JPH035121Y2 - - Google Patents

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JPH035121Y2
JPH035121Y2 JP1984088656U JP8865684U JPH035121Y2 JP H035121 Y2 JPH035121 Y2 JP H035121Y2 JP 1984088656 U JP1984088656 U JP 1984088656U JP 8865684 U JP8865684 U JP 8865684U JP H035121 Y2 JPH035121 Y2 JP H035121Y2
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JP
Japan
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jaw
valve
rear end
tip
piston
Prior art date
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JP1984088656U
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JPS613703U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はタイヤホイールにバルブを取付ける工
具に関する。
従来の技術 実開昭49−103105号公報は、バルブ先端側の首
部に係合する1対のジヨーと、このジヨーを引き
込み、ジヨーが把んだバルブを引き出す動力式駆
動手段(例えば、ピストン・シリンダ装置のピス
トン)と、該駆動手段の消勢時前記ジヨーを前方
へ移動するように付勢して該ジヨーを開くように
する付勢手段とから成るバルブ取付工具を開示し
ている。この工具は、バルブを取付けるのに便利
なものである。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、この工具は、バルブ首部の突出
量が少ない場合に不利がある。例えば、ホイール
のバルブ取付部分の肉厚が厚くてバルブの突出量
が少なくなつたとき、ジヨーの先端が首部を十分
に把まずに引き込められることがあり、このため
ジヨーが首部ではなくそれより先端のキヤツプを
把んでしまう。この状態でジヨーを更に引き込め
ると、バルブはホイールへ十分に取付けられくな
り、またキヤツプを破損させてしまう。
従つて、本考案の目的はバルブの突出量が少な
くてもその首部を確実に把持しキヤツプを破損す
ることなく安定した取付けを得ることのできるバ
ルブ取付工具を提供するにある。
問題点を解決するための手段及び作用 かかる目的を達成するため、本考案によるバル
ブ取付工具は、駆動手段がピストンであり、その
ピストンロツドの先端側には所定長の小径部と先
端の大径部が設けられ、ジヨーの後端には前記小
径部上をスライドするが大径部に係合する内方突
出部が設けられて、ピストンロツド先端がジヨー
の後端に遊び連結されており、ジヨーの後端面に
は該ジヨーを前方に付勢するコイルばねが縮設さ
れ、ジヨー後端にはジヨーを包囲するハウジング
の内部に形成された肩に係合する外方突出部が設
けられて、コイルばねの付勢力によりジヨーは肩
を支点として先端が開いており、ピストンロツド
が所定長引込まれた後、ジヨーが引込まれること
を特徴としている。かかる特徴によりピストンが
ジヨーを引き込もうとするとき、ジヨーが完全に
首部に係合した後ジヨーが引き込まれるので、キ
ヤツプを把持することがなくなり、取付不良やキ
ヤツプの破損がなくなる。
実施例 以下本考案の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。第1図において、バルブ取付工具1
の先端部分が示され、工具1は、筒状の本体ハウ
ジング2中に設けられた動力式駆動手段としての
ピストン3と、このピストン3から前方に延び
る、該ピストンに固着されたピストンロツド4
と、本体ハウジング2に取付けられた筒状のノー
ズハウジング5と、このノーズハウジング5中に
配置された1対のジヨー6,6と、ピストンロツ
ド4とジヨー6,6の後端との間に設けられジヨ
ー6,6を前方に付勢するコイルばね7とから成
る。
ピストン3が引き込まれない状態すなわち消勢
状態にあるとき、ピストン3は第1図の位置にあ
りばね7はジヨー6,6の後端を前方へ付勢して
いる。この付勢により、ジヨー後端の突出部8が
ノーズハウジング5の肩9に当たりジヨー6,6
の先端の爪10を開くことができるように付勢す
る。すなわち、ジヨー6の先端は爪10の反対側
に突起11が形成され、またノーズピース5の先
端には大径の孔12が形成されているので、突起
11が孔12に入り、爪10,10が外方へ開く
ことができる。
ピストンロツド4はジヨー6,6の後端に対し
て遊び連結されている。この連結は、ピストンロ
ツド4の前方に大径部14を形成し、この大径部
14と根元部分との間の小径部15にジヨー後端
の内方突出部16をスライドさせることにより実
施される。なお、ロツド4の大径部14より前方
にバルブキヤツプを受ける面を形成したストツパ
17を形成するのが好ましい。ロツド4の大径部
14に対応するジヨー6,6の後端内面には大径
部14を受入れる溝18が形成されており、その
他の部分は大径部14よりやや小径に形成されて
いる。従つて、このピストンの消勢時において、
ロツド4の大径部14がジヨー6,6の溝18よ
りやや前方に位置し、ジヨーの小径部の肩が大径
部14に当たり、ジヨーの爪10を外方へ開かせ
る。
ノーズハウジング5の後端には雄ねじ19が形
成され、また本体ハウジング2の前端には該ねじ
17に螺合する雌ねじ20が形成されている。従
つてピストン3の消勢時のジヨー6,6の先端の
突き出し量をねじ込み深さの調節により調整でき
る。なお、21はロツクナツトであり調整後その
位置を固定するものである。雄ねじと雌ねじとは
ノーズハウジング5と本体ハウジング2のいずれ
に設けられてもよい。
次に本考案によるバルブ取付工具を用いてタイ
ヤホイールにバルブを取り付ける操作について説
明する。第2図に示すようにタイヤホイール24
のバルブ取付孔に、バルブ25をタイヤ取付側
