JPH0352579Y2 - - Google Patents

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JPH0352579Y2
JPH0352579Y2 JP1985027724U JP2772485U JPH0352579Y2 JP H0352579 Y2 JPH0352579 Y2 JP H0352579Y2 JP 1985027724 U JP1985027724 U JP 1985027724U JP 2772485 U JP2772485 U JP 2772485U JP H0352579 Y2 JPH0352579 Y2 JP H0352579Y2
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JP
Japan
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loading platform
power cylinder
negative pressure
detection switch
switching valve
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JP1985027724U
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JPS61142651U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案はダンプ車の荷台の下降警報装置に関す
る。
〓従来の技術〓 ダンプ車は荷台をヒンジ機構を介して回動可能
に支持するとともに、荷台とフレームとの間にパ
ワーシリンダを設け、このパワーシリンダによつ
て荷台をダンプさせるようにしたものである。従
つて荷台に積まれている土砂を下ろす場合に、人
手によつて土砂を下ろす必要がなく、作業が非常
に合理化されることになる。このようなダンプ車
の荷台の下側において、点検その他の作業を行な
う場合がある。このような場合に荷台を上昇させ
ておくと作業がし易くなるために、パワーシリン
ダによつて荷台を上方へ回動させるようにしてい
る。しかるに何等かの理由によつて作業中に荷台
が下降することが考えられる。
〓考案が解決しようとする問題点〓 そこでこのような事態を防止するために、荷台
の下側において作業を行なう場合には、ブロツク
を荷台フレームとの間に装着し、これによつて荷
台の下降を防止するようにしている。しかしこの
ブロツクの装着を忘れた場合や怠つた場合には、
上記荷台が下降する可能性がある。
実公昭59−41150号公報には、荷台を傾動させ
るためのホイストシリンダのオイルポートに、フ
ラツプの動きと応動して閉成されるように取付け
られる送油方向検出スイツチを設け、およびこの
フラツプこの送油方向検出スイツチに警報装置を
接続し、荷台が上昇あるいは下降しているときの
状態をこの警報装置によつて周囲の作業者に認知
させるようにしたダンプ車が開示されている。こ
のようなダンプ車によれば、シリンダの下側のチ
ヤンバからオイルパイプに排出されるオイルによ
つてフラツプが回動され、このフラツプの回動に
連動して検出スイツチが切換えられることにな
る。従つて例えばシリンダとオイルパイプの接続
部のシール不良に伴うオイルのリークによつて荷
台が下降した場合には、オイルパイプ内のオイル
が流動することがない。従つてこのようなオイル
のリークに伴う荷台の下降を上記検出スイツチが
検出できないという問題がある。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
のであつて、ブロツクの装着を忘れた場合や怠つ
た場合においても、不測の荷台の下降を警報する
ようにしたダンプ車の荷台の下降警報装置を提供
することを目的とするものである。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は、荷台をヒンジ機構によつて回動可能
に支持するとともに、この荷台とフレームとの間
にパワーシリンダを設け、このパワーシリンダに
よつて前記荷台をダンプするようにしたダンプ車
において、 切換え弁が下降モードに切換えられたときに外
部から流体が導入される一方のチヤンバ内に負圧
検出スイツチを設けるとともに、この負圧検出ス
イツチを警報手段と接続したものである。
〓作用〓 従つて切換え弁が下降モードではなく、上記一
方のチヤンバ内に外部から流体が導入されない状
態において、パワーシリンダまたはその配管系に
おける流体のリークによつて、荷台が不測に下降
した場合には、上記一方のチヤンバ内が負圧にな
る。この負圧が負圧検出スイツチによつて検出さ
れることになり、警報手段が警報動作を行なうこ
とになる。
〓実施例〓 以下本考案を図示の一実施例につき説明する。
第1図は本実施例に係る下降警報装置を備えたダ
ンプ車を示すものであつて、その荷台1はフレー
ム2上に設けられたサブフレーム3の後端部にヒ
ンジブラケツト4およびヒンジピン5を介して回
動可能に支持されるようになつている。そして荷
台1とフレーム2との間にはパワーシリンダ6が
配されており、このパワーシリンダ6はピン7を
介してフレーム2に回動可能に連結されている。
これに対してパワーシリンダ6のピストン8に連
結されたピストンロツド9はその先端部がピン1
0およびブラケツト11を介して荷台1の下面に
回動可能に連結されている。
そしてこの荷台1をダンプさせるためのパワー
シリンダ6のピストン8の上側のチヤンバには負
圧検出スイツチ12が設けられている。このスイ
ツチ12が荷台1の不測の下降を検出するように
なつており、第2図に示すように警報ブザー13
に接続されている。従つてスイツチ12が閉じる
と、バッテリ14から警報ブザー13の電流が流
れ、警報動作が行なわれるようになつている。
つぎに以上のような構成に係るダンプ車のとく
に荷台1のダンプの動作について説明すると、荷
台1を上昇させる場合には第3図に示すように、
切換え弁のスプール15を第1の位置に移動させ
る。するとこの切換え弁の全てのポートが閉ざさ
れるとともに、シリンダ6とオイルンプ16と
