JPH0352973A - 水性中塗塗料組成物 - Google Patents

水性中塗塗料組成物

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JPH0352973A
JPH0352973A JP18683889A JP18683889A JPH0352973A JP H0352973 A JPH0352973 A JP H0352973A JP 18683889 A JP18683889 A JP 18683889A JP 18683889 A JP18683889 A JP 18683889A JP H0352973 A JPH0352973 A JP H0352973A
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JP
Japan
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resin
water
coating composition
reference example
diol
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JP18683889A
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Inventor
Kunihiko Takeuchi
武内 邦彦
Shinichiro Umeda
梅田 眞一郎
Sakuichi Konishi
小西 ▲さく▼一
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、水性中塗塗料組成物に関する。
[従来の技術コ 水性中塗塗料組成物は、自動車の車体等の中塗に用いら
れる。
従来自動車の車体等の塗膜は、下塗、中塗及び上塗塗膜
の3層から構成される。このうち中塗塗膜は下塗塗膜の
表面を平滑にして仕上がり外観を良くし、又上下塗膜に
対し優れた付着性を示し、更に良好な耐水性、耐プリス
ター性等を有することが要求される。
従って中塗塗料組成物としては、塗装作業性(例えばタ
レ性、ピンホール性等)が良く、塗装した塗膜が上記特
性を示すようなものが望ましい。更に塗料組成物の溶剤
としては、安全性及び環境問題等の観点から有機溶剤よ
りも水が好ましい。
上記諸要件を満足することを目的とした水性中塗塗料組
成物としては例えば、特開昭58−57474号公報、
特開昭58−57475号公報及び特開昭60−190
476号公報に開示されたものがある。
しかしこれらの塗料組成物に於いては、塗装作業性は塩
基中和型樹脂ワニスのみからなる塗料に比べ良好である
が、より好範囲の環境条件(温度、湿度等)に適応する
には十分でなかった。又これらを塗装した中塗塗膜は、
耐溶剤性(即ち、溶剤型上塗塗料を塗装した時の溶剤、
特に有機溶剤による中塗塗膜の溶解及び膨潤等のしにく
さ。)が十分でなく仕上り外観に問題を有する。更に耐
水性に於いても十分なものではない。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、塗装後の塗膜の仕上り外観、耐溶剤性及び耐
水性等が良好な水性中塗塗料組成物を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、ウレタン結合含有ノオール
を含む塗料組成物を使用すれば優れた功を奏することを
見出し、本発明を成すに至った。
即ち本発明は、カルボキシル基含有水性樹1!(A)、
ウレタン結合含有ジオール(B)、及び樹脂微粉末(C
)を含有してなる水性中塗塗料組戊物を提供する。
本発明で使用する水性樹I!(A)は、常法に従い塩基
性物質によって含有カルボキシル基を中和することによ
り水中に溶解ないし分散できるものであればよく、その
種類としてはアルキド系、ポリエステル系、マレイン化
油系、マレイン化ポリアルカジエン系、アクリル系、ウ
レタン系等が例示される。
かかる系におけるカルボキシル基の導入は常法に従って
実施されてよく、詳細には、例えばアルキド系およびポ
リエステル系にあっては、多塩基酸と多価アルコールと
の反応段階でカルボキシル基が導入されるものでよい。
マレイン化油系にあっては、乾性油(例:アマニ油、ヒ
マシ油、ダイズ油、キリ油)を無水マレイン酸で処理す
ることによりカルボキシル基か導入されるものでよい。
マレイン化ポリアルカジエン系にあっては、例えばポリ
ブタジエン(例:1.2−ポリブタジエン、1.4−ポ
