JPH0350628B2 - - Google Patents
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- JPH0350628B2 JPH0350628B2 JP61009304A JP930486A JPH0350628B2 JP H0350628 B2 JPH0350628 B2 JP H0350628B2 JP 61009304 A JP61009304 A JP 61009304A JP 930486 A JP930486 A JP 930486A JP H0350628 B2 JPH0350628 B2 JP H0350628B2
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- welding
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 12
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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- Resistance Welding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は溶接装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕
電気抵抗溶接において、複数対の電気棒により
被溶接体であるワークに同時に複数箇所の溶接を
行う従来の溶接装置では、溶接毎に、ワークを、
対をなす電極棒間にセツトして溶接せねばなら
ず、作業時間が長くなると共に、作業者がその溶
接装置のプレス機近傍で作業せねばならず危険を
伴つていた。
被溶接体であるワークに同時に複数箇所の溶接を
行う従来の溶接装置では、溶接毎に、ワークを、
対をなす電極棒間にセツトして溶接せねばなら
ず、作業時間が長くなると共に、作業者がその溶
接装置のプレス機近傍で作業せねばならず危険を
伴つていた。
本発明は従来のこのような問題点を解決して、
作業時間を短縮でき、しかも、安全性にも優れた
溶接装置を提供することを目的とする。
作業時間を短縮でき、しかも、安全性にも優れた
溶接装置を提供することを目的とする。
本発明の溶接装置は、複数本の下電極棒を有す
る下電極棒ユニツトを、ターンテーブル上に少な
くとも2個取付け、該ターンテーブルの回転によ
り、下電極棒ユニツト上のワークを溶接位置に供
給して該ワークに溶接を行う溶接装置に於て;保
持ブロツクを上下動自在に溶接機本体に取付ける
と共に、複数本の上下動自在な上電極棒を有する
上電極棒ユニツトを、該保持ブロツクに付設し、
かつ、上記上電極棒に冷却水が供給される上方開
口状の盲孔を設けると共に、上記上電極棒ユニツ
トの取付ブロツクに、該盲孔からの冷却水が供給
されている所定圧に保持される圧力室を設けて、
冷却水を上電極棒の盲孔内に供給しつつ、圧力室
からの所定圧にて各上電極棒を下方へ押圧して各
上電極棒のワークへの押圧力を均等とする冷却水
循環機構を形成したものである。
る下電極棒ユニツトを、ターンテーブル上に少な
くとも2個取付け、該ターンテーブルの回転によ
り、下電極棒ユニツト上のワークを溶接位置に供
給して該ワークに溶接を行う溶接装置に於て;保
持ブロツクを上下動自在に溶接機本体に取付ける
と共に、複数本の上下動自在な上電極棒を有する
上電極棒ユニツトを、該保持ブロツクに付設し、
かつ、上記上電極棒に冷却水が供給される上方開
口状の盲孔を設けると共に、上記上電極棒ユニツ
トの取付ブロツクに、該盲孔からの冷却水が供給
されている所定圧に保持される圧力室を設けて、
冷却水を上電極棒の盲孔内に供給しつつ、圧力室
からの所定圧にて各上電極棒を下方へ押圧して各
上電極棒のワークへの押圧力を均等とする冷却水
循環機構を形成したものである。
ターンテーブルを回転させて、一の下電極棒ユ
ニツト上のワークを溶接位置に供給し、その状態
で、上保持ブロツクを下降させて各上電極棒をワ
ークに当接乃至近接状とすると共に、上電極棒の
盲孔に冷却水を供給して圧力室を所定圧に保持さ
せ、その後、保持ブロツクを僅かに下降させて上
下の電極棒にてワークを挾持させ、上下の電極棒
に電流を流せば、該ワークは溶接される。従つ
て、保持ブロツクの上電極棒と、一の電極棒ユニ
ツトの下電極棒とで一のワークを溶接している間
に、他の下電極棒ユニツトに他のワークをセツト
することができ、一つのワークの溶接が終了後、
ターンテーブルを回転させれば、他のワークを溶
接位置に供給することができ、しかも、溶接が終
了した一のワークを溶接位置から離間させること
