JPH03505585A - 植物保護剤 - Google Patents

植物保護剤

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JPH03505585A
JPH03505585A JP2504931A JP50493190A JPH03505585A JP H03505585 A JPH03505585 A JP H03505585A JP 2504931 A JP2504931 A JP 2504931A JP 50493190 A JP50493190 A JP 50493190A JP H03505585 A JPH03505585 A JP H03505585A
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JP2504931A
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ベルツイエン,ハインリッヒ
タイナー,クラウス
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ベー テー ツェー ビオテヒニック インタナチョナル ゲーエムベーハー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 植物保護剤 従来技術 微生物由来の物質からなる堆肥(コンポスト)は、微生物の多様性にもとづいて 、またそれら微生物の代謝産物の違い、または他の有機性または無機性化合物の 違いによって色々なタイプのものに区別される。また、そのような有機性の土地 を肥沃にする堆肥の特徴は、植物の成長に及ぼす効果の面からも検討される0例 えば、樹皮からなる堆肥の抽出物は、多くの種類の土中細菌に対して殺菌効果を 示す、一般的には、堆肥抽出物は植物の発酵産物、植物の老廃物、動物の糞、褐 色海藻またはそれらの混合物からなるものである。
従来から、発酵有機物質の抽出溶液または圧縮液は植物の緑色部分(例えば、葉 、幹、果実または種)に適用することによって植物保護効果が認められることが 知られており、H,C,ウェルツエンらが文献(H,C,Welien、 et al、、 Nachrichtenblatt deutsher pflan zenschutz、 braanschweig、 39.1987. p、  25ff、)がこれらの効果について記載している。この文献の試験結果によ ると、堆肥または堆肥抽出物は植物の健康状態に対して好ましい効果を与えるこ とが示され、またこの抽出物は処理された植物に対して病気に対する抵抗性を与 え、そして(または)病原菌に対して直接作用することが示されている。
また、ミネラル、炭素源、窒素、およびエネルギーに加えて、多くの微生物が必 要とする付加的物質についても知られている。
それらは細胞の基本的構成成分であり、単純な細胞には合成不可能な物質である 0例えば、そのような物質としては、炭酸、プリン、ピリミジン、炭水化物、そ してビタミンが挙げられる。
このような付加的物質は栄養源となる物質とは機能も必要とされる濃度も異なる 。
しかし、堆肥または堆肥抽出物によって植物の病気に対する罹患率を減少させた り、または予防したりする可能性は、いまだ満足行くものではない。
すでに、植物保護(phytosanitary)効果を有する物質からなる種 々の混合物は知られている6文献(SO−1446155人)はアミノ酸、プリ ンおよびビタミンを含有する薬剤が記載されている。これは植物組織の再生と幼 若植物の強化をもたらすために植物組織培養用培地に添加されるもので、上記し た見地がら植物に投与され、または植物を保護るるものではない。ヨーロッパ特 許(EP−A−0253714)は殺菌効果を存する2成分混合物を開示してい る。この混合物はピリミジン誘導体およびアラニンまたはアラニン誘導体からな る。また、ヨーロッパ特許(EP−A−0044224)は、クロロクロライン クロライドと、「代謝添加物」 (又、ビタミン、アミノ酸、プリン、ピリミジ ン、および炭酸)との組み合わせからなる混合物が開示されている。
