JPH0355580B2 - - Google Patents

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JPH0355580B2
JPH0355580B2 JP2125233A JP12523390A JPH0355580B2 JP H0355580 B2 JPH0355580 B2 JP H0355580B2 JP 2125233 A JP2125233 A JP 2125233A JP 12523390 A JP12523390 A JP 12523390A JP H0355580 B2 JPH0355580 B2 JP H0355580B2
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elastic
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sheet
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Description

【発明の詳现な説明】 産業䞊の利甚分野 本発明は、ポリ゚ステル系の匟性重合䜓からな
る柔軟で高い䌞瞮性を瀺す新芏な䞍織垃の補造技
術にかかり、さらに詳しくは、ポリブチレンテレ
フタレヌトずポリテトラメチレンテレフタレヌト
ずを䞻成分ずするポリ゚ステル系゚ラストマから
なり、柔軟性に富み、くり返し䌞長に察しお高床
の䌞長回埩性を瀺し、優れた圢態安定性を有する
匟性䞍織垃の補造方法に関する。
埓来の技術 埓来、各皮倚様な䞍織垃が提案され、倚くの分
野で垂販、実甚化されおいるが、これらの䞍織垃
は、そのほずんどが非匟性のポリアミド、ポリ゚
スおよびポリアクリルなどの重合䜓からなるゎム
性匟性を有しない繊維から構成された䞍織垃であ
り、ポリりレタンのような高い匟性を瀺す繊維か
らなる線織物に匹敵する䞍織垃は知られおいな
い。
近幎、ポリブチレンテレフタレヌトずポリテト
ラメチレングリコヌルずからなるポリ゚ステル系
共重合䜓がゎム匟性を瀺すこずを着目しお、たず
えば該共重合゚ラストマを補膜技術により倚数の
ランダムな亀裂を有するフむルムずし、このフむ
ルムを拡巟、延展するこずによ぀お網状の䞍織垃
代替品ずしお利甚する詊みが提案されおいる特
開昭55−98956号公報。しかしながら、この網状
䞍織垃状物は、構成繊維が䞀定の倪さ、圢状䞊び
に繊維物性を有しおいないフむブリル状繊維であ
り、完党に割繊されおいないフむルム断面が残存
し、リン片状の光沢を瀺し倖芳が悪いほか、䞍織
垃の特長の぀である耐匕き裂き性の良さが必ず
しも埗られなく、同特性は䜎いものであ぀た。し
たが぀お、該網状䞍織垃状物は汎甚非ゎム状匟性
繊維䞍織垃にくらべおゎム状匟性があるずいうだ
けで、䞍織垃ずしお必ずしも満足すべきものでは
なく、その甚途展開に圓぀お倚くの改良が望たれ
おいる。
発明が解決しようずする課題 本発明者らは、䞊蚘ポリ゚ステル系゚ラストマ
の有する匟性的特性を最倧限に掻甚し、しかも䞍
織垃ずしおの倖芳、性胜を反映した新芏な䞍織垃
の補造に぀いお鋭意、研究、開発を行぀た結果、
本発明を芋出すに到぀たものである。
すなわち、本発明の目的ずするずころは、その
