JPH035244A - 4輪駆動車 - Google Patents

4輪駆動車

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JPH035244A
JPH035244A JP13843689A JP13843689A JPH035244A JP H035244 A JPH035244 A JP H035244A JP 13843689 A JP13843689 A JP 13843689A JP 13843689 A JP13843689 A JP 13843689A JP H035244 A JPH035244 A JP H035244A
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Tsukasa Watanabe
司 渡邉
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は4輪駆動車に係り、特に駆動力の取出し位置
設定の自由度を高め得て、駆動力分配用軸の剛性を高め
得て、終減速比設定の自由度を高め得て、駆動力分配機
構の大型化や重量増加を招くことのない4輪駆動車に関
する。
〔従来の技術〕
近時、悪路走行や不整地走行のみならず、通常の走路走
行等あらゆる走行状態における走行性能や安全性を向上
させるべく、内燃機関の駆動力を変速機を介して取出し
一の車輪である例えば前車輪駆動するとともに前記内燃
機関の駆動力を変速機を介して駆動力分配機構により分
配して取出し他の車輪である例えば後車輪を駆動する、
いわゆる4輪駆動車が多種出現しているや 例えば、第6図に示す4輪駆動車202は、前部横置き
式内燃機関204を搭載している。内燃機関204の駆
動力は、クラッチ206を介して変速機208により所
望のトルク・回転数に変換して取出され、前部終減速機
構210から前部差動機構212を介して前部車軸21
4である前部右側車軸214R及び前部左側車軸214
Lに伝達され、前部車輪216である前部右側車輪21
6R及び前部左側車輪216Lを駆動する。また、前記
内燃機関204の駆動力は、変速機208を介して駆動
力分配機構218により分配して取出され、推進軸22
0により後部終減速機構222から後部差動機構224
を介して後部車軸226である後部右側車軸226R及
び後部左側車軸226Lに伝達され、後部車輪228で
ある後部右側車輪228R及び後部左側車輪228Lを
駆動する。
このような前部横置き式内燃機関204の4輪駆動車2
02の駆動力分配機構218は、第7図に示す如く、前
部差動機構212の前部差動ハウジング230に駆動力
分配用駆動ベベルギヤ232を固設するとともに、前記
変速機208の変速軸である例えばメイン軸234に交
叉して配設した駆動力分配用軸たる駆動力分配用出力軸
236に駆動力分配用被動ベベルギヤ238を固設し、
この被動ベベルギヤ238を前記駆動ベベルギヤ232
に噛合させている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 ところが、第7図に示す駆動力分配機構218は、前部
差動ハウジング230に固設した駆動力分配用駆動ベベ
ルギヤ232に駆動力分配用被動ベベルギヤ238を噛
合させ、この駆動力分配用被動ベベルギヤ238を固設
した駆動力分配用出力軸236により駆動力を取出して
いるため、駆動力分配用出力軸236の配設位置が制約
されることにより駆動力の取出し位置設定の自由度が低
いという問題がある。このため、駆動力分配用出力軸2
36と後部終減速機構222の後部終減速入力軸240
とを連絡する推進軸220の前記各軸に対する取付角度
αが大となり、振動や騒音について不利となる不都合が
ある。
そこで、第8図に示す如き4輪駆動車302の駆動力分
配機構304が提案されている。なお、この4輪駆動車
302は、後部横置き式の内燃機関306を搭載してい
る。この4輪駆動車302の駆動力分配機構304は、
クラッチ308により内燃機関306に連絡される変速
機310の変速軸である例えばメイン軸312に平行し
て配設した駆動力分配用軸たる駆動力分配用入力軸31
4の一端側に駆動力分配用被動歯車316を固設すると
ともに、この被動歯車316を後部差動機構318の後
