JPH0354300A - 芳香性組成物及び洗剤製品におけるその使用 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ４えＬ悲艷亜走４ 本発明は芳香性材料の組成物及び洗７ｆｌＩ製品におけ
るその使用に係る。

特定の態様によると、本発明はこのような芳香性組成物
と、洗剤粉末〈例えばｌ！Ｉ粒）、液体（特に例えばｍ
維製品洗浄用液体）、石鹸及び洗刑バー及びペースト、
繊維製品コンディショニング用組成物（例えば液体又は
固体くシート）形態）、並びに体臭防臭用組成物（例え
ば腋窩防臭剤）との組み合わせに係る。

【え皮此 ヨーロッパ特許出願第０００３１７１号及び同０００３
１７２号（Ｕｎｉｌｅｖ６ｒ）並びに米国特許第４３０
４６７９号（１．ｅｖｅｒ）（及びその引用文献〉は特
に洗剤における使用に関して香料組成物の広範な既知の
例を開示している。

ヨーロッパ特許出願第０００３１７１号及び同０００３
１７２号は更に、香料組ＩＪｔ物が使用時に防臭効果を
有するような組成物も開示している。

香料組成物の別の例及び酵素含有洗剤へのその適用は特
開昭第５７−８５８９８号及び同５７−８５９００号（
Ｌｉｏｎ　Ｃｏｒｐ）並びに米田特許第４５１５７０５
号（Ｐｒｏｃｔｅｒ＆Ｇａ僧ｂｌｅ）に開示されている
． ヨーロッパ特許出願第０１４７１９１号（ＩＪｎ　ｉ　
ｌｅｖｅｒ）は、防臭効果のみならず漂白組成物の存在
下での安定性を有する香料組成物の別の例を開示してい
る．更に、英国特許第１５８９８６６号には石鹸バー中
に防臭剤としてクエン酸塩又はアセチルクエン酸塩のエ
ステル（例えばクエン酸トリエチルエステル）０，３〜
３％を配合することが提案されている．＆恩立灸紅 驚くべきことに、芳香性材料の所定の組成物は、それ自
体は低レベル又は知覚できないレベルの芳香住（低臭気
強度）を有するとしても、使用中に防臭効果を発揮し得
ることが知見された．これは、強い芳香性は所望されな
いが、防臭効果が歓迎されるような多くの用途に有利で
ある。

本発明の１態様によると、（　ａ　）　ｆ＆述するよう
な臭気強度試＠　（Ｏｄｏｕｒ　Ｉｎｔｅｎｓｉｔｙ　
Ｔｅｓｔ＞にしたがって試験した場合、約１１０未満（
しばしば約１０５未満、好ましくは約ｌ００未満）の臭
気強度指数（ＯｄｏｕｒＩｎｔｅｎｓｉｔｙ　Ｉｎｄｅ
ｘ）と、（ｂ）ヨー０−／パ特許出願第０１４７１９１
号に記載の試験手順にしたがって試験した場合、少なく
とも約０、２５、好ましくは少なくとも約０．５の悪臭
低減値（ＭａｌｏｄｏｕｒＲｅｄｕｃｔｉｏｎＶａｌｕ
ｅ）、又はヨーロッパ特許出願第０００３１７２号（こ
れらの特許出願明ｕ３書の開示内容は参考資料として本
明細書の一部に加える）に記載の試験手順に従って試験
した場合、少なくとも約０．２５、好ましくは少なくと
も約０．５の臭気低減値（ＯｄｏｕｒＲｅｃ！ｕｃｔｉ
ｏｎ　Ｖａｌｕｅ）とを有する芳香性材料の組成物が提
供される． 本明細書の記載において、「香料」及び「芳香性」なる
用語は臭気強度が使用時に知覚できない程度に低いよう
な組成物にも及ぶ。

このような組成物に配合するための香料材料の例の適当
な選択は例えば後述する実施例に与える．より一般的に
は、選択基準が防臭効果を与えるようなものであり、形
成される組成物の臭気強度指数が上記のような値である
ならば、広い範囲の香料材科の任意のものを組成物に配
合することができる。

防臭効果を与えるための材料の選択のための更に広い指
示については、いずれも参考資料として本明細書の開示
内容の一部に加えるヨーロッパ特許出願第０１４７１９
１号及び同０００３１７２号、並びに米国特許第４３０
４６７９号に与えられている．組成物に選択される個々
の成分のバルクが同様に個々に約１１０未満、好ましく
は約１００未満、又はもっと低い値の臭気強度指数を有
するならば有用である。もつとも、例えば組成物全体に
より与えられ得るようなマイルドな香料特徴を調整する
目的では、少量のより高強度の材ｔ１も許容され得る。

多数の特定の態様において、本発明の組成物は少なくと
も３０重量？≦、例えば少なくとも３５重量″３≦又は
少なくとも４０重量％のジャコウを含有し得る。

前記量又は前記以外の量のジャコウが存在する場合、Ｇ
ａｌａｘｏｌｉｄｅ（登録商標＞（ＩＦＦ＞（下記分類
３）及び７′又はＴｒａｓｅｏｌ　ｉｄｅ（登録商標）
（Ｑｕｅｓｔ）（下記分類４〉のようなジャコウから選
択すると有用である。

