JPH03503879A - コンテナクレーン - Google Patents

コンテナクレーン

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JPH03503879A
JPH03503879A JP50249090A JP50249090A JPH03503879A JP H03503879 A JPH03503879 A JP H03503879A JP 50249090 A JP50249090 A JP 50249090A JP 50249090 A JP50249090 A JP 50249090A JP H03503879 A JPH03503879 A JP H03503879A
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C19/00Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
    • B66C19/002Container cranes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/18Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes
    • B66C23/36Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes specially adapted for use in particular purposes mounted on road or rail vehicles; Manually-movable jib-cranes for use in workshops; Floating cranes
    • B66C23/52Floating cranes

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ship Loading And Unloading (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンテナクレーン 技術分野 少数の基準寸法の大型鋼箱形の船積み用貨物コンテナは1950年代に使用し始 めて以来広く普及し、これらを取扱うための港湾設備が大幅に標準化されてきた 。
本発明はコンテナクレーン、即ち港においてかかるコンテナを積み、下ろしする のに使用するクレーンに関する。
背景技術 典型的には、現在のコンテナクレーンは岸壁に沿って延在するレールに沿って移 動するよう据え付けた走行ガントリと、前記ガントリの移動方向に直角をなす方 向にガントリによって支持されかつそれから水平に延在するブームと、前記ブー ムに沿って可動のウィンチ台車と、いわゆる“展開装置“、即ちウィンチ台車か ら吊り下げたコンテナ掛合装置と、展開装置を昇降させるだめのホイストからな る。前記ホイストは通常はウィンチ台車上に設けるが、ブームの一端で別個の機 械室内に配置してもよい。
ブームは通常はクレーンの海上側にガントリから長く延び出る。というのは、ブ ームはそれが陸上側に延在する距離よりも大きな距離、岸壁側面にある船を完全 に横切って、延び出る必要があるからである。事実、ガントリが岸壁上の路面又 はレールトラックを跨ぐように設計される場合には、ブームは陸上側のガントリ から延び出ることは全くない。船を岸壁に付けることができるようにするため、 岸壁側面を越えて延び出るブーム部分は通常は上向きに揺動させて多少とも垂直 整列位置へ持っていくことができる。
ガントリ、は通常は海上の門形アーチ部と、陸上の門形アーチ部と、2つの離間 した位置でブームを支持する4脚車ガントリの主構成部材となるように前記2つ のアーチ部を連結する複数の強力横材とからなる。通常、ガントリの2つの海上 の脚と、2つの陸上の脚は地面レベルに接近した長手方向ビームによって夫々連 結され、このビームは両端近(で多車輪付台車によって支持される。