クロロクロラインクロライドと、「代謝添加物」とはそれぞれ単独では殺菌効果 を示さない。特許文献: DDA−63669は合成殺菌剤について開示してお り、この殺菌剤はグリシン誘導体1部と、0.02ないし2部のNo−置換アデ ニンとの混合物を含む、ただひとつのプリン(アデニン)およびひとつのアミノ 酸(グリシン)のみが関係する。特許文献:[179100838は農業分野、 例えば殺菌剤、除草剤、および植物成長調節剤に関連した化学物質で、炭水化物 、有機酸(特に、脂肪酸)、ビタミンおよび補酵素、プリン−およびピリミジン ヌクレオシドおよびヌクレオチド、自然に生じた脂肪および油脂、あるアミノ酸 の少なくとも一つまたは複数の以下の化学物質が含まれている。また、これらの 農業分野において使用されるこれらの化学物質それ自体に、植物成長の調節に関 係した物質が含まれていない場合は、調節剤を添加する必要がある。 特許文献 : DB−A−2625398はポテトの発芽を刺激するための薬剤とその薬剤 を用いた方法とを開示しており、またその薬剤はキネチンの形のとリンと、シス チンの形のアミノ酸とを含むものでなくてはならない。
発明の開示 しかし、上記した従来の手段および方法では、どのようにしてもっとも幅広い適 用範囲を有する植物保護剤を作り出すかについては言及されていない、また、堆 肥または堆肥抽出物によって植物または植物の体の一部分に生じた病気を治すよ うなことについても言及されていない。そこで、本発明はこのような未解決の問 題についてその解決を試みた。
本発明にもとづく溶液は、以下のものを含むことを特徴するものである。すなわ ち、(1)天然の炭酸またはその塩、および(または)少なくともアミノ酸また はその塩、(2)プリンおよび(または)プリンの誘導体、特にヌクレオシド、 ヌクレオチドおよびそれらの塩、および(または)ピリミジンおよび(または) ピリミジン誘導体、同様にプリンおよびピリミジンの塩、および(3)ビタミン またはビタミン誘導体またはそれらの合成初期段階のものを含む。そして、(1 )群の単一化合物の重量あたり、それぞれ、0.1ないし10部、(2)群の単 一化合物の重量あたり、それぞれ0.001ないし1部、(3)群の単一化合物 の重量あたり、それぞれ0.001ないし1部を用いた。
よって、本発明にもとづく植物保護剤は、組成物として上記物質およびそれらの 上記含有量と同様の少なくとも2つのアミノ酸またはそれらの塩を含む、3つ、 4つ、またはそれ以上のアミノ酸またはそれらの塩を用いることが好ましい。こ のことによって、目的とする植物保護効果を有する薬剤への広範囲な適用可能性 が実現する。ある適用例の場合では、少なくとも2つまたはそれ以上のアミノ酸 の必要性はなく、この点に関しては具体的に後述する。
本発明にもとづく植物保護方法に少なくとも2つのアミノ酸・を含有させること によって生ずる効果に関しては、下記のような技術的記載が可能であろう。
植物の葉表面に対するこのようなタイプの植物保護効果は、非病原性微生物を植 物の葉表面に運び込むこともとづく。
運ばれた微生物は、病原性のカビや細菌に対して、間接的(餌の取り合いによる )または直接的(拮抗作用)により争うことによって植物保護効果をもたらす。
このような効果を有する微生物としては、シュート°モナスやバチラス、さらに 色々なタイプの酵母が挙げられる。また、他の微生物の中にも同様な効果を有す るものが数多くあるだろう、これらの微生物は、多様な栄養要求性を示す。多く の場合、このような栄養要求性はアミノ酸にも関するものである0葉表面(ph yllosphere)で病原性微生物の要求性と拮抗して正の効果を示すすべ ての微生物に求められる栄養素の決定は、植物病原菌(plant patho (en @ystea)という観点のみならず、病原性微生物と拮抗または競争 するもの、また病原性微生物による感染を防ぐような観点から検討され、かつ決 定される。 合成過程や、誘導体等を考慮しないとすれば、タンパク質構成成分 であるアミノ酸(21)の種類数は、ビタミン(11) 、プリン(4)、ピリ ミジン(3)、あまたは炭酸(11)の種類数よりも多い、また、植物は根およ び葉表面からアミノ酸を排出しているので、葉表面にいる微生物は植物と共生の 関係にあることが知られている。アミノ酸は葉表面における微生物の進化的適応 性にとって重要な役割を担う。
このことは、葉表面上の微生物にとっである種のアミノ酸が必要不可決なもので あることがいえる。
