JPH03505158A - 特定の乳酸菌種と,サッカロミセス種との混合物を含有する乾燥形態の発酵酵母の調製 - Google Patents

特定の乳酸菌種と,サッカロミセス種との混合物を含有する乾燥形態の発酵酵母の調製

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JPH03505158A
JPH03505158A JP1505862A JP50586289A JPH03505158A JP H03505158 A JPH03505158 A JP H03505158A JP 1505862 A JP1505862 A JP 1505862A JP 50586289 A JP50586289 A JP 50586289A JP H03505158 A JPH03505158 A JP H03505158A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 特定の乳酸菌種と、サツカロミセス種との混合物を含有する乾燥形態の発酵酵母 の調製 本出願は、1988年4月28日に提出された米国特許出願系187.163号 の一部継続出願である。
発明の背景 o月11肚 本発明は1部分的に乾燥した天然発酵酵母(leavening barms) に関する。特に、非麦芽糖発酵性のサツカロミセス種および麦芽糖発酵性の乳酸 菌(Lactobacillus)種を主要微生物として含有する発酵酵母に関 する。これらの微生物は、全粒穀粉(通常はライ麦または小麦粉)、および水と 混合される。
これらの酵母のような微生物は、その乾燥生成物中に、麦芽化された全粒穀粉、 乳化剤および酸化防止剤(後者の2つは大豆油から得られる)を必要に応じて含 有させることによって、更に安定にされる。これらの酵母は、パンおよび焼いた 食品において発酵および天然発酵を提供し得る。更に1本発明は、これらの発酵 酵母を、粉末状で乾燥した形態で製造する方法およびそれらの乾燥形態でのパン 製造への利用に関する。
背111L泣11医 小麦、ライ麦、大麦およびオート麦から作られ、現在使用され得るパン製造用の 従来の発酵剤の中には、その発酵酵母の一部を、焼き時間の合間に小麦粉、水お よび他の様々な成分で再生(reflesh)することによって不滅化されるも のがある。通常は、これらの発酵剤(leaving agents)は、貯蔵 用としては乾燥形態で製造されず、供給を維持するためまたは貯蔵するために連 続して再生されなければならない。それには、有用な培養物が再び生成され得な いという危険を伴う。
この例外は、フィンランドで、サワードウパン種(sourdough lea veing)を乾燥させた手法である。これは、  0ura、 1982年に よって説明されているが、それによると「フィンランドにおけるライ麦のサワー ドウを保存する伝統的な方法には。
木製容器の表面上のドウ(dough)を天然乾燥することを伴う」と記述され ている(Ouraら、「パン製造(Bread+making) J 。
発酵食品(Fermented Foods)  Rose’la集、  19 82年、 Academic Press、 134頁)。実用的な観点から言 えば、このサワードウを再水化して全く同様のサワードウを生成させることが可 能であれば、この乾燥工程について技術が存在するけれども。
現在認められる限りでは本文献にはそのような技術は記述されていない。
これらの従来の発酵剤のいくつかにおける微生物および最近発見された発酵剤の 1つが、現在記述されており(Ouraら前出HKouhestaniら 「イ ランのパンの組成物および調製(Composition and Prepa ration of Iranian Breads) J 、  Journ al o  the Amer’can Dietetic As5ociat ion 1969年 ■巻:262〜266頁;米国特許第4.666、719 号)、ある類型が認識され得る。ここで関心のある発酵剤における微小植物の類 型によると、それらは麦芽糖を発酵しないサツカロミセスイースト(yeast ) FMと、麦芽糖を発酵する乳酸菌種とを含有する。サツカロミセスイースト および乳酸菌は、共生しており、 ドウにおいて各々が他をよく成長させると考 えられる。これらは最も普通に存在する微生物であるが、特定の発酵剤の更に微 妙な特性を決定する他の酵母およびバクテリアが、少量存在することがしばしば ある。従来の発酵剤において認識されてきた他の酵母類には、  Pichfa およびHansenulaが含まれる。連続発酵剤において発見された他のバク テリアの類型には、ロイコノストック属(IIjuconO8toc)、連鎖法 菌属(鉦シュ巨匹二)およびムム二二二Uが含まれる。
最近認められたサツカロミセス属イーストの分類学上の分類(Yarrow、  ”Genus 22. Saecharom ces Meyen ex Re ess、”。
The Yeasts、  Kreger−van Rijii集、  198 4年、  Elsevier 5cience publishers BY、  Amsterdam、 379〜395頁)には、7!Mが含まれる。通常は 、麦芽糖を発酵しないサツカロミセスイーストには3種類あり1発酵剤において 有用であることが明確に認められている。それらは、し」■肚旦、 S、 i  e 11 Ll r f s、、およびS、 dairensisであるoLJ ■姐■は、それがLactobaeillus 5anfrancisco ( Oura、前出、130頁)と共生して成長するサンフランシスコサワードウパ ン種、ならびにそれが乳酸短杵anettone)  ドウ(Oura、前出、 131頁)において存在する。これらの乳酸菌種はすべて麦芽糖を発酵する。4 はまた。存在すると思われるいかなる乳酸菌種とも関連しない研究において、従 来のイランのパンドウ(Tadayon、 ”1dentification  of Yeasts l5olated from Bread Dough  of Bakerfesin 5hiraz、  Iran、” in Jou rna   Food P  tect’o  1978年■: 9.717〜 721頁)から単離されているおり、その共生対合はまだ知られていない。
S、 tellurisは、イランの従来のパンドウ(Tadayon、前出) において発見されているが、乳酸菌種との共生対合については言及されていない 。
S、 dairensisは、小麦またはライ麦上に自然発生する微生物から調 製された小麦およびライ麦発酵酵母の両方において発見されている。小麦発酵酵 母におけるS、 dairensisは。
麦芽糖を発酵する乳酸短杵菌の異型性の菌株と共生して成長すると考えられる( 米国特許第4.666、719号)。
S、 5erv’z ”およびS、 un’s o usは、パン製造に有用な 種として文献には記載されておらず、それらは9通常麦芽糖を発酵しないが、明 らかに発酵剤における麦芽糖発酵乳酸菌種と共生対合するのに適切である。それ らが、最終的には乳酸菌種と組合せてパン製造に使用されるか、またはそれらが いくつかの従来のパン発酵剤において存在することが発見されることを期待する ことは妥当である。
