JPH03503649A - 硬骨および軟骨誘導組成物 - Google Patents

硬骨および軟骨誘導組成物

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JPH03503649A
JPH03503649A JP1504776A JP50477689A JPH03503649A JP H03503649 A JPH03503649 A JP H03503649A JP 1504776 A JP1504776 A JP 1504776A JP 50477689 A JP50477689 A JP 50477689A JP H03503649 A JPH03503649 A JP H03503649A
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bmp
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cartilage
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ウァング、エリザベス・エイ
ウォズニー、ジョン・エム
ローゼン、ビッキィ
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ジェネティックス・インスティテュート・インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 硬骨および軟骨誘導組成物 この発明は、BMP−3蛋白質と称する新しい群の精製蛋白質およびそれらを得 る方法に関するものである。それらの組成物は、硬骨および/または軟骨形成の 誘導並びに傷の治癒および組織修復に使用され得る。
この発明は、実質的に他のは乳類蛋白質を含まない、軟骨および/または硬骨形 成を刺激、促進または誘導し得る蛋白質を提供する。
この発明のひとBMP−3蛋白質は、第■表に記載されたアミノ酸配列の少なく ともアミノ酸番号377からアミノ酸番号472までを含むことを特徴とする。
これらの蛋白質は、軟骨および/または硬骨形成を誘導することができる。
ひとBMP−3蛋白質は、実質的に第■表に示されたDNA配列により形質転換 された細胞を培養し、その培養培地から実質的に第■表に示されたアミノ酸番号 377からアミノ酸番号472までの96アミノ酸配列を含む蛋白質を回収する ことにより生成される。
さらにBMP−3蛋白質料の構成員は、後記ラット骨形成検定において軟骨およ び/または硬骨形成活性を示す能力を特徴とし得る。
好ましい具体例において、この発明の蛋白質は、このラット骨形成検定において 骨1グラム当たり、5μg−100μ9の濃度で活性を示す。さらに好ましい具 体例で、これらの蛋白質は、この検定において骨1グラム当たりlμg−50μ 9の濃度で活性を示す。さらに詳しくは、これらの蛋白質は、ラット骨形成検定 において1μ9の蛋白質で少なくとも+2の評価が得られることを特徴とし得る 。
この発明の別の態様は、医薬的に許容し得る賦形剤または担体と混合した形で治 療有効量のBMP−3蛋白質を含む医薬組成物を提供する。これらの組成物は、 硬骨および/または軟骨形成に使用され得、創傷治癒および組織修復にも使用さ れ得る。さらに、この発明の組成物は、他の治療上有用な成分、例えばPCT公 開WO38100205に開示されたBMP蛋白質BMP−1、BMP−2Aお よびBMP−2Bを含み得る。他の治療上有用な成分には、成長因子、例えば表 皮成長因子(EGF)、線維芽細胞成長因子(PGF)および腫よう増殖因子( TGF−αおよびTGF−β)がある。それらの組成物はまた、例えば組成物を 支持し、硬骨および/または軟骨成長のための表面を提供する適当なマトリック スを含み得る。
これらの組成物は、幾つかの骨欠損および歯周病および様々なタイプの傷を処置 する方法において使用され得る。この発明によると、これらの方法は、上記の硬 骨および/または軟骨形成、創傷治癒または組織修復を必要とする叡者にこの発 明の新規BMP−3蛋白質の有効量を投与することを必要とする。これらの方法 はまた、PCT公開WO8810O205に開示された少なくとも1種の新規B MP蛋白質と組み合わせてこの発明のBMP−3蛋白質を投与することを必要と し得る。さらに、これらの方法はまた、他の成長因子と共にBMP−3を投与す ることを含み得る。
さらに、この発明の別の態様は、BMP−3蛋白質の発現をコードするDNA配 列に関するものである。それらの配列は、第rAおよびIBおよび■表に示され た5゛−3°方向でのヌクレオチド配列または厳密な条件下で第1AおよびIB および■表のDNA配列とハイブリダイゼーションするDNA配列を含み、軟骨 および/または硬骨形成誘導能力を有する蛋白質をコードする。それらの蛋白質 は、さらに後記ラット骨形成検定において軟骨および/または硬骨形成活性を示 す能力を特徴とすることが好ましい。好ましい具体例において、この発明の蛋白 質は、このラット骨形成検定において骨1グラム当たり、5μ9−100μ9の 濃度で活性を示す。さらに好ましい具体例では、これらの蛋白質は、この検定に おいて骨1グラム当たり1μg−50μ9の濃度で活性を示す。さらに特定すれ ば、これらの蛋白質は、ラット骨形成検定において蛋白質1μ9で少なくとも+ 2の評価が得られることを特徴とし得る。最後に、第1AおよびIBおよび■表 の配列の対立遺伝子または他の変異型はまた、それらのヌクレオチド改編の結果 ペプチド配列が変化しようと否と、この発明に包含される。
