JPH0352774A - 開先検出方法および装置 - Google Patents

開先検出方法および装置

Info

Publication number
JPH0352774A
JPH0352774A JP18629289A JP18629289A JPH0352774A JP H0352774 A JPH0352774 A JP H0352774A JP 18629289 A JP18629289 A JP 18629289A JP 18629289 A JP18629289 A JP 18629289A JP H0352774 A JPH0352774 A JP H0352774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
light
welding
wavelength
laser
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18629289A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH069743B2 (ja
Inventor
Hirohisa Fujiyama
藤山 裕久
Mitsuaki Otoguro
乙黒 盈昭
Toshio Aoki
俊雄 青木
Tadao Saito
忠雄 斉藤
Eiji Yanagiuchi
柳内 英治
Shimio Saitou
斉藤 志美男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
IHI Corp
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp, Nippon Steel Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP18629289A priority Critical patent/JPH069743B2/ja
Publication of JPH0352774A publication Critical patent/JPH0352774A/ja
Publication of JPH069743B2 publication Critical patent/JPH069743B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガスシールドアーク溶接またはプラズマアーク
溶接における開先検出方法および装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
現在、溶接工程の全自動化,ロボット化が強くのぞまれ
ているが,これを推進していく上で最も重要な課題は開
先の位置,幅,高さ等の検出技術の確立である。
アーク溶接はアークによる高熱を利用し、母材およびワ
イヤを溶融,凝固し、接合するため、溶接開始前と溶接
中では熱による歪のために開先が変化し、開先位置,幅
,高さが変化する。したがって、溶接を適正に制御する
ためには、溶接中の変形を含めた開先の位置,幅及び高
さの検出は、アークにできるだけ近い位置で行う必要が
ある。
従来の開先検出技術として特開昭62− 230476
号公報に代表されるアークセンシング方法が実用化され
ているがこの方法は第2図に示す溶接トーチ11を開先
幅方向(17)にトーチ揺動させ、このときのワイヤ1
2やアーク13の長さがトーチの揺動右端15および左
端16の近傍でそれぞれ変化し、トーチの揺動の左端か
ら右端および右端から左端へ至る過程の溶接電流が変化
することを利用し、右端より11lffi+内側の溶接
電流差SR=IR1−IR2と左端より1m内側の溶接
電流差SL=IL1−IL2を求め、SR−SLの値か
ら開先位置検出を、SR+SLの値からルート幅を検出
する方法であり、アーク点で開先検出するため溶接中の
開先変形に対して最も有利な方法である。
また、光学的方法として特開昭55 − 30339号
公報に代表される検出方法はスリット光を開先に照射し
、テレビカメラで撮影した画像を処理し、開先位置を検
出する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ー 3− しかし、前記のアークセンシング方法は,開先の検出の
ために必要な大きな溶接電流の変化を得るためにトーチ
の揺動を大きくしなければならない。このため、板厚が
薄い場合には第7図に示すように開先肩部23を溶融し
、必要な溶接電流の変化が発生しないため、良好なアー
クセンシングが困難であった。
また、従来の光学的方法も、テレビカメラやスリット光
の光源の装置が大きく,取扱が容易でない。また画像処
理に時間がかかり制御応答時間の問題があるなど実用化
が困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、ガスシールドアーク溶接またはプラズマアー
