JPH03504401A - らせん形状の織物構造、かかる構造を得るための方法及び相応する織機 - Google Patents

らせん形状の織物構造、かかる構造を得るための方法及び相応する織機

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JPH03504401A
JPH03504401A JP2504556A JP50455690A JPH03504401A JP H03504401 A JPH03504401 A JP H03504401A JP 2504556 A JP2504556 A JP 2504556A JP 50455690 A JP50455690 A JP 50455690A JP H03504401 A JPH03504401 A JP H03504401A
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オカーン,ジャン
マルチネ,ローレン
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ブロシエール・ソシエテ・アノニム
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    • D03D3/00Woven fabrics characterised by their shape
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    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3179Woven fabric is characterized by a particular or differential weave other than fabric in which the strand denier or warp/weft pick count is specified
    • Y10T442/3195Three-dimensional weave [e.g., x-y-z planes, multi-planar warps and/or wefts, etc.]

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 らせん形状の織物構造、かかる構造を得るための方法及び相応する織機 本発明は、緯糸の連続した列が横切って通過するような経糸を含んで成るらせん 形状の織物構造に関する0本発明は同様にらせん形状の織物構造を織るための方 法及びかかる構造を織るための機械にも関する。
らせん形状の織地又は織物構造の使用を必要とするような産業分野は数多くある 。特に、タービン又はコンプレッサといった高い回転速度で使用すべき部品とし ての特にホイール、円錐、円錐台タイプの複合回転部品の製造ならびに継手タイ プの部品の製造などを挙げることができる。
このような構造を作るためには、まず第1に、従来のやり方で直線ストリップの 形で得られた織地片を利用することが考えられた。かかる織地片をらせん形状に 裁断する作業には、数多くのトリミングを必要とし、このことは、成る種の織地 片が高価な材料でてきCいるだけになお一層原価を増大させる結果となる。
このような無駄を無くし、繊維の配向性を改善するために、従来の織布技術を用 いたらせん形状の織地片が作られてきた。この技術によると、織機の上流からき た経糸は、テーパー付き巻きとりローラーにより引張られる。このローラーと織 地の接触面は円錐台であり、この円錐台の母線は基本的に織地の幅に等しい、経 糸は同じ軸をもつらせんに従って配置されている。緯糸の列は経糸によって形成 された円の半径に従って配置されている。テーパー付きローラーの上流には、コ ームが位置づけられており、このコームは、緯糸通し器が通過する毎に、経糸内 に挿入されたばかりの緯糸を、すでに織られた他の緯糸に対し一層近いところま でもってくる。これらのすでに織られた緯糸は経糸と共に、環状巻きの形を有す る織地を形成する。
これらの織地片は、満足のいく構造を有していない。
実際、緯糸の列は織地の全幅にわたり広がっている。これらの列は半径に従って 配置されているため、連続する2つの緯系列の間の離隔距離は増大し、織地の巻 きの内側半径から離れて外側半径へと移る。このため、織地内の繊維の含有量は 大きく変動することになり、このことは織地の曲率及び幅が大きくなればなるほ どなお一層強調される。
従って、従来の技術を用いて得られたこのようならせん形状の織地は、基本的に 均一の繊維密度を有する織地を必要とする利用分野においては使用できない。
