JPH0352024B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0352024B2
JPH0352024B2 JP61012439A JP1243986A JPH0352024B2 JP H0352024 B2 JPH0352024 B2 JP H0352024B2 JP 61012439 A JP61012439 A JP 61012439A JP 1243986 A JP1243986 A JP 1243986A JP H0352024 B2 JPH0352024 B2 JP H0352024B2
Authority
JP
Japan
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detection
flaw detection
coils
flaw
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP61012439A
Other languages
English (en)
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JPS62169045A (ja
Inventor
Tadashi Yamashita
Katsusaburo Tashiro
Kenji Watanabe
Itaru Tamura
Kenji Nishimura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP61012439A priority Critical patent/JPS62169045A/ja
Publication of JPS62169045A publication Critical patent/JPS62169045A/ja
Publication of JPH0352024B2 publication Critical patent/JPH0352024B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は管体の探傷装置に関する。
従来の技術 管体例えば鋳鉄管の欠陥を渦流探傷法で検査す
る探傷装置は、すでに特公昭59−7940号公報に記
載されている如きものが知られている。この場
合、第6図Aに示すように複数の探傷コイルaは
その端部が互いにオーバーラツプするように走査
方向イの前後に千鳥状に配置されており、それに
使用される交流周波数f1、f2を異ならしめて相互
干渉を避けている。
発明が解決しようとする問題点 上記構成によれば、複数の探傷コイルが千鳥状
に配置されることによつて、鋳鉄管の周方向の所
定幅を軸心方向に走査して一度で検査できて能率
的ではあるが、各探傷コイルの両端部分において
は第6図Bのように検出出力が低減し、総合感度
は第6図Cのように一様な感度では得られなかつ
た。例えば鋳鉄管の軸心方向に欠陥(タテキズと
いう)がある場合、探傷コイルaの管軸心方向に
沿う走査時に、該欠陥が隣接探傷コイルaの境界
部分を通過すると、探傷コイルの中央部を通過す
る時よりも感度が低下し、欠陥を見落すことがあ
る。このため相互のオーバーラツプ量を大きく取
る必要があるが、オーバーラツプ量を大きくする
のも各探傷コイルの干渉で限界があり、このため
総合感度曲線は第6図Cに示すように若干の波が
生じるのは禁じ得なかつた。同時にオーバーラツ
プ部分では同一欠陥が時間差をもつて2度信号と
して出力され、この点で余り大きなオーバーラツ
プ部分を取ることはできなかつた。探傷コイルユ
ニツトが2列に配列されるために探傷ヘツドの走
査方向の長さが長くなることも問題であつた。
本発明はかかる問題点を解決するもので、探傷
ヘツド全体にわたつてフラツトな検出特性を得る
ことのできる探傷装置を提供することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、水平
方向に巻回された駆動コイルと垂直方向に巻回さ
れた検出コイルを有するコアを、検出コイルを含
む面が走査方向と直交する横方向に平行になるよ
うにして、横方向に複数個でかつ走査方向前後に
2列に、それぞれのコアが前後で同一走査上にあ
るように配列し、前列の互いに連続する所定数の
検出コイル群と同一走査上にある後列の同数の検
出コイル群とからなるとともに隣接コイルを互い
に共有するようになした複数の探傷ユニツトによ
り探傷ヘツドを構成し、それぞれの探傷ヘツドに
対して、その前後列の検出コイル群のそれぞれの
加算検出出力の差動回路を設け、該差動回路から
探傷出力を得るようにしたものである。
作 用 上記構成により、前後列で同一走査上にある所
定数の連続する検出コイル群のそれぞれの互いに
隣接するコイルの加算検出出力の差動をとること
で、各探傷ユニツトはフラツトな特性を得ること
ができ、また各探傷ユニツトは隣接コイルを共有
することで、各探傷ユニツトの両端部における感
度の低下部分は互いに補償され、探傷ヘツド全体
にわたつてもフラツトな特性を得ることができる
ものであり、欠陥の検出精度を向上できる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図A,Bは探傷ヘツドの底面図および断
面図、第2図はコアの斜視図を示す。第1図にお
いて、1はコアであり、第2図のように水平方向
に巻回された駆動コイル2と垂直方向に巻回され
た検出コイル3を有し、走査方向イに直交する横
方向に例えば10個が走査方向イの前後に適当間隔
dあけて2列に、それぞれのコア1が前後で同一
走査上に位置するように配列されており、この時
の検出コイル3の向きはそれを含む面が上記横方
向に平行になるように配置され、駆動コイル2の
向きはそれを含む面が管体例えば鋳鉄管表面4に
ほぼ沿うように配置される。
次に検出コイルの結線方法の一例を第3図で説
明する。いま第1図のように前列の検出コイル群
を3−1〜3−10とし、後列の検出コイル群を
3−11〜3−20とし、かつ3−1と3−1
1、3−2と3−12…3−10と3−20が前
後で同一走査上に位置するものとする。検出コイ
ル3−1と3−2の出力は加算されて増幅器5に