かかるクレーンは構造が大きくなり、そして風力を受けた状態での安全性を確保 するため、またウィンチ台車の最大延び出し距離においてコンテナを持ち上げる ときには、必然的に重くなる。例えば、40トンコンテナを持ち上げるためのク レーンが900トンを越える重量になるのは珍しいことではない。従って、レー ルに加わる荷重は太き(、特に海上のレールでは大きくなる。それは最大延び出 し距離における荷物の回転モーメントに打ち勝つのに要する反力が増大するから である。
岸壁の支持基礎構造は広大で、コストが高くなり、海岸では通常かなりの深さの 軟質沈積物が岩盤を覆っているため、状況がますます悪化してきた。この結果、 伝統的なパースをコンテナパースに転換するのには大きな費用がかかるのは明ら かである。
古いパースの最初の転換又は完全に新しいコンテナバースの建設は不適当である 。というのは、船数及び(又は)取扱い貨物量の増大が予測できないからであり 、パースの拡張のため又は問題のコンテナ貨物設備にもう1つのパースを準備す るためには大きな費用を要するため不備は我慢しなければならないことになる。
実際、成る港では、たとえ港の作業能率がコンテナ取扱い設備を設けることによ り増大するにしても、かかる設備をもたない。というのは、単にその港をもつ国 が該当場所にコンテナクレーンを設けた岸壁を作るのに必要な民間作業に要する 資本を支出することができないからである。
他方、貨物の流れは特定のパースに集まる可能性があり、このようになると、高 価な資本労働の利用が不十分となり、経済的損失をもたらすことになる。
発明の開示 本発明の目的はコンテナクレーンの上記欠点を改善することにある。
上記目的は主とし。て、ポンツーン又はこれに類似の浮動船により一部支持され るコンテサークレーンを具え、クレーン重量の一部、好適には大部分を岸壁構造 物から軽減させることにある。
即ち本発明によれば、コンテナクレーンの荷重の少なくとも一部、好適には大部 分を浮動支持体により担持し、残余の荷重部分のみが、好適には比較的小さい安 定荷重のみが岸壁へ移される。
更に、好適実施例では、りLバーンの浮動部分は陸上の部分から取り外すことが でき、このためりlノーンの大部分は必要に応じてパースからパースへ、また港 から港へとすら移転させることができて需要の一時的変動に適応させることがで きる5、この構成は慣例の完全地上据え付は型クレーンに比して各現場での民間 作業費用はずっと少なくなる。
た位置に支持される実質上水平のブームと、前記ブームに沿って移動するウィン チ台車と、前記ウィンチ台車から吊り下げたコンテナ用の巻き上げ手段とを備え たコンテナクレーンにおいて、前記構造物の一方が浮動基台とこの基台から立ち 上がる第一の塔からなる浮動構造物であり、前記支持構造物の他方が可動のトロ リーとこのトロリーから立ち上がる第二の塔からなる陸上の構造物であり、作業 現場の水位が変化してもブームを実質上水平に保つことができるよう前記構造物 の少なくとも1つがその有効高さを調節できることを特徴とするコンテナクレー ンにある。
好適には、陸上の支持構造物は塔を抜差自在として調節自在となすが、■実施例 としては、浮動構造物は水バラストの出し入れを制御し′C調節自在として、そ の底を水中で高くしたり低くしたり、して水位変化を補償させる。
好適実施例は浮動はしけと前記はしけ上の塔を含み、前記基は前記はしけ上の自 己整列型推力軸受から延びる荷重支持柱と前記柱を直立状態に保つ控え手段を含 み、前記控え手段は成る限度まで弾性的に撓み、かつ前記柱の前記軸受の回りの 揺動を制動するためのエネルギー吸収装置を備え、更に、ブームの位置を自身の 長手方向に調節可能となすように前記柱により支持された実質上水平に延在する ブームと、ブームに沿って移動するウィンチ台車と、前記ウィンチ台車から吊り 下げた展開装置と、展開装置を昇降させるホイストと、ウィンチ台車をブームに 沿って移動させるウィンチ台車駆動手段と、岸壁に沿って動く可動トロリーと、 部分支持のためにブームに掛合させられる前記トロリー上の第二基を含む。