そこで、らせん形状の織地の充てんを改善し、これらの織地内の糸の密度を均等 にするために数多くの技術が提案された。
例として、連続して緯糸が横切って通過するような経糸を含むタイプのストリッ プ状の織地に関するフランス特許第2490687号を挙げることができる。
ここでは、経糸は基本的に同じ軸をもつらせんの形で配置されており、そのため 、織地はこの軸を中心として重ね合わされた環状の巻きを形成し、緯系列は経糸 に直交している。
織りの充てんを改善するため、織地の内側半径から外側半径へと緯糸を繰り出す ことはせずに、織地のうち外側半径側にある部分において、より多くの緯糸が繰 り出されるように織りを組織することが提案されている。
この特許は、隣接する複数のセクションを織地の幅内で限定することを唱えてい る。各々のセクションは数多くの経糸を含み、糸の選択のための独立した装置に よって独立して織られつる。1組のセクションが緯糸の針の繰り出しの度毎に織 られるよう指示する1つの織り計画が規定される。かくして、緯糸の各々の列は 、緯系列が交叉した各々のセクション内で、織地のために選択された織り方に相 当する結束区を提供し、形成された織地の予め定められた充てんを得るように構 成された1組の隣接するセクション全体にわたって広がる。
この特許に従った織地においては、従来の織り技術を用いて得られた織地に比べ ると確かに糸の密度が改善されているが、それでもなお最適なものではない。
実際、この織地の構造は、経糸の隣接するセクションの作成に基づいており、緯 糸は、規定の織り計画器こ従ってセクション内でツーアンドフロー運動を行なう 、2つの隣接するセクションの間の限界は、緯糸の戻り点のための基準として役 立つ。
このため、Il地の外側半径の側にある限界から織地の内側半径の側にある限界 に向かう各セクションの内側の厚みが増大することになる。その上、2つの隣接 するセクションの間の各々の限界が表面質量の非連続性を有していること、つま り、表面質量は、内側半径に向いて位置する側よりも織地の外側半径に向かって 位置する側の方が大きいということに留意されたい。
各セクションの内側の厚みの増大は、織地の内側半径側にある限界が近づいた時 点で、2つの限界の間で緯糸がさらに近くなり、繊維含有量が相関的に増大する という事実によって強められるということがわかる。
従って、フランス特許第2490687号に基づいて得られたらせん形状の織地 は、たとえ織地全体にわたる平均表面質量が望ましい質量に一致していたとして も、特に2つの隣接するセクションの間の限界の近くにおいて、表面質量の大き な変動を呈していることがわかる。その上、この織地は厚みも変動する。
従って得られた織地は、優れた均質性を持たず、この織地の外観ならびにその機 械特性にも不規則性がみられる。
非常に古いフランス特許第454993号も同様に引用することができる。この 特許は、織地を規定されたセクションに分割することを必要としない湾曲した織 地を得るための織布方法を記述したものである。
しかしながら、この方法は重ねられて中心を合わせられた環状の巻きを得ること を可能にすることなく、経糸及び緯糸が1枚の平面内で繰り出されることから、 らせん織地が得られるようにするものではない。
その上、湾曲した織地は、規則的かつ順次的に付加的な緯糸ストロークを提供す ることによって得られ、従って、厚み及び表面質量における優れた均質性を有す ることができない、その結果、この織地の外観ならびにその機械的特性は不規則 である。
本発明は、厚み、表面質量、ち密性ひいては機械的特性について優れた均質性を もつらせん形状の織物構造を目的とする。
従って、本発明は、緯糸の連続した列が横切って通過するような経糸を含んで成 るらせん形状の織物構造において、経糸は基本的に同じ軸を有するらせんの形に 配置され、そのため織地はこの軸を中心にした重ね合わされた環状の巻きを形成 することになるような織物構造に関する。
本発明に従うと、各々の緯糸は、出発糸として知られる一本の経糸と基準糸とし て知られるもう一本の経糸の間で、該織物構造の巻きの半径に従って延びている ため、各々の経糸は少なくとも該織物構造の1つの環状領域において少なくとも 1本の緯糸のための基準糸として役立ち、基準糸は前記環状領域内で均質な織物 構造が得られるように分布させられている。
本発明に基づく織物構造において、緯糸は、うねあや織、朱子織又はタフタ織と いった選択された織り方に相応する結束点を提供するように織られる。
さらに、出発糸は、構造の内側で変化しつる。
本発明は同様に経糸の一層がコーム下流にある呼び込みシステムによって積極的 に引っばられ、緯糸が連続的に横断して繰り出されるような経糸が選択され、か かる糸の層はらせん形状の織物構造を得るべく少なくとも1本のテーパ付きロー ラーを含む呼び込みシステムによって引っ張られるような、織機を用いてらせん 形状の織物構造を織るための方法にも関する。
