JPH0354474A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPH0354474A
JPH0354474A JP18876389A JP18876389A JPH0354474A JP H0354474 A JPH0354474 A JP H0354474A JP 18876389 A JP18876389 A JP 18876389A JP 18876389 A JP18876389 A JP 18876389A JP H0354474 A JPH0354474 A JP H0354474A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動分析装置に係り、特に液体試料分注時のキ
ャリオーバー,試料飛散防止に好適な分注装置に関する
〔従来の技術〕
現在、自動分析装置では,試料容器にて装置にセットさ
れた液体試料を、分注装置にて別箇所に設置されている
反応容器中に移送,分注し,前記反応容器中に、更に反
応試薬を分注し、一定時間反応させた後、光学的に被測
定項目の濃度を測定する方式を採用しているものが多い
。第1図に、自動分析装置の分析部構成の一例を示す。
第l図に於て、分注アーム1の先端部には分注ノズル2
が設置されており、分注アーム1は、主軸3に固定され
ており、主軸3を支点として、上下、及び回転動作を行
う。又、前記分注アーム1と近接して、それぞれ個別に
回転動作を行う反応テーブル4,試料テーブル6,試薬
テーブル8が設置されている。反応テーブル4には複数
の反応容器5がセットされており、分注動作時、所定の
反応容器を回転動作により、分注ノズル2の回転軌跡上
の所定の分注位置へと移送する。又,分析すべき試料は
試料容器7内に互々分取され、試料テーブル6にセット
される。又、各項目の分析に必要な試薬を収納した試薬
容器9は試薬テーブル8にセットされる。上記試料容器
7,及び試薬容器9も、前記反応容器5と同様,各設置
テーブルの回転動作により、各々所定の分注位置に移送
される。又、各試料、及び試薬間のキャリオーバーを防
止するため、洗浄ユニット10により分注ノズル2の洗
浄を行う。上記の各ユニットの動作により、所定の反応
容器中に、所定の試料、及び試薬が順次分注される。又
、各反応容器5は、図示していない恒温装置により一定
温度に保たれており、所定時間反応を行わせた後、図示
していない光度計により、被測定項目の濃度測定を行う
しかしながら,上記構威の自動分析装置では、分注ノズ
ル2を、液体試料、又は液体試薬中に一定量浸漬させ、
各試料,試薬の分注を行うため、分注ノズル2への試料
,試薬の付着に起因するキャリオーバー(汚染)が発生
し、且つ、分注ノズル2に付着した試料,試薬が、反応
容器5に移送される際飛散する。又、洗浄ユニット10
では水等の洗浄液中にて洗浄を行うため、洗浄後、分注
ノズルに付着した洗浄液が試料容器7,試薬容器9中に
持込まれ,試料,試薬が薄められる。この様に、分注時
、分注ノズル2への液付着,飛散りは、装置の分析性能
を及び安全性を著しく低下させる要因となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの対策として、従来は、分注量の比較的少ない試
料の分注と、試薬分注とを互々別個の装置で行い、試料
/試薬間のキャリオーバーを防止し,且つ試料分注ノズ
ル径を可能な限り細くし、液付着量の低減を図っている
。しかしながら,分注装置の試料/試薬分離はそのまま
、装置全体の大形化,複雑化となり、小形装置への適用
は困難である.又,近年、分析項目は多岐に渡り、特に
免疫反応を用いたウイルス,ホルモン等希薄物質を高感
度で測定するため、試料量も従来の生化学測定に比べ大
量に用いるものも多く、分注量範囲の拡大が要求され、
且つ処理能力を保持するためには分注ノズルを細くする
事は困難な状況にある。
又特開昭62−182665号に記載の様に分注ノズル
をデイスポーサブルチップ化する事により、項目間のキ