S、 cerevisiaeおよびS、 klユ■ヱ3.は1通常は麦芽糖を発 酵するので、麦芽糖を発酵する乳酸菌種との共生対合には、不適切である。S、  cerevisiaeは、近年のパン焼き酵母として使用され、辷■肛二ムは 、イランでのパン製造に使用される通常の発酵剤において発見されている(Ta dayon 19711年、前出)。
これらの2つのイーストの内のどちらかを使用して製造したパンは9発酵剤中に 存在する共生の乳酸菌バクテリアによって産生された酸と関連する特徴的な風味 または自己保存特性を有さないと考えられる。
サワードウ発酵系において通常量も見出される乳酸菌種は。
−一克iユロエ叩、乳酸短杵菌、および発酵乳酸!! (L、 far■ent u+m)である(Oura、前出、128頁)。サワードウから単離される+   bLuLr上aH31(HandierおよびWeiss、  ”Regul ar Nonsporing Gram−Positive Rods、−in  Ber e ’s Manual of S stematjc Bacte riolo  、”第1!巻、  !Jolt、 WilliamsおよびWi lki n5tjA集、  Ba1ti+eore 19g6年、  1208 〜1234頁)の最新編集において記載されている他の乳酸菌は、Lユn旧五泣 江、L」上匡払nム■、 L!工I(L、 casei)および、 sa  a nciscoテある。これらの種の乳酸菌の各々は7 麦芽糖を発酵しないサツ カロミセスイーストの1つと共生して成長することが期待され得る。特定の小麦 粉および水の系において天然に成長する特異対合は、そこにある栄養素によって 決定される。乳酸菌種を含む他の発酵剤の例としては、ドイツライ麦パン、エジ プトおよびイランの小麦パンを製造するのに使用されるものが挙げられる(Ou ra、前出、126頁: Faridi、”Flat Breads、”in  Wheat:Chemistr  and Technolo  、  東+を 巻、  Pomeranz&i集、  1988年、  American A s5ociation of Cereal Chemists、  St、  Paul、 Minn、、 479頁)。
主要な微生物のみを単離し1次いでそれらを不滅化し、パンドウに植几付けても 、もとの発酵剤から得られるのと同様の特性を作り出すことはできない。通常の 発酵剤に完全な特性を与えるすべての微生物を保存し、これらの通常の発酵酵母 をさらに一般的に得られるようにするためには、それらを安定貯蔵し、乾燥した 顆粒状で、効率的に調製し1次いでもとの発酵剤をこの形態で簡単に再生させる ことは有用である。
押し出しされたドウの形態で、成長した発酵剤を直接乾燥させる方法は、エネル ギー使用および微生物が工程中において充分に生存できないという点で非効率的 であることが初期作業において示された。
従来の発酵剤は、数世紀にわたって増殖され、または当時の技術を使用して再開 されており、19世紀まではほぼ同様の、成長法、粉砕された小麦粉および給水 で行われてきた。
19世紀にローラー製粉機が発明されるまで、精製された小麦粉は、パーツ(p arts) 、  そして従って、全粒からの栄養素を含む細かくひかれた小麦 粉を意味した。ローラー製粉機を使用して、穀物の内乳のみを含み、実質的に全 粒の胚芽およびふすま(bran)において発見される栄養素を含まない。
精製された小麦粉を作ることができる。 最新のローラー製粉されたflI製小 製粉麦粉いて存在する低減した数種の栄養素の一部は1国によって差はあるが、 ビタミンおよびミネラルを加えることによって補われる。
最新の小麦粉を生成するために選択された穀物種もまた。
時期によって変化し得る。これは、新しい穀物種の発達、および貿易による他国 からの穀物種の導入によるためである。
近年の製粉機は、いくつかの供給源から興なる穀物種を混合して、最終的に販売 される小麦粉を生成する。
近年の、穀物の成長、貯蔵および分配環境には、はとんど確実に、昆虫または微 生物による汚染を防ぐために、農薬または物理的処理が含まれる。不幸なことに 、これと同等の処理によって9通常の天然酵母を作り出す微生物が失われること になる。
ローラー製粉機を使用するまでは、細かく粉砕された小麦粉は、腐ったり昆虫ま たはカビによって損傷されずに、長期間にわたって保存することが本質的に不可 能な全粒小麦粉であった。その代わりに、穀物全体が保存され、一般にパン製造 に使用される際にのみ製粉された。この試みによって、短期にわたる貯蔵におい ても失われ得る栄養素が1発酵微生物および製造されたインを食べる人々にも生 かされるという付加的な利点があつた。
パンドウにおける麦芽化穀物の使用は、近年ならびに従来からの試みである。麦 芽化穀物は、酵母またはドウ、および。
パンのきめの改善、麦芽糖の小麦粉からの放出、フィチン酸の分解、および消化 のための結合ミネラルの解放を含む様々な活性を有する酵素にビタミンを加える 。この麦芽化穀物によって提供される活性は、麦芽化工程における水中浸漬に次 ぐ第2工程である穀物の発芽による。麦芽化中のその後の工程は、最終麦芽特性 を決定する条件下での乾燥を含む(酵素の中には麦芽が乾燥される間に熱によっ て簡単に破壊されるものがある)。従来は、 ドウを作る荊に穀物を柔らか(す るために穀物を水に浸す間に発芽が起こり得、あるいは梅雨の収穫期には、穀物 は収穫される前に発芽し、穀物の穂に存在する間に再び乾燥された。すなわち、 従来の発酵剤は1発酵微生物の成長を促進することが所望される際には、精製さ れた砂糖よりもむしろ単一麦芽で補われていたと考えられる。
現在、パン製造に得られる水は、静菌剤で処理されている。
これは、病気の原因となる微生物の蔓延を防止するのに非常に重要である。しか し、これらの化学薬品が4通常のパン製造に使用される水に残存すると、天然発 酵微生物の増殖が損なわれ得る。
上記のことはすべて、特定の従来の発酵剤を成功裏に製造し、増殖させるために は、その内のいくつかが発芽するかまたは麦芽化され、および残存する微生物を 破滅するために物理的な処理あるいは農薬の処理がされておらず、清浄でかつ損 傷されていない特定種の穀物からの全粒穀物粉を使用すること、ならびに残存す る静菌剤を含まない飲料水を使用することが必要であることを述べている。これ らの基準で生成された発酵剤は1強く成長する微生物を最も含んでいるようであ る。このような系は、最高の発酵を提供し、長期保存安定のための乾燥等の工程 にさらに耐えられる可能性も有す。
これらの基準のすべてが満たされ1発酵剤が、その主要な発酵微生物として非麦 芽糖発酵性のサツカロミセス橿および麦芽糖発酵性の乳酸菌属種を含む場合は、 この発酵微生物は「酵母(barn) Jとして分類され得る。このように、こ れは。
