JPH0350445Y2 - - Google Patents

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JPH0350445Y2
JPH0350445Y2 JP14480686U JP14480686U JPH0350445Y2 JP H0350445 Y2 JPH0350445 Y2 JP H0350445Y2 JP 14480686 U JP14480686 U JP 14480686U JP 14480686 U JP14480686 U JP 14480686U JP H0350445 Y2 JPH0350445 Y2 JP H0350445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車(車両)の車両走行試
験などを行う際に、運転者が設定された目標運転
パターンに追従して運転操作を行えるように設け
られる視覚的な補助装置としてのドライバーズエ
イドデイスプレイ装置、更に詳しくは、設定され
た目標運転パターンと実際の時々刻々の運転状態
を示すデータ位置の変化とを併せて表示可能に構
成されたドライバーズエイドデイスプレイ装置に
関する。
〔従来の技術〕
例えば上記した車両走行試験を行う場合には、
自動車を実際に走行コースで走行させて行われる
実走行試験方式が採用されることがあるのは言う
までもないが、より簡易な手段として、自動車ま
たはエンジンが発生する力を吸収することによ
り、自動車を静止させたままでありながら、自動
車が恰も実際の走行コースを走行しているのと同
様の状態を模擬的に現出可能に構成されたシヤー
シダイナモメータやエンジンダイナモメータなど
の車両走行シミユレータを用いて行われる走行シ
ミユレーシヨン試験方式が採用されることも多
い。
そして、上記何れの方式による車両走行試験に
おいても、運転者が設定された目標運転パターン
に追従して、その目標運転パターンに合致する運
転状態を実現するための運転操作を容易に行える
ように、設定目標運転パターン(例えば速度パタ
ーン)と実際の時々刻々の運転状態(例えば実際
の速度変化)とを視覚的に比較確認できる補助装
置としてのドライバーズエイドデイスプレイ装置
が必要である。
即ち、第4図は、比較的簡略な構成のシヤーシ
ダイナモメータを用いた車両走行シミユレーシヨ
ン試験システムの一例を示したものであり、同図
において、1は供試車両2の駆動車輪2aが載置
される回転ローラ、3はシヤフト4を介して前記
回転ローラ1に連動連結された動力吸収部(例え
ば駆動能力をも備えたDCダイナモまたはACダイ
ナモで構成される)、5は前記シヤフト4に設け
られたフライホイール、6は前記シヤフト4に設
けられた速度センサ、7は前記動力吸収部3に設
けられたトルクセンサであり、8は前記速度セン
サ6から与えられる実走行速度信号vに対応する
目標走行抵抗信号Tを生成する走行抵抗発生器で
あり、また、9は、前記トルクセンサ7から与え
られる実走行抵抗信号tと前記走行抵抗発生器8
から与えられる目標走行抵抗信号Tとの差信号に
基いて、前記駆動車輪2aに対して実走行速度に
対応する走行抵抗(目標走行抵抗)を与えるよう
に、前記動力吸収部3を駆動制御する動力吸収制
御部であり、そして、Xがドライバーズエイドデ
イスプレイ装置であつて、設定目標運転パターン
V0(この例では目標速度パターン)が表示される
と共に、実際の時々刻々の運転状態を示すデータ
位置Vの変化(この例では速度センサ6から与え
られる時々刻々の実走行速度信号vに対応する)
を視覚確認可能に表示するように構成されてい
る。
かかる構成の車両走行シミユレーシヨン試験シ
ステムにおいて、運転者は、設定された目標運転
パターンV0に合致する運転状態を現出させるべ
く、前記ドライバーズエイドデイスプレイ装置X
を見ながら、それに表示される実運転状態データ
位置V(前記速度センサ6から与えられる時々
刻々の実走行速度信号vに対応する位置)の変化
を、同じくそれに表示される設定目標運転パター
ンV0にできる限り忠実に追従させるよう運転操
作を行い、供試車両2が恰も実際の走行コースを
設定された目標運転パターンV0に従つて走行し
ているのと同様の状態を模擬的に現出させ、その
状態で各種の計測・試験を行うのである。
而して、前記ドライバーズエイドデイスプレイ
装置Xとして、従来は、第5図に示すように、設
定目標運転パターンV0が描かれたチヤート10
を、回転駆動ローラ11等により一方向へ所定速
度で巻き取り移動させるように構成すると共に、
そのチヤート10の直前に、入力される実運転状
態信号に応じて実運転状態データ位置Vの変化を
示す指示具12aを前記チヤート10の移動方向
と直交する方向において指示する例えば自動車平
衡(バランシングモータ)の式の表示器12を設
けて成る、所謂チヤートドライブ方式のデイスプ
レイ装置が一般に使用されていた。その他、第6
図に示すように、CRTコントローラ13へ入力
される運転パターン信号および実運転状態信号に
基いて、CRTデイスプレイ14の画面14aに
設定目標運転パターンV0および実運転状態デー