ャリオーバーを防止し、且つ洗浄工程を廃止する方法も
行われているが、上記チップの供給、及び廃棄処理機構
やチップ着脱機構が必要となり、装置の大形化,コスト
アップとなる。又、ランニングコストがアップする他、
チップ径が金属製ノズルに比べ太くなるため、試料容器
部には大きな開口部が必要となるが,試料の微量化、及
び試薬が高価なため,特に分析に長時間を要する免疫反
応を用いた装置では、試料・試薬の自然蒸発を極力減ら
すために上記開口部は可能な限り狭めたいとの要求ガ増
えており,デイスポチップでの対応は困難である。
この様に、現状では、小形(例えば卓上形自動分析装置
)、低価格な自動分析装置に適用可能な分注装置での,
液付着,飛散り対策は全く不十分であり、上記小形装置
に適用可能な,簡便,低価格な分注装置を提供するのが
本発明の目的である。
〔lia!題を解決するための手段〕
前述の、液体の分注ノズルへの付着、あるいは分注ノズ
ルに付着した液の飛散りを防止するには、一連の分注動
作をゆっくり行えば良い。即ち、試料吸引のため、一定
長さだけ試料中に浸漬した分注ノズルを、速いスピード
で上昇させ、液面より抜くと、試料の粘性のため、分注
ノズル近傍領域の試料には上昇方向の速度が与えられ分
注ノズルと共に試料液表面を脱し、分注ノズルに付着し
たり、又液滴となってノズル先端に移動する。しかし、
ここで分注ノズルをゆっくりと上昇させると、試料の上
昇速度が小さいため、試料同士の結合力が大きいため、
分注ノズルが余程汚れていない限り、試料はほとんど付
着しない。又,付着液の飛散りについては、分注ノズル
の回転速度を遅くし、起動/停止時の加速度変化を小さ
くする事で防止する事が出来る。しかしながら、上記分
注速度は自動分析装置の処理能力(単位時間当りの分析
項目数)に直結しており、分注速度を上げ、分注に要す
る時間の短縮を図る事は処理能力アップには不可欠要素
であり,単純に分注動作を低速化する事は出来ない。
上記問題点は、分注装置の駆動源としてパルスモータ等
の制御可能なモータを用い,一連の分注動作は装置の処
理能力仕様を満足する様に設定し、その一連動作の内、
液付着、及び試料飛散に拘わる動作、即ち液中より分注
ノズルを抜く場合、及び試料吸引後,分注ノズルを反応
容器側へ移送させる場合の動作のみ、駆動モータの速度
パターンを切替え、低速動作を行わせる事により解決さ
れる。
〔作用〕
液体試料分注に伴う分注ノズルへの試料付着、及び飛敗
りは以下の様に発生する。
工)試料吸引後、分注ノズルを試料中より抜く際、分注
ノズルに付着し,且つ,反応容器への移送時に、上記付
着試料が飛散する。
2)分注ノズル洗浄後、洗浄液より分注ノズルを抜く際
,洗浄液が分注ノズルに付着し、更に試料吸引の為、試
料容器位置へ移送する際上記洗浄液が飛散したり、又、
飛散しないまま次の試料吸引過程で、分注ノズルと共に
試料中に挿入され,試料薄まりの原因となる。
この為、一連の分注動作の内、試料、及び洗浄液中より
分注ノズルを抜く場合、及び、試料分注後の、反応容器
への移送動作のみ低速で行わせる様、駆動モータの動作
パターンを切替える事により,前述の様に分注ノズルへ
の液付着,更には付着液の飛散を防止する事が出来、且
つ処理能力の低下なく、単一モータの制御である為、分
注装置の単純化,小形化が実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を、図により詳細に説明する。
第l図にて示した構戊を有する自動分析装置に於ける代
表的分注方式を第2図に示す。第1図にて試料テーブル
6と試薬テーブル8は同心円状に配置されており、試料
、及び試薬の分注は単一の分注装置にて兼用されている
。即ち、試料、及び試薬の分注は同一の分注装置で行う
事により,装置の小形化,簡略化を図っている。
一連の分注動作を第2図により説明する。尚,本図にて
分注アーム1は、図示していないピペツタ機構と、チュ
ーブ,切替弁等を介して接続されており,上記ピペツタ
機構により所定量の試料・試薬の吸引・吐出を行う。