しばしば精製された小麦粉および砂糖を使用して作られ、パン製造イーストの形 態で(S、 eerevisiae)で発酵される酸性ドウを生成することのみ に使用されるサワードウスターター(5tarter)とは区別される。酵母に は、充分に酸化されたドウを生成することが望まれ、得られるパンにはそのこと に起因する特性が望まれる。パン製造イーストは酸性化バクテリアと同様に砂糖 を最も発酵させるので、パン製造イーストで発酵されたサワードウは部分的に酸 性化したドウのみを提供する。従って、全体の増殖が防止される。
発酵酵母の生成が所望されるのは、一部には従来の技術をうまく存続させるとい う概念のためであるが、更に重要なことは、製造された全粒パンの特性である。
酵母パンの酸性のあるドウは、得られるパンによい風味を与え、カビの成長に対 して自己保存し、全粒小麦粉に天然に存在するミネラルの麦芽穀物または単一パ ン製造イースト発酵の影響下においても消化のための有効性を高める(Farf di、前出、496頁)。
スラリー、ペーストまたはドウの形態で水および全粒小麦粉と混合された共生の 微生物である。江匹■ram ces dairen出および乳酸短杵菌を含有 する特定の発酵酵母は、現在既知であり、  5pi11erの米国特許第4, 666.719合においで記述されている。この酵母の貯蔵寿命には、限界があ る。この酵母を約4’Cで保つと、調製後、約2か月の間発酵剤として有用であ る。室温では、酵母の貯蔵寿命はさらに短く、はぼ数日間である。この酵母が非 常に有用である間は、冷凍のためのコストおよび不都合なしに、酵母を長期にわ たって供給および貯蔵できる形態で保存し得ることは有利である。本発明は。
このような酵母を乾燥または顆粒状で提供するものである。
乾燥パン製造イーストおよび乾燥バクテリアの培養物を別々に製造する経済的に 実現可能な方法は既知であるが、全粒小麦粉の存在下での共生酵母およびバクテ リアの対合を経済的に乾燥させる方法は使用されるには至っていない。パン製造 イースト(Saecharom ees eerevisiae)菌株は、19 20年代から室温において安定な乾燥形態で得られていた。バクテリアの中には また。一般に乾燥形態のパン製造イーストと関連するものがあるが、それらは、 所望される発酵の一部としてドウの中で充分に増殖されないし、また増殖される とも期待されない。
パン製造イースト乾燥形態の製造、安定性および使用に関する参考文献には、   Reed & Peppler、 Yeast Teehnolo  、 1 973年、 AVl Publishing Co、、 Westport、  Conn、、  90〜102頁。
139〜147頁:およびvan Dam、 ”The Biotechnol ogy of Baker’s Yeast−、in Chemistr  &  Ph 5ics or bakin  、  Blanshardら編集、  1986年、 Royal 5ociety of Chemistry、 L ondon。
117〜131頁がある。これらの参考文献は、技術をうまく要約していると思 われる。最も有用で成育可能な乾燥酵母は、7゜5%および8.3%の間の水分 含有量を有しており、窒素または真空下で保存される場合は、環境温度で1年間 生存可能である。
この期間にわずか約10%の活性が失われる。その特定の安定性は、水分含有量 が低いこと、乳化剤、酸化防止剤および場合によっては大豆油を加えること等の 要因ならびに脱水工程に耐えられる(Saceharomyces cerev isjae)の特異的菌株の選択に依存する。しかし、パン製造のための成育可 能な乾燥酵母の再水化に使用される水は、酵母細胞内容の過度の浸出および次い で起こる発酵活性の損失とグルテン(gluten)に対する損傷を防ぐために 、40’Cでなければならない。パン製造イーストの水分含有量が7.5%未満 である場合は1発酵活性の損失を防止するために水蒸気再水化が必要である。
2つの特許参考文献は、乾燥形態のバクテリアおよび酵母を生成するために小麦 粉を使用しているので、特に興味深い。
その1つは、  K11neに発行された米国特許第4.243.687号であ って、凍結乾燥天然サワードウスターター調製のためのものである。小麦粉は、 スターターが凍結乾燥される支持培地の部分を形成するが、スターター中の共生 酵母は乾燥工程に耐えられない。最終生成物は、精製された小麦粉を含む混合物 における乾燥形態のLactobaei  us 5anfraneiscoで ある。FupprechtおよびPoppに発行された米国特許第3.510. 312号は。
予備乾燥された様々な小麦粉を有するパン製造イーストの乾燥および結果として 生ずる安定に関連しているので、ここではまた重要である。パン製造イースト混 合物における11〜15%の最終水分含有量は、この工程で達成され、室温で数 カ月保存した後に、ベーキングに充分に使用でき得る混合物を提供する。
米国特許第2.919.194号において、  Johnstonは、油中にお ける圧縮イースト(compressed yeast)の懸濁および酵母が油 と接触している間の脱水方法について説明している。過剰の油は乾燥工程の末期 において取り除かれ、生成された乾燥イーストは、溶剤で油除去されない場合に は5〜10%の油を含む。
レシチン等の湿潤剤の存在は、イースト発酵可能糖類の存在と同様に有用である として、  Jobnstonによって勧められている。 (Jobnston によって使用されたトウモロコシ油は、精製度の低い油であり得、従って多量の レシチンを含んでいた。
なぜならJohnstonは精製されたトウモロコシ油を使用することについは 触れていないからである)。Johnstonが、リンおよび窒素を幾分か減少 させた培地において、イーストを前もって増殖させておくことを勧めていること も注目すべき重要な点である。この脱水方法は、非常に安定で有効的な乾燥イー ストを生成する方法として定評があるが、一般に使用するには非常にコストがか かる。しかし、脂肪酸のポリグリセロールエステル、じゃがいものでんぷん、お よび精製されていなければ、多量の乳化剤レシチンおよび酸化防止トコフェロー ルを含むことが知られている大豆油と混合される本乾燥イーストは、今日生成さ れている。
引用文献 背景技術に引用されている文献および本発明に関連するいくつかの文献の一覧を 以下に示す。
A、木皿五り又1 2.919.194    12159    Johnston    99 〜963.510.312    5/70    Rupprecht    99〜944.243.687    1/81    K11ne      425/624、666、719    5/87   5piller     426/18B、  !血−二土五二 1、ReedおよびReppler、 Yeasエユ鯨勧J旦旺、 1973年 、  AVTPulishing Co、、 !restport、Conn、 、 90〜102頁、 139〜147頁。
2、  van Dam、 ”The Biotechnology of B aker’s Yeast、−inChemistr  & Ph 5jcs  o  Bakin 、  Blanshardら編集、  1986年、  R oyal  5ociety  of  Chemistry、  Londo n、  117〜131頁Q 3、  Yarrow、  −Genus 22.  Saceharom c es Meyen ex Reess、−in n1ユ懸1」、  Krege r−van Rij編集、  1984年、  Elsevier 5cien ce Publishers BY、 Amsterdam、  379〜39 5頁。
