JPH0351087Y2 - - Google Patents

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JPH0351087Y2
JPH0351087Y2 JP2351187U JP2351187U JPH0351087Y2 JP H0351087 Y2 JPH0351087 Y2 JP H0351087Y2 JP 2351187 U JP2351187 U JP 2351187U JP 2351187 U JP2351187 U JP 2351187U JP H0351087 Y2 JPH0351087 Y2 JP H0351087Y2
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JP
Japan
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chain
hollow pin
storage device
machining center
tool storage
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JP2351187U
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JPS63131337U (ja
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  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、マシニングセンタに使用する、多数
の工具を着脱自在に挿着するマシニングセンタの
工具収納装置用チエンに係るものであり、とくに
その改良に関する。
[従来の技術] 従来よりマシニングセンタの工具収納装置用チ
エンは、第6図に示すように、リンクプレートを
延伸させて、このリンクプレートのチエンのピツ
チラインより上方にツールポツトを配設したも
の、第7図のように、リンクプレートを延伸させ
て、チエンのピツチライン上で、リンクプレート
のピンとピンの中間位置にツールポツトを配設し
たもの、或いは第8図のようにホローピンにツー
ルポツトを内蔵し、従つてチエンピツチライン上
にツールポツトが配設されているものが使用され
ている。
上記の各々のチエンは、駆動スプロケツトによ
つて駆動され、又ツールポツトには工具を嵌着し
て回動するが、工具の重量によつてチエンがタレ
下がるのを防止するために、チエンは所定のガイ
ドレールの上を回動するようにしてある。
上記した三つのタイプのチエンは、各々長所短
所はあるが、最近においては、構造の簡易さ、耐
久性の点で優れている、ホローピンにツールポツ
トを内蔵したチエンが多用されている。
(特開昭57−127642、特開昭59−1953271、特開
昭60−214215) [考案が解決しようとする問題点] ホローピンにツールポツトを内蔵したチエンに
は、構造が簡易で、部品数が少なく、耐久性に優
れているという長所があるが、また次のような欠
点もある。即ち、 イ ホローピンが回転しないため、ガイドレール
と滑動し、それがためチエンの走行抵抗が大き
くなつて振動したり、又ホローピン、ガイドレ
ールの摩耗がすみやかに進行した。
ロ チエンの屈曲部においては、力の加わる方向
が滑動面と垂直に近くなるために、特に摩擦抵
抗が大きくなり、これを避けるために、屈曲部
にはスブロケツトを配設せざるをえなかつた。
本考案は、上記の欠点を解消して、より構造の
簡易なマシニングセンタの工具収納装置を実現
し、より耐久性の優れたマシニングセンタの工具
収納装置用チエンを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、リンクプレートを連結するホローピ
ンに工具を収納するツールポツトを内蔵したマシ
ニングセンタの工具収納装置用チエンの、ホロー
ピンの外周に回転自在のローラ又はコロガリ軸受
又はスベリ軸受を嵌装し、該ローラ又はコロガリ
軸受又はスベリ軸受を、ホローピンとスプロケツ
トの歯とが直接当接するような間隙ができるよう
に配設したことを特徴とするものである。
上記の構成によれば、ローラ等の回転体がガイ
ドレールの上を転がつていくため、チエンの走行
抵抗が小さくなり、又それによつて生じる振動も
防止でき、ガイドレールの摩耗は大幅に減少す
る。そして、チエンの屈曲部においても摩擦抵抗
が大幅に減少して、従来必要とされた屈曲用スプ
ロケツトの替りに、曲率を持つたガイドレールを
配設するのみで良く、工具収納装置の構造の簡易
化を図ることができる。
[実施例] 本考案の実施例を図面で説明する。
第1図は本考案のチエンの正面図、第2図は第
1図のA−A矢視図、第3図は第2図のローラを
コロガリ軸受としたもの、第4図は第2図のロー
ラをスベリ軸受としたもの、第5図は本考案のチ
エンを使用したマシニングセンタの工具収納装置
の一実施例である。
図中1はリンクプレート、2はホローピン、3
はホローピン2と同軸に形成したツールポツト、
4はホローピン2の外周に嵌装したローラ、5は
おなじくコロガリ軸受、6はおなじくスベリ軸受
である。そして前記ローラ4、コロガリ軸受5、
スベリ軸受6は本実施例では2個を各々両側のリ
ンクプレート側に偏在させて、2個のローラ等の
中間部に間隙を作つて、ホローピンの外周を露出
させる。
又7は駆動スプロケツト、8は水平部ガイドレ
ール、9は屈曲部ガイドレールであつて、駆動ス
プロケツト7の歯が前記2個のローラ等の間隙に
臨むようにチエンを配設する。
チエンが水平部ガイドレール上を走行するとき
は、ローラ等がガイドレール上を転がるために、
走行抵抗は非常に小さく、チエンの駆動動力を低
減することができ、又ガイドレールの摩耗を大幅
に低減することができた。
そしてチエン屈曲部においても、摩擦抵抗が非
常に小さくなつたために、従来の屈曲スプロケツ
トを、曲率をもつたガイドレールに替えても、チ
エンは支障なく走行することができた。
又駆動スプロケツトの歯をホローピンに直接当
接させたので、駆動スプロケツトの駆動力がロー
ラ等に加わらず、ローラ等の早期破壊を防止する
ことができた。
[考案の効果] 従来のホローピンにツールポツトを内蔵したマ
シニングセンタの工具収納装置用チエンでは、チ
エンが走行するとき、滑り摩擦でおおきな走行抵
抗が生じ、又部品の摩耗もすみやかであつたが、
本考案により、部品の摩耗を防止でき、又チエン
の走行抵抗が減少し、屈曲部スプロケツトが不要
になつたため、工具収納装置の簡易化、小形化、
長寿命化を図ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチエンの正面図、第2図は第
1図のA−A矢視図、第3図、第4図は他の実施
例の断面図、第5図は本考案のチエンを使用した
実施例第6図、第7図、第8図は従来のチエンを
示す。 1……リンクプレート、2……ホローピン、3
……ツールポツト、4……ローラ、5……コロガ
リ軸受、6……スベリ軸受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 リンクプレートを連結するホローピンに工具
    収納するツールポツトを内蔵し、ホローピンに
    駆動用スプロケツトの歯を当接させて移動させ
    るマシニングセンタの工具収納装置用チエンに
    おいて、 ホローピンの外周に回転自在のローラを嵌装
    したことを特徴とするマシニングセンタの工具
    収納装置用チエン。 2 回転自在のローラはコロガリ軸受であること
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項の
    マシニングセンタの工具収納装置用チエン。 3 回転自在のローラがスベリ軸受であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項のマ
    シニングセンタの工具収納装置用チエン。 4 ローラ又はコロガリ軸受又はスベリ軸受を一
    つのホローピンに複数個嵌装し、且つホローピ
    ンとスプロケツトの歯とが直接当接するような
    間隙ができるように、複数個のローラ又はコロ
    ガリ軸受又はスベリ軸受を配設したことを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項又は第3項のマシニングセンタの工具収納装
    置用チエン。
JP2351187U 1987-02-19 1987-02-19 Expired JPH0351087Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2351187U JPH0351087Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JP2351187U JPH0351087Y2 (ja) 1987-02-19 1987-02-19

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JPS63131337U JPS63131337U (ja) 1988-08-26
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JPS63131337U (ja) 1988-08-26

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