JPH0352206A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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Publication number
JPH0352206A
JPH0352206A JP18595789A JP18595789A JPH0352206A JP H0352206 A JPH0352206 A JP H0352206A JP 18595789 A JP18595789 A JP 18595789A JP 18595789 A JP18595789 A JP 18595789A JP H0352206 A JPH0352206 A JP H0352206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
shield plate
tank
tank wall
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18595789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Ebisawa
海老沢 義人
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP18595789A priority Critical patent/JPH0352206A/ja
Publication of JPH0352206A publication Critical patent/JPH0352206A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transformer Cooling (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、SF6ガスのような絶縁性のガスを絶縁及び
冷却媒体として用いたガス絶縁変圧器に関するものであ
る。
(従来の技術) 最近、油入変圧器に代わる不燃性の変圧器として、絶縁
油の代わりに不燃性の絶縁ガス(例えばS F 6ガス
)を絶縁及び冷却媒体として用いる、いわゆるガス絶縁
変圧器が開発され、数1 0MVA程度の容量のものま
で実用化されている。しかし、絶縁媒体を絶縁油から絶
縁ガスに代えたことにより、変圧器が不燃化されるとい
う利点があるものの、絶縁ガスは、絶縁油に比べて熱容
量が小さく、冷却特性が劣るという欠点があった。
そこで、鉄心や巻線の内部に絶縁ガスを強制的に流して
、冷却特性を高める方法が用いられており、絶縁ガスを
用いた場合でも、絶縁油と同様の冷却特性が得られるよ
うに構戊されている。この様な強制対流を行うために、
鉄心や巻線へ絶縁ガスを送るための送風機が用いられ、
さらに、鉄心や巻線内のガス流速を上げるために、絶縁
ガスのタンク内入口側と出口側に差圧を設けるように、
タンク内を上下に仕切るガス仕切り板が取付けられてい
る。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の様な構成を有する従来のガス絶縁
変圧器においては、以下に述べる様な解決すべき課題が
あった。
即ち、容量あるいはインピーダンス電圧が大きい変圧器
では、巻線のもれ磁束が増加し、この様なもれ磁束が変
圧器内の金属構造物やタンク壁に鎖交すると、渦電流が
発生し局所過熱を起こす。
この様な現象は油入変圧器でも発生するが、前述した様
に、絶縁ガスの冷却特性は自然対流では絶縁油の1/1
0以下であるため、ガス絶縁変圧器では、油入変圧器に
比べ、小容量、低インピーダンス電圧でもこの問題が顕
在化する。
ところで、油入変圧器においては、タンク壁の過熱対策
として、タンク内壁面に沿ってアルミ製または銅製の電
磁シールド板をはって、磁束の集中を避けたり、ケイ素
鋼板の磁気シールドにより、タンク壁に入射する磁束量
を減らして対処しているが、ガス絶縁変圧器においても
同様の対策が必要となる。
しかしながら、絶縁ガスの冷却特性が劣ることから、上
記の様なタンク壁の過熱対策をガス絶縁変圧器に適用す
る場合には、ガス絶縁変圧器独特の工夫が必要であるば
かりでなく、変圧器自体の容量があまり大きくないこと
から、その対策も経済的なものであることが望まれる。
本発明は、以上の様な従来技術の欠点を解消するために
提案されたもので、その目的は、タンク壁の過熱を防止
し、安価で製作の容易なガス絶縁変圧器を提供すること
にある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、鉄心及び巻線を収納したタンク内に絶縁ガス
を封入し、この絶縁ガスを冷却するガス冷却器を備えた
ガス絶縁変圧器において、前記タンクの内壁面と巻線と
の間に、鉄などの磁性体から成るシールド板あるいはア
ルミ板、銅などの非磁性体から成るシールド板を配設し
、このシールド板とタンク内壁との間に絶縁ガス流路を
形戊したことを特徴とするものである。
(作用) 本発明のガス絶縁変圧器によれば、タンクの内壁面と巻
線との間に、鉄などの磁性体から成るシールド板あるい
はアルミ板、銅などの非磁性体から成る゜シールド板を
配設することにより、タンク壁にもれ磁束が鎖交するこ
とを防止でき、タンク壁の局所過熱を防止することがで
きる。
また、シールド板に生じる発熱に対しては、シールド板
とタンク壁との間にガス流路を形成することにより、シ
ールド板を冷却することができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第3図に基づいて
具体的に説明する。
■第1実施例 本実施例においては、第1図及び第2図に示した様に、
鉄心1及びこの鉄心1に巻回された巻線2とがタンク3
内に絶縁ガス4と共に収納され、また、前記タンク3内
部は、絶縁ガス4の人口側と出口側とに差圧を設け、鉄
心1及び巻線2内にガスが流れるようにするために、仕
切り板8で上下に分割されている。また、タンク3の外
部には、送風機6を介して、ガス冷却器5が接続されて
いる。ま・た、タンク壁7の内面側には、タンク壁7と
巻線2との間に、鉄板等の磁性体から成るシールド板1
0が、タンク壁から適当な間隔(例えば、6mm程度)
をあけて取付けられている。さらに、前記シールド板1
0とタンク壁7との間にもガス流路11が形成され、絶
縁ガス4を強制的に流すため、前記仕切り板8がガス流
路11の入口と出口の間の適当な位置で、シールド板1
0に取付けられている。
なお、シールド板10の配設範囲は、タンク内壁7の全
周にわたる必要はなく、第2図に示した様に、タンク壁