リプタジエン、1.2−と1.4−の共重合ポリブタジ
エン)、ポリイソプレンまたはポリシクロペンタジエン
に例えばその二重結合に不飽和カルボン酸(例:無水マ
レイン酸、無水ハイミック酸、フマール酸、イタコン酸
)を付加させることによってカルボキシル基が導入され
るものでよい。アクリル系にあっては、α、β一不飽和
カルボン酸(例:アクリル酸、メタクリル酸、桂皮酸、
クロトン酸、フマル酸、シトラコン酸、無水マレイン酸
)とアクリル酸エステル(例:メチルエステル、エチル
エステル、プロビルエステル、ブチルエステル、ヘキシ
ルエステル、ラウリルエステル)および/またはメタク
リル酸エステル(例・メチルエステル、エチルエステル
、プロビルエステル、プチルエステル、ヘキシルエステ
ル、ラウリルエステル)、必要に応じて他の重合性モノ
マーを重合させることによってカルボキシル基が導入さ
れるものであればよい。ウレタン系にあっては、ジイソ
シアネート化合物(例:へキサメチレンジイソシアネー
ト、トリレンジイソシアネート、4,4゜−ジフエニル
メタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート
、4.4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネ
ート)、イソホロンジイソシアネート)等をカルボキシ
ル基および要すれば他の官能基(例:水酸基)を有する
多官能性のポリエステル系、アルキド系、アクリル系化
合物または樹脂と反応させることによってウレタン骨格
とカルボキシル基が導入されるものであればよい。
そして、上記カルボキシル基含有樹脂の水への溶解ない
し分散のための塩基性物質による中和も常法に従って実
施されてよく、該塩基性物質としては自体公知の例えば
モノメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン
、モノエチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミ
ン、モノイソブロビルアミン、ジイソプロビルアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、モノイソブロパノールアミン、ジイソブロパ
ノールアミン、ジメチルエタノールアミン、モルホリン
、メチルモルホリン、ピペラジン、アンモニア、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムが挙げら
れる。
当該水性樹脂(A)にあっては、目的塗料組戊物の分散
安定性、塗装作業性および形成塗膜の各種性能(例:外
観、耐水性、耐食性、平滑性)の面から、酸価20〜2
00、好ましくは40〜1501数平均分子11500
〜30,000、好ましくは700〜5,000である
という特性を備えていることが、実用上望ましい。
また、当該水性樹脂(A)は上述の如くカルボキンル基
を含有するものであるが、必要により縮合反応、付加反
応、開環反応等の架橋反応に供し得る他の官能基を含有
していてよい。その官能基としては、スルホン酸基、リ
ン酸基、水酸基、活性メチロール基、アミノ基、反応性
炭素一炭素不飽和基、イソシアネート基ないしブロツク
されたイソシアネート基、ハロゲン基等が例示される。
かかる官能基の当該水性樹脂(A)への導入は、一般的
方法に従って実施されてよく、モノマーの選択や高分子
化反応の制御により行われてよい。
本発明で使用するウレタン結合含有ジオール(B)は、
分子内にウレタン結合を少なくとも1つ以上有する水溶
性のジオールであり、これは例えばジイソシアネート化
合物とジオール化合物を反応させて合威することが出来
る。ジオール化合物はジイソシアネート化合物に対し過
剰用いる。
上記ジイソシアネート化合物としては例えば、2,2.
4−トリメチルへキサメチレンジイソシアネートと2.
4.4−トリメチルへキサメチレンジイソシアネート又
は3−イソシネネートメチル−3.5.5−}リメチル
シクロヘキシルイソシアネートとの混合物等が挙げられ
る。
父上記ジオール化合物としては例えば、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、1.3−プチレングリコ
ール、l,5−ペンタンジオール、ジエチレングリコー
ル及びこれらの混合物等が挙げられる。
ウレタン結合含有ジオール(B)の具体例としては例え
ば、水性高固形分塗料シンポジウム会報(Proc. 
