JPH0354160B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0354160B2
JPH0354160B2 JP9936182A JP9936182A JPH0354160B2 JP H0354160 B2 JPH0354160 B2 JP H0354160B2 JP 9936182 A JP9936182 A JP 9936182A JP 9936182 A JP9936182 A JP 9936182A JP H0354160 B2 JPH0354160 B2 JP H0354160B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
hydroxy
methyl
pyridone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9936182A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58217600A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9936182A priority Critical patent/JPS58217600A/ja
Publication of JPS58217600A publication Critical patent/JPS58217600A/ja
Publication of JPH0354160B2 publication Critical patent/JPH0354160B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、改善された安定性を有する石けん組
成物に関し、特に1−ヒドロキシ−2−ピリドン
類化合物を含有する新規な石けん組成物に関する
ものである。 石けんは、長期間にわたつて貯蔵又は保管する
と劣化をきたし、あるいは変質して変色や悪臭な
どを生ずることは一般によく知られている。これ
は石けんに添加された香料や過脂肪剤等が酸化に
より変質したり、石けんのベース自身が酸敗する
などの現象によるものである。このように望まし
くない現象は、原料中に含まれる不純物、製造過
程で不可避的に混入する不純物及び光等によつて
促進される。 このような石けんの劣化を防止する対策として
抗酸化剤、金属封鎖剤その他の各種の安定剤を配
合する方法が行われている。代表的な安定剤は例
えばジブチルヒドロキシトルエン、エチレンジア
ミン四酢酸(以下、EDTAと略記する)のアル
カリ塩等であるが、これらを配合した石けんはあ
る程度改善された安定性を示すが、満足すべき安
定化効果は得られず、本質的な解決には至つてい
ない。またキレート剤として知られるエタン−1
−ヒドロキシ−1,1−ジホスホニツクアシド
(以下、EHDPと略記する)を石けんに添加して
安定化する方法も提案されたが、耐熱性及び耐光
性に関して満足すべき成果が得られず、これも本
質的な解決手段とはなつていない。 通常、石けんの劣化は、その洗浄力をそれほど
大きく低下させるものではないが、外観及び特に
かおりを劣悪化させ、そのため商品価値を低下さ
せるばかりでなく、消費者に不信感と不安感を抱
かせるので好ましくない現象である。 本発明者らは、このような実情にかんがみ、実
質的に満足しうる安定性を有する石けん組成物を
開発するため、各種安定剤の石けん安定化作用に
ついて種々研究を行つた結果、1−ヒドロキシ−
2−ピリドン類又はその塩を石けん洗浄成分に添
加配合するとき、顕著に改善された安定化効果が
得られることを見出し、この知見に基づいて本発
明をなすに至つた。 すなわち、本発明は、安定剤として1−ヒドロ
キシ−2−ピリドン類を含有して成る新規な石け
ん組成物を提供するものである。 本発明の組成物に用いられる1−ヒドロキシ−
2−ピリドン類は、次の一般式 (式中のR1は炭化水素基、R2は水素原子又は炭
化水素基である) で表わされるものであつて、特に上記一般式中の
R1が炭素数1〜17のアルキル基、炭素数2〜17
のアルケニル基、炭素数5〜8のシクロアルキル
基、炭素数7〜9のビシクロアルキル基、アルキ
ル部分が炭素数1〜4のシクロアルキル又はアル
キル置換シクロアルキル−アルキル基、アリール
基、アルキル部分が炭素数1〜4のアラルキル
基、アルケニル部分が炭素数2〜4のアリールア
ルケニル基、アルキル部分が炭素数1〜4のアリ
ールオキシ又はアリールメルカプトアルキル基、
ベンズヒドリル基、アルキル部分が炭素数1〜4
のフエニルスルホニルアルキル基、フリル基、ア
ルケニル部分が炭素数2〜4のフリルアルケニル
基であり、R2が水素原子、炭素数1〜4のアル
キル基、炭素数2〜4のアルケニル又はアルキニ
ル基、炭素数5〜8のシクロアルキル基、フエニ
ル基又はベンジル基が好適である。また、式中の
R1及びR2として存在しうるアリール基はさらに
アルキル基、アルコキシル基、ニトロ基、シアノ
基、ハロゲン原子により置換されていてもよい。 上記一般式で表わされる化合物としては、例え
ば1−ヒドロキシ−6−メチル−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4,6−ジメチル−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−ヘプチル