本発明の別の態様によると、ｔｉ維製品の洗浄に適した
洗剤組成物が提供され、該組成物は（ａ）任意成分とし
て洗剤組成物の少なくとも約０．０３重量％のジャコウ
と、（ｂ）少なくとも約０．０７％の他の香料成分とを
含む香料成分を含有し、但し、芳香性成分（ａ）及び（
ｂ）は全体で１００未満の臭気強度指数を有しており、
芳香性成分の凝集物は全体で上記臭気低減試験のいずれ
かに通るものとする。

本発明によると、低い臭気強度を有する芳香性材料の組
成物は種々の洗剤及び身体ケア用製品に例えば以下のｉ
ｔ（非限定量〉、即ち通常約０．１％以上、繊維製品洗
浄用組成物で約０．１〜０．３％、濃縮繊維製品洗浄用
組成物では約０．８％まで、繊維製品コンディショニン
グ用液体では約０．３％まで、シート状繊維製品コンデ
ィショニング用固体調製物では約５％まで、石鹸及洗剤
バー及びペーストでは約０．２〜１、８％を配合すると
有用である．ある種の態様において、本発明は更に防臭
性香料成分、例えばヨーロッパ特許出願第０１４７１９
１号に記載の漂白剤安定性試験（Ｂｌｅａｃｈ　Ｓｔａ
ｂｉｌｉｔｙＴｅｓｔ）に従い過ホウ酸ナトリウム・４
水和物及びＮ，Ｎ，＋＋’，＋ｉ’−テトラアセチルエ
チレンジアミン（ＴＡＥＤ）の存在下で安定であるとみ
なされるような成分を含有しており、悪臭低減値試験に
より測定した悪臭低減値が０．２５〜３．０であり、本
明細書中に別途に規定する特徴的な低い臭気強度を有す
る防臭性香料を提供する。

このような防臭性香料は５０〜１００重量％の（例えば
漂白剤安定性）防臭性香料成分と、Ｏ〜５０重景％の他
の戊分とを含有し得、該防臭性香料成分は例えば少なく
とも５０％のりボキシダーゼ附害能力又は少なくとも１
，１のラウール分散比（Ｒａｏｕｌｔ　Ｖａｒｉａｎｃ
ｅ　Ｒａｔｉｏ）を有しており、漂白剤安定性試験に従
い過ホウ酸・４水和物及びＮ，Ｎ，Ｎ　，Ｎ“−テトラ
アセチルエチレンジアミン（ＴＡＥＤ）の存在下で安定
と見なされ、該成分は分類１：フェノール物質、分類２
精油、エキス、樹脂及び合成油（ＡＢを付記）、分類３
：アルデヒド及びケトン類、分類４ユ窒素含有成分及び
多環式化合物、分類５：エステル類、分類６：アルコー
ル及びエーテル類から構成される６分類の１つに割り当
てられ、但し防臭性香料成分が２以上の分類に該当し得
るとき、該成分は若いほう又は最も若い番号の分類に割
り当てられ、該成分は、ａ）防臭性香料が分類１、２及
び４の各々から好ましくは少なくとも１種ずつ少なくと
も５種の異なる成分を含み、ｂ）防臭性香料が６分類の
うちに少なくとも４分類からの成分を含有し、Ｃ）防臭
性香料中に０．５重量％未満の濃度で存在する全成分が
要件（，ｉ）及び（ｂ）から除かれるように選択され、
該防臭性香料は、ｉ）ポリエステル１００％ワイシャツ
用布地の２０ｃｍＸ　２０ｃｍ試験片を選択する段階と
、ｉｉ）選択した布地試験片を前装入式ドラム型洗濯機
で以下の成分： 重［」［ ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム　９Ｃｌ．−Ｉ
ｓアルコール７Ｅ０４ トリポリリン酸ナトリウム　　　　　　　３３アルカリ
ケイ酸ナトリウム　　　　　　　　６ナトリウム力ルボ
キシメチルセルロース　　１ケイ酸マグネシウム　　　
　　　　　　　　１エチレンジアミン四酢酸　　　　　
　　　　０．２硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　
　　１５水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　１０．８を含有する標準無香料洗浄
用粉末で洗浄する段階と、ｉｉｉ　＞洗浄した布地試験
片を濯ぎ、乾燥してｒ未処理」布地を提供する段階と、
ｉｖ）０．２重量％の被験漂白剤安定性香料を加えた標
準洗浄用粉末で「未処理」布地試験片の半分を洗濯機で
再洗浄し、濯ぎ、再乾燥して「処理ずみ」布地試験片を
提供する段階と、Ｖ）統計的デザインにしたがって、各
シャツの片方の腋窩領域に「処理ずみ」布地インサート
、他方の腋窩領域に「未処理」布地インサートが配置さ
れるように、「処理ずみ」及び「未処理」布地試験片を
清潔なポリエステル綿布ワイシャツの腋窩領域に挿入す
る段階と、ｖｉ）インサートを取り付けたワイシャツを
２０〜５５歳の４０人のコーカサス人男性被験者集団（
被験者は腋窩体臭が過度に強くなく且つ両方の腋窩体臭
の差が大きくないような者から選択した〉に着用させる
段階と、ｖｉｉ）５時間後に布地インサートの体臭を査
定し、３人の養成した女性査定者によりＯ〜５の評点（
０は無臭を表し、５は非常に強い悪臭を表す）で悪臭の
嗅覚強度を記録し、下表二 イソ吉草酸水溶液 Ｌ彪　　え五ｋ生長　　ｌ炙Ｘ Ｏ　　　無臭　　　　　　　　Ｏ ｌ　　　非常に弱い　　　　　０．０１３２　　　弱い
　　　　　　　　０　．　０５３３　　　　並　　　　
　　　　　　　　　　０．２２４　　　強い　　　　　
　　　０．８７５　　　非常に強い　　　　　３．５７
に従い各濃度のイソ吉草酸水溶液により生じる標準臭気
と比較できるように各ケースの臭気強度を関連させる段
階と，ｖｉｉ）処理ずみ布地及び未処理布地の平均評点
を計算し、未処理布地の平均評点から処理ずみ布地の平
均評点を差し引き、漂白剤安定性香料の悪臭低減値を算
出し、悪臭低減値が０．２５〜３．０であるとき、漂白
剤安定性香料は漂白剤安定性防臭性香料であると判断す
る段階とを含む悪臭低減値試験により測定した場合、０
．２５〜３，０の悪臭低減値を有しており、漂白剤安定
性試験は、ｉ）香料材料を標準無香料洗浄用粉末に配合
し、配合粉末を２０℃で密閉容器で７日間インキユベー
トする段階と、ｉｉ）配合粉末を２部分に分け、各部分
に過ホウ酸ナトリウム・４水和物とＴＡＥＤ顆粒又は硫
酸ナトリウム（ＴＡＥＤの代わりに不活性充填剤として
機能する）とを加え、次の組成標準無香料粉末　　　　
　　　７６７６被験香料材料　　　　　　　　０．２　
　　　０．２過ホウ酸ナトリウム・４水和物　ｌ３１３
ＴＡＥＤ顆粒（６５％ＴＡＥＤ）　　　　　　　１０．
８硫酸ナトリウム　　　　　　　　　　　　１ｏ，８を
有する試験及び対照調合物を調製する段階と、ｉｉｉ　
）試験及び対照粉末を密閉容器で４５℃で更に７日間イ
ンキユベートする段階と、ｉｖ）３種類の粉末サンプル
のうちで他と著しく異なるものを嗅覚により判断できる
ように養戒された２０人の査定者集団を使用して＾ｍｅ
ｒｉｃａｎ　Ｓｏｃｉｅｔｙ　ｆｏｒ　Ｔｅｓｔｉｎｇ
　ａｎｄＭａｔｅｒｉａｌｓ（１９６９）刊”Ｍａｎｕ
ａｌ　ｏｎ　Ｓｅｎｓｏｒｙ　ＴｅｓｔｉｎｇＭｅｔｈ
ｏｄｓ”に記載されているような標準三角形試験にした
がって試験及び対照粉末のサンプルを査定し、他と著し
く異なると認めた査定者が２０人中９人以下であるとき
、香料材料は漂白剤安定性防臭性香料成分であると判断
する段階とを含む。

