JPH0354308B2 - - Google Patents

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JPH0354308B2
JPH0354308B2 JP58182599A JP18259983A JPH0354308B2 JP H0354308 B2 JPH0354308 B2 JP H0354308B2 JP 58182599 A JP58182599 A JP 58182599A JP 18259983 A JP18259983 A JP 18259983A JP H0354308 B2 JPH0354308 B2 JP H0354308B2
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JP
Japan
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reagent
temperature
heating
heating means
heating element
Prior art date
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JP58182599A
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JPS6073464A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01LCHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
    • B01L7/00Heating or cooling apparatus; Heat insulating devices

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、生化学的分析若しくは免疫学的分
析を行う自動分析装置の恒温装置に係り、特に測
定項目に対応する試薬を収容する各試薬容器が、
所定の分注位置まで移送されるべく構成されてな
る自動分析装置に好適な恒温装置に関する。
(技術的背景) 周知のように、生化学的若しくは免疫学的分析
において用いられる試薬は、測定に必要なデータ
を得るため、反応を促進するよう反応温度と同じ
温度で分注されることがこの種の自動分析装置に
おいては絶対条件となつている。
このため、この種の自動分析装置では、従来よ
り試薬を上記反応温度まで加温する手段がほとん
どのものに施こされている。
(従来技術) ところで従来の自動分析装置にあつては、試薬
の分注作業は、ピペツトが固定化されて配列され
た試薬容器と反応管との間を往復移動することで
行われるように構成されたものが殆んどであり、
このような構成の自動分析装置に配設される恒温
装置は基本的には固定化された試薬容器に一体的
に装着すればよく、構造的にも簡易に構成するこ
とができる。
しかしながら、試薬容器が固定化され、ピペツ
トが往復移動することで試薬の分注が行なわれる
方式の自動分析装置にあつては、試薬の持ちこし
が発生して無駄が多く、またピペツトの洗浄が不
可欠となるので装置が複雑化することから、本出
願人は先に、試薬容器を試薬分注位置まで移送
し、同容器に専用装備されたピペツトで試薬を反
応管に分注する自動分析装置を提案した。
この装置によれば、試薬容器が固定化された自
動分析装置が奏する上記欠点を一掃できるわけで
あるがここに一つの問題が発生する。
それは、試薬容器毎に専用のピペツトを装備す
る関係上、同ピペツトに吸引された試薬の反応温
度までの加熱を夫々行う加熱手段を試薬容器毎に
施こし、しかも各試薬容器に配設された各加熱手
段による加温を全て反応温度に保持すべく各加熱
手段毎の温度を検知して個々に制御しなければな
らず、この結果、部品点数が嵩んで組付工数が煩
雑となるばかりか、上記加熱手段毎の温度制御作
業が煩雑を極めるという問題が発生する。
(発明の目的) この発明は、かかる現状に鑑み創案されたもの
であつて、その目的とするところは、試薬容器自
体が所定の試薬分注位置まで移送されるべく構成
された自動分析装置における恒温装置の各試薬容
器毎に配設された加熱手段に対する加温制御を一
つのコントロール手段で制御することができ、以
つて組付工数の簡素化並びに温度制御作業も容易
な自動分析装置の恒温装置を提供しようとするも
のである。
(発明の構成) かかる目的を達成すべく、この発明にあつて
は、所要数の反応管が反応管ホルダに保持され、
該ホルダが所定位置に停止したときに、試薬容器
より測定項目に対応する試薬が所要量分注される
自動分析装置の試薬恒温装置において、各試薬を
所要量吸引するための独立した複数の試薬吸引路
の夫々に介装される加熱手段と、該加熱手段によ
る加熱を設定温度に保持すべく通電を制御する制