さらに、この発明の別の態様は、発現制御配列と機能し得るように結合された上 記DNA配列を含むベクターである。このベクターは、発現制御配列と機能し得 るように結合されたBMP−3蛋白質の発現をコードするDNA配列により形質 転換されたセルラインを適当な培養培地で培養し、そこからBMP−3蛋白質を 単離および精製する、この発明のBMP−3蛋白質の新規製造方法において使用 され得る。この主張された方法は、ポリペプチドの発現を目的とする宿主細胞と して幾つかの既知の原核生物および真核生物の両細胞を使用し得る。
後述の詳細な記載およびその好ましい実施態様を熟慮すれば、この発明の他の態 様および利点は明白である。
発明の詳細な記載 、この発明の精製BMP−3蛋白質は、実質的に第■表で示されたヌクレオチド 番号321ないしヌクレオチド番号1736を含むDNA配列またはその一部分 により形質転換された宿主細胞を培養することにより生成され、培養培地から回 収される。回収されたBMP−3蛋白質は、第■表に示されたアミノ酸番号37 7ないしアミノ酸番号472と実質的に相同性の配列の96アミノ酸配列を特徴 とする。さらにこれらの蛋白質は、後記ラット骨形成検定において軟骨および/ まfコは硬骨形成活性を示す能力を特徴とし得る。好ましい実施態様で、それら はこのラット骨形成検定において骨1グラム当たり、5μ9−100μ9の濃度 で活性を示す。さらに好ましい実施態様で、これらの蛋白質は、この検定におい て骨1グラム当たりlμg−50μ9の濃度で活性を示す。さらに特定すれば、 これらの蛋白質は、ラット骨形成検定において蛋白質lμ9で少なくとも+2の 評価を得る能力を特徴とし得る。2量体および単量体の前駆体および成熟形態の 両方を含む多数の変異形態は、この発明のBMP−3科の蛋白質に包含される。
この明細書で規定するBMP−3蛋白質はまた、第1AおよびIBおよび■表の 配列と似ているが、天然になされて(例、ポリペプチドにおいてアミノ酸変化を 生じさせ得るヌクレオチド配列における対立遺伝子変異型)または故意に操作さ れて修飾が加えられた配列によりコードされる蛋白質を含む。例えば、合成ポリ ペプチドは、第1AおよびIBおよび■表のアミノ酸残基の連続配列を全体的ま たは部分的に複製し得る。これらの配列は、第1AおよびIBお上び■表のBM P−3蛋白質と一次、二次または三次構造的および立体配座的特性を共存するこ とにより、それらと共通した生物学的特性を有し得る。すなわち、それらは、治 療プロセスにおいて天然BMP−3ポリペプチドに代わる生物学的活性代用物と して使用され得る。
この明細書に記載されているBMP−3の配列の他の特異的な突然変異には、グ リコジル化部位の修飾が含まれる。グリコジル化が存在しないか、または部分的 にしか存在しないという状態は、第1AおよびIBおよび■表に示されたBMP −3の配列に存在するアスパラギン結合グリコジル化認識部位の一方または両方 におけるアミノ酸置換または欠失により生じる。アスパラギン結合グリコジル化 認識部位は、適当な細胞性グリコジル化酵素により特異的に認識されるトリペプ チド配列を含む。これらのトリペプチド配列は、アスパラギン−X−トレオニン またはアスパラギン−X−セリン(ただし、Xは普通任意のアミノ酸である)で ある。グリコジル化認識部位の第一または第三アミノ酸位置の一方または両方に おける様々なアミノ酸置換または欠失(および/または第三位におけるアミノ酸 欠失)の結果、修飾されたトリペプチド配列において非グリコジル化が生じる。
この発明はまた、他の蛋白質物質をコードするDNA配列の随伴がなく、BMP −3蛋白質に関する発現をコードする新規DNA配列を含む。これらのDNA配 列は、5’−3”方向で第1AおよびIBおよび■表に描かれた配列並びにスト リンジェントなハイブリダイゼーション条件[T、マニアチス等、「モレキュラ ー・クローニング(ア・ラボラトリ−・マニュアル)」、コールド・スプリング ・ノ\−バー・ラボラトリ−(1982)、387−389頁参照]下で第1A およびIBおよび■表のDNA配列とノ\イブリダイゼーションする配列を含み 、軟骨および/または硬骨形成活性を示す。上述のストリンジェントなハイブリ ダイゼーション条件の一例は、65℃、4XSSCでのハイブリダイゼーション 、次いで1時間65℃、0゜lX5SC中での洗浄である。別法として、具体例 としての厳密なハイブリダイゼーション条件は、50%ホルムアミド中、4XS C0142℃である。
