JPH0352281B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0352281B2 JPH0352281B2 JP59174812A JP17481284A JPH0352281B2 JP H0352281 B2 JPH0352281 B2 JP H0352281B2 JP 59174812 A JP59174812 A JP 59174812A JP 17481284 A JP17481284 A JP 17481284A JP H0352281 B2 JPH0352281 B2 JP H0352281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter
- nozzle
- air
- nozzle body
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 23
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 4
- 239000003779 heat-resistant material Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning And Drying Hair (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は、ヘアードライヤのノズルに関する
ものである。
ものである。
既にセツトされた状態の頭髪のセツトを乱すこ
となく乾燥する場合、従来のヘアードライヤでは
風速が大きすぎてセツトが乱れてしまう。そこで
風速を小さくするノズルが考えられているが、従
来例(たとえば米国特許第2618864号)は、第6
図および第7図のように吐出口50に接続された
ノズル51内に、空気の流に抵抗を与えるため平
板52上に複数個の孔53を設けたものや(第6
図)、球面板54上に複数個の孔55を設けたも
の(第7図)があつた。
となく乾燥する場合、従来のヘアードライヤでは
風速が大きすぎてセツトが乱れてしまう。そこで
風速を小さくするノズルが考えられているが、従
来例(たとえば米国特許第2618864号)は、第6
図および第7図のように吐出口50に接続された
ノズル51内に、空気の流に抵抗を与えるため平
板52上に複数個の孔53を設けたものや(第6
図)、球面板54上に複数個の孔55を設けたも
の(第7図)があつた。
しかし、これらはドライヤから吐出される空気
抵抗となり、ドライヤから吐出される風量が減
り、結果としてドライヤの熱量を十分に使うこと
ができず、頭髪の乾燥効率を悪くしているという
欠点があつた。これに対して、先細の筒体をノズ
ル本体内に設けたものがあつた(たとえば実公昭
45−18529号)が、ノズルの中心部での風速が十
分に低下していないため、ノズルの流出口付近で
均一な風速が得られないという欠点があつた。
抵抗となり、ドライヤから吐出される風量が減
り、結果としてドライヤの熱量を十分に使うこと
ができず、頭髪の乾燥効率を悪くしているという
欠点があつた。これに対して、先細の筒体をノズ
ル本体内に設けたものがあつた(たとえば実公昭
45−18529号)が、ノズルの中心部での風速が十
分に低下していないため、ノズルの流出口付近で
均一な風速が得られないという欠点があつた。
この発明の目的は、風量を低下することなく均
一かつ低い風速を得ることができるヘアードライ
ヤのノズルを提供することである。
一かつ低い風速を得ることができるヘアードライ
ヤのノズルを提供することである。
この発明のヘアードライヤのノズルは、小径の
流入口と大径の流出口をもつラツパ形のノズル本
体と、このノズル本体の内部に配設されて前記流
入口の側が径小で前記流出口の側が径大となる円
錐台形状の筒体で形成しかつ周壁部に通気孔を形
成した拡散手段とを備えたものである。
流入口と大径の流出口をもつラツパ形のノズル本
体と、このノズル本体の内部に配設されて前記流
入口の側が径小で前記流出口の側が径大となる円
錐台形状の筒体で形成しかつ周壁部に通気孔を形
成した拡散手段とを備えたものである。
この発明の構成によれば、ノズル本体の流入口
に流入した風の一部は拡散手段の径小の流入口側
から内部を通りそと一部は通気孔から流出し、残
りは拡散手段の外周を通つて径大の流出口側へ拡
散しながらノズル本体の流出口に広がり、流出口
より外部に流出される。そのため、風量および乾
燥効率を低下することなく吐風速度を低減するこ
とができる。また、拡散手段はノズル本体の流入
口側を径小とし流出口側を径大とした円錐台形状
の筒状で周壁部に通気孔を形成したため、ノズル
本体の流出口の付近での風を全体的に均一にする
ことができる。
に流入した風の一部は拡散手段の径小の流入口側
から内部を通りそと一部は通気孔から流出し、残
りは拡散手段の外周を通つて径大の流出口側へ拡
散しながらノズル本体の流出口に広がり、流出口
より外部に流出される。そのため、風量および乾
燥効率を低下することなく吐風速度を低減するこ
とができる。また、拡散手段はノズル本体の流入
口側を径小とし流出口側を径大とした円錐台形状
の筒状で周壁部に通気孔を形成したため、ノズル
本体の流出口の付近での風を全体的に均一にする
ことができる。
実施例
この発明の一実施例を第1図ないし第5図に基
づいて説明する。図において、1はノズル、2は
ドライヤ本体である。ノズル1は、ノズル本体3
が小径の流入口4と末広がり状に拡大した大径の
流出口5を両端に有するラツパ形の筒状体で構成
されている。流入口4は相対向部にスリツト6
(第2図)で形成された成形ばね部(樹脂弾性)
