JPH03504754A - 自動車用ディスクブレーキ装置、このブレーキ装置用のブレーキディスク及びブレーキブロック、及びその製造方法 - Google Patents

自動車用ディスクブレーキ装置、このブレーキ装置用のブレーキディスク及びブレーキブロック、及びその製造方法

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JPH03504754A
JPH03504754A JP50446089A JP50446089A JPH03504754A JP H03504754 A JPH03504754 A JP H03504754A JP 50446089 A JP50446089 A JP 50446089A JP 50446089 A JP50446089 A JP 50446089A JP H03504754 A JPH03504754 A JP H03504754A
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ストルベルグ,プレベン
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デ、フォレネデ、イエルンストベリエル、アクティーゼルスカブ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用ディスクブレーキ装置、このブレーキ装置用のブレーキディスク及びブ レーキブロック、及びその製造方法 技術分野 本発明は、自動車及び同様の装置用のディスクブレーキ装置に関する。この装置 は、自動車のホイールと一緒に回転するブレーキディスクと、このブレーキディ スクの両側にブレーキディスクの周囲に近接して配置されたブレーキブロックと を有し、これらのブレーキブロックは、後方板及びブレーキディスクに面する摩 耗部分がら成り、ブレーキディスクとブレーキ係合するため、ブレーキ圧力を受 けてブレーキディスクの軸線方向に互いに向かって移動自在であるようにキャリ バー装置に収容され、各ブレーキブロックは負荷が加わっていない状態では、戻 しばねの力でブレーキディスクから所定の距離に保持される。
アスベストファイバによる大気汚染が引き起こす健康に対する危険を無くすか或 いは少なくすることについての近年の要求に関し、アスベストファイバを環境に 撒き散らすいかなるものについてもアスベストを使用しないようにする努力が一 般に行われてきた。
アスベストは、従来、代表的には、アスベストを含有するブレーキライニングを 備えたブレーキブロックを有する自動車のディスクブレーキに使用され、ブレー キの作動時にブレーキブロックからアスベストファイバが摩耗して離れるという ことを考えると、環境に害が少なく健康を害しないブレーキ材料についての要求 は既にあった。
このような環境についての要求を満たしながら満足のいくブレーキ効果を維持す るため、本発明は上述の種類のディスクブレーキ装置を提供する。この装置は、 ブレーキディスクが鋳鉄製のほぼディスク状の中央本体として設計され、この本 体がハブ部分を有し、このハブ部分がこれを取り囲む周縁部と一体であり、この 周縁部の両横面が、摩耗性がかなり大きい金属製の表面層を持つ比較的肉薄の摩 耗ライニングと一緒に鋳造され、前記摩耗ライニングの半径方向幅はディスクに 平行なブレーキブロックの摩耗部分の延長部と等しいか又はこれよりも大きく、 各ブレーキブレーキの摩耗部分は、鋼製のブランクとして形成された後方板と共 に鋳造された摩耗性を増大させた合金から作った鋳鉄部材から成ることを特徴と する。
本発明によるディスクブレーキ装置のブレーキ効果がブレーキディスクの摩耗ラ イニングとブレーキブロックの鋳鉄製の摩耗部分との間の摩擦によって得られる ため、健康を害する成分を環境へ撒き散らすことが少なくされると同時に、最新 式の鋳造技術を使用することによって、ブレーキディスク及びブレーキブロック を比較的低いコストで大量生産によって製造できる。
本発明によるディスクブレーキ装置のブレーキディスク及びブレーキブロックが 別体の部材として互いに完全に別々に製造されるため、本発明の特徴は、添付の 請求項2及び8の夫々に特定された特徴を有する。
