JPH0354282B2 - - Google Patents

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JPH0354282B2
JPH0354282B2 JP58049075A JP4907583A JPH0354282B2 JP H0354282 B2 JPH0354282 B2 JP H0354282B2 JP 58049075 A JP58049075 A JP 58049075A JP 4907583 A JP4907583 A JP 4907583A JP H0354282 B2 JPH0354282 B2 JP H0354282B2
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axis
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rotation
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/02Rotary gyroscopes
    • G01C19/34Rotary gyroscopes for indicating a direction in the horizontal plane, e.g. directional gyroscopes
    • G01C19/38Rotary gyroscopes for indicating a direction in the horizontal plane, e.g. directional gyroscopes with north-seeking action by other than magnetic means, e.g. gyrocompasses using earth's rotation

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、ジヤイロコンパス特に、直立軸のま
わりで回転するジンバルに取付けられたジヤイロ
及び北方位を決定する方法に関するものである。
(従来技術) 方位角方向に回転するジンバルにジヤイロコン
パスを取付けて使用することはよく知られてい
る。これらの装置では主として、方位角ジンバル
の外側に2つのジンバルを取付けて、方位角ジン
バル軸を垂直に保たせている。この軸が傾くと、
地球の回転の垂直成分が水平成分とまざるため
に、誤差が生ずる。従来のジヤイロコンパスで
は、ジヤイロスコープのスピン軸と交差する出力
軸のまわりで自由度1をもたせて、ジヤイロケー
スに対し回転できるようにジヤイロスコープが取
付けられている。これらの従来のジヤイロスコー
プは、ジヤイロスコープのスピン軸および出力軸
の両者に対して直交する地球の回転成分が出力軸
のまわりにトルクを作りだすという事実に依存し
ている。このトルクを計測して北方位を決定する
のに用いている。
ジヤイロコンパスおよび方向装置の両者に単一
のジヤイロスコープを使用することも知られてい
る。この公知の双機能型ジヤイロスコープは、最
初に地球の回転水平成分を感知するため入力軸を
水平にする。ついで入力軸は垂直方向に90゜回転
され、この状態でジヤイロスコープはジヤイロス
コープを支持している車の方向(方位角回転)を
決定する。
(発明が解決しようとする課題) 前述のジヤイロスコープ装置のある種のものが
有する短所は、比較的複雑であるうえに多くのジ
ンバルが必要であることである。それ故本発明の
目的は、簡単でしかも精度のすぐれた改良型ジヤ
イロコンパス及び北方位決定方法を提供すること
である。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の特徴と長所とを示す図解実施例によれ
ば、ジヤイロコンパスには、直立軸のまわりで回
転するジンバルとジヤイロが組込まれる。ジヤイ
ロは、直立軸と交差する内側軸のまわりで回転で
きるようにジンバルに取付けられている。さら
に、レベル感知装置がジンバルで支持されて組込
まれ、直立軸の垂直方向からの傾きを示すレベル
ジグナルを送り出す。このレベル感知装置には制
御装置が接続されていて、この制御装置にはレベ
ルシグナルに応答する装置があり、レベルシグナ
ルが所定の値になる位置までジンバルを回転させ
る。
本発明を実施する方法では、内側軸のまわりに
ジヤイロスコープを回転できるように支持するジ
ンバルに取付けられたレベル感知装置が使用され
る。この方法は、レベル感知装置によつて内側軸
が水平であることが示されるまで、ジンバルを回
転させる過程を含んでいる。もうひとつの過程は
地球の水平方向の回転成分によつてジヤイロスコ
ープに加えられたトルクを、内側軸のまわりで水
