JPH0354832B2 - - Google Patents

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JPH0354832B2
JPH0354832B2 JP11512183A JP11512183A JPH0354832B2 JP H0354832 B2 JPH0354832 B2 JP H0354832B2 JP 11512183 A JP11512183 A JP 11512183A JP 11512183 A JP11512183 A JP 11512183A JP H0354832 B2 JPH0354832 B2 JP H0354832B2
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JP11512183A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は高効率化した電球に関する。
〔発明の技術的背景〕
電球の効率を向上する手段として管形バルブの
中心線にフイラメントを配設するとともにバルブ
のガラス面に可視光透過赤外線反射膜を形成し、
フイラメントから発した光のうち赤外線を反射膜
で反射してフイラメントに帰還させ、これによつ
てフイラメントを加熱して効率を向上することが
知られている。
〔背景技術の問題点〕
この場合、フイラメントの形状や配設方向が限
定され、たとえば指向性の配光を必要とする場合
には適当でない。
〔発明の目的〕
本発明は指向性の配光を有し、しかも高効率な
電球を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
一部が平面をなすガラスバルブの平面部の内外
両面のうち少なくとも一方に可視光透過赤外線反
射膜を設け、かつ偏平形フイラメントの偏平面を
バルブの平面部に対向させたことにより、平面部
によつて指向性を有し、かつ平面部から反射した
赤外線を有効にフイラメントに帰還するようにし
たことである。
〔発明の実施例〕
本発明の詳細を第1〜第4図示の実施例によつ
て説明する。図は本発明を適用してなるハロゲン
電球の一例を示す。図中、1は耐熱ガラスからな
る筒形バルブ、2,2はこのバルブ1の対向する
両側面に並行して形成された1対の平面部、3は
バルブ1の上記平面部2,2を含む全外表面に形
成された可視光透過赤外線反射膜、4はバルブ1
の基部を圧潰封止してなる封止部、5,5はこの
封止部4に埋設された1対のモリブデン導入箔、
6,6はこれら導入箔5,5に接続してバルブ1
内に延在する一対の内導線、7はこれら内導線
6,6間に装架され、バルブ1の両平面部2,2
の中間においてこれら平面部2,2に並行に配設
された偏平形フイラメント、8,8は導入箔5,
5に接続し封止部4外に延在する1対の端子ピン
である。そして、バルブ1内にはアルゴンなどの
不活性ガスとともに所要のハロゲンを封入してあ
る。
上記フイラメント7は第4図示のように、タン
ングステン素線71を偏平なマンドリルに巻回し
て成形してなる偏平形コイルをなし、コイルの両
端面からレグ部72,72を引き出して内導線
6,6に継着し、両側の偏平面73,73をそれ
ぞれ両平面部2,2に正対している。
つぎに、この電球の作用を説明する。端子ピン
8,8に通電すればフイラメント7は可視光とと
もに赤外線を放射し、これらの光のうち赤外線は
赤外線反射膜3で反射されてバルブ1内に戻り、
可視光透過赤外線反射膜3を透過して外部に放射
される。しかして、本実施例においては、フイラ
メント7は偏平形をなしているので、その放射光
の大部分は偏平面73,73から放射される。し
かも、両偏平面73,73はそれぞれバルブ1の
平面部2,2に正対しているので、平面部2,2
の赤外線反射膜3から反射された赤外線は大部分
フイラメント偏平面73,73に帰還し、フイラ
メントを加熱し発光効率を向上する。このように
本実施例電球はフイラメント7から発した赤外線
の大部分が効果的にフイラメント7に帰還するの
で、発光効率が極めて高く、しかも可視光は指向
性を有する。
つぎに、他の実施例を第5図に示す。この電球
は、バルブ1の頂面を平面部2に形成し、偏平形
フイラメント7の偏平面73を平面部2に正対さ
せて内導線6,6間に装架し、平面部2の外表面
に可視光透過赤外線反射膜3を形成してある。こ
の電球もフイラメント7の偏平面73が平面部2
に正対しているのでフイラメント7から発した光
のうち赤外線を平面部2の反射膜3によつて効果
的にフイラメント7に帰還させることができ、発
光効率が高く、しかも可視光は指向性を有する。
なお、本実施例において、バルブ1内の基部方向
に反射面を設けてフイラメント7から基部方向に
向つた光を頂部方向に戻すことはさしつかえな
い。
さらに、本発明において、フイラメント7は第
6図に示すように、複数の棒数の棒状コイル7
4,74…を接続して同一平面に並行配設し、絶
縁物9で支持して内導線6,6間に装架してもよ
く、この場合、上述の平面が偏平面73をなす。
さらに、本発明には、赤外線反射膜はバルブの
平面部の内外両面のうち少なくとも一方に設けれ
ば本発明の効果がある。さらに、本発明におい
て、バルブ内面のうち少なくとも平面部内面に赤
外線反射膜を設け、かつバルブ外面に散光膜を設
けても本発明の効果は変らない。
なお、前述の実施例はハロゲン電球について説
明したが、本発明はこれに限らず、普通電球にも
適用できる。
〔発明の効果〕
本発明の電球は一部が平面をなすガラスバルブ
の平面部の内外両面のうち少なくとも一方に可視
光透過赤外線反射膜を設けかつバルブ内に封装さ
れた偏平形フイラメントの偏平面を平面部に対向
させたので、フイラメントから放射された光のう
ち赤外線を効果的にフイラメントに帰還して加熱
するので発光効率が高く、指向性がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電球の一実施例の正面図、第
2図は同じく縦断側面図、第3図は同じく横断面
図、第4図は同じく要部であるフイラメントの斜
視図、第5図は他の実施例の縦断側面図、第6図
はフイラメントの他の例の正面図である。 1……バルブ、2……平面部、3……赤外線反
射膜、7……フイラメント、73……偏平面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一部が平面をなすガラスバルブと、上記平面
    部の内外両面のうち少なくとも一方に形成された
    可視光透過赤外線反射膜と、上記バルブ内に封装
    されて上記平面部に偏平面を対向させた偏平形フ
    イラメントとを具備したことを特徴とする電球。 2 バルブの対向する両側面を並行な平面部に形
    成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の電球。 3 フイラメントは偏平形コイルに形成されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の電球。 4 フイラメントは複数の棒状コイルを偏平形に
    並行配設してなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の電球。
JP11512183A 1983-06-28 1983-06-28 電球 Granted JPS609050A (ja)

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JP11512183A JPS609050A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 電球

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JP11512183A JPS609050A (ja) 1983-06-28 1983-06-28 電球

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JPS609050A JPS609050A (ja) 1985-01-18
JPH0354832B2 true JPH0354832B2 (ja) 1991-08-21

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JP2002208466A (ja) * 2001-01-05 2002-07-26 Tokyo Electron Ltd 加熱ランプと加熱処理装置
JP2013145764A (ja) * 2013-04-30 2013-07-25 Ushio Inc 白熱電球

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JPS609050A (ja) 1985-01-18

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