本発明に従うと、各々の緯糸は出発糸として知られる1本の経糸と基準糸として 知られるもう1本の経糸の間で該織物構造の1つのらせん部の平径に従って延び ているため、各々の経糸が少なくとも1本の緯糸のための基準糸として役立つよ うに織物構造の少なくとも1つの環状領域内で選択が行なわれ、基準糸は、前記 環状領域内で均質な織物構造を得るように分布させられている。
本発明に基づく方法においては、緯糸は1選択された織りに相応する結束点を提 供するように纏られている。
さらに、織物構造の内側で、異なる出発糸が選択される。
好ましくは、少なくとも前記環状領域においては、緯糸は個別に選択され、その 他の環状領域においては緯糸はグループ単位で選択される。
好ましくは巻きとりシステムはできるかぎりコームに近いところに配置される。
第1の好ましい実施態様に従うと、巻きとりシステムは1本以上のテーパー付き ローラーを含んでいるため、コームにできるかぎり近いところにあるテーパー付 きローラーは、コーム下流で形成された織地が巻きとりローラーが母線に沿って 接する一平面の中にとどまるような形で配置されている。
第2の好ましい実施態様に従うと、コームに最も近いところにあるテーパー付き ローラーは、その軸が繰り出された緯糸の最後の列に対し平行になるような形で は位置されている。
好ましくは、形成された織地はらせん配置に従って巻き上げられる。
本発明は同様に、経糸層を積極的に引っ張るためにコーム下流に位置付けされた 巻きとりシステム、及び緯糸の連続する列が横切って繰り出されるような経糸を 選択するための手段を含み、この巻きとりシステムには1本以上のテーパー付き ローラーが含まれているような、らせん形状の織物構造を織るための機械にも関 する。
本発明に従うと、前記選択手段は経糸の個々の選択手段を少なくとも含んでいる 。
好ましくは、前記選択手段は経糸の独立した選択のための少なくとも1つの装置 で構成されている。
好ましくは、前記選択手段はさらに、経糸のグループ単位の選択だめの少なくと も1つの装置を含んでいる。
好ましくは、少なくとも1本のテーパー付きローラーが非滑動面を有している。
好ましくは、巻きとりシステムはできるかぎりコーム近(に位置づけされている 。
第1の好ましい実施態様に従うと、コームに最も近いローラーは、コーム下流に 形成された織地の平面に対し母線に沿って接している。
第2の好ましい実施態様に従うと、コームに最も近いローラーは、繰り出された 緯糸の最後の列に対して平行な軸をもっている。
本発明は、図面が添付されでいる本発明の制限的な意味をもたない実施態様につ いての以下の説明により例示されており、これを読むことによって本発明のその 他の目的、利点及び特徴がより明確になることだろう。
なお図中: 第1図は、らせん形状の織物構造の一部分の上面図である。
第2図は、第1図の織物構造の部分び90度の角度の1セクタ(扇形)である。
第3図は、本発明に基づく織物構造の一例を示している。
第4図は、本発明に従った技術的特性をもたないらせん形状の織物構造の第1の 例を示している。
第5図は、本発明に従った技術的特性を持たないらせん形状の織物構造の第2の 例を示している。
第6図は、本発明に基づく織物構造の一変形実施態様を示している。
第7図は、本発明に基づく織機の概略的上面図である。
第8図は、本発明に基づく織機の概略的側面図である。
第9図は、本発明に基づく織物構造の厚みと従来のらせん織地の厚みを比較でき るようにしているグラフである第9a図及び第9b図から成る。
第1図は、上から見たらせん形状の織物構造の一部lを示している。織物構造は 、一定の内側半径r及び外側半径Rをもつらせんを描くストリップの形をとる。
なおrとRは同じ原点つまり、経糸の平面に対して垂直な軸a−aの一点である 点Oを有している。
織地1の幅は、半径Rとrの差に等しい、織地は、織りの間に、重ね合わされた 環状の巻きの状態で自らの上に巻き上がっていく、この巻き上げは、場合によっ て、以下に示すような手又は機械による補助を伴って行なわれる。
第2図を参照すると、織物構造は、同じ軸a−aを有しかつ織地の厚みに基本的 に等しいピッチを有するらせんに従って配置されている経糸2で構成されている 。実際、各々の巻きはほぼ平面であり、経糸つまり周方向糸は、軸a−aの1点 上に中心をもつ同心の円に従って配置されていると仮定することができる。
さらに織物構造には、緯糸3が含まれ、各々の緯糸は、織地の1巻きの半径に従 って配置されている。
第3図を参照して、ここで本発明に基づく織物構造について記述する。
