JPH0350500B2 - - Google Patents
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- JPH0350500B2 JPH0350500B2 JP59122339A JP12233984A JPH0350500B2 JP H0350500 B2 JPH0350500 B2 JP H0350500B2 JP 59122339 A JP59122339 A JP 59122339A JP 12233984 A JP12233984 A JP 12233984A JP H0350500 B2 JPH0350500 B2 JP H0350500B2
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- coil
- armature
- magnetic pole
- permanent magnet
- magnetic
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/14—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with speed sensing devices
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/12—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
- H02K21/14—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
- H02K21/145—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures having an annular armature coil
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
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- H02K21/22—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos
- H02K21/227—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating around the armatures, e.g. flywheel magnetos having an annular armature coil
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
- H02K29/08—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K2201/00—Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
- H02K2201/12—Transversal flux machines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は多極直流モータに関し、一層詳細に
は、永久磁石を界磁とし、電機子巻線を軸心に対
して同心巻きにして成る多極直流モータにおい
て、回転ムラの改善および効率の向上を容易に図
ることができる多極直流モータに関する。
は、永久磁石を界磁とし、電機子巻線を軸心に対
して同心巻きにして成る多極直流モータにおい
て、回転ムラの改善および効率の向上を容易に図
ることができる多極直流モータに関する。
(発明の背景)
本発明の発明者は、周面に隣り合う極が互いに
異極となる2n極(nは2以上の自然数)着磁さ
れた永久磁石リングと、軸心に対して同心巻きさ
れたコイルを、コイルの偏平側面の両側から磁路
に沿つてコアで包み、それぞれのコアをコイルの
前記リングの着磁面に対向する周面で交互に入り
組ませて、コイル周面に隣り合う磁極が互いに異
極となる2n極の磁極片が形成される電機子と、
前記コイルの電流方向を回転に対応して切り変え
る切換手段とから構成される多極直流モータ、が
有する起動死点を回避すべく、前記コアの前記永
久磁石リング対向面形状を永久磁石リングの着磁
磁極中心に対して磁気的に非対称に形成し、非通
電時における電機子の永久磁石リングの吸引力に
よる自然停止位置に対して、通電時における電機
子の磁極中心が電機子の相対的回転方向へズレた
位置に発生するようにし、電機子巻線を軸心に対
して同心巻きとして巻線が容易であるとともに、
巻線数を多くすることができて、モータの効率を
上げることができ、さらにモータの偏平化が容易
な多極直流モータを出願した(特願昭56−159710
号)。
異極となる2n極(nは2以上の自然数)着磁さ
れた永久磁石リングと、軸心に対して同心巻きさ
れたコイルを、コイルの偏平側面の両側から磁路
に沿つてコアで包み、それぞれのコアをコイルの
前記リングの着磁面に対向する周面で交互に入り
組ませて、コイル周面に隣り合う磁極が互いに異
極となる2n極の磁極片が形成される電機子と、
前記コイルの電流方向を回転に対応して切り変え
る切換手段とから構成される多極直流モータ、が
有する起動死点を回避すべく、前記コアの前記永
久磁石リング対向面形状を永久磁石リングの着磁
磁極中心に対して磁気的に非対称に形成し、非通
電時における電機子の永久磁石リングの吸引力に
よる自然停止位置に対して、通電時における電機
子の磁極中心が電機子の相対的回転方向へズレた
位置に発生するようにし、電機子巻線を軸心に対
して同心巻きとして巻線が容易であるとともに、
巻線数を多くすることができて、モータの効率を
上げることができ、さらにモータの偏平化が容易
な多極直流モータを出願した(特願昭56−159710