同様に、第1AおよびIBおよび■表の配列によりコードされるBMP−3ポリ ペプチドをコードするが、遺伝子コードの同義性または対立遺伝子変異(アミノ 酸変化を生じる場合も生じない場合もあり得る種集団における天然塩基変化)に よりコドン配列が異なるDNA配列もまた、この明細書に記載されている新規成 長因子をコードする。点突然変異またはコードされるポリペプチドの活性、半減 期または生産性を高めるべく誘導された修飾(挿入、欠失および置換を含む)に より誘発される第1AおよびIBおよび■表のDNA配列の変形もまた、この発 明に包含される。
この発明の別の態様は、BMP−3蛋白質の新規製造方法を提供する。この発明 の方法では、既知調節配列の制御下、この発明のBMP−3ポリペプチドの発現 をコードするDNA配列により形質転換された適当な細胞またはセルラインを培 養し、培養培地から蛋白質を回収および精製する。適当な細胞ま1こはセルライ ンは、は乳類細胞、例えばチャイニーズ・ハムスター卵巣細胞(CHO)であり 得る。適当なは乳類宿主細胞の選択並びに形質転換、培養、増幅、スクリーニン グおよび生成物の製造および精製の方法は、当業界では公知である。例えば、ゲ シングおよびサムプルツク、「ネイチャー」、293:620−625(198 1)またはカウフマン等、Mo1. Ce11、 Biol、、5(7):17 50−1759(1985)またはノ1ウレイ等、アメリカ合衆国特許4419 446参照。添付の実施例に記載されている別の適当なは乳類セルラインは、さ るC09−1セルラインである。または乳類セルラインCV−1も有用であり得 る。
また細菌細胞も適当な宿主であり得る。例えば、エンエリヒア・コリの様々な株 (例、HBIOI、MC1061)は、ノ(イオテクノロジー分野における宿主 細胞としてよく知られている。)くチルス・スブチリス(枯草菌)の様々な株、 シュードモナス、他のかん菌などもこの方法で使用され得る。
また、当業界の熟練者に知られている酵母細胞の多くの株は、この発明のポリペ プチドの発現を目的とする宿主細胞として利用可能であり得る。さらに、所望な らば、昆虫細胞はこの発明の方法における宿主細胞として利用され得る。例えば 、ミラー等、「ジェネティック、エンノニアリングJ、8:277−298(プ レナム・プレス+986)およびそこに引用されている参考文献参照。
この発明の別の態様は、これらの新規BMP−3ポリペプチドの発現方法で使用 されるベクターを提供する。好ましくは、前記ベクターは、この発明の新規BM P−3因子をコードする完全な上記新規DNA配列を含む。さらに、前記ベクタ ーはまた、BMP−3蛋白質配列の発現を可能にする適当な発現制御配列を含む 。別法として、上述の修飾配列を組み入れたベクターはまた、この発明の実施態 様であり、BMP−3蛋白質の製造に有用である。前記ベクターは、セルライン の形質転換方法で使用され得、選択された宿主細胞においてその複製および発現 を誘導し得るこの発明のDNA暗号化配列を機能し得るように随伴する選択され た調節配列を含み得る。
前記ベクターのための有用な調節配列は、当業界の熟練者に周知であり、選択さ れた宿主細胞に従い選択され得る。この選択は常用の手順によるものであり、こ の発明の一部を形成するものではない。
この発明のBMP−3蛋白質の製造において使用される前記ベクターにより形質 転換された宿主細胞およびその子孫はまた、この発明により提供される。さらに 、この発明の蛋白質は、他のrBMPJ蛋白質、例えばWo 8810 O20 5に開示された蛋白質と共に発現され得る。
この発明の蛋白質は、骨が通常形成されない環境において軟骨および/または硬 骨の成長を誘導することから、ひとおよび他の動物の骨折および軟骨欠損の治療 における適用性を有する。上述のBMP−3蛋白質を用いた製剤は、閉鎖および 複雑骨折の整復並びに人工関節の固定化改善において予防的用途を有し得る。こ の発明のBMP−3製剤はまた、オステオポローシスの処置に有用であり得る。
骨形成(osteogenic)剤により誘導される新たな骨形成は、先天的外 傷または腫よう切除による頭蓋および顔面欠損の修復を助け、また美容形成外科 において有用である。この発明のBMP−3蛋白質は、歯周病および他の歯修復 プロセスの処置において貴重であり得る。
上記薬剤は、骨形成細胞を誘引し、骨形成細胞の成長を刺激し、または骨形成細 胞の原種の分化を誘導する環境を提供し得る。多様な骨形成性軟骨誘導および硬 骨誘導因子が記載されている。それらの検討については、例えばヨーロッパ特許 出願148155および169016参照。
この発明の蛋白質はまた、ひとおよび他の動物の創傷治癒および組織修復におい て使用され得る。傷のタイプには火傷、切り傷および潰ようがあるが、これらに 限定されるわけではない。(例えば、PCT公開WO34101106参照)。
勿論、この発明の蛋白質は他の治療用途を有し得る。