本発明によるディスクブレーキの好ましい実施例では、摩耗ライニングは、比較 的肉薄のシート材料でできた支持部分から成る摩耗板として設計され、その一方 の側30には金属製の表面層がスプレー形成によって設けられている。
いわゆる「オスプレーJ  (Osprey)技術による金属、合金、及び金属 を基材とする複合材料のスプレー形成は、特に、1985年の粉体冶金学及び粉 体技術国際学会誌の第21巻第3号の第219頁乃至第234頁(Intern ational  Journal  ofPowder  Metallur gy  &Powder  Technology、   Vol、21゜No 、3.  1985.   page  219  t。
234)のエーアールイーシンガー(A、 R,E。
Singer)による「金属のスプレー形成における技術動向(Recant   Dev−elopmentin   the  5pray  Formin g  ofMe t a ] s) Jに記載されている。
一般に、前記成形技術、即ち比較的最近開発され、未だ開発の途上にある技術は 、金属、合金、及び金属を基材とする複合材料の溶融物を活性のない保護ガス雰 囲気内に噴霧し、雲、即ち円錐状の霧化した液滴を全体に金属の基材に差し向け てこれに高速で衝突させる。これらの液滴は、温度が比較的低い基材表面との衝 突時に、平らに広がって瞬間的に固化し、これによって均質付着物を基材上に形 成する。
付着した材料が比較的硬質で均一な形態を占ると、更なる加工、例えば滴下鍛造 (drop  forging)を加えるため、この材料を後の工程で基材から 分離することができる。付着させた材料は、薄い被覆としてつけられた場合には 基材に永久的に接合されたままである。
噴霧によって付着させた材料は任意の組成のものでよく、特に、例えば粉体の添 加剤を円錐状の噴霧雲に噴射することによって添加剤を加えることもできる。
今日までの開発において、「オスブレー」技術は、管、棒、及びシート材料の製 造での使用、及び金属製のブランクの被覆について示唆され、この技術は、従来 の設計分野内、並びに特に過酷な要求がある用途、例えば宇宙技術で使用するた めの摩耗、腐食、及び温度について安定性を高めた部材の製造の一連の可能性を 提供する。
本発明によるブレーキディスク用摩耗ライニングの製造での使用について、高い 摩耗性を確保するため、酸化アルミニウムを主成分として含む材料をスプレー形 成することによって摩耗板の表面層を形成するのが有利である。
コストのため、及びブレーキディスクの鋳鉄製の中央本体と一体に鋳造するため 、上述のように、比較的肉薄のシート材料、好ましくは鋼板から成る摩耗板支持 部分に耐摩耗表面層をつけるのが好ましい。
かくして、「オスブレー」技術にかかるコストは、以下に概要を記載した方法に よるブレーキディスクの鋳造コストが低いのとあいまって、従来の自動車用ブレ ーキディスクと比べて競争力のある価格を提供する。
しかしながら、実際上「オスブレー」技術を特徴付ける材料の組成に関する自由 は、例えば鋳鉄性のディスクに被覆を直接付けることによって、高い摩耗性を示 す均質で硬質の部材としての全体として摩耗性のライニングを製造することに対 する障害はほとんどない酸化アルミニウムから成る被覆を有する摩耗ライニング に関し、対照物としての鋼に対して行った試験は、不利な副作用、例えば自動車 のブレーキとしては認容し難い耐え難い大きさの騒音を伴わずに摩耗性を非常に 大きく改善する他、従来の自動車用ディスクブレーキと十分に比肩し得る摩擦特 性を示した。
満足のいく摩耗性を得るため、ブレーキブロックの摩耗部材は、好ましくは、燐 酸含有量が少なくとも1%のCG20鋳鉄合金から製造される。
ブレーキディスクを大量生産によって低価格で製造するため、本発明は、例えば デンマーク特許第87462号に開示された従来技術に基づいた方法を提供する 。この従来技術の方法によれば、多数の均一な鋳型部分が、一つ又はそれ以上の 反対方向に差し向けられた対をなした形部分の設けられたプレス板とカウンタ板 との間の連続的にプレスを行う室内に形成され、これらの鋳型部分が、使用準備 のできた一連の連続的な鋳型を形成するため、続く製造に従って区分をなして連 続的に配置された、圧縮砂又は任意の他の同様の成形可能な材料でできた使い捨 ての鋳型で鋳造を行うことによって、鋳造が行われる。