平位置で回転されるジヤイロスコープのスピン軸
で計測する過程である。この方法はさらに、ジン
バルを180゜回転させ、地球の水平方向の回転成分
によつてジヤイロスコープに加えられたトルク
を、内側軸のまわりで水平位置で回転するジヤイ
ロスコープのスピン軸で再計測するという過程を
含んでいる。
前記の装置および方法を採用することによつ
て、改良型ジヤイロコンパスが提供され、単に方
位角回転軸を垂直に保つ目的には、方位角回転し
うるジンバルは外側ジンバルを有する必要がなく
なる。好ましい実施例ではレベル感知装置がジン
バルに取付けられており、このジンバルによつて
ジヤイロスコープケースが支えられ、ジンバル自
身の回転軸と交差する軸のまわりでケースが回転
できるようにしている。レベル感知装置は、ジン
バルの回転軸の傾きを感知する。最初ジンバル
は、ジヤイロスコープの内側軸と、できれば入力
軸とが同一傾斜面で入力軸が水平になるまで回転
するように回転される。この時には、ジヤイロコ
ンパスの読みは、地球自転の水平成分の直接計測
値となる。次に、ジヤイロスコープの入力軸が再
び水平になるように、ジンバルは180゜回転され、
もう1つの読みがとられる。これらの2つの読み
を式に当てはめ、北方位の概略位置を得ることが
できる。次に、ジンバルを再び回転させ、前記の
計測値の不確定部分を解決する。この第3の位置
から得られるジヤイロスコープの読みを式に適用
し、北方位に対する方位を合理的精度で決定す
る。
この実施例では、ジヤイロスコープケースにレ
ベル感知装置が組込まれていて、ジンバル内のケ
ース回転を表示すると共に制御し、ジヤイロスコ
ープのスピン軸を水平に保つようにしている。さ
らにこの実施例では、ジンバルおよびジヤイロス
コープはマイクロプロセツサによつて制御され、
このプロセツサによつて、ジヤイロスコープの動
きが順序付けされると共に、それによつてえられ
た資料を所定の公式に適用するようにしている。
この実施例では、附加的ジヤイロスコープがジ
ンバルに取付けられて、前記のジヤイロスコープ
と共に動くようにしている。この附加されたジヤ
イロスコープは主として、方向感知動作に使用さ
れ、それ故垂直入力軸を有している。しかし、他
の実施例では、ジヤイロスコープは2つの様式で
動作する。ジヤイロコンパスは、その入力軸が
90゜回転することができるようにし、そして最初
はジヤイロコンパスとして動作し次に方向ジヤイ
ロとして動作できるようにしている。
さらに他の実施例では、自由度2の単一ジヤイ
ロを使用し、別々のジヤイロを使用しなければ得
られない2種の動作モードを行うようにしてい
る。
(実施例) 第1図にはジヤイロ10を用いたジヤイロコン
パスを示した。この実施例では、ジヤイロ10は
単一自由度のジヤイロスコープで、スピン軸SA
1を有している。
ジヤイロスコープ10には出力変換器が組込ま
れていて、この変換器によつて出力軸OA1のま
わりのスピン軸の回転が感知されると同時に、ラ
インOA1によつて示されている同一直線の導線
に信号が発生される。ジヤイロスコープ10には
さらにトルク装置12が設けられ、これによつ
て、ジヤイロスコープ10内でスピンニング要素
にトルクを与え、スピン軸SA1を出力軸OA1
のまわりで回転させている。よく知られた理由か
ら、ジヤイロ10は、スピン軸SA1および出力
軸OA1の両者に直交するベクトルIA1で示す入
力軸を有している。ジヤイロスコープ10は、内
側軸16にそつてジンバル18に回転可能に取付
けられているプラツトフオーム14上に略式図解
されている。実際の実施例では、ジンバル・プラ
ツトフオームは、これとは異つた形で組立てられ
る。内部トルク装置はここでは、トルク装置20
として表示されており、このトルク装置によつて
ジンバル18に対して、内側軸16のまわりにプ
ラツトフオーム14及びジヤイロスコープ10に
回転を与えることができる。ジンバル18は、枢
軸22として示された直立軸のまわりで回転する
ことができる。また、モータ24として示された
ジンバルトルク装置を用いて、ジンバル18を枢
軸22のまわりで回転させることもできる。モー
タ24は大形キヤリア26内に取付けられる。ジ
ンバル18もまた、上部同期発信機28によつて
枢軸的に支持され、この上部同期発信機によつ
て、枢軸22の直立軸のまわりのジンバル18の
回転角度を表示する信号を発生することができ
る。
1対のレベル変換器30および32として表示
されているレベル感知装置が、ジンバル18に取
付けられ、枢軸22の直立軸が垂直位置から傾斜
している過程を表示する。変換器30および32
は、一方は内側軸16に平行な、他方はそれに垂
直な2つの直交軸方向に対してジンバル18の直
立軸の傾斜程度にそれぞれ応答する。
さらに、プラツトフオーム14には、必要に応