分注動作に入る前、分注アームエは装置のリセット動作
等により,あらかじめ所定の位置(例えば洗浄装置上)
に位置決めされている。そして、分注動作が開始すると
,まず,所定の試料(試薬)工1を分注する為、分注位
置に位置決めされた試料容器(試薬容器)7上に回転移
送され(■)、試料容器7上に位置決めされる。次に、
試料吸引を行う為、分注ノズル2は下降し、試料ll中
に所定量浸漬される(■)。この時、分注ノズルの浸漬
量は、分注装置に付加されている液面検知機能により制
御する事が出来る。分注ノズル2が試料液中に侵潰され
ると、前述のピペツタ機構により所定量の試料工1が分
注ノズル2内に吸引され、この吸引動作の終了が確認さ
れると、分注ノズル2は上昇し,試料11を離脱し、上
死点にて停止する(■)。次に、吸引した試料11を反
応容器5内に分注する為、回転動作により、分注位置に
位置決めされた反応容器5上に移送される(■)。
所定の反応容器5上に位置決めされた分注ノズル2は、
吸引した試料11を反応容器5内に吐出する為、下降し
、反応容器内の所定の位置まで下降し,停止する(■)
。分注ノズル2が反応容器内に所定量挿入されると、前
述のピペツタ機構により、吸引した試料の内、所定量だ
け反応容器内に吐出する。この吐出動作が終了すると、
分注ノズル2は再び上死点位置まで上昇する(■)6上
死点に移送された分注ノズル2は、分注ノズル2を洗浄
するために、回転動作により洗浄装置上に移送される(
■)。洗浄装置10上に位置決めされた分注ノズル2は
下降し、洗浄装置10内に所定量挿入される(■)。こ
の状態で洗浄装置10に設置されているニツプル12よ
り洗浄液13が吐出され、分注ノズル2の外側を洗浄す
ると同時に分注ノズル2より洗浄液13を吐出する事に
より、分注ノズル2内部をも洗浄する。所定時間,洗浄
を行った後、分注ノズル2は上死点位置まで上昇し(■
)、再び(a)〜(e)の分注動作を繰返す事により、
試料,及び試薬の分注を順次行う。
上述の分注動作を実現する分注装置の一実施例の構成図
を第3図に示す。
分注ノズル2は分注アーム1の先端部に設置されており
、分注アーム1は、上下,回転動作可能な主軸3に固定
されている。主軸3はスプライン形状をなしており、リ
ニアガイド16により,ガタつきなく保持されるftI
造となっている。主軸3はリニアガイド16とメタル軸
受工5によりべ−ス14に取付けられており,更にリニ
アガイド16は、ボールベアリング17により保持され
、回転動作が可能となっている。すなわち、主軸3は、
リニアガイド16とのかん合により、上下動作を行うと
同時に、回転運動については、ボールベアリング17に
よりリニアガイド16と一体となり回転を行う。又、主
軸3はスライダ18と結合されており、このスライダ1
8には、図示していないリニア軸受が組込まれており、
これにより、主軸3と平行にベース14に取付けられて
いるガイド軸19に沿って上下動作が可能となっている
即ち、スライダ18は、ガイド軸19に保持され、主軸
3と平行運動を行う事が出来る。更にスライダ18には
ラック20が取付けられており、ピニオン22を介し、
上下駆動用パルスモータ21により、上下動作を与えら
れる。上下駆動用パルスモータ21により、スライダ1
8に上下動作を行わせ,スライダ18と主軸3を連動す
る事により、主軸3、そして分注アーム1を上下動作さ
せる。
又、リニアガイドl6には、ハウジング25を介しプー
り26が取付けられており、回転駆動用パルスモータ2
3とタイミングベルト24により連結されている。即ち
、回転駆動用パルスモータ23を駆動する事により、タ
イミングベルト24を介し、リニアガイド16に回転運
動を与え、リニアガイド16と主軸3が回転方向に一体
運動する事により、分注アーム1に回転動作を与える事
が出来る。上記の様、第3図記載の分注機構では,上下
用、及び回転用2個のパルスモータを制御する事により
、分注アーム{に回転、及び上下動作を個別に与える事
が出来る。
