JPH03504719A - スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤ならびにその治療用法 - Google Patents
スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤ならびにその治療用法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤ならびにその治療用法発明の背景
コレステロールは動物の組織内に最も豊富に存在するステロールである。コレス
テロールはいくつかのステロイドホルモンも含め、多くの他のステロイドの前駆
体である。
コレステロールは複雑な酵素的課程の産物である。β−ヒドロキシ−β−メチル
グルタリールCoAはβ−ヒドロキシ−β−メチルグルタリールCoAリダクタ
ーゼにより還元され、メバロン酸を生成する。メバロン酸はスクアレンに変換さ
れる。
スクアレンは分子状酸素により、攻撃されスクアレン2.3−エポキシドを生じ
、スクアレン2.3−エポキシドはスクアレンオキシドシクラーゼによりラノス
テロールに透化する。最後に、ラノステロールはコレステロールに変換される。
前述の変換課程のいくつかは多段階課程であり、いくつかの別途の課程が存在す
る。
Ne1son(ネルソン)ら(JAC5100:4900(1978))は4.
4.10β−トリメチル−トランス−デカ−3β−ロール(以下rT M D
j)はラットの肝臓の酵素生産、CHO細胞の両者において特異的にコレステロ
ールの生合成を阻害したと報告している。ラットの肝臓のホモジネートと(TM
Dを)混合すると、4.4.10β−トリメチル−トランス−デカリン−3β、
7β−ジオールが主生成物として単離された。彼等はTMDがスクアレンオキシ
ドの透化を阻害すると提案した。限られた研究ではあるが、(4σ、10β−ジ
メチルと10β−メチル同族体を合成し、試験した)構造−活性相関から4r−
メチル基が阻害の重要な役割をしているという結論へと導かれた。(Chang
らJ、Biol、Chem、、254:11258.1979もまた参照せよ)
。Ne1sonはQ−TMDがスクアレンオキシドとその連化生成物間の遷移状
態の同族体として働いているという仮説を考えたが、d−TMDの阻害能がその
仮説と一致しないということにも気付いた。TMDとその4.10β−ジメチル
同族体は両者ともスクアレンオキシドシクラーゼ(以下rSOCjと略すことも
ある)の非拮抗的阻害剤であり、また高等植物のシクラーゼには事実上回の効果
も持I;ない。DuriattiらBiochem。
Pharmacol、、 34:2765 (1985)。
Cattelら(Lipids、 21: 3]−38(1986))は2.3
−オキシドスクアレンシクラーゼの阻害剤は非常に選択的な高コレステロール血
症性薬物として挙動するかもしれないと漠然と示唆した。彼等は2−アザ−2−
ジヒドロスクアレンとその誘導体の使用に焦点を絞った。彼等は置換したデカロ
ールあるいはトランス−デカロールには何の興味も示していない。
発明の要約
不発明は次の特性をもつTMDの同族体に関するものである。
(1)オキシドスクアレンシクラーゼ活性の阻害の保持;(2) 7σ〜ヒドロ
キシラーゼの酸化に対する抵抗:そして(3)7σ−ヒドロキシラーゼ阻害に対
する無能力。
多くの他の重要な生体内物質はコレステロール生合成の初期の前駆体から産生さ
れるので、コレステロール(生合成の初期)の前駆体の合成を阻害することによ
りコレステロール値を下げることは望ましくない。例えば、スクアレン2.3−
エポキシドの前駆体であるビロリン酸7アルネシルはまたユビキノン(コエンザ
イムQ)やドリコール(蛋白質のグリコジル化に必要)にも変換される。メバロ
ン酸はDNA複製において不質的な役割を果している。HMG−CoAリダクタ
ーゼを阻害する抗コレステロール薬物であるメビノリンはリンパ球の蛋白質のグ
リコジル化をひきおこし、投与後、jOカ月間も持続する。
我々はある種のデカリンやアザデカリンがラットの肝細胞において強いスクアレ
ンオキシドシクラーゼ阻害作用を示すことを発見した。それらはコレステロール
降下剤として価値あることが期待できる。
この発明のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤は次のような構造をもっている
。
R1は、メチル、エチル、あるいはR3とシクロプロパン環を形成。
R7は、メチル、エチル、あるいはR1とシクロプロパン環を形成、しかしR,
とR1は両者ともエチルではない。
R1は水素、炭素数が5以下のアルキル、フッ素、塩素、臭素、R4は水素、炭
素数が5以下のアルキル、フッ素、塩素、臭素、この場合R1とR1は同じであ
ってもよいし、異なってもよい。
またR3とR4はシクロプロパン環を形成していてもよい。
R5は水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチルあるいはヒドロ
キシメチル、そして、R6は水素、メチル、エチル
しかしTMDそれ自身とR1、R3、R6がメチルで、R3、RいR5が全て水
素である同族体は除く。
TMDは試験管内でのミクロソーム分析でスクアレンオキシドシクラーゼの効果
的な阻害剤ではあるが、我々はラット肝細胞(薬物解毒の代謝機構の全てを含む
系)や生体内実験で、TMDは実際にはSOC坦害剤としては予期に反して弱い
ということを発見した。
我々は、この予期に反する弱い効果は7α−ヒドロキシラーゼによるC−7位に
おいてのT M Dの代謝に起因すると考えている。かくして我々はC−7ある
いはC−9に保護的な置換をすることによりTMDを修飾することを考えた。
より好ましい表現をすると、C−7あるいはC−9に水素以外の置換基が導入さ
れるということである。特にR2、R3の両方とR6が全て水素でないというこ
とである。
特に好ましくは、R8からR6の全てが次のように置換されているものがよい:
Rr Rt Rs R4Rs R*LNI−83MeMe
F F HMePCRI[−8B Me Me
CyPrp CyPrp HMePCRI[−23Me Me
Me Me HMeJWI−60Me Me HHCHxO
HMe化合物PCRII−8Bと■−23が最も好ましい。
我々のSOC阻害剤はR1−R6は上述の置換基、Rtが水素;メチルあるいは
エチルをもつ下式のようなヘテル厚子の窒素をもつ一連の化合物群もまた含む:
このような化合物は塩酸、硫酸、リン酸あるいは有機酸の塩として凰離される方
が好ましい。C−4(R1とR2)、C−9(R8)そしてC10(Rs)にお
ける置換は酵素的産物のラノステロールに対して示された阻害剤に対してその類
似性を増す(図1をみよ)
LAI−140は遷移状態2の同族体、JWI−60はビシクロ体4の同族体(
両者とも図1)と考えることも可能だが類似性は粗い。
ここに示したs o c 阻害剤はヒトを含めて哺乳動物にコレステロール制御
剤として用いることができる。
図面の簡単な説明
第2 EはL N −I −83(D!−L A −I −140(2)(71
)合成ノ式を示す。
第2図の(a)、(b)、(C)は第一次ラット肝細胞内のステロール合成ニ対
t6(a)L A r 140− (b)P CRI[−23そLテ(c)
PCRIr−8Bの阻害効果を示す。略字“st/ppl”は、”5terol
−to−poiar 1ipid”であって“極性脂質に対するステロール“比
のことである。
第3図はPCRIr−8B(1)、PCRff−23(2)そLTJWエーロ0
(3)の合成式である。
第4図は肝細胞蛋白合成に対するPCRll−8Bと■−23の効果を示す。
第5図はHepG2細胞のLDL、受容体に対するPCRI[−88とPCRI
r−23の効果を示す。
第6図はコレステロールの生合成の概略である。
第7図はスクアレンエポシドガラノステロール環化を表す公知事実の図である
発明の詳細な説明
実施例1 (LA l−140合成)4.4.10−トリメチル−トランス
−3−アザデカリン(LA−I−i40)の合成はTMD(第1図の5)を酸化
して既知物質のケトン6にすることから初めた。(Czarny、 M、R,、
Ph−D、論文、Dartmouth CoCo11e%1976; Ga5p
ert、らJ、 Chem、 Sac、、 1958.624−628.)