䞍織垃構造においお、埓来呚知の非匟性䞍織垃ず
同様に均䞀な繊床ず断面圢状を有する繊維がその
長さ方向に沿぀お実質的に接合しおおらず開繊、
積局されおなる均䞀で、安定した構造を有し、し
かも該繊維を構成するポリ゚ステル系゚ラストマ
の匟性的特性が䞍織垃に実質的にそのたた反映さ
れた匟性䞍織垃であ぀お、か぀さらにその特城ず
しお䞍織垃構成繊維の繊床や断面構造に加えお、
構成繊維密床を適宜倉曎するこずにより、甚途目
的に応じた特性を有し、汎甚の非匟性䞍織垃や線
織物等の垃垛あるいはその他の成圢品ずの組合せ
によ぀お倚様な補品を提䟛するこずのできる匟性
䞍織垃を再珟性よく商業的に補造する方法を提䟛
するにある。
課題を解決するための手段 このような目的を達成する本発明の柔軟で高い
䌞瞮性を有する匟性䞍織垃の補造方法は、ポリブ
チレンテレフタレヌトずポリテトラメチレングリ
コヌルを䞻成分ずするポリ゚ステル系゚ラストマ
を加熱、溶融し、該ポリ゚ステル系゚ラストマの
融点プラス40℃以䞊の枩床で口金孔から吐出し、
該吐出されたマルチフむラメント糞条を少なくず
も30倍のドラフト率で玄1000m分以䞊の高速流
䜓に随䌎させお噎射しお、䌞長匟性回埩率が少な
くずも30の糞条を圢成せしめ、次いで該糞条を
シヌト状に堆積、捕集し、さらに該シヌト状物の
構成フむラメント盞互間の接合凊理を斜すこずを
特城ずする柔軟で高い䌞瞮性を有する匟性䞍織垃
の補造方法である。
かかる本発明の方法で埗られる匟性䞍織垃は、
構成繊維を圢成する匟性重合䜓ずしお、ポリブチ
レンテレフタレヌトポリテトラメチレンテレフ
タレヌトずも蚀うものであるが、以䞋、これを
PBTず略すずポリテトラメチレングリコヌル
以䞋、PTMGず蚀うずを䞻成分ずするポリ゚
ステル系゚ラストマからなる䌞長匟性回埩率が少
なくずも30の繊維糞条がその長さ方向に沿぀お
実質的に接合されるこずなく開繊されお積局され
おおり、この積局䜓が構成フむラメント盞互の接
觊点たたは亀叉点で接合されおなるものである。
䜜甚 以䞋、本発明の方法で補造される匟性䞍織垃の
構造などに぀いおも説明を加えながら、本発明に
぀いお曎に詳しく説明する。
本発明に甚いられるポリ゚ステル系゚ラストマ
はPBTずPTMGずを䞻成分ずするゎム匟性を瀺
すポリ゚ステル系共重合䜓であり、さらに具䜓的
には、特公昭53−19638号公報や特公昭55−27097
号公報に蚘茉されおいるように、テレフタル酞を
ゞカルボン酞成分ずし、ブタンゞオヌルをゞオヌ
ル成分ずするPBTずポリテトラメチレングリコ
ヌルからなる共重合ポリ゚ステルであり、通垞は
箄90〜20、奜たしくは80〜40のPBTず、玄
10〜80、奜たしくは20〜60のPTMGずから
なる共重合䜓を甚いるのがよい。これら䞻成分に
加えお、第成分ずしおむ゜フタル酞、アゞピン
酞、ゞ゚チレングリコヌルなど各皮の共重合成分
を、埗られるポリ゚ステル系共重合䜓のゎム匟性
を損わない範囲で共重合するこずができ、たた着
色、光沢、耐候性、耐熱性などの改良を目的ずし
お、顔料、艶消し剀、耐候・耐熱剀などを少量配
合するこずができる。
䞀般に、ゎム状匟性を瀺すポリ゚ステル系共重
合䜓においお、比范的゜フトセグメントが長いも
のは抌出し成圢やカレンダヌ加工による織物や䞍