第4図、及び第5図には、バルスモー夕の駆動パルスレ
ートを示す。第4図には上下駆動用パルスモータ2lの
パルスレートを、第5図には回転駆動用パルスモータ2
3のパルスレートを示す。
本図にて,各パルスレートの左側が起動時のスローアッ
プ、右側が停止時のスローダウン状態を示す。例えば、
上下動作を高速度で行わせる場合は、第4図(a)のパ
ルスレートとなり、起動パルス数3 0 0pps(パ
ルス/s)で起動し、1700ppsまでの加速を25
パルスで行わせる,この時の加速に関する時間は25m
Sである。上下動作の場合,液中に浸漬した分注ノズル
2をいかにゆっくり、そして静かに抜くかが重要であり
,(b)に示す様に、上昇速度を1700ppsから7
 0 0 ppsに下げる他,スローアンプパルス数を
25パルスから50パルスに増す事により、上昇時の加
速度の低下を図っている。又、上昇速度を700pps
以下に下げた場合、パルスモータ21より発生する振動
が急激に増し、この振動が分注ノズル2に伝わり、液の
付着,飛散を逆に増してしまうため、低速度値の限界は
,使用する分注装置固有の値となる. 上記高速動作,及び低速動作という2種の動作を分注ノ
ズル2に行わせるのに、プログラムソフトにて,上下,
及び回転用パルスモータ互々の駆動パルスレートをルー
チン動作内の動作内容に応じ、適宜書替える事により実
現している。即ち、上下用,回転用それぞれ単一の駆動
パルスモー夕のパルスレートを書替える事により複数の
動作パターンが可能となる。これにより,単一の分注装
置により、各動作に最適な動作パターンが選択可能とな
る。
第6図、及び第7図に分注装置の上下,回転動作につい
てのタイムチャートを示す。ここで,第6図には試料分
注時のタイムチャートを示し,第7図には試薬分注時の
タイムチャートを示す。図中の高速上昇,低速回転等の
指示は、第4図、及び第5図に記載したパルスレートの
内、高速用,低速用いずれのパルスレートで動作するか
を示す。
又、分注動作は、試料・試薬分注共に1サイクル18秒
である。又、分析に於では血清等の生体試料に対し複数
の反応試薬を分注する場合がほとんどである為、1サイ
クルにて、試料の分注は1回行うのに対し、試薬分注は
2回行うよう設定されている。又、試薬に比べ、血清等
の試料は粘性ははるかに大きく、又、分注ノズル2や配
管系でつまり等を発生し易く、且つ感染の危険も大きい
ため、試料の吸引,吐出、及び分注ノズル2の洗浄に多
くの時間を要する。この為、試料と試薬の分注動作は全
く異なる場合が多く,第6図,第7図に示す様に異なる
タイムチャートで、それぞれ試料,試薬用分注装置を別
個に装備し、個別に分注動作を行う場合がほとんどであ
る。それに対し、本実施例では、あらかじめ、試料用,
試薬用という2種類のタイムチャートを用意し、且つ、
この2つのタイムチャートが1サイクル動作の始点、及
び終点にて、互々が矛盾無く継続できる様設定し、分注
すべき対象物に応じタイムチャート自体を選択,動作さ
せる事により、1台の分注装置にて、試料・試薬両方の
分注を行っている。次に第6図にて、試料分注動作を説
明する。動作内容は、第2図に記載したものと同一であ
るが、サイクルの最初に分注ノズル2の洗浄工程から入
っている。
まず,時刻0.1(S)にて初期位置から洗浄位置まで
高速回転移・動し、回転動作終了後、時刻0.5で洗浄
装置内に高速下降し、洗浄液にて分注ノズル2の内外周
の洗浄を行う。洗浄終了後、そのまま高速上昇させると
前述の様に水滴付着要因となるため、上昇パルスレート
を低速用に切替え、時刻8.7 にて低速上昇させる。
但し、この時、分注ノズル2は洗浄液中に浸漬した状態
で低速上昇させる必要がある。この為、洗浄装置は第2
図(C)に記載の通り、洗浄装置10下部の廃液用穴径
を絞り、分注ノズル2から吐出される試料濃度の高い液
は直接排出するが,ニツプルから吐出される洗浄液は、
洗浄動作中、洗浄装置内にたまる構造となっている。又
、パルスレートの書替えには、書替えの時間が必要であ