このケトンをBaeyer−Vill iger酸化反応によりラクトン7に変
換しt二。Meinvald、らJ、 Org、 Chsm、、 29:291
4−19 (1964)、7を熱分解するときれいに不飽和酸8を与えた。(S
hiori、らJ、 Am。
CheI+!−Sac、、 94: 6203−5 (1972);Caps
onとPoulter、 Tetrahedron Lett、、 1984
.3515−18をみよ)でカルバメート9とした。
キーとなる工程として、9のアミド水銀化によりビシクロカルボネート11とし
た。11は酸加水分解に付すことにより目的の塩酸塩2とした。この合成法の詳
細を次に記す。
前述したように方法で合成したT M D (5)の2.35 g (11,9
rnmol)をJones試薬】0で0℃、20分間酸化し、通常の後処理で2
.10g(90%)の6、bp 90−93’(I Torr’)を得た。ここ
で得られた6のスペクトル特性は63に報告されているそれと一致した。
Meinwaldとその共同研究者により報告された方法により、6゜20g
(31,9mmol)の6の20mαのCLCI!溶液を9.60g (44,
5mmol)のm−クロロ過安息香酸(Aldrich 80−85%)の75
mQのCI’l、C1,溶液に滴々加えた。反応混合物はアルミホイルで遮光
し、室温で36時間撹拌した。この時点でTLCで6は存在しなかった。沈澱物
を濾過して除き、濾液を10%亜流酸ナトリウム不溶液(30mQ)、飽和炭酸
水素ナトリウム本溶液(2X 30 m+Q)、不(io m(1)、飽和食塩
水(20mQ)で順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥、溶媒を留去すると、
冷蔵庫で放置することにより部分的に固化する物質(7,41g)を得た。ヘキ
サン(10+nQ)中で粉末にすることにより7(4,30g)を得た。mp
55−58°C6残渣をヘキサン:酢酸エチル(5:1)で7ラツシユクロマト
グラフイーに付すと、さらに1.84 gの7 、 mp 54〜57℃、が得
られ、7の全収率は6.i4g(92%)となった。ここに得られた7全体はT
LC上で均一であった。ヘキサンより2回再結晶し、7の分析サンプルを得た。
mp 58.5−59.5°C!; IR1730cm−’; ’FI NMR
δ 2.70 (m、 2)2.0〜1.0 (m、 20 i、401.1
0); I3CNMRδ 175.60.86.80゜54.56.45.2
5.38.55.36.90.33.35.32.18.26.9]、 25.
25゜23.84.2L49.18.73; MS m/e 210. Cr
5H2xO!2: C74−23:H10,54: C74,51; H10,
65゜1a−H2−カルボキシメチルliβ−メチル−2β−インプロペニルシ
クロヘキサン(8)。
420℃に加熱した熱分解用管の上部に付けf:、5mQ滴下ロートに3.90
g (18,5mmol)の7を詰めた。7が融解した後、7を窒素気流に伴
わせて加熱したカラムの口に徐々に滴下しt;。カラムから発生する物質をドラ
イアイスで冷即したトラップに集めた。
7の滴下後カラムを10 mQのヘキサンで洗い流した。溶媒を留去して3.7
0 g (95%)の8を得た。mp 59〜63℃、ここで得られた8はTL
C上で均一であった。エテール:ヘキサンから2回再結晶することにより8の分
析サンプルを得た。mp 68〜70℃;IR3250−2550,1715,
1645,900am−’; ’FI NMRa 1O−10(brs、
l)、 4−82 (m、2)、 22−35(,2)、 2.10〜1.0(
brm 17.1.750.89); 13CNMRδ 181.48.14
7.48. ′112.90.53.17.38.28.37.74.35.8
5.28.72.28.15.26.74.23.43.21.93.18.7
9; MS、 m/e 210. C15Hx20z: C,74,23,H
,10,54,74−46; H,10,64゜
N−カルボベンジルオキシ−1α−[2σ−アミノエチル1−〕〕β−メチルー
2β−イソプロペニルシクロヘキサン9)。
0.720 g (3,42mmol)の8のナトリウムから蒸留したてのトル
エン(3mf2)溶液に蒸留しζてのトリエチルアミン(0,47mQ)とシフ
x、 二Jレホス不すルアジド(Aldrich) 0.940 g (3,
42mmol)を加えた。このようにして得られた混合物を85〜90℃で1時
間加熱し、そしてベンジルアルコール0.940 g (8,60mm。l)ヲ
加え、同温度でさらに4時間加熱した。混合物を蒸発乾固し、残渣を30 mQ
のCH2Cl2に溶解し、その溶液を5%水酸化ナトリウム(10mQ)、水(
10+nQ)、飽和食塩水(10m(+)で順次洗浄し、硫酸マグネシウム上で
乾燥し、溶媒留去すると1.52gの粘着性の黄色油が得られた。ヘキサン:酢
酸エチル(10:1) 500 mQ次いでヘキサン:酢酸エチル(4: 1)
1000m+Qで7ラツシユクロマトグラフイーに付すと帆852 g (78
%)の9が透明な液体として得られた。
ここに得られた9は放置すると固化し、T L C上で均一であった。ヘキサン
から再結晶し9の分析サンプルを得た。mp 68〜69.5℃: IR33
40,1710,1650crn−’; ’TI NMRγ 7.36(s
、 5)。
5.13(s、 2)、 4.76(m、 3)、3.20(m、 2)
、 ]、78 (s、 3)、 1.50(bm、 11)、 0.89
(s、 3); 目CNMRδ 147.60.136.6L 128.40
゜128、io、 127.99. 127.95. 112.81. 66
.44. 53.51. 43.23. 38゜47、 36.63. 35.