第3図に示されている構造は有ひ機械で織られたものである。従って各々の緯糸 3は、ツーアンドフロー動作を行なう、織物構造がレピア織機で織られる場合、 緯糸はもはやツーアンドフロー動作を行なわず、1本の単糸が有ひ織機での織布 により得られた2本の糸に相当する。
本発明に基づく織物構造の織りパターンは選択された織機のタイプに左右されな い、織機は、有ひ、シビア又は放物体タイプといったいかなるタイプのものであ ってもよい。
ここで、使用することのできる周方向及び半径方向の糸のタイプは変化し、織物 内ζご用いられるあらゆるタイプの糸、特に綿、ポリエステル、ガラス、炭素、 ポリアミド、炭化ケイ素、ホウ素、シリカ、アラミド及び全ての人工又は合成糸 特に「技術系」として知られている糸とひとまとめにしているということが注目 される。
周方向及び半径方向糸は必ずしも同じタイプのものでなくてもよい0周方向と半 径方向に異なる夕1′ブの糸を組み合わせることも可能である。
半径方向及び周方向の糸は、織物構造のため予め選定された織り方を得るべく、 交差する。この織り方は、例えばうねあや織、朱子織又はタフタ織りといったい かなるタイプのものでもありうる。
単位長さあたりの円周方向及び半径方向糸の数は、織地の予め定められた特性を 満たすように調整できる。特に、この調整は、織物構造を内含する布片が受ける はずの応力の方向に従って行なうことができる。
第3図に示されている本発明に従った織物構造の一部分の上では、緯糸の各ツー エンドフロー動作にはAからSまでの文字のうちの1つが参照記号として付いて おり、一方、経糸は1から17という番号が付されている。
第3図の例において、織りを組織する基点である周方向糸つまり出発糸は、織地 の外側の耳に一致する糸17である。出発糸は経糸のうちのいずれか1本であっ てよいと理解される。この出発糸は、最終的な布片の中に得ることが望まれる技 術的特性に従って選択される。さらに、出発糸は、織物構造全体の中で必ずしも 同じでないということもわかる。すなわち、規定の長さの織物構造の各部分にお いて、異なる出発糸を選択することが可能である。出発糸は特に、考えられる補 強された1つの領域の織物構造内での位置に従って選択されつる。半径方向糸は 、均質性の高い織物構造を得るべく配置されている。
フランス特許第2490687号とは対照的に、本発明に従った織物構造の織り は、数多くの周方向糸の隣接するセクションの作成に基づくものではない。
各々の経糸は、以下に記されているように、少なくとも1つの独立した糸選択用 装置を用いて、独立した形で処理される。
適切なやり方で糸選択手段を制御することにより、第3図に示されている織物構 造を得ることができる。
各々の緯糸は、経糸17、つまり出発糸及び基準糸として呼ばれることになるも う1本の経糸の間に延びる。この基準糸は、使用されている織機が有ひ織機であ る場合に、緯糸の戻りが行なわれる糸である。
従って基準糸は結びつけられた緯糸の増加点又は戻り点と呼ばれるものに一致す る。
第3図では、周方向重工ないし17の各々が、少なくとも1本の半径方向糸のた めの基準糸として役立っていることがわかる。従って、例えば、糸Aは基準糸と して糸4を有し、糸Bは糸10を有し、糸10はまた糸Rのための基準糸として も役立ち、糸Nは基準糸として糸8を有する。
一般に、織物構造は、各々の周方向糸が少なくとも1本の半径方向のための基準 糸として役立つようなものである0本発明に相応せず、単一の周方向糸(この場 合糸4)が全ての半径方向糸のための基準として役立つように織られている1つ の織物構造を示している第4図を検討すると、この織物構造が均質でないことが 明らかにわかる。繊維含有量は、特に基準糸4のまわりに大規模な不連続性を有 している。さらに、繊維含有量は、糸4から外側半径Hに向かって実質的に減少 し、糸4から内側半径rに向かって増大する。
さらに、第3図に示されているような本発明に基づく織物構造においては、緯糸 の増大点つまり戻り点は、形成された織地の望ましい均質性を得るべく織地の表 面全体にわたって分散されていることがわかる。
この分散によって、織地内の繊維の含有量の変動を平滑化することが可能となる 。異なる長さの緯糸を分散することが必要であることがわかる。従って、第3図 に示されている織りにおいては、相対的に長い緯糸が相対的に短い緯糸と交互に なっている。相対的に長い緯糸と相対的に短い緯糸の間の増加点つまり変更点の 分散が全くないような、本発明に相応しない織物構造の一例を示す第5図を参照 すると、このタイプの織物構造では、織りまぜられていない領域が現われるとい うことがわかる。第3図に示されているような本発明に基づく織物構造は、この ようなち密でない領域を避けることができるようにする。
