JPH0354478A - 加速度センサの製造方法 - Google Patents

加速度センサの製造方法

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JPH0354478A
JPH0354478A JP18879689A JP18879689A JPH0354478A JP H0354478 A JPH0354478 A JP H0354478A JP 18879689 A JP18879689 A JP 18879689A JP 18879689 A JP18879689 A JP 18879689A JP H0354478 A JPH0354478 A JP H0354478A
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Takeo Kushida
丈夫 串田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、加速度センサの製造方法に関する。
ここで、問題とする加速度センサは、ケーシング内部に
移動自在に収納された磁性体を、永久磁石で基準位置に
引き付けておき、加速度か作用した際に、磁力に抗して
移動する磁性体の変位を検出することにより加速度の大
きさを測定する形式のものである。
[従来の技術] 従来、この種の加速度センサの一例として、特開昭63
−109374号公報に開示のものが知られている。こ
の公報に示された加速度センサは、筒状のケーシングと
、このケーシング内の収納空間にケーソングの軸方向に
移動自在に収容された磁性球と、ケーシングの外側に配
置された差動トランスと、ざらに差動トランスの外側に
配置され磁性球を差動トランスの中央に引き付けるため
の永久磁石とを備えている。
この種の加速度センサにおいては、永久磁石の磁力と他
の部品(特に差動トランス)との関係が、性能に大きな
影響を及ぼす。
従来、この加速度センサを製造する場合、予め磁化させ
た永久磁石を用意してこれをケーソングに対して固定し
、併せて差動トランスによって決定まる基準位置と磁石
との位置関係を調整していた。
[発明が解決しようとする課題] しかし、各部品の製造誤差や、永久磁石の磁力分布の誤
差,また磁力の強さの誤差等により、組み立てた段階で
性能にバラツキが生じるという問題があった。したがっ
て、組み立て後に個別の調整を厳密に行わなくてはなら
なかった。
本発明は、上記事情に鑑み、組み立て段階でのバラツキ
の程度を極力押えることができ、事後の調整作業の容易
化を図ることのできる加速度七ンサの製造方法を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明の方法は、ケーシングと、ケーシング内部に形成
された収納空間内に移動自在に収納された磁性体と、こ
の磁性体を基準位置に引き付ける磁石と、磁性体の基準
位置からの変位を検出する検出手段と、を備えた加速度
センサを製造するにあたり、予め磁化された永久磁石を
用いずに、ある程度組み立てを進めた段階で磁石の磁化
を行うことを特徴としている。
すなわち、組み付け時に、永久磁石の代わりに、ケーシ
ングに対して未着磁の永久磁石材料を固定し、そしてそ
の状態で上記基準位置に着磁装置の磁気的中心を一致さ
せて永久磁石材料を磁化させ、それにより上記磁石を構
成する。
ここで、着磁装置の磁気的中心とは、磁束密度の均一化
された着磁空間を言う。
[作用] 上記の如く製造することにより、着磁装置に対する位置
決めさえ正確に行っておけば、組み立て段階での磁力の
誤差に起因するバラッキがほとんど生じなくなる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
まず、ここで製造しようとする加速度センサの構造及び
作用について先に述べ、次いでその製造方法について述
べる。
この加速度センサは、第1図に示すように、磁心材料(
ケイ素鋼等の比透磁率の大なる材料)で構成されたヨー
ク(ボディ)1と、このヨーク1に互いに対向して支持
された一対の永久磁石2、2と、ヨーク1内に収容され
るケーシング3と、ケーシング3に設けられた検出手段
としての差動トランス4と、ケーシング1内に収容され
た鉄球(磁性体)5と、を備えている。
ヨーク1は断面矩形の筒状をなしており、互いに平行を
なして向かい合う壁に、一対の永久磁石2、2が接着等
の手段により固定されている。永久磁石2は円柱形状を
なしており、対向する永久磁石2、2の中心軸同士が一
致している。永久磁石2、2はその軸方向に磁化されて
おり、互いに対向する部位が異極になっている。
また、ケーシング3は樹脂製のもので、一端が閉塞され
た円筒状をなし、内部に収納空間を有している。そして
、この収納空間内に鉄球5がケーンング3の軸方向に移
動自在に収納され、その状態でケーシング3の開口端が
M6により塞がれている。なお、収納空間内に、ダンパ
岐を封入してもよい。
このように、鉄球5が収納されたケーンング3は、永久
磁石2、2間に配置されるようにして、ヨークlに支持
されている。また、ケーシング3の外周には、差動トラ
ンス4を構成する一次コイル4A、二次コイル4Bが巻
かれており、鉄球5が左右の二次コイル4B,4Bの中
央位置(これを「基準位置」という)から軸方向に変位
した際、その変位量を検出電圧として出力するようにな