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(1−エチルペンチル)−2−ピリドン、1−
ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4,4−ト
リメチルペンチル)−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−ウンデシル−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−プロペニ
ル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル
−6−オクテニル−2−ピリドン、1−ヒドロキ
シ−4−メチル−6−(2,2−ジブチル−ビニ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(シクロヘキセニリデン−メチル)−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−シ
クロヘキシル−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(メチル−シクロヘキシル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(2−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプチル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−〔2
−(ジメチルシクロヘキシル)−プロピル〕−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(4−メチル−フエニル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−(3−メチル−フエ
ニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メ
チル−6−(4−第三ブチル−フエニル)−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3
−メチル−4−クロル−フエニル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(3,5
−ジクロル−フエニル)−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4−メチル−6−(3−ブロム−4−
クロル−フエニル)−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(4−メトキシスチリル)−2
−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
〔1−(4−ニトロフエノキシ)−ブチル〕−2−ピ
リドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4
−シアノフエノキシメチル)−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フエニルスル
ホニルメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−〔1−(4−クロルフエニルス
ルホニル)−ブチル〕−2−ピリドン、1−ヒドロ
キシ−4−メチル−6−ベンジル−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4
−ジメチルベンジル)−2−ピリドン、1−ヒド
ロキシ−4−メチル−6−(第三ブチル−ベンジ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(2−クロル−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−ク
ロルベンジル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−(2,5−ジクロル−ベンジ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(4−ブロム−ベンジル)−2−ピリド
ン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フエノ
キシメチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−
4−メチル−6−(3−メチルフエノキシ−メチ
ル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチ
ル−6−(4−第二ブチルフエノキシ−メチル)−
2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6
−(2,4,5−トリクロルフエノキシ−メチル)
−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−
6−(4−プロムフエノキシ−メチル)−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−
クロルフエニルメルカプト−メチル)−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(4−
メチルフエニルメルカプト−メチル)−2−ピリ
ドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2−
ナフチル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−メチル−6−ベンズヒドリル−2−ピリドン、
1−ヒドロキシ−4−メチル−6−フリル−2−
ピリドン、1−ヒドロキシ−4−メチル−6−
(フリルビニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ
−4−メチル−6−スチリル−2−ピリドン、1
−ヒドロキシ−4−メチル−6−(フエニルブタ
ジエニル)−2−ピリドン、1−ヒドロキシ−4
−フエニル−6−メチル−2−ピリドン、1−ヒ
ドロキシ−4,6−ジフエニル−2−ピリドン等
を挙げることができる。 また、これらの化合物は塩の形で使用すること
ができ、有機アミン塩、アンモニウム塩及びアル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩類が好ましい。
上記の塩形成用有機アミン類としては、例えばエ
タノールアミン、ジエタノールアミン、N−エチ
ルエタノールアミン、N−メチル−ジエタノール
アミン、トリエタノールアミン、ジエチルアミノ
−エタノール、2−アミノ−2−メチル−n−プ
ロパノール、ジメチルアミノプロパノール、2−
アミノ−2−メチル−プロパンジオール、トリ−
イソプロパノールアミン、エチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、モルホリン、ピペリジ
ン、シクロヘキシルアミン、トリブチルアミン、
ドデシルアミン、N,N−ジメチル−ドデシルア
ミン、ステアリルアミン、オレイルアミン、ベン
ジルアミン、ジベンジルアミン、N−エチルベン
ジルアミン、ジメチルステアリルアミン、N−メ
チル−モルホリン、N−メチルピペラジン、4−
メチルシクロヘキシルアミン、N−ヒドロキシエ
チル−モルホリンなどを挙げることができる。ま
た塩形成用金属としては、例えばナトリウム、カ
リウムなどのアルカリ金属やマグネシウム、カル
シウムなどのアルカリ土類金属を挙げることがで
きる。これらの石けん安定化剤は、単独で用いて
もよいし、2種以上組み合わせて用いてもよい。 また、1−ヒドロキシ−2−ピリドン類の石け
ん安定化のための配合量は、石けん組成物に基づ
いて0.01〜10.0重量%の範囲が適当である。0.01
重量%未満では石けん安定化効果が不十分であ
り、石けん組成物の変色や変臭を実質的に防止で
きないので好ましくない。また、10重量%を超え
て配合してもそれ以上の効果の向上はみられない
し、逆に石けんの物理的性質が低下し、また製造
上からも好ましくない。好ましい範囲は0.1〜5.0
重量%である。 本発明の石けん組成物は、洗浄剤成分としての
石けんベースに上記1−ヒドロキシ−2−ピリド
ン類を経時的安定剤として均質に分散させたもの
である。この石けんベースは従来公知の方法に従
つて製造することができる。すなわち、牛脂、鯨
油、魚油などに代表される動物油脂、ヤシ油、パ
ーム油、パーム核油、大豆油、オリーブ油、綿実
油等に代表される植物油脂等の各単独ないし混合
物をアルカリ等でけん化するか、あるいは種々の
脂肪酸や樹脂酸をアルカリ等で中和することによ
つて石けんベースは製造される。このようにして
得られた石けんベースに安定剤その他の添加剤を
均質に配合するには、通常、石けんベースを加温
し流動状態にして、添加された配合物質とともに
よくかきまぜる。 本発明の石けん組成物には、1−ヒドロキシ−
2−ピリドン類安定剤とともに他の慣用されてい
る安定剤、例えばEDTA,EHDP又はそれらの
アルカリ塩などを併用することができる。また、
洗浄力をさらに高めるために界面活性剤を本発明
の組成物に添加することもできる。そのような界
面活性剤としては、例えばα−スルホ脂肪酸エス
テル、イセチオン酸エステル、アルキルアリール
スルホン酸、アルコール硫酸エステル、アルコー
ルエトキシレートの硫酸エステル、オレフインス
ルホン酸、パラフインスルホン酸、N−アシルグ
ルタミン酸及びそれらエステルや酸の塩類、さら
にはアルキルベタイン、アルキルスルホベタイン
などを挙げることができる。 また、皮膚への残油効果を調整するために、例
えば過脂肪剤や、種々の皮膚保護剤を添加するこ
とができる。それらの具体例としては、スクワレ
ン、スクワラン、オレフインオリゴマー、ワツク
ス、ワセリンその他の鉱油などの炭化水素、ステ
アリン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リシ
ノール酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、べへン
酸などの脂肪酸、各種グリセライド、シユガーエ
ステル、ラノリン、イソプロピルミリステート、
イソプロピルパルミテート、イソブチルステアレ
ートなどの脂肪酸エステル、セチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコールなど
の脂肪族アルコール、グリセリン、ポリエチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール等のポリ
オール類、アルコールや脂肪酸のエトキシレー
ト、ジメチルシリコーン等のシリコーン類、その
他各種の蛋白および蛋白誘導体、ビタミン類など