部差動ハウジング320に固設した後部終減速機構32
2の後部終減速大歯車324に噛合させ、前記入力軸3
14の他端側に固設した駆動力分配用入力歯車326と
前記入力軸314に交叉して配設した駆動力分配用軸た
る駆動力分配用出力軸328に固設した駆動力分配用出
力歯車330とを噛合させている。
この駆動力分配機構304によれば、駆動力分配用入力
軸314の軸長を延長・短縮することにより駆動力分配
用出力軸328の配設位置を変更し得るので、第7図に
示す駆動力分配機構218よりも駆動力の取出し位置設
定の自由度を高め得て、これにより推進軸332の各軸
に対する取付角度を小さくし、振動や騒音に対して有利
とするとこができる。しかし、駆動力分配用軸である駆
動力分配用入力軸314の軸長を延長することは、軸の
剛性の低下を招く不都合があり、また、被動歯車316
及び後部終減速大歯車324の噛合状態、入力歯車32
6及び出力歯車330の噛合状態により終減速機構の終
減速比が制約される問題があり、このため、終減速比設
定の自由度が低くなるという不都合がある。
また、4輪駆動車の駆動力分配機構としては、実公昭6
3−3853号公報に開示のものがある。
この公報に開示の駆動力分配機構は、変速機の変速軸で
ある入力軸と同軸心上に直列に駆動力分配用入力軸であ
る第1軸を配設するとともにこの第1軸と平行に駆動力
分配用出力軸である第2軸を配列し、前記第1軸を後部
推進軸に接続するとともに前記第2軸を前部推進軸に接
続し、前記第1軸及び第2軸をチェーン伝動機構により
連絡したものである。
この公報に開示の駆動力分配機構によれば、駆動力分配
用入力軸である第1軸と駆動力分配用出力軸である第2
軸とをチェーン伝動機構により連絡したことによって、
駆動力分配用出力軸である第2軸の配設位置を変更し得
て、駆動力の取出し位置設定の自由度を高めることがで
きる。しかし、第1軸を変速機の変速軸である入力軸と
同軸心上に直列に配設するとともにこの第1軸と平行に
第2軸を配設したことにより、駆動力分配機構が各軸の
軸方向に長くなって大型化し重量が増加する不都合があ
る。
〔発明の目的〕
そこで、この発明の目的は、駆動力の取出し位置設定の
自由度を高め得て、駆動力分配用軸の剛性を高め得て、
終減速比設定の自由度を高め得て、駆動力分配機構の大
型化や重量増加を招くことのない4輪駆動車を実現する
ことにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するためにこの発明は、内燃機関の駆動
力を変速機を介して取出し一の車輪を駆動するとともに
前記内燃機関の駆動力を変速機を介して駆動力分配機構
により分配して取出し他の車輪を駆動する4輪駆動車に
おいて、前記駆動力分配機構は前記変速機の変速軸に交
叉して配設した駆動力分配用入力軸とこの駆動力分配用
入力軸に平行して配設した駆動力分配用出力軸と前記駆
動力分配用入力軸及び駆動力分配用出力軸を連絡するチ
ェーン伝動機構とにより構成したことを特徴とする。
〔作用〕
この発明の構成によれば、変速機の変速軸に交叉して配
設した駆動力分配用入力軸とこの入力軸に平行して配設
した駆動力分配用出力軸とをチェーン伝動機構で連絡す
ることにより、駆動力分配用入力軸の軸長を徒に延長す
ることなく配設位置を変更することができる。また、駆
動力分配用入力軸及び駆動力分配用出力軸をチェーン伝
動機構で連絡することにより、終減速機構の終減速比が
制約されることがない。さらに、変速機の変速軸に交叉
して駆動力分配用入力軸を配設するとともにこの入力軸
に平行して駆動力分配用出力軸を配設することにより、
各軸の軸方向に長くなることを防止することができる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第1・2・図は、この発明を前部横置き式内燃機関の4
輪駆動車に実施した実施例を示すものである。図におい
て、2は4輪駆動車である。この4輪駆動車2の前部に
横置きして搭載された内燃機関4の駆動力は、クラッチ
6を介して変速機8により所望のトルク・回転数に変換
して取出され、前部終減速機構10から前部差動機構1
2を介して前部車軸14である前部右側車軸14R及び
前部左側車軸14Lに伝達され、前部車輪16である前