タ位置Vの変化を表示させるように構成した、所
謂CRTデイスプレイ方式の装置が使用されるこ
ともある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前者のチヤートドライブ方式に
よるドライバーズエイドデイスプレイ装置におい
ては、多数の構成部品を必要とするために、全体
構造が比較的複雑かつ大型となつて高価につくば
かりで無く、チヤート10の長さが有限であるた
めに長時間に亘つて試験を行う場合には何度もチ
ヤート10の巻き戻しをする必要があり極めて面
倒であるといつたように、非常に操作性が悪いと
いう問題があり、一方、後者のCRTデイスプレ
イ方式によるドライバーズエイドデイスプレイ装
置を使用すれば、操作性は非常に良いが、極端に
高価につくためあまり実用的では無い。
本考案は、上記した従来実情に鑑みてなされた
ものであつて、その目的は、非常にシンプルかつ
コンパクトな構成で安価に製造できると共に、操
作性にも優れたドライバーズエイドデイスプレイ
装置を開発・提供せんとすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案によるドラ
イバーズエイドデイスプレイ装置は、透明または
半透明な材料から成り、且つ、その外周面におけ
る周方向に定目標運転パターンを固定表示可能な
円筒体を、それ自体の軸芯周りに回転駆動可能に
構成すると共に、実運転状態データ位置の変化を
前記円筒体の長手方向において指示するように構
成された表示器を、前記円筒体の軸芯に平行に且
つその円筒体の内周面に沿わせる状態に固設する
ことにより、設定された目標運転パターンと実際
の時々刻々の運転状態を示すデータ位置の変化と
を併せて表示可能に構成してある、という点に特
徴がある。
〔作 用〕
かかる特徴構成により発揮される作用は次の通
りである。
即ち、本考案によるドライバーズエイドデイス
プレイ装置においては、回転駆動可能な透明また
は半透明の円筒体自体の外周面に設定目標運転パ
ターンを固定表示するように構成してあるから、
従来のチヤートドライブ方式による運転者用エイ
ドデイスプレイン装置に比べて構成部品数を大幅
に減少させることができると共に、実運転状態デ
ータ位置の変化を指示する表示器を前記透明また
は半透明の円筒体の内側中空部内に配置してある
こととも相俟つて、全体構造を非常にシンプルか
つコンパクトな構成にできて安価に製造できるよ
うになり、しかも、従来のチヤートドライブ方式
による場合のようにチヤートの巻き戻しという面
倒な操作を行う必要無く、同一の設定目標運転パ
ターンについて任意の長時間に亘つて(エンドレ
スに)試験を行うことができ、また、設定目標運
転パターンの変更を行う場合にも、表示器が邪魔
にならない状態で、円筒体自体の外周面に新たな
目標運転パターンを描き直すなり、あるいは、新
たな目標運転パターンを描いた透明シートを貼り
直すといつた極めて容易な操作を行うだけで済
み、非常に操作性に優れたものにできた。
〔実施例〕
以下、本考案に係るドライバーズエイドデイス
プレイ装置の一実施例を図面(第1図ないし第3
図)に基いて説明する。
第1図の全体概略横断面図、第2図の要部正面
図および第3図の要部平断面図(第1図の−
断面図)に示すように、窓aを有する前面部C′を
着脱可能に構成されたケーシングCの内部に、透
明または半透明な材料(ガラスまたはアクリル、
塩ビなどの合成樹脂)から成る円筒体Aと、その
円筒体Aをそれ自体の軸芯Y周りに矢印Z方向に
所定の速度で回転させるために、その円筒体Aの
一端側に接続された回転駆動部B(同期電動機)
と、実運転状態信号(例えば実速度)が入力され
る表示ドライブ回路D等を設けると共に、その表
示ドライブ回路Dに駆動されて実際の時々刻々の
運転状態を示すデータ(例えば実速度変化)の位
置Vを前記円筒体Aの長手方向において指示する
ように構成された表示器E(この例では多数の
LEDから成る棒形でポイント表示方式のものを
用いている)を、前記円筒体Aの軸芯Yに平行
に、且つ、その円筒体Aにおける前記ケーシング
Cの窓a側の内周面に近接して沿わせる状態に固
設してある。なお、図中、Pは前記円筒体Aの他
端側を支承するローラ式支持台であり、また、セ
ンサSおよびマーキングm…は、自動的にスター
トポイントを合わせたりシフトポイントに合わせ
て外部にその信号を出すために配置されている。
そして、前記透明または半透明な円筒体Aは、
その外周面における周方向に設定目標運転パター
ンV0(例えば目標速度パターン)を固定的に表示
可能に構成されている。即ち、その設定目標運転
パターンV0の固定表示は、例えばパターン印刷
等の手段を用いて円筒体Aの外周面に設定目標運
転パターンV0を直接描くことにより、あるいは、
設定目標運転パターンV0を描いた透明ビニール
シートを円筒体Aの外周面に貼り付ける等の手段
により行うことができる。
上記の構成により、本考案によるドライバーズ
エイドデイスプレイ装置は、非常にシンプルかつ
コンパクトで操作性にも優れた構成のものであり
ながら、設定された目標運転パターンV0と実運