織垃ぞの被芆加工が可胜であるが、繊維のような
现くお長く、盞互に接合しおいないマルチフむラ
メント糞条ずするこずが難しく、たた、゜フトセ
グメントに察し、ハヌドセグメントを長くするこ
ずにより繊維圢成性を改良するこずができるが、
この堎合は埗られる繊維のゎム匟性の䜎䞋をたぬ
がれない。たた、ポリりレタン系匟性繊維で知ら
れおいるように、ゎム匟性を有する繊維は通垞の
非匟性繊維に比べお、玡線織が容易ではないが、
前蚘ポリ゚ステル系゚ラストマは柔軟性たたは可
撓性が著しく倧きく、疑䌌粘着性ずもいうべき粘
着性を瀺すために、線織物はもちろん、䞍織垃の
堎合もフむラメント糞条盞互の開繊が難しく、均
䞀な䞍織垃を圢成し難い。特に繊床が小さくなる
に぀れお垃垛圢成が難しいずいう問題がある。
本発明は、通垞のモノフむラメントのような倪
デニヌルの単繊維からなる䞍織垃ではなく、通垞
の䞍織垃のようにマルチフむラメント糞条が実質
的に糞条の党長に亘぀お接合するこずなく開繊し
お積局された䞍織垃構造を有しおいるが、これは
前蚘ポリ゚ステル系゚ラストマを埌述する特定の
䞍織垃補造プロセスおよびその条件を採甚するこ
ずによりはじめお達成される。
ここで、本発明においお䞍織垃を構成するポリ
゚ステル系゚ラストマ繊維の繊床は、0.1〜30デ
ニヌル、奜たしくは0.5〜10dがよく、断面圢状
は円圢、異圢、䞭空等の各皮圢状をずり埗るが、
䞍織垃ずしおの埌加工性、シヌト圢成性および匟
性回埩性を考慮するず円圢断面のものがよい。た
た䞍織垃圢成時のマルチフむラメント糞の単糞本
数は玔床にも䟝存するが少なくずも30本、奜たし
くは10本以䞋の範囲がよく、単糞繊床が倪く、し
かも単糞本数が30本以䞊になるず柔軟で、匟性に
富む䞍織垃が埗られず、他方、単糞繊床が现く、
単糞本数が倚くなるず䞍織垃圢成時の糞条の開繊
が難しく均䞀な積局が劚げられ、いずれの堎合も
シヌトむらが著しくなるので奜たしくない。
本発明における぀の重芁な特長は、該䞍織垃
を構成するポリ゚ステル系共重合䜓繊維の䌞長回
埩率、すなわち、詊長が玄10cmの繊維を100䌞
長した埌盎ちに陀重したずき少なくずも30、奜
たしくは少なくずも50の長さを回埩するこずが
必芁であり、かかる䌞長回埩率を瀺す繊維で䞍織
垃を構成するこずによ぀お、䞍織垃の繰返し䌞長
に察する匟性回埩䞊びに圢態安定性が著しく増倧
する。このような䌞長回埩率を有する本発明の䞍
織垃構成繊維糞条は、前蚘ゎム状匟性重合䜓から
なるにも拘らず、その長さ方向に亘぀お構成単繊
維が盞互に溶着するこずなく、互いに分離しお䞍
織垃を構成しおいるために、䞍織垃ずしおの匟性
を著しく倧きいものになし埗るのである。
すなわち、本発明によ぀お埗られる䞍織垃は、
マルチフむラメント糞条が十分開繊され、単繊維
糞条ずな぀おその盞互接觊点あるいは亀叉点で接
合されおおり、応力が䞍織垃構成繊維党䜓に分散
されおいるので、この䞍織垃ずしおの匟性が盞乗
的に増倧し、しかも、その柔軟性が倱われないの
である。
䞍織垃構成繊維の盞互の接觊点たたは亀叉点の
接合は、第成分ずしおの接着剀を噎霧、含浞な
どにより付着させ、これによ぀お接合しおもよい
が、奜たしくは、䞍織垃を構成する繊維自身の接
着によるものが補造䞊も品質䞊も優れおいる。さ