防臭性香料成分は６種の化学的に規定された分類に類別
され得る．香料成分は、各分類に割り当てるべき成分の
例と共に下記に示すような４分類に類別することができ
る。

１）天然又は合戒の単一化学的化合物、例えばサリチル
酸ヘキシル．成分の大半はこの分類に該当する。

２〉合戊反応生成物、異性体混合物及び場合により同族
体、例えばα−イソメチルイオノン。

３）天然油及びエキス、例えばシャム安息香レジノイド
。

４）合成油（例えば分類３の類似体）。この分類は天然
油の厳密な類似体ではないが、所定の天然油の模倣又は
改良の結果として得られるような材料、例えばベルガモ
ットＡＢ　４３０を含む。

分類３）及び４）の成分は化学的に同定されていない場
合が多いが、市販されている。

材料が混合物（例えばジエチルフタレートで希釈したｐ
−ｔ−アミルシク口ヘキサノン）として従来通りに適宜
供給又は使用される場合、本明細書の目的のためには２
成分が存在し、このケトン１部とジエチルフタレート９
部とのブレンド５％の使用がケトン０．５％及びジエチ
ルフタレート４．５％として表されるようにする． 最も有効な防臭性香利を調製するに当たり、リボキシダ
ーゼ又はモルホリン試験を満足すると同時に別の条件を
も満足するような成分を使用すると有利であることが判
明した．これらの条件は、）下記分類に合致する少なく
とも５種の異なる成分が存在し、ｉｉ）少なくとも４種
の化学的分類（下記に規定）からの成分が存在し、ｉｉ
ｉ　）防臭性香料の少なくとも５０重量％、好ましくは
少なくとも５５重量％、Ｒ適には６０〜１００重址％が
下記分類に一致する防臭性香料成分を含有し、ｉｖ　）
ある成分が０，５重量％未満の濃度で香料中に存在する
ときに、この成分は漂白剤安定性防臭性香料の有効性に
寄与しないとみなされる。

各成分は６分類の１つに割り当てられる。これらの分類
は部類１：フェノール物質、２：精油、エキス、樹脂及
び合成油（ＡＢと呼称する）、分類３：アルデヒド及び
ケトン類、分［４：窒素含有成、分類５：エステル類、
分類６：アルコール及びエーテル類から横戒される。

成分を分類に割り当てる際には、次の原則を順守すべき
である．戊分が２以上の分類に該当し得る場合、該成分
は上記順序の最初の分類に割り当てられ、例えば窒素含
有化合物であるメチルアンＩ・ラニレートはエステルと
して分類５にも該当し得るが、分類４に割り当てられる
。同様に、フェノールの特徴を有するサリチル酸エチル
は分類５でなく分類１に割り当てられる。

