JPH0353459Y2 - - Google Patents

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JPH0353459Y2
JPH0353459Y2 JP1984012762U JP1276284U JPH0353459Y2 JP H0353459 Y2 JPH0353459 Y2 JP H0353459Y2 JP 1984012762 U JP1984012762 U JP 1984012762U JP 1276284 U JP1276284 U JP 1276284U JP H0353459 Y2 JPH0353459 Y2 JP H0353459Y2
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JP
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sound
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air
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cooling device
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JP1984012762U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は主として変圧器、リアクトル等の油
入電気機器における油の冷却に使用される低騒音
形風冷式冷却装置に関し、送風機を具備する風冷
式熱交換器群の各吸気側にそれぞれ吸音材を内貼
りした消音箱を取付けると共に各排気側には同じ
く吸音材を内貼りした共通の導風板よりなる風胴
を取付けてなるものである。
〔従来技術〕
近年都市近郊に設置される変圧器には騒音を低
く押えることが要求されるようになり、変圧器本
体を例えばコンクリートの建造物内に設置し、冷
却装置を屋外に設置する例が多い。このような場
合変圧器本体から発生する騒音は建造物のコンク
リート壁にてシヤ音され外部への伝播が防止され
るが、冷却という機能を発揮するため屋外に設置
された風冷式冷却装置は送風機による騒音が冷却
装置の吸気側、排気側より周辺に伝播し、所望の
騒音レベルにすることが困難である。
この問題を解決するために、低騒音形風冷式冷
却装置として従来第1図、第2図に示すものがあ
つた。図において、1は風冷式熱交換器で通常複
数個が組合わされている。2は各熱交換器1が具
備する送風機、3は各熱交換器1の吸気側にそれ
ぞれ取付けた消音箱、4は消音箱3の内面に貼付
けた吸音材、5は各熱交換器1の排気側に取付け
た共通の導風板51よりなる風胴、6は導風板5
1の内面に貼付けた吸音材、7は変圧器等の油入
電気機器、8は油入電気機器7と各熱交換器1を
それぞれ接続する配管、9は送油ポンプである。
次に動作について説明する。送風機2の吸気は
消音箱3に吸入され消音箱3の内面の吸音材4に
より吸音される。一方、排気側は風胴5の吸音材
6により吸音される。従来の低騒音形風冷式冷却
装置は以上のように構成されているので排気側の
吸音材6の吸音面積が吸気側の吸音材4の吸音面
積に比べ著しく少なく吸音効果が低いために送風
機2の回転数を下げ送風量を減少させることによ
り低騒音化を図らねばならない欠点があつた。ま
た従来の低騒音形風冷式冷却装置では冷却能力P
と送風量Qの関係、PαQn(ここでnは一般に1.3
〜1.8程度である)から送風量Qが減少すると冷
却能力Pが低下するので同一形状の熱交換器を利
用する場合一台当りの冷却能力Pが低下する分、
数多くの熱交換器を必要とする欠点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、熱交換器群と相対
する導風板の内面に熱交換器の設置方向に並べて
設けた案内板、およびこの案内板に貼付けた吸音
材を備えることにより熱交換器群の排気側の吸音
面積が増大するので熱交換器の冷却能力を十分に
発揮できる低騒音形風冷式冷却装置を提供するこ
とを目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第3図、第4図に
ついて説明する。図において1〜9は第1図、第
2図と同じであるので説明を省略する。10は熱
交換器1群と相対する導風板51の内面に熱交換
器1の設置方向に並べて設けた案内板で、送風機
2の軸方向に突出させると共に風胴5内の風の流
れに沿うように垂直に立ててある。11は案内板
10の両面に貼付けた吸音材である。
このようにすることにより各熱交換器1の排気
が風胴5内を案内板10に沿つて通過するので排
気側の吸音面積が飛躍的に増大する。その際案内
板10の取付間隔を密にすれば吸音効果はさらに
増大する。よつて低騒音化のために送風機2の回