好適には、ブームと陸上の第二塔間の掛合を解いてクレーンの少なくともはしけ 据え付は部分を必要に応じてパースからバース/\移動さぜるようになす。この 場合はしけは2つの分離可能の部分からなり、各部分はブームにに向かって上向 きに延びる支持塔をもち、はしけがあちらこちら・\移動しているとき又は移動 するとき或いはブームが陸上の塔に掛合する前に荷積み、2つの離間した位置で 支持するようになす。
図面の簡単な説明 第1図は船の荷下ろしの位置で示す本発明のコンテナクレーンの斜視図; 第2図は第1図の線2−2上の拡大断面図:第3図は第2図の線3−3上の拡大 断面図;第、1図は第3図に示す部品である衝撃吸収用緩衝器の拡大断面図; 第5図、第6図及び第7図はクレーンが荷下ろしする船に接近していく段階を順 次示す第1図と同様の図である。
好適実施例の説明 図示のコンテナクレーンは実質上水平のブーム8と、主ウィンチ台車11と、補 助ウィンチ台車22と、マり5インチ台車11.22から下がった普通のコンテ ナ展開装置23.24のための巻き上げ手段を備え、前記ブームは、クレーンを 使用するとき、2つの支持構造物9.10により夫々2つの離間した位置で支持 され、前記主ウィンチ台車は前記構造物9.10の中間でブーム8に沿って移動 でき、前記補助ウィンチ台車は前記陸上の構造物lOから突き出るブーム8の端 部に沿って移動できる。
支持構造物9は浮動構造物であり、これは浮動基台、第一塔12、補助基13及 びブーム支台14を含が、支持構造物IOは可動のトロリー15と第二基16を 含む陸上の構造物である。
図において、ブーム8と塔の部品は板から組立てているように見えるが、実際に はそれらは強力かつ軽量の組立て鋼構造物に通常使用される如き三角形骨組み構 造部品とすることができる。何れの場合にも、ブーム8は普通は逆U形断面とし 、ホイストケーブルをブームの開放した底面を通してウィンチ台車から延在させ て、ウィンチ台車がブーム内を移動できるようになす。
浮動支持構造物9の基台は大きな、実質上長方形の、平底の主はしけ17と、同 様な小さい補助はしけ18とからなる。両はしけは電気的又は液圧的に駆動され る可逆プロペラ20をもつ管状水中ダクト19を含む既知の推進装置を備える。
2つのダクトI9ははしけ側面に夫々隣接した各はしけの端から端まで延在し、 もう2つのダクト19がはしけ端に夫々隣接した各はしけの側面から側面まで延 在する。従って、プロペラ2oの運転を選択することによって、両はしけ゛は自 由自在に操縦することができる。特に、補助はしけ18は主はしけ17の一端に 固定される移動位置(例えば第6図に示す)から主はしけ17の一側に固定され る作業位置(例えば第1図に示す)へ移動することができる。
展開装置をコンテナに固定するのに使用する普通のものより強力型の“ツイスト −ロック”により補助はしけ18は移動位置と作業位置で主はしけI7に着脱自 在に固定される。簡単に説明すれば、ツイストーロツタはテーパ付T形頭部をも つピンであり、ソケットの丸み材長方形開口に入れ、次いで90°だけ軸線の回 りに回転させて所定位置にロックさせるものである。
ツイスト−ロックピンの回転は通常は液圧モータ、電気モータ又は磁石により行 う。少なくとも4個のかかるツイスト−ロックが各位置に設けられる。
主はしけI7は極めて安定しており、重いオフーセンク荷重をあまり傾けること なく安全に運ぶことができる。主及び補助はしけ17.18は好適には耐久性、 耐蝕性の材料、例えば鉄筋コンクリートから作る。前記はしけは端と端を接して 移動位置に固定したとき、タグボートによりあちらこちらと移動させられ、所定 位置へ操縦して持っていかれ、又は一方又は両方のはしけがプロペラ20を駆動 する原動機を備え、低速とはいえ自己推進できるようになす。動力供給に関する 限りクレーンは好適には自給自足式とすし、主はしけ17はそれ故好適には原動 機、例えばガソリン又はディーゼル機関を収容する機械室を備える。
パースからパースへ航行するとき前述の如(ブーム8は主塔と補助塔12と13 により2つの位置に適当に支持される。またブーム8はブーム支台14の頂部に 載り、吊り下げられた展開装置23.24がブーム支台から突出する棚部2I上 に載る。