また、本発明の目的は上記した本発明の植物保護剤の植物や農作物に対する使用 方法を提供することである。特に、植物の成長や農作物の増産を助長し、また保 護するために微生物によって引き起こされる植物病を予防し、かつ治療するため の使用方法を提供する。このような分野での使用方法に関しては、下記のように 、本発明にもとづいた植物保護剤とともに、植物あるいは動物由来の老廃物、褐 色海藻、あるいはそれらの混合物、細菌、酵母、カビおよび単細胞藻類の発酵産 物を混合して用いることが望ましい、これらのものを用いる場合(発酵産物を含 むまたは含まない場合)、本発明の利点は特に下記の微生物に対して効果を示す ということである。すなわち、このような微ス(Erysiphe grami nis) 、アンシヌラネカトル(Uncinula ne本発明の植物保護剤 に発酵産物を混合した場合、混合関係は重要な役割を示すものではないが、一般 的には乾燥重量で、本発明にもとづく植物保護剤の一部/重量を100ないし1 0.000゜特に300ないし3,000部/重量の発酵産物との混合比率が用 いられる。
上記分野において植物や農作物の治療に関した好ましい適用方法、特に、植物の 成長や農作物の増産を助長し、また保護するために病原性微生物によって引き忍 こされる植物病を予防し、かつ治療する場合、すなわち植物保護剤とともに、植 物あるいは動物由来の老廃物、褐色海藻、あるいはそれらの混合物、細菌、酵母 、カビおよび単細胞藻類の発酵産物を混合して用い、う場合において、かつそれ の微生物が上記した要求性を示す示す場合は、本発明の植物保護剤に含有される 少なくとも2つもしくはそれ以上のアミノ酸を、一つのアミノ酸またはその塩に 限定して添加することによって病原性微生物の栄養要求を遮断して適することが 可能であろう。よって、本発明のさらなる目的は一種類のアミノ酸またはその塩 のみを添加した前記(1)、(2)、(3)の化合物からなる植物保護剤を提供 することである。
以上のことから、本発明は以下のようなことをすることに実現される。
前記(1)群の単一化合物が本発明にもとづく植物保護剤に添加されている場合 、上記状態を鑑みて(1)群の含有量にもとづいて(2)群および(3)群の含 有量を決定する。もし、(1)群が多くの化合物を含む場合は、(1)群のなか で重量に関して中間の位置を占める単一化合物として見なすことを推奨する。
本発明の植物保護剤に(1)群の化合物が2つ以上含まれている場合、それらの 中間に位置する値をとる。(2)群および(3)群のそれぞれの単一化合物は上 記したように重量に関して中間の位置を占める単一化合物として見なされた(1 )群の化合物と適当な混合比で混合する1例えば、(1)群の化合物が0,1な いし10部7重量である場合、(2)群から0.001ないし1部/重量の単一 化合物(A)と、(3)群からo、ooiないし1部/重量の単一化合物(B) とを混合する。
約0.1ないし5、特に0.5ないし5部/重量の(1)群の単一化合物を基本 にすることが望ましい、アミノ酸としては、L−グルタミン酸、L−ヒスチジン 、L−アルギニン、L−アラニン、L−セリン、D−および(または)L−トリ プトファン、L−チロシン、D−および(または)L−フェニルアミン、L−ア スパラギン、L−リシン、L−メチオニン、L−スレオニン、D−および(また は)L−グルタミン、L−プロリン、L−ヒドロキシルプロリン、D−および( または) L−バリン、L−ロイシン、L−グリシン、L−シスチンおよびL− イソロイシンが好ましい。炭酸を含有する場合、本発明の植物保護剤は少なくと も一つの天然炭酸(ピルビン酸、乳酸、オキザロ酸、マロン酸、クエン酸、フマ ル酸、リンゴ酸、プロピオン酸、α−ケトゲルタール酸、ゲルタール酸、または マレイン酸)またはそれらの塩を含む。
プリンまたはピリミジンの好ましい選択は、アデニン、グアニンおよびヒボキサ ンチン(プリン)、シトシン、チミンおよびウラシル(ピリミジン)またはそれ らの誘導体、特にヌクレオシド、ヌクレオチドおよびそれらの塩からなる群から 選択される少なくとも一つの化合物である。
ビタミンは、チアミン、ビオチン、ニコチン酸、Ca−パントテン酸、ピリドキ シンヒドロクロライド、リボフラビン、パラ−アミノベンゾ酸、レチナールーパ リミネート (レチナール)、コリン、シアノコパルアミン(ビタミンB+*) および葉酸、またはそれらの誘導体、塩、または合成初期段階の産物からなる群 から少なくとも一つ選択される。あだ、含有量はピリドキシンヒドロクロライド 、リボフラビン、レチナール−パルミテート、コリン、および葉酸は約0.00 01ないし1mg/l、特に0.006++g/Iの量が好ましく、チアミンヒ ドロクロライド、ニコチン酸、およびCa−パントテン酸の場合は約0.05m g/l、パラ−アミノベンゾ酸の場合は約0.012+g/l、ビオチンはO, 0006mg/Iが好ましい。