の温度上昇が大きくなる、巻線2に近接する部分のみで
良い。また、シールド板10は、タンク壁7に、シール
ド板取付け部材12を介して取付けられている。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁変圧器におい
ては、巻線端部より出たもれ磁束13は、第3図に示し
た様に、シールド板10を通り、巻線の反対側の端部に
戻る。この時、シールド板10がタンク壁7の内面に取
付けられているため、このシールド板10があたかもタ
ンク壁であるかの様に磁束が流れる。従って、タンク壁
にはもれ磁束が鎖交することはなく、過熱することもな
い。
一方、シールド板10にはもれ磁束が鎖交するため、シ
ールド板10内で発熱するが、シールド板10の両面は
絶縁ガスに接しており、また、タンク壁側は強制的に絶
縁ガスが流れているため、シールド板10は絶縁油を自
然循環した時と同程度の冷却効果が得られる。さらに、
このシールド板10は多少発熱しても、タンク壁の場合
とは異なり、外部の塗装を傷めたり、保守・点検の障害
となることはない。
■第2実施例 本実施例においては、第1,図に示した様に、タンク壁
7の内面側には、タンク壁7と巻線2との間に、アルミ
または銅等の非磁性体から成るシールド板20が、タン
ク壁から適当な間隔(例えば、5mm程度)をあけて取
付けられている。さらに、前記シールド板20とタンク
壁7との間にもガス流路11が形成され、絶縁ガス4を
強制的に流すため、前記仕切り板8がガス流路11の人
口と出口の間の適当な位置で、シールド板20に取付け
られている。
この様な構成を有する本実施例のガス絶縁変圧器におい
ては、シールド板20の材質をアルミまたは銅などの非
磁性体にすることにより、シールド板に電磁シールド(
シールドに磁束が鎖交しようとした場合、シールド内に
渦電流を生じ、この渦電流によって生じた磁束により侵
入磁束を打ち消してしまうもの)の働きを持たせて、タ
ンク壁7へのもれ磁束の鎖交を防止するものである。
つまり、巻線端部より出たもれ磁束21は、第4図に示
した様に、シールド板20によって押し返され、シール
ド板に侵入しようとする磁束は打ち消される。従って、
タンク壁にはもれ磁束が鎖交することはなく、過熱する
こともない。一方、シールド板20には渦電流が流れる
ため、シールド板20内で発熱するが、シールド板20
の両面は絶縁ガスに接しており、また、タンク壁7側は
強制的に絶縁ガス4が流れているため、シールド板20
は絶縁油を自然循環した時と同程度の冷却効果が得られ
る。
[発明の効果] 以上述べた様に、本発明によれば、変圧器タンクの内壁
面と巻線との間に、鉄などの磁性体から成るシールド板
あるいはアルミ板、銅などの非磁性体から成るシールド
板を配設し、このシールド板とタンク内壁との間に絶縁
ガス流路を形成するという簡単な手段によって、タンク
壁の過熱を防止し、安価で製作の容易なガス絶縁変圧器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガス絶縁変圧器の一実施例を示す断面
図、第2図は本発明に用いられるシールド板のタンク面
取付け範囲を示す平面図、第3図及び第4図は本発明に
よるシールド板を取付けた際の、もれ磁束の流れを示す
概略図である。 1・・・鉄心、2・・・巻線、3・・・タンク、4・・
・絶縁ガス、5・・・ガス冷却器、6・・・送風機、7
・・・タンク壁、8・・・仕切り板、10・・・磁性体
から成るシールド板、11・・・ガス流路、12・・・
シールド板取付け部材、13・・・もれ磁束の流れ、2
0・・・非磁性体から成るシールド板、21・・・もれ
磁束の流れ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉄心及び巻線を収納したタンク内に絶縁ガスを封
    入し、この絶縁ガスを冷却するガス冷却器を備えたガス
    絶縁変圧器において、 前記タンクの内壁面と巻線との間に、鉄などの磁性体か
    ら成るシールド板を配設し、このシールド板とタンク内
    壁との間に絶縁ガス流路を形成したことを特徴とするガ
    ス絶縁変圧器。
  2. (2)鉄心及び巻線を収納したタンク内に絶縁ガスを封
    入し、この絶縁ガスを冷却するガス冷却器を備えたガス
    絶縁変圧器において、 前記タンクの内壁面と巻線との間に、アルミ板、銅など
    の非磁性体から成るシールド板を配設し、このシールド
    板とタンク内壁との間に絶縁ガス流路を形成したことを
    特徴とするガス絶縁変圧器。
JP18595789A 1989-07-20 1989-07-20 ガス絶縁変圧器 Pending JPH0352206A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18595789A JPH0352206A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ガス絶縁変圧器

Applications Claiming Priority (1)

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JP18595789A JPH0352206A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ガス絶縁変圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0352206A true JPH0352206A (ja) 1991-03-06

Family

ID=16179837

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18595789A Pending JPH0352206A (ja) 1989-07-20 1989-07-20 ガス絶縁変圧器

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JP (1) JPH0352206A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101103996B1 (ko) * 2010-01-21 2012-01-06 한전케이피에스 주식회사 이동식 이물질 수거장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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