Water  Borne  Higher  Sol
idsCoatings  Symp. 、第l5巻、
第551〜57頁、1988、米国)に記載されている
もの、FLEXOREZ  UD−320W(キング工
業社製)等が挙げられる。
上記ジオール(B)は、その分子骨格中にウレタン結合
構造を有し、これに因り膜凝集力を増加させ、塗膜の耐
溶剤性及び耐水性を向上する。
本発明で使用する樹脂微粉末(C)は、いかなるもので
あってもよい。好ましくは水に不溶で融点が40℃以上
、平均拉径が0.5〜500μス、好ましくは1〜70
μlのものである。融点が40℃より低いとプロッキン
グを起こし易く塗料の安定性に欠ける。又平均粒径が0
.5μ肩より小さい1 と塗料粘度が高くなり、500μlより大さいと塗膜の
機械的特性が低下し好ましくない。
上記樹脂微粉末(C)を得るには、通常の粉体塗料製造
のための装置と方法が採用されてよい。即ち、樹脂を加
熱融解状態で混練し、冷却固化後粉砕機で微粉砕すれば
よい。
上記樹脂としては特に限定されず例えば、エボキシ系、
ポリエステル系、アクリル系、アルキド系、フェノール
系、アミノブラスト系、ポリオレフィン系、塩化ビニル
系、ポリエーテル系、ボリジエン系、ボリスチレン系、
石油系及びこれらの混合物等が挙げられる。
具体的には例えばエボキシ系樹脂としては、ビスフェノ
ール型エボキシ樹脂として市販されているエピコート1
001,同1004、同1007(シェル化学社製)、
アラルダイト6071,同6084(チバガイギー社製
)、DER660、同661,同664(ダウケミカル
社製)、エピクロンl050、同4050(大日本イン
キ化学工業社製)、フェノールノボラック型エボキシ樹
脂として市販されているDEN43f3cダウケミカル
社製)等が例示される。更に、上記樹脂から当業者が容
易に゛製造可能であるエポキシ系化合物およびエボキシ
樹脂誘導体も使用できる。例えばポリオール型エボキシ
樹脂、脂環式エボキシ樹脂、ハロゲン含有エポキシ樹脂
、ポリグリコール型エボキシ樹脂、エステル型エボキシ
樹脂、線状脂肪族エボキシ樹脂等が挙げられる。
又ポリエステル系樹脂としては例えばファインディック
M−6107、M−6103、M−6102(大日本イ
ンキ化学工業社製)等が挙げられる。
尚、上記樹脂微粉末の製造に於いては、塗膜の平滑性を
向上させるために例えばベンゾイン樹脂、クマロン樹脂
、インデン樹脂等を、また塗料の架橋性を向上させるた
めに例えば固形メラミン樹脂、ブロックイソシアネート
等の架橋剤及びその他の添加剤(例えば可塑剤、顔料等
)を、当該樹脂微粉末(C)に混入し、または混入する
ことなく併用してよい。
本発明の塗料組成物は、塗装後これを硬化させるために
必要に応じ硬化剤を使用しても良い。硬化剤としては上
記水性樹脂(A)、ノオール(B)及び樹脂微粉末(C
)の少なくとも1つ以上と相互に反応する化合物を含有
するものである。そのようなものとしては例えば、エボ
キシ樹脂、メラミン樹脂、トリグリシジルイソシアヌレ
ート、ジシアンジアミド及びこれらの混合物等が挙げら
れる。
更に本発明の塗料組成物はその他の添加剤として、顔料
、消泡剤、分散剤、表面調整剤、硬化触媒(例えば、ナ
フテン酸コバルト、ナフテン酸鉛、ナフテン酸亜鉛等)
等を加えても良い。
又、本発明は水(好ましくは脱イオン水)を媒体とする
水性塗料組成物に関するものであるが、必要に応じて少
量の有機溶剤(例:エチレングリコールモノメチルエー
テル、エチレングリコールモノエチルエテール、エチレ
ングリコールモノブチルエテール、メタノール、エタノ
ール、イソプロビルアルコール、n−ブチルアルコール
、sec−ブチルアルコール、t−プチルアルコール、
ジメチルホルムアミド)を使用してもよい。
本発明の塗料組成物の組成に於いて、上記ジオール(B
)は、ソリッド比で水性樹脂(A)に対して1/9〜l
/L好ましくは1/4〜I/2で配合される。配合量が
1/9より少ないと作業性及び上塗外観の改良効果がな
く、又t/1より多いと塗膜物性が低下するので好まし