本発明にもとづく植物保護剤は、好ましくは水溶液の形で用いられる。 この植 物保護剤の構成成分は下記の濃度範囲の水溶液であることが好ましい。すなわち 、約0.01ないし10mg/l、特に約051ないしt+mr/1の少なくと も一種類のアミノ酸または炭酸、約o、oooiないし1mr/l、特に0.0 06+ig/lの少なくとも単一プリンまたはピリミジン、そして0.001な いし1mg/lの単一ビタミンである。
さらに、本発明の植物保護剤の好ましい一実施態様では、個々のプリンまたはピ リミジンの濃度が、0.001ないし0.1mg/l、特に0.006+nr/ 1であることが望ましい。また、個々のアミノ酸または天然の炭酸は約0.1な いしll11に/l、特に0.3mg/I、個々のビタミン、ピリドキシンヒド ロクロライド、リボフラビン、レチナール−パルミテート、コリン、および葉酸 は約0.002ないし1+H/1、特に0.06mg/I、個々のチアミンヒド ロクロライド、ニコチン酸、およびCa−パントテン酸は約0.05mg/l、 バラ−アミノベンゾ酸は約0.012m(/1、シアノコパルアミンは約0.0 012 B/l、そしてビオチンは約0.006mg/lである。
必要に応じて本発明の植物保護剤をカプセルにして提供するとか可能である。こ れによって、植物保護剤を保護することが可能であり、また湿気を帯びたところ でもカプセルに閉じ込められた植物保護剤を出すことが可能である。
この方法によって、効果を期待する目的とする場所に植物保護剤を与えることが でき、これによって植物が植わっていないような場所に植物保護剤を散布するよ うな無駄を省くことが可能であろう、さらに、長期間にわたって効果を持続させ ることも可能であろう、このカプセルはリポソーム物質からなるもんどえ、例え ばリン脂質からなる。
本発明は植物および植物体の一部分を治療することに用いることが可能である。
特に、植物の成長や農作物の増産を助長し、また保護するために病原性微生物に よって引き起こされる植物病を予防し、かつ治療する場合に用いる。対象となる 代表的な病原性微生物によって引き起こされる病気である。本発明にもとづく植 物保護剤の利用は、この薬剤の病原性微生物に対する効果を目的としなくても、 農作物の増産と保護に利用することができる。
本発明の植物保護剤は、堆肥または堆肥抽出物とともに用いることによって、植 物の成長や農作物の増産を助長し、また保護する効果を高めることが可能である 。この堆肥抽出物を水溶液として得た後に、水溶液状の植物保護剤と混合し、得 られた混合物を直接植物に与える。また、凍結乾燥した堆肥抽出物を粉末状にし て本発明の植物保護剤と混合する。混合比率はここではあまり重要ではない。本 発明の植物保護剤と堆肥抽出物とを効果的に混合する他の方法もある。
例えば、本発明の植物保護剤を抽出処理中において発酵有機産物に添加する。こ の処理によって、本発明の植物保護剤はある分解、または変化を引き起こし、そ れによって本発明の植物保護剤単独のみの場合とは異なる成分組成となる。この ような植物保護剤混合物による処理と植物保護剤単独処理との効果の差は個々の 場合によって異なるので、どちらが良いとは一種には言えない。よって、本発明 の植物保護剤はいろいろな形での使用方法が考えられよう。
どのような処方が好適であるかは、簡単な前試験で決定することが可能である。
ここでは、宿主/寄生体システムが重要なな役割を担う、前記3つの例の一般的 なスクリーニング方法によって決定可能であり、これらのスクリーニング方法は 、個々の場合において最適なものが選択されよう。ここでは、特に損傷を受けた 組織または特別の培養植物を用いた。試験の目的は損傷箇所が保護されるかどう かである。
堆肥抽出物と植物保護剤との混合物の生産において、以下の方法が実施例として 挙げられる。
この堆肥抽出物と植物保護剤との混合物は、10部7重量の水溶性の本発明にも とづく植物保護剤(水に約0.3mg/lの有効物質を含む)を1部/重量の堆 肥に添加して堆肥をそれに浸すことによって得られる。堆肥は商業的に入手可能 であり、特にドイツ製品(rBiokuhdungJ  of Fa、 Bac kbus)が好ましい。つぎに、得られた混合物をシェークする。抽出過程にお ける温度は好ましくは、18ないし25℃が良い。この抽出過程は宿主/寄生体 系に依存して1ないし30日間続けられる。抽出後に、布または布とほぼ同様の 孔の大きさを有する他の濾過手段によって濾過する。この場合、滅菌処理の必要 はない、M過後直ちに、または凍結乾燥あるいは他の処理をした後に使用および 貯蔵される。基本的に、植物保護剤と堆肥抽出物との混合物を得る条件は限定さ れるものではない。上記方法はいろいろなかたちの修正が可能であろう。
