JPH0353531Y2 - - Google Patents

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JPH0353531Y2
JPH0353531Y2 JP1985100394U JP10039485U JPH0353531Y2 JP H0353531 Y2 JPH0353531 Y2 JP H0353531Y2 JP 1985100394 U JP1985100394 U JP 1985100394U JP 10039485 U JP10039485 U JP 10039485U JP H0353531 Y2 JPH0353531 Y2 JP H0353531Y2
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JP
Japan
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cable
heating device
heater
connection end
frame
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JPS6211314U (ja
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  • Processing Of Terminals (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、ケーブルの接続作業等を行なう場合
に用いられるケーブル接続端部用加熱装置に関す
る。
(考案の技術的背景とその問題点) 一般に、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケ
ーブル(以下、「CVケーブル」という。)等を接
続するためには、ケーブル端末の防食層を剥ぎ取
り、又絶縁体をペンシリング状に切削する作業が
必要である。かかる剥離及び切削作業は、予めケ
ーブルを加熱しておくことにより容易に行うこと
ができる。
ところで、予めケーブルを加熱する装置として
は、ケーブル導体接続部上に設けた絶縁補強体を
加熱モールドする際に使用する2分割構成の加熱
装置が知られているが、かかる構成の加熱装置に
おいては、2分割構成の半円部材を円筒状に組合
わせた後、これを一体化するための締結手段を必
要とし、また床面上に架台を配設し、この架台で
加熱装置の全体を支持する必要があるので、加熱
装置のセツト及び取り外しが煩雑であり、かつ長
時間を要する難点がある。このためかかる構成の
加熱装置を用いてケーブルの防食層の剥離やケー
ブル絶縁体のペンシグリング状部の切削を行う場
合においては、ケーブルの防食層の被加熱部分の
加熱は容易に行うことができるものの、加熱装置
の取り外しに長時間を要する難点があり、また当
該加熱装置を取り外した段階では、被加熱装置部
分が硬くなるので当該加熱部分のケーブルの防食
層の剥離や切削が困難となる恐れがあつた。また
上記のケーブル加熱装置は、通常、加熱装置がセ
ツトされる部分のみが加熱されるものであつて、
加熱装置の軸方向の長さ以上にわたる範囲、例え
ばケーブル端部から例えば1m程度離れた位置に
跨がる所要長のケーブルの防食層等を剥離するも
のに適用するには困難があつた。
このため、従来は上記のような加熱装置を用い
ずに、ガスバーナによりケーブルの接続すべき部
分を加熱していたが、ガスバーナによる加熱作業
を洞道内等で行う場合には、火災が発生する恐れ
があり、危険を伴う不都合があつた。
そこで、最近では、熱風フアンを用いて400℃
〜500℃程度に加熱した空気を、吹出口が20〜30
mm径のノズルからケーブルに吹き付けることが行
われている。しかし、加熱した空気を吹き付ける
だけではケーブルの接続すべき部分を十分に加熱
することができず、又ある程度の温度まで加熱す
るのに多大な時間を要してしまう。
このため、本出願人は、先にハンドル部を有す
る枠体に、ケーブル周面に添つて湾曲している反
射板と、反射板の前面に配されている複数のヒー
タとを取付けて成るケーブル接続端部用加熱装置
を提案している。
ところで、かかる加熱装置のヒータには、当該
ヒータに通電するための電源コードが電源スイツ
チを介して接続されているが、ヒータの発熱量は
3KW〜6KW程度もあり、常時発熱させておくと
ケーブル接続端部用加熱装置が過熱し危険であ
る。
従つて、作業の途中でケーブル接続端部用加熱
装置を床面上もしくは架台上に置く場合、電源ス
イツチを切るかもしくは電源コードのコンセント
から抜脱しなければならない。
しかしながら、ケーブル接続端部用加熱装置を
放置する毎に電源スイツチを切るとヒータが徐冷
し、再度電源スイツチを投入してもヒータが所定
温度に上昇するまで一定時間待たなければならず
作業能率が悪い難点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような点に着目してなされたも
ので、ケーブルの防食層の剥離作業やケーブル絶
縁体のペンシグリング状部の切削作業を簡便かつ
迅速に行うことができるケーブル接続端部用加熱
装置を提供することにある。
(考案の概要) 本考案のケーブル接続端部用加熱装置は、外周
面側にハンドル部を有する半円筒状の枠体と、該
枠体の内側に取付けられ、接続すべきケーブルの
周面に添つて湾曲している反射板と、該反射板の
前面で前記ケーブルの周面と対向する位置に配さ
れ、それ自身が主スイツチの投入により予熱され
るヒータと、前記ハンドル部もしくはハンドル部
近傍の枠体に取付けられ、前記ヒータの発熱量を
最大にする補助スイツチとを備えることを特徴と
している。
(考案の実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。第1図は本考案に係る加熱装置の横
断面図、第2図は同加熱装置の縦断面図を示して
いる。