ができる。
ニツト上のワークを溶接位置に供給し、その状態
で、上保持ブロツクを下降させて各上電極棒をワ
ークに当接乃至近接状とすると共に、上電極棒の
盲孔に冷却水を供給して圧力室を所定圧に保持さ
せ、その後、保持ブロツクを僅かに下降させて上
下の電極棒にてワークを挾持させ、上下の電極棒
に電流を流せば、該ワークは溶接される。従つ
て、保持ブロツクの上電極棒と、一の電極棒ユニ
ツトの下電極棒とで一のワークを溶接している間
に、他の下電極棒ユニツトに他のワークをセツト
することができ、一つのワークの溶接が終了後、
ターンテーブルを回転させれば、他のワークを溶
接位置に供給することができ、しかも、溶接が終
了した一のワークを溶接位置から離間させること
ができる。
また、この場合、各上電極棒のワークへの押圧
力は均等であり、上電極棒が摩滅等により長さ寸
法が相違していても、全溶接部は同等な溶接状態
を得ることができ、しかも、上電極棒を冷却しつ
つ溶接を行うことができる。
力は均等であり、上電極棒が摩滅等により長さ寸
法が相違していても、全溶接部は同等な溶接状態
を得ることができ、しかも、上電極棒を冷却しつ
つ溶接を行うことができる。
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
説する。
第1図は本発明に係る溶接装置を示している。
同図において、1は溶接機本体であり、基台2
と、該基台2上に設置される側面から見て略逆コ
の字状の基枠体3と、を備えていると共に、該基
枠体3の上枠4の下面部5に保持ブロツク6を有
している。
と、該基台2上に設置される側面から見て略逆コ
の字状の基枠体3と、を備えていると共に、該基
枠体3の上枠4の下面部5に保持ブロツク6を有
している。
しかして、保持ブロツク6は、基枠体3の上枠
4に内装された図示省略のクランク機構又はラム
型シリンダ等の可動部材により矢印Aの如く上下
動自在である。即ち、該保持ブロツク6は、図示
省略の可動部材に連結される台板7と、該台板7
の下面に絶縁板8を介して取付けられる電極板9
と、からなり、図示省略のガイドレールに沿つて
上下動する。
4に内装された図示省略のクランク機構又はラム
型シリンダ等の可動部材により矢印Aの如く上下
動自在である。即ち、該保持ブロツク6は、図示
省略の可動部材に連結される台板7と、該台板7
の下面に絶縁板8を介して取付けられる電極板9
と、からなり、図示省略のガイドレールに沿つて
上下動する。
10は保持ブロツク6に取付けられる上電極棒
ユニツトであり、金属製の基盤11と、該基盤1
1に上電極棒12を取付けるための金属製の取付
ブロツク13と、からなり、基盤11の周縁にお
いて図示省略の複数個の固定ビス等からなる固定
具にて電極板9の下面に取付けられる。
ユニツトであり、金属製の基盤11と、該基盤1
1に上電極棒12を取付けるための金属製の取付
ブロツク13と、からなり、基盤11の周縁にお
いて図示省略の複数個の固定ビス等からなる固定
具にて電極板9の下面に取付けられる。
しかして、取付ブロツク13には冷却水循環機
構Mが設けられている。即ち、上電極棒ユニツト
10の上電極棒12は第2図に示す如く、基端側
が大径であるピストン部14とされ、該ピストン
部14が取付けブロツク13の内部の孔部15に
よつて形成されるシリンダ室16に摺動自在に嵌
合している。また、シリンダ室16は、内部に段
部17を有する筒形状の摺接部材18が該孔部1
5に嵌着され、該摺接部材18の段部17より上
方の孔部をもつて形成される。そして、上電極棒
12は、摺接部材18と共にシリンダ構造19を
形成し、該シリンダ構造19にて進退可能とされ
る。なお、該摺接部材18は耐熱・耐摩耗性に優
れたナイロン等の合成繊維又は硬質の合成樹脂か
らなる。20はシリンダ室16と連通する圧力
室、21は取付ブロツク13に形成された横孔、
22は該横孔21と連通するように圧力室20の
壁部に植設されたパイプ、23は圧力室20側に
開口する電極棒12の上方開口状の盲孔である。
また、電極棒12の基端が圧力室20において該
圧力室20の内壁と導電ケーブル24でもつて接
続されている。
構Mが設けられている。即ち、上電極棒ユニツト
10の上電極棒12は第2図に示す如く、基端側
が大径であるピストン部14とされ、該ピストン
部14が取付けブロツク13の内部の孔部15に
よつて形成されるシリンダ室16に摺動自在に嵌
合している。また、シリンダ室16は、内部に段
部17を有する筒形状の摺接部材18が該孔部1
5に嵌着され、該摺接部材18の段部17より上
方の孔部をもつて形成される。そして、上電極棒
12は、摺接部材18と共にシリンダ構造19を
形成し、該シリンダ構造19にて進退可能とされ