もしはしけ原動機があれば、これが同期発電機又は液圧ポンプ又はこれら両者を 駆動し、必要に応じて以下説明する如(クレーンの個々の機構を駆動させるため に電気又は液圧モータを附勢させるようにする。一般に、少なくともはしけ据え 付けのクレーン部品に使用するためには液圧駆動装置が電気的駆動装置よりは適 する。というのは、塩水環境内では電気に固有の安全問題が存在するからである 。
はしけI7.18は一般に、主はしけ17上の機械室、居住建造物等を除けば平 らなデツキをもつ。これらの各々は必要に応じて各省を支持するため側面から側 面まで延在する下部デツキ板つェブ桁25又は26をもつ。主はしけ17はブー ム支台を支持するため第二のかかる桁をもっことができる。
桁25は組立てられた又は管状の鋼柱28を支持するため大きな、慣用の球形座 付筒形ローラ推力軸受27をもつ。これは第一塔12の内部部品をなす。軸受2 7は柱28の底を載せ、その重量を支持し、それに下向き荷重を与えるが、柱は その底端の回りにあらゆる方向に自由に傾斜又は揺動できるようになす。勿論、 軸受27は柱28を自身の直立軸線の回りに回動可能としてこの柱で支持したブ ーム8にねじれ運動を可能ならしめる。
柱28は撓み自在の荷積み装置を含む控え手段によりはしけに略垂直に保たれる 。前記荷積み装置は垂直位置から逸れるといつでも柱28に復元力を与える。
例えば(第3.4図参照)、柱28は剛性の円筒形又は正方形断面のフレーム2 9により囲まれる。前記フレームは柱28から径方向に離間し、かつ等角度間隔 をあけて径方向に延在する弾性緩衝器30の配列体により頂端近くで前記柱に連 結される。各緩衝器30の径方向外端は包囲するフレーム29に固定し、各緩衝 器30の径方向内端は柱28を囲む円形軌道部材31に摺動掛合してそれを回転 可能ならしめる。この構成は柱の如何なる方向への動揺も制止する働きをするの みならず、ブームをねじらせるために柱を回転させることができる。
前記柱が振動するのを防止する必要がり、従って弾性緩衝器30は柱の動きを強 力に制動することができるエネルギー吸収装置とする。各緩衝器30はシリンダ 32内に収容した高粘度エラストマー31の一団からなり、これは前記シリンダ に入るプランジャプ33により加圧される。プランジャプ33は軌道部材31上 に載って進み、シリンダヘッド34と保持シール材34aを貫通する。現在この 用途に好適な緩衝装置の1つはジャレット(JARRET)の商標名で市販され ている。通常は緩衝器とされているが、このジャレット装置は圧縮ばねとしても 使用できる。
他の実施例では、ジャレット装置はばね・緩衝器組合せ体又は他のエネルギー吸 収エラストマー支持体と置き換えてもよい。
本発明の他の実施例では、控え手段は柱を囲む案内リングからデツキ上の碇着点 まで延在する3つ以上の張り支え綱を含む1、各支え綱は引張りばね・緩衝器組 合せ体か、又は好適にはエラストマ一本体内に閉じ込めたチェーンの2つの連接 ループを具備し、戻し力と制動作用の両者を与える。かかる閉じ込めチェーン装 置は周知である。
補助塔13は第一塔12と構造が類似しており、外部フレーム36内に内部柱3 5を含む。しかし、第一塔12の緩衝装置を複製する必要はなく、またブームを 塔の軸線に対してねじるようにする必要はなく、従って柱35は簡単な案内ロー ル37等により直立状に保持される。他方、補助基13の有効高さは好適には調 節自在とし、そのため液圧押し器又はジヤツキシリンダ38が柱35の基部と支 持台39間に挿入される。
ブーム8は好適には4つの縦部材と三角形状控え材を含む細長い格子箱フレーム とし、そして柱28に対して略直角に維持するが柱28に対して成る限度内でそ の縦方向に移動可能となす手段により、柱28の頂部に据え付けられる。かくし て柱28は端部開放の箱形フレーム40で終端し、前記フレームを通ってブーム 8は支持ローラ41により移動し、箱形フレーム上に設けられかつブームの縦部 材の長手方向に延在するレールに掛合するローラ42を押さえつける。好適には 、支持ローラ41はモータ駆動され、ラック形のブーム上のレールに掛合する歯 をもつ。このため、ブームと柱間の確実駆動と、必要に応じて生ぜしめるそれら の間の確実鎖錠を可能ならしめる。