号)。
そして、前記起動死点を回避するための具体的
な実施例として、同心巻きコイルの磁路を形成す
る前記コアの前記永久磁石リング対向面形状を電
機子の相対的回転方向に延出したものを開示し
た。
な実施例として、同心巻きコイルの磁路を形成す
る前記コアの前記永久磁石リング対向面形状を電
機子の相対的回転方向に延出したものを開示し
た。
しかるに、このように電機子巻線を同心巻きと
した直流モータは、電機子のコア形状を磁気的に
非対称として起動死点を回避しているため、ある
程度の回転ムラが生じることは止むを得ない。
した直流モータは、電機子のコア形状を磁気的に
非対称として起動死点を回避しているため、ある
程度の回転ムラが生じることは止むを得ない。
すなわち、前述のような永久磁石リングを界磁
とし、電機子巻線を同心巻きにした直流モータ
は、効率を高めるために、電機子への電流の切換
点を電機子の磁極中心と界磁の磁極中心とが一致
した点に置いており、一方、電機子巻線が同心巻
きであるために電機子が電機子の磁極中心と界磁
の磁極中心とが一致した位置で停止すると、起動
不能となる これは、電機子のコア形状を磁気的に非対称と
した場合であつても、例えば電機子と界磁とのそ
れぞれの磁極中心が一致した位置で電機子が非通
電状態となり、しかも永久磁石と電機子との吸引
トルクが負荷トルクより小さい場合は、そのまま
の位置で電機子は停止し続けることとなつて起動
しない。
とし、電機子巻線を同心巻きにした直流モータ
は、効率を高めるために、電機子への電流の切換
点を電機子の磁極中心と界磁の磁極中心とが一致
した点に置いており、一方、電機子巻線が同心巻
きであるために電機子が電機子の磁極中心と界磁
の磁極中心とが一致した位置で停止すると、起動
不能となる これは、電機子のコア形状を磁気的に非対称と
した場合であつても、例えば電機子と界磁とのそ
れぞれの磁極中心が一致した位置で電機子が非通
電状態となり、しかも永久磁石と電機子との吸引
トルクが負荷トルクより小さい場合は、そのまま
の位置で電機子は停止し続けることとなつて起動
しない。
したがつて、前記構成の直流モータが必ず起動
死点を回避して起動するためには、電機子と界磁
との磁極中心が一致した位置で電機子が非通電状
態となつたときに、永久磁石の吸引トルクが負荷
トルクを上回つていることが必要となり、これに
よつて、前記起動死点は回避されるが、電機子が
非通電状態における永久磁石リングの吸引トルク
が大きいために前述の回転ムラが生ずることとな
る。
死点を回避して起動するためには、電機子と界磁
との磁極中心が一致した位置で電機子が非通電状
態となつたときに、永久磁石の吸引トルクが負荷
トルクを上回つていることが必要となり、これに
よつて、前記起動死点は回避されるが、電機子が
非通電状態における永久磁石リングの吸引トルク
が大きいために前述の回転ムラが生ずることとな
る。
本発明の発明者は回転ムラを最小限度に押さえ
るための条件として (イ) 電機子と界磁との磁極中心が一致した位置に
おける、永久磁石と非通電状態の電機子との吸
引トルクは起動時の負荷トルクを若干上回つて
いること。
るための条件として (イ) 電機子と界磁との磁極中心が一致した位置に
おける、永久磁石と非通電状態の電機子との吸
引トルクは起動時の負荷トルクを若干上回つて
いること。
(ロ) (イ)の位置において前記吸引トルクは最大トル
クとなること。
クとなること。
を見い出した。
しかるに、前記出願したものの実施例のよう
に、単に電機子のコアの界磁対向面を延出しただ
けでは、前記(ロ)の条件を満たすことができない。
すなわち、該コアの延出部の延出長さや、延出幅
を変えても、前記吸引トルクの最大トルク位置は
ほとんど変わらず、最大トルク位置を任意の位置
とすることができないからである。
に、単に電機子のコアの界磁対向面を延出しただ
けでは、前記(ロ)の条件を満たすことができない。
すなわち、該コアの延出部の延出長さや、延出幅
を変えても、前記吸引トルクの最大トルク位置は
ほとんど変わらず、最大トルク位置を任意の位置
とすることができないからである。
一方、前述のような直流モータの効率を上げる
には、界磁の磁束が電機子のコイルを両偏平側面
から包むコアの内部を通るだけでなく、界磁磁極
の隣り合うN−S極の間に位置するコアの永久磁
石リング対向部を通るようにするのがよい。
には、界磁の磁束が電機子のコイルを両偏平側面
から包むコアの内部を通るだけでなく、界磁磁極
の隣り合うN−S極の間に位置するコアの永久磁
石リング対向部を通るようにするのがよい。
このためには、同心巻きされている電機子巻線
の周面で入り組んで交互に異極となつているコア
の隣り合う磁極片同士の間〓をできるだけ小さく
すれば良いが、前記出願したものの実施例におい
て、単にコアの界磁対向面を延出して前記間〓を
小さくした場合には、永久磁石の吸引トルクが大
きくなりすぎて大きな起動電流が必要となる。
の周面で入り組んで交互に異極となつているコア
の隣り合う磁極片同士の間〓をできるだけ小さく
すれば良いが、前記出願したものの実施例におい
て、単にコアの界磁対向面を延出して前記間〓を
小さくした場合には、永久磁石の吸引トルクが大
きくなりすぎて大きな起動電流が必要となる。
そこで本発明の発明者は、同心巻きされた電機
子巻線の界磁対向周面に形成される磁極片を、二
分した主極と補極とから形成するようにし、該補
極の位置、形状を変えることによつて前記(イ)(ロ)の
条件を満たして、最低限度の回転ムラであつて、
かつモータ効率を向上させることができる多極直
流モータを開発した(特願昭59−85038号)。
子巻線の界磁対向周面に形成される磁極片を、二
分した主極と補極とから形成するようにし、該補
極の位置、形状を変えることによつて前記(イ)(ロ)の
条件を満たして、最低限度の回転ムラであつて、
かつモータ効率を向上させることができる多極直
流モータを開発した(特願昭59−85038号)。
