JPH0352681B2 - - Google Patents

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JPH0352681B2
JPH0352681B2 JP7138684A JP7138684A JPH0352681B2 JP H0352681 B2 JPH0352681 B2 JP H0352681B2 JP 7138684 A JP7138684 A JP 7138684A JP 7138684 A JP7138684 A JP 7138684A JP H0352681 B2 JPH0352681 B2 JP H0352681B2
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JP
Japan
Prior art keywords
snow
antenna
present
reflector
voltage
Prior art date
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Expired
Application number
JP7138684A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60214604A (ja
Inventor
Akira Takahashi
Keitaro Ogasa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yagi Antenna Co Ltd
Original Assignee
Yagi Antenna Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yagi Antenna Co Ltd filed Critical Yagi Antenna Co Ltd
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Publication of JPS60214604A publication Critical patent/JPS60214604A/ja
Publication of JPH0352681B2 publication Critical patent/JPH0352681B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/02Arrangements for de-icing; Arrangements for drying-out ; Arrangements for cooling; Arrangements for preventing corrosion

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアンテナ装置に係り、特に大気中の
雪、ほこり、雨、霧等のアンテナ本体への付着を
防止する機能を備えたアンテナ装置に関する。
一般に、アンテナに例えば雪が付着するとその
特性が劣化する。雪のマイクロ波帯に与える影響
は大きく、気温の低いときは降る雪は電波の位相
を変化させ、気温の高いときに降る雪は電波を減
衰させると共に位相を変化させる。さらに、一度
降つた雪が溶け始めた時は電波は大きく減衰する
と言われている。
ところで、我が国に於いても衛星放送が行われ
るようになつたが、この衛星放送受信用のパラボ
ラアンテナに於いても上記雪の影響が問題とな
る。
このパラボラアンテナへの着雪を防ぐ方法とし
て第1図に示すオフセツト型パラボラアンテナが
ある。同図に於いて、11は反射鏡(主として直
径0.2〜1.2mのものが用いられる。)であり、こ
の反射鏡11は支柱12に地面に対し略垂直にな
るように取付けられている。反射鏡11の焦点位
置には、コンバータ13及び一次放射器14が配
置されている。このコンバータ13及び一次放射
器14は、一端部が反射鏡11の下部に固定され
た支持アーム15の他端部に取付けられている。
さらに、この支持アーム15の他端部側には、両
端部がそれぞれ反射鏡11の側部に固定されたス
テー16の中央部が固定されている。
このパラボラアンテナに於いて、抑角約30〜50
度の方向から到来して一次放射器14で受信され
た電波は、コンバータ13で中間周波数に変換さ
れた後、同軸ケーブルによりチユーナへ送られ
る。
しかしながら、このパラボラアンテナにあつて
も、反射鏡11上部は垂直となつているので着雪
を防止することができるが、下部は水平部ご残る
ため雪17が着雪する。このため、アンテナの指
向性が大きく劣化する。勿論、コンバータ13、
一次放射鏡14、支持アーム15及びステー16
にも着雪するが、指向性には大きな影響は与えな
い。
アンテナへの着雪を防止する方法として、上記
方法の他に、従来、(1)手で払う、(2)電熱器等で溶
かす。(3)扇風機で吹き飛ばすなどが行われていた
が、経済性と効果を考慮した場合適切なものはな
かつた。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、大気中の雪、ほこり等の付着を効果的
に阻止し、指向性の劣化を防止することのできる
アンテナ装置を提供することにある。
すなわち、本発明は、大気中の雪、ほこり、
霧、雨等の浮遊物が大地に降下する際に帯電して
降下することを利用し、アンテナにも同じ電圧を
加えてこれら浮遊物を電気的に反発させ、これに
より反射鏡への付着を防止するものである。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。ここで、本発明の構成を説明する前に、そ
の基本的な原理について説明する。
一般に、積乱雲の発生している個所より遠方は
負の電荷のみを持つている浮遊物で占められてお
り、また積乱雲の上空では正の電荷を持つた浮遊
物が存在しており、その中間では正負反転してい
る部分を示す場合がある。これを地上で観察して
いると、積乱雲の移動と共に、大気中から降下し
てくる浮遊物は正、負と変化して降下することに
なる。従つて、まず降下浮遊物がいずれに帯電し
ているかを検知して、それと同一電圧をアンテナ
に与えてやれば、降下浮遊物は反発し、その結果
浮遊物はアンテナに付着しないことになる。
第2図に示すように、q1,q2なる二つの小さな
帯電球の間に作用する力Fは、各々有する電荷の
積に比例し、二つの球の間の中心距離rの二乗に
比例するという所謂クーロンの法則に従う。これ
を式で表わすと、 F=K・q1・q2・r0/r8[N] ……(1) K=1/4π・ε0・ε ……(2) となる。ここで、ε0=8.854×10-12フアラツド/