補助基の柱35とブーム8間の連結は第一塔の柱28に関して上記したものと同 じであるが、この場合はブームと柱間にほんの小さい位置調節が行われる。これ はこの実施例では一体となって動くために基本的に必要とされる。その理由は、 第一塔に対するブームの長手方向移動は補助はしけ18を操縦することによって 行われるが、ブームは柱35に固定されているからである。
ウィンチ台車11はブームに沿って延びるレール上をブーム8に沿って移動する ことができる。ウィンチ台車とホイスト用の横送りモータがウィンチ台車自身に 設けられている普通のコンテナクレーンとは異なり、これらの機構は好適にはそ の支持点の一方又は他方に接近してブーム上に設けられる。
ウィンチ台車11は塔16の頂部に隣接したブーム8上のキャプスクンウインチ 43と、ウィンチドラムに巻かれかつブーム8の遠い方の端の従動綱車を巡るワ イヤロープ44のループによりブーム8に沿ってあちこちに引かれる。ウィンチ 台車IIはループのI延長部分(one flight)に接続され、キャプス クンウインチ43の運転によりあちこちに動かされる。
ウィンチ11自身は2個の綱車46をもつ簡単な軌道車輪付トロリーであり、前 記綱車はブーム8を横切って延びる夫々の水平に離間した軸線の回りに回転する ことができる。
ホイスト47は塔10の頂部に隣接してブーム8上に設けられ、ホイストロープ 48がブームに沿ってホイスト48からウィンチ台車に延びる。ホイストロープ 48は1つのウィンチ綱車46をめぐって向きを転じ、ループをなして滑車49 へ下がり、次いで上昇し、他のウィンチ綱車46を巡り、その後ブームの遠い方 の端の碇着点50へ行く。従ってホイストロープ48がホイスト47に巻き込ま れると、ウィンチから下がるロープループは短縮し、滑車49が上昇する。同様 にロープが巻戻されると、滑車は下降する。
もしホイスト47が静止した状態でウィンチ台車11がブーム8に沿って横送り されると、ホイストロープ48は滑車49を通過するが、ループの長さが変化し 、滑車49は昇降することなくウィンチ台車11と共に移動する。
滑車49から吊り下がった普通の展開装置23はコンテナ51に掛合することが できる。
地上支持構造物lOのトロリー15は岸壁に沿って延在するコンクリートデツキ 上を走行できるゴムタイヤ付車輪52と、張出安定ジヤツキ53をもつ。車輪5 2の組は90’回転できる台車上に据え付けられ、構造物10を岸壁に沿ってま た岸壁側面に行ったり来たりして移動させることができる。ジヤツキ53は前記 構造物を持ち上げるのに十分な能力をもち、車輪52は1つの位置から他の位置 へ回転するときデツキから離れるようになる。
前述の如く、塔16は長さ調節自在であり、2つの部品からなる組立て式鋼構造 物とし、その1部品54は液圧ジヤツキシリンダ56によって他方の部品55内 に抜差自在に昇降することができる。
塔部分54の上端とブーム8はツイスト−ロック又は他の分離自在の締め付は具 を備え、マスト16をブームに固定しかつ部分的に支持するできるようにする。
支持の程度はジヤツキシリンダ56内の流体圧力の制御により決定又は変更する ことができる。更に、もし蓄圧器を流体系内に備えれば、潮流運動又は浮動支持 構造物6の横傾斜(heelingやlisting)が生じても、マスト16 は自動的に伸縮してブームに変化しない支持を維持する。勿論、ジヤツキシリン ダ56内の流体圧力は岸壁に与える荷重を制限し、本発明のクレーンを使用する 種々のパースの荷重支持能力に前記クレーンが適するようになす。