従って、本発明に基づ(らせん形状の織物構造の均質性は、各々の経糸が少なく とも1本の緯糸のための基準糸として役立ち、増加点又は戻り点が均質な構造を 得るべく分布させられているという事実によって、得られている。
織物構造の織りのプログラム又は計画は、その織物構造について得たい技術的特 性に従って、計算によって、前記2つの条件が満たされるように規定される。
当業者はこの計算を行なうためにコンピュータ手段を利用することができる。
本発明に基づ(らせん形状の織物構造は、必ずしもらせん形状の織地の布片の表 面全体にわたって存在するという必要はないということに留意されたい。
実際、連続する一組の周方向糸に相当する1つの領域のみが本発明に基づく織物 構造を有するべく織り込まれるようならせん形状の織地の布片を作ることを検討 することも可能である。従って、本発明によって得ることが可能となる均質性を 織地片が有することになるのは、本発明に従って織られたこの領域においてだけ である。
糸は、予めその織地のために選択された織りを得るように織られたものであると いうことを、以上に示してきた0選択された織りは、織地の幅全体にわたって同 一であってよいが、特に織地に特別な特徴を与える目的で、らせんの幅内に異な る織り方を分布させることも同様に可能である、ということがわかる、従って、 第6図を参照すると、例えばらせん織地は3つの隣接する部分P、P、、P2に 細分することができ、部分Pは内側半径及び半径r冒こより限定され、部分P、 は半径r1とr2により、部分P!は半径r2と外側半径Rによって限定されて いる。このとき、部分P、P、及びP2内で異なる織り、例えば:(P):2/ 2のうねあや織 (p+l:’5の朱子織 (P2)ニタフタ織 を織り込むことが可能である。織地のために選択された織りは実質的に、表面質 量に関するかぎり本発明に基づく織物構造の織り計画に全く影響を及ぼさない、 ということがわかる。
従フで、織物構造が特に一定の与えられた均等な表面質量をもつようなあり方で 、与えられた織り方に従って織られた第1の織物構造のために定められた織り計 画は、第2の構造の表面質量が第1の構造のものとほぼ同じであるかぎりにおい て、第6図に示されているもののような3つの異なる織りに従って織られた、こ の第2の織り物構造のためにも用いることができる。
したがって、織り方の選択が表面質量に対してごくわずかな影響しかもたないと しても、それとは対照的に、この選択は、織りが成る一定の凹凸に相応すること から、織地の厚みに対して比較的大きな影響をもつ。その結果、例えば第2の織 物構造が第1の織物構造のものと同じ厚みを有することが望まれる場合、織り計 画は変更されなくてはならないだろう、このとき表面質量は一般にもはやこの第 2の構造の表面全体にわたり一定でなくなる。各々の部分P、P、、P2は、一 般に他のものと異なる独自の表面質量を有することになる。
ここで、本発明に従った織物構造を作ることを可能にする織機の一実施例につい て、第7図及び第8図を参照しながら記述する。
この実施例においては、わずか5本の経糸のみが表わされている。
上流から下流に向かって、織機は連続的に次のような装置を含んでいる: (1)経糸ボビンn個を支持するボビンクリール5(この例ではn=5)。
(2)特にクリール下流のブレーキタイプ、重量、テンション装置の、経糸用テ ンション装置6゜(3)場合によって、第7図及び第8図には示していないが、 テンション装置の下流又は上流に位置づけされつる、クリールの下流に糸を誘導 するための要素。
(4)経糸の選択システム7゜ この選択システムは、機械式ジャガードタイプの単数又は複数の装置で構成され ていてよい、これらの装置は、各々の糸が他の糸と独立して制御されるようなも のであり、従って該選択システムは経糸の個別選択を行なう。
この機械が、本発明に従った織物構造をもつように、1組の連続する周方向糸に 相応するただ1つの環状領域のみが織られているような、らせん形状の織地のた めに用いられる場合、この選択システムには、組み合わせた形で、この環状領域 の織りのための経糸の個別選択用の単数又は複数の装置、ならびにその他の領域 の織りのための糸のグループ単位の選択用の単数又は複数の装置(例えばドビー システム、偏心器など)も含まれている可能性がある。
選択システムは、作成すべき構造を考慮に入れて、増加点の望ましい分布を行な わせることを可能にする。
(5)コームの各々の歯の間のスペースが、望まれる経糸のち密さに応じて一定 であっても可変的であってもよいコーム8゜ (6)特に有ひ(ツーエンドフロー動作)、レピア、放射体タイプの緯糸針(横 針)9゜(7)互いに係合することになる単数又は複数のテーパー付きローラー から成る、緯糸通し器の下流にある緯糸用引張りシステム100図示されている 例において、巻きとりシステム10は2本のテーパー付きローラー11及び12 を含んでいる。