本発明によれば、この方法は、各ブレーキディスクの摩耗ライニングが、各鋳型 部分の一方の側の流し込みキャビティ部分の所定の共通の位置にコア部材として 挿入され且つ固定される別体の部材としてつくられ、鋳造材料用の充填ダクトが 各IIji型部分の両側に形成されていることを特徴とする。
この方法によって、別体の部材として設計された摩耗ライニングは、好ましくは 、比較的肉薄のシート材料でできた支持部分に摩耗性が非常に高められた金属製 の表面層をスプレー形成(オスブレ一工程)によってつけることによって摩耗板 として作られている。
これに対応して、ブレーキブロックを製造するため、本発明はそれ自体周知の同 じ鋳造技術に基づいて方法を提供する。この方法は、各ブレーキブロックの後方 板とその摩耗部分との間に信頼性のある連結を確保するという視点から見ると、 各ブレーキブロックの後方板がコア部材として各鋳型部分の一方の側に挿入され 、この一方の側は鋳型部分の反対側に形成されたブレーキブロックの摩耗部分用 の流し込みキャビティと向き合っており、鋳造材料は摩耗性を高められた鋳鉄合 金によって構成され、後方板のキャビティと面する側の表面領域と融着する温度 でキャビティ内に充填されることを特徴とする。
図面の簡単な説明 本発明を添付図面を参照して以下に詳細に説明する。
第1図は、本発明によるディスクブレーキ装置の主部材の部分断面図であり、 第2図は、ブレーキディスクに通風孔を設けた実施例の斜視図であり、 第3図は、デンマーク特許第87162号でそれ自体周知の種類の自動鋳造プラ ントの概略図であり、第4図は、第3図に示すプラントでブレーキディスクを製 造するのに使用される鋳型部分の断面図であり、第5図は、第2図に示すブレー キディスクの製造に使用される流し込みキャビティの、コア部材が嵌め込んであ る、第4図の拡大断面図であり、 第6図は、「オスブレー」技術によるブレーキディスク用摩耗板の製造の概略図 であり、 第7図は、ブレーキディスクの製造に使用される鋳型部分の断面図であり、 第8図は、第5図の鋳型部分の左側の平面図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明によれば、通常は車輌のホイール(図示せず)に同心に取付けられ且つこ れと協働するブレーキディスク1は、鋳鉄製のディスク状の主本体2を有し、こ の本体はハブ部分3を有し、このハブ部分はこれを取り囲む周縁部4と一体であ り、この周縁部の横面は、本発明によれば、摩耗性がかなり大きい表面層6で被 覆された比較的肉薄の摩耗ライニング5と一緒に鋳造されている。
二つの同一のブレーキブロック7が、摩耗ライニング5とブレーキ係合するため 、ディスク1の軸線方向にブレーキ圧力Pを受けて互いに向かって移動自在であ るように、ブレーキディスク2の縁部4の各側に配置された周知の設計のキャリ バー装置に取付けられている。摩耗ライニング5の半径方向幅は、好ましくは、 ディスク1の平面に平行な延長部よりも少し大きい。
ブレーキディスク1の中央本体2は、従来使用されてきた鋳鉄合金、例えばGG 20から作るのがよい。
図示の実施例では、ブレーキディスク2の摩耗ライニング5は、別体の摩耗板と して形成され、実際には、鋼板又は鋳鉄板であるのがよく、以下に説明する「オ スブレー」技術を適用することによるスプレー形成によって耐摩耗表面層6が一 方の側に設けられた支持部分から成る。
摩耗板5は、以下に特定した方法に従って鋳造することによって、鋳鉄ディスク 2に永久的に且つしっかりと固定されている。
第2図に示すように、本発明によるブレーキディスクは通風孔を設けた設計にす るのがよく、この設計では、多数の半径方向通風ダクト10がハブ部分3の中央 キャビティ (図示せず)から鋳鉄ディスクの縁部4″を通ってブレーキディス クの周囲まで延びている。
ブレーキブロックの各々は、商業的に入手し得る通常鉄、例えば37番鋼ででき た後方板8、及びこの後方板とともに鋳造された摩耗部分9から成り、この摩耗 部分9は、本発明によれば、鋳鉄合金、例えばGG20から形成される。この部 分の摩耗性は、例えば、合金の燐酸含有量を少なくとも1%にすることによって 大きくされている。
車輌のブレーキとして使用するためには、摩耗部分9が後方板8から緩くなった り、比較的に薄くなるまで摩耗したりしないように、ブレーキブロック7の後方 板8と摩耗部分9との間に信頼性がありかつ耐久性のある連結装置が必要とされ るため、これら二つの部材は、好ましくは、以下に記載しであるように、製造中 に一緒に鋳造される。