少なくとも５０％のりボキシダーゼ阻害能力（＋．ＩＣ
値〉又は少なくとも１．１のラウール分散比（ＲＶＲ値
〉を有しており、更に漂白剤安定性であることを意味す
る９までの漂白剤安定性試験（ＢＳＴ）パネル評点を有
する（漂白剤安定性）防臭性香料成分の例を以下に挙げ
る。その分類、分子Ｊｉ（ｍ）、ＬＩＣ及びＲＶＲ値並
びに上述した試験により決定されるようなＢＳＴバネル
評点も示す。

以下に列挙する成分及び実施例１〜７の香料組成中に列
挙する香料成分に採用した名称は、可能な限り、”Ｐｅ
ｒｆｕ＋＋ｅ　ａｎｄ　Ｆｌａｖｏｕｒ　Ｃｈｅｍｉｃ
ａｌｓ（＾ｒｏ＋ｎａＣｈｅｍｉｃａｌｓ）”　Ｖｏｌ
ｕｍｅ　ｌ及びＩＩ　（１９６９）、”Ｐｅｒｆｕｍｅ
ａｎｃｌ　Ｆｌａｖｏｕｒ　Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ（＾ｒ
ｏｍａ　Ｃｈｅｍｉｃａｌｓ）”Ｖｏｌｕｍｅ　Ｉ及び
ＩＩ　（１９６９）並びにＷＰｅｒｆｕｍｅ　＆Ｆｌａ
ｖｏｕｒ　Ｍａｔｅｒｉａｌｓ　ｏｆ　Ｎａｔｕｒａｌ
　Ｏｒｉｇｉｎ”（１９６０）でＳｔｅｆｒｅｎ　Ａｒ
ｃｔａｎｄｅｒにより使用されている名称を用いた。成
分が八ｒｃｔａｎｄｅｒにより記載されていない場合は
化学名を記載し、化学名が不明の場合は香料製造業者製
品コード名を記載した。ＡＢを付記した合成油はＱｕｅ
ｓｔ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａ１社の市販品であるこ
とに留意されたい． 香料成分の具体例を以下に示す． １：フェノール イソアミルサリチレート 力ルバクロール チョウジ葉油 エチルサリチレート イソオイゲノール へキシルサリチレート 巳」直　閘月直　ｍ ９５　　　１．２４　　２０８ ３２　　　１．４３　　１５０ ７９　　　１．４３　　１６４ １．１９　　１９４ １００　　　１．４８　　１６４ １００−２２２ ＢＳＴ バ土上註点 タイム赤泊 ２；　　　　　エ ス ベルガモットＡＢ　４３０ ケ゛ ゼラニウムＡＢ７６ ローズＡＢ３８０ ローズＡＢ４０９ ３；アルーヒド　　　　ン ７−アセチル−１，１，３，４，４．６ヘキサメチルテ
トラヒド口 ナフタレン ｐ−ｔ−アミルシクロへキサノン ２−ｎ−へプチルシクロベンタノン α−イソメチルイオノン β−メチルナフチルケトン 家４：脊７、　　　ム イソブチルキノリン メチルアントラニレート 笈狸臣エス孟生災 ６９ １．３７ ＡＢ ０．９７ ｌ，２９ １．２８ １．３４ １．０３ １．１０ １．０５ １，１３ ０，９６ １．１０ １、２０ ｏ−ｔ−プチルシク口ヘキシル アセテート ジエチルフタレート ノナンジオール−１３− ５゛アセテート ノナノリド−１，４ １−ノニルアセテート ｉ−ノニルホルメート フェニルエチル フエニルアセテート　　　　　　　０ ６：アルコール　びエー−ル シンナミルアルコール Ｄｉｍｙｒｃｅｔｏｌ １，３，４，６，７．８−ヘキサヒドロー４，６，６，
７，８．８−へキサメチルシクロペンターγ−２− ペンゾビラン（Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ）５２ ７９ １６ １００ １．０８ １，２０ ｌ．１７ ０．８７ ０，８３ １．４９ １．２２ １．２８ １．２２ ヒドロキシメチルイソブロビル シクロベンタン　　　　　　　　６０　　　１．２３　
　１４２　　　　　８３ａ−メチルドデカヒドロー ６，５．９ａ−　｝リメチルナフト ２（２Ｊ−ｂ）フラン　　　　　　　　５８　　　１．
３０２３０　　　　　５テトラヒドロムグオール　　　
　２４　　　１．２３　　１５８　　　　　８漂白剤不
安定性の（したがって、漂白剤材料の存在下で調合する
と、香料の防臭特性に実質的に寄与すると思われない）
香料成分の例を以下に挙げる。