ローラー11は矢印13の方向に回転し、一方、ローラー12は矢印14の方向 に回転する。好ましくは、ローラー11及び12の表面は、例えば一枚の布やす りか、できれば凹凸のあるコーム層で覆うことによって、滑らないようにされて いる。
その上、巻きとりシステム10は、好ましくはできるかぎりコーム8近くに位置 づけされる。事実、特に経糸は、1本の緯糸によって連結されている場合、異な る長さに応じて巻きとられるために、ローラー11と織地間の第1の接触のライ ンとコーム8の間に含まれる織地部分は変形を受ける。コーム8と巻きとりシス テムとができるかぎり互いに近いところにある場合には、これらの変形は影響を 無視できる。
コームに最も近いところにあるテーパー付きローラー11はさまざまな形で位置 づけされつる。
このローラーは特に、コーム8を離れた時点で形成された織地が、ローラー11 が母線15に沿って接している1つの平面内にとどまっているような、第7図に 示された形で位置付けされつる。
このローラー11はまた、その軸が緯糸通し器の横方向運動の方向に対して、又 は繰り出された緯糸の最後の列に対して平行となるように、配置されうる。
ローラー11と織地の間の第1の接触のラインとコーム8の間に含まれた織地の 部分は、規定された斜めの線織面の形をとる。この配置は図示されていない。
当然のことながら、巻きとりシステムlOが1本以上の付加的ローラーを含む場 合、この(又はこれらの)ローラーは、ローラー11の位置の如何に関わらず、 ローラー11及び場合によってはその他のローラーと係合することになるように 配置される。
従って、以上に記したような織機を用いてのらせん形状の織り物構造を織る方法 は、上流から下流へ向かって、コ・−ムの下流にある巻きとりシステムにより積 極的に1層の経糸を引っ張ることから成る。この巻きとりシステムは1本以上の テーパー付き形状のローラーを含み、従って織地はそれにらせん形状を与えるよ うな湾曲を受ける0次に織地は手で、又は当業者にとっては既知の受は入れ装置 を用いて、巻き上げられる。
横針が通過する度毎に、緯糸が横切って繰り出される経糸が選択される。なお各 々の緯糸は、出発糸として知られる経糸と基準糸として知られるもう1本の経糸 の間に延びている0選択は、システム7といったような糸の選択手段により個々 に行なわれる。この選択は、各々の経糸が少なくとも1本の緯糸のための基準と して役立ち、基準糸は均質な織り物構造を得るべく分布させられるような形で行 なわれる。
さらに、緯糸は、選択された織りに相応する結束点を提供するように織られ、上 述のように、織物構造の異なる環状領域に相応する異なる織りを選択することが 可能である。
この織布方法は、1つの環状領域のみにおいて、本発明に従った織地構造を有す るらせん織地を作るのに用いることもできる。この場合、経糸はこの環状領域に おいて個別に、そしてその他の領域において糸のグループ単位で選択される。
本発明及びこの発明が既知の技術に対してもたらす利点は、既知の技術に基づい て得られたらせん形状の織地と本発明に基づいて得られたらせん形状の織地の厚 み及び表面質量に関して行なわれた比較によってさらに良く立証されることにな る。これらの比較は、実施例によって示されている。
比較は2つのらせん形状の織地の間で行なわれる。
そのうち、以下、らせん織地A又はCと呼ぶらせん織地は、本発明に従った技術 を用いて得られたものであり、以下、らせん織地B又はDと呼ぶもう1つの織地 は、フランス特許第2490687号の技術によって得られたものである。
これら2つのらせん織地は、同じ原点をもつ内側半径rと外側半径Hのらせんを 描くストリップの形をとる。さらに、これらの織地を作るのに用いられた繊維の タイプ、経糸及び緯糸の中の質量分布及び平均表面質量は、2つの織地について 同一であるということも念頭に入れておきたい。
Bについては、r<r a <r 4 <Rとなるような(なお、r4は織地の 中心に近いところにあり、一方、r、は内側半径rに近いところにある)、内側 半径r、外側半径R及び2つの中間半径r、及びr4によって限定されている3 つの隣接するセクションを作ることが選定された。
第9図は、らせん織地Aとらせん織地Bの間で行なわれつる比較を示している。
第9a図はらせん織地Aに関するものであり、第9b図はらせん織地Bに関する ものである。これら2つの図は、X軸に織地の半径rnをとり、Y軸にその厚み eをとったグラフである。
らせん織地Aの最小厚みはepIと呼ばれ、らせん織地Aの最大厚みはep2、 らせん織地Bの最小厚みはepa、らせん織地の最大厚みは8 p 4として示 されている。