り、本実施例では、書替え時,対象となるパルスモータ
の停止時間を0.5S以上確保している。洗浄装置は上
死点まで低速で上昇した後試料を吸引する為、試料吸引
位置まで回転移動するが、洗浄液飛散り防止の為、回転
動作は低速で行う。尚、この回転,及び洗浄装置から上
昇パルスレートは、いずれも洗浄時間中に低速に変更し
ている。時刻io.o で試料容器7内に下降し、所定
量試料吸引後、再び時刻13.0で低速上昇する。ここ
で、試料粘性等の原因により、吸引動作に比べ、実際に
分注ノズル2内への吸引に遅れが発生するため,吸引動
作終了〜上昇動作の間に静定時間を設けている。分注ノ
ズル2上昇後、反応容器5位置まで低速回転にて分注ノ
ズル2を移送する。ここで、反応容器位置での下降量が
、試料容器に比べ大きく、又、反応テーブル4の停止時
間の制限より、反応容器位置での下上動作は高速で行う
必要があるため、低速回転動作中に上下用パルスレート
を高速用に変更し、時刻14.8 にて高速下降し,試
料吐出後高速上昇し、洗浄位置まで高速回転し、以下、
同様の動作を繰返す,試料吸引から試薬吸引に移る場合
、第6図の時刻↓8.0 から、第7図の時刻0に連結
される。ここで、試薬分注用タイムチャート移行直後の
回転動゛作は高速用であるため、試料吐出動作中に、回
転用パルスレートを高速用に変更しておく必要がある。
第7図に示す試薬分注タイムチャートでは、1サイクル
当り,2回の試薬分注が必要であり、試料分注時に比べ
時間的余裕が無いこと、又試薬粘性は小さく,且つ、本
実施例にて使用している試薬容器9では、試薬の自然蒸
発防止の為、容器開口部にシリコンゴムを貼付,密閉し
、試薬吸引時には、分注ノズル2を上記シリコンゴムを
貫通させる為、分注ノズル2上昇時.分注ノズル2に付
着した試薬はシリコンゴムにてぬぐい取られるため、試
料吸引時と異なり、試薬吸引時も全て高速にて動作して
いる。但し、洗浄後の上昇動作のみ、低速にて行ってい
る。この際、パルスレートの変更は洗浄動作中に行い、
次の試薬吸引の為の下降動作は高速にて行わせるため、
洗浄装置からの上昇終了〜試薬吸引時下降開始間でパル
スレートを高速に変更を行っている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1台の分注装置にて、洗浄及び試料吸
引等、特定の動作のみ低速化する事によリ、装置の処理
能力を低下させず、試料・洗浄液の付着,飛散りを防止
する事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動分析装置の構或図、第2図は代表的分注方
式を示す図、第3図は分注装置の構造図、第4図は分注
装置上下動作用パルスレートを示す図、第5図は分注装
置回転動作用パルスレートを示す図、第6図は試料分注
用タイムチャート、第7図は試薬分注用タイムチャート
である。 1・・・分注アーム、2・・・分注ノズル、4・・・反
応テーブル、5・・・反応容器、6・・・試料テーブル
,7・・・試1 図 2 図 ク (a) (b) (C) 3 図 4 図 (a)高速動作時 (b)低速動作時 弟 5 図 (a)高運動作時 (b)低迂動作時 圓 + 回 ←

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、分注ノズルにより液体試料を分取し、前記分注ノズ
    ルを試料容器、反応容器、洗浄ユニットなどの間を移送
    させる事により液体試料の分注を行う単一の自動分析装
    置の試料分注機構に於て、前記一連の繰返し動作の内、
    液体試料への分注ノズルの出入れ、試料の移送動作等、
    特定の動作のみを他の動作に比べ低速にて行うことを特
    徴とした分注方式。
JP18876389A 1989-07-24 1989-07-24 自動分析装置 Expired - Lifetime JP2886894B2 (ja)

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