第1図及び第2図において、本考案に係るケー
ブル接続端部用加熱装置は、枠体1を備える。こ
の枠体1は半円筒状に形成され、外周面上にコ字
状のハンドル部2,2が取り付けられている。枠
体1の両側、即ち、湾曲している両端縁には側板
3,3が取付けられ、各側板3,3には加熱すべ
きケーブルの周面に当接される半円形の凹部3
A,3Aがそれぞれ形成されている。そして、枠
体1の任意の位置には多数の放熱用の穴4が設け
られている。枠体1の内周面側には同様に円筒状
に形成されている反射板5が配されている。この
反射板5の両端部は、枠体1の内方に折り曲げら
れている折曲部1A,1Aにそれぞれ固定されて
いる。反射板5の前面には複数の遠赤外線ヒータ
6が配されている。各遠赤外線ヒータ6は通電に
て加熱される加熱部6Aを有し、筒状のケーシン
グが反射板5を貫通して当該反射板5に固定され
ている。
各遠赤外線ヒータ6から延びる図示しないリー
ド線は、一体的に束ねられて第3図に示すよう
に、整流素子Dと補助スイツチS1の並列回路を介
して主スイツチS2に接続されている。
補助スイツチS1は、ハンドル2,2の内側に設
けられており、ケーブル接続端部用加熱装置を持
ち上げた時に、すなわちハンドル部2,2を手で
握つた時のみ整流素子Dを短絡するような構成と
されている。
各遠赤外線ヒータ6の前面には金属製のメツシ
ユ材7が配されている。メツシユ材7は反射板5
に沿つて湾曲しており、側板3,3間に固定され
ている。このメツシユ材7は作業者が遠赤外線ヒ
ータ6に直接的に触れて火傷するのを防止する。
次に、本考案に係るケーブル接続端部用加熱装
置の使用態様について述べる。
先ず、主スイツチS2を投入して遠赤外線ヒータ
6を予熱しておく。なお、主スイツチS2の投入に
よりパイロツトランプPLが点灯する。
次に、ハンドル部2,2の内側に設けられた補
助スイツチS1を握りながらケーブル接続端部用加
熱装置を持ち上げ第4図に示すように側板3,3
の凹部3A,3AをCVケーブル8の接続すべき
部分に当接する。そうすると、側板3,3及び反
射板5によりケーブル8周面上に密閉空間が形成
される。しかして、その発熱量が100%とされた
各遠赤外線ヒータ6からの放射熱及び反射板5か
らの反射熱にてCVケーブル8が効率的に加熱さ
れる。
一方、作業の途中でケーブル接続端部用加熱装
置を床面上もしくは架台上に置くとケーブル接続
端部用加熱装置を放置した段階で補助スイツチS1
が「切」状態になり、遠赤外線ヒータ6の発熱量
は使用時の約25%すなわち予熱状態に戻る。
かかる構成のケーブル接続端部用加熱装置にお
いては、枠体の外周面側にハンドル部を備えてい
るので、床面上に架台を配設する必要がなく、ま
た枠体が半円筒状とされ、いわゆる従来の加熱装
置ように2分割構成とされていないため、ケーブ
ルの防食層等の被加熱部分が硬くならないうちに
被加熱部分の剥離作業や切削作業を行うことがで
きるという利点がある。すなわち本考案において
は、ケーブル端部から例えば1m程度離れた位置
までに跨がるケーブルの防食層等を剥離する場
合、先ず、本考案の加熱装置をハンドル部を介し
て持ち上げ、加熱装置の凹部をケーブル端部から
1m程度離れた位置の被加熱部分に向けて所要時
間保持して加熱し、当該加熱部分が軟化した時点
で当該加熱部分を床面上におき、当該加熱部分が
硬くならないうちにケーブルの防食層等を剥離す
ることができ、ひいては加熱すべき部分が加熱装
置の軸方向の長さ以上にわたる範囲であつても、
上記の作業をケーブル端部側に向かつて順次繰り
返すことにより、容易に所要長のケーブルの防食
層等を加熱し、剥ぎ取ることが可能になる。
(考案の結果) 以上述べたように本考案においてはハンドル部
等にヒータの発熱量を最大にする補助スイツチが
設けられているので、従来のケーブル接続端部用
加熱装置に比し、安全かつ作業能率の良いケーブ
ル接続端部用加熱装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る加熱装置の横断面図、第
2図は同加熱装置の縦断面図、第3図はヒータの
電気回路図、第4図は本考案に係る加熱装置の使
用態様を示す斜視図である。 1……枠体、2……ハンドル部、3……側板、
3A,3A……凹部、5……反射板、6……遠赤
外線ヒータ、S1……補助スイツチ、S2……主スイ
ツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外周面側にハンドル部を有する半円筒状の枠
    体と、該枠体の内側に取付けられ、接続すべき
    ケーブルの周面に添つて湾曲している反射板
    と、該反射板の前面で前記ケーブルの周面と対
    向する位置に配され、それ自身が主スイツチの
    投入により予熱されるヒータと、前記ハンドル
    部もしくはハンドル部近傍の枠体に取付けら
    れ、前記ヒータの発熱量を最大にする補助スイ
    ツチとを備えることを特徴とするケーブル接続
    端部用加熱装置。 2 前記複数のヒータの前面に前記反射板に沿つ
    てメツシユ部材が配されていることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のケー
    ブル接続端部用加熱装置。
JP1985100394U 1985-07-01 1985-07-01 Expired JPH0353531Y2 (ja)

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JP1985100394U JPH0353531Y2 (ja) 1985-07-01 1985-07-01

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JPS6211314U JPS6211314U (ja) 1987-01-23
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