る。なお、該摺接部材18は耐熱・耐摩耗性に優
れたナイロン等の合成繊維又は硬質の合成樹脂か
らなる。20はシリンダ室16と連通する圧力
室、21は取付ブロツク13に形成された横孔、
22は該横孔21と連通するように圧力室20の
壁部に植設されたパイプ、23は圧力室20側に
開口する電極棒12の上方開口状の盲孔である。
また、電極棒12の基端が圧力室20において該
圧力室20の内壁と導電ケーブル24でもつて接
続されている。
そして、横孔21からパイプ22及び盲孔23
を介して圧力室20に水を流し込み、該圧力室2
0を所定圧に保持させると共に、図示省略の流体
排出路にこの水を排出して、水を循環させて電極
棒12を冷却する。
を介して圧力室20に水を流し込み、該圧力室2
0を所定圧に保持させると共に、図示省略の流体
排出路にこの水を排出して、水を循環させて電極
棒12を冷却する。
しかして、25は上記溶接機本体1に一体状に
付設されるターンテーブルであつて、回転自在の
取付部26を有している。即ち、ターンテーブル
25は、溶接機本体1の下枠36に近設されるよ
うに該溶接機本体1が設置される基台2上に設置
される固定台27と、軸心方向が垂直方向であり
その軸心廻りに回転自在として該固定台27に柩
支される回転軸28と、該回転軸28の上面に取
付けられる上記取付部26と、からなる。そし
て、取付部26は、第3図に示すように、平面か
ら見て略矩形状と台板29と、該台板29の上面
に絶縁板30を介して取付けられる電極板31
と、からなり、電極板31は、図例では、台板2
9の両端に2個設けられている。
付設されるターンテーブルであつて、回転自在の
取付部26を有している。即ち、ターンテーブル
25は、溶接機本体1の下枠36に近設されるよ
うに該溶接機本体1が設置される基台2上に設置
される固定台27と、軸心方向が垂直方向であり
その軸心廻りに回転自在として該固定台27に柩
支される回転軸28と、該回転軸28の上面に取
付けられる上記取付部26と、からなる。そし
て、取付部26は、第3図に示すように、平面か
ら見て略矩形状と台板29と、該台板29の上面
に絶縁板30を介して取付けられる電極板31
と、からなり、電極板31は、図例では、台板2
9の両端に2個設けられている。
32,32は取付部26の電極板31,31に
夫々取付けられる下電極棒ユニツトであつて、
夫々、金属製の基盤33と、上記上電極棒12と
上下対をなす下電極棒34を該基盤33に取付け
るための取付ブロツク35と、からなり、基盤3
3の周縁において複数個の固定ビス等からなる図
示省略の固定具により電極板31の上面に取付け
られる。なお、下電極棒34は固定であり、ま
た、下電極棒34は、図例では、1つの電極棒ユ
ニツト32について第3図に示すように5本ずつ
設けられている。つまり、上電極棒12もそれに
対応して同様に5本設けられている。
夫々取付けられる下電極棒ユニツトであつて、
夫々、金属製の基盤33と、上記上電極棒12と
上下対をなす下電極棒34を該基盤33に取付け
るための取付ブロツク35と、からなり、基盤3
3の周縁において複数個の固定ビス等からなる図
示省略の固定具により電極板31の上面に取付け
られる。なお、下電極棒34は固定であり、ま
た、下電極棒34は、図例では、1つの電極棒ユ
ニツト32について第3図に示すように5本ずつ
設けられている。つまり、上電極棒12もそれに
対応して同様に5本設けられている。
従つて、上電極棒ユニツト10に対応する電極
棒ユニツト32は取付部26を矢印B又はCの如
く回転させることにより切換えることができる。
棒ユニツト32は取付部26を矢印B又はCの如
く回転させることにより切換えることができる。
また、溶接機本体1の上枠4には、上電極棒1
2及び下電極棒34に電流を供給する図示省略の
溶接用トランスが内装されている。そして、該溶
接用トランスのプラス側が電極棒ユニツト10の
電極板9に導通されると共に、該トランスのマイ
ナス側が各電極棒ユニツト32の電極板31に導
通されるが、このマイナス側は、各電極棒10,
32に付設される図示省略の接触子等を介して、
被溶接体であるワークWが溶接される前に導通さ
れるように設定される。つまり、上電極棒12が
プラスとなり、下電極棒34がマイナスとなる。
2及び下電極棒34に電流を供給する図示省略の
溶接用トランスが内装されている。そして、該溶
接用トランスのプラス側が電極棒ユニツト10の
電極板9に導通されると共に、該トランスのマイ
ナス側が各電極棒ユニツト32の電極板31に導
通されるが、このマイナス側は、各電極棒10,
32に付設される図示省略の接触子等を介して、
被溶接体であるワークWが溶接される前に導通さ
れるように設定される。つまり、上電極棒12が