76、 27.90. 26.70. 23.29. 21.87. 18.9
7; m/e315、 C,。HsJOt: c、 76.15; H,9
,26; N、 4.43につき分析し、C,76,19; H,9,i3;
N、 4.36を得I;。
4.4.20− トリメチル−3−カルボベンジルオキシ−トランス−3−アザ
デカリン(!O)。
9のi、02 g (3,17mmol)とトリフルオロ酢酸不銀(Aldri
ch)の1.60 g (3,80mmol)と水素化カルシウムから蒸留した
てのニトロメタン(45mα)の混合物をアルミニウム丁イルで覆い、窒素雰囲
気下、室温で撹拌した。1時間後TLCで9の存在が認められたので、さらにト
リウルオロ酢酸水銀0.800g (IJOmmol)を加え、混合物をさらに
0.5時間撹拌した。反応混合物を蒸発乾固し、残渣にCHxCI 2(10m
12)を加え、濾過した。濾液を塩化ベンジルトリエチルアンモニウム(Ald
rich)3.50 gの10%不酸化すζリウム不溶液(20m<1)の激し
く撹拌した溶液にゆっくりと加えた。この混合物に0.115 g (3,02
mmol)の水素化ホウ素ナトリウムの10%水酸化ナトリウム(6mQ)溶液
を徐々に加えると液は黒色に変わっていった。黒色の金属性の粒子がフラスコの
底に沈澱した後、上澄液を注意深く傾斜し、残液をCLClff(約10mQ)
で洗浄した。このCH,012層を分離し、上記の水層をCI’!、CI。
(3X 2511112)で柚比した。有機層を合し、飽和食塩水(2X 15
rnα)で洗浄、硫酸マグネシウム二で乾燥し、溶媒留去するとL74gの黄
色油を与えた。この黄色油をヘキサン:酢酸エチル(10:Dでフラッシュクロ
マトガラフィーに付すと放置すると固化し、TLC上で均一なlOを0.420
g (41%)与えた。ヘキサンから再結晶し10の分析サンプルを得た。mp
47.5〜49℃、IR1710cm−’、’HNMRδ 7.38 (m、
5)、 5.13 (s、 2)、 3.76(m、 l)、 3.43(m
、 1)、 2.0−1.0(m、 17. with 5harp sing
lets at 1.55.1゜301.06); ”CNMRa i57.
30. !37.14.128.36.127.74.127.68.66.4
4.58.63.53.03.44.45.40.04.39.05.32.2
3゜28.78.27−59.23−66、21.81.20.03.19.1
2. Is m/e 315゜C,2eFIz、NO2: c、 76.15;
H,9,26; N、 4−43L: ツき分析され、C175,99; H
,9,24,N、 4.30を得た。
フラッシュクロマトグラフィーによりまた未反応の9が0.220g(21%)
得られた。
塩!!!4,4.i0− トリメチル−トランス−3−アザデカリン(LA 1
−i40) (2)
10の0.400 g (i、26 mmoりの塩化水素ガスを飽和した本酢酸
(9me)溶液を室温で1時間、55〜60℃で6時間撹拌した。その間混合物
に塩化水素ガスを導入した。反応混合物を減圧下その最初の量の10分の1量に
濃縮し、エーテル(80m+12)で希釈すると白色の沈澱が生成した。混合物
を冷蔵庫で一夜放置し、濾過することにより0.220 g (80%)の2を
得た。mp 218〜〜20℃(分解)。無水エタノール:エーテルで3回再結
晶し2の分析サンプルを得た。mp 226=227℃(分解); IR248
0−2440cm−’; ’FlNMRδ 9.40(brs、 2)、
3.1′i(m、 2)、 1.8〜0.95(brm、 20゜!、
47. i、26. 0.97); ”CNMRδ 58.10. 50
.60. 43.63、 36.73. 36.40. 32.15. 28.
63. 26.43. 21.52. 20.98. i8.77、 18.
60. Anal、 Ca1cd、 for CIxH!4CIN: C,
66,18; H,11,10; C116,32; N、 6.43.
Found: C,66,06; H,11,12; C1,16−26;
N、6.42゜
2のステロール合成阻害能は次ぎのような操作により分析しt;。
第一次ラット肝細胞(2,2X ′10“ 細胞/60 mm板)を阻害剤の種
々の濃度で一夜インキユベートした。細胞は前処理しf=i”Ca−酢酸塩で1
時間処理し、遠心分離に付し、脂質を抽出した。
(Bligh、 E、 G、 と Dyer、 W、 J、
Can、 J、 Biochem、 Physiol|1
959、37,911−917)、 極性脂質をシリカゲルクロマトグラフィ
ーにより甲性脂質から分離した。極性脂質を集め、放射活性の酢酸塩のとり込み
を測定し、全酢酸塩の代謝の標準として用いた。中性脂質の分画はケン化し、ジ
ギトンドでステロールが沈澱した。ジギトンド沈澱物は放射活性の酢酸塩のステ
ロールへの全取り込みの測定に供された。
その結果を第2区に示す。示しであるように40βg/mlで一次ラット肝細胞
のステロール合成はその通常の=分(!/2)になる。
LA−1−i40の細胞毒性もまた調べた。細胞毒性は35mm皿で種々の濃度
の阻害剤とともに、5%ウシ胎児血清を含むF12培地に500の繊維芽細胞を
接種することにより測定しt;。細胞はその後、コロニーが形成するまでインキ
ュベートした。細胞毒性あるいはコロニー形成率は地理培地の生き残ったコロニ
ー数と未処理培地のコロニー数の比から決定した。第2a図かられかるようにL
A−1−140は本質的に40 ug/rn1までの濃度では細胞毒性はなかっ
た。
実施例2 (LN+−83合成)
LN−1−83(iX第1図をみよ)の合成は既知物質アセトキシケトン3から
開始した。Ne1sonら、 Bioorganic Chem、、 11:
371−81(1982); MukhevjeとDutta、 J、 Che
m、 Soc、、 1960.67−71゜=7ツ化ジエチルアミノサルファ(
DAST)を用いるフッ素化によりアセトキシジフルオロ体4とした。(Mid
dleton J、 Org、 Chem、、 40;574−78 (197