、この発明のさらに別の態様は、骨折および軟骨および/または硬骨欠損に関連 した他の状態または歯周病を修復するための治療方法および組成物である。さら に、この発明は、創傷治癒および組織修復を目的とする治療方法および組成物を 含む。上記組成物は、医薬的に許容し得る賦形剤、担体またはマトリックスと混 合した形で治療有効量のBMP−3蛋白質を含む。BMP−3蛋白質は、他の関 連蛋白質および成長因子と協調または恐らくは共同して作用し得ることが予想さ れる。この発明は、BMP−3蛋白質を他の関連蛋白質または成長因子と組み合 わせて含む治療方法および組成物を包含する。従って、この発明の治療方法およ び組成物は、治療有効量のBMP−3蛋白質を、PCT公開WOg 81002 05に開示された他のrBMPJ蛋白質の少なくとも1種の治療有効量と共に含 み得る。それらの組み合わせ剤は、rBMPJ蛋白質の別々の分子または異なる rBMPj蛋白質部分から成るヘテロ分子を含み得る。例えば、この発明の方法 および組成物は、BMP−3蛋白質および別の上記rBMPJ蛋白質を含むジス ルフィド結合2量体を含み得る。さらに、この発明のBMP−3蛋白質を、問題 の軟骨および/または硬骨欠損、傷または組織の処置に存益な他の薬剤と組み合 わせることができる。これらの薬剤には、様々な成長因子、例えば表皮成長因子 (EGF)、血小板誘導成長因子(PDGF)、腫よう増殖因子(T G F  −αおよびTGF−β)、インシュリン様成長因子(IGF’)および線維芽細 胞成長因子(FGF)がある。pH1等張性、安定性などを充分考慮すると、そ れらの生理学的に許容し得る蛋白質組成物の製造および処方は当業界の専門技術 に含まれる。現在この発明の治療組成物はまた、BMP蛋白質が種特異的でない ため、獣医学適用性についても貴重である。ひとに加えて特に家畜および純血馬 は、BMP−3蛋白質による処置にとって望ましい患者である。
この治療方法は、インブラントまたは装置として局所的、全身的または局部的な 組成物投与を含む。勿論、投与時、この発明で使用される治療組成物は、発熱物 質不含有の生理学的に許容し得る形態を呈する。さらに、この組成物は、望まし くは硬骨、軟骨または組織損傷部位への送達を目的とする粘ちゅう性形態で封入 または注射され得る。局所投与は、創傷治癒および関連組織修復に好適であり得 る。好ましくは、硬骨および/または軟骨形成の場合、骨成長誘導因子組成物は 、硬骨および/または軟骨損傷部位へ骨誘導因子を送達し、発生する硬骨および /または軟骨のための表面および支持構造を提供し得、最適に体内へ吸収され得 るマトリックスを含む。
それらのマトリックスは、現在地の移植医学適用に関して使用されている材料に より形成され得る。
マトリックス材料の選択は、例えば生物学的適合性、生物分解性、機械特性、美 容的外見および界面特性に基づく。BMP−3組成物の特別な適用性により、適 当な処方が決定される。組成物に使用され得るマトリックスは、生物分解性で化 学的に定義されたもの、例えば硫酸カルシウム、燐酸三カルシウム、ヒドロキシ アパタイト、ポリ酪酸およびポリ無水物であり得る。他の可能な材料は、生物分 解性で生物学的に充分定義されたもの、例えば骨または皮膚コラーゲンである。
さらに別のマトリックスは、純粋蛋白質または細胞外マトリックス成分により構 成される。他の可能なマトリックスは、非生物分解性で化学的に定義されたもの 、例えば半融ヒドロキシアパタイト、生体ガラス、アルミン酸塩または他のセラ ミックである。
マトリックスは、上記タイプの材料のいずれかの組み合わせ、例えばポリ酪酸お よびヒドロキシアパタイトまたはコラーゲンおよび燐酸三カルシウムにより構成 され得る。また、生体セラミックは、組成物、例えばカルシウム−アルミネート −ホスフェート中で部分的に変えられ得、例えば孔サイズ、粒子サイズ、粒子形 状および生物分解性を変えるべく処理され得る。
投与方法は、BMP−蛋白質の作用を修飾する様々な因子、例えば形成が望まれ る骨の重量、骨損傷部位、損傷を受けた骨の状態、傷の大きさ、損傷組織のタイ プ、患者の年令、性別および食餌療法、感染の激しさ、投与時間並びに他の臨床 的因子を考慮する担当医師により決定される。用量は、再構成で使用されるマト リックスのタイプおよび組成物中のBMP蛋白質のタイプにより変化し得る。ま た、最終組成物への他の既知晟長因子、例えばIGF−1(インシュリン様成長 因子■)の追加は、用量に影響を与え得る。
一般に、軟骨および/または硬骨形成を目的とする用量規制は、所望される骨重 量1グラム当たり、蛋白質的IO〜10’ナノグラムの範囲とすべきである。例 えば、X線、組織形態計測学的測定法およびテトラサイクリン標識を用いて、骨 の成長および/または修復を定期的に評価することにより、経過をモニターする ことができる。
以下、実施例により、うしBMP−3蛋白質を回収および特性検定し、それを用 いて対応するひとBMP−3蛋白質を回収し、さらに遺伝子組換え技術によりB MP−3蛋白質を発現させる場合におけるこの発明の実践方法を説明する。