転状態データ位置Vとを併せて視覚確認可能に表
示することができる。
ところで、前記表示器Eとしては、前記した
LEDによるポイント表示方式のものに限らず、
螢光表示方式、ワイヤドライブによる指標移動方
式、あるいは、液晶表示によるバー表示方式な
ど、他の方式のものを用いても差支え無い。
また、上記本考案によるドライバーズエイドデ
イスプレイ装置において表示される目標運転パタ
ーンV0および実運転状態データ位置Vは、単に
速度のみに限定されるものでは無く、加速度とか
トルクあるいは方位などの他のパラメータであつ
てもよい。
従つて、本考案によるドライバーズエイドデイ
スプレイ装置は、自動車などの車両走行シミユレ
ータにおいてのみならず、飛行機や船舶の運行シ
ミユレータにおいても利用することができる。
〔考案の効果〕
以上詳述したところから明らかなように、本考
案に係るドライバーズエイドデイスプレイ装置に
よれば、透明または半透明な材料から成り、且
つ、その外周面における周方向に設定目標運転パ
ターンを固定表示可能な円筒体を、それ自体の軸
芯周りに回転駆動可能に構成すると共に、実運転
状態データ位置の変化を前記円筒体の長手方向に
おいて指示するように構成された表示器を、前記
円筒体の軸芯に平行に且つその円筒体の内周面に
沿わせる状態に固設するようにしたことにより、
従来のチヤートドライブ方式によるドライバーズ
エイドデイスプレイ装置に比べて構成部品数を大
幅に減少させることができ、実運転状態データ位
置の変化を指示する表示器を前記透明または半透
明の円筒体の内側中空部内に配置したこととも相
俟つて、全体構造を非常にシンプルかつコンパク
トな構成にできて安価に製造できるようになり、
しかも、従来のチヤートドライブ方式による場合
のようにチヤートの巻き戻しという面倒な操作を
行う必要無く、同一の設定目標運転パターンにつ
いて任意の長時間に亘つて(エンドレスに)試験
を行うことができ、また、設定目標運転パターン
の変更を行う場合にも、表示器が邪魔にならない
状態で、円筒体自体の外周面に新たな目標運転パ
ターンを描き直すなり、あるいは、新たな目標運
転パターンを描いた透明シートを貼り直すという
極めて容易な操作を行うだけで済み、非常に優れ
た操作性を有する、という優れた効果が発揮され
るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案に係るドライバー
ズエイドデイスプレイ装置の具体的な一実施例を
示し、第1図は全体概略横断面図、第2図は要部
の正面図、そして、第3図は第1図の−断面
図である。また、第4図ないし第6図は本考案の
技術的背景ならびに従来技術の問題点を説明する
ためのものであつて、第4図は一般的な車両走行
シミユレーシヨン試験システムの一例を示す全体
概略構成図、第5図は従来一般に使用されている
チヤートドライブ方式によるドライバーズエイド
デイスプレイ装置の概略斜視図、そして、第6図
はCRTデイスプレイ方式によるドライバーズエ
イドデイスプレイ装置の概略斜視図を夫々示して
いる。 V0……設定目標運転パターン、V……実運転
状態データ位置、A……円筒体、Y……軸芯、E
……表示器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 設定された目標運転パターンと実際の時々刻々
    の運転状態を示すデータ位置の変化とを併せて表
    示可能に構成されたドライバーズエイドデイスプ
    レイ装置であつて、 透明または半透明な材料から成り、且つ、その
    外周面における周方向に前記設定目標運転パター
    ンを固定表示可能な円筒体を、それ自体の軸芯周
    りに回転駆動可能に構成すると共に、前記実運転
    状態データ位置の変化を前記円筒体の長手方向に
    おいて指示するように構成された表示器を、前記
    円筒体の軸芯に平行に且つその円筒体の内周面に
    沿わせる状態に固設してあることを特徴とするド
    ライバーズエイドデイスプレイ装置。
JP14480686U 1986-09-20 1986-09-20 Expired JPH0350445Y2 (ja)

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JP14480686U JPH0350445Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JP14480686U JPH0350445Y2 (ja) 1986-09-20 1986-09-20

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JPS6351249U JPS6351249U (ja) 1988-04-06
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JPS6351249U (ja) 1988-04-06

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