4、KandlerおよびWeiss、 −Regular Nonspori ng Gram−Positive Rods、−in  er e ’s m anua  of S stematic Bact虹旦旦肛、 11巻、   Holtm集、190年、  WtlliamsおよびWilkins、  B altimore、  1208〜1234頁。
5、  Faridi、Vlat Breads、”  in Wheat:   Chemistr  and TeCl立じふ!I+巻、  Pomeran z編集、  1988年、  American Ass。
ciation  of  Cereal  Cbe+eists、   St 、   Paul、   457〜505頁口6、0ura、 Suomala inenおよびViskari、 ”Breadmaking、” in Fe rmented Foods、  Rose編集、  1982年、  Aca demie Press inc、、  0rlando、  12:3−14 6頁。
7、  Kouhestanjら、  ”Composition and P reparation of  Iranfan  Breads、−in   Journal  of  the American  Dietetie   As5oeiaHon、  55巻、  1969年9月、262〜266頁 。
8、  Tadayon、  −Characteristics  of   Yeasts  l5olated  fromBread Doughs o f Bakeries in 5hiraz、  Iran”、  in Jo urnal of Milk Food Technolo  、  39巻、   1976年8月、539〜542頁。
9、  Tadayon、  −Identification  of  y easts  1solated  from  Bread Dough o f Bakeries  +n 5biraz、  Iran、−in ム1n [1of Food P oteetion、  41巻、9号、  1978 年9月、717〜721頁。
発明の概要 麦芽糖発酵乳酸菌種および非麦芽糖発酵すツカロミセス種を含む、乾燥粉末状の (あるいは顆粒状の)全粒発酵酵母が現在製造された。乾燥工程の必須の生成物 は、非麦芽糖発酵すツカロミセス種の生育可能な細胞と、麦芽糖発酵乳酸菌種の 生育可能な細胞との混合物、全粒小麦粉2発酵の不揮発性産物、および5〜12 重量%の水などの1年間の非冷凍保存が可能な十分に低レベルの水分を含む。所 望の場合は、乳化剤レシチンおよび酸化防止トコフェロールを含む植物油ならび に麦芽全粒小麦粉を加えてもよい。好適な実施態様では。
全粒穀粉は、全粒小麦粉または全粒ライ麦粉であり、レシチンおよびトコフェロ ールは大豆油によって供給され、麦芽化全粒穀粉は、糖化性の麦芽化小麦粉また はライ麦粉である。
本発明では、非麦芽糖発酵サツカロミセスイーストおよび麦芽糖発酵乳酸菌バク テリアの組合せを使用しており、これらは共生であるため1つの乾燥産物におい て生存可能な有機体として生存可能であり、またこれらはどちらも最終全粒穀類 (小麦またはライ麦)パン産物において繁茂し、有用である。本発明によって提 供される乾燥工程は、全粒穀粉を部分乾燥剤として使用し、そして必要とされる エネルギー量を低減させ、微生物を比較的乾燥した状態に徐々に適用するために 、最終乾燥工程において一旦水分が25〜40%に低減された後、微生物が顆粒 状で全粒穀粉上に支持される一連の工程を含む乾燥工程が使用される。乾燥工程 およびそれに次ぐ再水化の結果、この乾燥工程を受けない初期酵母と区別できな い発酵活性を有する酵母が生じる。
発明の詳細な説明 1区肛旦 本発明において使用される代表的な誘発物質(starting materi als)は9本願に磐考文献として引用されている米国特許4.666、719 号において説明されるように調製され得る。この物質は、この乾燥工程において 使用される前に調製され、所望の場合は冷蔵庫に貯蔵され得る。小麦およびライ 麦からこのようにして生成された発酵酵母は1グラム酵母当り、非麦芽糖発酵サ ツカロミセスイーストの約10’= 10”生存細胞および108〜10111 の生存麦芽糖発酵乳酸菌バクテリアを含む。この定義にあてはまるサツカロミセ ス種は、  S、 dafrensfs、 S、 e■虹■、 S 、 t e  l l u r i s 、 S 、 s e r V シ皿、およびS、  unjs orusを含む。これらのうち、  S、 clairensisが 好ましい。この定義にあてはまる乳酸菌種は、 乳酸短杵菌、 (二二匡旺肛■ )。
L、 fermentum、 L、 farciminis、 L、 alt+ nentarius、 カセイ菌およびり、 5anfranciscoを含む 。これらのうち、乳酸短杵菌が好ましい。これらの発酵酵母の調製には、全粒穀 物上に通常存在する特定の微生物を使用するので、全粒穀粉9発芽した穀物およ び化学的または物理的(殺虫)処理を使用せずに成長し貯蔵され、それにもかか わらず清浄損傷されていない穀物から麦芽を調製することは有用である。同様の 理由から。
発酵酵母を作るのに使用される水には静菌薬剤が含まれていてはならない。水は また。酵母微生物にいくつかのミネラルを供給し1通常の良好なミネラル飲料水 が発酵酵母の調製には適切である。
他の従来の発酵酵母もまた。それらが、未損傷の全粒穀物から得られた全粒小麦 粉9発芽した穀物、または麦芽および上記の水を使用して調製され、ある再生か ら次の再生において一貫した特性を有している場合は、ここに記載の過程によっ て乾燥され得る。
増殖した発酵酵母へ発芽穀物または麦芽を導入することは。
それらが排除された場合にも良好な成長は起こり得るが、酵母微生物の活発な成 長に有用である。
乾燥される発酵酵母に適切な水分含有量は、45%から60%である。
111旦二灸! 本発明の乾燥工程は、多段階工程である。上記の発酵酵母の水分レベルは、全粒 穀粉および水の調製量を加えることによって徐々に(連続的にまたは工程毎に) 減少させられ、全体とし20〜30%の水分含有量とされる。この水分の低減し た生成物を粒状にし9次いで温風で乾燥し、最終水分含有量を12%未満および 通常5から8重量%の間にする。麦芽化された全粒穀粉および/または植物油か ら得られた乳化剤および酸化防止剤はまた。乾燥過程において存在し得るが。