じての方位ジヤイロとしてのジヤイロスコープ3
4が取付けられ、このジヤイロスコープ34は、
内側軸16と平行に出力軸OA2を、スピン軸
SA1と平行にスピン軸SA2を有している。ジヤ
イロスコープ34の入力軸IA2は、枢軸22の
直立軸と平行で、その結果、ジヤイロスコープ3
4は方位ジヤイロとして動作することができる。
枢軸22は、通常上方に延在すると云う意味か
ら直立軸を有すると理解してよい。しかし、ここ
で対象とする直立軸は、完全には垂直でなくても
よく、正確な垂直方向と鋭角をなしていてもよ
い。
図面上でプラツトフオーム14に取付けられて
表示されているレベルセンサー36によつて、内
側軸16についてのスピン軸SA1およびSA2の
水平方向からの振れ、(さらに軸OA1およびOA
2の傾き)が表示される。レベルセンサ36は、
復調器/条件回路38に接続される。この回路3
8はジヤイロ10のトルク装置12に出力が接続
されているスケール増幅器40を駆動させる。さ
らにジヤイロスコープ34には出力変換器OA2
(出力軸と同じ数字で識別する)が取付けられ、
この変換器OA2によつて、その出力でジンバル
モータ24を駆動するスケール増幅器42が駆動
される。同様に、ジヤイロスコープ10の出力変
換器OA1によつてスケール増幅器44が駆動さ
れ、その結果、トルク装置20が駆動されて、内
側軸のまわりでプラツトフオーム14は回転す
る。
レベル感知装置32は、水平方向からの内側軸
16の傾きを感知し、復調器/条件回路46を駆
動する。その出力側は、増幅器48の一つの入力
側に接続されている切換接点K1に接続される。
制御装置としては、マイクロプロセツサーおよ
び記憶装置50を採用している。装置50は、バ
ス52によつてデイジタル−アナログ変換装置5
4と接続され、マルチプレクサ56に信号を送
る。マルチプレクサ56は、アナログ出力信号を
シグナル・コンデシヨナ回路58に与えるが、こ
の回路58の出力側は、増幅器48の他方の入力
側へ接続されている切換接点K2に接続されてい
る。増幅器48の出力側は、ジヤイロスコープ3
4のトルク装置65(トルク装置12と類似して
いる)に接続されている。接点K1およびK2
は、手動で動作させられるが、できうればマイク
ロコンピユータ50で動作させるのが望ましい。
さらにマルチプレクサ56は、サンプルおよび保
持回路60に出力を供給する。この回路60の出
力は、変調器62を駆動し、この機器を搭載して
いる乗り物の方向を表示する機首方位指示器(図
示されていない)に情報を与える。マイクロプロ
セツサ50からの附加的出力データは、マルチプ
レクサ56によりサンプルおよび保持回路64へ
送られて、第1図の装置の各種動作パラメータの
状態を表示する。
デイジタル変換装置66への同期は、同期発信
機28から入力データを受取り、このデータをバ
ス52に伝達し、その結果、マイクロコンピユー
タ50は、枢軸22の直立軸のまわりのジンバル
18の回転角度を表示するデータを受取る。さら
にマルチプレクサ68の出力側もバス52に接続
される。マルチプレクサ68の入力は、復調器お
よび条件回路70および46、フイルタ72等か
ら送られる信号であり、フイルタ72は増幅器4
0により駆動される。回路70は、レベル感知装
置30の出力により駆動される。すなわち、マル
チプレクサ68へはプラツトホーム14及びジン
バル18のレベルセンサ30,32,36で示さ
れる矢印方向への傾斜情報を入力とする。
第1図の装置の動作を説明する前に、枢軸22
の直立軸のまわりの回転が、増幅器48から送ら
れた信号によつて如何にして行われるかを説明し
ておこう。この目的で、第2図で図解されたフイ
ードバツク流れ図は、前記の同期発信機28が、
デイジタル変換器66へその信号をマイクロコン
ピユータ50へ転送することを示している。図に
はプログラム制御下で内部的に作られる位置指令
機能(50A)を有するマイクロコンピユータ5
0が示されている。デイジタル指令を処理するハ
ードウエアは、前記シグナルコンデイシヨナー回
路(フイルタ)58および接点K2を介して出力
信号を与えるブロツク50Bとして表示されてい
る。前記のレベル感知装置32は、機械的入力部
を備え、さらにラプラス領域の伝達関数KG(S)
を備えている。感知装置32は前記の復調器/条
件回路(フイルタ)46を駆動し、フイルタ46
は、レベル感知装置32を介してループ・ゲイン
を設定する。さらに、回路46の出力側を、接点
K1によつて増幅器48の入力側と接続すること
ができる。
上記は増幅器48から信号を作り出すための第
1図の接続を再掲したものである。第2図に示さ
れた装置のバランスは、ジヤイロスコープ34
(第1図)に関連した伝達関数およびそれらの関
数がジンバル18の回転にどのように影響するか