(裏面)からバルブ先端を表面に向けて手等であ
る程度押し込み、そのバルブ25の首部26を表
面に出しその首部を工具のジヨーに把持して矢印
方向に引き出すことでバルブ25はタイヤホイー
ル24に取付けられる。
第1図において、ピストン3を消勢した状態で
ジヨー6,6の爪10,10がバルブ25の首部
26を把持する位置に工具を配置する。次に、ピ
ストン3を付勢してピストンロツド4を引き込め
る(右側へ移動させる)と、ロツド4の大径部1
4がジヨー6,6の内溝18に入りジヨー6の爪
10が、バルブ首部26に係のする。この様子を
第3図に示す。前述のように、ロツド4とジヨー
6,6とは遊び連結されているため、ロツドが引
き込められてもジヨー6,6はばね7により付勢
されていて、その位置は変わらない。すなわち、
最初の位置決めを正確に行えば、ジヨー6は引き
込むことなく閉じるのでバルブ首部26を把持
し、キヤツプ27を把む事故はなくなる。
その後、更にピストン3を引き込むとピストン
ロツド4とともにジヨー6,6が引き込められ、
首部26で把持されたバルブ25の大径部28が
タイヤホイール24の裏面から引き出され、ホイ
ール24に取付けられる。この様子が第4図に示
されている。
なお、工具をバルブから取外すには、ピストン
ロツドを前方に移動させ、ジヨー6,6を前方に
移動させた後、更にロツドを前方に移動させて開
かせればよい。
考案の効果 本考案によるば、ピストンロツドの先端側には
所定長の小径部と先端の大径部が設けられ、ジヨ
ーの後端には小径部上をスライドするが大径部に
係合する内方突出部が設けられて、ピストンロツ
ド先端がジヨーの後端に遊び連結されており、ジ
ヨーの後面にはジヨーを前方に付勢するコイルば
ねが縮設され、ジヨー後端にはジヨーハウジング
の内部に形成された肩に係合する外方突出部が設
けられて、コイルばねの付勢力によりジヨーは肩
を支点として先端が開いており、ジヨーの位置を
移動させないで閉じることができるので、引き込
み動作時において、バルブのキヤツプを把持する
事がなくなり、このため不良取付けやキヤツプを
破損する事故もなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、非作動状態にあるバルブ取付工具の
主要部の断面図、第2図はタイヤホイールとバル
ブとの関係を示す部分断面図、第3図はピストン
ロツドが移動してジヨーが閉じた様子を示す、第
1図と同様な断面図、第4図はジヨーも移動して
バルブをホイールへ取付けた状態を示す、第1図
と同様な断面図である。 1……バルブ取付工具、2……本体ハウジン
グ、3……ピストン、4……ピストンロツド、5
……ノーズハウジング、6…ジヨー、7……ば
ね、10……爪、14……大径部、17……スト
ツパ、19,20……ねじ、21……ロツクナツ
ト、24……タイヤホール、25……バルブ、2
6……首部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) タイヤホイールにバルブを取付けるため、バ
    ルブ先端側の首部に係合する1対のジヨーと、
    ジヨーを包囲するハウジングと、前記ジヨーを
    引込み、ジヨーが把持したバルブ先端を前記ホ
    イールから引出してバルブの根元をホイールに
    固着させる駆動手段と、該駆動手段の消勢時ジ
    ヨーを前方へ付勢してジヨーを開かせる付勢手
    段とから成るバルブ取付け工具において、前記
    駆動手段がピストンであり、そのピストンロツ
    ドの先端側には所定長の小径部と先端の大径部
    が設けられ、ジヨーの後端には前記小径部上を
    スライドするが大径部に係合する内方突出部が
    設けられて、ピストンロツド先端がジヨーの後
    端に遊び連結されており、ジヨーの後端面と該
    面に対向するピストン面との間にはジヨー後端
    を前方に付勢するコイルばねが縮設され、ジヨ
    ー後端には前記ハウジングの内部に形成された
    肩に係合する外方突出部が設けられて、前記ピ
    ストンの消勢時には前記コイルばねの付勢力に
    よりジヨーは前記肩を支点として先端が開いて
    おり、ピストンロツドが所定長引込まれた後、
    ジヨーが引込まれることを特徴とするバルブ取
    付け工具。 (2) ジヨーを包囲するノーズハウジングの後端に
    雄ねじまたは雌ねじが形成され、本体ハウジン
    グの先端に前記ねじに螺合する雌ねじまたは雄
    ねじが形成され、ピストン消勢時のジヨーの突
    出量を調節できるように構成したことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載のバル
    ブ取付け工具。
JP8865684U 1984-06-14 1984-06-14 タイヤホイ−ルのバルブ取付工具 Granted JPS613703U (ja)

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JP8865684U JPS613703U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 タイヤホイ−ルのバルブ取付工具

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JP8865684U JPS613703U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 タイヤホイ−ルのバルブ取付工具

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JPS613703U JPS613703U (ja) 1986-01-10
JPH035121Y2 true JPH035121Y2 (ja) 1991-02-08

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JP8865684U Granted JPS613703U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 タイヤホイ−ルのバルブ取付工具

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