往復運動を即座に停
止させるため、電磁ブロワー内の酸化鉄粉の飛
散、ダイアフラム部の破壊、ポンプ部及び電磁石
部の破損、振動子枠の折損等を防止することがで
きるという効果がある。なお、プリント基板片は
極めて安価に製作できるため、通電遮断手段を構
造簡単にして安価に実現できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の構成の要部を示し
た平面図、第2図及び第3図はプリント基板片の
平面図及び底面図、第4図は一実施例の電気回路
図、第5図は従来の電磁ブロワーの内部平面図、
第6図は従来の電磁ブロワーの正面図である。 1……電磁ブロワー、2……振動子枠、2L,
2R……永久磁石、3A,3B……電磁石、C1
……コア、C2……コイル、31……台座、34
……プリント基板片、34A……樹脂板、34B
……通電パターン、34C……通電パターン、3
4D……破断ノツチ、34E……スルーホール、
34F……ランド、40R,40L……ストライ
カー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対称位置に設けられたダイアフラム室のそれぞ
    れのダイアフラム部に両端面部が結合されるとと
    もに、永久磁石が取り付けられた振動子枠を設け
    る一方、その振動子枠に取り付けられた永久磁石
    との吸引及び反発の相互作用により前記振動子枠
    を往復運動させる電磁石を設け、更に、振動子枠
    とダイアフラムとの接続部が破壊され、振動子枠
    が偏往復運動した場合に前記電磁石に対する電源
    からの通電を遮断させる通電遮断手段を設けた電
    磁ブロワーにおいて、前記通電遮断手段は、前記
    電磁石に対する通電回路にネジ止めにて取り付け
    可能に形成されるとともに、前記電源からの電流
    を通電させる通電パターンが先端部と本体部間に
    渡つて形成されたプリント基板片と、前記振動子
    枠に取り付けられて前記偏往復運動が生じたとき
    に前記プリント基板片の先端部に当接して、その
    先端部を前記本体部から破断分離させるストライ
    カーとを備え、更に前記プリント基板片には、前
    記ストライカーが前記先端部に当接したとき、そ
    の先端部を前記本体部から速やかに破断分離させ
    るための破断ノツチを前記先端部と前記本体部と
    の間に形成したことを特徴とする電磁ブロワー。
JP19501986U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0355834Y2 (ja)

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JPS63100682U JPS63100682U (ja) 1988-06-30
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JP2530399Y2 (ja) * 1988-11-29 1997-03-26 世晃産業株式会社 電磁振動型ダイアフラム式エアポンプにおける異常変位検出機構

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