プラスとなり、下電極棒34がマイナスとなる。
しかして、上述の如く構成されたこの溶接装置
において被溶接体であるワークWの溶接作業は、
まず、第1図における右側の電極棒ユニツト32
の下電極棒34……上にワークWをセツトし、取
付部26を矢印B又はCの如く回転させ、該電極
棒ユニツト32を電極棒ユニツト10に対応(つ
まり、ワークWを溶接位置に供給する。)させて、
上電極棒12……と該下電極棒34……とでもつ
て上下対を形成させ、さらに、仮想線で示す保持
ブロツク6の状態から図示省略の可動部材にて該
保持ブロツク6を下降させると共に、電極棒ユニ
ツト10の所定圧の圧力室20及び盲孔23等に
冷却用の水を流し、上電極棒12……をワークW
に軽く当接乃至近接させ、さらに保持ブロツク6
を微小量下降させることにより、溶接部位を常に
同じ押圧力に保たせるように設定してワークWを
上下の電極棒12,34にて挾持させる。ここ
で、所定圧とは、常時は上電極棒12を下方へ押
圧し、保持ブロツク6を微小量下降させた際に
は、該上電極棒12がワークWからの反力で上昇
することができる程度の圧力とする。そして、上
記トランスから電流を電極板9に流せば、上電極
棒12側がプラスとなり、下電極棒34側がマイ
ナスとなる。つまり、電流は、導電ケーブル24
を介して上電極棒12に流れると共に、ワークW
を介して下電極棒34に流れる。従つてワークW
が溶接される。
において被溶接体であるワークWの溶接作業は、
まず、第1図における右側の電極棒ユニツト32
の下電極棒34……上にワークWをセツトし、取
付部26を矢印B又はCの如く回転させ、該電極
棒ユニツト32を電極棒ユニツト10に対応(つ
まり、ワークWを溶接位置に供給する。)させて、
上電極棒12……と該下電極棒34……とでもつ
て上下対を形成させ、さらに、仮想線で示す保持
ブロツク6の状態から図示省略の可動部材にて該
保持ブロツク6を下降させると共に、電極棒ユニ
ツト10の所定圧の圧力室20及び盲孔23等に
冷却用の水を流し、上電極棒12……をワークW
に軽く当接乃至近接させ、さらに保持ブロツク6
を微小量下降させることにより、溶接部位を常に
同じ押圧力に保たせるように設定してワークWを
上下の電極棒12,34にて挾持させる。ここ
で、所定圧とは、常時は上電極棒12を下方へ押
圧し、保持ブロツク6を微小量下降させた際に
は、該上電極棒12がワークWからの反力で上昇
することができる程度の圧力とする。そして、上
記トランスから電流を電極板9に流せば、上電極
棒12側がプラスとなり、下電極棒34側がマイ
ナスとなる。つまり、電流は、導電ケーブル24
を介して上電極棒12に流れると共に、ワークW
を介して下電極棒34に流れる。従つてワークW
が溶接される。
しかして、上記溶接中に、もう一方の下電極棒
ユニツト32に、別のワークWをセツトする。そ
して、上記溶接が終われば、保持ブロツク6を可
動部材にて仮想線で示す状態に戻すと共に取付部
26を矢印B又はCの如く回転させ、その別のワ
ークWを上述の如く溶接する。さらに、この別の
ワークWの溶接中に、上記溶接が行われたワーク
Wを取外すと共に、さらに別のワークWをその取
外された下電極棒ユニツト32にセツトする。以
下、同様にすれば、順次新たなワークWを溶接す
ることができる。
ユニツト32に、別のワークWをセツトする。そ
して、上記溶接が終われば、保持ブロツク6を可
動部材にて仮想線で示す状態に戻すと共に取付部
26を矢印B又はCの如く回転させ、その別のワ
ークWを上述の如く溶接する。さらに、この別の
ワークWの溶接中に、上記溶接が行われたワーク
Wを取外すと共に、さらに別のワークWをその取
外された下電極棒ユニツト32にセツトする。以
下、同様にすれば、順次新たなワークWを溶接す
ることができる。
次に、第4図は取付部26の変形例を示し、台
板29が略円盤からなり、電極棒ユニツト32が
3個設けられている。即ち、台板29に120度毎
に下電極棒ユニツト32が取付けられている。従
つて、この取付部26を使用すれば、一つの電極
棒ユニツト32で溶接している間に、溶接された
ワークWを別の電極棒ユニツト32から取外すこ
とができると共に、さらに別の電極棒ユニツト3
2に新たな別のワークWをセツトすることができ
る。つまり、1つのワークWを溶接中に、溶接さ
れたワークWを取外すことができると共に、溶接
されていないワークWを電極棒ユニツト32にセ
ツトすることができ、極めて作業時間が短縮され
る。
板29が略円盤からなり、電極棒ユニツト32が
3個設けられている。即ち、台板29に120度毎
に下電極棒ユニツト32が取付けられている。従
つて、この取付部26を使用すれば、一つの電極