に関係している。ジンバル18の回転角度は、点
線で示した機械的機能と関連した角度φとして定
義される。そこで増幅器48により、伝達関数
KTG/Hを有するブロツク76が駆動される。
ここでKTGは、方位ジヤイロ34(第1図)の
出力軸OA2上のトルク装置65に対するスケー
ル因子であり、Hは、上記ジヤイロスコープ内の
スピンニング要素のモーメントである。ブロツク
76の出力が、差分交点78の一つの入力であ
り、この交点78の出力は、伝達関数H/IoSを
有するブロツク80を径由して伝達される。こゝ
でIoは、出力軸OA2のまわりのスピニング要素
の慣性モーメントで、Sは、よく知られているラ
プラス変数である。ブロツク80の出力は2つの
フオワードバスに送られ、その一方のバスは、ジ
ヤイロスコープ34のモーメントHに応じて信号
のスケールを決めるブロツク82をそなえてお
り、他方のバスには、ラプラス伝達関数Ksg/s
を有するブロツク84を含んでいる。Ksgは、ラ
インOA2を駆動して出力軸のまわりの回転を表
示するジヤイロスコープ34(第1図)内のシグ
ナル発生器のスケール因子である。前記の増幅器
42によつて動作されるブロツク84によつて、
伝達関数Gc(S)を有するブロツク86が駆動さ
れ、Gc(S)は通常、ラプラス領域の伝達関数を
示す。ブロツク86によつて出力増幅器88およ
びモータ24が駆動される。このブロツクは前記
モータに関連してモータに電力を加えるパワーブ
ースチング、モータの出力を変形するスケーリン
グおよび機械変換等を表示している。モータ24
およびブロツク82の出力は接続部92で加算さ
れ、伝達関数が1/Jsであるブロツク94を駆動
する。こゝでJは、直立軸(第1図の枢軸22)
のまわりの慣性モーメントを示す。ブロツク94
の出力は、最初の時間微分φ〓として示されると同
時に、この信号は差分交点78の別個の入力側に
送り返されたうえ、積分ブロツク96に送られ、
この積分ブロツクによつて、機械的効果即ち、直
立軸(第1図の枢軸22)のまわりの角回転φが
作り出される。
以上、ジンバルの数学的モデルおよび、増幅器
48からの信号に応答して、ジンバルが直立軸
(第1図の枢軸22)のまわりでどのように回転
するかを説明した。このモデルでは、ジヤイロス
コープの直立軸および出力軸のまわりの慣性モー
メントを考慮している。さらにジヤイロスコープ
の角運動量も考慮されている。システム応答は前
記のように複雑であるが、一般に、加算増幅器4
8からの出力信号は、最後には積分装置96の入
力側へ与えられる。従つて、増幅器48で作られ
た信号によつて、ジンバル18が回転され、その
結果角度φが変化される。接点K2が閉められる
と、プロセツサ50によつて、前記のジンバル回
転φが左右されるうえに、同期装置28の位置調
整も変化され、そのために変換器66を介したフ
イードバツクが変化して、ジンバル応答のプロセ
ツサ50に警報を出すことになる。同様に、接点
K1を閉じることで、直立軸を表示するレベル感
知装置32からの垂直軸(第1図の軸22)が垂
直でないことを示す差信号が、ジンバルの回転φ
を生じさせる。この実施例では、接点K1または
K2のいずれかが閉じられるが、両者が同時に閉
じられることはない。
従つて、プロセツサ50によつてジンバルの回
転φが始められ、回転指令を中断する以前に、ジ
ンバルが希望位置に到達するまでプロセツサ50
は待機する。プロセツサ50によつて、いかなる
希望位置へでもジンベル18(第1図)を効果的
に向けることができる。そのうえ、レベル感知装
置32は閉じられたフイードバツクループの一部
であり、実際には、レベル感知装置32によつて
ジンバル18(第1図)は、レベル感知装置がゼ
ロになるまで回転させられる。このゼロになるこ
とは、内側軸16(第1図)が水平になつたこと
に対応しておこり、この時点では、要素48およ
び94の出力はゼロである。前記のフイードバツ
クループはジヤイロスコープによつて、長期基準
で管理されるだけでなく(レベル感知装置32ま
たはプロセツサ50のいずれかによる)、短期基
準で安定化される。ジヤイロスコープ34は、直
立軸(第1図の枢軸22)にほぼ平行なそれ自身
の入力軸をもつているので、このジヤイロスコー
プは、ジヤイロスコープおよびそのジンバル18
を偏向させやすい高速過渡現象に速かに対応でき
る。
前記の装置の原理を理解しやすくするために、
ここで装置の動作を簡単に説明することとする。
ジンバル18(第1図)は最初、任意の方向へ向
いていて、北方位と一致していない。接点K1を
閉じ、接点K2を開いておくと、マイクロコンピ
ユータ50が動作を開始する。その結果、レベル
感知装置32、条件回路46および方位ジヤイロ
34等を径由してモータ24(第1図および第2