部右側車軸16R及び前部左側車軸16Lを駆動する。
また、前記内燃機関4の駆動力は、変速機8を介して駆
動力分配機構18により分配して取出され、推進軸20
により後部終減速機構22から後部差動機構24を介し
て後部車軸26である後部右側車軸26R及び後部左側
車軸26Lに伝達され、後部車輪28である後部右側車
輪28R及び後部左側車輪28Lを駆動する。
この4輪駆動車2の駆動力分配機構18は、第2図に示
す如く、変速機8の変速軸に交叉して配設した駆動力分
配用軸たる駆動力分配用入力軸30と、この駆動力分配
用入力軸30に平行して配設した駆動力分配用出力軸3
2と、駆動力分配用入力軸30及び駆動力分配用出力軸
32を連絡するチェーン伝動機構34とから構成される
詳述すれば、前記変速機8は、変速軸たるメイン軸36
及びカウンタ軸38を備えるとともに、メイン軸36及
びカウンタ軸38との間に変速歯車列40を備えている
。この変速歯車列40を選択して噛合させることにより
、内燃機関4の駆動力を所望のトルク・回転数に変換し
て取出すことができる。前記駆動力分配用入力軸30は
、この変速機8の変速軸たる例えばメイン軸36に直角
に交叉して配設されている。
また、前記前部差動機構12は、前部差動ハウジング4
2内に差動歯車列44を備えている。前記変速機8及び
前部差動機構12は、カウンタ軸38の一端側に固設さ
れた前部終減速小歯車46とこの前部終減速小歯車46
に噛合する前部差動ハウジング42に固設された前部終
減速大歯車48とからなる前部終減速機構10により連
絡されている。
この前部差動機構12の前部差動ハウジング42に駆動
力分配用駆動ベベルギヤ50を固設するとともに、駆動
力分配用入力軸30の一端側に駆動力分配用被動ベベル
ギヤ52を固設している。
この駆動力分配用被動ベベルギヤ52は、前記駆動力分
配用駆動ベベルギヤ50に噛合している。
前記チェーン伝動機構34は、駆動力分配用入力軸30
の他端側に駆動スプロケット54を固設するとともに駆
動力分配用入力軸30に平行して配設した駆動力分配用
出力軸32の一端側に被動スプロケット56を固設し、
駆動スプロケット54及び被動スプロケット56に動力
伝達具たるチェーン58を捲掛けている。駆動力分配用
出力軸32の他端側は、推進軸20の一端側に連絡され
ている。
次に作用を説明する。
4輪駆動車2の前部に横置きして搭載された内燃機関4
の駆動力は、変速機8により所望のトルク・回転数に変
換されて取出され、前部終減速機構10から前部差動機
構12を介して前部右側車軸14R及び前部左側車軸1
4Lに伝達され、前部右側車輪16R及び前部左側車輪
16Lを駆動する。
また、前記内燃機関4の駆動力は、変速機8を介して駆
動力分配機構18により分配して取出される。このとき
、内燃機関4の駆動力は、前一部差動機構12の前部差
動ハウジング42に固設した駆動力分配用駆動ベベルギ
ヤ50から駆動力分配用被動ベベルギヤ52を介して駆
動力分配用人力軸30に伝達され、チェーン伝動機構3
4によって駆動力分配用人力軸30に固設した駆動スプ
ロケット54からチェーン58により被動スプロケット
56を介して駆動力分配用出力軸32に伝達され、推進
軸20に伝達される。推進軸20に伝達された駆動力は
、後部終減速機構22から後部差動機構24を介して後
部右側車軸26R及び後部左側車軸26Lに伝達され、
後部右側車輪28R及び後部左側車輪28Lを駆動する
これにより、4輪駆動車2は、前部車輪16及び後部車
輪28の全てを駆動して走行することができる。
このように、内燃機関4の駆動力を変速機8を介して取
出し一の車輪たる例えば前部車輪16を駆動するととも
に前記内燃機関4の駆動力を変速機8を介して駆動力分
配機構18により分配して取出し他の車輪たる例えば後
部車輪28を駆動する4輪駆動車2において、変速機8
の変速軸たる例えばメイン軸36に交叉して配設した駆
動力分配用入力軸30とこの駆動力分配用入力軸30に
平行して配設した駆動力分配用出力軸32とをチェーン
伝動機構34で連絡することにより、駆動力分配用人力
軸32の軸長を徒に延長することな(、駆動力分配用出
力軸32の配設位置を駆動力分配用人力軸32に対して
上下・左右に変更することができる。このため、駆動力
の取出し位置設定の自由度を高めることができるととも