必須のものではない。好ましくは、全粒穀粉は、全粒小麦粉またはライ麦粉であ り、麦芽化小麦粉は麦芽全粒小麦または麦芽全粒ライ麦である。全粒穀粉は、天 然でいくつかのトコフェロールを含むが、大豆油からの過剰のトコフェロールを 加えることによって、空気中での長期保存における酸素による微生物への損傷が 低減される。初期条件下では、イーストは充分に水化した状態で増殖する。麦芽 化された全粒穀粉が存在すると、非麦芽全粒穀粉において発見されるよりもより 多くの発酵可能糖類の存在下において、および全粒穀粉のみに比べて麦芽粉から の変性リンおよび窒素成分の存在下において9発酵が起こる。このことは、増殖 したイーストが乾燥過程に耐え得る能力を高めるものと思われる。レシチンはま た。結合リンを供給し、脱水およびそれに次ぐ再水化におけるイースト細胞壁を 保護するために乳化剤として作用する。
糖化性麦芽全粒穀粉、レシチンおよびトコフェロールは、パン処方には有用であ り、あらゆる場合に、比較的少量が最終乾燥された酵母とともに導入され得る。
麦芽化された全粒穀粉は、凪味1色およびきめを良好にし、レシチンおよびトコ フェロールは主として製造されたパンのきめを良好にする。
この過程の1つの実施態様では、まず誘発酵母を全粒穀粉および水によって再生 し、水分含有量を約60%にする。次いで必要に応じて加えられた麦芽全粒穀粉 およびトコフェロールおよびレシチンを含む大豆油の存在下で、約180Cから 約370Cの温度等の良好なイーストおよびバクテリア成長条件で成長させる。
この60%脱水混合物の発酵は、生育可能なイーストおよびバクテリア細胞の濃 度が誘発酵母と同様になる。すなわち1グラム当り10’〜10参の生存イース ト細胞および108〜10111の活動バクテリアになるまで行う。これには。
通常約24時間かかる。イースト細胞の数が2倍になるのに要する時間は、約2 〜8時間または温度によってはそれ以上である。
増殖された酵母の水分含有量は、低減された割合の水とともに全粒穀粉を加える こと、および必要に応じて全粒穀粉ならびにレシチンおよびトコフェロールを含 む大豆油を加えることによって徐々に低減される。この水分含有量低減方法は。
水分含有量が20〜30重量%になるまで行う。
ある実施態様では、全粒穀粉および選択的な成分の添加を混合とともに連続的に 行う。他の実施態様では、乾燥材料の添加は回分式である。回分式の工程におい ては、各段階は。
混合される湿潤酵母の量に基づいて、約100重量%までの乾燥小麦粉および任 意に添加される成分を加えることを包含する必要がある。連続添加速度または回 分式の添加間隔は。
酵母微生物が成長を続けられるように制御する。連続添加速度または回分式の添 加間隔は、各場合において、生育可能なイーストおよびバクテリア細胞の濃度が 誘発酵母における濃度と同様になるように制御しなければならない。
商業規模においては、連続添加工程は、最も有利であり得るが、全粒穀粉および 次第に低減される量の水、そして必要に応じて麦芽全粒穀粉ならびにレシチンお よびトコフェロールを含む大豆油を加えることによって、酵母の水分含有量を2 から5段階で減少さると、良好な結果が得られ得る。
誘発酵母の水分含有量を約60%まで増加させた場合は。
第1段階の小麦粉添加によって9通常は水分含有量を約50%まで減少させる。
それに次ぐ添加によって約40%に減少させ1次いで約30%、すなわち20か ら35重量%とする。
これらの各添加の後、:1g発酵母において見られたのと同様または同一の微生 物濃度が得られるように、混合物中の微生物を成長させる。通常選択される成長 時間は、4から24時間である。
水分含有量40%において、混合物は必然的に粗い顆粒に変化させ得る堅いドウ であり、水分含有量30%において。
混合物は回転刃ミキサーを有した食品加工器を使用して細かい顆粒に変化させ得 る。顆粒は、ドウ、および水分含有量をそれぞれ40%および30%に減少させ るのに充分な量の小麦粉から、数秒間で生成される。それに次ぐ空気乾燥工程で は、水分含有量が30%から12%以下、および通常5から8%の間に低減され る。
好適な実施態様では、更に多くの小麦粉を食品加工器等の混合によって加え、水 分含有量を30%程度から約28%に減少させる。この全粒穀粉および任意に麦 芽全粒穀粉を加えることによって、乾燥過程および脱水過程中に微生物に新鮮な 栄養素を供給する。この任意の添加が行われる場合は7通常は最終乾燥過程前2 4時間内が望ましく、好ましくは、8時間内がよい。この最終乾燥工程は、温暖 な乾燥空気の存在下において行われる(最高65’C)。酵母顆粒の温度は、6 5’Cをはるかに下回っており、水分が減少するにつれて徐々に上昇する。この 酵母顆粒を乾燥中にかき混ぜる。これを連続的にまたは間隔を置いて行ってもよ い。この最終乾燥工程は、空気流の程度および選択された乾燥空気の温度によっ て。
2〜16時間かかる。生成物は、自由流動し、真空または空気中において密封さ れ得、低酸素および湿度伝達特性を処理する封がなされた容器中において低温で 貯蔵される場合は。
環境温度で少なくとも1力月および少なくとも1年まで重大な損傷なしに保存さ れ得る。
従って1本発明は、必要に応じて約60%の水分含有量。
次いで約50%、約40%、約30%、そして全粒穀粉の存在下において生成産 物を乾燥空気で5〜12%の水分含有量まで乾燥させる1発酵酵母微生物の増殖 工程を提供する。
(芝肛旦立亙水上 乾燥酵母を再水化するために、柔らかいドウまたはバッター(batter)を 生成するのに充分な量の水分と混合する。この混合物を微生物を活性化させるの に適した条件で放置する。
18〜430Cが典型的な温度である。両者の共生微生物が繁殖し、混合物が酸 性pH3,5に達するように、調理で再水化酵母を使用する前にこれらの成長条 件下で約24時間まで待つことが重要である。それによって、望ましくないイー ストおよびバクテリアを排除するのに充分な程度に酸性となり。
パンまたは他の生成物の自己保存を良好にし、得られる酵母パンに風味を与える 。430Cの水で再水化することは必須のものではないが、約8%の水分含有量 を有するパン製造イーストがより低温の水を使用した再水化によって損傷され得 ることが既知であるので9通常この温度が使用されている。これが生じた場合は 、イースト細胞の中身がドウに漏出す。これは、再水化中のイースト細胞内容の 浸出を保護する。ここに記載のレシチン等の乳化剤を使用することによって補わ れ得る。
酵母の水性ペーストによって供給される酸は9通常は乾燥生成物には存在しない ことは特筆すべきである。これらの酸は、バクテリアが産生ずる乳酸の増加の結 果として、再発生させなければならず、そのためにはおよそ12〜24時間が必 要である。従って、乾燥酵母は、乾燥パン製造イーストが通常使用される方法と は異なる方法で使用される。
された 燥  からのパンの− 再水化された乾燥酵母は、全粒穀類酵母のサンプルと同様に、水と混合後約24 時間でパン製造に使用される。この形態で、パンドウを製造するのに直接使用さ れ得るが、または好ましくは、さらに再生して多量の再生酵母を製造し得る。
得られるパンドウは、再水化された酵母とその再水化または再生された酵母のお よそ2倍の量の発芽穀類または麦芽穀粉を含む全粒小麦粉、およびパンドウを生 成するのに充分な水とを混合することによって調製され得る。塩は、好みに応じ て添加され、ドウを調製するために加えられる前に水中に溶解される。多種類の パンが、牛乳、オリーブ油、卵およびドライフルーツ等の成分を加えたり代えた りすることによって。