m、ε:比誘電率、q1、q2:クーロン、r0:q1
らq2へ向かう方向の単位ベクトルである。
従つて、Fはq1がq2に作用する力となり、q1
q2とが同符号のときに、Fは正となつて反発力
を、異符号のときは負となつて吸引力を意味す
る。
また、反射面に与えた電荷をQ、反射面を雪と
の間の静電容量をC、電位をVとすると、 V=Q/C[ボルト/m] ……(3) となるので、反射面に雪と同符号の電圧をかけて
おくと、雪は反発して着雪しないことになる。す
なわち、上方から降つてくる雪は、アンテナの反
射面で反発力を受けて弾かれ、このため反射面に
着雪しないようになる。
第3図は本発明の具体的な構造を示すものであ
る。同図に於いて、21はオフセツトパラボラア
ンテナの反射鏡であり、この反射鏡21の焦点位
置には支持アーム22及びステー23によりコン
バータ24及び一次放射器25が設置されてい
る。反射鏡21は基礎26上に固着された支柱2
7により支持されている。この支柱27の頂部に
は、雪等の降下浮遊物の符号を判別するプローブ
28、及びこのプローブ28で判別された符号と
同符号の電圧を発生する電圧発生器29が設置さ
れている。この電圧発生器29の出力側はリード
線30を介して反射鏡21の導体21aに接続さ
れている。なお、この導体21aは大地より絶縁
されているものとする。第4図は上記電圧発生器
29の詳細を示すもので、高抵抗R、増幅器3
1、符号検出器32、高電圧発生器33により構
成されている。すなわち、プローブ28から雪の
電荷を受け、高抵抗Rにて大地に流し、この際発
生する電圧を増幅器31で増幅し、正か、負かを
符号検出器32で検出し、同符号の電圧を高電圧
発生器33で発生し、リード線30で反射鏡21
の導体21aに送る。これにより、雪に対する反
発力が生じ、反射鏡21面への着雪を防止できる
ものである。
第5図は本発明を八木アンテナに適用した例を
示すものである。同図に於いて、41は支柱であ
り、この支柱41の頂部にはプローブ42及び電
圧発生器43が設置されている。この電圧発生器
43の出力側はリード線44を介してアーム45
に接続されている。アーム45は支柱41に絶縁
して取付けられている。このアーム45には放射
器46、導波器47、反射器48が電気的に接続
して取付けられている。放射器46の給電線はコ
ンデンサ等により、直流では遮断され、高周波で
は接続されるように構成されている。
上記構成により、第4図の実施例と同様に、ア
ーム45、放射器46、導波器47及び反射器4
8部分への着雪を防止できるものである。
尚、上記実施例に於いては着雪を防止する場合
について説明したが、本発明は他の降下浮遊物例
えば火山灰等のほこりが付着する場合についても
適用できることは勿論である。一般に、降下浮遊
物の電荷は小さく、10-2〜10-3(esu)の値である
ので、アンテナに高い電圧(約50000v)を加え
て反発力を大きくする必要がある。本発明のアン
テナ装置に於いては、反射鏡の導体部分がプラス
チスク等の絶縁物で覆われている場合に、人間が
接触する恐れがないので、高電圧を印加するのに
安全である。
また、上記実施例に於いては、本発明をいずれ
もアンテナ装置に適用した例について説明した
が、アンテナに限らず、絶縁された導体への降下
浮遊物の付着を防止する場合に全て適用すること
が可能である。
以上のように本発明によれば、雪等の降下浮遊
物の付着を効果的に阻止できるので、アンテナ特
性の劣化を防止できるものである。また、本発明
は、従来の加熱等の方法と併用することにより、
効果はさらに向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパラボラアンテナの構成を示す
斜視図、第2図は本発明の基本的な原理を説明す
るための図、第3図は本発明の一実施例に係るア
ンテナ装置の構成図、第4図は第3図の装置に於
ける電圧発生器のブロツク図、第5図は本発明の
他の実施例を示す構成図である。 21……反射鏡、21a……導体、28……プ
ローブ、29……電圧発生器、30……リード
線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アンテナ本体と、大地から絶縁され、前記ア
    ンテナ本体の近傍に設けられた導体と、この導体
    に、浮遊、降下する物体と同符号の電圧を印加す
    る電圧発生器とを具備したことを特徴とするアン
    テナ装置。
JP7138684A 1984-04-10 1984-04-10 アンテナ装置 Granted JPS60214604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7138684A JPS60214604A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7138684A JPS60214604A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 アンテナ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60214604A JPS60214604A (ja) 1985-10-26
JPH0352681B2 true JPH0352681B2 (ja) 1991-08-12

Family

ID=13459018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7138684A Granted JPS60214604A (ja) 1984-04-10 1984-04-10 アンテナ装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0720007B2 (ja) * 1986-09-04 1995-03-06 日本放送協会 荷電式除雪形アンテナ
US5694138A (en) * 1996-02-27 1997-12-02 He Holdings, Inc. Antenna heater power through coax
US5963171A (en) 1997-05-07 1999-10-05 Msx, Inc. Thermally insulated satellite reflector assembly with non-embedded heater assembly

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60214604A (ja) 1985-10-26

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