に、駆動力分配用出力軸32に対する推進軸20の取付
角度を小さくし直線化し得て振動や騒音に対して有利と
なし得て、また、駆動力分配用軸である駆動力分配用入
力軸30の剛性を高めることができる。
また、駆動力分配用入力軸30及び駆動力分配用出力軸
32をチェーン伝動機構34で連絡することにより、終
減速機構の終減速比が制約されることがない。即ち、駆
動力分配機構18の回転数比は、後部終減速機構22に
関係なく、駆動力分配用駆動ベベルギヤ50及び駆動力
分配用被動ベベルギヤ52の噛合噛合状態、駆動スプロ
ケット54及び被動スプロケット56のチェーン58に
より噛合状態、前部終減速機構10の噛合状態により決
定されるが、駆動スプロケット54と被動スプロケット
56とは一般に同歯故に設定されるので、駆動力分配用
駆動ベベルギヤ50及び駆動力分配用被動ベベルギヤ5
2と同様の噛合状態のベベルギヤ列を後部終減速機構2
2に適用することができる。このため、終減速機構の選
択の幅を広げることができ、終減速比設定の自由度を高
めることができる。
さらに、変速機8の変速軸例えばメイン軸36に交叉し
て駆動力分配用入力軸30を配設するとともにこの駆動
力分配用入力軸30に平行して駆動力分配用出力軸32
を配設することにより、各軸の軸方向に長くなることを
防止することができる。このため、駆動力分配機構18
が大型化し重量が増加する不都合を招くことがない。
第3〜5図は、この発明を中央部横置き式内燃機関の4
輪駆動車に実施した実施例を示すものである。
この実施例において、4輪駆動車(図示せず)の中央部
に横置きに搭載された内燃機関102の駆動力は、クラ
ッチ104を介して変速機106に伝達される。変速機
106は、変速軸たるメイン軸108及びカウンタ軸1
10を備えるとともに、メイン軸108及びカウンタ軸
110との間に変速歯車列112を備えている。この変
速歯車列112を選択して噛合させることにより、内燃
機関102の駆動力を所望のトルク・回転数に変換して
取出すことができる。
変速機106は、後部終減速機構114により後部差動
機構116に連絡されている。後部終減速機構114は
、カウンタ軸110の一端側に固設された後部終減速小
歯車118と、この後部終減速小歯車118に噛合する
後部終減速大歯車120とからなる。前記後部差動機構
116は、後部差動ハウジング122内に差動歯車列1
24を備えている。後部差動ハウジング122には、前
記後部終減速大歯車120が固設されている。この後部
差動機構116は、図示しない後部車軸に連絡され、後
部車輪を駆動する。
駆動力分配機構126は、前記変速機106の変速軸た
る例えばメイン軸108に直角に交叉して駆動力分配用
入力軸128を配設するとともにこの駆動力分配用入力
軸128に平行して駆動力分配用出力軸130を配設し
、駆動力分配用入力軸128及び駆動力分配用出力軸1
30をチェーン伝動機構132により連絡している。
詳述すれば、前記後部差動機構116の後部差動ハウジ
ング122には、駆動力分配用駆動ベベルギヤ134を
固設している。また、前記駆動力分配用入力軸128の
一端側には、駆動力分配用被動ベベルギヤ136を固設
している。この駆動力分配用被動ベベルギヤ136は、
前記駆動力分配用駆動ベベルギヤ134に噛合している
前記チェーン伝動機構132は、駆動力分配用入力軸1
28の他端側に駆動スプロケット138を固設するとと
もに駆動力分配用入力軸128に平行して配設した駆動
力分配用出力軸130の一端側に被動スプロケット14
0を固設し、駆動スプロケット138及び被動スプロケ
ット140に動力伝達具たるチェーン142を捲掛けて
いる。
また、駆動力分配用出力軸130の他端側は、変速機1
06の下方を通り前方に延設され、推進軸144の一端
側に連絡されている。この推進軸144の他端側は、図
示しない前部終減速機構に連絡され、前部差動機構を介
して前部車軸に連絡され、前部車輪を駆動する。
このように、中央部横置き式内燃機関の4輪駆動車に実
施する場合には、駆動力分配用出力軸130の配設位置
を駆動力分配用入力軸128に対して上下・左右に変更
し得て、駆動力の取出し位置設定の自由度を高め得るこ
とにより、前部横置き式内燃機関から発展させた中央部