棒ユニツト32で溶接している間に、溶接された
ワークWを別の電極棒ユニツト32から取外すこ
とができると共に、さらに別の電極棒ユニツト3
2に新たな別のワークWをセツトすることができ
る。つまり、1つのワークWを溶接中に、溶接さ
れたワークWを取外すことができると共に、溶接
されていないワークWを電極棒ユニツト32にセ
ツトすることができ、極めて作業時間が短縮され
る。
本発明は図示の実施例に限定されず、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例
えば、電極棒ユニツト10を増加させるも自由で
あり、さらに対をなす電極棒12,34の増加も
自由である。なお、電極棒ユニツト10が増加さ
れれば、それに対応して電極棒ユニツト32が増
加される。また、溶接機本体1とターンテーブル
25とを一体とするには、溶接機本体1の基枠体
3とターンテーブル25の固定台27とを一体と
するも好ましく、さらに基枠体3及び固定台27
とが設置される基台2を使用せずに、工場設置の
段階で該基枠体3及び固定台27と床面等に埋設
して一体状とするも好ましい。さらに、取付部2
6に取付けられる電極棒ユニツト32を図例の如
く2個及び3個に限らず4個以上にするも勿論好
ましい。また、基枠体3にスピーカー等を内蔵し
て作業中に音楽等を流し、作業環境を良くするこ
とも、該基枠体3に時計及び製品出来数を示すカ
ウンタ表示を付設するも好ましい。
要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例
えば、電極棒ユニツト10を増加させるも自由で
あり、さらに対をなす電極棒12,34の増加も
自由である。なお、電極棒ユニツト10が増加さ
れれば、それに対応して電極棒ユニツト32が増
加される。また、溶接機本体1とターンテーブル
25とを一体とするには、溶接機本体1の基枠体
3とターンテーブル25の固定台27とを一体と
するも好ましく、さらに基枠体3及び固定台27
とが設置される基台2を使用せずに、工場設置の
段階で該基枠体3及び固定台27と床面等に埋設
して一体状とするも好ましい。さらに、取付部2
6に取付けられる電極棒ユニツト32を図例の如
く2個及び3個に限らず4個以上にするも勿論好
ましい。また、基枠体3にスピーカー等を内蔵し
て作業中に音楽等を流し、作業環境を良くするこ
とも、該基枠体3に時計及び製品出来数を示すカ
ウンタ表示を付設するも好ましい。
本発明は上述の如く構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
記載する効果を奏する。
上電極棒12……と、一の下電極棒ユニツト3
2の下電極棒34……とでもつて一のワークWを
溶接している間に、他の下電極棒ユニツト32に
他のワークWをセツトすることができ、溶接位置
に於いて、ワークをセツトしたり、ワークを取り
出したりする必要がなく、安全でかつ作業も行い
やすくなり、しかも、一のワークの溶接終了後、
直ちに他のワークWを溶接位置に供給することが
でき、作業時間も短くて済む。
2の下電極棒34……とでもつて一のワークWを
溶接している間に、他の下電極棒ユニツト32に
他のワークWをセツトすることができ、溶接位置
に於いて、ワークをセツトしたり、ワークを取り
出したりする必要がなく、安全でかつ作業も行い
やすくなり、しかも、一のワークの溶接終了後、
直ちに他のワークWを溶接位置に供給することが
でき、作業時間も短くて済む。
また、上電極棒12……が摩滅等により長さ寸
法が相違していても、ワークWへの押圧力を一定
とすることができ、全溶接部を同等の溶接状態と
することができる。つまり、各溶接部ごとに溶接
強度が相違することがなく、品質一定の製品を提
供することができる。また、溶接中においては、
上電極棒12……を冷却することができる利点も
ある。さらに、各電極棒12……ごとにシリンダ
等の上下動機構を設ける必要がなく、コンパクト
化を図ることができると共にコスト高とならな
い。
法が相違していても、ワークWへの押圧力を一定
とすることができ、全溶接部を同等の溶接状態と
することができる。つまり、各溶接部ごとに溶接
強度が相違することがなく、品質一定の製品を提
供することができる。また、溶接中においては、
上電極棒12……を冷却することができる利点も
ある。さらに、各電極棒12……ごとにシリンダ
等の上下動機構を設ける必要がなく、コンパクト
化を図ることができると共にコスト高とならな
い。
第1図は本発明に係る一実施例を示す側面図、
第2図は要部拡大断面図、第3図はターンテーブ
ルの平面図、第4図はターンテーブルの変形例の
簡略平面図である。 1……溶接機本体、6……保持ブロツク、10
