JPH0355703A

JPH0355703A - 蛍光ランプ装置

Info

Publication number: JPH0355703A
Application number: JP1190636A
Authority: JP
Inventors: Itsuko Hozumi; 穂積　いつ子; Kimio Shiraiwa; 白岩　公夫; Norihiro Umeoka; 梅岡　則広
Original assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Current assignee: Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date: 1989-07-25
Filing date: 1989-07-25
Publication date: 1991-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の目的）く産業上の利用分野）本発明は例えば逆Ｕ字形等の蛍光ランプの端部を固定す
る口金内に、その点灯管と雑音防止用のコンデンナを収
納する蛍光ランプ装置に関する。

（従来の技術）従来、この種の蛍光ランプ装置として（１第７図および
第８図に示すように構成されたものがある。

この蛍光ランプ装Ｍ１は正面形状が例えば逆Ｕ字形の蛍
光ランプ２を口金３上に立設している。

蛍光ランブ２は第８図の平面図に示すように逆Ｕ字状の
２本のガラス製バルブ２ａ，　２ｂの各一端同士を連結
部２Ｃを介して一体に連結しており、各バルブ２ａ，２
ｂの各他端部には一対の電極４，５を封止している。

口金３は蛍光ランブ２を−１蓋上に立設する有蓋角簡状
の口金カバー３ａと、この口金カバー３８の開口端８Ｉ
ｌ（第７図中下端部）をカバー台座３ｂの開口上端部に
外嵌させる口金本体３Ｃとを有する。

口金本体３Ｇは角筒状のカバー台座３ｂの外底部に角筒
状の点灯管収納部３ｄを一体にかつ同軸状に突設してお
り、この点灯管収納部３ｄ内には一対の電極４．５に電
気的に接続される点灯管６と雑音防止用のセラミックコ
ンデンサ７とを収納している。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、このような従来の蛍光ランプ装置１では
ランプの周囲温度の低下と共にセラミックコンデンサ７
の容陽がバラツキながら低下するため雑音防止の役割を
果さないという問題がある。

すなわち、セラミックコンデンサ７が口金３の点灯管収
納部３ｄ内に収納され、蛍光ランプ２の一対の電極４．
５から遠く離れているので、これら電極４，５の通電時
の発熱により加温される程度が小さく、周囲温度が低い
。

一般に、セラミックコンデンサ７の周囲温度特性は第９
図の折線Ａ，Ｂでそれぞれ示す２種類のセラミックコン
デンサの周囲温度特性に示すように、その周囲編度の低
下により、コンデンサ容星が低下すると共に、第１０図
の折１１Ｃ，Ｄ．Ｅに示すように個々の容蕎にバラツキ
がある。

一方、点灯菅６は第７図に示すようにそのバイメタル可
動電極６ａをＮ極４．５ｌ１に配置しているので、これ
ら電極４，５の通電時の加熱によりバイメタル可！ｌｌ
電極６ａが加熱される可能性が大きい。

このような状況でランプ周囲温度が高い場合、点灯後、
一旦消灯し再度点灯さじようとすると、この高温のため
に点灯管６のバイメタル可動電極６ａが！１着して離れ
なくなる可能性がある。その場合、不点および著しい黒
化現象を呈する。

しかも、バイメタル可Ｉ！ｌｌｉＩ極６ａと固定電極６
ｂにそれぞれ接続された引出線５ｃ，５ｃを引き出す方
向が電極４，５の反対側、すなわち、点灯管収納部３ｄ
の内底部鋼に向いているので、この引出線６ｃ，５ｃの
引き回し長さが長くなって、引出線５ｃ，５ｃ同ｔが接
触し、ショー１・のおそれが増大する。

そして、点灯管６は口金３の点灯管収納部３ｄ内でリー
ド線により吊り持ちされているだけで、固定されていな
いので、口金３の振動時に、点灯管６が点灯管収納部３
ｄの内壁に衝突して破＠１るおそれがあるという課題が
ある。

そこで本発明は前記事情を考慮してなされもので、その
目的はコンデンサの容吊の低下およびバラツキを防止し
、点灯管の誤動作を防止し、点灯管の破損を防止するこ
とができる蛍光ランプ装置をそれぞれ提供することにあ
る。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段）本願の請求項１に記載の発明（以下第１の発明という）
は、蛍光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍光ラ
ンプを点灯する点灯管と雑音防止用のコンデンサとを内
蔵する蛍光ランプ装置において、前記コンデンサを前記
蛍光ランプの一対の電極の近傍に配設したことを特徴と
する。

また、請求項２に記載の発明（以下第２の発明という）
は、蛍光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍光ラ
ンプを点灯する点灯管と！Ｉ音防止用のコンデンサとを
内蔵する蛍光ランプ装置において、前記点灯管は、その
バイメタル可ｌｌｌＮ極に接続されるリード線を外部に
引き出す底部を、蛍光ランプの一対の電極側に配置して
なることを特徴とする。

さらに、請求項３に記載の発明（以下第３の発明という
）は、・遣光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍
光ランプを点灯する点灯管と雑音防止用のコンデンサと
を内蔵する蛍光ランプ装置において、前記点灯管は、口
金内で固定されていることを特徴とする。

（作用）〈第１の発明〉蛍光ランプの点灯時には一対の電極が通電して発熱する
ので、これら電極の近傍に配設されているコンデンサが
加温され、その周囲編度の低下が防止される。

したがって本介明によれば、コンデンサの周囲温度の低
下に起因する容Ａ低下とバラツキを防止寸ることができ
る。

〈第２の発明〉蛍光ランプの一ス４の電極に対して、点灯管の底部が近
接する一方、そのバイメタル可動電極が背を向けている
ので、その分、一対の電極とバイメタル可８電極との離
間距離が遠くなる。

したがって本発明によれば、蛍光ランプの点灯時に通電
して発熱する一対の′ｌ１ｔ極から、点灯管のバイメタ
ル可ＩｊｊＪ電極が遠くなる分だＧｔ　，これら電極に
よるバイメタル可ａ電極の加熱が抑制ざれるので、バイ
メタル可ａ電極の加熱に起囚する点灯管の融着を防止す
ることができる。

一方、点灯管のリード線を引き出す底部が蛍光ランプの
一対の電＃ｉｆｉ４に配置されているので、この点灯管
の底部と一対の電極との＃ｔ間距離が近くなり、その分
、引出線の引き回し吊の低減を図ることができる。

その結果、リード線同士のシ」一トのおそれを低減する
ことができる。

〈第３の発明〉点灯管が口金内で固定されているので、口金が振動して
も、点灯管が口金内で振動して、１コ金の内壁に衝突し
てｒａ損するのを防止づることかできる。

（実施例〉以下本願の第１〜第３の発明の実施例を第１図シ第６図
に基づいて説明する。

第１図は本願の′５１および第２の発明の一実施例を示
す分解斜視図であり、図において蛍光ランブ装買１１は
例えば正面形状が逆Ｕ字状の蛍光ランブ１２を口金１３
の有蓋角筒状の口金カバー１４の上蓋部上に立設してい
る。

蛍光ランプ１２は逆Ｕ字状のバルブ１２ａ，１２ｂの各
ｆ４部を気密に密閉すると共に、その一端部同士を第２
図の平面図に６示すように連結部１２Ｃにより一休的に
連結し、これらバルブ１２ａ，１２ｂの他端部には一対
の電極１５．１６を気密に１１止している。

蛍光ランブ１２はそのバルブ１２ａ，１２ｂの内周而に
蛍光膜をほぼ全長に亘って被着ずると共に、水鉗と希刀
スとを気密に封入している。

一対の電ｆｆｉ１５．１６の各両端はガラス製のステム
１７．１８内を軸方向（図中上下方向）に貞通する２線
１対の各インナリードａｉ９ａ，１９ｂ，２０ａ，２０
ｂを介して２線１対のアウタリード線２１ａ，２１ｂ，
２２ａ，２２ｂにｉｔｉ気的にそれぞれ接続されている
。

これら２対のアウタリード線２１ａ，２ｌｂ，２２ａ．
２２ｂの各一方、例えば２１ａ，２２ａは絶縁チューブ
２３．２４内を挿通して、２本１対の口金ビン２７ａ．
２７ｂに電気的に接続され、他方のアウタリード線２１
ｂ，２２ｂは雑音防止用のセラミックコンデンサ２５と
点灯管２６に電気的にそれぞれ接続されている。