が、切換え弁15のパツセジを通して連通される
ことになり、このためにオイルポンプ16によつ
て加圧されたオイルは、チエツクバルブ17を通
つてパワーシリンダ6のピストン8の下側のチヤ
ンバに供給されることになる。これによつてピス
トン8が押上げられ、ピストンロツド9が押出さ
れることになる。なおこのときにピストン8の上
側のチヤンバのオイルは切換え弁15を通してオ
イルポンプ側へ戻される。この結果第1図に示す
ように、荷台1はヒンジピン5を中心として回動
されることになり、荷台のダンプ動作が行なわれ
る。
このようにしてダンプされた荷台1をそのまま
の位置で、すなわち上昇位置で保持する場合に
は、切換え弁のスプール15を第4図に示す位置
に保持する。するとこの切換え弁の第1のポート
と第2のポートとが互に連通されることになり、
これらのポートおよびパツセジを通って、オイル
ポンプ16によつて加圧されたオイルが循環され
ることになり、オイルはパワーシリンダ6には供
給されなくなる。従つてこの場合にはパワーシリ
ンダ6はその状態のままで変化しない。
このように油圧回路が中立の状態であつて、パ
ワーシリンダ6にオイルが供給されない状態にお
いて、荷台1が何等かの理由によつて下降を開始
すると、このシリンダ6のピストン8の上側のチ
ヤンバであつて切換え弁15が下降モードに切換
えられたときにこの切換え弁15を通してオイル
が供給されるチヤンバ内の圧力が負圧になる。従
つてこの負圧が負圧検出スイツチ12によつて検
出されるとともに、このスイツチ12が閉成され
る。すると第2図に示すバツテリ14から警報ブ
ザー13に電流が流れ、このブザー13が駆動さ
れて警報が発せられることになる。従つてこのこ
とから、荷台1の不測の下降を知ることが可能と
なり、例えば荷台1の下側で点検作業をしている
人がすみやかに退避することができる。従つてブ
ロツクの装着を忘れたときや怠つたときの不測の
事態の発生の防止に役立つ。またこの負圧検出ス
イツチ12を用いる下降警報装置は、荷台1がど
のような位置にあつても、この荷台1が不測に下
降する場合に常に作動されるために、より確実に
警報を発することができるようになる。
〓考案の効果〓 以上のように本考案は、切換え弁が下降モード
に切換えられたときに外部から流体が導入される
パワーシリンダの一方のチヤンバ内に負圧検出ス
イツチを設けるとともに、この負圧検出スイツチ
を警報手段と接続するようにしたものである。従
つて切換え弁が下降モードに切換えられない状態
において荷台が何等かの理由によつて下降した場
合には、上記一方のチヤンバ内には外部から流体
が導入されず、上記一方のチヤンバ内が負圧にな
る。従つてこのことを負圧検出スイツチによつて
検出することが可能になり、この検出動作に連動
して警報手段が警報動作を行なうことになる。す
なわち荷台の下降に伴う不測の事態を防止するこ
とが可能になる。
とくに本考案は、切換え弁が下降モードに切換
えられない状態で荷台が下降した場合に負圧にな
るパワーシリンダのピストンに対して一方のチヤ
ンバ内に負圧検出スイツチを設けるようにしてい
る。従つて切換え弁や配管系、あるいは接続部分
のシール不良等によるリークによつて荷台が下降
した場合においても、ピストンに対して上記一方
のチヤンバが負圧になり、このことを負圧検出ス
イツチによつて検出できるようになる。従つてパ
ワーシリンダと接続される流体の配管系のリーク
に伴う荷台の下降の場合にも、警報が発せられる
ことにより、より安全性の高い荷台の下降警報装
置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る下降警報装置
を備えたダンプ車の要部側面図、第2図はこのダ
ンプ車の下降警報装置の回路図、第3図はパワー
シリンダの油圧回路を示す回路図、第4図は中立
状態における第3図と同様の油圧回路の回路図で
ある。また図面中の主要な部分の名称はつぎの通
りである。 1……荷台、6……パワーシリンダ、12……
負圧検出スイツチ、13……警報ブザー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 荷台をヒンジ機構によつて回動可能に支持する
    とともに、この荷台とフレームとの間にパワーシ
    リンダを設け、このパワーシリンダによつて前記
    荷台をダンプするようにしたダンプ車において、 切換え弁が下降モードに切換えられたときに外
    部から流体が導入される一方のチヤンバ内に負圧
    検出スイツチを設けるとともに、この負圧検出ス
    イツチを警報手段と接続したことを特徴とする荷
    台の下降警報装置。
JP1985027724U 1985-02-26 1985-02-26 Expired JPH0352579Y2 (ja)

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JP1985027724U JPH0352579Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JP1985027724U JPH0352579Y2 (ja) 1985-02-26 1985-02-26

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JPS61142651U JPS61142651U (ja) 1986-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5941150U (ja) * 1982-09-09 1984-03-16 山本 恵一 家具

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JPS5941150U (ja) * 1982-09-09 1984-03-16 山本 恵一 家具

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JPS61142651U (ja) 1986-09-03

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