ク溶接の開先検出方法において、溶接アークの前方50
〜300III1の開先を開先幅方向に揺動するレーザ
発振器から0.7μm以上の波長のスポット光を照射し
、レーザ発振器と一体に揺動する受光器により0.7μ
m以上の反射光を受光し、かつ反射面でのレーザ光のス
ポット像をレンズにより受光器に結像させレーザ発振器
から反射面を経て受光器に至る光路距離に応じて変化す
る電気信号として検出することを特徴とする開先検出方
法と、ガスシールドアーク溶接またはプラズマアーク溶
接の開先検出装置において0.7μm以上の波長のレー
ザ光を発生するレーザ発振器と0.7μm以上の波長の
光を透過するフィルタを前面に備えた受光器とを溶接線
上方に互に離れて配置したレーザ変位計が開先幅方向に
揺動する揺動機構に取り付けられ、かつ溶接アークの前
方50〜300 amの位置に配置されていることを特
徴とする開先検出装置である。
〔作用〕
第1図に本発明のレーザ変位計を用いた開先検出の原理
図を示す。レーザ変位計1はレーザ発振器2と受光器3
とフィルタ9とレンズから或リレーザ照射光4は溶接板
21の表面または開先22の底面で反射するまでの距離
が変化することによリレーザ反射光5の位置が変化し、
これに応じて受光器3の出力が変化する。このレーザ変
位計1を開先22の幅方向に揺動させることによりレ−
ザ変位計の位置に対応したレーザ変位計と反射面までの
距離8を検出することにより開先位置a 一bやルート
幅Cを検出することができる.しかし、前述したように
、開先の検出は溶接中にできるだけアークに近い位置で
行なわなければならないが、アーク光は強烈であるため
レーザ変位計による反射光が乱され距離の検出が困難と
なる。
本発明はアーク光のスペクトル分布に着目し、上記の問
題を解決した。第8図はアーク光のスペクトル強度分布
で、アーク光は0.3μm以上0.7μm未満の波長の
光強度が大きい。したがって、レーザ光の波長や受光波
長がこの範囲に入っている場合には、アーク光により、
検出が不安定になる。レーザ光の波長や受光波長を0.
7μm以上の長波長とすることにより、トーチとレーザ
変位計間が50■でも安定した検出が可能となる。
また、トーチとレーザ変位計の距離が大きい場合には検
出点を溶接するまでの時間差が大きいためその間に前述
したように熱による歪により開先が変形し、開先位置や
ルート幅が変化する。このためトーチとレーザ変位計の
距離が300 anを越える範囲では検出結果の誤差が
大きくなり安定した溶接制御が困難になる。
〔実施例〕
以下に実施例にもとすいて本発明を詳細に説明する。
第3図と第4図は、本発明方法に用いた溶接装置の正面
図と側面図で,第4図にはモニタ装置も描かれている。
走行台車25は左右移動機構26と上下移動機構27を
登載し、上下移動機構27の先端には揺動機構28とト
ーチ位置調整器30を介してトーチl1が取り付けられ
、レーザ変位計1は開先幅方向に揺動できるように,揺
動機構28に取り付けられている。また、揺動機構28
にはポテンシオ31を取り付けられ揺動位置をボテンシ
オアダプタ33を介して、オシロスコープ35のX軸に
入力し、レーザ変位計1の出力はレーザ変位計アダプタ
34を介してY軸に入力し、溶接中の開先検出信号をモ
ニタした。
−7ー レーザ変位計の発振波長は0.78μmで、受光器には
0.7μm以下の短波長光を減光するフィルタを用いた
比較のため本発明以外のレーザ発振器の波長が0.63
μmで受光器に0.6μm以下の短波長光を減光するフ
ィルタから或るレーザ変位計を用いた方法も本発明方法
と同じ装置で実施した。
第5図と第6図は従来方法に用いた溶接装置の正面図と
モニタ装置も描かれた側面図である。溶接装置は、本発
明方法で用いたもので、揺動機構28にトーチ11が取
り付けられた。第6図のモニタ装置はトーチの揺動をポ
テンシオ31で検出し、ボテンシオアダプタ33を介し
てオシロスコープ35のX軸に入力し、溶接電流をシャ
ント32にて検出し、オシロスコープ35のY軸に入力
し、溶接中のアークセンシング信号をモニタした。
ガスシールドアーク溶接およびプラズマアーク溶接は第
1表および第2表に示す条件にて裏波溶接を行った。
第1表(ガスシールドアーク溶接条件)第2表 (プラズマアーク溶接条件) プラズマアーク溶接を行う時は第3図に示すようにフィ
ラワイヤコンジットケーブルを通してブイ−δ一 ラワイヤを添加した。
溶接実験は本発明方法および本発明外の比較方法では、
第41!lのオシロスコープ35を観察しながら第1図
のaとbが等しくなるように第4図の左右移動機構26
を調整し、トーチ11やレーザ変位計1の左右位置を修
正するとともにルート幅に対応する第l図のCの大きさ
からガスシールドアーク溶接では溶接速度をプラズマア
ーク溶接ではフィラワイヤの送給速度をあらかじめもと
めたルート幅に応じた適正条件に従って調整しながら第
9図の開先を溶接した。また、溶接トーチ11とレーザ
変位計1の距離はトーチ位置調整機構30を調整し. 
