JPH0351014A - 飲料抽出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、例えばコーヒー、紅茶の原料に湯を注湯し飲
料として供する飲料抽出装置に関する。

（従来技術） この種の飲料抽出装置は、例えば、実開昭６０−１１３
７４０号公報に示されるように、着脱自在の抽出器内部
にコーヒー粉末を入れて給湯口の下に保持し、この抽出
器内に注湯してコーヒー液な得るようにしている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような飲料抽出装置にあっては、抽
出器内部に入れられたコーヒー粉末は、−回の注湯でコ
ーヒー粉末を交換するように義務付けされていないため
、このコーヒー粉末を交換されない丈ま放置され、２回
目を抽出した場合風味の損なわれたコーヒーを抽出して
しまい、常に新鮮で美味しいコーヒー液を得ることがで
きない欠点があった。

ところで、最近コンビニエンスストアーのカウンターサ
ービスでコーヒーバックを利用したカップ−杯の抽出で
新鮮なレギュラーコーヒーを利用者に提供するようなこ
とが行われるようになってきた。

本発明は、このように利用者に常に新鮮なレギュラーコ
ーヒーを確実に提供することができる飲料抽出装置を目
的とするものである。

［発明の構成］ （！Ｉ題を解決するための手段） 本発明は、このような課題を解決するために、給湯器と
、この給湯器から供給される湯を電磁弁を介してバスケ
ット内の飲料原料に注湯し、飲料液を得る飲料抽出装置
において、前記電磁弁を所定時間解放しカップ一杯分の
湯をバスケット内に注湯するタイマーと、このタイマー
を始動させる抽出スイッチと、この抽出スイッチの投入
により自己保持されタイマーの通電状態を保持する自己
保持回路を構成する電磁リレーと、この電磁リレーの電
源への接・断を切替えるセットスイッチとを備え、前記
バスケットの飲料抽出装置への装着時に前記セットスイ
ッチを閉成し、前記電磁リレーを付勢待機状態にし、前
記抽出スイッチの投入により自己保持回路を作動させ前
記タイマーをセット状態にするとともに、バスケットの
取外し時にセットスイッチを開放して電磁リレーの付勢
を解き前記自己保持回路を解除して前記タイマーをリセ
ット状態にするようにしたものである。

（作用） バスケットに飲料原料を入れ飲料抽出装置へ装着し、セ
ットスイッチを閉成して自己保持回路を構成する電磁リ
レーを付勢待機状態にする。ついで、抽出スイッチを投
入し電磁リレーを付勢して自己保持回路によりタイマー
を始動させ電磁弁を所定時間解放して給湯器からカップ
一杯分の湯をバスケット内の飲料原料に注湯し、飲料液
をカップに抽出する。この時タイマーはタイムアツプ状
態になる。

つぎに、バスケットを飲料抽出装置から取外し飲料原料
を新しいものと交換する。その際セットスイッチが解放
し電磁リレーの付勢を解き前記自己保持回路を解除し、
前記タイマーをリセット状態にしてつぎの抽出に備える
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

まず、第１図及び第４図により飲料抽出装置の構造を説
明する。１は本体ケースで、この本体ケース１内の上部
には給湯器２が設けられている。

この給湯器２は水タンク３と、この水タンク３内の下部
に設けられた発熱体Ｈと上部に設けられたタンク蓋４か
ら構成されている。５は給湯管で前記水タンク３内の発
熱体Ｈより若干上部に給湯口を有して空なきを防止する
ようにするとともに、下端を電磁弁６に接続している。

７はバスケットで前記電磁弁６の下方に着脱自在に設け
られ、前方に引出し用の取っ手８と下方に抽出口９を有
している。１０はセットスイッチで前記バスケット７の
着脱動作に連動して開田するものである。１１は前記バ
スケット７の抽出口９の下方に設けられたむらし装置で
、このむらし装置１１は、通過孔１２を有する上板１３
と、抽湯口１４を有する下板１５と、これら上板１３と
下板１５との間に摺動自在に設けられ通過穴１６を有す
る薄板状の仕切板１７と、この仕切板１７を連結して仕
切板１７を水平移動させるソレノイド１８と、上板１３
と下板１５との間に設けられた戻しバネ１９とから構成
されている。

したがって、このむらし装置によれば、薄板状の仕切板
１７をソレノイド１８で水平方向に摺動自在に設けたの
で、むらし装置の上下方向の厚みを薄くでき、この結果
タンク３のへ・ソドを高くとれるため、１杯目と１０杯
口のヘッド差によるドリップ量のバラツキを少なくでき
る。

２０は前記抽湯口１４の下方に載置されたカップ、２１
はカップ２０の下方に設けられた水受皿である。なお、
２２は溢水管、２３は水抜管、２４は溢水管２２．水抜
管２３等から排出される水を収納するダストケースであ
る。