御手段とを備え、上記加熱手段は、各試薬毎に発
熱量を調整できる手段を有し、上記制御部は、試
薬の設定温度に対応する発熱量が定められている
1つの基準発熱体と、該基準発熱体の発熱温度を
検知する温度検知手段と該温度検知手段の出力信
号により基準発熱体への通電を制御する手段とを
有することを特徴とするものである。
以下添付図面に示す実施例にもとづき、この発
明を詳細に説明する。
(実施例) 第1図に示すように、試薬容器Aは、耐試薬材
質で箱状に成形された試薬収納部1と、この試薬
収納部1から離間して固着されたポンプ3と、上
記試薬収納部1の天板4に穿設された開口5に挿
脱可能に配設された試薬ピペツト6と、この試薬
ピペツト6と上記ポンプ3とを接続する伸縮可能
なチユーブ7とから構成されており、同チユーブ
7の一箇所には同チユーブ7内に吸引される試薬
を加熱して同試薬を反応温度まで上昇させるヒー
タHが夫々設けられている。
このように構成された試薬容器Aは所要数が放
射状に配列されて試薬ホルダ(図示せず)に保持
され、同ホルダは、図示しないが適宜の駆動手段
を介して所定の試薬分注位置まで移送制御され
る。
第2図は、恒温装置の具体的構造例を示すもの
であり、所要数の試薬容器Aに夫々配設された上
記チユーブ7には各々ヒーターH1,H2,H3……
Hnが設けられ、このヒーターH1,H2,H3……
Hnには各々のヒーターH1,H2,H3……Hnに供
与される電流量を調節する可変抵抗C1,C2,C3
……Cnが設けられている。これらの可変抵抗C1
C2,C3……Cnは抵抗値調整可能に構成されてい
るので各々の可変抵抗C1,C2,C3……Cnの抵抗
値を調整することでヒーターH1,H2,H3……
Hnの発熱量を各試薬の所定反応温度にまで加温
しうるよう予じめセツトしておくことができる。
これらヒーターH1,H2……Hn及び可変抵抗C1
C2,C3……Cnへの通電はスイツチSWを介して行
なわれる。スイツチSWは、各可変抵抗C1,C2
C3……Cnに接続された可動接点aと、基準抵抗
9に接続された固定接点bとから構成されてお
り、前記したように各試薬容器Aが所定の分注位
置まで移送されるべく回転しているときには可動
接点aと固定接点bとは摺接して試薬容器Aの移
送に対する妨げとはならないよう構成され、かつ
試薬容器Aの移送が停止されている状態では、各
ヒーターH1,H2,H3……Hnに通電すべく可動
接点aと固定接点bとは接続されるよう構成され
ている。基準抵抗9はトリマー回路等により抵抗
値が可変調整可能に構成されており、同抵抗値の
調整により各ヒーターH1,H2,H3……Hnへの
通電量が定められる。つまり、この基準抵抗9で
設定された抵抗値によつてヒーターH1,H2,H3
……Hnの発熱量が定められる。
また、この基準抵抗9には、同抵抗9の発熱量
を検知する温度センサー回路10が接続されてお
り、同回路10は、基準抵抗9が設定された温度
に達すると、温度検知信号をコンピユータ等から
構成された制御部12(例えばマイコン)に送ら
れ、制御部12からの制御信号により基準抵抗9
への通電制御がなされる。この制御部12は、装
置内の各種センサからのセンサ信号あるいは操作
指令信号を入力する入力インターフエース12a
と、入力信号の演算処理に必要なプログラムを格
納するROM12bと、プログラムに基いて所定
の演算を行うCPU12cと、演算結果やデータ
等を一時的に記憶するRAM12dと、演算結果
に基いて、各種の制御対象へ制御信号を出力する
出力インターフエース12eとから構成されてお
り、同制御部12からの出力信号にもとづき基準
抵抗9への通電がオン・オフ制御され、これによ
りヒーターH1,H2,H3……Hnへの通電制御が
同基準抵抗9を介して行われる。尚、第2図中符
号11は電源を示す。
以上の構成において、その操作を説明すれば、
分析項目に対応する試薬容器Aが所定分注位置に
移送され停止する前過程においてポンプ3は同容
器A内の試薬を所要量吸引し、同試薬は試薬ピペ
ツト6及びチユーブ7内に貯留される。この後把
持装置13が伸張して試薬ピペツト6がクランプ
され、同ピペツト6を試薬容器A位置から対応反
応管14内に挿入すべく案内し、同反応管14内
に試薬ピペツト6が挿入されるとポンプ3は逆作
動して試薬を所要量反応管14内に分注し、この
後上記ピペツト6は把持装置13を介して原位置
まで復動案内され上記各作業がくり返えされる。
各ヒーターHは試薬が試薬ピペツト6とチユーブ
7内に吸引されると作動して同試薬を反応温度ま
で加熱する。このとき、各ヒーターH1,H2……
Hnは、前記したように各試薬に対応する反応温
度まで昇温されるよう可変抵抗C1,C2,C3……
Cnを介して予じめ調整されている。この各ヒー
ターH1,H2,H3……Hnへの通電制御は前記し
たように基準抵抗9を介して行なわれる。つまり
基準抵抗9の発熱温度が所要設定温度以内である
ときは、ヒーターH1,H2,H3……Hnへの通電