実施例1 うし骨誘導因子の単離 M、R,ウリスト等、「プロシーディンゲス・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ −・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー」、70:3511( 1973)の方法に従い、粉砕した牛骨粉(20−120メツシユ、へりドレッ クス)を製造するが、ただし、下記に示すように幾つかの抽出段階は削除する。
粉砕した粉末10kgを、激しい攪はん下48時間かけて4℃で0.6NのMC Iを連続交換しながら脱塩する。生成した懸濁液を、16時間4℃で50リツト ルの2モルCaC1tおよび10mMエチレンジアミン−四酢酸(EDTA)に より抽出し、次に50リツトルの0.5モルEDTA中で4時間抽出する。残留 物を蒸留水で3回洗浄した後、rclin、 0rth。
p、 Re1. Res、J、171:213(1982)の記載に従い、20 リツトルの4Mグアニジン塩酸塩[GuCI]、20mM)リス(pH7,4) 、1ミリモルN−エチルマレイミド、1mMヨードアセトアミド、1mMフェニ ルメチルスルホニルふっ素に再懸濁する。16〜20時間後、上清を除去し、別 の10リツトルのGuC1緩衝液と交換する。
残留物をさらに24時間抽出する。
粗GuC1抽出物を合わせ、10000分子量カットオフ膜を備えたペリコン装 置で約20倍に濃縮し、次に50mMトリス、0.1モルNaCL 6モル尿素 (pH7、2)、第1カラムの出発緩衝液中で透析する。充分透析した後、蛋白 質を4リツトルDEAEセルロース・カラムに詰め、非結合フラクションを集め る。
非結合フラクションを濃縮し、6モル尿素中50ミリモルN aA c。
50ミリモルNaC1(pH4、6)に対して透析する。非結合フラクションを カルボキシメチルセルロース・カラムに適用する。出発緩衝液で充分洗浄するこ とにより、カラムに結合しなかった蛋白質を除去し、ローゼジー修飾サンバスー レディ・ラット骨形成検定(下記実施例3に記載されている)により測定される 硬骨および/または軟骨形成活性を有する蛋白質を含む物質を、50ミリモルN aAc、0゜25ミリモルNaC1,6モル尿素(pH4、6)によりカラムか ら脱着させる。この段階的溶離から得られた蛋白質を20〜40倍に濃縮し、次 いで80ミリモルKPO,,6モル尿素(pH6,0)により5倍に希釈する。
溶液のpHを500ミリモルに、HPO,により6.0に調節する。80ミリモ ルKPO4,6モル尿素(pH6、0)中で平衡状態にしたヒドロキシルアパタ イト・カラム(LKB)に試料を適用し、同緩衝液でカラムを洗浄することによ り非結合蛋白質を全て除去する。ラット骨形成検定により測定される硬骨および /または軟骨形成活性を有する蛋白質を、100ミリモルKPO,(pH7,4 )および6モル尿素により溶離する。
蛋白質を約10倍濃縮し、固体NaClを加えて0.15モルの最終濃度にする 。この物質を、50ミリモルKPO,,150ミリモルNaCL 6モル尿素( pH7,4)中で平衡状態にしたヘパリン−セファロース・カラムに適用する。
出発緩衝液でカラムを充分に洗浄した後、硬骨および/または軟骨形成活性を有 する蛋白質を、50ミリモルKPO,,700ミリモルNaCl、6モル尿素( pH7,4)により溶離する。このフラクションを最小体積に濃縮し、0.4m ρアリコートを、4モルGuC1,20mMトリス(pH7、2)で平衡状態に した、スパローズ6およびスパローズ12カラムを連結したものに適用し、カラ ムを0.25xQ1分の流速で展開する。硬骨および/または軟骨誘導活性を示 す蛋白質は、約28000〜30000ダルトン蛋白質に対応する5DS−PA GEでの相対移動性を有する。
、スパローズ・カラムから得られた上記フラクションを貯蔵し、50ミリモルN aAc、6モル尿素(pH4、6)に対して透析し、ファーマシア・モノS H Rカラムに適用する。このカラムを、1.0モルNaCL50ミリモルNaAc 、6モル尿素(pH4,6)への勾配により展開する。活性フラクションを貯蔵 し、10%トリフルオロ酢酸(TFA)によりp)13 、0にする。この物質 を、0.1%TFA中0゜46X25cmバイダック04カラムに適用し、カラ ムを90%アセトニトリル、0.1%TFAへの勾配(1分出たり1xQ、60 分で31.5%アセトニトリル、0.1%TFA〜49.5%アセトニトリル、 0.1%TI”A)により展開する。活性硬骨および/または軟骨形成物質を約 40−44%アセトニトリルで溶離する。適当な活性フラクションのアリコート を、次の方法の一つによりヨウ素化する。
すなわち、P、J、マツコナヘイ等、「インターナショナル・アーカイブス・オ フ・アラ−ジー」、29:185−189(1966)、A2B、ポルトン等、 「バイオケミカル・ジャーナル」、133:529(1973)、およびり、F 、ボーウェンーポープ、「ジャーナル・オフ・バイオロジカル・ケミストリー」 、237:5161(1982)。これらのフラクションに存在するヨウ素化蛋 白質を、SDSゲル電気泳動および尿素トリトンX100等電点電気泳動により 分析する。