……上電極棒ユニツト、12……上電極棒、13
……取付ブロツク、20……圧力室、22……盲
孔、25……ターンテーブル、32……下電極棒
ユニツト、34……下電極棒、M……冷却水循環
機構、W……ワーク。
第2図は要部拡大断面図、第3図はターンテーブ
ルの平面図、第4図はターンテーブルの変形例の
簡略平面図である。 1……溶接機本体、6……保持ブロツク、10
……上電極棒ユニツト、12……上電極棒、13
……取付ブロツク、20……圧力室、22……盲
孔、25……ターンテーブル、32……下電極棒
ユニツト、34……下電極棒、M……冷却水循環
機構、W……ワーク。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数本の下電極棒34……を有する下電極棒
ユニツト32を、ターンテーブル25上に少なく
とも2個取付け、該ターンテーブル25の回転に
より、下電極棒ユニツト32上のワークWを溶接
位置に供給して該ワークWに溶接を行う溶接装置
に於て、 保持ブロツク6を上下動自在に溶接機本体1に
取付けると共に、複数本の上下動自在な上電極棒
12……を有する上電極棒ユニツト10を、該保
持ブロツク6に付設し、かつ、上記上電極棒12
……に冷却水が供給される上方開口状の盲孔23
を設けると共に、上記上電極棒ユニツト10の取
付ブロツク13に、該盲孔23からの冷却水が供
給されている所定圧に保持される圧力室20を設
けて、冷却水を上電極棒12……の盲孔23内に
供給しつつ、圧力室20からの所定圧にて上電極
棒12……を下方へ押圧して該上電極棒12……
のワークWへの押圧力を均等とする冷却水循環機
構Mを形成したことを特徴とする溶接装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009304A JPS62168680A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61009304A JPS62168680A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 溶接装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62168680A JPS62168680A (ja) | 1987-07-24 |
JPH0350628B2 true JPH0350628B2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=11716727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61009304A Granted JPS62168680A (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 | 溶接装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62168680A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0641735Y2 (ja) * | 1988-04-30 | 1994-11-02 | ミヤチテクノス株式会社 | 抵抗溶接機 |
JPH0817106B2 (ja) * | 1990-11-06 | 1996-02-21 | 日立化成工業株式会社 | 異方導電フィルムの熱圧着装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935349U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-05 | 日本軽金属株式会社 | 包装用ネツト |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP61009304A patent/JPS62168680A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5935349U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-05 | 日本軽金属株式会社 | 包装用ネツト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62168680A (ja) | 1987-07-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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