アスベストを含有するブレーキライニングを備えた従来の自動車用ディスクブレ ーキと同様に、ブレーキ効果は、ブレーキディスク1とブレーキブロック7の摩 耗部分9との間の摩擦によって得られる。試験によれば、従来のブレーキディス クとブレーキブロックとの間で得られたのと同様のレベルの摩擦値を得ることが でき、これによって、実際には、困難を伴わずに、車輌のブレーキの寸法に合わ せて比較的満足のいくブレーキ効果を提供するブレーキ圧力Pをつくりだすこと ができる。
更に、所望の特定の摩擦特性を得ることができるような組成及び構造の表面層を 持つ摩耗ライニングをブレーキディスクに備えることができ、そのため、ブレー キ中、ブレーキディスク1の摩耗ライニング5.6とブレーキブロック7の摩耗 部分9との間で摺動摩擦が生じるという利点を得ることができる。これは、本発 明によるディスクブレーキ装置をアンチスキッドブレーキシステムに使用する場 合、特に有利である。
本発明によるディスクブレーキ用のブレーキディスク並びにブレーキブロックの 製造は、好ましくは、特にデンマーク特許第87162号に開示された鋳型製造 法及び型鋳造法に従って、第3図に概略に図示した構造の自動鋳造プラントを使 用することによって行われる。
鋳造作業は、例えば液圧で作動させることによって往復動するプレス板13とカ ウンタ板14との間のプレス室12内で添加物を含む又は含まない圧縮砂から連 続的に製造される、連続した多数の均一な鋳型部分11間の界面に形成された使 い捨ての鋳型で行われる。カウンタ板は、カウンタ板がプレス室12に壁を形成 する図に実線で示す位置から、完成した鋳型部分11がこの板の下を通過し、こ の板が既に製造された鋳型部分11のパイルに押付けられる破線で示す位置14 °まで90°揺動できる。
流し込みキャビティ15及び充填ダクト16は、形部分17及び18を夫々プレ ス板13及び/又はカウンタ板14上に並べることによって形成される。
鋳型の製造及び液状鋳造材料の充填並びにこの材料の固化、及び鋳型部分11の 連続的な分離及び完成した鋳造部材の取り出しは、非常に高い製造能力に自動制 御され且つ監視され、一つの鋳型部分の製造は、代表的には、約10秒で終了す る。
ブレーキディスクの製造では、各ブレーキディスクの、別体の予め製造した部材 として設計された摩耗ライニング5を第4図に示すように、各鋳型部分11aの 一方の側部の流し込みキャビティ部分15の所定の共通の位置にコア部材として 挿入し、この際、充填ダクト16a及び17gは鋳型部分11aの各側に形成さ れている。
充填ダクト17aを、次いで、コア部材として挿入された摩耗ライニングの一方 の側部に隣接させるということを考えると、ブレーキディスクの製造において、 流し込んだ鋳鉄合金が摩耗ライニングに損傷を与えることなく摩耗ライニングを 自由に通過できるように鋳造が行われるということが重要である。この目的のた め、実際の摩耗ライニングは、例えば、それ自体周知の方法で黒くされ(bla ckened)ているのがよい。
第5図に示す拡大断面図は、第2図に示す通風孔を設けたブレーキディスクの製 造に使用される方法を図示する。
この目的に必要なキャビティをハブ部分及びこれに連結された通風ダクト10に 設けるため、圧縮砂で形成され、鋳造工程中に燃焼できる接着剤を含むコア部材 116が流し込みキャビティ115に挿入されている。
摩耗ライニング105は、これらのライニング間を延びる、例えばピン117の 形態のスペーサによってコア部材116の両側の所定の位置に固定されている。
これらのスペーサは鋳造工程中、ブレーキディスクの鋳鉄本体に鋳込まれる。
第6図は、いわゆる「オスブレー」法を使用したスプレー形成によるブレーキデ ィスクの摩耗ライニングの製造を図示する。炉21には金属材料、実際には主と して酸化アルミニウムの溶融物21が入っている。金属溶融物は噴霧器22へ通 過し、活性のないガス、例えば窒素を高圧で導入することによってこの噴霧器の ところで溶融金属の液滴の噴霧を行う。噴霧化された材料は、活性のないガスが 提供する保護雰囲気内で、他のものについては閉鎖された噴霧形成室をベルトコ ンベヤ25上で通過する基材24に円錐状の雲23をなして差し向けられる。本 発明によるブレーキディスク用摩耗ライニングの製造において、各摩耗ライニン グの支持部分として作用する基材24は、好ましくは、鋼板から製造される。次 いで、基材板24から打ち抜くことによって摩耗ライニングの最終仕上げを行う 。