くない。又上紀樹脂微粉末(C)は、ソリッド比で水性
樹脂(A)とジオール(B)の合計((A ) + (
B ))に対し2/98〜6 0/4 0、好ましくは
I O/9 0〜50/50で配合される。配合量が2
/98より少ないと、塗料粘度が高くなり塗料固形分の
低下を余儀なくされ塗装作業性が悪くなる。又6 0/
4 0より多いと、樹脂微粉末の分散安定性が悪くなり
又塗膜の平滑性が損なわれる。
本発明の塗料組成物の製造にあっては通常の技術が採用
されてよい。例えば、水性樹脂(A)及び/又はジオー
ル(B)を分散剤として顔料と樹脂微粉末(C)と必要
に応じて他の成分を同時に混合分散してもよいし、また
、水性樹脂(A)及び/又はジオール(B)の一部で顔
料を分散して顔料ペーストを調整し、残りの水性樹脂(
A)及び/又はジオール(B)で樹脂微粉末(C)を分
散した後両者を混合溶解してもよい。尚、上記樹脂微粉
末(C)の分散は、加熱下、例えば50〜95℃で行な
うのが好ましい。50℃より温度が低いと樹脂微粉末(
C)の粒径が小さくならず分散後層分離を来たし、又9
5℃より高いとエネルギー的に不利となり好ましくない
[発明の効果コ 本発明の塗料組成物は、塗装作業性に優れ且つ形成塗膜
の耐水性、耐溶剤性、耐ブリスター性、密着性及び外観
等が良好であって、自動車中塗用、防食ブライマー用お
よび水性低温焼付一般用等に有用である。
[実施例コ 次に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれらに限定されるものではない。
参考例I アルキド樹脂(酸価60、水酸価60)をジメチルエタ
ノールアミン(DMEA)で中和して、分子量1 7 
0 0,中和率80%、不揮発分35重量%の水性樹脂
ワニス(1)を得た。次いでこのワニス(1)859に
ルチル型酸化チタン112g及びカーボンプラック0.
29を加え予備混合を行った後、ペイントコンディショ
ナーにてガラスビーズ媒体中で40分間室温で分散処理
して顔料分散ペースト(l)を調製した。
11鯉主 アルキド樹脂の代わりにポリエステル樹脂(酸価55、
水酸価35)を用いた以外は参考例lと同様にして、分
子量l360、中和率80%、不揮発分35重量%の水
性樹脂ワニス(2)を得た。
次いでこのワニス(2)を参考例lと同様に処理して顔
料分散ペースト(2)を調製した。
参考例3 アルキド樹脂の代わりにアクリル樹III(酸価55、
水酸価60)を用いた以外は参考例1と同様にして、分
子1k3 9 0 0,中和率80%、不揮発分35重
量%の水性樹脂ワニス(3)を得た。このワニス(3)
を参考例lと同様に処理して顔料分散ペースト(3)を
調製した。
樹脂微粉末分散ペーストの調製 参考例4 参考例1の水性樹脂ワニス(1)489に、ファインデ
ィックM−6107(ポリエステル樹脂、大日本インキ
化学工業社製)/エピコート1004(エボキシ樹脂、
シェル化学社製)重量比が12/10である60メッシ
ュの樹脂微粉末38gを加え、70℃で15分間撹拌分
散して樹脂微粉末分散ペースト(1)を調製した。
参考例5及び6 水性樹脂ワニス(1)の代わりに参考例2の水性樹脂ワ
ニス(2)及び参考例3の水性樹脂ワニス(3)を各々
用いた以外は、参考例4と同様にしてそれぞれ樹脂微粉
末分散ペースト(2)(参考例5)及び樹脂微粉末分散
ペースト(3)(参考例6)を得た。
水性 塗塗 組戊物の調製 実施例l 参考例lの顔料分散ペースト(1)1 9 7gに参考
例4の樹脂微粉末分散ペースト(1)749を加え、よ
く撹拌し、更に参考例lの水性樹脂ワニス(1)79、
F’LEXOREZ  UD−320W17.5g、サ
イメル303(メラミン樹脂、三井東圧社製)27g及
びNACURE5225(アミンブロック酸触媒、キン
グ・インダストリーズ・インク(K ing  I n
dustries  I nc. )製)19を加え混
合して塗料組或物を得た。この塗料組成物に於いて、ウ
レタン結合含有ジオール(B)のカルボキシル基含有水
性樹脂(A)に対する固形分重量比(B)/(A)は1
/3であった。