 3 0,5 0,300および500−に設定し行っ
た。従来方法では、第6図のオシロスコープ35を観祭
しながら前述のSRとSLが等しくなるように第6図の
左右移動機構26を調整し、溶接トーチ11の左右位置
を修正しながら溶接した。
開先は第9図に示すように板長L−2000mm,板幅
W=500 m,板厚H=6mn,開先角度θ=10°
,スタート側のルート幅G1=0,エンド側ルート幅G
2=2mnでスタートからエンドにいたる過程で倣変動
S=4圓変化させた。
評価方法は溶接後のビート幅の中央がルート幅の中央か
らの倣いずれが1+@以下で、裏波溶接ができたものを
良好,倣いずれが11III1を越え、あるいは裏波溶
接ができなかったものを不良と評価した。
実施結果を第3表に示す。レーザ光と受光波長が0.7
8μmでセンサートーチ間距離が50〜300 anで
ある本発明方法は、開先位置を良好に観察でき良好に倣
制御と裏波溶接ができた。しかし、本発明方法の範囲外
であるセンサートーチ間距離30mnではアーク光に近
いため、オシロスコープで開先の観察が困難なため倣制
御操作や裏波溶接ができなかった。センサートーチ間距
離500mではオシロスコープでの開先の観察は良好で
あったがセンサーとトーチ間の距離が大きいため、ルー
ト幅がセンサーとトーチ部で差が大きく、良好な裏波溶
接ができなかった。また、レーザ光と受光波長が0.6
3μmではアーク光の波長に近いためアーク光−11 に乱されオシロスコープでの開先の観察が困難であった
。さらに、従来方法では溶接中に開先の肩が溶融し、ア
ークセンシングに必要な溶接電流の変化が出にくく、開
先の観察が不可能で倣制御や裏波溶接が困難だった。
第3表 泪0良好,×不良 12− 〔発明の効果〕 このように本発明による開先検知方法および装置は溶接
中の開先位置だけでなくルート幅の変化を良好に検出で
きるため、今後、溶接工程の全自動化,ロボット化のた
めの倣制御技術の改善に大きく貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法であるレーザ変位計を用いた開先検
出方法の原理を示す正面図及び側面図、第2図は従来方
法のアークセンシングによる開先検出方法の原理を示す
正面図及び側面図、第3図は実施例に用いたレーザ変位
計を登載した溶接装置の正面図、第4図は実施例に用い
たレーザ変位計を登載した溶接装置にモニタ装置を加え
た側面図、第5図は実施例に用いたアークセンシングを
行う溶接装置の正面図、第6図は実施例に用いたアーク
センシングを行う溶接装置にモニタ装置を加えた側面図
、第7図は薄板溶接をアークセンシングにより溶接した
時の開先溶融状態を示す正面図、第8図はアーク光のス
ペクトル強度分布のグラフ,第9図は実施例に用いた開
先の平面図である。 l:レーザ変位計    2:レーザ発振器3:受光器
       4:レーザ照射光5:レーザ反射光  
  6:板表面までの距離7:開先底面までの距離 8:レーザ変位計の距離に対応した検出値9 : 0.