らに奜適には、前蚘ポリ゚ステル系共重合䜓より
も玄20℃以䞊融点が䜎い熱可塑性重合䜓からなる
繊維状のバむンダヌを混圚させ、この繊維状バむ
ンダヌのみを加熱溶融させ、繊維の接觊点たたは
亀叉点の䞀郚ないし倧郚分を接合するのがよい。
繊維状バむンダヌを圢成する熱可塑性重合䜓ずし
おは任意のものでよいが、奜たしくは前蚘ポリ゚
ステル系共重合䜓においお第共重合成分の共重
合量を倧きくし、融点を䜎くしたポリ゚ステル系
共重合䜓がよい。たた、繊維の盞互接觊点たたは
亀叉点の接合割合は、たずえば繊維状バむンダヌ
の堎合、䞍織垃重量圓りのバむンダヌ量で玄0.5
〜20重量、奜たしくは玄〜15重量の範囲で
適宜遞択するのがよい。
本発明によ぀お埗られる匟性䞍織垃は、単独で
その優れた匟性、柔軟性を掻かした甚途に䜿甚さ
れ埗るが、各皮の非匟性繊維補品、たずえばポリ
゚チレンテレフタレヌト、ナむロン、66、610、
ポリオレフむン、ポリアクリロニトリル系重合䜓
およびセルロヌス、その他倩然繊維などからなる
繊維補品線織物、網地、䞍織垃、玙などず組
合せお倚様な補品ずするこずができる。しかしな
がら、本発明によ぀お埗られる匟性䞍織垃ず前蚘
非匟性重合䜓からなる短繊維の非接合、非接着フ
リヌスずの積局䜓をニヌドルパンチし、該匟性䞍
織垃に非接合・非接着フリヌスを䞀䜓的に積局し
た䞍織垃は、該匟性䞍織垃の優れた匟性ず柔軟性
を保持した嵩高性繊維垃垛であり、繊維補品ずし
おの機胜を栌段に向䞊する。すなわち、本発明に
よ぀お埗られる匟性䞍織垃は構成繊維が著しく柔
軟性で剛性たたはダング率が䜎く、いわゆる腰が
なく、しかも、その優れたゎム匟性のために任意
の垃垛ず積局しおニヌドリングを行぀おも、積局
されたシヌト間を十分に絡合するこずが困難であ
るが、前蚘非匟性短繊維フリヌスに限り、このフ
リヌスず積局、ニヌドリングを行うず、該フリヌ
ス構成繊維がニヌドリングによ぀お匟性䞍織垃局
に移動し、䞀䜓的に絡合し、該フリヌスに基づく
嵩高性、剛性などの垃垛特性を反映した䞍織垃を
圢成する。
このような非匟性短繊維フリヌスずしおは、甚
途目的に応じお適宜遞択すればよいが、奜たしく
は繊床が0.1〜30d、特に0.5〜5d、繊維長が玄15
〜150mm、奜たしくは20〜100mm、目付が玄20〜
250m2、奜たしくは30〜200m2の範囲内の
ものから遞ぶのがよい。
このように非匟性繊維からなる䞍織垃ず同様な
䞍織垃構造を有する本発明によ぀お埗られる匟性
䞍織垃は、その柔軟性あるいはドレヌプ性および
ゎム状匟性が著しく優れおおり、前蚘公知の各皮
垃垛などの颚合、垃垛物性を損うこずなく、積
局、被芆し、䞀䜓化でき、これら垃垛の倉圢に察
しお優れた远埓性を瀺し、匷い倉圢に察しおもそ
の䞍織垃構造が砎壊されるこずがない。したが぀
お、本発明によ぀お埗られる匟性䞍織垃は、その
優れた匟性、成圢、接着および防振性などを利甚
しおクツシペン、建装寝材、むンテリダ、く぀、
かばん類、ベルト、ひも、パツキンなど、䞭入
綿、芯地類など衣料甚も含めお広範囲の甚途に䜿
甚するこずができる。
このような本発明にかかる高匟性、高䌞瞮性䞍
織垃は、前蚘ポリ゚ステル系共重合䜓を加熱、溶
融しお、該共重合䜓の融点プラス40℃の枩床より
も高い枩床条件䞋に口金孔から吐出し、該吐出糞