ところが、単に主極と補極とからのみ電機子の
磁極片を形成した場合には、前記(イ)(ロ)の条件を満
たすべく補極の位置、形状を変えたときに、僅か
な変更でモータの特性が大きく変わつてしまい、
その調整が困難であるという問題が生じた。
磁極片を形成した場合には、前記(イ)(ロ)の条件を満
たすべく補極の位置、形状を変えたときに、僅か
な変更でモータの特性が大きく変わつてしまい、
その調整が困難であるという問題が生じた。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、電機子の磁極片を
形成するコアの位置、形状、大きさの変更に対し
て、前記(イ)(ロ)の条件を満たす特性の変化の割合が
小さく、回転ムラの改善および効率の向上を設計
段階で容易に図ることができる多極直流モータを
提供するにある。
り、その目的とするところは、電機子の磁極片を
形成するコアの位置、形状、大きさの変更に対し
て、前記(イ)(ロ)の条件を満たす特性の変化の割合が
小さく、回転ムラの改善および効率の向上を設計
段階で容易に図ることができる多極直流モータを
提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決し、発明の目的を達成するた
め、本発明は次の構成を備える。
め、本発明は次の構成を備える。
すなわち、周面に隣り合う磁極が互いに異極と
なるように着磁された永久磁石リングと、軸心に
対して同心巻されたコイルを有し、該コイルへ通
電された際には互いに磁気極性が異なるようコイ
ルの両側面の一部又は全部を覆うと共に、コイル
の外周面へ延設された互いの磁極片はコイルの周
方向へ交互に逆方向から入り組むと共に、各磁極
片は周方向へ二分されて成る1対のコアを有する
電機子と、前記コイルの電流方向を回転に対応し
て切り換える切換手段とから成る多極直流モータ
において、前記磁極片は二分された磁極片の一方
又は双方から二分された相手側へ向けて延びる延
出部を具備することを特徴とする。
なるように着磁された永久磁石リングと、軸心に
対して同心巻されたコイルを有し、該コイルへ通
電された際には互いに磁気極性が異なるようコイ
ルの両側面の一部又は全部を覆うと共に、コイル
の外周面へ延設された互いの磁極片はコイルの周
方向へ交互に逆方向から入り組むと共に、各磁極
片は周方向へ二分されて成る1対のコアを有する
電機子と、前記コイルの電流方向を回転に対応し
て切り換える切換手段とから成る多極直流モータ
において、前記磁極片は二分された磁極片の一方
又は双方から二分された相手側へ向けて延びる延
出部を具備することを特徴とする。
(実施例)
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
6極、インナーロータ型の直流モータの平面図
である第1図において、 1は6極に着磁された永久磁石リングから成る
界磁である。
である第1図において、 1は6極に着磁された永久磁石リングから成る
界磁である。
2はシヤフトであり、このシヤフト2の回りに
コイル3が巻回されている。
コイル3が巻回されている。
4はコイル3の偏平側面の一方からコイル3を
包むコアであり、5はコイル3の他方の偏平側面
からコイル3を包むコアであり、それぞれシヤフ
ト2に固定される。
包むコアであり、5はコイル3の他方の偏平側面
からコイル3を包むコアであり、それぞれシヤフ
ト2に固定される。
このコア4,5は界磁1に向かつて、磁極片が
放射状に形成されるとともに、コイル3の外周面
展開図である第2図に示すように、磁極片がさら
に二分されてコイル3の外周面に沿つて直角に曲
折されており、コア4からは分極片4aと分極片
4b、コア5からは分極片5aと分極片5bとし
てそれぞれ延設されている。
放射状に形成されるとともに、コイル3の外周面
展開図である第2図に示すように、磁極片がさら
に二分されてコイル3の外周面に沿つて直角に曲
折されており、コア4からは分極片4aと分極片
4b、コア5からは分極片5aと分極片5bとし
てそれぞれ延設されている。
そして、分極片4a,5aは、分極片4b,5
bへ向けて曲折されており、分極片4a,4bと
分極片5a,5bとが形成する磁極中心は、第2
図における0°、60°、120°(180°、240°、300°は
図示
せず)の位置となる。なお、第1図は無負荷時に
おける電機子が自然停止位置にある状態を示して
いる。
bへ向けて曲折されており、分極片4a,4bと
分極片5a,5bとが形成する磁極中心は、第2
図における0°、60°、120°(180°、240°、300°は
図示
せず)の位置となる。なお、第1図は無負荷時に
おける電機子が自然停止位置にある状態を示して
いる。
このように電機子の磁極片を、分極片4a,4
bおよび分極片5a,5bとに分けて形成して一
方の分極片4a,5aを他方の分極片4b,5b
へ向けて延出することにより、電機子の非通電時
であつて無負荷時における回転トルク(界磁と電
機子との吸引トルク)は、界磁の磁極中心と通電
時における電機子の磁極中心とを一致させた第3
図に示すように、電機子が吸引トルクによつて右
方向へ回転する場合の回転トルクを+とし、吸引
トルクに抗して電機子を左方向へ回転する場合の
回転トルクを−とすれば、電機子は+の回転トル
クによつて右回転して無負荷時における安定な自
然停止位置P1で停止する。さらに電機子に−の
回転トルクを加えると電機子は非安定な停止位置
P2に至り、この停止位置P2を越えると、電機子
は回転前方の自然停止位置P1へ向かつて右回転
をすることとなる。
bおよび分極片5a,5bとに分けて形成して一
方の分極片4a,5aを他方の分極片4b,5b
へ向けて延出することにより、電機子の非通電時
であつて無負荷時における回転トルク(界磁と電
機子との吸引トルク)は、界磁の磁極中心と通電
時における電機子の磁極中心とを一致させた第3
