JPH0353831Y2 - - Google Patents

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JPH0353831Y2
JPH0353831Y2 JP2997486U JP2997486U JPH0353831Y2 JP H0353831 Y2 JPH0353831 Y2 JP H0353831Y2 JP 2997486 U JP2997486 U JP 2997486U JP 2997486 U JP2997486 U JP 2997486U JP H0353831 Y2 JPH0353831 Y2 JP H0353831Y2
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adapter
muffler
plug
solenoid valve
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JP2997486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えばプレスのクラツチ・ブレーキ
機構へのエアの供給およびクラツチ・ブレーキ機
構からのエアの排出を制御するクラツチ・ブレー
キ用電磁弁等からの排気音を低減するマフラのた
めの安全装置に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種のマフラは、電磁弁(例えば、実
公昭56−26956号公報の電磁弁8,9)の排気口
に直接またはエルボを介して取り付けることによ
り、前記排気口から大気中にエアが排出される際
に発生する騒音を低減させるようにしていた。
ところで、電磁弁の排気口に取り付けられるマ
フラに目詰りが発生し、又は、エアの排出の繰り
返しに伴つてマフラが凍結して目詰りが発生した
場合は排気抵抗が増大するためにエアが排出され
難くなる。従つて、電磁弁がプレスのクラツチ・
ブレーキ電磁弁である場合は、上記マフラの目詰
りによつてクラツチ・ブレーキ機構からエアが円
滑に排出されなくなつてブレーキの滑りが生じる
ことがある。このようなブレーキの滑りはスライ
ドの2度落ちの原因となるために極めて危険なこ
とである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとする課題は、マフラに目
詰りが生じたときに、マフラの排気抵抗が増大し
てマフラの入口部分(マフラの吸込口部分)のエ
ア圧が高くなることに着目し、このエア圧を利用
してマフラを自動的に脱落させてエアの排出の円
滑性を確保することにより、例えばプレスのブレ
ーキの滑りを回避してスライドの2度落ちを予防
できる安全装置を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案において課題を解決するための手段は、
電磁弁の排気口に設けた受けアダプタと、マフラ
の吸込口に設けた差込みアダプタとを備え、前記
受けアダプタに前記差込みアダプタを結合した電
磁弁のマフラにおいて、前記受けアダプタの先端
内周に環状の凹溝を形成し、前記差込みアダプタ
の先端外周に突条を形成し、前記受けアダプタま
たは前記差込みアダプタの結合部の何れか一方の
先端にすり割りを設け、前記差込みアダプタの突
条を前記受けアダプタの凹溝に係合保持させて電
磁弁にマフラを結合したものである。
(作用) マフラ4の目詰りの程度が低い通常の状態で
は、マフラ4の排気抵抗がさほど大きくない。こ
のために、このような状態ではマフラ4の吸込口
5におけるエアの圧力が比較的低く、エアの圧力
により差込みアダプタ6に作用する引抜き力が突
条62と凹溝32との係合による阻止力よりも小
さい。このために、マフラ4の吸込口5に設けた
差込みアダプタ6が電磁弁1の排気口2に設けた
受けアダプタ3に安定よく差込み保持され、マフ
ラ4が確実に保持される。
マフラ4の目詰りの程度が高くなつて排気抵抗
が大きくなると、マフラ4の吸込口5部分におけ
るエアの圧力が高くなる。すると、エアの圧力に
より差込みアダプタ6に作用する引抜き力が突条
62と凹溝32との係合による阻止力よりも大き
くなるために、両者の係合が自動的に解除されて
差込みアダプタ6が受けアダプタ3から抜け出し
てマフラ4を脱落させる。従つて、電磁弁1の排
気口2から流出したエアはマフラ4を経由するこ
となく大気中に直接排出されるために、エアが円
滑に排出される。
(実施例) 第1図は全体を組み立てた断面図、第2図は電
磁弁の排気口に取り付けられる受けアダプタでA
は平面図、Bは断面図、第3図はマフラの吸込口
に設けられる差込みアダプタで、Aは平面図、B
は断面図である。
これらの図において、図示しないプレスのクラ
ツチ・ブレーキ機構にエアを供給制御し、または
クラツチ・ブレーキ機構のエアを排出制御する電
磁弁1の排気口2には管状の受けアダプタを3を