横置き式内燃機関の4輪駆動車を容易に実現することが
でき、実用上有利である。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、変速機の変速軸に交叉し
て配設した駆動力分配用入力軸とこの駆動力分配用入力
軸に平行して配設した駆動力分配用出力軸とをチェーン
伝動機構で連絡することにより、駆動力分配用人力軸の
軸長を徒に延長することなく駆動力分配用出力軸の配設
位置を変更することができる。このため、駆動力の取出
し位置設定の自由度を高めることができるとともに、駆
動力分配用出力軸に対する推進軸の取付角度を小さくし
直線化し得て振動や騒音に対して有利となし得て、また
、駆動力分配用軸の剛性を高めることができる。
また、駆動力分配用入力軸及び駆動力分配用出力軸をチ
ェーン伝動機構で連絡することにより、終減速機構の終
減速比が制約されることがない。
このため、終減速比設定の自由度を高めることができる
さらに、変速機の変速軸に交叉して駆動力分配用入力軸
を配設するとともにこの駆動力分配用人力軸に平行して
駆動力分配用出力軸を配設することにより、各軸の軸方
向に長くなることを防止し得て、駆動力分配機構が大型
化し重量が増加する不都合を招くことがない。
【図面の簡単な説明】
第1・2図はこの発明を前部横置き式内燃機関の4輪駆
動車に実施した実施例を示し、第1図は4輪駆動車の駆
動力伝達系の概略平面図、第2図は駆動力分配機構の概
略平面図である。 第3〜5図はこの発明を中央部横置き式内燃機関の4輪
駆動車に実施した実施例を示し、第3図は駆動力分配機
構の平面構成図、第4図は駆動力分配機構の背面構成図
、第5図は駆動力分配機構の側面構成図である。 第6〜8図は従来例を示し、第6図は4輪駆動車の駆動
力伝達系の概略平面図、第7図は前部横置き式内燃機関
の4輪駆動車の駆動力分配機構の概略平面図、第8図は
後部横置き式内燃機関の4輪駆動車の駆動力分配機構の
概略平面図である。 図において、2は4輪駆動車、4は内燃機関、6はクラ
ッチ、8は変速機、10は前部終減速機構、12は前部
差動機構、14は前部車軸、16は前部車輪、18は駆
動力分配機構、20は推進軸、22は後部終減速機構、
24は後部差動機構、26は後部車軸、28は後部車輪
、30は駆動力分配用入力軸、32は駆動力分配用出力
軸、34はチェーン伝動機構、36はメイン軸、38は
カウンタ軸、40は変速歯車列、42は前部差動ハウジ
ング、44は差動歯車列、46は前部終減速小歯率、4
8は前部終減速大歯車、50は駆動力分配用駆動ベベル
ギヤ、52は駆動力分配用被動ベベルギヤ、54は駆動
スプロケット、5Gは被動スプロケット、58はチェー
ンである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、内燃機関の駆動力を変速機を介して取出し一の車輪
    を駆動するとともに前記内燃機関の駆動力を変速機を介
    して駆動力分配機構により分配して取出し他の車輪を駆
    動する4輪駆動車において、前記駆動力分配機構は前記
    変速機の変速軸に交叉して配設した駆動力分配用入力軸
    とこの駆動力分配用入力軸に平行して配設した駆動力分
    配用出力軸と前記駆動力分配用入力軸及び駆動力分配用
    出力軸を連絡するチェーン伝動機構とにより構成したこ
    とを特徴とする4輪駆動車。
JP13843689A 1989-05-31 1989-05-31 4輪駆動車 Expired - Lifetime JP2765054B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963059A (en) * 1986-02-28 1990-10-16 Izumo Industrial Co., Ltd. Rotary cutting tool

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4963059A (en) * 1986-02-28 1990-10-16 Izumo Industrial Co., Ltd. Rotary cutting tool

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