特別な植物保護剤を添加することによって、堆肥中に生存する微生物のなかから 特定の微生物を引き出すことが可能である。
この方法では、抽出の間、発酵が行なわれ、あるいは第二発酵が行なわれる。本 発明の植物保護剤を単独で、または堆肥と組み合わせて、葉(または他の植物体 の部分)に直接与えることによりて、植物保護効果が以下のように引き起こされ る。すなわち、(イ)アンタゴニストおよび(または)競合するものの直接的移 送と、それによる損傷組織の抑制、(ロ)抵抗性の誘導、すなわち本発明の植物 保護剤がインデューサーとして機能することによって、またはインデューサーと して機能する移送された微生物の代謝産物による抵抗性付与、そして(ハ)生化 学的または生理学的反応手段による損傷組織と必要とする植物体との識別機構の 妨害である。水溶液状の植物保護剤は単独で、あるいは堆肥抽出物または堆肥圧 縮液と組み合わせて、または再懸濁凍結乾燥物等のかたちの堆肥と組み合わせて 用いることが可能である。植物体の一部分を土壌に置くか、播種するか、植物体 の一部分を土壌に植えるかする0種子の処理は以下のように行なうことが可能で ある。すなわち、種子を薬剤に浸し、堆肥抽出物で被覆し、前記したカプセルま たは担体とともに本発明の植物保護剤と混合する。
そら豆と不完全菌類の一種(Botrytis cinerea)との宿主/寄 生体系において堆肥抽出物のみでは、約60%の罹患率減少が認められた。一方 、堆肥抽出物と植物保護剤とからなる混合物のみで、約80%の罹患率減少が認 められた。一方、堆肥抽出物と植物保護剤とからなる混合物では罹患率を90% 減少させた体系、P1asn+opara vjticolaとワイン葡萄との 宿主/寄生体系、して、堆肥抽出物と植物保護剤とを組み合わせた場合の罹患率 をそれぞれ調べた。その結果、各宿主/寄生体系において観察された罹患率減少 は、それぞれ50%、85%、50−60%、76−96%、および70−80 %であった。また、Botrytis cinereaとイチビとの宿主/寄生 体系においては、20−40%の生産増加が認められ、葡萄との宿主/寄生体系 に関しては、野外でも実験した。
このような実験結果から、本発明の植物保護剤は、単独で、あるいは堆肥抽出物 と組み合わせて使用されることにより、植物または植物体の一部分(種子、果実 等)を病原性微生物の感染から保護することが可能となる。また、本発明は植物 組織培養においても培養細胞(組織)の生育および培養細胞(組織)に対する病 原性微生物の感染防護に有効であろう。なお、本願において使用される用語「植 物」とは、広い意味で用いられるもので生きた植物や死んだ植物も含まれ、また 植物の体(植物体)の一部分を構成する幹、葉、果実、種子、地中組織等が含ま れる。
以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明する。
実施例 卵菌類の一種であるエキビョウキン(Phytophthora 1nfsst a…)(ジャガイモつる草腐敗症: Potato vine rot)  ( 植物ニドマド)および不完全菌類の一種(Botrytis einerea)   (灰色芽鱗症: gray 5cale)  (植物、そら豆)から植物を 保護する効果に関して、本発明にもとづく植物保護剤(Phytosanita ry agent)単独適用の場合と、堆肥抽出物の効果について調べた。
どちらノ場合におイテも、下記の混合物(phytosanitary m1x turea)を用いた。
(1)卵菌類の一種であるエキビョウキン(Phytophthora 1nf estト1)に対する効果を有する本発明にもとづく植物保護剤からなる水溶液 : L−アスパラギン酸    300 μg/IL−グルタミン酸     30 0  μg/IL−ヒスチジン      300 μg/]L−アルギニン       300 μg/]L−リジン        3007zg/IL− メチオニン      300μg/IL−スレオニン      300 μ g/ID−、L−グルタミン     300 μg/IL−プロリン         300  μg/lL−ヒドロキシプロリン  300  μtelウ ラシル         6μg/lヒボキサンチン      6μg/lリ ボフラビン       60 μg/lレチナールーパルミチン酸塩 60 μm11 コリン         60%g/1葉酸           60 μg /lパラーアミノベンゾ酸   12  μg/lシアノコパルアミン   1 