シャム安息香レジノイド ベンジルサリチレート ベルガモットＡＢ　３７ ｐ−ｔ−プチルシク口ヘキシル アセテート ＢＳＴ Ｌｉ！ｌＪＩ　閘現直　吐　バ圭生註点８７−−１４ ０　　　１．５８２２８　　　　　　１７５８　　　０
．９７　　１７５　　　　　　１０５４　　　０．９８
　　１９８　　　　　　１０ｐ−ｔ−ブチルーα−メチ
ル ヒドロジンナムアルデヒド （Ｌｉｌｉａｌ） クマリン エチルワニリン ケ′ ゼラニウム油Ｂｏｕｒｂｏｎ ７４　　　　−　　　２０４ ５８　　　１．２２　　１４６ １００　　　１．４３　　１５２ ２８　　　１．２９　　１５４ ＬＲＧ　２０１（周知の レゾル酸エステル’Ｉ　　　　　　　１００　　　１．
２１　　１９６ツノマタゴケ （Ｍｏｕｓｓｅ　ｄｅ　ｃｈｅｎｅ）　Ｙｕｇｏ　　　
　　９８　　　１．２９　　１８２β〜ナフチルメチル
エーテル　　１００　　　−　　　１５８オボバノック
スレジノイド　　　９６　　　１．３３　　１５０バッ
チュリ油　　　　　　　　　　７６　　　１．２５　　
１４０プチグレン油　　　　　　　　　　３４　　　１
．２７　　１７５フエニルエチルアルコール　　　２２
　　　１．２４　　１２２ピメント葉油　　　　　　　
　　１００　　　−　　　１６５ポメランゾールＡＢ　
３１４　　　　　１００以上列挙した成分のうち、比較
的マイルド気強度に好適な成分は以下の実施例に含まれ
る成分（ａ）と、ベノレガモ・ントＡＢ、ヘキシノレサ
リチレート、ローズＡＢ３８０、ジエチルフタレート、
ノナンジオール１．３−ジアセテート、イソノニルアセ
テート、シンナミルアルコール、シャム安息香レジノイ
ド、ベンジルサリチレート、ｐ−ｔ−ブチルーα−メチ
ルヒドロシンナムアルデヒド、オボバノックスレジノイ
ドから或る成分（ｂ）である。

防臭性香料は、好ましくは少なくとも４分類、好ましく
は５又は６分類からの少なくとも５種の異なる成分を含
有すべきである。もっとも、香料を調合するにあたって
６種以上の異なる成分を使用することもでき、実際に通
常はそのほうが有利である．理想的には香料の全部では
ないとしても大半は防臭性香料成分から調製される． 防臭効果を得る以外の目的で防臭性香料中に存在する成
分く例えば酸化防止剤のような添加剤〉は、該成分が該
他の目的に必要な程度まで上記指示の有効性から除外さ
れ得る。香料又は香料添加製品中に一般に存在する添加
剤のレベルは従来の材料で定着しており、上記除外の適
用に困難のないように新規材料でも容易に決定すること
ができる・。

泉』■霞庶』Ｌ遡ｉｆ 数値推定方法を使用するサンプルの強度を評点するよう
に養戒した適当な人数（例えば３４人）の査定者の集団
によりサンプルを査定する。これは各サンプルの相対強
度を臭気標準（ここでは種々の濃度でジブロビレングリ
コールで希釈した酢酸ベンジル）範囲の強度に対する比
として評点する比評点方法である。

香料１．％（±０．１ｇ）、又は純もしくはジプロピレ
ングリコール希釈液としての酢酸ベンジル１．％（±０
．１ｇ）を１９ｍｍの頚部直径を有する７ｚｌ容白色ソ
ーダＳ．Ｎ．Ｂ．スクリューネックバイアルに入れる．
サンプルを夫々コード化し、ランダムな順序で少なくと
も２回査定者パネルに提示する．２日間にわたり毎日少
なくとも１６人のバネリストにより合計で少なくとも６
４回（又は統計的有効値に達するに十分な回数）の試験
を各サンプルで行う。バネリストがサンプル間の僅かな
色の差により影響されないようにするためにカラー照明
を使用して環境的に制御した査定室で査定を行う． 個々の試験値を正規化し、平均して各サンプルの一致強
度等級を得る。知覚強度は任意の単位で表し、知覚強度
の比を表す一致大きさ推定値から次のように得る。

各バネリストは各試験芳香性以外の対照サンプル〈酢酸
ベンジルの１０％ジプロピレングリコール溶液〉及び基
準サンプルの強度を査定する必要があった。次に、対照
サンプルの強度値（大きさ推定値）を使用して各バネリ
スト毎に次のように全査定値を正規化した． 又は サンプルの正規化値を全バネリストで統合し、パネル全
体の一致値（相化平均）を得た．又は 尚、式中、 ！．−バネル全体のサンプルｋの臭気強度指数、（ｉｘ
）ｔ＝ｊ番目のバネリストにより報告されるサンプルの
臭気強度（大きさ推定値）、 （１．），＝１人のバネリストの正規化データ、ｎ−サ
ンプル数、 Ｊ＝パネリスト数、 Ｋ＝サンプル番号、 （ｉｊ＋＝Ｊ番目のバネリストにより報告される対照の
臭気強度（大きさ推定値〉である． 以下、非限定的な実施例により発明を更に詳細に説明す
る。

