JPH0355040Y2 - - Google Patents

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JPH0355040Y2
JPH0355040Y2 JP1984140707U JP14070784U JPH0355040Y2 JP H0355040 Y2 JPH0355040 Y2 JP H0355040Y2 JP 1984140707 U JP1984140707 U JP 1984140707U JP 14070784 U JP14070784 U JP 14070784U JP H0355040 Y2 JPH0355040 Y2 JP H0355040Y2
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solid lubricant
lubricant
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JP1984140707U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はクレーン等の車輪に固形潤滑剤を塗
布するために使用される固形潤滑剤の塗布装置に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
本考案者はクレーン等の車輪に固形潤滑剤を塗
布するための塗布装置として先に特公昭51−6861
号公報に示される弧状の固形潤滑剤の一端を回動
アームに取付ける形式の塗布装置を開発した。
しかしながら、固形潤滑剤は、塗布面への塗布
性や密着性等を良好にするため、その硬度を比較
的軟質なものとしなければならないので固形潤滑
剤の交換サイクルが短かかつた。
この固形潤滑剤の交換サイクルをもう少し延長
するためには、その長さを伸せばよいのである
が、若し伸すと、それを塗布装置にセツトした場
合、付け根より輸送器体より生じる震動や衝撃に
よりどうしても折損し易いという欠点があつた。
一方、実公昭50−19103号公報に示されるよう
に、棒状の固形潤滑剤をケースに入れて塗布する
方法が提案されているが、この場合、車輪のフラ
ンジ内側面に塗布するため、固形潤滑剤をX状に
交叉させた場合、その最先端が非常に出張り、し
かも塗布装置として弾圧ばねのスペースを要する
ため全体的に大きなものになるばかりでなく、固
形潤滑剤を補給するための出し入れ空間を必要と
し、その使用範囲が限定されてしまうという欠点
がある。
また、外部から固形潤滑剤の摩耗状態が見えな
いので、適確な補給時期を失するという欠点があ
る。更に固形潤滑剤の補給に際し、蓋を外し、ば
ねを取り出さなければならないので、補給作業が
両側であるという欠点があつた。
しかも、之等の従来の塗布装置は、その構造上
塗布部位が一定であるため、塗布装置が塗布面に
対して最適位置に取付けられない場合、最良の部
位に塗布出来ず、塗布効果が低下するという欠点
があつた。
そこで、この考案は従来の固形潤滑剤の長さを
一挙に3倍位長くすることができしかも前述のよ
うな問題のない塗布装置を提供しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、前記の問題点を解消するためにな
されたもので、ブラケツトの腕に、先端に弧状の
潤滑剤を挿通する案内孔を有する案内アームをボ
ルトによつて取付け、且つ前記案内アームの側面
に回動アームを取付けると共に、この回動アーム
の先端を前記案内孔に挿通した前記弧状の固形潤
滑剤の基部を固定し、且つこの固形潤滑剤の先端
を車輪のフランジ内側面に弾圧させる弾圧ばねを
設けたものである。
以下この考案の実施例を図面に基づき説明すれ
ば次の通りである。
〔実施例〕
図において、1,1′は車輪に設けられたアン
グル2等に取付けられる間隔調整式ブラケツト
で、同一構造のもので、雄足1aを雌足1bに向
い合せに挿入し腕1c,1c′の間隔を任意調整し
てアングル2に装着し得るように構成されてい
る。
3,3′はこの考案に係る案内アームで、前記
ブラケツト1,1′の腕1c,1c′にボルト4,
4′によつて取付けられ、先端に夫々弧状の固形
潤滑剤7,7′を通す案内孔5,5′が設けられて
いる。
6,6′は回動アームで、前記案内アーム3,
3′の側面に取付けられ、先端には弧状の固形潤
滑剤7,7′の基部が取付けられている。そして、
この回動アーム6,6′は第5図に示すように軸
部に内蔵された弾圧ばね8によつて各固形潤滑剤
7,7′の先端を車輪9のフランジ内側面9a,
9bに弾圧するように構成されている。
次にその取付法について説明すると、先ず車輪
に設けたアングル2にブラケツト1,1′をボル
ト10とナツト11で仮止めし、固形潤滑剤7,
7′とフランジ内側面9a,9bの当りを取つた
後ボルト10とナツト11を緊締してブラケツト
1,1′を固定し、次にボルト4,4′をゆるめ、
案内アーム3,3′の取付角度を決めた後、ボル
ト4,4′を締め固定する。
以上のようにしてアングル2に取付けられた塗
布装置は、固形潤滑剤7,7′の先端がフランジ
内側面9a,9bに弾圧され、最適な固形潤滑剤
の塗布が行われる。
〔考案の効果〕
この考案に係る塗布装置では固形潤滑剤7,
7′の先の部分を保持する案内アーム3,3′を設
けたので、固形潤滑剤7,7′が運転中繰り返え
し、震動や衝撃を受けても、固形潤滑剤7,7′
は両端で保持されることになるので、従来のよう
に回動アーム6,6′への取付部即ち基部で折損
することはなく、設計上、実公昭51−6861号公報
に示される従来の塗布装置における固形潤滑剤の
長さの約3倍の長さにすることが可能となつた。
従つて、固形潤滑剤の保守管理が楽になり、メ
ンテナンス上、或いは経済的に有利になつた。
また、実公昭50−19103号公報に示される形式
のものに比し、固形潤滑剤の消耗状態が外部より
見えるので、固形潤滑剤の補給時期を失するよう
なことがなく、しかも小型で交換サイクルの長い
塗布装置が得られ、構造簡単で摺動部分が少ない
ため、故障が生じにくいものを安価に提供するこ
とができる効果がある。更に塗布部位を変更可能
のため、効果的な塗布を行い得ることと相俟つて
塗布装置として優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は
その側面図、第3図はブラケツトの正面図、第4
図はA−A線断面図、第5図は基部を截断した回
動アームの正面図である。 1,1′…ブラケツト、2…アングル、3,
3′…案内アーム、4,4′…ボルト、5,5′…
案内孔、6,6′…回動アーム、7,7′…固形潤
滑剤、8…弾圧バネ、9…車輪、10…ボルト、
11…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケツトの腕に、先端に弧状の潤滑剤を挿通
    する案内孔を有する案内アームをボルトによつて
    夫々取付け、且つ前記案内アームの側面に回動ア
    ームを取付けると共に、この回動アームに先端を
    前記案内孔に挿通した前記弧状の固形潤滑剤の基
    部を固定し、且つこの固定潤滑剤の先端を車輪の
    フランジ内側面に弾圧させる弾圧バネを設けたこ
    とを特徴とする固形潤滑剤の塗布装置。
JP1984140707U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0355040Y2 (ja)

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JP1984140707U JPH0355040Y2 (ja) 1984-09-17 1984-09-17

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JPS6155593U JPS6155593U (ja) 1986-04-14
JPH0355040Y2 true JPH0355040Y2 (ja) 1991-12-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9238099B2 (en) 2004-11-24 2016-01-19 Bayer Healthcare Llc System and apparatus for modeling pressures generated during an injection procedure

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JP2011246058A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Nippon Junkatsuzai Kk 固形潤滑剤塗布装置
JP2012086753A (ja) * 2010-10-21 2012-05-10 Nippon Junkatsuzai Kk 固形潤滑剤塗布装置の回動アーム構造

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JPS5019103U (ja) * 1973-06-15 1975-03-04
JPS516861U (ja) * 1974-07-01 1976-01-19

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JPS6155593U (ja) 1986-04-14

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