2 μg/1(2)エキビョウキン(Phytophthora :)に対する 効果を有する本発明にもとづく植物保護剤からなる水溶液:L−アスパラギン酸     300 μg/IL−グルタミン酸     300 μg/IL−ヒ スチジン      300 μg/IL−アルギニン      300 μ g/ID、L−バリン        300  μr/IL−ロイシン        300 μg/lL−シスチン       300 μg/IL−イ ソロイシン     300 μにへアデニンサ硫酸塩     6μg/lグ アニン・HCl        6 μに/1チアミン・HCl         50 μg/lビオチン        0.6 μg/lニコチン酸        50%g/lCa−パントテン酸塩    50 μg/lピリドキシ ン・IC160μg/1 (3)不完全菌類の一種(Botrytia cinerea)に対する効果を 有する本発明にもとづく植物保護剤からなる水溶液:L−アスパラギン酸     300 μに/lL−グルタミン酸     300 μr/IL−ヒスチジ ン      300 μg/IL−アルギニン      300 μc /  ID、L−バリン        300  μg/IL−ロイシン        300 μに/lL−シスチン       300 μg/IL−イソ ロイシン     300 μg/lアデニン硫酸塩      6.、g/l グアニン・HCl        6 μr/1チアミン・HCI        50 pg/lビオチン        0,6 μg/lニコチン酸        50部g/lCa−パントテン酸塩    50 μg/lピリドキシ ン・HCl     60 μ【/IL−アスパラギン酸    300 μg /LL−グルタミン酸     300  μg/IL−ヒスチジン       300 μg/IL〜アルギニン      300 μg/ID、L−バリ ン        300  μg/lL−ロイシン       300μg /IL−シスチン       300 μg/IL−イソロイシン      300 μg/lアデニン硫酸塩      6μg/lグアニン・HCl         6 μg/lシトシン         6μg/lチミン          6μg/l リボフラビン      60 μg/lレチナールーパルミチン酸塩 60 μg/l コリン         60部g/1葉酸          60部g/l パラーアミノベンゾ酸   12 μg/lシアノコパルアミン    12  μg/lグリーンハウスで栽培したそら豆の低木(bean bushes)( 例えばマロナ: Maro++a)から実験材料となる葉を採取した。
この実験において、第−葉となるものは、約14日間成長したもので、また第二 葉となるものは3週間から4週間成長させたものである。同様の齢にある葉を採 取し、水で飽和した吸取紙とともにボウルにねかぜだ。特に注意したことは、こ れらの葉の表面が完全に乾くことであった。トマト植物(tomato pla nt)の栽培は、多少長くて、5から6週間で終わった。
トマトの葉への接種は、噴霧器を用いて胞子懸濁液(70,000/ml)を葉 の下側に噴霧することによって行なった。播種後、遊走子の発芽と感染の成功と の最適条件にするために、温度を12ないし14℃とし、この最適温度範囲に1 2ないし24時時間−た。
そして、光条件(20℃)と暗黒条件(17℃)の日周期的繰り返しを7日間行 ない、この実験結果の評価を行なった。 Botrytisの接種は抽出物の散 布と同時に行なった。0.015m1の胞子懸濁液(10’/+1の胞子を含む 0.5−15麦芽エキス溶液)を−滴の0.015+mlの堆肥抽出物/植物保 護剤(0,015m1)に加えた。
抽出物は下記の方法によって得た。特定の植物保護剤(水溶液)を1:10に希 釈した。そして、この希釈された植物保護剤の重量あたり10部と、1部の堆肥 とを混合することによってこの堆肥を植物保護剤で浸した。この混合物を一度強 く撹拌した後、さらに週に一度撹拌した。
温度および光に関する抽出条件は、前記実験条件と同様にした。植物への散布に 必要な抽出物は、撹拌したばかりの混合物を布またはコーヒーフィルターで濾過 して調製した。