好適には、回転テーブル57をブーム8の下方に若干の距離をおいて塔16上に 設ける。この回転テーブル57は塔の垂直軸線の回りに少なくとも180°回転 するよう備えた塔から突き出た片持ちはり型プラットフォームとする。そのため 、前記プラットフォームは回転テーブル57に接触する表面に低摩擦内張りをも つ支承カラー58上に載るか又はこれに掛合する。その回転は例えば塔を囲むリ ング歯車に掛合する回転テーブル上の歯車モータ59により動力化する。回転テ ーブル57の目的は滑車23から吊り下げられかつウィンチ台車11と共に塔1 6の海上側のブーム8に沿って移動するコンテナを塔の陸上側へ運搬できるよう になすことにある。従ってコンテナは塔の海上側で回転テーブル57上に載せ、 回転テーブルが塔の陸上側へ回転させられるにつれて回転テーブルにより運ばれ 、もう1度補助ウィンチ台車22により取り上げられ、必要に応じて路面トラッ ク又は軌道トラックに載せられる。
第2図から分かる如く、補助ウィンチ台車22用の移動及び引上げ構造は実質上 主ウィンチ台車11用のものと同じであるので、これ以上詳細な説明は省略する 。
好適には、巻き上げ機、キャプスタン及び横送りローラ用のすべての電気駆動モ ータは歯車付制動モータであり、このモータは通常はモータが附勢されたときに かつそのときにのみ自動的に解除される制動機により静止状態に維持される型式 のものとする。
図示の実施例の作用につき以下説明する。最初にクレーンの2つの部分を第5図 に示す如く荷積み又は荷下ろしすべき船の両側の所定位置へ持っていく。
次いで浮動支持体が船の側面に当接する位置へ操縦されていき、同様に陸上の支 持体を第6図に示す如く船の反対側に接近させる。
次いではしけ17と18の連結を外して、はしけ18を第7図に示す如く位置へ 操縦して行く。
次いで、はしけ18をはしけ17に向かって移動させ、最後にこのはしけ17に 掛止させ、その間にブーム8は陸上の支持構造物と掛合するまで船を横切って延 びる。もし支持ローラ41がモータを備えておれば、この移動はこれらの支持ロ ーラの作用により助けられる。
ここで、クレーンは第1図に示す如く使用準備が完了し、通常のクレーンと同様 な作業法で使用することができる。
クレーン用浮動支持体及び陸上の支持体と、クレーン及びその荷物の重量を分担 する手段との組合せにある本発明の範囲内で、種々のクレーン機構の構造、その 他の細部は種々の設計変更が可能である。特に、他の実施例として、浮動支持構 造物が岸壁側面に直接に当接し、船が浮動構造物自体の海上側に当接しそれに係 留されるようになす。この場合特に、もしクレーンが1つのパースから他のパー スへ頻繁に移動するためのものでなく、多少とも永続的に据え付けられるもので あれば、クレーンは通常のクレーンと構造、作用を同様なものとすることができ る。
本発明の使用が普及してくれば、船が積み重ねたコンテナの横列と整列した複数 の掛止装置を備えて、荷積み又は荷下ろしが進行するにつれてブームを対応する コンテナ列と整列させるようにすることができる。
本文中“塔”は上向きに延在する自立型の荷重支持構造物を意味するものとする 。
補正書の写しく翻訳わ提出書(特許法第184条の7第1)平成2年9大 特許庁長官  植  松      敏 殿1、特許出願の表示 PCT/AU90100016 2、発明の名称 コンテナクレーン 3、特許出願人 氏名 トンキン ノーマン 1990年 7月 2日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文)          1 通)      請求 の範囲 月6日 1.2つの構造物により2つの離間した位置に支持されたj、l二水平のブーム と、前記ブームに沿って移動するウインモ車と、前記ウィンチ台車から吊り下げ たコンテナ用の巻;げ手段とを備え、前記構造物の一方が浮動基台とこの基プ・ :・立ち上がる第一の塔からなる浮動構造物であり、前記5構造物の他方が可動 のトロリーとこのトロリーから立ち」□る第二の塔からなる陸上の構造物であり 、作業現場の水心変化してもブー・ムを実質」二水平に保つことができるよう力 構造物の少なくとも1つがその有効高さを調節できるよデ成したコンテナラ1ノ ー ンにおいて、前記第一塔が前記基fの自己整列型推力軸受から延びる荷重支 持柱と、前記柱づ2、 前記少なくとも1つの調節自在の支持構造物の塔が21 部分と、これらの部分のうちの1つを他の1つに対してデさせるジヤツキ手段と からなる9、請求項1に記載のコンブクレーン。