厚みの値の分散を比較すると、(epx−epI)に等しい織地Aについての厚 みの最大偏差は、それ自体(epa  epa)に等しい織地Bの厚みの最大偏 差よりもはるかに小さいということがわかる。
らせん織地へはらせん織地Bのものに比べてはるかに規則的な厚みを有するよう に思われる。
−例として、以下のような特性をもつ2つのらせん織地A及びBが作られた。
−経糸材料:カーボンHR3000フィラメント−緯糸材料:カーボンHR30 00フィラメント−織り方:タフタ織 −平均表面質量:195g/rrf −周方向繊維の割合:50% −半径方向繊維の割合=50% −内経:5011Il!1 − 外経:400+am らせん織地Bは、それぞれ100mmと200mmに等しい2つの中間半径r、 及びr4で作られた。
測定された平均、最大及び最小の厚みの値ならびに最大の厚みの値と最小厚みの 値の差に等しい厚み最大偏差の値は次のとおりである: らせん織地A らせん織地B 平均厚み  0.25m+o  0.25+om最大厚み  0.26mm   0.27mm最小厚み  0.24mm  0.23mm厚み最大偏差   0 .02mn+    0.04n+m従って、2つのらせん織地について平均厚 みは同じであるものの、厚みの最大偏差は、らせん織地Aの場合半減するという ことがわかる。
らせん織地Aの厚みの規則性は、優れた平面性を同時に考慮しながら、数多くの らせん織地を互いに積み重ねることが望ましい場合に、特に評価されるものであ る。
実際、織地の1つの巻き上げに存在する厚みの違いは、例えばらせん織地Bの場 合これらの異なる厚みが蓄積してくるということから、数多くのらせん部の山の 形で強調されることになる。
らせん織地Aにおいては、厚みの不規則性は比較的少な(、なによりも織地内に 無作為に位置づけられている。従って、らせん織地Bの場合のように累積する代 りに、厚みの違いは、織地Aから作られた構造の中では互いに補い合うことにな る。
とくに備えもつ優れた厚み均等性によるらせん織地Aの有利性は、このようにし て、堆積を作るのに用いられる場合に特に明らかとなる。
織地の表面質量の比較を行なうために、内側半径r、外側半径R及び中間半径r sで限定された2つの隣接するセクションを含む織地の形でらせん織地Bを作る ことが決定された。
例として、以下のような特性をもつ2つのらせん織地C及びDが作られた; −外経+625mm −内経:100mm −経糸材料ニガラスE、300テックス−緯糸材料ニガラスE、300テックス −織り方:タフタ ー平均表面質量:350g/rn’ −経糸繊維の質量分布=50% −緯糸繊維の質量分布:50% らせん織地りは、250IIII11に等しい中間半径r6で作られた。
測定された平均、最大及び最小表面質量の値ならびに最大表面質量の値と最小表 面質量の値の差に等しい表面質量の最大偏差の値は、以下のとおりである。
らせん織地Cらせん織地り 平均表面質1350g/ば350 g/ゴ最大表面質量360g/rn” 39 0g/m″最小表面質量340g/rn” 310g/rn”表面質量の最大偏 差  20g/ゴ  80g/lo″これらの値を比較すると、この例において らせん織地Cの場合に最大偏差を60g/dだけ減らすことが可能であることが わかる9 このことは明らかに、本発明に基づくらせん形状の織物構造が、既知の織布技術 に基づいて作られた織地よりもはるかに均質な表面質量を有するということを示 している。
この利点は、例えば複合材を作る場合といった一定の繊維含有量を得ようとする 場合、特に評価されるものである。
クレーム中に記されている技術的特徴の後に挿入された参照記号は、単に、これ らの特徴の理解を容易にすることだけを目的とするものであり、いかなる形であ れその範囲を制限するものではない。
国際調査報告 FR900(n35 S^  35234

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)緯糸の連続した列が横断して通過している経糸を含むらせん形状の織物構 造において、経糸は基本的にらせん状に配置され、そのため同じ軸を有しており 、従って織物構造はかかる軸を中心にした重ね合わされた環状の巻きを形成して いるような構造であって、各々の緯糸は出発糸として知られる1本の経糸と基準 糸として知られるもう1本の経糸の間で該織物構造の1つの巻きの半径に従って 延びており、各々の経糸は少なくとも該織物構造の1つの環状領域において少な くとも1本の緯糸のための基準糸として役立つこと、また基準糸は前記環状領域 内で均質な織物構造が得られるように分布させられていることを特徴とする、ら せん形状の織物構造。