転数を下げて送風量を減少させたりしなくてもよ
く、各熱交換器1の冷却能力を十分に発揮させる
ことができる。
第5図および第6図に示すように上記実施例に
おける風胴5の出口52に、吸音材14を内貼り
した仕切板13によりすのこ状に分割され、かつ
同じく吸音材14を内貼りした第二の風胴12を
設けると、風胴5の出口52からの排気が仕切板
13間を通過するので吸音効果がさらに増大す
る。この場合第二の風胴12は小形でよい。
上記各実施例のように風胴5および第二の風胴
12が上向きに開口する場合には、開口に雨水の
浸入を防止する屋根(図示せず)を設ければ吸音
材の雨水による劣化を防止できる。
なお、上記実施例では油入電気機器7の周囲に
本考案の冷却装置が一個配備されたものについて
説明したが、数個配備されるものにおいても同様
の効果が得られることは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば熱交換器群と
相対する導風板の内面に熱交換器の設置方向に並
べて設けた案内板およびこの案内板に貼付けた吸
音材を備えることにより熱交換器群の排気側の吸
音面積が増大するので熱交換器の冷却能力を十分
に発揮できる効果を奏する。従つて同一形状の熱
交換器を利用する場合従来のように個々の熱交換
器の冷却能力の低下分を見込んで数多く装備する
必要がないので装置の小型化と低価格化が計れ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の低騒音形風冷式冷却装置の側面
図、第2図はその平面図(ただし配管を除く)、
第3図はこの考案の一実施例による低騒音形風冷
式冷却装置を示す側面図、第4図はその平面図
(ただし配管を除く)、第5図は他の実施例を示す
側面図、第6図はその平面図(ただし配管を除
く)である。 図において、1は熱交換器、2は送風機、3は
消音箱、4は吸音材、5は風胴、51は導風板、
52は出口、6は吸音材、7は変圧器等の油入電
気機器、8は配管、9は送油ポンプ、10は案内
板、11は吸音材、12は第二の風胴、13は仕
切板、14は吸音材を示す。なお、図中同一符号
は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 送風機を具備する風冷式熱交換器群の各吸気
    側にそれぞれ吸音材を内貼りした消音箱を取付
    けると共に各排気側には同じく吸音材を内貼り
    した共通の導風板よりなる風胴を取付けた低騒
    音形風冷式冷却装置において、前記熱交換器群
    と相対する前記導風板の内面に熱交換器の設置
    方向に並べて設けた案内板、およびこの案内板
    に貼付けた吸音材を備えたことを特徴とする低
    騒音形風冷式冷却装置。 (2) 案内板を送風機の軸方向に突出させた実用新
    案登録請求の範囲第1項記載の低騒音形風冷式
    冷却装置。 (3) 風胴の出口に、吸音材を貼付けた仕切板によ
    りすのこ状に分割されかつ吸音材を内貼りした
    第二の風胴を設けた実用新案登録請求の範囲第
    1項または第2項記載の低騒音形風冷式冷却装
    置。 (4) 風胴が上向きに開口するものにおいて、その
    開口に雨水の浸入を防止する屋根を設けた実用
    新案登録請求の範囲第1項または第3項記載の
    低騒音形風冷式冷却装置。
JP1276284U 1984-01-31 1984-01-31 低騒音形風冷式冷却装置 Granted JPS60125712U (ja)

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JPS60125712U JPS60125712U (ja) 1985-08-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS581253A (ja) * 1980-09-23 1983-01-06 ベンディクス・エレクトロニクス・ソシエテ・アノニム 電子的制御回路により供給されるデ−タを識別する電子的アダプタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56175673U (ja) * 1980-05-30 1981-12-25

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JPS581253A (ja) * 1980-09-23 1983-01-06 ベンディクス・エレクトロニクス・ソシエテ・アノニム 電子的制御回路により供給されるデ−タを識別する電子的アダプタ装置

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JPS60125712U (ja) 1985-08-24

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