噴霧器23内の液滴は、基材板24との衝突時に平らに広がって平らな点になり 、瞬間的に固化し、これによって均質の一貫した表面被覆26が形成される。
付着した材料の硬度及び耐摩耗性のため、表面被覆26の厚さは非常に小さく、 例えば50ミクロン乃至100ミクロンである。
この場合、基材の厚さは材料の厚さに応じて、例えば約2mmである。
ブレーキブロック製造では、鋼から作られる後方板8は、第7図に示すように、 コア部材と同様の方法で、鋳型部分11bの一方の側部に挿入され、これは、鋳 型部分の反対側に設けられた関連した充填ダクト16bを備えた流し込みキャビ ティ15bに面する。
しかしながら、後方板8及び摩耗部分9が一平面だけで連結されているというこ とを考えると、ブレーキブロックの製造では、鋳鉄合金と後方板8の表面領域と の融着が実際上起こる温度で鋳造を行うことが重要であり、これは、例えば、少 なくとも0.5mmの厚さを有する表面領域を浸炭することによって行われる。
このような信頼性のある連結を行うため、後方板8をコア部材として挿入する前 に、後方板8の表面を、例えば、小鋼球などを衝突させることによって表面に穴 を穿ついわゆるジェットホイツピング(jetwhipping)によって、本 発明に従って処理するのがよい。
第8図に示すように、かなりの数のブレーキブロック用の後方板を挿入し、関連 した充填ダクトを備えた流し込みキャビティを同じ鋳型部分に設けるのがよく、 これによって製造能力を向上させる。
寸法に応じて、対応するブレーキディスクの製造能力の向上を図ることができる 。
F/θ3 F/(37F/(311 国際調査報告 ―闇−−−am−1−+−m  Pct/DK89100080

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.自動車のホイールと一緒に回転するブレーキディスク(1)と、このブレー キディスクの両側にブレーキディスクの周囲に近接して配置されたブレーキブロ ック(7)とを有し、これらのブレーキブロック(7)は、後方板(8)とブレ ーキディスクに面する摩耗部分(9)とから成り、ブレーキディスク(1)とブ レーキ係合するため、ブレーキ圧力(P)を受けてブレーキディスク(1)の軸 線方向に互いに向かって移動自在であるようにキャリバー装置に収容され、各ブ レーキブロック(7)は負荷が加わっていない状態では、戻しばねの力でブレー キディスクから所定の距離に保持される、自動車及び同様の装置用のディスクブ レーキ装置において、ブレーキディスク(1)は、鋳鉄製のほぼディスク状の中 央本体(2)として設計され、この本体はハブ部分(3)を有し、このハブ部分 はこれを取り囲む周縁部(4)と一体であり、この周縁部の両横面に、摩耗性が かなり大きい金属製の表面層(6)を持つ比較的肉薄の摩耗ライニング(5)と 一緒に鋳造され、前記摩耗ライニング(5、6)の半径方向幅はディスク(1) に平行なブレーキブロック(4)の摩耗部分(9)の延長部と等しいか又はこれ よりも大きく、各ブレーキブレーキ(7)の摩耗部分(9)は、鋼製のブランク として形成された後方板(8)と共に鋳造された摩耗性を増大させた合金から作 った鋳鉄部材から成ることを特徴とする、ディスクブレーキ装置用ブレーキディ スク。 2.ブレーキディスク(1)は、鋳鉄製のほぼディスク状の中央本体(2)とし て設計され、この本体はハブ部分(3)を有し、このハブ部分はこれを取り囲む 周縁部(4)と一体であり、この周縁部の両横面に、摩耗性がかなり大きい金属 製の表面層(6)を持つ比較的肉薄の摩耗ライニング(5)と一緒に鋳造され、 前記摩耗ライニング(5、6)の半径方向幅はディスク(1)に平行なブレーキ ブロック(4)の摩耗部分(10)の延長部と等しいか又はこれよりも大きいこ とを特徴とする、請求項1に記載のディスクブレーキ装置用ブレーキディスク。 3.前記摩耗ライニング(5、6)は、比較的肉薄のシート材料でできた支持部 分から成る摩耗板として設計され、その一方の側には前記金属製の表面層(6) がスブレー形成(「オスブレー」工程)によって設けられていることを特徴とす る、請求項2に記載のディスクブレーキ装置用ブレーキディスク。 