5)をみよ)。保護基を加7jl解しfはfL、7.7−ジフルオロ−TMD
Iが得られた。
4.4.10β−トリメチル−7,7−ジフルオロ−3β−アセトキシ−トラン
ス−デカリン(4)。
0hLsuitaら(Chem、 Pharm、 Bull、、 34: 2
780−85(1986))の操作により、先に述べた方法で合成した。0.5
1g (2,01mmol)の3のCLC1*(3mQ)溶液を0.65g (
4,02mmol)の三フフ化ジエチルアミノスルフ 7 (DASTXAld
rich)のCHxCIg(2mα)溶液に0℃で加えた。その溶液を室温で4
8時間撹拌した後反応を5%炭酸ナトリウム溶液で停止した。水層をエーテルで
抽出し、有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥した。溶媒を留去すると0.50g
の黄色油が得られた。酢酸エチル:ヘキサン(3:17)、次いで酢酸エチル:
ヘキサン(3ニア)で7ラツシユクロマトグラフイーlζ付すと、第一の流出物
としての0−38g (69%)の4が黄色油として得られた。この黄色油は放
置すると結晶化した。第二の流出物として、44mgの純粋ではない3が褐色油
として得られた。4をエテール:ヘキサンから5互再結晶することにより分析サ
ンプルを得た。
mp71−72℃; IR!745 am−” HNMRδ4−49 (dd、
J = 1O−5Hz、 J−5,4’nz、 i)、 2.04 (s、
3)、 1.2〜2.0 (m、 11)、 0.98(s、 3)、 (C8
5(s、 3)、 0.84 (s、 3) Anal、 Ca1cd、 f
or Cl6H2,0IFI: c、 65.67; H,8,82,Foun
d: C,65,68; H,8,874,4,i0β−トリメチル−7,7−
シフルオロートランスーデカー3β−ロール(LN !−83) (i )。
7IC酸化カリウム(2粒)のX(1m4)とメタノール(5mff)の溶液に
室温で0.26g (0,94mmol)の4を加えた。このようにして調整し
た混合物を一夜撹拌した。溶媒を留去し、残渣を水とエーテルで分別した。さら
に木屑を10%塩酸で酸性にし、エーテルで抽出した。有機層を合し、硫酸マグ
ネシウム二で乾燥し、溶媒を留去すると黄色油を与えた。この黄色油は少量のヘ
キサンを加えると結晶化し、0.22g (100%)の1を与えた。1をエー
テル:ヘキサンから4回再結晶することにより分析用サンプルを与えj:。93
−94℃; iR3350CIT+−’; ’HNMRδ 3.27 (m、
1)、 !、15=2.08 (m、 il)、 0.99 (s、 30.0
.97(s、 3)、 0.79(s、 3); ”CNMRδ 124.5
(dd、 ’CF−243Flz、 ’CF−239Hz)、 48.00 (
d、 ’CGCF−8,9Hz)、 40.29 (d、 ’CCCF−20,
2Fiz)、 3B、62.38.59、38.5i、 38,27.33.2
7.30.75 (dd、 ’CCF−25,5,’CCF−22゜0 Hz)
、29.96 (dd、 ’CCF−22,4Hz)、 27.29.18.1
7.14.81゜Anai、 Caned、 for C,3Hz、OFx
: C,67,2!; H,9,55,Found: C。
67.30; H,9,62゜
実施例3 (PCRn−8B合成)
(4,4,二〇β−トリメチル−トランスーデカ−3β−ロール)−7−スビロ
ー1′−シクロプロパン(PCRn−8B)はケトアルコール4から2工程で合
成した(図3)。ケトアルコール4は既知物質である。(Nelsonら、 B
ioorganic Chem、、 11: 37141919820HLev
isallesら、 Bull、 Soc、 Chem、 Fr、、 299−
302 (1968); Levisallesら、 Id、、 4314−
18 (1972); Moriら、 Tetrahedron、 42: 2
91−4(i986)を参照)。
ケトアルコール4はWittig反応によりメチリデンアンコールに変換される
。(Coniaら、 Bull、 Sac、 Chim、 Fr、、 1936
−38 (1967)) メチリデンアンコールは修飾Simmon−5mi
th反応によりPCR■8−Bに変換される。(Denisら、 5ynth
esis、 549−51 (1972); Miyanoら、 J、 Ch
em、 Soc、 Chem、 Commun、 1418−19(197i
); Furukavaら、 Tetrahedron、 24: 53−5
8(1968)を参照)少量の副生成物であるホルムアルデヒドのアセタールは
加水分解するとPCR18−Bになる。
この合成法を次に詳細に述べる。
4.4.10β−トリメチル−7−メチリジン−トランス−デカ−3β−ロール
(5)6
0.74g (6,8mmol)のナトリウムのベンゼン(10mQ)懸濁液に
窒素雰囲気下室温で2−41g (6,75mmol)の臭化メチルトリ7工ニ
ルホスホニウムを加えた。反応混合物を15分間撹拌した後0℃(氷慕浴)に冷
却し、既知の方法で合成した。4の0−56g (2,7mmol)のベンゼン
(ion+Q)溶液を速やかに加えた。4分後、冷却浴を除き、反応混合物を室
温で1時間撹拌した。反応混合物を2インチの厚さの70リジル層を通して吸引
しなから20++Qのベンゼンで濾過し、70リジル層はさらにio+++Qの
ベンゼンで3回洗浄した。濾液を合し、溶媒を留去すると0.48gの生成物が
得られた。これをフラッシュクロマトグラフィーに付すことにより0.44g
(78%)の5が得られた。1280〜81℃(ヘキサンヨり再結晶後) I
R3420,2920,1650cm−1; ’HNMRδ4.61 (s。
2H)、 3.22 (dd、 J−6,6,7,2Hz、 1)、 2.50
−1.30 (m、 12H)、 0゜99 (s、 6i()、 0.79
(s、 3H); ”CNMRδ 149.95.106.92.79.04.
53.25.45.47.39.49.38.84.33.80.30.98.