図に示すように、電機子が吸引トルクによつて右
方向へ回転する場合の回転トルクを+とし、吸引
トルクに抗して電機子を左方向へ回転する場合の
回転トルクを−とすれば、電機子は+の回転トル
クによつて右回転して無負荷時における安定な自
然停止位置P1で停止する。さらに電機子に−の
回転トルクを加えると電機子は非安定な停止位置
P2に至り、この停止位置P2を越えると、電機子
は回転前方の自然停止位置P1へ向かつて右回転
をすることとなる。
そして、分極片4a,5aあるいは分極片4
b,5bに延出部を形成することにより、電機子
と界磁1とがそれぞれの磁極中心を一致させて電
機子電流の切換位置にあるときの前記回転トルク
を最大とすることが容易に作り出させるととも
に、この最大回転トルクを必要な起動時の負荷ト
ルクより若干大きく設定することが可能となる。
b,5bに延出部を形成することにより、電機子
と界磁1とがそれぞれの磁極中心を一致させて電
機子電流の切換位置にあるときの前記回転トルク
を最大とすることが容易に作り出させるととも
に、この最大回転トルクを必要な起動時の負荷ト
ルクより若干大きく設定することが可能となる。
しかして、電機子は負荷時においても電機子電
流切換位置で停止することはなく、したがつて、
起動死点は必ず回避されるとともに、電機子の回
転トルクは起動時の負荷トルクより若干大きな必
要最小限のものに容易に変更できるので電機子の
回転ムラも最小のものとなる。
流切換位置で停止することはなく、したがつて、
起動死点は必ず回避されるとともに、電機子の回
転トルクは起動時の負荷トルクより若干大きな必
要最小限のものに容易に変更できるので電機子の
回転ムラも最小のものとなる。
なお、電機子はその磁極中心と界磁1の磁極中
心が一致した位置でコイル3の電流方向が切換手
段(図示せず)で切り換えられ、その回転方向
は、自然停止位置における電機子に通電したとき
の磁極中心が界磁1の磁極の中間点Mに向かう方
向とするのが効率の点で好適であり、第1図にお
いて右回転となる。また、界磁回転型あるいはア
ウタロータ型、インナーロータ型のいずれの場合
も同様に構成される。さらにまた、本発明に従つ
て形成した分極片4a,4b、及び5a,5bは
実施例では全ての磁極片について形成したが、一
部の磁極片が二分して残りの磁極片は従来通り二
分されていない一般的に矩形状の磁極片に形成し
てもよい。
心が一致した位置でコイル3の電流方向が切換手
段(図示せず)で切り換えられ、その回転方向
は、自然停止位置における電機子に通電したとき
の磁極中心が界磁1の磁極の中間点Mに向かう方
向とするのが効率の点で好適であり、第1図にお
いて右回転となる。また、界磁回転型あるいはア
ウタロータ型、インナーロータ型のいずれの場合
も同様に構成される。さらにまた、本発明に従つ
て形成した分極片4a,4b、及び5a,5bは
実施例では全ての磁極片について形成したが、一
部の磁極片が二分して残りの磁極片は従来通り二
分されていない一般的に矩形状の磁極片に形成し
てもよい。
次に、電機子の磁極片を二分するとともに、一
方の分極分に延出部を形成した直流モータの具体
的な例について説明する。
方の分極分に延出部を形成した直流モータの具体
的な例について説明する。
まず、組立が容易であつて実用性に勝れた直流
モータの示す第4図において、 11は固定子たる永久磁石リングであり、N、
S極が交互となるようにして内周面に6極着磁さ
れている。なお、磁極数を2(2m+1)極(mは
1以上の自然数)とすることにより、対向する磁
極は常に異極となる。
モータの示す第4図において、 11は固定子たる永久磁石リングであり、N、
S極が交互となるようにして内周面に6極着磁さ
れている。なお、磁極数を2(2m+1)極(mは
1以上の自然数)とすることにより、対向する磁
極は常に異極となる。
12はコイルであり、中心にシヤフト挿通孔が
穿設された円形ボビン12a内に電線12bを巻
回して形成される。
穿設された円形ボビン12a内に電線12bを巻
回して形成される。
13はコアであり、コイル12の下側面に同心
に配設される円板部13aと、円板部13aの周
縁から磁極片が120度ずつの間隔で3個配設され、
さらに各磁極片の先端が二分され、コイル12の
外周面に沿つて直角に曲折された分極片13bと
分極片13cと、分極片13bの分割面から分極
片13cに向かつて延出した延出部13dとから
成るよう鉄板をプレスして形成される。
に配設される円板部13aと、円板部13aの周
縁から磁極片が120度ずつの間隔で3個配設され、
さらに各磁極片の先端が二分され、コイル12の
外周面に沿つて直角に曲折された分極片13bと
分極片13cと、分極片13bの分割面から分極
片13cに向かつて延出した延出部13dとから
成るよう鉄板をプレスして形成される。
14はコイル12の上側面に同心に配設される
上コアであり、下コア13と同様に円板部14
a、磁極片を二分してなる分極片14bと分極片
14c、延出部14dとから成る。
上コアであり、下コア13と同様に円板部14
a、磁極片を二分してなる分極片14bと分極片
14c、延出部14dとから成る。
この下コア13と上コア14とを、分極片13
b、分極片13cが分極片14bと分極片14c
との間に位置するようにして、コイル12の両側
面に配設し、6極の磁極片が交互に入り組むよう
形成される。
b、分極片13cが分極片14bと分極片14c
との間に位置するようにして、コイル12の両側
面に配設し、6極の磁極片が交互に入り組むよう
形成される。
15はコミユテータであり、絶縁材料で形成さ
れ中心にシヤフト挿通孔が穿設される円板15a
と、この円板15aの片面上に中心から放射状に
貼設される6個の整流子片15bとから成る。こ
の整流子片15bは一つ置きに電機的に接続さ
れ、二つの整流子群が形成され、各整流子群に前
記コイル12が接続される。
れ中心にシヤフト挿通孔が穿設される円板15a
と、この円板15aの片面上に中心から放射状に
貼設される6個の整流子片15bとから成る。こ
の整流子片15bは一つ置きに電機的に接続さ
れ、二つの整流子群が形成され、各整流子群に前
記コイル12が接続される。
16はシヤフトであり、長さ方向のほぼ中央に
フランジ16aが形成され、下端に段差部16b
と段差部16cが形成され、上端側周面には伝達
機構への係合部が形成される。
フランジ16aが形成され、下端に段差部16b
と段差部16cが形成され、上端側周面には伝達
機構への係合部が形成される。
このシヤフト16に前記コミユテータ15、上
コア14、コイル12、下コア13が挿入され、
下コア13が段差部16bでかしめられて固定さ
れる。
コア14、コイル12、下コア13が挿入され、
下コア13が段差部16bでかしめられて固定さ
れる。
17はブラシであり、りん青銅の矩形板を、そ
の一方の長辺の中央に前記フランジ16aの逃が
し部たる円弧状の切欠部17aを形成し、この長
辺側に位置する両コーナーに後述するケースに係
合する孔17bが穿設され、他方の長辺側に位置
する両コーナーに電源供給用のリード線18が接
続される孔17cが穿設され、面の中央にコミユ
テータ15への摺接部17dが切起して形成され
て成る。なお、摺接部17dは2本形成されてお
りコミユテータ15への接触を確実なものとして
いる。
の一方の長辺の中央に前記フランジ16aの逃が
し部たる円弧状の切欠部17aを形成し、この長
辺側に位置する両コーナーに後述するケースに係
合する孔17bが穿設され、他方の長辺側に位置
する両コーナーに電源供給用のリード線18が接
続される孔17cが穿設され、面の中央にコミユ
テータ15への摺接部17dが切起して形成され
て成る。なお、摺接部17dは2本形成されてお
りコミユテータ15への接触を確実なものとして
いる。
そして2個のブラシ17をシヤフト16の周面
を挟んで点対称の位置に配設して、各摺接部17
dはコミユテータ15の整流子群にそれぞれ接す
る。
を挟んで点対称の位置に配設して、各摺接部17
dはコミユテータ15の整流子群にそれぞれ接す
る。
19はプラスチツク材料で成形されたケースで
あり、その上面に前記永久磁石リング11が挿入
される凹部19aが形成され、この凹部19aの
底面中心にシヤフト16がその段差部16cで支
承される軸受孔19bが穿設されている。また、
凹部19a形成面たる上面には前記ブラシ17の
孔17bに対応位置して係合突起19cが4個穿
設され、上面の各コーナにブラシ17の孔17c
に対応位置してリード線18を挿通保持する孔1
9dが穿設されている。
あり、その上面に前記永久磁石リング11が挿入
される凹部19aが形成され、この凹部19aの
底面中心にシヤフト16がその段差部16cで支
承される軸受孔19bが穿設されている。また、
凹部19a形成面たる上面には前記ブラシ17の
孔17bに対応位置して係合突起19cが4個穿
設され、上面の各コーナにブラシ17の孔17c
に対応位置してリード線18を挿通保持する孔1
9dが穿設されている。
20はケース19の上面に取り付けられるプラ
スチツク板のカバーであり、前記係合突起19c
に対応位置して係合穴20aが穿設され、各コー
ナは前記リード線18のブラシ17への接続を容
易にすべく切欠かれている。また、面の中心にシ
ヤフト16を挿通するとともに支承する軸受孔2
0bが穿設されている。
スチツク板のカバーであり、前記係合突起19c
に対応位置して係合穴20aが穿設され、各コー
ナは前記リード線18のブラシ17への接続を容
易にすべく切欠かれている。また、面の中心にシ
ヤフト16を挿通するとともに支承する軸受孔2
0bが穿設されている。
そして前記各構成部品は、図中一点鎖線で示す
ように、永久磁石リング11を凹部19a内に配
設し、コイル12、下コア13、上コア14、コ
ミユテータ15、シヤフト16から成る電機子
を、シヤフト16の段差部16cを軸受孔19b
に挿通して永久磁石リング11の中心に配設す
る。2個のブラシ17は、孔17bを係合突起1
9cに挿通して位置決めし、カバー20をその係
合穴20aを係合突起19cに合わせるとともに
シヤフト16を軸受孔20bに挿通してケース1
9に係合させる。係合突起19cはカバー20へ
熱溶着等により固定し、リード線18を孔19d
に通してブラシ17の孔17cに挿通し半田付け
して、組立られる。
ように、永久磁石リング11を凹部19a内に配
設し、コイル12、下コア13、上コア14、コ
ミユテータ15、シヤフト16から成る電機子
を、シヤフト16の段差部16cを軸受孔19b
に挿通して永久磁石リング11の中心に配設す
る。2個のブラシ17は、孔17bを係合突起1
9cに挿通して位置決めし、カバー20をその係
合穴20aを係合突起19cに合わせるとともに
シヤフト16を軸受孔20bに挿通してケース1
9に係合させる。係合突起19cはカバー20へ
熱溶着等により固定し、リード線18を孔19d
に通してブラシ17の孔17cに挿通し半田付け
して、組立られる。
このように構成された直流モータは、電機子コ
イルをシヤフトの回りに同心巻きとして巻線が容
易であり、コミユテータ、ブラシを板状としたこ
とと相俟つて、偏平かつ小型化でき、ブラシはケ
ースとカバーとの間に挟まれて位置決め固定され
るので組立が極めて容易となる。また極数を2
(2m+1)極としたので、対向するブラシは同じ
ものを回転軸に対して点対称位置とすることがで
きる。さらに、モータが偏平多極となることによ
りモータの回転伝達機構に効率の悪いウオームと
ウオーム歯車を用いずに減速比の少ない平歯車を
用いることができる。
イルをシヤフトの回りに同心巻きとして巻線が容
易であり、コミユテータ、ブラシを板状としたこ
とと相俟つて、偏平かつ小型化でき、ブラシはケ
ースとカバーとの間に挟まれて位置決め固定され
るので組立が極めて容易となる。また極数を2
(2m+1)極としたので、対向するブラシは同じ
ものを回転軸に対して点対称位置とすることがで
きる。さらに、モータが偏平多極となることによ
りモータの回転伝達機構に効率の悪いウオームと
ウオーム歯車を用いずに減速比の少ない平歯車を
用いることができる。
次に、フロツピーデイスクの駆動用として用い
た直流モータを第5図及び第6図に示す。
た直流モータを第5図及び第6図に示す。
30は電機子であり、ボビン31に同心巻きさ
れたコイル32と、ロータ対向周面に20極の磁極
片が交互に異極となるようにしてコイル32をか
こむコア33とから構成されている。
れたコイル32と、ロータ対向周面に20極の磁極
片が交互に異極となるようにしてコイル32をか
こむコア33とから構成されている。
そしてコア33には分極片33aと分極片33
bとが形成されており、分極片33bには分極片
33aに向かう延出部33cが延設されている。
また、コア33は上側コアと下側コアとをコイル
31の内周面で閉磁路となるように組合せて成る
ものであるが、上下両コアはそれぞれ分極片33
aと分極片33bと閉磁路部33dを一体にプレ
ス加工して形成されるので、その製作は容易とな
る。
bとが形成されており、分極片33bには分極片
33aに向かう延出部33cが延設されている。
また、コア33は上側コアと下側コアとをコイル
31の内周面で閉磁路となるように組合せて成る
ものであるが、上下両コアはそれぞれ分極片33
aと分極片33bと閉磁路部33dを一体にプレ
ス加工して形成されるので、その製作は容易とな
る。
34は電機子30の内周面に嵌着された固定部
材であり、そのフランジ部34aが基板35に固
定され、電機子30は基板35に固定される。
材であり、そのフランジ部34aが基板35に固
定され、電機子30は基板35に固定される。
36はロータであり、電機子30の外周面に対
向して配置され交互に異極となるようにして着磁
された永久磁石リング37と、この永久磁石リン
グ37の外周面と一方の端面を覆い、永久磁石リ
ング37に添着されるカツプ状の継鉄38と、こ
の継鉄38の偏平側面の中心にナツト39で固定
されるシヤフト40とから成る。シヤフト40は
固定部材34の内周面に嵌合されているベアリン
グ41に挿通され、ロータは回転自在となつてい
る。
向して配置され交互に異極となるようにして着磁
された永久磁石リング37と、この永久磁石リン
グ37の外周面と一方の端面を覆い、永久磁石リ
ング37に添着されるカツプ状の継鉄38と、こ
の継鉄38の偏平側面の中心にナツト39で固定
されるシヤフト40とから成る。シヤフト40は
固定部材34の内周面に嵌合されているベアリン
グ41に挿通され、ロータは回転自在となつてい
る。
なお、継鉄38は少なくとも永久磁石リング3
7の周面に当接する部分が磁性体であればよい。
7の周面に当接する部分が磁性体であればよい。
42はホール素子であり、永久磁石リング37
の磁極の回転によつてコイル32の電流方向を切
換えるべく、基板35に添設されているプリント
基板43上に、永久磁石リング37に対向して1
個配設されている。
の磁極の回転によつてコイル32の電流方向を切
換えるべく、基板35に添設されているプリント
基板43上に、永久磁石リング37に対向して1
個配設されている。
しかして、ロータ36の回転に伴つてホール素
子42はコイル32の電流方向を切換え、コア3
3のそれぞれの磁極片には交互に異なる磁極が発
生し、ロータ36の回転は持続されることとな
る。これによつてシヤフト40に固定され、フロ
ツピイデイスク(図示せず)が嵌合されるターン
テーブル44は連続的に回転する。
子42はコイル32の電流方向を切換え、コア3
3のそれぞれの磁極片には交互に異なる磁極が発
生し、ロータ36の回転は持続されることとな
る。これによつてシヤフト40に固定され、フロ
ツピイデイスク(図示せず)が嵌合されるターン
テーブル44は連続的に回転する。
次にロータ36の回転速度検出機構について説
明する。
明する。
第6図に示すように、継鉄38には、周縁が外
側に広がつて直角に折曲され、前記プリント基板
43と平行な面を有する曲折部38aが形成され
ている。
側に広がつて直角に折曲され、前記プリント基板
43と平行な面を有する曲折部38aが形成され
ている。
45は発電マグネツトたる偏平な永久磁石リン
グであり、前記曲折部38aに添着されており、
ロータ36の磁極ピツチより小ピツチで偏平側面
に60極の磁極がN、S交互に着磁されている。
グであり、前記曲折部38aに添着されており、
ロータ36の磁極ピツチより小ピツチで偏平側面
に60極の磁極がN、S交互に着磁されている。
46は発電コイルであり、永久磁石リング45
の着磁面に近接して対向すべく、プリント基板4
3に印刷配線されている。この発電コイル46の
ピツチは永久磁石リング45の磁極ピツチと同じ
である。
の着磁面に近接して対向すべく、プリント基板4
3に印刷配線されている。この発電コイル46の
ピツチは永久磁石リング45の磁極ピツチと同じ
である。
しかして、発電マグネツトの回転によつて発電
コイル46に誘起される電圧はロータ36の回転
速度に比例し、ロータ36の回転に比例する周波
数はロータ36の回転数より高周波数となる。さ
らに、発電マグネツトの磁極ピツチはロータ36
の磁極ピツチより小ピツチであるので、電機子3
0の磁極間におけるロータ36の回転速度も検出
することができる。
コイル46に誘起される電圧はロータ36の回転
速度に比例し、ロータ36の回転に比例する周波
数はロータ36の回転数より高周波数となる。さ
らに、発電マグネツトの磁極ピツチはロータ36
の磁極ピツチより小ピツチであるので、電機子3
0の磁極間におけるロータ36の回転速度も検出
することができる。
発電コイル46に誘起された電圧あるいは周波
数を制御回路(図示せず)に入力し、この制御回
路によつてコイル32への供給電圧等を制御する
と、ロータ36の回転を所望の速度に制御するこ
とが可能となる。
数を制御回路(図示せず)に入力し、この制御回
路によつてコイル32への供給電圧等を制御する
と、ロータ36の回転を所望の速度に制御するこ
とが可能となる。
なお、発電マグネツトと発電コイルとは上述の
実施例に限らず、要は検出電圧が適当であり、か
つ、電機子の磁極間におけるロータの回転速度を
検出することができればよい。したがつて、例え
ば発電コイル46が全周に亘つて配設される場合
には発電マグネツトは全周に亘つて設けなくとも
よく、逆に発電マグネツトが全周に亘つて設けら
れているときは発電コイルは部分的なものであつ
てもよい。
実施例に限らず、要は検出電圧が適当であり、か
つ、電機子の磁極間におけるロータの回転速度を
検出することができればよい。したがつて、例え
ば発電コイル46が全周に亘つて配設される場合
には発電マグネツトは全周に亘つて設けなくとも
よく、逆に発電マグネツトが全周に亘つて設けら
れているときは発電コイルは部分的なものであつ
てもよい。
また、電機子およびロータの磁極数は上述の実
施例に限定されないが、フロツピーデイスク駆動
用としては6〜40極位が適当である。
施例に限定されないが、フロツピーデイスク駆動
用としては6〜40極位が適当である。
このように構成した直流モータは、電機子コイ
ルを同心巻きに形成したことにより、巻線作業は
容易となり、巻線数を多くして電力消費効率を向
上させることができる。また、電機子を包むコア
の磁極片数を変更することによつて容易にその極
数を変えることができる。さらに、単相駆動であ
るので電機子コイルの電流を切換えるホール素子
およびその駆動回路は1個あればよく製品コスト
の低減が図れる。
ルを同心巻きに形成したことにより、巻線作業は
容易となり、巻線数を多くして電力消費効率を向
上させることができる。また、電機子を包むコア
の磁極片数を変更することによつて容易にその極
数を変えることができる。さらに、単相駆動であ
るので電機子コイルの電流を切換えるホール素子
およびその駆動回路は1個あればよく製品コスト
の低減が図れる。
以上本発明につき好適な実施例を挙げて種々説
明したが、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
明したが、本発明は上述の実施例に限定されるも
のではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多く
の改変を施し得るのはもちろんのことである。
(発明の効果)
本発明に係る多極直流モータによれば、二分さ
れた磁極片が延出部を延出することによつて、電
機子と永久磁石リングの界磁との吸引トルクの最
大値を必要な負荷トルクより若干大きくすること
ができる。また、最大トルク発生位置を電機子と
界磁との磁極中心が一致した点とすることも容易
にでき、これによつて、モータ効率を低下させる
ことなく、回転ムラを必要最小限度のものとする
ことができるという著効を奏する。
れた磁極片が延出部を延出することによつて、電
機子と永久磁石リングの界磁との吸引トルクの最
大値を必要な負荷トルクより若干大きくすること
ができる。また、最大トルク発生位置を電機子と
界磁との磁極中心が一致した点とすることも容易
にでき、これによつて、モータ効率を低下させる
ことなく、回転ムラを必要最小限度のものとする
ことができるという著効を奏する。
第1図は本発明に係る直流モータの平面図、第
2図は電機子外周面の展開図、第3図は非通電無
負荷時の回転トルク曲線図、第4図は直流モータ
の分解斜視図、第5図及び第6図はフロツピーデ
イスク用直流モータであり、第5図は平面図、第
6図は第5図のA−A断面図である。 1……界磁、2……シヤフト、3……コイル、
4,5……コア、4a,5a……分極片、4b,
5b……分極片、11……永久磁石リング、12
……コイル、12a……ボビン、12b……電
線、13……下コア、13a……円板部、13
b,13c……分極片、13d……延出部、14
……下コア、14a……円板部、14b,14c
……分極片、14d……延出部、15……コミユ
テータ、15a……円板、15b……整流子片、
16……シヤフト、16a……フランジ、16
b,16c……段差部、17……ブラシ、17a
……切欠部、17b,17c……孔、17d……
摺接部、18……リード線、19……ケース、1
9a……凹部、19b……軸受孔、19c……係
合突起、19d……孔、20……カバー、20a
……係合孔、20b……軸受孔、30……電機
子、31……ボビン、32……コイル、33……
コア、33a……分極片、33b……分極片、3
3c……延出部、33d……閉磁路部、34……
固体部材、34a……フランジ部、35……基
板、36……ロータ、37……永久磁石リング、
38……継鉄、38a……曲折部、39……ナツ
ト、40……シヤフト、41……ベアリング、4
2……ホール素子、43……プリント基板、44
……ターンテーブル、45……永久磁石リング、
46……発電コイル。
2図は電機子外周面の展開図、第3図は非通電無
負荷時の回転トルク曲線図、第4図は直流モータ
の分解斜視図、第5図及び第6図はフロツピーデ
イスク用直流モータであり、第5図は平面図、第
6図は第5図のA−A断面図である。 1……界磁、2……シヤフト、3……コイル、
4,5……コア、4a,5a……分極片、4b,
5b……分極片、11……永久磁石リング、12
……コイル、12a……ボビン、12b……電
線、13……下コア、13a……円板部、13
b,13c……分極片、13d……延出部、14
……下コア、14a……円板部、14b,14c
……分極片、14d……延出部、15……コミユ
テータ、15a……円板、15b……整流子片、
16……シヤフト、16a……フランジ、16
b,16c……段差部、17……ブラシ、17a
……切欠部、17b,17c……孔、17d……