図)まで達するフイードバツクパスができる。そ
れ故に、第2図と関連して説明したように、レベ
ル感知装置32によつて、ジンバル18はモータ
24によつて回転させられる。この回転は、レベ
ル感知装置32がゼロになるまで継続し、この時
点で内側軸16は水平になる。内側軸16がこの
レベル位置に達すると、モータ24はジンバル1
8を回転させることを中止する。この最初の位置
で停止すると、プラツトフオーム14(第1図)
は、レベル感知装置36によつて水平に保たれ、
その結果、スピン軸SA1も水平になる。プラツ
トフオーム14が傾くと、レベル感知装置36
は、回路38および40を介して差信号をトルク
装置12に与えてトルクをジヤイロ10に加え
る。次にジヤイロ10は増幅器44およびトルク
装置20へのラインOA1に修正用信号を送る。
このフイードバツクによつて、プラツトフオーム
14はレベル位置まで押し進められる。ジヤイロ
10がこのフイードバツクループ内にあつて、内
側軸16と名目上平行なジヤイロ自身の入力軸を
もつているので、プラツトフオーム14を平らで
なくする傾向がある高速過渡現象に対して、ジヤ
イロで安定化される。そこで、ジンバル18およ
びプラツトフオーム14はジヤイロ10のスピン
軸SA1および入力軸IA1が両者とも水平になる
ように、自ら位置を設定する。この結果、ジヤイ
ロ10の出力軸は垂直になる。
これらの状況のもとで、ジヤイロ10のトルク
は平衡状態となり、地球の自転の水平成分を測定
するためのレート感知装置としてジヤイロ10を
動作させることができる。スピン軸18およびプ
ラツトフオーム14が適正に位置されてしまう
と、ゼロまたは中立位置でジヤイロ10内のフロ
ートを保つようにしなければならないので、トル
ク装置12からの余剰トルクは入力軸IA1に沿
う地球の回転の水平成分に比例するシグナルであ
る。このシグナルは、トルク12および増幅器4
0の接続部にあらわれる。
前記の過程もまた、始動過程100で開始され
て、入力データが読みとられる過程102へと進
められるマイクロコンピユータ過程を示す第4図
の流れ図で図表に作られている。マイクロコンピ
ユータ50がレベル感知装置32がゼロとなる位
置までジンバル18(第1図)を回転させる前の
最初に読みとられた数量値Ay0,Ax0およびφ
(0)等は、それぞれレベル変換器32,30お
よび同期発信機28の読みである。過程104
で、内側軸16が水平になり、レベル感知装置3
2がゼロになるまでジンバル18を回転させる。
過程106で、ジンバル18の最初の角度位置を
同期発信機28による再度の計測で読み、これを
φ(1)とする。さらにこの過程106では、トルク
装置12の入力が読みR1として計測される。
この場合に関連する物理的プロセスは、第1図
の機器が取付けられる車輌の縦軸の方向が、ベク
トルLAで表示されている第3図を参照すればさ
らに良く理解されよう。ジヤイロスコープ10の
スピン軸がその最初の水平位置になるように回転
された後では、このスピン軸の方位は、ベクトル
SP1として図示されているが、このベクトルは、
縦軸LAに関して角度A1をなしている。勿論、
ジヤイロスコープ10の入力軸は、スピン軸と直
角をなしていて、ラインIN1にそつているこの
最初の位置について表示されている。
北方位は、縦軸LAと角度AnをなすベクトルN
によつて表示される。この最初の位置でジヤイロ
スコープ10のトルク装置12からR1として読
まれるレートは、下記の方程式によつて計算され
うることが、前記の説明で明らかになる。
R1=−Whsin(An−A1)+B (1) ここで、Whは地球の回転の水平成分で、Bは
ジヤイロスコープの固有バイアス項である。ジン
バル18の枢軸22を通る直立軸が垂直でない場
合には、同期発信機28で計測された角度φは、
全く同じようには方位角度A1と対応しない。従
つて、実際の角度A1は、下記の公式によつて表
わすことができる。
A1=φ(1)+C(1) (2) ここで、角度φ(1)は、シンクロ発信機28で最
初の位置で計測された角度で、C(1)項は、衆知の
フツクの法則にしたがつて導き出された修正係数
である。その係数の一つの単純化された表現は下
記の通りである。
C(n)=〔1/2sinφ(n)cosφ(n)〕〔α2
β2〕 +αβcos2φ(n) (3) ここで角度αおよびβはそれぞれ、縦軸LA(第
3図)のまわりの車両の横“ゆれ”および縦“ゆ
れ”である。(第3図)、挿入変数nは、C(1)のよ
うな項が計算される連続的位置を表示しているに
すぎない。
第4図の流れ図にブロツク108で表示されて
いるように、次の過程は、ジンバル18を180゜だ
け回転させることである。第3図についていえ
ば、この回転は、ベクトルSP2にそつてスピン