30.54.27.50.18.7L 14.79; MS、 m/e 208
(M+、 25.6)、 193 (45,34)。
180 (20,66)、 175 (39,34)、 149 (29,66
)、 147(25,60)、 139(53,97) 137 (22,04
)、 135 (24,35)、 121 (45,60)、 119 (25
,17)、 ili (51,38)、 109 (51,38)、
107 (49,05)、 105 (24,65)。
96 (25,22)、 95 (100)、 Anal、 caicd fo
r C,、H,O: c、 80.71;H,H,61,Found: C,8
0,83; H,11,58−2,31g (0,035mmol)の粉末亜鉛
を1時に加えた。反応混合物を30秒間撹拌し、酢酸を注射筒で除いた。蒸留し
たての酢酸(15mQ)を加えて3分間撹拌し上述の如く除いた。無本エーテル
(20mQ)を注射筒で加え、5分間撹拌し、エーテルを除いた。このエーテル
(20mQ)による洗浄の操作を4回くり返した。無本エーテル(20+nf2
)をさらに加え、次いで100mgの銀毛を加えた。この撹拌した混合物に0.
37g (1,8mmoi)の5のエーテル(20m+2)溶液を出来るだけ速
やかに加えた。蒸留しだてのジヨウトメタン(4,74g、 17.7 mmo
l)を滴々加え、反応混合物を12時間加熱還流した。
加熱還流後、反応混合物を0℃(氷水浴)に冷却し、20 mQのエーテルを加
え、激しく撹拌しなから1 mQのピリジンを滴々加えた。
30分間撹拌後、反応懸濁物を吸引子濾過した。沈澱物をさらに101TIQの
エーテルで3回洗浄し、濾液と洗液を合した。この溶液に1滴のピリジンを加え
、沈澱が完全かどうかを確かめた。沈澱は観察されなかったので、溶媒を留去す
ると0.51gの粗生成物が得られた。これを7ラツシユクロマトグラフイーに
付し、0−i4g(35%)の1を得た。mp 88−90℃(ヘキサンより再
結晶後)。
IR; 3340.3080.2950 cm−’; ’HNMRδ 3.24
(dd、 J−6,9゜9 Hz、 iH)、 2.0−0.50 (m、
12H)、 0−95 (s、 3H)、 0.90 (s、 3H)、 0.
74 (s、 3H)、 0.29 (m、 4H); ′3CNMRδ 79
.19.51.44゜43.88.3L90.38.34.33.65.31.
40.30.99.27.61.19.40゜18.76、15.07.13.
40.11.75; MS m/e、 222 (M+、 6.7)、 204
(24,53)、 189 (48,91)、 175 (25,58)、 1
65 (21,92)、 161 (25゜00)、 137 (21,92)
、 136 (22,14)、 135 (38,49)、 133 (24,
13)。
123 (24,13)、 122 (35,71)、 121 (34,73
)、 119 (21,27)、 111(24,31)、 109 (100
) Anal、 calcd for C+5JzsO; c、 81.02
;H,N、79. Found: C,80,94; H,N、77゜さらに0
.22g(27%)の6が流出した。mp 136−140℃、 IR3060
゜2920 c+n−’; ’FI NMRδ 4.81 (s、 2H)、
3.1(dd、 J−4,39,4゜34 Hz、 2H)、 2.0〜0.5
0 (m、 22H)、 0.96 (s、 6H)、 0.87 (s、 6
H)、 0.75 (s、 6H)、0.28 (m、 8H); ”CNM
Rδ 94.82.85゜72、5L92.43.92.39.92.38.2
7.33.53.31.42.31.11.27゜93、24.53.19.4
4. i8.82.16.07.13.46.11.77; Is m/e 4
26(M−(J、OO,2)、 206 (16,02) 205 (100,
00)、 204 (78,54)、 149 (79,95)、 i35 (
34,24)、 123 (11,i3)、 i21 (29,64)、 10
9 C59,20)、 107 (28,22); and 0.02g (5
%)of5−え正且
0.2ig(i、Ommol)の5のベンゼン(4+nQ)溶液にアルコン雰囲
気下室温で1.1モルのジエチル亜鉛のトルエン溶液(1,82m(i)を加え
t;。この無色の溶液に0.24111(+(3mmoi)の蒸留したてのジヨ
ウトメタンを加え、反応混合物を30分間撹拌した。その間、曇った白色沈澱が
生成した。アルゴンを乾燥酸素に変え、さっと反応混合物を一掃すると沈澱は淡
いピンク色となった。温度を砂浴を用いて68℃に上昇させ、撹拌を2時間続け
た。混合物を室温まで冷却し、i mQの1%塩酸口に徐々に注ぎ込んだ。その
混合物をエーテル(3X 15 m(2)で抽出し、エーテル層を飽和炭酸本素
ナトリウム本溶液で洗浄し、次いで飽和食塩水で洗浄した。?FE二液を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥し、溶媒を留去すると0.57gの残渣が得られた。この
残液をフラ・7シユクロマトグラフイーに付し帆13g(59%)のlとQ、0
3g(7%)の6を得た。
PCRlI−8Bの50Hg#++4で一次ラット肝細胞による我々の分析では
、ステロール生合成は検出されなかった。第2(C)図参照。
実施例4 (PCRll−23合成)4.4.7.7.XO−ペンタメチル−
トランス−デカ−3β−ロール(PCRII−23)もまた調べた。これはPC
RIr−8Bの水素添加により得られt;。
Newham、 Chem、 Rev、、 63: 123−37 (1963
); 0ppolzerら、He1v、 Chim、 Acta、 67:
1i57−67 (1984); Trost、 J、 Am、 Chem。
Soc、、 i04: 886−87 (1982); Strekowsk
iら、J、 Org、 Chem、、 51: 4836−39 (1986)
、を参照)。
この合成法をより詳細に下に記す。
4.4.7,7.10β−ペンタメチル−トランス−デカ−3β−ロール(PC
Rll−23) (2゜
0.16g(0,72mmoi)の1の酢酸(6mQ)溶液に酸化白金(IVX
loomg)を加え、Omega 920温度調節器で調節されt;外部加熱テ
ープで50℃に加熱された。Paar 3991装置で30 psiで24時間
水素添加した。反応混合物を20 rnQの酢酸エチルで希釈し、濾過し、濾液
を蒸発乾固した。残渣を30 mQのエーテルに溶かし、飽和炭酸ナトリウム水
溶液、水、そして飽和食塩水で順次洗浄しj;。
エーテル層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、蒸発乾固すると0゜22gの残液
が得られた。この残渣をフラ・クシュクロマトグラフイーに付すとO,25g(
94%)の2が得られた。ヘキサン−酢酸エチル力ら再結晶後mp 105−i
06℃。IR3280,29200111−’; ’FIN M Rδ 3.