この基本ドウからw4′lJ1され得る。ドウからパンを調製するために、まず 成分を充分混合し、形成されたドウを環境温度において2〜8時間、酵母によっ て産生される二酸化炭素により容量がほぼ2倍になるまで放置する。この際、ド ウを紙のように延ばし2分割し、ボウル状になるまで充分にこね、ドウの容量が およそ2倍になるまで再び放置する。この後、ボウルを塊にして、一部分のみが ふくれ上がり、オーブン中でさらにふくれ上がるように放置し、切り、塊のサイ ズに応じておよそ220’Cで25〜35分間焼く。熟練したパン職人は、その 必要性および使用される小麦粉のタイプに応じてこれらの条件を変化させること が可能である。
本発明を以下の実施例を参照しながら更に詳しく説明する。
これらの実施例は、説明のみを目的としており、添付の請求項によって提示され るように本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1 約46%の水、54%の全粒穀粉ならびに1グラム酵母ペースト当り約10”の 生存イースト細胞(S、 dairensis、 ATCC20782) ti 5 ヨヒ10 ”(D生存ハクf !J 7 (乳W短杵m、  ATCC53 295)を含む全粒小麦酵母ペーストのサンプルを、米国特許第4.666、7 19号に記載の方法を使用して調製した。発芽小麦。
麦芽小麦および全粒小麦粉を調製するために使用した全粒小麦の果粒を成長させ 、化学的または物理的な殺虫処理を施さずに保存した。それにもかかわらず、全 粒小麦果粒は清浄で。
損傷もされていなかった。
この全粒小麦酵母ペーストスターターの56g分に14gの全粒小麦粉(約12 %の水)および14gの麦芽化小麦粉を混合した。後者は、全粒小麦を発芽、乾 燥し9粒子状にすることによって形成された。更に、7gの約66%のレシチン および1QQQpprnの、混合されたトコフェロールを含む大豆油と56gの 水を加え、58%の水分含有量と非水物の割合として11%の大豆油の混合物を 提供した。これらを充分混合し、環境温度で約21時間発酵させた。この時点で 。
混合物を4〜8時間毎にかき混ぜた。
上記の混合物に、更に28gの全粒小麦粉および28gの麦芽化小麦粉、14g の大豆レシチンおよび28gの水分を加え、49%の水分含有量および非水物の 割合として17%の大豆油の混合物を提供した。この混合物を環境温度で23時 間発酵させた。発酵中、4〜8時間毎にかき混ぜた。
再生および水分減少の第3工程は、全粒小麦および麦芽化小麦粉のそれぞれ56 g分、28gの大豆油および38gの水分を加えることから構成され、これによ って40%の水分含有量および混合物中の非水物のとして計算される19%の大 豆油を含む混合物を提供した。混合物を26時間発酵し。
4〜8時間毎にかき混ぜた。
再生および水分減少の第4工程として、全粒小麦粉および麦芽化小麦粉をそれぞ れ56g加え、34%の水分および14%の大豆油(非水物としての%)を含む 混合物を提供した。
混合物を21時間発酵し、4〜8時間毎にかき混ぜた。
第4の再生および乾燥工程では、30%以下の水分含有量の混合物を生成しなか ったので、全粒小麦粉および麦芽化小麦粉をそれぞれ112g加えることによっ て更に乾燥および再生を行った。混合は、混合刃を備えた食品加工器において数 秒間で終了した。生成物は、粗い顆粒状で、28%の水および9%の大豆油を含 む部分的に乾燥した酵母であり、非水物に基づいて計算すると、6%のレシチン および901)I)mの、混合されたトコフェロールを含有することになる。こ れらの顆粒を、最終乾燥工程前に28時間、環境温度で放置して発酵させた。
約65’Cの通風を作り出す食品乾燥機を使用して、最終乾燥で7〜8%の水分 を得た。この熱風は、まず乾燥剤(Ca5O4)を通過させ1次いで部分的に乾 燥した酵母の粒子(水分28%)を通過させた。この顆粒の温度は、室温から3 8〜400Cまで連続的に上昇し、7〜8%の水量外は、すべて酵母から取り除 かれた。この顆粒が達し得る最大温度は40’Cであり、乾燥工程は温度が38 ’Cに達すると終止した。一旦顆粒を室温まで冷却した後、それらをプラスチッ クの袋に真空密封した。サンプルを環境温度(15〜27’C)で保存し。
4.11.16および33日後に乾燥酵母がドウを気泡化および酸性化する能力 をテストした。
4日後、乾燥酵母を以下のようにテストした:28gの乾燥酵母を43’Cで2 8gの水と混合した。この混合物は、非常に泡立ちがよく、混合および環境温度 (18〜240C)でカバーをして放置した後24時間以内ではpH3,5を有 していた。このテストにおいて複数の塊(1oaves)は生成されなかった。
11.16および33日後、乾燥酵母は実質的に同様の特性を有しており、いず れの場合においても良好な塊(logf)が生成された。
比較の目的で33日後、3回再生した酵母ペーストスターターのサンプルを、再 生された乾燥酵母から塊を生成した際に使用したのと同様の過程を使用して、同 様の重量の塊にした。生成した塊は、サイズ、形、および構造ともに区別できる ものではなかった。しかし、この乾燥酵母から生成した塊は、わずかに麦芽風味 を有しており、その麦芽および乾燥酵母によって供給された大豆油のために深い 茶色の皮(crust)を有していた。
実施例2 麦芽小麦および大豆油を含む乾燥全粒小麦酵母のサンプルを実施例1に記載され るのと同様の方法で調製した。乾燥酵母の水分含有量は、7%であった。
環境温度18〜240Cで10力月間保存した後、この乾燥全粒小麦酵母の28 g分を、18’Cで28gの水とよく混合し1次いで約32’Cで24時間放置 することによって再水化した。この末期に酵母のpHは9色付きpH指示紙で測 定したところ3.5であり、わずかにガス放出していた。このとき、再水化され た酵母に、約0.8%の麦芽化小麦粉および28gの水を含む28gの全粒小麦 粉を加えることによって再生した。パン製造用酵母をさらに調製するために、酵 母が充分にガス放出する更に24時間後に再び再生し2次いで更に18時間後3 回目の再生を行った。各再生に使用される酵母、小麦粉、水の割合は1重量で2 : 1: 1であり、各場合において使用された小麦粉は、約0.8%の麦芽化 小麦粉を含む全粒小麦粉であった。最終再生の7時間後、この再生された酵母2 24gを、4gの塩を含む224gの水、7gのオリーブ油、10gのはち蜜お よび448gの新たに粉砕した全粒小麦粉と共に、4時間で完成した塊を生成す るようにセットした自動パン製造機械によって混合することによってパンを製造 した。生成されたパンは、乾燥前にこの酵母から生成したパンと同様に充分隆起 し、良好なきめおよび良好な風味を有していた。
実施例3 約52%の水、48%の全粒ライ麦粉ならびに1グラムの酵母ペースト当り約1 0’の生存酵母細胞(S、 dafrensis)および109の生存乳酸菌バ クテリアを含む全粒ライ麦酵母ペーストのサンプルを、米国特許箪4゜566. 719号に記載の方法を使用して調製した。発芽ライ麦、麦芽化ライ麦および全 粒ライ小麦を調製するのに使用された全粒ライ麦果粒を成長させ。