入力され、検出コイル3−11と3−12の出力
は加算されて増幅器6に入力され、それぞれの増
幅器5,6の出力は差動増幅器7に入力され、こ
の差動増幅器7の出力に、検出コイル3−1,3
−2および3−11,3−12により構成される
第1チヤンネル探傷ユニツトの第1チヤンネル出
力CH1が得られる。また、検出コイル3−2と
3−3の出力は加算されて増幅器8に入力され、
検出コイル3−12と3−13の出力は加算され
て増幅器9に入力され、それぞれの増幅器8,9
の出力は差動増幅器10に入力され、この差動増
幅器10の出力に、検出コイル3−2,3−3お
よび3−12,3−13により構成される第2チ
ヤンネル探傷ユニツトの第2チヤンネル出力CH
2が得られる。以下同様に隣接する探傷ユニツト
は隣接コアを共有するように構成され、最後に検
出コイル3−9,3−10および3−19,3−
20によつて第9チヤンネル探傷ユニツトが構成
され、第9チヤンネル出力CH9が得られる。
いま、2個のコア1のみを前後に配置し、それ
ぞれの検出コイル3−1と3−11を電気回路的
に差動結線した場合グランドノイズが第4図のよ
うに検出コイル3−1,3−11ともに常時一定
出力で出ていると考えると、それらは互いに打ち
消し合つている。しかし鋳鉄管表面に欠陥がある
と、検出コイル3−1と3−11の検出出力は時
間的に遅れがあるため、互いに打ち消すことな
く、検出される。しかしその出力特性は第5図A
のようになり、実用上狭すぎて効率的に良くな
い。そこで上記実施例のように検出コイル3−
1,3−2と3−11,3−12で1チヤンネル
探傷ユニツトを構成した場合、前後2個の検出コ
イル3−1と3−11および3−2と3−12は
それぞれ第5図Bの破線のように出力するが、こ
の破線出力を加算することによつてコアとコアの
接点での出力を実線の位置まで持ち上げることが
でき、コアの中心間でフラツトな特性を得ること
ができる。しかも、第1および第2チヤンネル探
傷ユニツトは検出コイル3−2と3−12を共有
するので、第1および第2チヤンネル出力CH
1,CH2の両端部における出力の低下部分は互
いに補償され、探傷ヘツド全体にわたる第1〜第
9チヤンネル出力間でフラツトな特性を得ること
ができる。従つて探傷ヘツドで得られる欠陥によ
る探傷出力は一様となり、探傷精度を向上でき
る。
なお、実施例では4個の検出コイルを使用して
1チヤンネル探傷ユニツトを構成したが、6個あ
るいはそれ以上使用して構成してもよい。
発明の効果 以上本発明によれば、探傷ヘツド全体にわたつ
てフラツトな検出特性が得られ、タテキズの様な
幅の小さな欠陥の検出も容易となり探傷精度を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明の一実施例を示す探傷ヘ
ツドの底面図および断面図、第2図は探傷ヘツド
に使用するコアの斜視図、第3図は検出コイルの
結線図、第4図は検出コイルの動作を説明する
図、第5図A,Bは検出コイルを2個および4個
用いた時の出力特性図、第6図A〜Cは従来の探
傷ヘツドの配置を説明する図、各検出ヘツド出力
のミキシング図および総合感度曲線図である。 1……コア、2……駆動コイル、3,3−1〜
3−20……検出コイル、4……鋳鉄管表面、
7,8……差動増幅器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水平方向に巻回された駆動コイルと垂直方向
    に巻回された検出コイルを有するコアを、検出コ
    イルを含む面が走査方向と直交する横方向に平行
    になるようにして、該横方向に複数個でかつ走査
    方向前後に2列に、それぞれのコアが前後で同一
    走査上にあるように配列し、前列の互いに連続す
    る所定数の検出コイル群とそれと同一走査上にあ
    る後列の同数の検出コイル群とからなるとともに
    隣接コイルを互いに共有するようになした複数の
    探傷ユニツトにより探傷ヘツドを構成し、それぞ
    れの探傷ユニツトに対して、その前後列の検出コ
    イル群のそれぞれの加算検出出力の差動回路を設
    けたことを特徴とする管体探傷装置。
JP61012439A 1986-01-22 1986-01-22 管体探傷装置 Granted JPS62169045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61012439A JPS62169045A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 管体探傷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61012439A JPS62169045A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 管体探傷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62169045A JPS62169045A (ja) 1987-07-25
JPH0352024B2 true JPH0352024B2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=11805335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61012439A Granted JPS62169045A (ja) 1986-01-22 1986-01-22 管体探傷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4805631B2 (ja) * 2005-08-09 2011-11-02 旭化成株式会社 磁性体分析装置及び磁性体分析方法

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JPS62169045A (ja) 1987-07-25

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