JPH0354162A - 耐火物 - Google Patents
耐火物Info
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- JPH0354162A JPH0354162A JP1190163A JP19016389A JPH0354162A JP H0354162 A JPH0354162 A JP H0354162A JP 1190163 A JP1190163 A JP 1190163A JP 19016389 A JP19016389 A JP 19016389A JP H0354162 A JPH0354162 A JP H0354162A
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Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は耐火物に関し、特に、製鋼用取鍋の内張りとし
て用いられる高アルミナ質耐火れんがに関するものであ
る。
て用いられる高アルミナ質耐火れんがに関するものであ
る。
溶鋼取鍋内張耐火物としては、従来ロー石質耐大物又は
ジルコン賞耐火物が用いられている。ロー石質耐火物は
Ｓ ｉ Ｏ ｚを７０〜８０％含有するＡＡｚ Ｏ，−
Ｓ ｉ０２系の耐火物であって比較的耐熱衝撃性に優れ
るとともに、溶鋼中の溶融スラグを受容したとき、耐火
物の組織内部にスラグが浸透しないという優れた特徴を
有している。ただし、この耐火物は溶融スラグに対する
耐蝕性が比較的低く、また、Ｍｎ等を含む溶鋼に対する
耐蝕性も低いという欠点を有する。
ジルコン賞耐火物が用いられている。ロー石質耐火物は
Ｓ ｉ Ｏ ｚを７０〜８０％含有するＡＡｚ Ｏ，−
Ｓ ｉ０２系の耐火物であって比較的耐熱衝撃性に優れ
るとともに、溶鋼中の溶融スラグを受容したとき、耐火
物の組織内部にスラグが浸透しないという優れた特徴を
有している。ただし、この耐火物は溶融スラグに対する
耐蝕性が比較的低く、また、Ｍｎ等を含む溶鋼に対する
耐蝕性も低いという欠点を有する。
また、ジルコン質耐火物はロー石質耐火物より溶鋼や溶
融スラグに対する耐蝕性に優れるものの、れんが組織内
への溶融スラグの浸透が大きいという欠点を有する。更
に、何れの耐火物もＳｉｎ．戒分を多量に含有している
ために、これが溶鋼或分により還元され、綱中のＳｔ戊
分が増大する。
融スラグに対する耐蝕性に優れるものの、れんが組織内
への溶融スラグの浸透が大きいという欠点を有する。更
に、何れの耐火物もＳｉｎ．戒分を多量に含有している
ために、これが溶鋼或分により還元され、綱中のＳｔ戊
分が増大する。
従って、高級鋼で特に鋼中にＳｉ或分が入ってはならな
い鋼の溶製に際しては、これらの耐火物を使用すること
はできないため、このような鋼の溶製に際しては、従来
、高アルくナ質耐火物が用いられてきた。
い鋼の溶製に際しては、これらの耐火物を使用すること
はできないため、このような鋼の溶製に際しては、従来
、高アルくナ質耐火物が用いられてきた。
高アルミナ質耐火物はＳｉＯ２を含まないか、極めて僅
かしか含まないので、鋼中にＳｉ戒分が移行することは
殆どないが、れんが組織内への溶融スラグの浸透が大き
いという欠点を有する．すなわち、スラグの浸透により
れんが組織が変質し、取鍋の加熱・冷却の繰り返しに伴
い、いわゆる、゛構造スポーリング゛を起こし、著しく
損傷が大きくなるという欠点を有し、耐用性に問題があ
る。
かしか含まないので、鋼中にＳｉ戒分が移行することは
殆どないが、れんが組織内への溶融スラグの浸透が大き
いという欠点を有する．すなわち、スラグの浸透により
れんが組織が変質し、取鍋の加熱・冷却の繰り返しに伴
い、いわゆる、゛構造スポーリング゛を起こし、著しく
損傷が大きくなるという欠点を有し、耐用性に問題があ
る。
本発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであっ
て、溶鋼中へのＳｉの移行の恐れがなく、また、耐蝕性
に優れた高アルミナ質耐火物の特徴をそのまま生かし、
その最大の欠点であるスラグの浸透に伴う構造的スポー
リング破壊を防止した高アルミナ質耐火れんがを提供す
ることを目的とする。
て、溶鋼中へのＳｉの移行の恐れがなく、また、耐蝕性
に優れた高アルミナ質耐火物の特徴をそのまま生かし、
その最大の欠点であるスラグの浸透に伴う構造的スポー
リング破壊を防止した高アルミナ質耐火れんがを提供す
ることを目的とする。
上記課題を達戒するために、この発明は以下のような手
段を採用している。すなわち、Ａｌｔｏ，含有量９０％
以上の高アルミナ質原料７０〜８５重量部に対し、Ａ１
２０，含有量が５０〜８０％とＭｇＯ含有量が１５〜５
０％から成るスビネル質原料をｌＯ〜２５重量部、Ｍｇ
Ｏ含有量９０％以上のマグネシア質原料を５〜１５重量
部、Ｃ含有量９０％以上のカーボン質原料３〜５重量部
を配合し、通常の方法でバインダーを添加し、混練・威