実施例2 顔料分散ペースト(L)の代わりに参考例2の顔料分散
ペースト(2)1 9 59、樹脂微粉末分散ペースト
(1)の代わりに参考例5の樹脂微粉末分散ペースト(
2)8 6g、1 7.59の代わりにtsgのFLE
XOREZ  UD−320W,279の代わりに26
9のサイメル303、19の代わりに0,59のNAC
URE3525を使用した以外は実施例1と同様にして
塗料組成物を得た。この塗料組成物に於いて、ウレタン
結合含有ジオール(B)のカルボキシル基含有水性樹脂
(A)に対する固形分重量比(B)/(A)はl/4で
あった。
X眞鯉夫 顔料分散ペースト(1)の代わりに参考例3の顔料分散
ペースト(3)1 9 7g、樹脂微粉末分散べ一スト
(l)の代わりに参考例6の樹脂微粉末分散ペースト(
3)74g、水性樹脂ワニス(1)の代わりに参考例3
の水性樹脂ワニス(3)7gを用いる以外は実施例lと
同様にして塗料組成物を得た。
この塗料組戊物に於いて、ウレタン結合含有ジオール(
B)のカルボキシル基含有水性樹脂(A)に対する固形
分重量比(B)/(A)は1/3であった。
比較例! 参考例lの顔料分散ペースl−(1)1849に参考例
4の樹脂微粉末分散ペースト(1 )8 69を加え、
よく撹拌し、更に参考例1の水性樹脂ワニス(1)3 
8g、サイメル303  159を加えて混合して塗料
組或物を得た。
比較例2 顔料分散ペースト(l)の代わりに参考例3の顔料分散
ペースト(3)184g、樹脂微粉末分散ペースト(1
)の代わりに参考例6の樹脂微粉末分散ペース}(3)
869、水性樹脂ワニス0)の代わりに参考例3の水性
樹脂(3)3 89を用いる以外は比較例1と同様にし
て塗料組成物を得た。
仕上り肌及び耐水密着性試験 実施例1〜3及び比較例1〜2の塗料組威物の各々を脱
イオン水で希釈してその粘度を30秒/#4フォードカ
ップ(25℃)に調製し、予め電着下塗塗装された鋼板
の上にスプレー塗装にて乾燥膜厚が15〜70μとなる
ように中塗塗装して150℃で30分間焼付け、中塗塗
膜の仕上り肌を観察評価した。次いでこの中塗塗膜にメ
ラミンアルキド系上塗塗料(日本ペイント社製「オルガ
G25ホワイト」)を同様に乾燥膜厚が35〜45μと
なるように塗装し、140℃で30分間焼付けて上塗塗
膜を形成した。この上塗塗装した鋼板の仕上り肌及び耐
水密着性を評価した。結果を表一lに示す。
l):塗膜の仕上り肌を目視観察にて評価した。
○:平滑性良好。
△:平滑性やや不良。
2):上塗塗装した鋼板を40℃の温水に240時間浸
漬し、次いで20℃、湿度75%で24時間放置した後
、lxxクロスカットテーブ剥離試験を行い塗膜残存率
を測定した。
○:塗膜残存率99/100以上。
×:塗膜残存率9 9/1 0 0未満。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、カルボキシル基含有水性樹脂(A)、ウレタン結合
    含有ジオール(B)、及び樹脂微粉末(C)を含有して
    なる水性中塗塗料組成物。
JP18683889A 1989-07-19 1989-07-19 水性中塗塗料組成物 Pending JPH0352973A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0956604A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Yoshinari Hasegawa 魔法瓶の保温槽
EP1199342A1 (de) * 2000-10-17 2002-04-24 Solutia Austria GmbH Wasserverdünnbare Lackbindemittel mit hohem Festkörpergehalt
CN105754432A (zh) * 2014-12-16 2016-07-13 深圳市莱莉雅环保科技有限公司 一种用于数码产品的合金外壳水性底釉烤漆的制备方法

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