抵抗性を誘導する部分的効果を含む場合は、植物保護剤単独またはこの植物保護 剤と抽出物との混合物を無傷の植物に散布した。ここでは、トマト植物に堆肥抽 出物/植物保護剤(2)を噴霧し、この堆肥抽出物/植物保護剤の液が滴り落ち るまで噴霧をつづけた。そして、感染した微生柳が生き残り、葉表面に定着する ことを確実にするために、3日間にわたって高湿度に保たれた気象環境調整チャ エンパー(日中20℃、夜間18℃、暗黒期間は朝7時から夜8時まで)に置い た。対象群は堆肥抽出に対象群は水処理し、実験群は新鮮な植物保護剤(1)と (2)を散布して効果を判定した。
植物保護剤(1)と(2)によって処理されたトマトの葉に関する評価は、パー セント値で測定され、C,ジェームスの文献(C8Jさおよび滴下範囲にもとづ くその病害の広がりもまた、測定した。計算において、離間分析(varian ce analysis)およびダンカン試験(Duncan test)を実 施した。
堆肥抽出物/植物保護剤(混合物2)および植物保護剤(1)はエキビョウキン に対してすぐれた効果を示した。特に、植物保護剤(1)はすぐれたものであっ た、効果の数量的値は下記の通りである。
未処理トマト葉のうち、80%はエキビョウキンつる草腐敗症(Phytoph thora vine rot)であった、堆肥抽出物単独単独では、この病気 の罹患率を80%減少させた。植物保護剤(1)および植物保護剤(2)は、こ の病気の罹患率を5%に減少させた。
Botrytisテスト (植物:そら豆)ここでは、植物保護剤(3)におい て顕著な効果が認められた。
堆肥抽出物と植物保護剤(3)との混合物は罹患率を85%減少させた。一方、 堆肥抽出物のみでは罹患率を60%減少させたに過ぎない。
Phytophthoraテスト(植物:ポテト、実地試験)噴霧器によって野 外散布を行なった。この散布は発育期間中、7ないし10日おきに繰り返された 。
植物保護剤(1)は堆肥抽出物とほぼ同様の効果を示し、罹患率を約45%減少 させた。一方、堆肥抽出物と植物保護剤(2)とからなる混合物は罹患率を80 %減少させた。
葡萄畑での野外試験 植物保護剤(4)は葡萄畑での試験では優れた効果を示した。
この植物保護剤(4)を噴霧器によってワイン葡萄に散布すると、葡萄のうどん 粉病(powdery mildew)の罹患率が50%以上減少した。また、 赤色胴枯れ病(red blight)  (Psudopezita tra cheiphila)の罹患率は約30%減少した。
(以下、余白) 国際調査報告 1□11□、1□□m  PCT/EP90100491国際調査報告 Thljaa+@111111MIIl#e111ll41vMlllll鴫r r冒r?−1−^@16theIU#m6&ll+●All■撃撃撃撃P1RI I−●mn%#ml@fin−内喝tc1電−1111【hr一一一》『!丁^ @作り1一伽eflaC暑身lCo01−6tσ―RIRIIIwep譬−+P −瞳^−ou.C−+op『−−−−07/OS/90丁h@l+T●−ems Pal@Rll1u−t1+:^+6+jYhasnmlllIII##IMl (uLjn+h−ζ^−fi+e+■氏浴{+*1o<+mewea+書o1’ Rlm4M夢11m

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.植物保護剤であって、前記植物保護剤は、(1)天然の炭酸または前記炭酸 の塩と(または)、少なくとも2種類のアミノ酸または前記アミノ酸の塩とを含 み、(2)プリンおよび(または)前記プリン誘導体と(または)、ピリミジン および(または)前記ビリミジン誘導体とを含み、そして (3)ビタミン、前記ビタミン誘導体、または前記ビタミンまたは前記ビタミン 誘導体のプレ−ステージ(pre−stags)にあるものを含むもので、 前記(1)、(2)および(3)の化合物の含有量はそれぞれ、前記(1)の個 々の化合物の重量あたり0.1ないし10部、前記(2)の個々の化合物のく重 量あたり0.001ないし1部、そして 前記(3)群の個々の化合物の重量あたり0.001ないし1部であることを特 徴とする植物保護剤。 2.請求の範囲第1項にもとづく植物保護剤であって、前記植物保護剤は少なく とも3または4種類のアミノ酸もしくは前記アミノ酸の塩を含むことを特徴とす る植物保護剤。 3.請求の範囲第1項にもとづく植物保護剤であって、前記植物保護剤は重量あ たり0.5ないし5部の前記(1)の個々の化合物を含むことを特徴とする植物 保護剤。 4.