23 (dd、 J−7,5、8,4Hz、 IH)、 1.65−L
O5(m、 22H)、 0.95 (s、 3H) 0.93 (s、 3
H)、 0.88 (s、 3H)、 0.87 (s、 3H)、 0.74
(s、 3H)、13CNMRδ 79.38.47.35.41.15.3
9.92゜38.39.34.97.34.48.34.02.33.61.3
0.90.27.62.25.35゜18.62. i4.90; MS m/
e 224 (M、 i7.3i)、 i91 (57,91)、 167 (
37,83)、 i66 (31,19)、 i65 (48,97)、 :3
7 (29,06)、 123 (20,84)、 211 (100)、 1
09 (63,i4) Anal、 caned for clsHtaO:
C,80゜29; H,!2.58. Found: C,80,36; H,
′12.53−PCRII−23によるステロール合成の阻害は実施例1で述べ
た方法で決定した。
細胞IH性は肝細胞蛋白合成の阻害剤の効果を測定することにより決定した。
神桟ラット肝細胞(2,2X 10’細胞/60mm皿)を種々の濃度の阻害剤
で一夜プレインキュベートした。阻害剤をも含む媒体を除き、同濃度の阻害剤と
[36s(−メチオニンを含む新しい媒体に置き換え、1時間インキュベートし
た。細胞を収集し、5%トリクロロ酢酸で蛋白質を沈澱させ、ファイバーグラス
濾過器上に濾取し、蛋白質へのj3ss]−メチオニンの取り込みを測定した。
細胞毒性は阻害剤を含まない標準の肝細胞培養液に対して測定した。
実施例5 (JW l−60合成)
4.4.10β−トリメチル−9β−ヒドロキシメチルートランスーデカ−3β
−ロール(JWT−60)はコレステロール合成の弱い阻害剤でもあるが、細胞
酸合成のより効果的阻害剤である。
高トリグリセリド血症や高コレステロール血症は両者ともアテローム性動脈硬化
の発達を促進する。
JWI−60の合成は幾分PCRIr−8Bの合成に類似している。出発物質の
ケトアルコールは既知物質である。(Westerkaemper、John
An Attempted 5ynthesis of lbeta−Azi
domethyl−6beta−hydroxy−5,5,8alpna−tr
imethyl−1,2,3,4a、5.6.7+8+8a−decahydr
onaphthalene二 A prospective Phot
oaffinity LabeI for 0xiaosqualen
e Cyclase、” Honors Thesis、 Dart
mouth CoCo11e (1986); Reuvers and D
eGroot; J、 Org、 Chem、、 49: 1!0−13
(2984)、 However、 the Methylid
ine alcohol W≠■
converted 1nto JW 1−60 by oxidative
hydro’boration −SeeBrown、 Organic 5y
nthesis Via Boranes、 55 (John Wiley
& 5ons: !975)、参照。
この合成につき以下に詳述する。
4.4.10β−トリメチル−9−メチリデン−トランス−デカ−3β−ロール
(8)。
250 mQの三ロフラスコに0.788g(i9.7 mmol)の60%水
素化ナトリウムを入れ、ヘキサンで3回洗浄し、窒素気流で乾燥した。
これに乾燥テトラヒドロ7ラン(80m12)を加え、次いで8.13g(20
,1mmol)のヨウ化メチルトリフェニルホスホニウムを加えた。
このようにして得られた混合物を一夜撹拌し、それから黄色溶液を50℃で90
分間加温した。このイリド溶液を窒素気流下別の乾燥したフラスコに導入管を通
して移した。この時、ヨウ化ナトリウムの沈澱物を取り込まないように注意した
。溶媒のテトラヒドロフランをまず常圧で、次いで室温で減圧留去した。イリド
を0.5 torrで90分間乾燥し、そして溶解するのを助けるため加温しな
から60mQのベンゼンに溶解した。前述のように調整した7の0.206g(
0,98mmol)のベンゼア (8+nQ)溶液を窒素導入管と導圧滴下ロー
トを付けた三ロフラスコに入れ、70℃に加熱した。イリド溶液の15m(+を
1時間以上かけて滴々加えた。少量の出発物質がTLCで確認されたので、さら
に15−のイリド溶液を15分開かけて加えた。反応混合物をさらに15分間撹
拌した後、室温まで冷やし、過剰のイリドをアセトン(5m(2)を加えて分解
した。溶媒を減圧下に留去し、残渣をヘキサン−酢酸エチルを用いてクロマトグ
ラフィーに付すと0.146g(72%)の8が得られた。
mp96−98℃。ヘキサンから2回再結晶し、0.35 mmHg(torr
)。
57℃で昇華サセるトmp 99.8−100.0℃(7) 8が得られた。J
R3350、1635,890c+n−’; ’FI NMRδ 4.5 (
s、 2H)、 3.2 (m、 II)、2.25 (sextet、 IH
)、 2.1 (m、 IH)、1.1−2.0 (m、 101)、 1.0
5(s、 3H)、 0.95 (s、 3Fl)、 0.8 (s、 3H)
; ”CNMRδ 159.69゜!02.76、7g、 91.53.09.
39.72.39.39.35.29.32.93.28.59、28.iコ、
27.72.21.86.20.72. i5.42.Anal、 calc
d for C。
J2*O; c、 80.7i; L El−61,Found: C,80
,41; H,!1.7i−4.4.:Oβ−にツメチル−9β−ヒドロキシ
メチル−トランス−デカ−3β−ロール(F W ! −60) (3)新し
く蒸留したテーラヒドロ7ラン(2m(1)を0.765g(3,67nono
l)の8の入った50r++Qの丸底フラスコに入れた。この系を窒素ガスで一
掃し、0.5モルの9−BBNのテーラヒドロ7ラン溶液22 mQ(Hmmo
l)を1時間以上かけて滴々加えた。最初の10mQの溶液を加えている間にガ
スの発生が観察された。溶液を3時間撹拌しI;後、3 mQの3モル水酸化ナ
トリウム(水)溶液をゆっくり加えるとガスが発生した。溶液を0℃に冷やし、
そして3mQの30%過酸化水素を滴々加えた。溶液を30分間撹拌した後、炭
酸カリウムを加えて水層を飽和させた。水層を分液し、その水層を’xo mQ
のエーテルで3回洗浄した。有機層を合し、25 mQの飽利食塩不で洗い硫酸
マグネシウム上で乾燥、溶媒を留去すると油状の残渣が得られた。その残渣をヘ
キサン−酢酸エチルを用いてクロマトグラフィーに付すと”CMMRで固定でき
ない物質がわずかに混在した3を主物質とするmp141=148℃の物質0.