化学的または物理的殺虫処理を施さずに保存した。ライ麦果粒は、それにもかか わらず汚染されずまた損傷もされていなかだ。
この全粒ライ酵母ペーストスターターの56g分を、約12%の水分を宵するラ イ麦粉および56gの水と混合することによりて再生し、63%の水分を含むバ ッターである混合物を生成した。これらを充分に混合し、12時間周囲室温で放 置して発酵させた。
一旦再生された酵母56g分と28gの全粒ライ麦粉および28gの水とを混合 することによって、わずかに水分を減少させて、ライ麦酵母を更に再生した。水 分60%のわずかに濃厚なバッターを生成した。充分に混合したバッターを周囲 室温で12時間発酵させた。
上記混合物を56gの全粒ライ麦粉および28gの水と混合することによって、 再び再生し、同時に水分を52%に減少させた。柔らかいドウからなるこの混合 物を1周囲室温で12時間放置して発酵させた。
回転刃を備えた食品加工器を使用して、98gの全粒ライ麦粉に混合することに よって、更に再生して水分を39%にまで減少させた。混合してから約10秒後 、生成物は粗い顆粒状となった。これらを周囲室温で放置し、更に水分を減少さ せる前に12時間発酵させた。
水分を更に減少させ、これまで生成した部分的に乾燥した酵母を再生するために 9回転刃を備えた食品加工器を使用して再び140gの全粒ライ麦粉を混合した 。生成物は、更に細かい顆粒状であり、水分は30%に減少していた。再び。
再生し7部分的に乾燥した酵母を処理前に約12時間周囲室温で発酵させた。
最終乾燥工程の約3時間前に1回転刃を備えた食品加工器を使用して、84gの 全粒ライ麦粉を混合した。このようにして、水分を27%に減少させ、生成物の 顆粒は更に細かくされ、最終乾燥中、およびそれに次ぐ再水化工程に耐えられる ように微生物に新たに栄養素が供給された。
約8%の水分への最終乾燥は、約65’Cの通風を送り出す食品乾燥機を使用す ることによって成し遂げられた。この空気は、まず乾燥剤(Ca5Oa)を通過 し9次いで部分的に乾燥した酵母の粒子(水分27%)を通過した。粒子温度は 、室温から36〜40’Cまで連続的に上昇し、残存する水の8〜10%以外は すべて酵母から取り除かれた。乾燥工程は、温度が370Cまで上昇する3、7 5時間後に終止した。この顆粒を室温まで冷却して、プラスチックの袋に真空下 で密封した。
サンプルを環境室温(15〜270C)で保存した。
この乾燥全粒ライ麦酵母のサンプルを密封の約7時間後に評価した。乾燥した全 粒ライ麦酵母の28g分を43’Cで28gの水と混合し、環境室温で24時間 放置して発酵させた。
末期には、充分ガス放出し、隆起していた。明らかに酸性であった(pH4)。
もう少し成長した酵母を生成し、塊を作るのに充分なものを調製するために、再 水化された酵母を12時間毎に更に3回再生した。第1回目の再生において、2 8gの全粒ライ麦粉および56gの水を加えた。この再生の後、酵母は非常によ く隆起し、pHは3.5であった。第2回目の再生において、56gの全粒ライ 麦粉および70gの水を加えた。第3回目の再生において、この再生した酵母の 水分が特定の酵母スターターペーストのサンプルに匹敵するように、112gの 全粒ライ麦粉および101gの水を加え乾燥酵母から生成され、再生された全粒 ライ麦酵母の112g分を、2gの溶解塩および196gの全粒ライ麦粉を含む 112gの水と混合することによって、塊にした。生成されたドウを2時間放置 して、隆起させて再びよく混合し9次いでテフロン加工を施したパン用フライパ ンに押し込んだ。
この塊をさらに2.5時間隆起させ、220’Cで25分間焼いた。比較のため 、乾燥過程を経ていないが、乾燥サンプルから生成した再生された酵母に匹敵す る水分を有する新たに調製された全粒ライ麦酵母ペーストを使用して、第2の塊 を調製した。この第2の塊を調製するのに同様の調理法を使用した。どちらの塊 も実質的に風味、構造および外観において同様のものであった。
実施例4 約55%の水90.8%の麦芽化小麦粉を有する45%の新たに粉砕にした全粒 小麦粉、1グラム当り約107の生存酵母細胞(S、 dairensis)お よび10gの生存バクテリア(乳酸短杵菌(L、 brevis))を含む、4 ’Cで保存された全粒小麦酵母のサンプルを、米国特許第4.566、719号 に記載の方法を使用して調製した。発芽小麦、麦芽小麦および全粒小麦粉を調製 するために使用された全粒小麦果粒を成長させ、化学的または物理的殺虫処理を 施さずに保存した。全粒小麦果粒は、それにもかかわらず、清浄で損傷もされて いなかった。
乾燥酵母サンプルを生成するのに使用される前に、酵母。
水、0.8%の麦芽化小麦粉を有する新たに粒子状にされた小麦粉の比率が重量 で常に2: 1:  1になるように、この酵母を10〜29時間毎に5回再生 した。
この酵母サンプルの最終再生の約5時間後、448g分を。
0.8%の麦芽化小麦粉を有する新たに粉砕された全粒小麦粉112g分と混合 して、 ドウを形成した。このドウの水分は、約46%であった。
回転刃混合機を備えた食品加工器を使用して、0.8%の麦芽化小麦粉を有する 新たに粉砕にされた全粒小麦粉560g分と混合する前に、このドウを環境温度 約21’Cで4時間放置した。この混合物を、顆粒状に生成した。これらの顆粒 の水分は、約29%であった。顆粒を、すばや(厚さ1〜2cmの層状になるよ うに乾燥機によって延ばし、39’Cの空気で約16時間乾燥させた。乾燥酵母 の最終水分は、8.5%であった。
生成された乾燥酵母を、低い水分および酸素透過特性を有するプラスチックの袋 に空気中で密封した。
周囲室温(約18°C)で5週間保存したこの乾燥酵母の28g分を、18’C で28gの水と混合させることによって再水化した。この混合物を約350Cで 24時間放置し、12時間後に1回かき混ぜた。24時間後、pH指示紙による とpHは3.5になり、非常によくガス放出していた。
生成された酵母の56g分を、再水化の24時間後に再生し、更にその24時間 後、更にその12時間後に再生した。
各再生に使用された酵母、水、0.8%の麦芽化小麦粉を含む新たに粉砕にされ た全粒小麦粉の比は9重量で2: l: 1であった。再生生酵母を約18’C の周囲室温で放置した。
この再生された酵母からパンサンプルを調製するために。
最終再生の5時間後に、この酵母の224g分を4gの塩を含有する224gの 水、7gのオリーブ油、10gのはち蜜。
および0.8%の麦芽化小麦粉を含む448gの新たに粉砕された全粒小麦粉と 共に、4時間後完成した塊を生成するようにセットした自動家庭パン製造機によ って混合した。生成したパンは、乾燥されなかった酵母サンプルから生成された 塊と実質的に同様な風味、きめおよびサイズを有していた。
実施例5 米国特許第4.666、719号に記載の方法を使用して2発酵酵母を、全粒デ ユーラム小麦粉(水分約8%)1発芽デニーラム果粒、および水から調製した。
発芽デニーラム小麦、麦芽化デユーラム小麦および全粒デユーラム小麦粉を調製 するために使用された全粒デユーラム小麦果粒を成長させ、化学的または物理的 殺虫処理を施さずに保存した。これらの全粒小麦果粒は、それにもかかわらず清 浄で損傷されてもいなかった。