この段階で、骨誘導因子は、約10−50%純度であると評価される。
実施例2 A0分子量 実施例1で得られた約20μ9の蛋白質を凍結乾燥し、lX5DS試料緩衝液に 再溶解する。379Cで15分加熱後、試料をI5%SDSポリアクリルアミド ゲルに適用し、次いで冷却しながら電気泳動させる。予め染色した分子量標準( ベゼスダ・リサーチ・ラプス)に対応させて分子量を測定する。完了直後、硬骨 および/または軟骨形成物質を含むゲル・レーンを0 、3 cyn片に切断す る。各月をマツシュし、1.4o2の0.1%SDSを加える。試料を室温で一 夜穏やかに振り混ぜることにより、蛋白質を溶離する。各ゲル薄片を脱塩するこ とにより、生物学的検定における干渉を防ぐ。各試料から得られた上清を10% TFAによりpH3、0に酸性化し、0゜45ミクロンの膜によりろ過し、0. 46fJX 5cjlC4バイダツク・カラムに仕込み、o、i%TFA〜01 %TFA、90%CH3CNの勾配で展開する。適当な硬骨および/または軟骨 誘導蛋白質含有フラクションをプールし、20M9のラット・マトリックスによ り再構成し、検定する。このゲル・システムでは、硬骨および/または軟骨形成 フラクションの大多数は、約28000−30000ダルトンの分子量を有する 蛋白質の運動性を有する。
B1等電点電気泳動 硬骨および/または軟骨形成活性を有する蛋白質の等電点を、変性等電点電気泳 動システムにおいて測定する。トリトンX100尿素ゲル・システム(ホーファ ー・サイエンティフィック)を次の要領で修飾する。1)使用される両性電解質 の40%はサーバライト3/10であり、60%はサーバライト7−9である。
モして2)使用されるカッライト(catholyte)は40ミリモルNaO Hである。実施例1から得られた蛋白質的20μ9を凍結乾燥し、試料緩衝液に 溶かし、等電点電気泳動ゲルに適用する。ゲルを、20ワツト、10℃で約3時 間移動させる。完了時、硬骨および/または軟骨誘導因子を含むレーンを05c m片に切断する。各月を1.01126M尿素、5mM)リス(pH7、8)中 でマツシュし、試料を室温で攪はんする。
上記と同様に、試料を酸性化し、ろ過し、脱塩し、検定する。ローゼン修飾サン バスーレディ検定により測定したところ、活性の大部分は、約8.11kg、2 のl)Iと一致する形で移動する。
Cサブユニット特性検定 また、単離された牛骨蛋白質のサブユニット組成を測定する。純粋な骨誘導因子 を、上記と同様にプレバラティブ15%SDSゲルから単離する。次いで、試料 の一部分を、試料緩衝液中5ミリモルDTTにより還元し、15%SDSゲルに おいて再電気泳動させる。
約28−30kd蛋白質は、約18−20kdおよび約16−18kdにおける 2つの大きな帯並びに約28−30kdにおける小さな帯を生じる。2つの帯の 幅は、恐らくグリコジル化、他の翻訳後修飾、蛋白質加水分解的減成またはカル バミル化が原因と思われる不均一性を示す。
実施例3 0−ゼン修飾サンバス−レディ検定 サンパスおよびレディ、「ブロシーデインダス・オフ・ザ・ナショナル・アカデ ミ−・オフ・サイエンシーズ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー」、80:6591 −6595(1983)に記載されたラット骨形成検定の修飾バージョンを用い て、実施例1で得られた牛蛋白質およびこの発明のBMP−1蛋白質の硬骨およ び/または軟骨活性を評価する。この明細書では、この修飾検定をローゼン修飾 サンバスーレディ検定と呼ぶ。サンパス−レディ方法のエタノール沈澱段階を、 水に対して検定されるフラクションの透析(組成物が溶液である場合)またはジ アフィルトレーンヨン(組成物が懸濁液である場合)と置き換える。次に、溶液 または懸濁液を0.1%TFAに再溶解し、生成した溶液を2019のラット・ マトリックスに加える。蛋白質で処理しなかった模擬ラット・マトリックス試料 を対照として用いる。この物質を冷凍し、凍結乾燥し、生成した粉末を#5ゼラ チン・カプセルに封入する。カプセルを、2+−49日令雄ロング・エバンス・ ラットの腹部胸部領域に皮下内植する。7−14日後インブラントを除去する。
各インブラントの半分をアルカリ性ホスファターゼ分析に使用する[A、H,レ ディ等、「ブロン−ディンゲス・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サ イエンシーズ」、69:1601(1972)参照コ。