形あるいは更に焼威したものである。
段を採用している。すなわち、Ａｌｔｏ，含有量９０％
以上の高アルミナ質原料７０〜８５重量部に対し、Ａ１
２０，含有量が５０〜８０％とＭｇＯ含有量が１５〜５
０％から成るスビネル質原料をｌＯ〜２５重量部、Ｍｇ
Ｏ含有量９０％以上のマグネシア質原料を５〜１５重量
部、Ｃ含有量９０％以上のカーボン質原料３〜５重量部
を配合し、通常の方法でバインダーを添加し、混練・威
形あるいは更に焼威したものである。
？作用〕
高アルミナ質原料としては焼結アルξナ、電融アルミナ
など殆ど／ｌ！２０，単味からなる合成原料の他、焼或
ボーキサイトやバン土頁岩など若干のＳｉｎ．その他の
不純物を含む天然原料を用いることができる。Ａｌｔｏ
．含有量が低くなると耐蝕性が低下するところから、Ａ
ＩＮＯ３含有量は９０％以上が要求される。
など殆ど／ｌ！２０，単味からなる合成原料の他、焼或
ボーキサイトやバン土頁岩など若干のＳｉｎ．その他の
不純物を含む天然原料を用いることができる。Ａｌｔｏ
．含有量が低くなると耐蝕性が低下するところから、Ａ
ＩＮＯ３含有量は９０％以上が要求される。
スビネル質原料としては理論組或に近いスピネル（Ｍｇ
Ｏ−Ａｚ２０３）の他、Ａｌ■Ｏ，含有量が５０〜８５
％の組或範囲のＡｎ！２０３ ＭｇＯ系合戒原料を用
いることができる。
Ｏ−Ａｚ２０３）の他、Ａｌ■Ｏ，含有量が５０〜８５
％の組或範囲のＡｎ！２０３ ＭｇＯ系合戒原料を用
いることができる。
マグネシア質原料としては焼結マグネシア、電融マグネ
シアなどＭｇＯ含有量９０％以上のものが要求される。
シアなどＭｇＯ含有量９０％以上のものが要求される。
カーボン質原料としては鱗状黒鉛、土状黒鉛などＣ含有
量９０％以上のものが要求される。
量９０％以上のものが要求される。
上記高アルξナ質原料は７０〜８５重量部が要求される
。この高アル嵩ナ質原料が７０重量部以下では耐蝕性が
低下し、８５重量部以上ではスラグの浸透が大きく構造
スポーリングを起こし易く好ましくない。上記スビネル
質原料は１０〜２５重量部が要求される。このスビネル
質原料が１０重量部以下ではスラグの浸透防止効果がな
く、２５重量部より多いとスラグに対する耐蝕性が悪く
なるため好ましくない。上記マグネシア質原料は５〜１
５重量部添加される。このマグネシア質原料が５重量部
以下では残存膨張率が小さく、目地溶損の防止効果がな
く、１５重量部より多いと耐蝕性及び耐熱スポーリング
性が低下し好ましくない。上記カーボン質原料は３〜５
重量部添加される。このカーボン質原料が３重量部以下
ではスラグの浸透防止効果がなく、５重量部以上では耐
蝕性が低下し、溶鋼中へのカーボンのビソクアップが多
くなり、鋼の品質を低下させ好ましくない。
。この高アル嵩ナ質原料が７０重量部以下では耐蝕性が
低下し、８５重量部以上ではスラグの浸透が大きく構造
スポーリングを起こし易く好ましくない。上記スビネル
質原料は１０〜２５重量部が要求される。このスビネル
質原料が１０重量部以下ではスラグの浸透防止効果がな
く、２５重量部より多いとスラグに対する耐蝕性が悪く
なるため好ましくない。上記マグネシア質原料は５〜１
５重量部添加される。このマグネシア質原料が５重量部
以下では残存膨張率が小さく、目地溶損の防止効果がな
く、１５重量部より多いと耐蝕性及び耐熱スポーリング
性が低下し好ましくない。上記カーボン質原料は３〜５
重量部添加される。このカーボン質原料が３重量部以下
ではスラグの浸透防止効果がなく、５重量部以上では耐
蝕性が低下し、溶鋼中へのカーボンのビソクアップが多
くなり、鋼の品質を低下させ好ましくない。
以上の高アルξナ質原料、スピネル質原料、マグネシア
質原料及びカーボン質原料は最密充填となるように、通
常の耐火れんがと同じように粒度配合し、バインダーを
添加し戒形される。この場合、バインダーとしてはフェ
ノール樹脂、ビソチ、タール等の残炭率の高いものが望
ましい。戒形体は乾燥して不焼成れんがとして、また、
乾燥後炭素粉末中で焼威して焼成れんがとしても用いる
ことができる。
質原料及びカーボン質原料は最密充填となるように、通
常の耐火れんがと同じように粒度配合し、バインダーを
添加し戒形される。この場合、バインダーとしてはフェ
ノール樹脂、ビソチ、タール等の残炭率の高いものが望
ましい。戒形体は乾燥して不焼成れんがとして、また、
乾燥後炭素粉末中で焼威して焼成れんがとしても用いる
ことができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
焼結アルξナ６２重量部、合戒ムライト２０重量部、焼
結スビネル１０重量部、焼結マグネシア５重量部、鱗状
黒鉛３重量部を配合した原料混合物にフェノール樹脂を
バインダーとして混練した。
結スビネル１０重量部、焼結マグネシア５重量部、鱗状
黒鉛３重量部を配合した原料混合物にフェノール樹脂を
バインダーとして混練した。
これをプレスにて戒形後、乾燥し、不焼或れんがを得た