6または0.7μm未満の短波長光を減光するフィルタ
10:レンズ       11:溶接トーチ12:ワ
イヤ       13:アーク14:トーチ揺動中央
   15:トーチ揺動右端16:トーチ揺動左端  
 l7:トーチ揺動2l:溶接板       22:
開先23:開先肩部 24:フィラワイヤコンジットケーブル25:台車  
      26:左右移動機構27:上下移動機構 
   28:揺動機構29:レール       30
:トーチ位置調整器31:ポテンシオ     32:
シャント33:ポテンシオアダプタ 34: レーザ変位計アダプタ 35:オシロスコ プ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガスシールドアーク溶接またはプラズマアーク溶
    接の開先検出方法において、溶接アークの前方50〜3
    00mmの開先を開先幅方向に揺動するレーザ発振器か
    ら0.7μm以上の波長のスポット光を照射し、レーザ
    発振器と一体に揺動する受光器により0.7μm以上の
    波長の反射光を受光し、かつ反射面でのレーザ光のスポ
    ット像をレンズにより受光器に結像させレーザ発振器か
    ら反射面を経て受光器に至る光路距離に応じて変化する
    電気信号として検出することを特徴とする開先検出方法
  2. (2)ガスシールドアーク溶接またはプラズマアーク溶
    接の開先検出装置において0.7μm以上の波長のレー
    ザ光を発生するレーザ発振器と0.7μm以上の波長の
    光を透過するフィルタを前面に備えた受光器とを溶接線
    上方に互に離れて配置したレーザ変位計が開先幅方向に
    揺動する揺動機構に取り付けられ、かつ溶接アークの前
    方50〜300mmの位置に配置されていることを特徴
    とする開先検出装置。
JP18629289A 1989-07-19 1989-07-19 開先検出方法および装置 Expired - Fee Related JPH069743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18629289A JPH069743B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 開先検出方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18629289A JPH069743B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 開先検出方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0352774A true JPH0352774A (ja) 1991-03-06
JPH069743B2 JPH069743B2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=16185763

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18629289A Expired - Fee Related JPH069743B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 開先検出方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH069743B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881548A (en) * 1996-10-16 1999-03-16 Tsubakimoto Chain Co. Cable drag chain
US6318063B1 (en) 1999-10-19 2001-11-20 Tsubakimoto Chain Co. Cable drag chain
KR100430854B1 (ko) * 2002-01-29 2004-05-10 주식회사 토야 조립식 블록완구 세트
CN106767495A (zh) * 2016-11-11 2017-05-31 山西暗睛光电科技有限公司 一种用于检测熔池形貌的装置和方法及应用

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5881548A (en) * 1996-10-16 1999-03-16 Tsubakimoto Chain Co. Cable drag chain
US6318063B1 (en) 1999-10-19 2001-11-20 Tsubakimoto Chain Co. Cable drag chain
KR100430854B1 (ko) * 2002-01-29 2004-05-10 주식회사 토야 조립식 블록완구 세트
CN106767495A (zh) * 2016-11-11 2017-05-31 山西暗睛光电科技有限公司 一种用于检测熔池形貌的装置和方法及应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH069743B2 (ja) 1994-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1206210A (en) Light pattern projector especially for welding
CN109530955B (zh) 气保焊焊丝的焊接工艺性能评价装置及方法
CA1245298A (en) High-frequency electric resistance welding method using irradiation with a laser beam
EP0092753B1 (en) Infrared sensor for arc welding
US11752572B2 (en) Method and laser processing machining for laser welding a first and a second workpiece portion
US4831233A (en) Optically controlled welding system
US6757055B1 (en) Method and device for measuring process parameters of a material working process
KR20050007110A (ko) 용접 와이어 위치 설정 시스템
JPH02179378A (ja) レーザー溶接モニタ装置および方法
Bicknell et al. Infrared sensor for top face monitoring of weld pools
JPS60203366A (ja) ア−ク溶接方法における溶接工程の監視制御方法および装置
Hand et al. Optical focus control system for laser welding and direct casting
KR100994327B1 (ko) 혼합 레이저­아크 용접 헤드 장치
JPH0352774A (ja) 開先検出方法および装置
JP2004216418A (ja) レーザ加工装置
JPH06238474A (ja) レーザ加工装置
JP4098025B2 (ja) レーザによる重ね合わせスポット溶接装置
JP2000210781A (ja) レ―ザ溶接方法および装置
JP3512388B2 (ja) レーザ加工モニタリング装置
JP3603829B2 (ja) レーザ溶接の品質検査方法
JPH06182570A (ja) レーザ溶接方法
JP2721250B2 (ja) 開先倣い方法および装置
CN111014891A (zh) 一种焊缝跟踪处理系统
JPH09141438A (ja) 上向き自動溶接装置
JP7407337B2 (ja) ビーム加工ヘッドおよびビーム加工のための方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees