JPH03504927A - 調剤容器のためのアダプターを具備する注入シリンジ器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 調剤容器のためのアダプターを具備する注入シリンジ器具 ［技術分野］ 本発明は、小瓶又はカートリッジのような容器手段と結合するためのアダプター 装置と共働して適合される型の注入シリンジを収容するための器具であって、ア ダプター装置が器具と一体化している器具に関する。

［背景技術］ 調剤及び溶媒の混合に使用される種々の装置が公知である。

その１例としてソルジエクト（Ａｏｌｕｊｅｃｔ　　商標）と０う名称の製品が あり、それは調剤、溶媒及びシリンジを含む集合したクローズドユニットである 。この構造は、正確な容量、濃度、従ってドーズ量を保証するために、児全に殺 菌されたシステムを提供するように仕組まれている。

この構造は、シリンジと容器手段とを結合する、０わゆる中間部材を具備し、こ のように適合された全体のユニットｌ−４、使い捨てパッケージとしても役立つ 。

同様に、注入シリンジ自体を収容するように適合された装置が知られており、こ の装置は、任意に種々の形の調剤容器と繰り返し結合することにより再使用可能 である。

しかし、小瓶への溶媒の注入が泡の形成を生ぜしめると（１つ問題がある限りに おいて、このことは非常に望ましくなく、明らかに危険であるかも知れないとい うことに気付くであろう。はぼ均一な混合の後、調剤及び溶媒はニードルを通し て注入シリンジに吸い上げられるので、存在する気泡は注入シ１ｊンジ中に同伴 され、これはドーズ量の精度を減少させ、同様に次の注入において患者にかなり の不快感を生せしめる。

本発明の目的は、調剤と溶媒の混合の際の泡の形成の危険を避けるように、注入 シリンジと調剤容器との間の正確な共働を保証する器具を提供することにある。

［発明の開示］ この目的は、請求項１の特徴部分において定義された器具を提供することにより 達成される。器具のアダプターに、注入シリンジの軸に対し傾斜した開口が形成 されているとき、集合された調剤容器に挿入される注入シリンジのニードルは、 前記容器のプラグ又は側壁に向かって置かれ、そのため溶媒のレイバス（ｒａｙ 　ｐａｔｈ）は妨げられる。このようにして泡の形成の危険は完全に除去される 。

もちろん、この器具のアダプター装置は、小瓶、カートリッジ及び他の型の容器 の変化する形態の一時的取付けに関して、様々の方法で形成され得る。

器具が注入シリンジと容器を保持し、相互に位置決めする、そのような構造は、 米国特許明細置薬３，３３２，４２１号から知られている欠点及び棄権に対する 防御を提供する。この米国特許明細書には、包装又は貯蔵状態にある注入シリン ジが容器と結合する、注入シリンジと容器ユニットが記載されている。混合操作 では、シリンジは除去され、手動でケーシング／カバ一手段を通過せしめられる 。この装置の使用は、（ζずれにせよ泡の形成を防止せず、例えば容器に対する 注入ニードルの位置は任意であることは、直ちに明らかである。

更に、その構造は、注入ニードルが容器と係合するときに、強度に関し明らかに 問題を持っている。これは注入及び吸引を明らかに妨げ、そのため泡の形成が容 易に生ずる。

〔図面の簡単な説明］ 第１図は、注入シリンジが位置し、そこに小瓶がマウントされる、本発明の器具 の部分断面図、第２図は、第１図の器具の上面部分断面図である。

［発明を実施するための最良の形態コ 図面は本発明の器具１を示し、ここに示された好ましい態様は、２つの部分、即 ち内部既部部３と外部器具部２とから構成されることが明らかである。これら２ つの器具部は、長手方向に相互に摺動可能であり、注入シリンジ７を受けるよう に適合される。器具における注入シリンジの取付けは、器具部２からの内部器具 部３の最初の延長を必要とし、そのため注入シリンジは、その底部が外部器具部 の後部部材４と強く係合した内部器具部上に置かれる。

同様に、器具部１には、その反対側の端部に、注入シリンジのニードル８と共働 するように適合された、小瓶やカ−トリッジのような容器手段１３を受けるため のアダプター装置９が設けられている。従って、調剤物質を溶媒とを混合する場 合、注入シリンジ７のニードル８が小瓶のシール部１２に挿入され、ニードルが 小瓶１３の内部側壁１４のすぐ近傍の位置にくるまで、内部器具部３が外部器具 部２に移動され乞ことがわかるであろう。注入ニードルと小瓶との間のこの相互 の位置において、この器具の２つの器具部はロックされ、これら器具部の側面に は、混合プロセスにおいて適切な条件を提供するため、相互に共働するスナップ ロッキング手段が設けられている。

これら器具部のこのような相互の位置において、注入シリンジから小瓶への溶媒 の導入が開始され、また、アダプタ一手段９には角度をもって置き換えられた開 口１０が設けられているので、ニードルが内部容器壁１３に近接する上述の位置 に配置されていることがわかるであろう。容器１３内の溶媒の移動中、溶媒は、 注入シリンジ７のニードルポイントから出た直後に前記壁と接触するであろう。

このように、溶媒には乱れ運動は付与されない。乱れ運動は、調剤溶液がその後 に吸引されるとき、その後の患者への注入において極めて危険である泡の形成と 気泡を生ずる。

この器具のアダプター装置は、様々な形態の調剤容器に任意に適合され、かつア ダプターの開口の傾斜がこれらの様々の態様に適合するように、本発明の範囲内 において様々の形で提供される。

国際調査報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）小瓶又はカートリッジのような容器手段と結合するためのアダプター装置 と共働して適合される型の注入シリンジを収容するための器具であって、前記器 具と一体化しており、前記器具の一方の端部部材として役立つアダプター装置は 、小瓶に適合され、その軸が器具の長軸と鋭角を形成するアタッチメント開口を 有することを特徴とする器具。
2. （２）前記鋭角は１〜４５°、好ましくは３０°である請求項１に記載の器具。