軸を再位置設定することとして表示され、その結
果、ジヤイロスコープ10の入力軸は、ライン
IN2にそつて再位置設定される。従つて、第2
番目のレートの読みR2は、下記のように表わす
ことができる。
R2=−Whsin(An−A2)+B (4) ここで、角度A2は、第2番目の位置にある縦
軸LAおよびスピン軸SP2との間の角度間隔とし
て、第3図に図解されている。方程式2と同様
に、角度A2もまた、第2番目の位置のシンクロ
角度φ(2)とそれに対応するフツクの法則による修
正項C(2)の数値との合計値として表わすことがで
きる。角度A2は、角度A1とπδ1との合計値
であるから(ここでδ1は±1であるが、回転方
向によつて左右される)、方程式4は、次のよう
に角度A1の項で表現することができる。
R2=Whsin(An−A1)+B (5) 方程式1および5を組合せると、下記の表現が
えられる。
B=R1+R2/2 (6) 同様に、方程式1および5の超越整関数の数値
は、次のようにして求めることができる。
F=sin(An−A1)=R2−R1/2W (7) 関数Fは、超越整関数を識別するのに使用され
る。上記の方程式は、超越整関数の独立変数とし
て、直接に解いてもよいが、バイアスBの数値
(方程式6および7)を代入して再配置して、下
記の方程式がえられればさらに都合がよい。
ΔA=An−A1=arccos〔R2−B/Wh〕 (8) しかし、三角法による正弦関数は、大きさが規
定されさえすれば、多様な角度数値を有するの
で、“あいまいさ”がある。どんな場合でも、前
記のプロセスは、トルク値R2の読みおよび同期
発信機の読みφ(2)を表示する第4図の手順110
によつて表示される。さらに手順110では、バ
イアスB、三角法による数量sinΔAおよび不明確
な角度差ΔA等の計算が行われる。
実質的なレートの読みがえられ、しかもすでに
論義された不明確性が解消されうるように、スピ
ン軸を北方位と一致していない第3番目の位置ま
で回転させることが望ましい。この実施例ではジ
ンバル18は角度π/nによつて回転される。こ
こでnは6または2のいずれかである。北方位と
一致させないnの選択数値は、下記のとおりであ
る。
n={6π/3|ΔA|2π/3 2π/3>|ΔA|>2π/3 (9) ここで、|ΔA|πという比較は、論理的分
岐点112として第4図に示されるが、交替指令
114および116がこれにつづく。この結果、
第3番目のレートの読みR3、レベルシグナル
Ay3および同期発信器の読みφ(3)等が、手順11
8に示されたようにえられる。他の角度の回転
が、シンバル18のこの第3番目の位置において
生ずることがあることを、前記の説明で理解した
と思うが、前記のことが、便宜上選択される。前
記の回転によつてジンバル18の第3番目の位置
では、ジヤイロスコープ10のスピン軸は少くと
も30゜だけ北方位から確実に移動されることにな
る。この選択された第3番目の位置で、ピボツト
22(第1図)を通る直立軸は垂直方向から傾く
ことがあることを考慮して、第3番目のレートの
読みR3は次のように表現できる。
R3=−Whsin(An−A3)cos(arcsinAy3) +B+T (10) 第3図の例では、第3番目の角度A3は、ΔA
が60゜より大きく120゜より小さいので、マイナス
変位π/6として図解されている。このマイナス
変位π/6として図解されている。このマイナス
方向は任意である。上記のcosine項では、地球自
転速度の水平成分が、ジヤイロスコープ10の入
力軸に充分に投射されていない恐れもあることを
考慮しなければならない。この不完全な方向設定
は、直立軸(第1図の枢軸22)および入力軸
IA1の傾きが原因で発生し、レベル変換器32
で測定され傾斜シグナルAy3を作り出す。第4
図の手順120として示された修正項Tには、ジ
ヤイロスコープの出力軸が正確には垂直でない場
合に、ジヤイロスコープ10内の質量不均衡によ
つて作り出される外見上のトルクと共に、ジヤイ
ロスコープ10の入力軸へ地球の回転速度の垂直
成分を投射することによつて大きな誤差が生ずる
ことを考慮しなければならない。これらの修正は
下記のように表わすことができる。
T=Ay3(Wv+MU) (11) ここで、Wvは地球の局部的垂直回転速度で、
MUはジヤイロスコープ10の質量不均衡をあら
わす項である。第2番目と第3番目との位置の間
の変位が判明しているので、その一方を他の用語
で表示することができる。フツクの法則による修
正、枢軸22の直立軸が垂直でない場合の重要な
考慮事項等も、第2番目と第3番目との位置の間
の一般的角度関連性を明示するために、含めるこ
とができる。従つて、スピン軸の実角度A3は次
のように表現できる。
A3=A2−C(2)+π/nδ2+C(3) (12) ここで、C(2)項およびC(3)項は、方程式3によ