成長した酵母は、pH3,5および隆起したパンを調製する発酵特性を宵してい た。これらの観察によって、酵母が、パンを隆起させるサツカロミセス酵母を含 んでおり、pHが3゜5になるように酵母を酸性化させ得る乳酸菌バクテリアを 完全成長させる種のものであるとされた。
酵母の乾燥サンプルを調製するのに使用される前に、酵母。
全粒デユーラム小麦粉、および水の重量比が2: 1: ]であるような全粒デ ユーラム小麦粉および水で、酵母を周囲室温で8〜24時間毎に5回再生した。
約54%の水および46%の全粒デユーラム小麦粉を含む再生されたデユーラム 小麦酵母の112g分を、最終再生から24時間1周囲室温で放置し、それを8 〜12時間毎によくかき混ぜた。次いで、酵母の水分含有量を、56gの全粒デ ユーラム小麦粉および28gの水を加えることによって。
約47%にまで減少させた。生成された柔らかいドウをよくかき混ぜ、カバーを し9周囲室温で9時間放置して発酵させた。更に、98gの全粒デユーラム小麦 粉をこの柔らかいドウに混合し1回転刃混合°機を備えた食品加工器を使用して 。
生成物を顆粒状にした。この顆粒は、34%の比較的高い水分含有量のために、 まだ粗かった。上記のように食品加工器を使用して140gの全粒デーーラム小 麦粉を加える前に。
酵母の粒子を周囲室温で更に7時間発酵させた。さらに細かい顆粒が生成し、水 分は約26%と算出された。8時間後。
84gの全粒デ易−ラム小麦粉を食品加工器を使用して1部分的に乾燥した酵母 に混合し、水分含有盟約23%の部分的に乾燥した酵母を生成した。更に3時間 後、酵母を約650Cの乾燥空気で最終的に乾燥させた。約3.5時間後、乾燥 機からの空気が38’Cに達すると、乾燥過程は終止した。このようにして生成 された乾燥酵母をプラスチックの袋に真空下で密封し、約18’Cの低い周囲室 温で保存した。
上記のように6力月間保存した乾燥デユーラム小麦酵母の28g分を18’Cで 28gの水とよく混合し1次t)で約32o(で24時間カバーをして放置する ことによって再水化した。
この末期に、混合物は、非常によくガス放出しており、pH指示紙によって測定 するとpH3,5であった。再水化された酵母を、再水化の終了時、更に23時 間後、更に19時間後にに再生すると、酵母:小麦粉:水の重量比は常に2:1 :1であった。小麦粉は、約0.8%の麦芽化デユーラム小麦粉を含む全粒デユ ーラム小麦粉であった。14ンは、酵母の最終再生の7時間後に作られた。4g の塩を含む224gの水および約Oo 8%の麦芽化デユーラム小麦粉、7gの オリーブ油および10gのはち蜜を含む448g−の全粒デユーラム小麦粉と再 生された酵母の224g分を混合した。ドウを混合し9次いで約32’Cで混線 前45分間放置した。混練したドウを分割し、すばやくフライ1<ンに入れ、ド ウの容量がほぼ2倍になるまで更に2時間放置して隆起させた。塊を232’C で20分間焼いた。その塊の風味、きめおよび容fit−!すべて、乾燥される 前のオリジナル酵母から調製されたものと同様であった。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.麦芽糖発酵乳酸菌の成育可能な細胞,非麦芽糖発酵サッカロミセスの成育可 能な細胞,全粒穀粉および5〜12%の水を含む,乾燥した形態の発酵酵母。 2.前記全粒穀粉が全粒小麦粉である,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 3.前記全粒穀粉が全粒ライ麦粉である,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 4.乳化剤をさらに含有する,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 5.酸化防止剤をさらに含有する,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 6.レシチン乳化剤およびトコフェロール酸化防止剤を提供する大豆油をさらに 含有する,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 7.麦芽化全粒穀粉をさらに含有する,請求項2に記載の乾燥発酵酵母。 8.前記麦芽化全粒穀粉が糖化性麦芽化全粒小麦粉である,請求項7に記載の乾 燥発酵酵母。 9.麦芽全粒ライ麦粉をさらに含有する,請求項3に記載の乾燥発酵酵母。 10.前記乳酸菌が乳酸短杵菌である,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 11.前記乳酸菌が乳酸短杵菌である,請求項6に記載の乾燥発酵酵母。 12、前記サッカロミセスがサッカロミセスダイレンシス(Saccharom yces dairensis)である,請求項1に記載の乾燥発酵酵母。 13.前記サッカロミセスがサッカロミセスダイレンシスでめる,請求項6に記 載の乾燥発酵酵母。 14.前記サッカロミセスがサッカロミセスダイレンシスである,請求項10に 記載の乾燥発酵酵母。 15.前記乳酸短杵菌が乳酸短杵菌異型ATCC53295であり,および前記 サッカロミセスダイレンシスがATCC20782である,請求項14に記載の 乾燥酵母生成物。 16.以下のa,b,およびcの工程を包含する成育可能な酵母細胞および成育 可能なバクテリア細胞を含む乾燥酵母発酵剤を生成させる方法; a.非麦芽糖発酵サッカロミセス酵母および麦芽糖発酵乳酸菌バクテリア,なら びに水分約45〜50%を含む,水ベースの全粒穀類酵母を得る工程; b.水含有量約20〜35%の低水分成物になるまで,酵母およびバクテリアを 増殖させる条件下で,該酵母に全粒穀粉を徐々に加える工程;および c.乾燥した温風で該低水分生成物を水含有量が約5〜12%になるまで乾燥さ せる工程。 17.前記低水分生成物が顆粒状にされる,請求項16に記載の方法。 18.工程bを実施する前に,工程aの酵母を添加された全粒穀粉および50% より多い水分の存在下で増殖させる,請求項16に記載の方法。 19.工程bにおいて,微生物の濃度を維持するために,添加中にバクテリアお よび酵母を増殖させるような速度で前記全粒穀粉を連続的に加える,請求項16 に記載の方法。 20.工程bにおいて,前記全粒穀粉を回分して加え,それぞれの添加はバクテ リアおよび酵母が増殖して,これらの微生物の濃度が維持されるような間隔が置 かれる,請求項16に記載の方法。 21.前記小麦粉を2から5部分により添加する,請求項20に記載の方法。 22.前記乾燥温風が65℃以下の温度である,請求項16に記載の方法。 23.前記サッカロミセスがサッカロミセスダイレンシスである,請求項16に 記載の方法。 24.前記乳酸菌が乳酸短杵菌である,請求項16に記載の方法。 25.前記乳酸菌が乳酸短杵菌である,請求項23に記載の方法。 26.前記乳酸短杵菌が乳酸短杵歯異型ATCC53295,および前記サッカ ロミセスダイレンシスがATCC20782である,請求項25に記載の方法。
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