請求の範囲第1項、第2項、または第3項にもとづく植物保護剤であって、 L−アスパラギン酸、L−グルタミン酸、L−ヒスチジン、L−ヒスチジン、L −アルギニン、L−アラニン、L−セリン、D−および(または)L−トリプト ファン、L−チロシン、D−および(または)L−フェニルアミン、L−アスパ ラギン、L−シン、L−メチオニン、L−スレオニン、D−および(または)L −グルタミン、L−プロリン、L−ヒドロキシルプロリン、D−および(または )L−バリン、L−ロイシン、レグリシン、L−シスチンおよびL−イソロイシ ンから選択される少なくとも2積類のアミノ酸を含むことを特徴とする植物保護 剤。 5.請求の範囲第1項ないし第2項にもとづく植物保護剤であって、 ピルビン酸、乳酸、オキザロ酸、マロン酸、クエン酸、リンゴ酸、プロピオン酸 、フマル酸、α−ケトグルタール酸、グルタール酸、およびマレイン酸から選択 される少なくとも一つの天然炭酸またはその塩を含むことを特徴とする植物保護 剤。 6.請求の範囲第1項ないし第5項のうちの少なくとも一つの項にもとづく植物 保護剤であって、 アデニン、グアニンおよびヒポキサンチン(プリン)、シトシン、チミンおよび ウラシル(ピリミジン)またはそれらの塩から選択される少なくとも一つの化合 物を含むことを特徴とする植物保護剤。 7.請求の範囲第1項ないし第6項のうちの少なくとも一つの項にもとづく植物 保護剤であって、 チアミン、ビオチン、ニコチン酸、Cε−パントテネート、ピリドキシン、リボ フラビン、パラ−アミノベンゾ酸、レチナールーパルミテート、コリン、シアノ コパルアミン(ビタミンB12)および葉酸、またはそれらの誘導体、塩、また はプレーステージから少なくとも一つ選択される化合物を含むことを特徴とする 植物保護剤。 8.請求の範囲第7項にもとづく植物保護剤であって、前記植物保護剤は液状で あることを特徴とする植物保護剤。 9.請求の範囲第8項にもとづく植物保護剤であって、個々のアミノ酸含有量が 約0.01ないし10mg/1、特に約0.1ないし1mg/1である少なくと も2種類のアミノ酸と、個々のプリンあたはピリミジンの含有量が約0.000 1ないし1mg/1、特に0.006mg/1である少なくとも一種類のプリン またはピリミジンと、そして 個々のビタミンの含有量が0.001ないし1mg/1である少なくとも一積類 のビタミンとを含むことを特徴とする植物保護剤。 10.請求の範囲第9項にもとづく植物保護剤であって、個々のプリンまたはピ リミジンの濃度が、0.001ないし0.1mg/1、特に0.006mg/1 であること、個々のアミノ酸または天然の炭酸は約0.1ないし1mg/1、特 に0.3mg/1であること、 個々のビタミン、ピリドキシンヒドロクロライド、リボフラビン、レチナールー パルミテート、コリン、および葉酸は0.002ないし1mg/1、特に0.0 6mg/1であること、個々のチアミンヒドロクロライド、ニコチン酸、および Cε−パントテン酸は0.05mg/1、パラ−アミノベンゾ酸は0.012m g/1、ビタミンシアノコパルアミンは0.0012mg/1、そしてビタミン ビオチンは0.006mg/1であることを特徴とする植物保護剤。 11.請求の範囲第1項ないし第10項のうちの少なくとも一つの項にもとづく 植物保護剤の用途であって、地上植物部分および作物の治療、特に生育を保護お よび促進させることを目的として生物的な原因による植物病を防止あたは治療す るために用いることを特徴とする植物保護剤の用途。 12.請求の範囲第11項にもとづく植物保護剤の用途であって、植物および植 物老廃物(resedues)の発酵産物、褐色海藻、および動物排泄物または それらの混合物、微生物、特に細菌、酵母、カビ、および単細胞藻類を濃厚にし たものを添加したことを特徴とする植物保護剤の用途。 13.請求の範囲第11項または第12項にもとづく植物保護剤の用途であって 、単一種のアミノ酸またはその塩の利用の可能性を植物保護剤に加えたことを特 徴とする植物保護剤の用途。 14.請求の範囲第11項ないし第13項にもとづく植物保護剤の用途であって 、前記植物保護剤を フイトフソラインフェスタンス(Phytophthora infestan s)、ボトリチスシネレア(Botrytis cinerea)、プラスモパ ラビチコラ(Plasmopara viticola)、エリンフェグラミニ ス(Erysiphe gramonis)、アンシヌラネカトル(Uncin ula necator)、チレチア(Tilletia sp)、またはシュ ードペチザトラシェイフィラ(Psuedopeziza tracheiph ila)と闘うために用いることを特徴とする植物保護剤の用途。
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