4.摩耗板の表面層(6)が、酸化アルミニウムを主成分として含む材料のスブ レー形成によって設けられることを特徴とする、請求項3に記載のディスクブレ ーキ装置用ブレーキディスク。 5.摩耗板(5)の支持部分が鋼板製であることを特徴とする、請求項3又は4 に記載のディスクブレーキ装置用ブレーキディスク。 6.摩耗板の支持部分が鋳鉄製であることを特徴とする、請求項3又は4に記載 のディスクブレーキ装置用ブレーキディスク。 7.多数の半径方向通風溝(10)がハブ部分(3′)の中央キャビティから鋳 鉄製の本体の縁部を通ってブレーキディスクの周囲まで延びていることを特徴と する、請求項2乃至6のうちのいずれか一項に記載のディスクブレーキ装置用ブ レーキディスク。 8.鋼製のブランクとして形成された後方板(8)と、この後方板と一体に鋳造 された、摩耗性を増大させた鋳鉄合金製の摩耗部材(9)とを有することを特徴 とする請求項1に記載のディスクブレーキ装置用ブレーキブロック。 9.摩耗部材(9)が、燐酸含有量が少なくとも1%のGG20鋳鉄合金製であ ることを特徴とする請求項5に記載のブレーキブロック。 10.多数の均一な鋳型部分(11)が、一つ又はそれ以上の反対方向に差し向 けられた対をなした形部分(17、18)の設けられたブレス板(13)とカウ ンタ板(14)との間の連続的にブレスを行う室(12)内に形成され、これら の鋳型部分が、使用準備のできた一連の連続的な鋳型を形成するため、続く製造 に従って区分をなして連続的に配置された、圧縮砂又は任意の他の同様の成形可 能な材料でできた使い捨ての鋳型で鋳造を行うことによって、請求項2乃至7の うちのいずれか一項に記載のブレーキディスクを製造する方法において、各ブレ ーキディスク(1)の摩耗ライニング(5)が、各鋳型部分(11a)の一方の 側の流し込みキャビティ部分(15a)の所定の共通の位置にコア部材として挿 入され且つ固定される別体の部材としてつくられ、鋳造材料用の充填ダクト(1 6a、17a)が各鋳型部分(11a)の両側に形成されていることを特徴とす る方法。 11.別体の部材として設計された摩耗ライニングが、比較的肉薄のシート材料 でできた支持部分に摩耗性が非常に高められた金属製の表面層(26)をスブレ ー形成(オスブレー工程)によってつけることによって摩耗板として作られてい ることを特徴とする請求項3乃至6に記載の方法。 12.ハブ部分の前記キャビティ及び前記通風ダクト(10)を形成するため、 鋳造工程中に燃焼できる結合剤を含む砂から作られたコア部材(116)が各流 し込みキャビティ(115)に挿入され、摩耗ライニング(105)はコア部材 (116)の両側で前記所定の共通の位置にコア部材を貫通するスペーサ(11 7)で固定され、鋳造工程中、ブレーキディスクの鋳鉄製の本体とともに鋳造さ れることを特徴とする請求項7によるブレーキディスクを製造する請求項10又 は11に記載の方法。 13.多数の均一な鋳型部分(11)が、一つ又はそれ以上の互いに向かって差 し向けられた対をなした形部分(17、18)の設けられたブレス板(13)と カウンタ板(14)との間のブレス室(12)内で連続的に形成され、これらの 鋳型部分が、使用準備のできた一連の連続的な鋳型を形成するため、続く製造に 従って区分をなして連続的に配置された、圧縮砂又は同様の成形可能な材料でで きた使い捨ての鋳型で鋳造を行うことによって、請求項8又は9のうちのいずれ か一項に記載のブレーキブロックを製造する方法において、各ブレーキブロック (7)の後方板(8)がコア部材として各鋳型部分(11b)の一方の側に挿入 され、この一方の側は鋳型部分の反対側に形成されたブレーキブロックの摩耗部 分(9)用の流し込みキャビティ(15b)と向き合っており、鋳造材料は摩耗 性を高められた鋳秩合金によって構成され、後方板(8)のキャビティ(15b )と面する側の表面領域と融着する温度でキャビティ内に充填されることを特徴 とする方法。 14.コア部材として挿入され、流し込みキャビティと面する後方板(9)の表 面の部分が、鋳型部分(11b)に挿入する前にジェットホイッピングで処理さ れることを特徴とする請求項13に記載の方法。
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