は続行されるが、同発熱温度が所定設定温度以上
になると、温度センサ11はそれを検出し、同セ
ンサ信号を制御部12へと入力し、そのセンサ信
号が入力された制御部12は、所定の演算の後、
演算制御信号にもとづき基準抵抗9からヒーター
H1,H2,H3……Hnへの通電を遮断し、これに
よりヒーターH1,H2,H3……Hnによる試薬の
加熱は中断される。この後、基準抵抗9より発せ
られる熱量が経時減少し設定温度以下まで下降す
ると、同状態を前記温度センサ11が検知し、通
電が前記手順で再開される。
尚、上記実施例では試薬ピペツト6及びチユー
ブ7の一部にヒーターHを設けた場合を例にとり
説明したが、この発明にあつてはこれに限定され
るものではなく、試薬に対する加熱効率を向上す
べく、例えば第3図に示すようにピペツト6の上
端に試薬が所要量貯留できる貯蔵室15を設け、
この貯蔵室15の外周にヒーターHを設置し、同
室15内に吸引された試薬を加熱するように構成
してもよい。また、上記実施例では、各ヒーター
の温度設定を可変抵抗で調整するよう構成した場
合を例示したがヒーターに対する熱の影響をさけ
るべく位相調整可能に構成してもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば試薬容器毎
に配設される試薬加熱手段の温度制御を一つの基
準発熱体に対する通電制御によつて行うことがで
きるので、各ヒーターに対する温度制御が極めて
容易となり、しかも部品点数が大幅に削減される
ことから組付工数が簡易となり、更には装置を小
型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る恒温装置の
構成を示す断面図、第2図は同装置の温度制御を
示すブロツク図、第3図はこの発明の他例に係る
断面図である。 A…試薬容器、H…ヒーター、6…試薬ピペツ
ト、9…基準発熱体、11…温度センサ、12…
制御部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所要数の反応管が反応管ホルダに保持され、
    該ホルダが所定位置に停止したときに、試薬容器
    より測定項目に対応する試薬が所要量分注される
    自動分析装置の試薬恒温装置において、各試薬を
    所要量吸引するための独立した複数の試薬吸引路
    の夫々に介装される加熱手段と、該加熱手段によ
    る加熱を設定温度に保持すべく通電を制御する制
    御手段とを備え、上記加熱手段は、各試薬毎に発
    熱量を調整できる手段を有し、上記制御部は、試
    薬の設定温度に対応する発熱量が定められている
    1つの基準発熱体と、該基準発熱体の発熱温度を
    検知する温度検知手段と該温度検知手段の出力信
    号により基準発熱体への通電を制御する手段とを
    有することを特徴とする自動分析装置の試薬恒温
    装置。
JP18259983A 1983-09-30 1983-09-30 自動分析装置の試薬恒温装置 Granted JPS6073464A (ja)

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JP18259983A JPS6073464A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動分析装置の試薬恒温装置

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JPS6073464A JPS6073464A (ja) 1985-04-25
JPH0354308B2 true JPH0354308B2 (ja) 1991-08-19

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JP18259983A Granted JPS6073464A (ja) 1983-09-30 1983-09-30 自動分析装置の試薬恒温装置

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Families Citing this family (3)

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JPS63205567A (ja) * 1987-02-20 1988-08-25 Nittec Co Ltd 試薬用ピペツト装置
JPH0237373U (ja) * 1988-09-05 1990-03-12
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JPS6073464A (ja) 1985-04-25

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