つぎに、電気回路について第２図により説明する。２５
は交流電源で、この交流電源２５には電源スィッチ２６
と、電源ランプ２７と、抵抗Ｒ１と、過熱防止サーモ２
８との直列回路が形成されている。そして、この電源ラ
ンプ２７と、抵抗Ｒ１との直列回路に並列に、フロート
スイッチ２９と、水量不足ランプ３０と、抵抗Ｒ２との
直列回路と、沸上げサーモ３１と、前記した発熱体■と
の直列回路と、適温サーモ３２と適温ランプ３３と抵抗
Ｒ３との直列回路とが夫々接続されている。

３４は抽出スイッチで前記の電源スィッチ２６の出力側
と直列に接続され、この抽出スイッチ３４に、第１のタ
イマー３５と、手動切替え式の第１のリンススイッチ３
６及び抽出側接点３６ａと直列接続された第２のタイマ
ー３７と、第３のタイマー３８との並列回路が直列に接
続され交流電源２５との間に接続されている。３９は自
己保持回路で前記抽出スイッチ３４と並列接続された自
己保持スイッチ４０と直列に接続された電磁リレー４１
とから構成され、この自己保持回路３９と直列に前記し
たセットスイッチ１０が接続され交流電源２５との間に
接続されている。また、抽出スイッチ３４の出力側と交
流電源２５との間には前記した電磁弁６と直列接続され
前記第１のリンススイッチ３６と連動動作する第２のリ
ンススイ・ｔチ４２の抽出側接点４２ａと、前記した第
１のタイマー３５の始動により閉成しタイムアツプによ
り開放する第１の常閉接点４３と並列に接続され、前記
した第３のタイマー３８の始動により閏成しタイムアツ
プにより開放する第２の常閉接点４４と、第２のタイマ
ー３７の始動時開放しタイムアツプにより閉成する第１
の常開接点４５との直列回路と、同じく抽出スイッチ３
４の出力側と交流電源２５との間に抽出ランプ４６と直
列接続された抵抗Ｒ４との直列回路に直列接続され、第
３のタイマー３８の始動により閏成しタイムアツプによ
り開放する第３の常閉接点４７及び、第２のタイマー３
７の始動時開放しタイムアツプにより閉成する第２の常
開接点４８との直列回路と、同じく抽出スイッチ３４の
出力側と交流電源２５との間に前記したソレノイド１８
と並列接続されたむらしランプ４９と直列接続された抵
抗Ｒ５との並列回路に、第２のタイマー３８の始動によ
り閏成しタイムアツプにより開放する第４の常閉接点５
０との直列回路が夫々接続されている。また、前記した
第２のタイマー３７にリンスランプ５１と直列に接続さ
れた抵抗Ｒ６及び、電磁リレー４１の付勢により開放す
る第５の常閉接点５２が並列に接続されている。また、
第１のリンススイッチ３６のリンス側接点３６ｂと、第
２のタイマー３８の始動により閉成しタイムアツプによ
り開放する第６の常閉接点５３を介して第２のリンスス
イッチ４２のリンス側接点４２ｂとが前記電源スィッチ
２６の出力側に夫々接続されている。

つぎに、カップ一杯分のコーヒー液を抽出する場合の動
作について説明する。

ｉｆ、バスケット７にコーヒーバックＣを収納し、本体
ケー・ス１４丙の上板１３上にバスケット７をスライド
させセットしセットスイッチ１０を開成する。なお、第
１のリンススイッチ３６及び、第２のリンススイッチ４
２は夫々抽出側接点３６ａ、４２ａ側にあるものとする
。そして、電源スィッチ２６を投入すると電源ランプ２
７が点灯するとともに、発熱体■（に通電される。そし
て、水タンク３内の水Ｗが適温までに上昇すると適温サ
ーモ３２が働き適温ランプ３３が点灯し抽出可能状態を
表示する。つぎに、この状態がら抽出スイッチ３４を投
入すると、第１の常開接点４３及び第２のリンススイッ
チ４２の抽出側接点４２ａを通じて電磁弁６に通電され
電磁弁６が開き、給湯管５を通って水タンク３内の湯が
バスケット７内のコーヒーバックＣに、第１のタイマー
３５がタイムアツプするまでの約５秒同性がれカップ一
杯分の約１／３が注湯される。この際同時に第４の常開
接点５０を通じてソレノイド１８が通電され、第４図に
示されるように仕切板１７が図中右側に移動しむらし装
置１１の通過孔１２を開基し、コーヒーバックＣは適度
にむらされる。また、むらしランプ４９が点灯し、むら
し状態を表示する。