及東』Ｌ 本発明で使用するのに適した芳香性組成物を次のように
調合した． 箋　　　え生 ２．０　　　セダーウッド油（ヴァージニア産）２，０
　　　シンナミルアルコール １３．０　　　ジエチルフタレート ５．Ｏ　　　Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ　ＤＥＰ（ジェチル
フタレートとの５０：５０混合物） ４．０　　　ゲラニルフェニルアセテート１．０　　　
グアヤクウッド油（精留）４．０　　　　リナリルベン
ゾエート ｅ．ｏ　　　コケヘ−スＡＢ　７００４（＊）３．０　
　　フェニルエチルフェニルアセテート２０．０　　　
ローズベースＡＢ　７００３（＊）４０．Ｏ　　　　　
Ｔｒａｓｅｏｌ　ｉｄｅ（Ｑｕｅｓｔ）ｉｏｏ．ｏ （＊）（Ｑｕｅｓｔ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａ１社の
市販品）この組成物の臭気型はマイルドなフローラル、
コケ、ローズ及びジャコウである。組成物は低い臭気強
度を有しており、（特に）洗剤組成物の約０．２重量％
の配合割合で繊維製品洗浄用洗剤組成物に配合するのに
適している． 及九一透』エ 本発明の別の芳香性組成物を次のように調合した． Ｉ　　炙生 ８．０　　　ベンジルアルコール ７．５　　　ベンジルサリチレート ２．０　　　セダーウッド油（ヴァージニア産〉２０．
Ｏ　　　Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ　ＤＥＰ１．Ｏ　　　Ｇ
ｒｉｓａｌｖａ（１０％ジブロビレングリコール溶液＞
（ＩＦＦ） ５．０　　　　１１ｅｒｃｏｌｙｎ　Ｄ（ｔｌｅｒｃｕ
ｌｅｓ）３．０　　　イソブチルベンゾエート ２０　　イソブチルシンナメート １．０　　　　リナリルシンナメート ５．０　　　コケベースＡＢ　７００４（＊）２０．０
　　　スズランベースＡＢ　７００１（末）５．Ｏ　　
　Ｔｏｎａ１ｉｄ（７−アセチル−１，１，３，４，４
．６−へキサメチルテトラヒドロナフタレン〉 （Ｐｏｌａｋ’ｓ　　Ｆｒｕｔａｌ　　Ｗｏｒｋｓ）２
０．Ｏ　　　Ｔｒａｓｅｏｌ　ｉｄｅ（＊）ｔｏｏ．ｏ この組成物の臭気型はマイルドな樹木、コケ、スズラン
及びジャコウである． 及比燵工 極めて低い臭気強度の別の非常に好適な組成物を次のよ
うに調製した。

２Ｌ　　　炙生 ５．０　　　ベンジルアルコール ４、０　　　ベンジルシンナメート ２０．０　　　ベンジルサリチレート １．０　　　シンナミルシンナメート ５．０　　　ジエチルフタレート ８．Ｏ　　　Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ　ＤＥＰ２０，Ｏ　
　　ジャスミンＡＢ　７００２（本）５．０　　　リナ
リルシンナメート ２．０　　　　　Ｓａｎｄａｌｏｎｅ　　ＡＣ　　８０
２（車〉３０．Ｏ　　　　　　Ｔｒａｓｅｏｌｉｄｅ（
＊）ｔｏｏ．ｏ この組成物の臭気型はマイルドなスイート、フローラル
及びジャコウである． 及東燵上 本発明の香料組成物の別の例を次のように調製した． ℃　　え思 １８．０　　　ベンジルサリチレート ２．０　　　ジエチルフタレート ５．０　　　エチレンブラシレート １０．Ｏ　　　Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ　ＤＥＰ２０．０
　　　スズランＡＢ　７００１（本）２　．　０　　　
フェニルエチルサリチレート２．０　　　Ｓａｎｄａｌ
ｏｎｅ　ＡＣ　８０２（＊）３．０　　　Ｓａｎｄｅｌ
ａ（Ｇｉｖａｕｄａｎ）３８．Ｏ　　　Ｔｒａｓｅｏｌ
ｉｄｅ（＊）１００．０ この調製物の臭気型はマイルドなスズラン及びジャコウ
である． 及販燵ｉ 本発明の組成物の別の例を次のように調製した。

里　　え生 ５．０　　　ベンジルアルコール ８．０　　　ベンジルベンゾエート ５．０　　　ベンジルシンナメート ５．０　　　カーネーションＡＢ　７００５（＊）２．
０　　　コパイババルサム １０．Ｏ　　　　Ｇａｌａｘｏ！ｉｄｅ　　ＤＥＰ１５
．０　　　へキシルサリチレート １５．０　　　ジャスミンベースＡＢ　７００２（＊）
３５．Ｏ　　　Ｔｒａｓｅｏｌｉｄｅ（＊）１００．０ この調合物の臭気型はマイルドなスバイシージャスミン
及びジャコウである。

差先強』如毘敷一 上記実施例の臭気強度指数を以下に示す。

！！ｌＪ！Ｌｉ　　　　　　　　え短短見此糺実施例１
８７ 実施例２８５ 実施例３７２ 実施例４７９ 実施例５７５ 比較及び検度のために、酢酸ベンジルの標準調製物は次
の臭気強度指数を有する。

Ｌ表東穀　　　　　　　　址笈炎見指敷ｌ％酢酸ベンジ
ル　　　　　　　　５４５％酢酸ベンジル　　　　　　
　　８９１０％酢酸ベンジル　　　　　　　１０２２０
％酢酸ベンジル　　　　　　　１０８５０％酢酸ベンジ
ル　　　　　　　１２０１００％酢酸ベンジル　　　　
　　１３２（酢酸ベンジルの標準サンプルはジプロピレ
ングリコールの希釈液として調製される．）本発明は当
業者に予想される多くの変形が可能であり、本明細書及
び引用文献中に記載の特徴の全組み合わせ及び副組み合
わせに及ぶ。