699g(84%)が得られた。ヘキサン−酢酸エチルから5互再結晶すること
により純粋な3、mp161〜162℃が得られた。IR−3320cm−’:
’HNMRδ3.83 (d、 J−3Hz、 IH)、 3−80 (d
、 J=3Hz、 iH)、 3.26 (m、 3H)、 1.90−i、i
o (+n、 12FI)、 0.98 (s、 3H)、 0.83 (s、
3H)、 0.83 (s、 3H)、 0.79 (s、 3H); 1
3CNMRδ 78.83.63.56.54.26.53.67、3g、97
.37.43.36.61゜28.25.27.40.26.88.25.31
.2!、61.15.52.14.51; MS、 tale226 (M、
1.410.208 (43,47)、 193 (!3.06)、 175
(15,50)、 121 (200)、 Anal、 caned for
C,、i(2,oz; C74,29; H,il、58゜Found: C
,74,i4: H,11,63゜参考例1
融点はT h Om a S ”’ HOOV e r融点測定装置を月いて測
定し、木補正である。赤外(IR)スペクトルはPerkin−E1merスペ
クトロメータを用いポリスチレンのi601cm−’を基準とした。IRの標品
は食塩板上で薄膜にして測定した。1H核磁気共鳴(MMR)スペクトルはCD
Cl 、 (重りoロホルム)を溶媒として、Varian EM 60A(6
0M)12)かVarian XL−300(300MHz)スペクトル装置で
測定した13cNMRスペクトルはVarian XL−300スペクトル装置
でCDCl、を用いて測定した。’HNMR,’3CNMR両方とも内部標準と
してのテトラメチルシランから低磁場にppm(δ)で表した。’T(NMRの
データは分裂パターン、結合定数、水素数の順に表示した。
質量スペクトル(MS)分析はFinnigan 4023ガスクロマトグラフ
イー/質量スペクトロメータを用い、70 eV(1(接導入)で測定し、MS
のデータはm/e(強度は基準ピークに対するバーセンにで表す)で示した。時
素分析はAt1antic Microlab Inc、、 At1anta、
GAで行った。
分析用薄層クロマトグラフィー(TLC)はEMシリカゲル60G7,4板(0
,2mm)を用い紫外線下のスポットか、パラアニスアルデヒシー硫酸−エタノ
ールスプレーでのスポットで行った。フラン・シュクロマ1グラフイーはEM試
薬のシリカゲル60(230〜400メツシユ)でヘキサン−酢酸エチルの混合
溶媒を用いて行った。
エーテルは水素化ホウ素リチウムから、ベンゼンはナトリウムからそれぞれ窒素
雰囲気下で蒸留した。テトラヒドロフラン(THF)はベンゾフェノンを指示薬
としてカリウムから蒸留した。臭化メチルトリフェニルホスホニウム、ヨウ化メ
チルトリフェニルホス不ニウム、9−ボラビシクロH3,3,1:ノナン(BB
N、0.5モルのテトラヒドロフラン溶液)、ナトリウムt−ベントキシド、酢
酸、銀、銀毛(ゴールドラベル、特級)、粉末亜鉛(10メツシユ)結晶状酸化
白金(IV)、ジエチル亜鉛(1,1モルトルエン溶液)そしてジヨウトメタン
はAldrichから購入した。
実施例6 : He pG2 LDL受容体への効果状々はHepG2細胞の
LDL受容体への効果を調べることにより、LA−1−140とLN−1−83
を通常のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤であるU 18666AやTMD
と比較した。
分析は木質的にはGoldstein、 Ba5uそしてBrown (Met
hods inEnzymology、 98:241−260.19113)
にヨウて報告された方法と同じである。要約すると、HepG2細胞の集密的培
養液をコレステロールを含まない培地で24時間インキュベートするとLDL受
容体を生じる。このインキュベーションの間に試験する化合物を適当な濃度で培
地に加えt;。24時間後、:llI[で標識しf: L D L (200−
400cpm/ng)を培地に加え、細胞を37℃で3〜6時間インキュベー1
・しt;。
a)”’I−LDLの分解:培地を細胞の単層から取り出し、分解していないL
DLを10%(W/V) )リクロロ酢酸で沈澱させる。上澄液の部分5%(ソ
/v)硝酸銀を加え遊離ヨウ素を沈澱させる。”’I−LDLの(蛋白質)加水
分解生成物であるモノヨウトチロジンによる最終上澄液の放射能はガンマ線検出
器により測定される。
b)12SニーしDLの特異的結合:細胞の蛍層は低温室(4℃)で氷冷した緩
衝液B (i50 mM Nacl、 50 mM Tris−Hci、 PH
7,4で2mg/m+のウシ血清アルブミン)で素早く3回洗浄する。それぞれ
の単層は緩衝液Bで10分間インキユベートシ、次いで緩衝液C(緩衝液Bから
ウシ血清アルブミンを除いたもの)で1回洗浄する。受容体に結合したLDLは
緩衝液D(50mM Nacl、 10mM HEPES、 PF17.4の4
mg/ml硫酸デキストラン)を加えて回転振盪器(1分質60回転)で4℃、
60分間インキュベートすることにより遊離させる。緩衝液りのアリコートを測
定し細胞表面から遊離した”J−LDLの量を決定する。
”’T−LDLのインターナリゼーション:緩衝液りを除いt;後、細胞単層を
湿気を含んだインキュベータで37℃、−夜インキユベートすることにより0.