7を一対有し、ばね部7の内側につめ8を設けて
ドライヤ本体3の吐出口9の係止凹部10に着脱
自在に弾性係止している。これらのばね部7、つ
め8はノズル本体3の成形時に同材料で一体成形
される。流出口5には別部材で構成された整流手
段11がその凸部12と流出口5の凹部13によ
つて一体に嵌着されている。整流手段11は前面
が頭髪外形に沿うよう凹曲面をなす格子状で、第
5図のように複数の環状リブ15はリブ連結片1
6によつて同心に配置され、各リブ15の断面は
ノズル本体3の軸に平行になる平板形をなしてい
る。また前記流入口4の内側には拡散手段17が
配設され、この拡散手段17は流入口4側が径小
で流出口5側が径大の円錐台形状の筒状をなす拡
散板18とこの拡散板18をノズル本体3に支持
される板状支柱19からなる。拡散板18はノズ
ル本体3の中心軸上に配置され、側板に複数の通
気孔20を形成している。これらの拡散板18お
よび支柱19はノズル本体3と耐熱性の同一材料
で同時成形されている。しかし、この拡散手段1
7は耐熱性が要求されるが、ノズル本体3は拡散
手段17より若干耐熱性を劣して拡散手段17の
みを金属等の耐熱性のあるもので構成し、これを
ねじ等でノズル本体3に固定することも可能であ
る。
づいて説明する。図において、1はノズル、2は
ドライヤ本体である。ノズル1は、ノズル本体3
が小径の流入口4と末広がり状に拡大した大径の
流出口5を両端に有するラツパ形の筒状体で構成
されている。流入口4は相対向部にスリツト6
(第2図)で形成された成形ばね部(樹脂弾性)
7を一対有し、ばね部7の内側につめ8を設けて
ドライヤ本体3の吐出口9の係止凹部10に着脱
自在に弾性係止している。これらのばね部7、つ
め8はノズル本体3の成形時に同材料で一体成形
される。流出口5には別部材で構成された整流手
段11がその凸部12と流出口5の凹部13によ
つて一体に嵌着されている。整流手段11は前面
が頭髪外形に沿うよう凹曲面をなす格子状で、第
5図のように複数の環状リブ15はリブ連結片1
6によつて同心に配置され、各リブ15の断面は
ノズル本体3の軸に平行になる平板形をなしてい
る。また前記流入口4の内側には拡散手段17が
配設され、この拡散手段17は流入口4側が径小
で流出口5側が径大の円錐台形状の筒状をなす拡
散板18とこの拡散板18をノズル本体3に支持
される板状支柱19からなる。拡散板18はノズ
ル本体3の中心軸上に配置され、側板に複数の通
気孔20を形成している。これらの拡散板18お
よび支柱19はノズル本体3と耐熱性の同一材料
で同時成形されている。しかし、この拡散手段1
7は耐熱性が要求されるが、ノズル本体3は拡散
手段17より若干耐熱性を劣して拡散手段17の
みを金属等の耐熱性のあるもので構成し、これを
ねじ等でノズル本体3に固定することも可能であ
る。
さらにノズル本体3は空気の拡散を促進するた
めに本体3の拡散板18に対応する拡散領域H1
では拡散板18の傾斜にそわせて径の拡大率を大
きく取り、整流手段11に近づく案内領域H2で
は整流手段11に空気を送り込みやすいように径
の拡大率を小さく取つている(第2図)。
めに本体3の拡散板18に対応する拡散領域H1
では拡散板18の傾斜にそわせて径の拡大率を大
きく取り、整流手段11に近づく案内領域H2で
は整流手段11に空気を送り込みやすいように径
の拡大率を小さく取つている(第2図)。
ドライヤ本体2において、21は風胴部、22
は把手部、23は吸込口、24はフアン、25は
モータ、26は整流翼、27は風温コントロール
回路、28はヒータ、29はスイツチ、30はス
イツチボタン、31は風量切換スイツチである。
は把手部、23は吸込口、24はフアン、25は
モータ、26は整流翼、27は風温コントロール
回路、28はヒータ、29はスイツチ、30はス
イツチボタン、31は風量切換スイツチである。
スイツチ29のオンによりモータ25が作動し
フアン24が回転して、吸込口23より空気を吸
込み、ヒータ28を通つて吐出口9よりノズル1
の流入口4に流入する。このとき風量切換スイツ
チ31で風量を調整する。またスイツチボタン3
0をホツトに切換えるとヒータ28が発熱し、風
を熱風に変える。
フアン24が回転して、吸込口23より空気を吸
込み、ヒータ28を通つて吐出口9よりノズル1
の流入口4に流入する。このとき風量切換スイツ
チ31で風量を調整する。またスイツチボタン3
0をホツトに切換えるとヒータ28が発熱し、風
を熱風に変える。
一方、ノズル1の流入口4に流入した風は拡散
手段17の拡散板18の表面に沿つて拡散すると
ともに一部は拡散板18の内側および孔20を通
じて拡散手段17の後側へ流出する。その結果、
拡散板18によりノズル本体3内の全体に風が均
一に拡散し、この拡散によつて風速が低下すると
ともに拡散手段17が円錐台形状のため流出口付
近では全体的にほぼ均一の風速が得られ、さらに
整流手段11を通過するとき、ノズル本体3の軸
方向に平行な方向に整流され、風は円筒状整流手
段11から吐出される。
手段17の拡散板18の表面に沿つて拡散すると
ともに一部は拡散板18の内側および孔20を通
じて拡散手段17の後側へ流出する。その結果、
拡散板18によりノズル本体3内の全体に風が均
一に拡散し、この拡散によつて風速が低下すると
ともに拡散手段17が円錐台形状のため流出口付
近では全体的にほぼ均一の風速が得られ、さらに
整流手段11を通過するとき、ノズル本体3の軸
方向に平行な方向に整流され、風は円筒状整流手
段11から吐出される。
このように構成したため、頭髪が望みの型にセ
ツトされている場合にそのセツトを乱さないよう
に強い空気の流れも弱くすることが可能となる。
すなわち、円錐台形状の拡散板を用いたため、空