を挙げることができる。 また、さらに本発明の石けん組成物には、その
使用目的に応じて色素、アラントインやグルチル
リチン酸ジカリウム等の消炎剤、2,4,4′−ト
リクロロ−2′−ヒドロキシジフエニルエーテルや
3,4,4′−トリクロロカルバニリド(Tcc)等
の殺菌剤等の慣用添加剤を添加することができ
る。 本発明の石けん組成物は、長期間にわたつて貯
蔵、保管しても、洗浄力その他の石けん機能の低
下は全くなく、また変色や変臭などの不都合な現
象もない顕著に改善された満足しうる安定性を有
し、商品価値及び実用的価値の優れたものであ
る。 次に実施例を挙げて説明するが、本発明はこれ
ら実施例によつて何ら制限されるものではない。 なお、石けん組成物の安定性の評価方法は下記
のとおりである。 (1) 変色度測定 通常、イエローネス(Yellowness)評価法
として行われるもので、日本精密光学株式会社
製SEP−H−2型積分球式HTRメータを使用
して測定される。その数値は高いほど変色して
いることを示す。 (2) かおりの判定 下記の5段階法でテスター20名による官能評
価を行なつた。評価A,A′は商品価値のある
もの、評価B,B′,Cは商品価値がないもの
である。 A:予め冷暗所に保存しておいた対照見本に比
べ香気に差がない。 A′:Aとあまりかわらないが、若干劣る。 B:香気が劣化し、変臭がある。 B′:Bより若干劣る。 C:香気の劣化が著しく、変臭がひどい。 実施例 1 石けんベースとして、牛脂/ヤシ油=80/20重
量割合の油脂から得られたナトリウム石けん(水
分10重量%を含有)を用い、また安定剤として、
を有するピリドン(化合物A)を用いて、安定剤
の添加量の異なる各種石けん組成物を調製し、そ
れぞれを屋外に10日間放置した耐光性試験及び45
℃の恒温槽内に21日間放置した耐熱性試験に供
し、それらの経日的安定剤を評価した。なお、顔
料として用いた酸化チタンは、酸化アルミニウム
で表面処理した硫酸法によるアナターゼ型のもの
であり、香料としてはフローラルタイプを用い
た。試験結果を第1表に示した。
【表】 実施例 2 本発明の安定剤として、実施例1において用い
た化合物A及び式 又は を有するピリドン化合物をそれぞれ用い、あるい
はそれらと他の安定剤、すなわちEHDP(酸型)、
EDTAを併用して石けん組成物を調整した。こ
の場合第2表中に示すように、安定剤含量の合計
はすべて1.5重量%に統一した。また、他の添加
剤として酸化アルミニウムで表面処理したルチル
型酸化チタン顔料(塩素法)0.2重量%、香料1.2
重量%を加えた石けん生地(牛脂/ヤシ油70/30
の比率からなるナトリウム塩、水分10重量%含
有)バランスより成る石けん組成物を製造し、45
℃の恒温槽内に24日間放置する耐熱性試験を行い
経日的安定性を評価した。試験結果を第2表に示
した。
【表】 実施例 3 前記安定剤(化合物A)0〜15重量%、エチル
アルコール20.0重量%、シヨ糖12.0重量%、グリ
セリン8.0重量%及び石けんベースのバランスよ
り成る透明固型石けん組成物を調製し、3ケ月
間、温室放置したのち、各組成物の色調および透
明性を評価した。それらの結果を第3表に示し
た。本例で用いた石けんベースは、牛脂/ヒマシ
油/ヤシ油=75/5/20からの29重量%含水ナト
リウム石けんである。
【表】 なお、本例における色調の判定基準は次のとお
りである。 0:あらかじめ冷暗所に保存しておいた対照見本
と比べ差がない。〔商品として問題なし〕 1:あらかじめ冷暗所用保存しておいた見本より
わずかに変色。〔商品として問題なし〕 2:あらかじめ冷暗所に保存しておいた対照見本
より少し変色。〔商品として問題なし〕 3:あらかじめ冷暗所に保存しておいた対照見本
よりかなり変色。〔商品として若干問題あり〕 4:あらかじめ冷暗所に保存しておいた対照見本
より著しく変色。〔商品として若干問題あり〕 また、本例における透明性の判定は下記の5段
階法でテスター30名の肉眼評価により行つた。評
価5,4は商品価値のあるもの、評価3,2,1
は商品価値がないものである。 5:対照見本に比べ透明性に差がない。 4:5とあまりかわらないが若干劣る。 3:やや不透明。 2:3より若干劣る。 1:不透明。 実施例 4 石けん生地(パーム油/ヤシ油/オリーブ油=
70/20/10の比率からなるナトリウム塩石けん)
98gに二酸化チタン(酸化アルミニウムで表面処
理されたルチル型(硫酸法)0.25g、香料1.2g、
化合物A0.5g配合したものにポリプロピレン0.1
gを加え石けんを製造した。この石けんを包装
し、3年間室内に放置したが変色はほとんど認め
られなかつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中のR1は炭化水素基、R2は水素原子又は炭
    化水素基である) で表わされる1−ヒドロキシ−2−ピリドン類を
    安定化剤として含有して成る石けん組成物。 2 一般式中のR1が炭素数1〜17のアルキル基、
    炭素数2〜17のアルケニル基、炭素数5〜8のシ
    クロアルキル基、炭素数7〜9のビシクロアルキ
    ル基、アルキル部分が炭素数1〜4のシクロアル
    キル又はアルキル置換シクロアルキル−アルキル
    基、アリール基、アルキル部分が炭素数1〜4の
    アラルキル基、アルケニル部分が炭素数2〜4の
    アリールアルケニル基、アルキル部分が炭素数1
    〜4のアリールオキシ又はアリールメルカプトア