るフツクの法則による修正であり、δ2は±1で
あつて、ジンバル18が回転して第3番目の位置
に達する方向により再び左右される。角度A2が
角度A1よりπδ1だけ大きくなるので、角度A3
は次のように表わすことができる。
A3=A1+πδ1+π/nδ2+C(3)−C(1) (13) 角度A3に関する上記の表現を方程式10に置換
して、読みR3を決定する完全な方程式を作り出
すことができる。しかし、±3゜をこえない横“ゆ
れ”および縦“ゆれ”(分節122および手順1
24,126等の決定事項)に対しては、修正項
C(3)およびC(1)とレベル感知装置出力Ay3等は
ゼロに設定して、下記の概略的表現を採用しても
よい。
R3=Wh〔sin(An−A1)cosπ/n −cos(An−A1)sinπ/n〕+B+T(14) 三角法関数の独立変数に差角度を分解するため
に既によく知られた恒等式を使用して、上記のこ
とが導かれている。方程式(14)はさらに次のよ
うに書換えることができる。
G=cos(An−A1)=−R3+Whsin(An−A1)cos
π/n+B+T/Whsinπ/6(15) ここで、関数Gは上記の三角法関数の数値を表
示している。そこで、関数Gは、方程式7の既に
確認済関数Fに分割することができ、方程式2を
使用して、求める角度を決定するために下記の表
現を採用することができる。
An=φ(1)+C(1)+arctan(F/G) (16) 後者の動作は、計算に関する過程128とし
て、第4図の流れ図に示されている。上記の事情
が完了されてから、マイクロプロセツサ50(第
1図)によつて、北方位を良好な精度で表示する
ことができる。従つて、第4図の過程130によ
つて表示されたように、コンピユータ50は、指
向性モードへと移行して、接点K1が開いて接点
K2が閉じる。この指向性モードでは、コンピユ
ータ50は、接点K2を径由して補正処理に使用
さるが、主要な効果は、方位角シフトを送り出し
増幅器42によつて信号を作り出すジヤイロスコ
ープ34によつて発生される。それ故に、ジンバ
ル18は、その方位角を同一に保つような方向
に、モータ24によつて回転されることになる。
第1図の装置を搭載している走行車輌(図示され
ていない)は、横方向および縦方向にゆれるの
で、ジヤイロ34の入力軸IA2が誤つた読みを
作り出す恐れがある。
これにかわる実施例が第5図に図示されてい
る。この実施例では、直立軸222に取付けられ
たうえに、内側軸216上に内側ジンバルまたは
プラツトフオーム214を有するジンバル218
が含まれている。内側ジンバル214によつて二
重の機能ジヤイロスコープ210が支持されてい
て、ジヤイロスコープ210のスピン軸SAと名
目上平行な車軸226上にジヤイロスコープ21
0が支持されているのが示されている。ジヤイロ
スコープ210の出力軸は内側軸216に平行
で、入力軸IAはスピン軸SAおよび出力軸OAと
直交する。レベル感知装置236はジヤイロスコ
ープ210上に取付けられ、プラツトフオーム2
14が垂直方向からそれている程度を表示してい
る。レベル感知装置236の出力が、ライン23
8として図解されている。さらに、ジヤイロスコ
ープ210には、ライン240にそつてジヤイロ
スコープ210の内側にあるトルク装置にまで加
えられる入力がある。同様に、ジヤイロスコープ
210からの出力ライン241によつて、中立位
置からそのラインえの流れの“かたより”が示さ
れている。さらに内側軸216上で動作するトル
ク装置220によつて、ライン242にそつたシ
グナルに応答したジンバル218に関して、プラ
ツトフオーム214の相対的回転を発生させるこ
とができる。1対の直交するレベル感知装置23
0および232が、ジンバル218に取付けられ
る。直立軸222を駆動するジンバルモータ22
4によつて、ジンバル218を回転することがで
き、この回転は、変換器228からのライン25
0で感知される。
上記の事項は、第1図に示されたジンバル装置
およびジヤイロコンパスと類似している。実際に
は、構成要素210,218,220,224,
228,230,232,236等は、第1図の
構成要素10,18,20,22,24,28,
30,32,36等に対応する。しかし、著しい
相違点は、第5図ではただ1つのジヤイロスコー
プがあるだけであるという点である。しかし、こ
の実施例では、ジヤイロスコープ210は、車軸
226のまわりで90゜だけ回転して、ジヤイロス
コープ210の入力軸を図示された垂直位置から
水平位置へ移すことができる。勿論、入力軸が垂
直ならば、ジヤイロスコープ210は、方位ジヤ
イロとして働くことができ、入力軸が水平なら
ば、ジヤイロコンパスとして働くことができる。