  2. (2)緯糸は、うねあや織、朱子織又はタフタ織といった選択された織り方に相 応する結束点を提供するように織られることを特徴とする、請求の範囲第1項に 記載の織物構造。
  3. (3)出発糸は構造の内側で変化しうることを特徴とする、請求の範囲第1項又 は第2項のいずれか1項に記載の織物構造。
  4. (4)経糸の1層がコーム下流にある巻きとりシステムによって積極的に引っぱ られ、緯糸が連続的に横断して繰り出されるような経糸が選択され、かかる糸の 層はらせん形状の織物構造を得るべく、1本以上のテーパー付きローラーを含む 巻きとりシステムにより巻きとられるような、織機を用いてらせん形状の織物構 造を織る方法であって、各々の緯糸は出発糸として知られる1本の経糸と基準糸 として知られるもう1本の経糸の間で該織物構造の1つの巻きの半径に従って延 びており、各々の経糸が少なくとも1本の緯糸のための基準糸として役立つよう に織物構造の少なくとも1つの環状領域内で選択が行なわれ、基準糸は前記環状 領域内で均質な織物構造を得るように分布させられていることを特徴とする方法 。
  5. (5)選択された織りに相当する結束点を提供するように緯糸が織られているこ とを特徴とする、請求の範囲第4項に記載の織布方法。
  6. (6)織物構造の内側で異なる出発糸が選択されることを特徴とする、請求の範 囲第4項又は第5項のいずれか1項に記載の織布方法。
  7. (7)少なくとも前記環状領域において、経糸は個別に選択されることを特徴と する、請求の範囲第4項ないし第6項のいずれか1項に記載の織布方法。
  8. (8)その他の環状領域において、径糸はグルーブ単位で選択されることを特徴 とする、請求の範囲第7項に記載の織布方法。
  9. (9)巻きとりシステム(10)はコーム(8)にできるかぎり近いところに配 置されていることを特徴とする、請求の範囲第4項ないし第8項のいずれか1項 に記載の織布方法。
  10. (10)巻きとりシステムには1本以上のテーパー付きローラーが含まれており 、できるかぎりコーム(8)に近いところに位置づけされたテーパー付きローラ ー(11)は、コーム(8)の下流に形成される織地が、母線(15)に沿って 巻きとりローラー(11)が接している1つの平面内にとどまるような形で配置 されていることを特徴とする、請求の範囲第4項ないし第9項のいずれか1項に 記載の織布方法。
  11. (11)コーム(8)に対して最も近いところに位置づけられたテーパー付きロ ーラー(11)は、その軸が繰り出された緯糸の最後の列に対して平行になるよ うに配置されていることを特徴とする、請求の範囲第4項ないし第9項のいずれ か1項に記載の織布方法。
  12. (12)形成された織地はらせん状配置に従って巻き上げられることを特徴とす る、請求の範囲第4項ないし第11項のいずれか1項に記載の織布方法。
  13. (13)径糸層の積極的引張りのためコーム下流に位置づけされた巻きとりシス テム及び連続する緯糸の列が横断して繰り出される経糸の選択手段を含むらせん 形状の織物構造を織るための機械であって、この巻きとりシステムは1本以上の テーパー付きローラー(11、12)を含み、該機械が前記選択手段(7)に少 なくとも経糸の個別選択手段を含むことを特徴とする機械。
  14. (14)前記選択手段(7)は、経糸の個別選択のための少なくとも1つの手段 で構成されていることを特徴とする、請求の範囲第13項に記載の織機。
  15. (15)前記選択手段(7)にはさらに経糸をクループ単位で選択するための装 置が少なくとも1つ含まれていることを特徴とする、請求の範囲第13項又は第 14項のいずれか1項に記載の織機。
  16. (16)少なくとも1本のテーパー付きローラー(11、12)は滑動しない表 面を有していることを特徴とする、請求の範囲第13項ないし第15項のいずれ か1項に記載の織機。
  17. (17)巻きとりシステム(10)は、できるかぎりコーム(8)に近いところ に位置づけされていることを特徴とする、請求の範囲第13項ないし第16項の いずれか1項に記載の織機。
  18. (18)コーム(8)に最も近いローラー(11)は母線(15)に沿ってコー ム下流に形成された織地の平面に対して接していることを特徴とする、請求の範 囲第13項ないし第17項のいずれか1項に記載の織機。
  19. (19)コームに最も近いローラー(11)の軸は、繰り出される緯糸の最終列 に対し平行であることを特徴とする、請求の範囲第13項ないし第17項のいず れか1項に記載の織機。
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