    ルキル基、ベンズヒドリル基、アルキル部分が炭
    素数1〜4のフエニルスルホニルアルキル基、フ
    リル基、アルケニル部分が炭素数2〜4のフリル
    アルケニル基であり、R2が水素原子、炭素数1
    〜4のアルキル基、炭素数2〜4のアルケニル又
    はアルキニル基、炭素数5〜8のシクロアルキル
    基、フエニル基又はベンジル基である特許請求の
    範囲第1項記載の石けん組成物。 3 1−ヒドロキシ−2−ピリドン類の含有量が
    石けん組成物に基づいて0.01〜10.0重量%の範囲
    にある特許請求の範囲第1項又は第2項記載の石
    けん組成物。
JP9936182A 1982-06-11 1982-06-11 安定な石けん組成物 Granted JPS58217600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9936182A JPS58217600A (ja) 1982-06-11 1982-06-11 安定な石けん組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9936182A JPS58217600A (ja) 1982-06-11 1982-06-11 安定な石けん組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58217600A JPS58217600A (ja) 1983-12-17
JPH0354160B2 true JPH0354160B2 (ja) 1991-08-19

Family

ID=14245433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9936182A Granted JPS58217600A (ja) 1982-06-11 1982-06-11 安定な石けん組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58217600A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112013001916A2 (pt) * 2010-07-27 2016-05-24 Clariant Finance Bvi Ltd composições que compreendem peróxido de hidrogênio ou substâncias doadoras de peróxidos de hidrogênio

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58217600A (ja) 1983-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1219701B1 (en) Transparent bar soap composition
US4322308A (en) Detergent product containing deodorant compositions
CA1245162A (en) Anti-plaque denture cleansing tablet
US5962382A (en) Clear, colorless soap bar with superior mildness, lathering and discoloration resistance
EP0633312A1 (fr) Composition de savon solide, transparente, à base de sels d'acides gras contenant de l'isoprèneglycol
US4288341A (en) Detergent product containing deodorant compositions
US20140038933A1 (en) Composition and Method For Preventing Discoloration of Pyrithione Containing Compositions
JPH0354160B2 (ja)
US2371623A (en) Method of preserving soap and resulting product
DE2321656A1 (de) Waschmittelmischungen
PL186305B1 (pl) Kompozycja czyszcząca
JPS60181200A (ja) 安定な石けん組成物
JPS58117297A (ja) 石けん組成物
JPS63139998A (ja) 皮膚洗浄剤
JP3630186B2 (ja) 石鹸組成物
JP2526609B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
EP0138597B1 (en) Detergent bars
JPH08183997A (ja) 洗浄剤組成物
JP3512147B2 (ja) α,αグルコシルグルコシド含有石鹸
JPH09111297A (ja) 透明固形洗浄剤組成物
JP3026016B2 (ja) 入歯用洗浄剤溶液
US20060234887A1 (en) Soap composition
JP2826896B2 (ja) 固形石鹸
JP2521342B2 (ja) セッケン組成物
JP3093860B2 (ja) 固形石鹸組成物