各インブラントの残り半分を固定し、組織分析に使用する。1μIのグリコメタ クリレート部分をボン・コッサおよび酸性ツクシンで染色することにより、各イ ンブラントに存在する誘導された硬骨および軟骨形成の量を評点する。+1ない し+5という語は、新しい硬骨および/または軟骨細胞およびマトリックスによ り占められるインブラントの各組織部分の領域を表す。+5の点数は、インブラ ントの50%を越える部分が、インブラントにおいて蛋白質の直接的結果として 生成された新しい硬骨および/または軟骨であることを示す。+4、+3、+2 および+1の点数は、インブラントの各々40%、30%、20%および10% を越える部分が新しい軟骨および/または硬骨を含むことを示す。
実施例1で得られた200ngの蛋白質を含むラット・マトリックス試料は、組 織研究用に切断したインブラント領域の20%を越える部分を占める硬骨および /または軟骨形成を誘導する。従って、この蛋白質は、ローイン修飾サンパスー レディ検定において少なくとも+2を記録する。マトリックス試料の用量応答は 、形成された硬骨および/または軟骨の量が試料中の蛋白質の量に従い増加する ことを示す。対照試料は、硬骨および/または軟骨形成を全く誘導しなかった。
検定された蛋白質の純度は約10−15%の純度である。
形成された硬骨および/または軟骨は、マトリックスが占める空間へ物理的に閉 じ込められる。また、上記と同様、5DS−ゲル電気泳動および等電点電気泳動 、次いでオートラジオグラフィーにより試料を分析する。分析の結果、28−3 0kdにおける蛋白質帯による活性および約8.8−9.2のplの相関関係が 示される。特定フラクションにおける蛋白質の純度を評価するため、IOD/1 1g−cxの消衰係数を蛋白質に関する評価として使用し、蛋白質を5DS−P AGEにおいて移動させ、次いで銀染色または放射性ヨウ素化およびオートラジ オグラフィーを行う。
実施例4 うしBMP−3 分子量28−30kdの実施例2Aの蛋白質組成物をその場で還元し、トリプシ ンで消化する。下記アミノ酸配列を有する8つのトリプシン消化フラグメントが 標準的方法により単離される。
フラグメント1:  AAFLGDIALDEEDLGフラグメント2:  A FQVQQAADLフラグメント3:  NYQDMVVEG−y−yブラント 4:  5TPAQDVSRフラグメント5:  NQEALR フラグメント6:  LSEPDPSHTLEEフラグメント7:  FDAY Y フラグメント8:  LKPSN?ATIQSIVE実施例Iの記載と似た精製 計画に従い、うじの骨から得られた蛋白質の純度があまり高くない調製物を製造 する。この精製は、基本的にはDE−52カラム、0Mセルロース・カラムおよ びモノSカラムの省略並びにヒドロキシルアパタイトおよびヘパリン・セファロ ース・カラムの順序の逆転という点で前述の方法とは異なる。簡単に述べると、 濃縮した粗4M抽出物を、4度エタノールリ85%最終濃度にする。次いで、混 合物を遠心分離し、沈澱物を50mMトリス、0.15モルNaC1,6,0モ ル尿素に再溶解する。次いで、この物質を上記ヘパリン・セファロースにより分 画する。ヘパリン結合物質を上記ヒドロキシアパタイトにより分画する。活性フ ラクションをプールし、濃縮し、高度分離ゲルろ過(6Mグアニジニウムクロリ ド、50mM)リス、pH7、2中TSK30000)により分画する。活性フ ラクションをプールし、0.1%TFAに対して透析し、次いで上記C4バイダ ック逆相カラムにより分画する。少量のItJ標識対照物をこの段階で試料と混 合し、調製物全体を還元し、S D S (+)loyacrylanide) ポリアクリルアミドゲルにおいて電気泳動させる[レムリ、U、に、、「ネイチ ャー」、影77:680−685(1970)]。湿式ゲル・オートラジオグラ フィーを用いて16−18kd帯に対応する蛋白質を局在させ、標準的方法を用 いてメタノール−酢酸−水により固定化し、水で簡単に洗浄し、次いで0゜1モ ル重炭酸アンモニウムにより中和する。剃刀の刃でゲル薄片をさいの目切りにし た後、0.2μ9のTPCK処理トリプシン(ワ−ンントン)を加え、ゲルを3 7℃で16時間インキユベーンヨンすることにより、蛋白質をゲル・マトリック スから消化する。次いで、生成した消化物を、C4バイダツクRPHPLCカラ ムおよびO11%TFA−水0.1%TFA水−アセトニトリル勾配を用いたR PHPLCにかける。生じたペプチド・ピークを214および280nmでのU V吸光度によりモニターし、アプライド・バイオシステムズ・ガス・フェーズ・ シーケネーター(モデル470A)を用いた直接アミノ末端アミノ酸配列分析に かけた。下記アミノ酸配列を有するトリプシン消化フラグメントが単離される。
フラグメント 9:  5LKPSNHATIQS?Vフラグメント10:   5FDAYYC6?Aフラグメント11:  VYPNMTVESCAフラグメ ント12:  VDFADI’:’Wトリプシン消化フラグメント7および8は 、各々実質的にフラグメント10および9と同じであることが示されている。