さらに、抽出スイッチ３４の投入も同時に、第１のタイ
マー３５、第２のタイマー３７及び、第３のタイマー３
８に通電され各タイマー３５．３７．３８が夫々動作を
開始する。一方、電磁リレー４１にも通電されこの電磁
リレー４１の付勢により自己保持スイッチ４０が開成さ
れる。そして、抽出スイッチ３４の投入を解除すると、
その後はこの自己保持スイッチ４０を通じて各タイマー
３５．３７．３８の通電状悪が夫々持続される。そして
、抽出スイッチ１０の投入から約１０秒間経過すると第
２のタイマー３７がタイムアツプし、第４の常開接点５
０が開放し、ソレノイド１８が断電して第５図に示すよ
うに仕切板１７が図中左側に移動し仕切板１７の通過穴
１６をむらし装置１１の通過孔１２に対向させて開放し
、むらしランプ４つを消灯させてむらしが完了する。そ
して、この第２のタイマー３７のタイムアツプによりソ
レノイド１８の断電と同時に第１の常開接点４５が■成
し、第２の常閉接点４４及び第２のリンススイッチ４２
の抽出側接点４２ａを介して電磁弁６に再び通電し電磁
弁６を解放させて、第２のタイマー３７のタイムアツプ
から第３のタイマー３８がタイムアツプするまでの約２
５秒間コーヒーバックＣに残りの湯約２／３が注がれカ
ップ一杯分のコーヒー液がカップ２０に抽出される。一
方、第３のタイマー３８がタイムアツプするまでの間は
、抽出ランプ４６が第２の常開接点４８及び第３の常開
接点４７を介して点灯し抽出状態を表示する。

そして、第３のタイマー３８のタイムアツプにより、第
２の常閉接点４４を開放して電磁弁６を閘室する。また
、第３の常開接点４７が開放して抽出ランプ４６が消灯
する。そして、バスケット７を取外しセ・クトスイッチ
１０を開放して電磁リレー４１の付勢を解き自己保持ス
イッチ４０を開放しない限りは、各タイマー３５．３７
及び３８がタイムアツプ状態なっており、抽出スイッチ
３４を投入しても各タイマー３５．３７及び３８が動作
せず、コーヒー液を抽出することができない。

すなわち、バスケット７を取外しセットスイッチ１０を
開放することにより各タイマー３５．３７及び３８が初
期状態にリセットされるもので、このバスケット７の取
外しを義務付けることにより、新しいコーヒーバックの
交−換が行なわれることになり、常に新鮮で美味しいコ
ーヒー液を利用者に提供できるものである。

つぎに、バスケット１０及び、むらし装置１１等を洗浄
するリンス装置について説明する。

まず、第１のリンススイッチ３６及び、第２のリンスス
イッチ４２をリンス側接点３６ｂ及びリンス側接点４２
ｂに夫々切替える。そして、電源スィッチ２６を投入す
ると、むらし装置１１は第５図の状態になっており、第
２のタイマー３７が動作するとともにリンスランプ５１
が点灯し、リンス状態を表示し、かつ第６の常ｍ接点５
３′及び第２のリンススイッチ４２を介して電磁弁６に
通電され、電磁弁６が開放してタンク３内の湯をバスケ
ット１０及び、むらし装置１１に流し込みバスケット１
０及び、むらし装置１１に付着したコーヒーかす等を荒
い流し洗浄する。そして、第２のタイマー３７のタイム
アツプにより第６の常開接点５３を開放して電磁弁６を
開基し洗浄が完了する。なお、洗浄時間を、むらし時間
を設定する第２のタイマー３７で兼用するものであり、
別個のタイマーを不要とするものである。

なお、本発明は飲料原料をコーヒーバック形式で説明し
たがコーヒー豆そのものを直接使用してもよい。

［発明の効果コ 本発明によれば、バスケットを取外さない限りは、タイ
マーは初期化されず、抽出スイッチを投入してもコーヒ
ー等の飲料液が抽出されないようにしたため、バスケッ
トを取外しにより新しいコーヒーバック等の交換が義務
付けされ、常に新鮮で美味しいコーヒー等の飲料液を利
用者に提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を示す飲料抽出装
置を示し、第１図はその縦断面図、第２図は電気回路図
、第３図はタイムチャート図、第４図はむらし装置の縦
断面図、第５図はむらし装置の動作説明図である。 ２・・・給湯器、２・・・電磁弁、７・・・パスゲット
。 １０・・・セットスイッチ、３４・・・抽出スイッチ３
８・・・タイマー、３９・・・自己渫持回路４１・・・
電磁リレー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給湯器と、この給湯器から供給される湯を電磁弁を介し
   てバスケット内の飲料原料に注湯し、飲料液を得る飲料
   抽出装置において、前記電磁弁を所定時間解放しカップ
   一杯分の湯をバスケット内に注湯するタイマーと、この
   タイマーを始動させる抽出スイッチと、この抽出スイッ
   チの投入により自己保持されタイマーの通電状態を保持
   する自己保持回路を構成する電磁リレーと、この電磁リ
   レーの電源への接・断を切替えるセットスイッチとを備
   え、前記バスケットの飲料抽出装置への装着時に前記セ
   ットスイッチを閉成し、前記電磁リレーを付勢待機状態
   にし、前記抽出スイッチの投入により自己保持回路を作
   動させ前記タイマーをセット状態にするとともに、バス
   ケットの取外し時にセットスイッチを開放して電磁リレ
   ーの付勢を解き、前記自己保持回路を解除して前記タイ
   マーをリセット状態にするようにしたことを特徴とする
   飲料抽出装置。