Claims (22)

【特許請求の範囲】
1. （１）１１０未満の臭気強度指数と、少なくとも０．２
   ５の悪臭低減値又は少なくとも０．２５の臭気低減値と
   を有する芳香性材料の組成物。
2. （２）１１０未満の臭気強度指数と、少なくとも０．２
   ５の悪臭低減値又は少なくとも０．２５の臭気低減値と
   を有する芳香性材料の組成物の、粉末洗剤、液体洗剤、
   石鹸もしくは洗剤バーもしくはペースト、液体もしくは
   固体状の繊維製品コンディショニング用組成物、又は体
   臭防止用組成物における芳香性組成物としての使用。
3. （３）洗剤界面活性剤と、香料組成物を含む洗剤添加剤
   とを含有する繊維製品洗浄用洗剤組成物であつて、香料
   組成物中の香料成分含有量が、（ａ）任意成分として洗
   剤組成物の少なくとも約０．０３重量％のジャコウと、
   （ｂ）少なくとも約０．０７重量％の他の香料成分とを
   含み、芳香性成分（ａ）（存在する場合）及び（ｂ）が
   全体で少なくとも１１０未満の臭気強度指数を有してお
   り、組成物中の芳香性成分の凝集物は全体で少なくとも
   ０．２５の値で悪臭低減試験又は少なくとも０．２５の
   値で臭気低減試験に通ることを特徴とする洗剤組成物。
4. （４）芳香性材料又は香料成分が全体で１０５未満の臭
   気強度指数を有することを特徴とする請求項１又は３に
   記載の組成物。
5. （５）芳香性材料又は香料成分が全体で１００未満の臭
   気強度指数を有することを特徴とする請求項１又は３に
   記載の組成物。
6. （６）洗剤組成物中の香料成分の芳香性が使用中に実質
   的に知覚できない程度に低いことを特徴とする請求項３
   に記載の組成物。
7. （７）香料組成物（個々に組成物の０．５％未満までを
   構成する成分以外のものとみなされる）が次の６分類、
   即ち分類１−フェノール物質、分類２−精油、エキス、
   樹脂及び合成油、分類３−アルデヒド及びケトン類、分
   類４−窒素含有化合物及び多環式化合物、分類５−エス
   テル類、分類６−アルコール及びエーテル類のうちの少
   なくとも５種の異なる成分を含有しており、そのうち少
   なくとも４分類が組成物中に表される（但し、個々の成
   分がこのような分類の２分類以上に該当し得る場合、該
   成分は最も若い番号の分類に割り当てられるものとする
   ）ことを特徴とする請求項３に記載の組成物。
8. （８）香料成分又は芳香性材料がα−イソメチルイオノ
   ン、シャム安息香レジノイド、ベルガモットＡＢ４３０
   ；イソアミルサリチレート、カルバクロール、チョウジ
   葉油、サリチル酸エチル、イソオイゲノール、ヘキシル
   サリチレート、タイム赤油；ベルガモットＡＢ４３０、
   ゲラニウムＡＢ７６、ローズＡＢ３８０、ローズＡＢ４
   ０９；７−アセチル−１，１，３，４，４，６−ヘキサ
   メチルテトラヒドロナフタレン、ｐ−ｔ−アミルシクロ
   ヘキサノン、２−ｎ−ヘプチルシクロペンタノン、α−
   イソメチルイオノン、β−メチルナフチルケトン；イソ
   ブチルキノリン、メチルアントラニレート；ｏ−ｔ−ブ
   チルシクロヘキシルアセテート、ジエチルフタレート、
   ノナンジオール−１，３−ジアセテート、ノナノリド−
   １，４、ｉ−ノニルアセテート、ｉ−ノニルホルメート
   、フェニルエチルフェニルアセテート；シンナミルアル
   コール、ジミルセトール、１，３，４，６，７，８−ヘ
   キサヒドロ−４，６，６，７，８，８−ヘキサメチルシ
   クロペンタ−γ−２−ベンゾピラン（Ｃａｌａｘｏｌｉ
   ｄｅ）、ヒドロキシメチルイソプロピルシクロペンタン
   、３ａ−メチルドデカヒドロ−６，６，９ａ−トリメチ
   ル−ナフト−２（２，１−ｂ）−フラン、テトラヒドロ
   ムグオールから選択される成分を含むことを特徴とする
   請求項１又は３から７のいずれか一項に記載の組成物。
9. （９）香料成分又は芳香性材料が微量の次の（漂白剤不
   安定）成分、即ちシャム安息香レジノイド、ベンジルサ
   リチレート、ベルガモットＡＢ３７、ｐ−ｔ−ブチルシ
   クロヘキシルアセテート、ｐ−ｔ−ブチルα−メチルヒ
   ドロシンナミルアルデヒド（リリアル）、クマリン、エ
   チルバニリン、ゼラニウム油Ｂｏｕｒｂｏｎ、レゾルシ
   ル酸エステルＬＲＧ２０１、ツノマタゴケ（ｍｏｕｓｓ
   ｅ　ｄｅ　ｃｈｅｎｅ）Ｙｕｇｏ、β−ナフチルメチル
   エーテル、オポパナックスレジノイド、パッチュリ油、
   プチグレン油、フェニルエチルアルコール、ピメント葉
   油、ポメランゾールＡＢ３１４を含むことを特徴とする
   請求項１又は３から７のいずれか一項に記載の組成物。
10. （１０）香料成分又は芳香性材料がベルガモットベース
    ＡＢ、ヘキシルサリチレート、ローズベースＡＢ３８０