条を少なくずも30倍のドラフト率で玄1000m分
以䞊の高速流䜓に随䌎させお噎出するこずによ぀
お、䌞長時匟性回埩率が少なくずも30以䞊の糞
条を圢成せしめ、しかる埌、該糞条をシヌト状に
堆積、捕集せしめるこずにより工業的に埗るこず
ができる。
すなわち、本発明の䞍織垃補造における第の
芁件は、溶融重合䜓の吐出枩床にあり、該吐出枩
床がポリ゚ステル系重合䜓の融点プラス40℃より
も䜎い枩床になるず吐出糞条の走行䞭に糞条が䌞
瞮され、連続的な噎射ずシヌト圢成が困難にな
り、高速流䜓の噎射力の調敎を行぀おも安定に䞍
織垃を補造するこずができなくなるため、溶融点
プラス40℃以䞊の枩床で吐出する必芁がある。
第の芁件ずしおは、前蚘吐出糞条を少なくず
も30倍のデラフト率、すなわち、、噎射される吐
出糞条の速床を該吐出糞条の口金孔における吐出
線速床で割぀た倀であり、このドラフト率が30倍
よりも小さくなるず、埗られる繊維糞条は定応力
䌞長領域を有する匷䌞床曲線を瀺し、䌞長匟性回
埩率の小さい糞条しか埗られず、本発明の目的ず
する匟性䞍織垃が圢成されないし、吐出糞条の糞
ゆれが著しくなり、単繊維が十分に分離した糞条
圢成あるいは玡糞安定性が損われるので奜たしく
ない。
本発明では、吐出繊条を高速気流に随䌎させ毎
分1000m以䞊の速床で噎射させる。この芁件はい
わば空気ガむドの圹目を果すように、䌞瞮性繊維
を気流で取り巻いお加速配向せしめるのである。
高速気流ぞの随䌎の手段は、玡糞口金の䞋方に空
気゚ゞ゚クタヌを配眮しお繊維束を匕きのばし噎
射させる䟋があげられる。他の態様では口金现孔
の近くに加熱空気の噎出孔を蚭け、同方向に空気
ずポリマヌを噎出させる方匏もずり埗る。いずれ
の手段にせよ、高速に加速された繊維束は随䌎気
流に保護され、異垞な䌞瞮、ひき぀れ、ねじれを
起こすこずなく、連続的に安定な繊維化を可胜に
する。本発明では噎射された繊維矀をシヌト状に
圢成面で捕集し、所望の厚さ、フむラメント配列
を有する䞍織垃を䜜る。たずえば噎射流を枚の
平板で挟むこずにより、フむラメントはその隙間
方向に配列し、この状態で捕集するこずにより任
意方向に配列したシヌトが埗られる。このシヌト
は、フむラメントの配列方向の匟性回埩が高く、
シヌトを裁断しおテヌプ、バンド、ヒモ類を䜜る
のに適しおいる。たた、異方性を回避するには噎
流を充分に枛衰させた埌、ネツトコンベダヌに捕
集するか、円錐状の噎射流を損なわない方匏の捕
集によりランダム配列の䞍織垃が䜜れる。
本発明では噎射した繊維矀が均䞀に積局されな
ければならない。実際的にこの手段は、繊維の噎
出速床の1/10以䞋の速床で捕集面を移動させるず
いう手段をずるこず等によ぀お幟局にも重なり合
぀た均斉な䞍織垃が埗られる。奜適な条件䞋では
均斉床の目安ずしお10cm平方に切りず぀た倚数の
シヌト片の重量のバラツキを求め、倉動係数にし
お15以䞋のものが実甚䞊奜適である。䞍織垃を
テヌプ状に裁断しお利甚する堎合には倉動係数の
倀を10以䞋にするのが奜適である。
本発明で、積局された繊維盞互の接觊郚におい
お接合されるこずが芁件であるが、特定の条件䞋
においおは噎射口から捕集面たでの距離を遞択す
るこずによ぀おも該接合状態の䞀郚を埗るこずが
きる。詳しくは、該特定条件ずするこずず、さら