摺接部、18……リード線、19……ケース、1
9a……凹部、19b……軸受孔、19c……係
合突起、19d……孔、20……カバー、20a
……係合孔、20b……軸受孔、30……電機
子、31……ボビン、32……コイル、33……
コア、33a……分極片、33b……分極片、3
3c……延出部、33d……閉磁路部、34……
固体部材、34a……フランジ部、35……基
板、36……ロータ、37……永久磁石リング、
38……継鉄、38a……曲折部、39……ナツ
ト、40……シヤフト、41……ベアリング、4
2……ホール素子、43……プリント基板、44
……ターンテーブル、45……永久磁石リング、
46……発電コイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 周面に隣り合う磁極が互いに異極となるよう
に着磁された永久磁石リング11と、軸心16に
対して同心巻されたコイル12を有し、該コイル
12へ通電された際には互いに磁気極性が異なる
ようコイル12の両側面の一部又は全部を覆うと
共に、コイル12の外周面へ延設された互いの磁
極片13b,13c,14b,14cはコイル1
2の周方向へ交互に逆方向から入り組むと共に、
各磁極片13b,13c,14b,14cは周方
向へ二分されて成る1対のコア13,14を有す
る電機子と、前記コイル12の電流方向を回転に
対応して切り換える切換手段15とから成る多極
直流モータにおいて、 前記磁極片は二分された磁極片13b,13
c,14b,14cの一方又は双方から二分され
た相手側へ向けて延びる延出部13d,14dを
具備することを特徴とする多極直流モータ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122339A JPS614454A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 多極直流モ−タ |
US06/726,257 US4656381A (en) | 1984-04-25 | 1985-04-23 | Magnetic pole structure having aternate poles extending from a point of bases, for a rotary electric machine |
KR1019850002794A KR900001109B1 (ko) | 1984-04-25 | 1985-04-25 | 회전전기기계의 자극용 코어 |
EP85302916A EP0160522B1 (en) | 1984-04-25 | 1985-04-25 | Magnetic-pole cores for electrorotary machines |
DE8585302916T DE3579355D1 (de) | 1984-04-25 | 1985-04-25 | Magnetpolkerne fuer rotierende elektromaschinen. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122339A JPS614454A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 多極直流モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614454A JPS614454A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0350500B2 true JPH0350500B2 (ja) | 1991-08-01 |
Family
ID=14833511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59122339A Granted JPS614454A (ja) | 1984-04-25 | 1984-06-14 | 多極直流モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614454A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2606201B2 (ja) * | 1986-10-07 | 1997-04-30 | 株式会社デンソー | 内燃機関用磁石発電機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456111A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-04 | Hitachi Ltd | Synchronous motor |
JPS5466410A (en) * | 1977-11-04 | 1979-05-29 | Sony Corp | Brushless dc motor |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP59122339A patent/JPS614454A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5456111A (en) * | 1977-10-14 | 1979-05-04 | Hitachi Ltd | Synchronous motor |
JPS5466410A (en) * | 1977-11-04 | 1979-05-29 | Sony Corp | Brushless dc motor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614454A (ja) | 1986-01-10 |
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