気の流れの抵抗を与えて同量を制限するようなこ
となく、60平方センチの流出口5全体に拡散する
ことによつて吐出される風速が平均的に3m/s
以下に均一に抑えられ、かつドライヤからの熱量
を毛髪に損失なく供給することができ、はるかに
セツトの乱れを小さくした頭髪乾燥ができる。
ツトされている場合にそのセツトを乱さないよう
に強い空気の流れも弱くすることが可能となる。
すなわち、円錐台形状の拡散板を用いたため、空
気の流れの抵抗を与えて同量を制限するようなこ
となく、60平方センチの流出口5全体に拡散する
ことによつて吐出される風速が平均的に3m/s
以下に均一に抑えられ、かつドライヤからの熱量
を毛髪に損失なく供給することができ、はるかに
セツトの乱れを小さくした頭髪乾燥ができる。
この発明によれば、小径の流入口と大径の流出
口をもつラツパ形のノズル本体と、このノズル本
体の内部に配設されて前記流入口の側が径小で前
記流出口の側が径大となる円錐台形状の筒体で形
成しかつ周壁部に通気孔を形成した拡散手段とを
備えたため、風量損失なく風速を均一に低下で
き、セツトを乱すことなく乾燥することができる
という効果がある。
口をもつラツパ形のノズル本体と、このノズル本
体の内部に配設されて前記流入口の側が径小で前
記流出口の側が径大となる円錐台形状の筒体で形
成しかつ周壁部に通気孔を形成した拡散手段とを
備えたため、風量損失なく風速を均一に低下で
き、セツトを乱すことなく乾燥することができる
という効果がある。
第1図はこの発明の一実施例の断面図、第2図
はそのノズルの断面図、第3図は流入口の端面
図、第4図は第2図−線断面図、第5図は整
流手段の正面図、第6図および第7図は従来例の
一部切欠側面図である。 1……ノズル、3……ノズル本体、4……流入
口、5……流出口、17……拡散手段、20……
通気孔。
はそのノズルの断面図、第3図は流入口の端面
図、第4図は第2図−線断面図、第5図は整
流手段の正面図、第6図および第7図は従来例の
一部切欠側面図である。 1……ノズル、3……ノズル本体、4……流入
口、5……流出口、17……拡散手段、20……
通気孔。
Claims (1)
- 1 小径の流入口と大径の流出口をもつラツパ形
のノズル本体と、このノズル本体の内部に配設さ
れて前記流入口の側が径小で前記流出口の側が径
大となる円錐台形状の筒体で形成しかつ周壁部に
通気孔を形成した拡散手段とを備えたヘアードラ
イヤのノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481284A JPS6150507A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ヘア−ドライヤのノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17481284A JPS6150507A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ヘア−ドライヤのノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6150507A JPS6150507A (ja) | 1986-03-12 |
JPH0352281B2 true JPH0352281B2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=15985095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17481284A Granted JPS6150507A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | ヘア−ドライヤのノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6150507A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2516478B (en) | 2013-07-24 | 2016-03-16 | Dyson Technology Ltd | An attachment for a handheld appliance |
GB2534379B (en) | 2015-01-21 | 2018-05-09 | Dyson Technology Ltd | An attachment for a hand held appliance |
GB2534378B (en) | 2015-01-21 | 2018-07-25 | Dyson Technology Ltd | An attachment for a hand held appliance |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4518529Y1 (ja) * | 1967-10-26 | 1970-07-28 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP17481284A patent/JPS6150507A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4518529Y1 (ja) * | 1967-10-26 | 1970-07-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6150507A (ja) | 1986-03-12 |
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