設けている。なお、この受けアダプタ3の一端
(基端)の外周面には前記排気口2に形成されて
いるねじ部にねじ結合されるねじ部31を形成す
ると共に、受けアダプタ3の他端(先端)の内周
面には環状の凹溝32を形成している。
又、マフラ4の吸込口(エアの流入口)5には
前記受けアダプタ3に挿脱可能に差込み接続され
る管状の差込みアダプタ6を設けている。なお、
この差込みアダプタ6の一端(基端)の内周面に
は前記吸込口5の外周面に形成されているねじ部
にねじ込み係合されるねじ部61を形成すると共
に、他端(先端)の外周面には環状の突条62を
形成したうえで、この突条62を円周方向に分割
する4個のすり割り63を設けることにより、突
条62が設けられている差込みアダプタ6の先端
に半径方向への弾性を与えている。
7は受けアダプタ3とマフラ4の吸込口5とを
連結するチエンである。
以上の構造になる電磁弁のマフラにおいて、マ
フラ4の目詰りの程度が低い通常の状態ではこの
マフラ4の排気抵抗がさほど大きくない。このた
めに、このような状態では受けアダプタ3と差込
みアダプタ6との接続部分におけるエアの圧力が
比較的低いために、このエアの圧力により差込み
アダプタ6に作用する引抜き力が、突条62と凹
溝32との間の係合による阻止力よりも小さい。
従つて、この場合はマフラ4の吸込口5に設け
た差込みアダプタ6が電磁弁1の排気口2に設け
た受けアダプタ3に安定よく差込み保持されるた
めに、電磁弁1から排出されたエアがマフラ4を
経て大気中に排出されることになり、排気に伴う
騒音がマフラ4で低減される。
又、マフラ4の目詰りの程度が高くなるとマフ
ラ4の排気抵抗が大きくなるために受けアダプタ
3と差込みアダプタ6との接続部分のエアの圧力
が高くなる。すると、差込みアダプタ6に作用す
る引抜き力が大きくなり、目詰りの程度が所定値
より大きくなつた時点で差込みアダプタ6に作用
する引抜き力が突条62と凹溝32との係合によ
る阻止力よりも大きくなり、両者の係合が自動的
に解除されて差込みアダプタ6が受けアダプタ3
から抜け出してマフラ4を脱落させる。
なお、実施例のようにマフラ4の吸込口5と受
けアダプタ3とをチエン7で連結した場合は、マ
フラ4の脱落による差込みアダプタ6およびマフ
ラ4の飛散を予防できる。
(考案の効果) 本考案は、電磁弁の排出口に受けアダプタ及び
差込みアダプタを介してマフラの吸込口を接続
し、マフラの目詰りの程度が高くなつて排気抵抗
が増大したときに差込みアダプタを受けアダプタ
から自動的に脱落させて電磁弁の排気口から流出
したエアを受けアダプタから大気中に直接に排出
させるようにしているために、マフラの目詰りに
よる排気不良を回避することができる。
従つて、マフラの目詰りによりクラツチ・ブレ
ーキのエア排出が遅くなることが原因で発生する
ブレーキの滑りを防止し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を組み立てた断面図、第2図は電
磁弁側に設けられる受けアダプタで、Aは平面
図、Bは断面図、第3図はマフラ側に設けられる
差込みアダプタでAは平面図、Bは断面図であ
る。 1……電磁弁、2……排気口、3……受けアダ
プタ、31……ねじ部、32……凹溝、4……マ
フラ、5……吸込口、6……差込みアダプタ、6
1……ねじ部、62……突条、63……すり割
り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁弁の排気口に設けた受けアダプタと、マフ
    ラの吸込口に設けた差込みアダプタとを備え、前
    記受けアダプタに前記差込みアダプタを結合した
    電磁弁のマフラにおいて、前記受けアダプタの先
    端内周に環状の凹溝を形成し、前記差込みアダプ
    タの先端外周に突条を形成し、前記受けアダプタ
    または前記差込みアダプタの結合部の何れか一方
    の先端にすり割りを設け、前記差込みアダプタの
    突条を前記受けアダプタの凹溝に係合保持させて
    電磁弁にマフラを結合することを特徴とする電磁
    弁のマフラ用安全装置。
JP2997486U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0353831Y2 (ja)

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JP2997486U JPH0353831Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP2997486U JPH0353831Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62142498U JPS62142498U (ja) 1987-09-08
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