1規定水酸化ナトリウム水溶液に溶解させる。このアルカリ性の柔軟物を超音波
器でほぼホモジネートとし、アリコートをインターナリゼーションによる放射能
の測定や細胞蛋白の測定のため取り除く。全ての値は細胞蛋白imgにつき規格
化されている。
結果は下の表−1に示しである
表r スクアレンオキシドシクラーゼの種々の阻害剤で処理したHepG2細胞
内での”’I−LDLの代謝。
(ng/mg細胞蛋白)
インター
処理 結合 ナリゼーション 分解なし 57
± 3374± 9701:38+ji8666A (5ug/ml) i6
0 x 4 ′1093 ± 17 682 ± 141丁MD
(20ug/ml) 130 ± 11 891 ±
202 990 ± 71LA−1−′i40 (20ug/ml
) 75± 3642± 96 408± 61LN−1−83(20ug/m
l) 105 ±12 687 ± 152 864 ± 47PCR−
n−23とPCR−11−8Bの場合はLDL受容体それのみで処理した時とこ
の受容体に対するいわゆる低下調節物の存在下の両方でLDL受容体に対する結
合能を調べた(表2)。
我々はメビノリンとPCR化合物(11−23、ll−8B)双方ともステロー
ルの補充をしない培養液(血清のHDF高密度部分)でのHepG2のLDL受
容体の上昇調節物として同程度の効果があることが分かった(表2)。しかしな
がら、予期されるように、メバロン酸塩はLDL受容体のメビノリン刺激を抑制
し、スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤による受容体の上昇調節には何の効果
も持たない。これらの結果を総括して考えると、メビノリンにより産生じたコレ
ステロール合成の初期の阻害と同様、後期の阻害もLDL受容体の上昇調節に効
果的であり、この上昇調節はこれらの化合物によるコレステロール合成阻害の結
果としてひきおこされると理由づけすることができる。
表2 内因性ステロール合成の阻害剤による受容体誘導へのLDL受容体の低下
調節物の効果LDL結合
(ng/mg 細胞蛋白土SEM)
PCR−PCR−
?111制剤 HDF U−23m−8B メビ/ IJ
7なし 88± 6281± 18 278士 3213± 4LDL(2
00ug/ml) 27= 2 36w 2 39± 4 38±325−ヒ
ドロキシ 34± 3 117:11 69± 4 3± 2コレステ
ロール
(5ug/ml)
メバロン酸塩 19± 2196± 30 176± 1735.j、2
(′10m〜)
実施例7: ラット肝臓ミクロソームのSOC活性への効果ラットの肝臓ミクロ
ソームのスクアレンオキシドシクラーゼ分析により、これらの薬物とTMDが通
常値の1/2までスクアレンオキシドシクラーゼ分析を低下させる投与量を決定
した。
ラット肝臓ミクロソーム(S+。−ラット肝臓ホモジネート)は、Popjak
、 G (Methods in Enzymology、 1969 XV、
393−545)の方法により調整した。反応混合物はr’FI、’ −(S
) −22,3−オキシドスクアレン(最終的に40μM)、 Tween−8
0(最終的に0.15%v/v)、 0゜1Mリン酸カリウム、PH7、5、そ
して0.8 mQ中に種々の濃度の阻害剤を含むものから成った。反応は0.2
mQのS、。ホモジネートを加えることにより開始された。反応混合物を窒素
ガスで一掃し、37℃で1時間嫌気的にインキュベートした。反応は6%不酸化
カリウムのメタノール溶液(W/V)の] m(Lを添加することにより停止
させた。反応混合物を冷して一夜放置し、ステロールをヘキサンで3回抽出し、
ヘキサン層を合し、無不硫酸ナトリウム上で乾燥した。ヘキサン層を蒸発乾固し
た債、冷うノステロールを担体として加え、油田物をシリカゲル薄層クロマトク
ラフィーに付した。塩化メチレンで展開後ラノステロールに相当するスポットを
けずり取り、放射能を測定した各阻害剤の1.。
は阻害剤濃度に対する生成した放射活性のラノステロールのプロットから決定し
t;。
この分析から、SOC活性を半分に低下させるのに必要な投与量(+s。)の値
を下表の如く得た。
表3
化合物 I。
TMD 430 uMLN T−83430uM
PCRH−23ユ60 uM
PCR1T−8B 80 uMかくして、PCRI[−23
とPCRII−88はSOC阻害剤としてTMDよりそれぞれ2.7倍、5.4
倍効果があることが分かる。
参考事項
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s、E、R,H,; Lemin、A J。
Chem、Soc、1953.2548−2560゜第1図
第2σ図
スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤LA−I−140による第1次ラット肝細
胞内のステロール合成の阻害。
結果は酢酸塩のジギトニド沈澱物への取り込みの酢酸塩のリン脂質への取り込み
に対する比で表している。
[LA−1−)4(1(ug/ml )相対的ステロール合成
区
Oつ
派
(制御の%)
受容体−結合LDL
(ng/■蛋白質)
国際調査報告
Claims (15)
- 1.下記の式(I)または(II)のいずれかの構造を持つ化合物のスクアレン オキシドシクラーゼ阻害剤。 式(I)▲数式、化学式、表等があります▼式(II)▲数式、化学式、表等が あります▼ここで R1は、メチル、エチル、あるいはR2とシクロプロパン環を形成。 R2は、メチル、エチル、あるいはR1とシクロプロパン環を形成、しかしR1 とR2は双方がエチルではない。 R3は水素、炭素数が5以下のアルキル、アッ素、塩素、臭素。 R4は水素、炭素数が5以下のアルキル、フッ素、塩素、臭素、そしてこの場合 、R3とR4は同じであってもよいし、異なってもよい。またR3とR4はシク ロプロパン環を形成していてもよい。 R5は水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、または−CH2OH。 R6は水素、メチル、またはエチル R7は水素、メチル、またはエチル、そしてこの場合、この化合物が式(I)の ときはR3、R4またはR5の1または2以上は水素でない。
- 2.式(I)の化合物であって、R3またはR4が水素でない請求項1のスクア レンオキシドシクラーゼ阻害剤。
- 3.R1、R2およびR6がメチル、R3およびR4がフッ素、R5が水素であ る請求項2のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤。
- 4.R1、R2、R3、R4およびR6がメチル、R5が水素である請求項2の スクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤。
- 5.式(I)の化合物であって、R5が水素でない請求項1のスクアレンオキシ ドシクラーゼ阻害剤。
- 6.R1、R2およびR6がメチル、R3およびR4が水素、R5が−CH2O Hである請求項5のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤。
- 7.本発明の酵素阻害剤総量中の請求項1の化合物をスクアレンオキシドシクラ ーゼを含有することが知られている物質と混合することより成るスクアレンオキ シドシクラーゼの活性阻害法。
- 8.式(II)の化合物である請求項1のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤 。
- 9.R1、R2およびR6がメチル、R3、R4、R5およびR7が水素である 請求項8のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤。
- 10.治療有効量の請求項1の化合物と桑学的許容量の担体とを特徴とする薬学 的組成物。
- 11.哺乳動物に対し非毒性な服用量のスクアレンオキシドシクラーゼ阻害剤で ある請求項1の化合物を有効量だけ哺乳動物に投与することを特徴とする哺乳動 物のコレステロール値制御法。
- 12.TMDの阻害能を上回るラットの肝細胞におけるスクアレンオキシドシク ラーゼ阻害能を有する化合物の群から選択される請求項1の化合物。
- 13.TMDより7α−ヒドロキシラーゼによる酸化抵抗力を実質的に持ち、7 α−ヒドロキシラーゼを実質的に阻害し得ないオキシドスクアレンシクラーゼ阻 害能を有するTMD類似体。
- 14.C−4,C−9および/またはC−10を置換することにより、そのラノ ステロールヘの類似性を増大させたことを特徴とするTMD類似体。
- 15.7α−ヒドロキシラーゼによる酸化抵抗力がC−7もしくはC−9または これら両者を置換することで特徴付けられている請求項13のTMD類似体。
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