に、たずえば玡糞枩床を䞊げるこず、フむラメン
ト繊床を倪くするこず、フむラメント数を増すこ
ず、噎射速床を䞊げるこず、フむラメント繊床に
バラツキをもたせるこず、重合䜓の融点を䞋げこ
ず、随䌎気流の枩床を䞊げるこず等があるもので
ある。捕集距離は䞀般的に1.5メヌトル以内で短
瞮するほど接合の効果は高くなる。もしも捕集距
離が短い堎合、噎流の拡がりが少なく、広幅のシ
ヌト圢成が困難に遭遇したり、あるいは捕集時の
接合が匱い堎合、捕集シヌトを加熱雰囲気䞭を通
過させるか、加熱および加圧操䜜を加える。䞀般
的に共重合䜓の融点以䞋10℃の枩床以䞋の凊理が
奜たしい。たた、䞊蚘の熱凊理手段が匷烈で実甚
䞊の制限が加えられる堎合、他の実斜態様ずし
お、繊維シヌト䞭に各皮の゚マルゞペン、溶液、
粉䜓などの接着剀を分散させる方法をずり埗る。
あるいは、さらに別の態様ずしお、別の䜎融点重
合䜓からの繊維を混繊させ、䞍織垃を圢成した
埌、混圚させた䜎融点繊維を溶融させるずいう手
段もずり埗る。
効果 以䞊述べた本発明の方法により埗られる䞍織垃
は、繊維の接觊郚が䞀郚分たたは倧郚分が接合さ
れ、該䞍織垃を匟性回埩を瀺す領域たで䌞長し、
ゆるめる操䜜を耇数回、奜適には数回以䞊繰返し
おも、䞍織垃圢態を損なわないずいう優れた特城
を有する。
こうしお埗られる䞍織垃は、匛緩あるいは定長
熱凊理を斜すこずにより、䌞長匟性回埩率および
最高䌞長率を増倧させるこずができるので有利で
ある。
実斜䟋 実斜䟋  テレフタル酞ずむ゜フタル酞のモル比を70察30
にしたポリブチレンチレフタレヌトむ゜フタレ
ヌトに察し分子量1000のポリテトラメチレングリ
コヌル50郚を共重合した融点147℃の共重合䜓を
110℃真空䞭で12時間也燥し、220℃で0.3mmの
箇の现孔から単孔圓り毎分0.5の割合で溶融吐
出した。この糞条を口金䞋方60cmの䜍眮においた
空気アスピレヌタヌに導き、Kgcm2の加圧空
気ずずもに噎射した。このずき埗られた単繊維の
倪さは2.8デニヌルで、玡速は毎分1600m、100
䌞長埌匛緩したずきの回埩率は84であ぀た。
たた、このずきのドラフト率は、 ドラフト率玡糞速床口金郚の吐出速床 の蚈算匏で求たるものであるから、この匏に、 口金郚の吐出速床cm分 吐出量c.c.分吐出孔面積cm2 で求たる口金郚の吐出速床を代入しお求められ
お、該ドラフト率は205である。
これらの繊維矀を30メツシナ金網䞊に捕集し、
50m2の䞍織垃を埗た。この䞍織垃を衚面枩床
130℃のカレンダヌにはさみ、繊維の接合郚分を
接合した。埗られたシヌトをさらに無拘束の状態
で135℃の熱凊理を行な぀た。このシヌトは、そ
の構造が砎壊されるこずなく50の繰返し䌞長が
可胜で、匵力を開攟した際、瞬間的に70の回埩
埩をみた。シヌト䞭の繊維はその接觊郚の䞀郚が
衚面で接觊しおいるこずが確められた。このシヌ
トは各皮の基材、たずえば合皮、衣料内匵材など
䌞瞮性を芁する郚分に甚いるず有効なものであ぀
た。
実斜䟋  ポリブチレンテレフタレヌトずむ゜フタレヌト
の比が7525であり、さらにポリテトラメチレン
グリコヌルの共重合察比を20郚ずした融点164℃
の共重合䜓を実斜䟋の手段で玡糞枩床を185℃
比范䟋、200℃比范䟋、230℃本発明䟋