っている。
このように構戊したセンサにおいては、加速度がゼロの
状態(静止状態または等速運動状態)のとき、鉄球5は
磁石2、2の引き付け力により基準位置に保持される。
したがって、差動トランス4からは加速度ゼロに対応し
た出力が得られる。
また、ケーシング1の軸方向に沿って加速度あるいは減
速度が作用した場合には、鉄球5は、加速、減速方向と
逆方向の慣性力を受け、この慣性力が磁石2、2による
引き付け力と釣り合う位置まで変位する。そして、差動
トランス4からは、この鉄球5の基準位置からの軸方向
変位に対応する電圧が加速度情報として出力される。
さて、上記の加速度センサにおいては、磁石2、2によ
って引き付けられた鉄球5の位置が、加速度ゼロの状態
のとき、ちょうど差動トランス4によって決定される基
準位置に位置していることが、良好な性能を保持する上
で重要である。
そこで、本発明においては、それを実現するため、次の
ような手順で上記加速度センサを製造した。以下、その
手順を第2図、第3図を参照しながら述べる。
まず、第2図に示すように、ヨーク1に対して未着磁の
永久磁石材料2、2を固定するとともに、ヨーク1に対
して、差動トランス4のコイル4A,4Bを装備したケ
ーシングIを固定する。そして、鉄球5を収納しない状
態で、この半組み立て品を着磁装置IO内に設置する。
この際、着磁装置10から発生される磁力線Hの通る方
向に、2つの永久磁石材料2、2が並ぶよう設置し、し
かも着磁装置10の磁気的中心に、差動トランス4によ
って決まる基準位置Lを一致させる。そして、この状態
で着磁装置10に磁化電流を流し、強い磁界をかけて永
久磁石材料2を磁化させる。そうすると、磁気的中心が
基準位置しに一致した永久磁石2、2が構成される。し
たがって、組み立て時に多少の寸注誤差があっても、そ
れらの影響は性能上の問題としてほとんど表れなくなり
、バラツキんの程度が小さくなる。
そして、磁化した後で、第3図に示すように鉄球5をケ
ーシング1内に収納して、M6で封止する。
このように、磁化をある程度組み立てた段階で行うこと
により、性能上のバラツキが解消され、事後の調整作業
が楽になる。
なお、鉄球5を、磁心材料のように残留磁気を生じない
材料で構成しておけば、鉄球5をケーンング1に組み込
んだ後で磁化しても問題はない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の加速度センサの製造方法
によれば、ある程度絹み立てた後に永久磁石材料を磁化
するので、組み付け段階での性能のバラツキを小さく押
えることができる。したがって、事後の調整も簡略化で
き、品質面、コスト面で有効な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法によって製造しようとする加速度
センサの一例の断面図、第2図、第3図は本発明の製造
手順の説明図である。 1・・・・・ヨーク、2・・・・・・磁石(永久磁石材
料),3・・・・ケーシング、4・・・・・・差動トラ
ンス(検出手段)、5・・・・・・鉄球、10・・・・
・・着磁装置、L・・・・・基準位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ケーシングと、ケーシング内部に形成された収納空間内
    に移動自在に収納された磁性体と、この磁性体を基準位
    置に引き付ける磁石と、磁性体の基準位置からの変位を
    検出する検出手段と、を備えた加速度センサを製造する
    方法において、ケーシングに対して、未着磁の永久磁石
    材料を固定し、上記基準位置に着磁装置の磁気的中心を
    一致させ、その状態で着磁装置により永久磁石材料を磁
    化させて上記磁石を構成することを特徴とする加速度セ
    ンサの製造方法。
JP18879689A 1989-07-24 1989-07-24 加速度センサの製造方法 Expired - Lifetime JPH0648278B2 (ja)

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JPH0354478A true JPH0354478A (ja) 1991-03-08
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2666150A1 (fr) * 1990-08-23 1992-02-28 Takata Corp Procede de fabrication d'un detecteur d'acceleration.
KR20030000516A (ko) * 2001-06-25 2003-01-06 현대자동차주식회사 자동차의 도어 힌지 조립체

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2666150A1 (fr) * 1990-08-23 1992-02-28 Takata Corp Procede de fabrication d'un detecteur d'acceleration.
KR20030000516A (ko) * 2001-06-25 2003-01-06 현대자동차주식회사 자동차의 도어 힌지 조립체

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