このようにして、ジヤイロコンパスから方位モ
ードへの移り変りが、ジヤイロスコープ210が
90゜だけ回転することで表示される以外は、第5
図の装置は、第1図に関連して既に説明された方
式と類似した方式で動作させることができる。
前述の実施例に関して、各種の変更が可能であ
ることは云うまでもない。例えば、各種の同期発
信機およびトルク装置の位置は、物理的要求に応
じて置き換えられることができる。さらに、二段
ジヤイロスコープの実施例では、2個のジヤイロ
の相対的位置が変つてもよいし、第1図の概略図
は単純化されており、実際の実施例はこれと相違
して、さらに複雑になる。さらに、ある実施例で
は、2個の単一自由度のジヤイロ(または第5図
の二位回転型ジヤイロ)を、1個の自由度2のジ
ヤイロと置き換えてもよい。このジヤイロには第
1図および第5図のジヤイロで与えられる機能を
与えることができる直交型入力軸が組込まれるこ
とになる。ある実施例では、各種のレベル感知装
置が取付けられる位置を、バランスに関する余裕
および効果に応じて変更することができる。さら
に、各種のフイルタ、復調器およびシグナル調整
装置および増幅器等が図示されているけれども、
ある実施例では、それらの機能はマイクロプロセ
ツサ50によつて行つてもよい。さらにまた、各
種プロセツサ過程の実行順序は、使用目的に応じ
て再整理することができる。そのうえに、各種の
計算が行われる時期は、情報の緊急度に応じて、
早めたり遅らせたりすることもできる。特別な方
程式が今までに示されてきたが、これらは、装置
の要求された精度および速度等に従つて、単純化
または再整備することができる。さらに、各種の
構成部品の使用材料および形状は、要求される重
量、速さ、精密度、バランス、動力要求、強度等
に応じて変更することができる。そのうえに、各
種のプロセツサが組込まれている各種の回路およ
び、デジタルおよびアナログ回路素子の各種の組
合せは、要求された速さ、精密度、温度、安定度
等に応じて指示されたものの代りに使用すること
ができる。
上記の技術的な変更を考慮すれば、本発明をい
ろいろと部分的または広範囲にわたつて変更でき
ることは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明はジヤイロスコープのスピン軸が水平に
なつたときジヤイロスコープに加えられるトルク
を測定し、またジヤイロスコープを180゜回転させ
て同様にトルクを測定するので、より正確に北方
位を決定することができる。
また本発明は直立軸を中心に回転できるジンバ
ルにジヤイロを配置し、その直立軸の傾きを検出
するレベル感知装置を設け、最初に水平位置にな
るように自動的にジンバルを回転させる構造とし
たので、構造を簡単にすることができ、かつ精度
の優れたものとすることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理にもとづくジヤイロコン
パスを示す概略図、第2図は第1図の装置のフイ
ードバツク制御の方式を示す概略図、第3図は、
第1図の装置に関連するベクトル線図、第4図は
第1図の装置の制御順序を示す流れ図、第5図は
第1図に示したジヤイロコンパスを代替するジヤ
イロコンパスを示す概略図である。 10……ジヤイロ、16……内側軸、18……
ジンバル、22……直立軸、30,32……レベ
ル感知装置、50……制御装置、SP1……最初
の位置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内側軸16,216の周囲にジヤイロスコー
    プ10,210を回動可能に支持しているジンバ
    ル上に装着されたレベル感知装置30,32,2
    30,232によつて北方位を決定する方法であ
    つて、この方法はレベル感知装置30,32,2
    30,232が内側軸16,216の水平を指示
    するまで、ジンバル18,218を回転させる過
    程と;内側軸16,216の回りで回転されるジ
    ヤイロスコープの該スピン軸SA1,SAが水平位
    置に入つたとき、地球の水平方向の回転成分によ
    つてジヤイロスコープ10,210に加えられた
    トルクを計測する過程と;ジンバル18,218
    を180゜回転させる過程と;内側軸16,216の
    まわりで回転されるジヤイロスコープ10,21
    0のスピン軸SA1,SAが水平位置になつたとき
    に、地球の水平方向の回転成分によつてジヤイロ
    スコープ10,210に加えられたトルクを再計
    測する過程とからなることを特徴とする北方位N
    決定方法。
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