    、ジエチルフタレート、ノナンジオール１，３−ジアセ
    テート、イソノニルアセテート、シンナミルアルコール
    、シャム安息香レジノイド、ベンジルサリチレート、ｐ
    −ｔ−ブチルα−メチルヒドロシンナミルアルデヒド（
    リリアル）、オポパナックスレジノイドから選択される
    成分を含むことを特徴とする請求項１又は３から７のい
    ずれか一項に記載の組成物。
11. （１１）香料成分又は芳香性材料がセダーウッド油（ヴ
    ァージニア産）、シンナミルアルコール、ジエチルフタ
    レート、Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ、ゲラニルフェニルアセ
    テート、グアヤクウッド油（精留）、リナリルベンゾエ
    ート、コケベースＡＢ７００４、フェニルエチルフェニ
    ルアセテート、ローズベースＡＢ７００３から選択され
    る成分を含むことを特徴とする請求項１又は３から７の
    いずれか一項に記載の組成物。
12. （１２）香料成分又は芳香性材料がベンジルアルコール
    、ベンジルサリチレート、セダーウッド油（ヴァージニ
    ア産）、Ｇａｌａｘｏｌｉｄｅ、ジエチルフタレート、
    Ｇｒｉｓａｌｖａ、Ｈｅｒｃｏｌｙｎ　Ｄ、イソブチル
    ベンゾエート、イソブチルシンナメート、リナリルシン
    ナメート、コケベースＡＢ７００４、スズランベースＡ
    Ｂ７００１、７−アセチル−１，１，３，４，４，６−
    ヘキサメチルテトラヒドロナフタレン（Ｔｏｎａｌｉｄ
    ）、Ｔｒａｓｅｏｌｉｄｅから選択される成分を含むこ
    とを特徴とする請求項１又は３から７のいずれか一項に
    記載の組成物。
13. （１３）香料成分又は芳香性材料がベンジルアルコール
    、ベンジルシンナメート、ベンジルサリチレート、シン
    ナミルシンナメート、ジエチルフタレート、Ｇａｌａｘ
    ｏｌｉｄｅ、ジエチルフタレート、ジャスミンベースＡ
    Ｂ７００２、リナリルシンナメート、Ｓａｎｄａｌｏｎ
    ｅＡＣ８０２、Ｔｒａｓｅｏｌｉｄｅから選択される成
    分を含むことを特徴とする請求項１又は３から７のいず
    れか一項に記載の組成物。
14. （１４）香料成分又は芳香性材料がベンジルサリチレー
    ト、ジエチルフタレート、エチレンブラシレート、Ｇａ
    ｌａｘｏｌｉｄｅ、スズランベースＡＢ７００１、フェ
    ニルエチルサリチレート、ＳａｎｄａｌｏｎｅＡＣ８０
    ２、Ｓａｎｄｅｌａ（Ｇｉｖａｕｄａｎ）、Ｔｒａｓｅ
    ｏｌｉｄｅから選択される成分を含むことを特徴とする
    請求項１又は３から７のいずれか一項に記載の組成物。
15. （１５）香料成分又は芳香性材料がベンジルアルコール
    、ベンジルベンゾエート、ベンジルシンナメート、カー
    ネーションベースＡＢ７００５、コパイババルサム、Ｇ
    ａｌａｘｏｌｉｄｅ、ジエチルフタレート、ヘキシルサ
    リチレート、ジャスミンベースＡＢ７００２、Ｔｒａｓ
    ｅｏｌｉｄｅから選択される成分を含むことを特徴とす
    る請求項１又は３から７のいずれか一項に記載の組成物
    。
16. （１６）香料成分又は芳香性材料の大部分が請求項８か
    ら１５に列挙した成分から選択される成分から構成され
    ることを特徴とする請求項１又は３から７のいずれか一
    項に記載の組成物。
17. （１７）香料成分又は芳香性材料が主に請求項８から１
    ５に列挙した成分から選択される成分から構成されるこ
    とを特徴とする請求項１又は３から７のいずれか一項に
    記載の組成物。
18. （１８）香料成分又は芳香性材料の大部分が請求項８及
    び１０から１５に列挙した成分から選択される成分から
    構成されることを特徴とする請求項１又は３から７のい
    ずれか一項に記載の組成物。
19. （１９）香料成分又は芳香性材料が主に請求項８及び１
    ０から１５に列挙した成分から選択される成分から構成
    されることを特徴とする請求項１又は３から７のいずれ
    か一項に記載の組成物。
20. （２０）香料成分又は芳香性材料の大部分が請求項１０
    から１５に列挙した成分から選択される成分から構成さ
    れることを特徴とする請求項１又は３から７のいずれか
    一項に記載の組成物。
21. （２１）香料成分又は芳香性材料が主に請求項１０から
    １５に列挙した成分から選択される成分から構成される
    ことを特徴とする請求項１又は３から７のいずれか一項
    に記載の組成物。
22. （２２）香料成分又は芳香性材料が実質的に漂白剤安定
    性であることを特徴とする１又は３から７のいずれか一
    項に記載の組成物。