。第１表に本発明品及び比較例としての従来品とともに
、その配合割合及び物性を示す。このれんがを従来の高
アルミナ質れんがとともに取鍋に張り分けて使用した。
。第１表に本発明品及び比較例としての従来品とともに
、その配合割合及び物性を示す。このれんがを従来の高
アルミナ質れんがとともに取鍋に張り分けて使用した。
その結果、約１００回の受鋼後の侵食厚みは従来品の７
０重禽に対し、本発明品は３０＋ｍであり、耐蝕性が著
しく改善された。また、スラグの浸透層の厚みは従来品
の約３０ｌ璽に対し、本発明品では２１鵬以下となり、
スラグの浸透も著しく少なく、構造スポーリングによる
剥離も全く見られなくなった。
０重禽に対し、本発明品は３０＋ｍであり、耐蝕性が著
しく改善された。また、スラグの浸透層の厚みは従来品
の約３０ｌ璽に対し、本発明品では２１鵬以下となり、
スラグの浸透も著しく少なく、構造スポーリングによる
剥離も全く見られなくなった。
以下余白
高アルξナ質れんがの配合と品質
”１５００℃ｘ ２ ｈｒ ｘ ５回
” １６５０’ｃ ｘ ２ ｈｒ ｘ ３回侵食剤：ス
ラグ（Ｓｉｎ． ＣａＯ ３７％） ロータリスラグテスト １６％、Ｆｅｚｅｓ ２２％、 ＋ 普通鋼 〔発明の効果〕 以上、実施例に示したように高アルミナ賞原料に対し、
スビネル質原料、マグネシア質原料及びカーボン質原料
を配合して製造した耐火物は、溶鋼による侵食速度が低
減するとともに、スラグの浸透も著しく少なくなる。従
って、構造的スポーリングも少なくなり、取鍋に使用し
た場合その寿命を著しく向上させることができる。更に
、本発明に係わる耐火れんがはｓｔｏｗ系耐火物やジル
コン質耐火物の場合のように溶鋼をＳｔで汚染すること
なく、高級鋼の溶製には最適である。
ラグ（Ｓｉｎ． ＣａＯ ３７％） ロータリスラグテスト １６％、Ｆｅｚｅｓ ２２％、 ＋ 普通鋼 〔発明の効果〕 以上、実施例に示したように高アルミナ賞原料に対し、
スビネル質原料、マグネシア質原料及びカーボン質原料
を配合して製造した耐火物は、溶鋼による侵食速度が低
減するとともに、スラグの浸透も著しく少なくなる。従
って、構造的スポーリングも少なくなり、取鍋に使用し
た場合その寿命を著しく向上させることができる。更に
、本発明に係わる耐火れんがはｓｔｏｗ系耐火物やジル
コン質耐火物の場合のように溶鋼をＳｔで汚染すること
なく、高級鋼の溶製には最適である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔１〕Ａｌ＿２Ｏ＿３含有量９０％以上の高アルミナ質
原料７０〜８５重量部、Ａｌ＿２Ｏ＿３含有量が５０〜
８５％、ＭｇＯ含有量が１５〜５０％から成るスピネル
質原料１０〜２５重量部、ＭｇＯ含有量９０％以上のマ
グネシア質原料５〜１５重量部、Ｃ含有量９０％以上の
カーボン質原料３〜５重量部より成る耐火物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1190163A JPH0354162A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1190163A JPH0354162A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 耐火物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0354162A true JPH0354162A (ja) | 1991-03-08 |
Family
ID=16253478
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1190163A Pending JPH0354162A (ja) | 1989-07-21 | 1989-07-21 | 耐火物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0354162A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008088760A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Wako Concrete Kogyo Kk | 法面張りブロック及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-21 JP JP1190163A patent/JPH0354162A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008088760A (ja) * | 2006-10-04 | 2008-04-17 | Wako Concrete Kogyo Kk | 法面張りブロック及びその製造方法 |
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