すなわち、第４図に示すように蛍光ランブ１２の一対の
電極１５．１６の各一端は、点灯管２６とセラミックコ
ンデンサ２５との並列回路に電気的に接続されている。

点灯管２６は第５図に示すように例えば円筒状のバルブ
２６ａ内に固定電極２６ｂとバイメタル可動電極２６Ｇ
とを微小間隙をおいて対向配置し、これら両電極２６ｂ
．２６ｃの一端は２線１対の引出１ｉＪ２６ｄ，２６ｅ
に接続ざれて、その底部２６ｒより外部へ延出している
。

この２１１対の引出１！ｉｌ２６ｄ，２６ｅ間に所要の
電圧が印加されると、固定電極２６ｂとバイメタル可動
電極２６ｃとの間で、微放電が生じ、バイメタル可ｅ電
極２６Ｃ／）！発熱し、その発熱により湾而して固定電
極２６ｂと接触し、接点を閉じるようになっている。

したがって、第４図で示すように一対の口金ビン２７ａ
．２７ｂ間に所要のランプ電圧が印加されると、蛍光ラ
ンプ１２の一対の電［ｉ１５．１６を通して点灯管２６
に電圧が印加され、この点灯管２６の固定電極２６ｂと
バイメタルＴｉＪａ電極２６Ｃとで微放電が生じ、両者
間で接点が閉じる。

このために、蛍光ランブ１２の一対の電極１５．１６が
通電加熱されで予熱される。

この間は点灯管２６の微放電が休止しているので、バイ
メタル可動電極２６ｃが冷却して接点を開く。

この瞬間、電流が急に一遮断されるので、安定器にキッ
ク電圧が発生し、高電圧が一対の電極１５、１６間に印
加されて蛍光ランブ１２が点灯する。

前記一対の口金ビン２７ａ，２７ｂは口金本体２８の角
釣状のカバー台座２９の外底部に垂設されており、この
カバー台座２９の底部には有底角内状の点灯管収納部３
０が同軸状に一体に突設されている。

したがって、カバー台座２９の開口上端部外周に口金カ
バー１４を外嵌固定することにより、第３図に示すよう
にセラミックコンデンサ２５が口金カバー１４内に収容
される一方、点灯管２６が点灯管収納部３０内に収容さ
れ、この点灯管２６の底部２６ｆが図中上部、すなわち
、蛍光ランブ１２の一対の電［１５，１６側に位置する
。

したがって本実施例によれば、第３図に示すＪ：うにセ
ラミックコンデンサ２５が蛍光ランブ１２の一対の電４
１ｉ１５．１６の近傍に配設されているので、これら一
対の電極１５．１６の通電時の発熱によりセラミックコ
ンデンサ２５を保温することができる。

その結果、セラミックコンデン＃ｊ２５の周囲１度の低
下による容吊低下およびバラツキを防止することができ
る。

また、点灯管２６はそのｊＩ郡２６ｆを蛍光ランプ１２
の一対の［！１５．１６側に向けて倒立させているので
、点灯管２６のバイメタル可ａ電極２６Ｇと一対の電Ｉ
ｉ１５．１６との離間距離が遠くなるので、一対の電極
１５．１６の通７４　ＢＨの発熱により、点灯管２６の
バイメタル可動電極２６Ｃが加熱されるのを低減するこ
とができる。

したがって、このバイメタル可動電極２６ｃが加熱され
て、固定電極２６ｂに融看し、離れなくなって、不点お
よび黒化現象を発生させるのを防止することができる。

さらに、点灯管２６が倒立しているので、点灯管２６の
２本一対の引出線２６ｄ，２６ｅとアウタリード線２１
ｂ．２２ｂとの離間距離が近くなるので、これらアウタ
リード線２１ｂ．２２ｂの引き回し吊を減少させること
ができる。

その結果、アウタリード線２１ｂ．２２ｂ同士のショー
トのおそれを防止することができる。

第６図は本願の第３の発明の一実庵例の要部縦断而図を
示しており、本実施例は点灯管２６を前記実施例とは逆
に正立さじると共に、この点灯管２６のＭ部２６Ｑを接
着剤３１により固定したことに特徴があり、これ以外は
前記実施例と同様であるので、第６図中、ｍ１図〜第５
図と共通する部分には同一符号を付してその説明を省略
している。