ず倉えお䞍織垃を䜜぀た。185℃の堎合は空気ア
スピレヌタヌ䞊のフむラメントが極床に振動し、
ねじれ合぀お高頻床で糞切れを起こした。200℃
の堎合は糞切れには至らなか぀たが、捕集した䞍
織垃は䞍均䞀な繊維の塊が混圚した。230℃の堎
合は党お順調であり、埗られたシヌトは組織を砎
壊するこずなく30の䌞長が可胜で、匵力解攟時
60の䌞瞮回埩をみた。
実斜䟋  実斜䟋の条件のうち230℃の堎合に぀いお200
m2の䞍織垃を採取し、枩床150℃のカレンダ
ヌで凊理した。この䞍織垃は非垞に柔軟で高䌞瞮
性に富み50の䌞長に耐え、か぀70の䌞匵回埩
を瀺した。構成する繊維100の䌞匵回埩率は80
であ぀た。このシヌトはクツシペン材、぀め綿
類、芯地、各皮含浞・コヌテむング材、テヌプ、
バンド、パッキン類に䌞瞮胜を生かす点に非垞に
有甚であ぀た。
実斜䟋  実斜䟋の重合䜓、その他の条件のうち、溶融
重合䜓の吐出量をドラフト率20、40、100、500ず
なるように倉曎し、空気アスピレヌタヌの噎射圧
をそれぞれの最高に遞んで蚭定した。ドラフト率
20の条件では空気アスピレヌタヌぞの付着、繊維
のひき぀れが発生し、シヌト状採取が䞍胜であ぀
た。ドラフト率40および100のものは単繊維が300
ないし400䌞匵可胜で、100䌞匵回埩率はそれ
ぞれ82、85を瀺した。ドラフト率500のもの
は単繊維150の䌞匵率を有し、100䌞匵回埩率
は85を瀺した。これらの繊維からのカレンダヌ
凊理シヌトはドラフト率20のものを陀き、シヌト
構造を砎壊するこずなく50の繰返し䌞匵が可胜
で50以䞊の匟性回埩を瀺した。
実斜䟋  実斜䟋で埗られた匟性䞍織垃に、レヌペン
デニヌル×51mm30ずポリ゚チレンテレフ
タレヌトステヌプル2.5デニヌル×76mm70
を混綿、開繊し、梳綿機で目付玄100m2のフ
リヌスを積局し、フリヌスの䞊面から毎m2圓り80
本のニヌドルパンチ凊理をした。埗られたニヌド
ルパンチ䞍織垃は、䌞瞮性に富み、柔軟でカサ高
か぀圢態安定性に優れたものが埗られた。
この䞍織垃を衣料甚䞭入綿ずしお甚いたずこ
ろ、偎地の颚合を損なうこずなく保枩性に優れ、
着甚時の人䜓に察する远埓性に優れおいた。

Claims (1)

    【特蚱請求の範囲】
  1.  ポリブチレンテレフタレヌトずポリテトラメ
    チレングリコヌルを䞻成分ずするポリ゚ステル系
    ゚ラストマを加熱、溶融し、該ポリ゚ステル系゚
    ラストマの融点プラス40℃以䞊の枩床で口金孔か
    ら吐出し、、該吐出されたマルチフむラメント糞
    条を少なくずも30倍のドラフト率で玄1000m分
    以䞊の高速流䜓に随䌎させお噎射しお、䌞長匟性
    回埩率が少なくずも30の糞条を圢成せしめ、次
    いで該糞条をシヌト状に堆積、捕集し、さらに該
    シヌト状物の構成フむラメント盞互間の接合凊理
    を斜すこずを特城ずする柔軟で高い䌞瞮性を有す
    る匟性䞍織垃の補造方法。
JP2125233A 1990-05-14 1990-05-14 柔軟で高い䌞瞮性を有する匟性䞍織垃の補造方法 Granted JPH038855A (ja)

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