3、 前記ジヤツキ手段は液圧式とし、ジヤツキ手段中の液圧が一定値に限定さ れる、請求項2に記載のコンテナクレーン。
4、 前記調節自在の支持構造物は浮動支持構造物であり、前記浮動支持構造物 は調節を行うために水バラストを出し、入れする手段を含む、請求項1に記載の コンテナクレ−ン。
5、 前記ブームは、第一塔に対してブームの位置を自身の長手方向に調節可能 となす又は調節を行う手段によって第一・塔により支持される、請求項1から4 の何れか1項に記載のコンテナクレーン。
6、 前記浮動基台は2つの分離可能な部分、即ち主部分と補助部分からなる、 請求項5に記載のコンテナクレーン。
7、 前記主部分は前記第一塔を担持し、前記補助部分はブームの端に連結され た補助基を特徴する請求項6に記載のコンテナクレーン。
8、 前記部分の各々は独立j7て自己操縦可能のはしけとする、請求項7に記 載のコンテナク【ノーン。
9、 前記可動のトロリーは直立軸線の回りを回転する車輪と、この回転を行わ せるため地面から離れるよう前記車輪を持ち上げることのできる張出ジヤツキを もつ、請求項6(、″記載のコンテナクレーン。
10゜添付図面につき本文中で説明した如きコンテナクレーン。
国際調査報告 +n+ernaNaIValAPIIIτ10^−e、に?/^■9010OO ]j

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2つの構造物により2つの離間した位置に支持された実質上水平のブームと 、前記ブームに沿って移動するウインチ台車と、前記ウインチ台車から吊り下げ たコンテナ用の巻き上げ手段とを備えたコンテナクレーンにおいて、前記構造物 の一方が浮動基台とこの基台から立ち上がる第一の塔からなる浮動構造物であり 、前記支持構造物の他方が可動のトロリーとこのトロリーから立ち上がる第二の 塔からなる陸上の構造物であり、作業現場の水位が変化してもブームを実質上水 平に保つことができるよう前記構造物の少なくとも1つがその有効高さを調節で ぎることを特徴とするコンテナクレーン。
  2. 2.前記少なくとも1つの調節自在の支持構造物の塔が2つの部分と、これらの 部分のうちの1つを他の1つに対して昇降させるジャッキ手段とからなる、請求 項1に記載のコンテナクレーン。
  3. 3.前記ジャッキ手段は液圧式とし、ジャッキ手段中の液圧が一定値に限定され る、請求項2に記載のコンテナクレーン。
  4. 4.前記調節自在の支持構造物は浮動支持構造物であり、前記浮動支持構造物は 調節を行うために水バラストを出し入れする手段を含む、請求項1に記載のコン テナクレーン。
  5. 5.前記第一塔が前記基台上の自己整列型推力軸受から延びる荷重支持柱と、前 記柱を直立状に保つ控え手段からなり、前記控え手段は或る限度まで弾性的に撓 むことができかつエネルギー吸収装置を含んでいて、前記軸受の回りの前記柱の 揺動を制動するよう構成した、請求項1に記載のコンテナクレーン。
  6. 6.前記ブームは、第一塔に対してブームの位置を自身の長手方向に調節可能と なす又は調節を行う手段によって第一塔により支持される、請求項1から5の何 れか1項に記載のコンテナクレーン。
  7. 7.前記浮動基台は2つの分離可能な部分、即ち主部分と補助部分からなる、請 求項6に記載のコンテナクレーン。
  8. 8.前記主部分は前記第一塔を担持し、前記補助部分はブームの端に連結された 補助塔を担持する、請求項7に記載のコンテナクレーン。
  9. 9.前記部分の各々は独立して自己操縦可能のはしけとする、請求項8に記載の コンテナクレーン。
  10. 10.前記可動のトロリーは直立軸線の回りを回転する車輪と、この回転を行わ せるため地面から離れるよう前記車輪を持ち上げることのできる張出ジャッキを もつ、請求項7に記載のコンテナクレーン。
  11. 11.添付図面につき本文中で説明した如きコンテナクレーン。
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