前記接着剤３１は口金カバー１４の内底部内に添加され
て、この内底部内に貫通して延びる蛍光ランプ１２の内
端郡を口金カバー１４の内底部に固着するものであり、
点灯管２６の頭部２６０を、この接着剤３１内に没入さ
せることにより、点灯管２６を口金カバー１４に固定し
ている。

したがって本実施例によれば、点灯管２６を口金１３内
で固定しているので、この蛍光ランプ装置１１が例えば
＠勤した場合でも、点灯管２６が口金１３内の内壁に衝
当して、破損するのを防止することができる。

なお、前記実施例では点灯管２６のバルブ２６ａの形状
が円筒形である場合について説明したが、木Ｖ発明はこ
れに限定されるものではなく、点灯管２６のバルプ２６
ａの頭部２６ｏを円錐状に縮径する、いわゆるピーナツ
型にも適用することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本願の第１の発明は、雑音防止用の
コンデンサを蛍光ランプの一対の電極の近傍に配設した
ので、このコンデンサを電極により保温することができ
、コンデンサの周囲賛度の低下に起因する容橿低下ヤバ
ラツキを防止することができる。　その結果、ノイズの
発生を確実に防止することができる。

また、第２の允明１よ、点灯管の底部を蛍光ランプの一
対の電｛も測に配備しているので、この点灯管と蛍光ラ
ンプの一対の電極とを接続するリード線の引き回し量を
減少さじ、このリード線同士のシ〕一トのおそれを防１
［寸ることができる。

さらに蛍光ランプの一対の電極と点灯管のバイメタル可
動電極との離間距離が遠くなったので、その分、バイメ
タル可初″市極が蛍光ランプの′市極の通電時の発熱に
Ｊ：り加熱されて溶着するのを防止することができる。

また、第３の発明は、点灯管を口金内で固定したので、
この口金の振動による点灯管の破損を防止することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本願の第１および第２の発明に係る蛍光ランプ
装置の一実施例の分解＠視図、第２図は第３図の平面図
、第３図は第１図で示す実庫例の組立状態の正面図、第
４図は第１図〜第３図でボす実施例の電気同路図、第５
図（ま第１図〜第４図で示す点灯管の正面図、第６図は
本願の第３の発明の一実庵例の要部を一部断面で示す正
面図、第７図は従来の蛍光ランプ装置の一部を断面で示
す正面図、第８図は第７図の平面図、第９図【よ２棟類
の一般的セラミックコンデンサの容昂の周囲温度特性図
、第１０図は同型のセラミックコンデンサの周１７１ｉ
度による容昂のバラツキを示すグラフである。１１・・・蛍光ランプ装置、１２・・・蛍光ランプ、１
３・・・口金、１４・・・口金カバー　１５．１６・・
・一対のＮｌｆｉ、１９ａ．１９ｂ．２０ａ，２０ｂ−
４ンナリード線、２１ａ，２１ｂ，２２ａ，２２ｂ・・
・アウタリード線、２５・・・セラミックコンデンサ（
コンデンサ）、２６・・・点灯管。烙，４瓜某５図善６回２６第６　回

Claims

【特許請求の範囲】１、蛍光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍光ラ
ンプを点灯する点灯管と雑音防止用のコンデンサとを内
蔵する蛍光ランプ装置において、前記コンデンサを前記
蛍光ランプの一対の電極の近傍に配設したことを特徴と
する蛍光ランプ装置。２、蛍光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍光ラ
ンプを点灯する点灯管と雑音防止用のコンデンサとを内
蔵する蛍光ランプ装置において、前記点灯管は、そのバ
イメタル可動電極に接続されるリード線を外部に引き出
す底部を、前記蛍光ランプの一対の電極側に配置してな
ることを特徴とする蛍光ランプ装置。３、蛍光ランプの端部を固定する口金内に、この蛍光ラ
ンプを点灯する点灯管と雑音防止用のコンデンサとを内
蔵する蛍光ランプ装置において、前記点灯管は、口金内
で固定されてなることを特徴とする蛍光ランプ装置。