R,シーズ、「ジャーナル・オフ・モレキュラー・バイオロジー」、l83(+ ):1−12(1985)の方法に従い、トリプシン消化フラグメント9(プロ ーブ#3)、10(プローブ#2)および11(ブロー−7’#i)のアミノ酸 配列に基づいて、オリゴヌクレオチド(または特有のオリゴヌクレオチド)のプ ールにより構成されるプローブを設計し、自動式DNAシンセサイザーにおいて 合成し、次いでプローブをポリヌクレオチド・キナーゼおよび”P−ATPによ り放射性標識する。
プローブ# 1 : ACNGTCAT[A/G]TTNGG[A/G]TAプ ローブ# 2 : CA[A/G]TA[A/G]TANGC[A/G]TC[ A/G]AAプローブ# 3 : TG[A/G/T]ATNGTNGC[A/ G]TG[A/G]TT上記プローブにおける標準ヌクレオチド記号は次の通り である。
A1アデノシン;C1シトシン:G1グアニン;T1チミン;N1アデノシンま たはシトシンまたはグアニンまたはチミン。
遺伝子コードは同義性であるため(複数のコドンが同じアミノ酸をコードし得る )、プローブ・プールにおけるオリゴヌクレオチドの数は、真核生物におけるコ ドン使用の頻度、GET:塩基対の相対的安定性および真核生物暗号化配列にお けるジヌクレオチドCpGの相対的希少性に基づいて減らされる[ツール等、「 ネイチャー」、312:342−347(1984)参照]。
組換えうしゲノム・ライブラリーは次の要領で構築される。うし肝臓DNAを制 限エンドヌクレアーゼ酵素5au3Aにより部分的に消化し、しよ糖勾配により 沈澱させる。次いで、15−30kbの範囲でサイズ分画されたDNAを、バク テリオファージBamHIベクターEMBL3にライゲーションする[フリンヤ ウフ等、「ジャーナル・オフ・モレキュラー・バイオロジー」、170:827 −842(1983)]。■プレート当たり組換え体8000の割合でライブラ リーを培養する。プラークのデュプリケイトのニトロセルロース複製を作成し、 ウー等、「プロシーデインダス・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サ イエンシーズ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー」、75・3688−91(197 8)の方法の修正法に従い増幅する。32pで標識したプローブ#lによるデュ プリケイトにおいて400000の組換え体をスクリーニングする。これらのプ ローブを、48℃で3Mテトラメチルアンモニウムクロリド(TMAC)、0. 1モル燐酸ナトリウムpH6、5,1ミリモルEDTA、5Xデンハーツ、0. 6%SDS、100μ9/l(lさけ精液DNA中でハイブリダイゼーションし 、50℃で3モルTMAC,50mMトリスpH8,0中で洗浄する。これらの 条件は、17量体プローブ、プールに対する誤対合の検出を最少限にする[ウッ ド等、[プロシーディンゲス・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイ エンシーズ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー]、82:1585−1588(19 85)参照]。このプローブにハイブリダイゼーションした組換え体を全て2次 培養用に再培養する。トリプリケイトのニトロセルロース複製を2次培養から作 成し、上記と同様に増幅する。3セツトのフィルターを再びTMAC条件下でプ ローブ#1、#2および#3にハイブリダイゼーションさせる。!クローン、ラ ムダbP−819は、3プローブ全てにハイブリダイゼーションする。これをプ ラーク精製し、培養リゼイトからDNAを単離する。バクテリオファージ・ラム ダbP−819は、1987年6416日、アメリカン・タイプ・カルチャー・ コレクション(12301パークローン・ドライブ、ロックランド、メリーラン ド、アメリカ合衆国)(以後、ATCC)に受入番号40344で寄託された。
この寄託は、特許手続きを目的とする微生物寄託の国際的承認に基づくブダペス ト条約およびその下の規則の必要条件を満たす。このbP−819クローンは、 我々がBMP−3またはbBMP−3と命名したうし蛋白質の少なくとも一部を コードする。
プローブ#2にハイブリダイゼーションするbP−819の領域を局在させ、配 列決定する。この領域の部分的DNAおよび誘導されたアミノ酸配列を第nA表 に示す。トリプシン消化フラグメントlOおよび12に対応するアミノ酸配列は 下線部である。1番目の下線を引いた配列はフラグメント12に対応し、2番目 の配列はフラグメント10に対応する。従って、プローブ#2にハイブリダイゼ ーションするbP−819のこの領域は、少なくとも111アミノ酸をコードす る。このアミノ酸配列は、ヌクレオチド#4414から#746のDNA配列に よりコードされる。
第1A表 プローブ#lにハイブリダイゼーションするbP−819のこの領域を局在させ 、配列決定する。この領域の部分的DNAおよび誘導されたアミノ酸配列を第1 IB表に示す。トリプシン消化フラグメント9および11に対応するアミノ酸配 列は下線部である。1番目の下線部配列はフラグメントリに対応し、2番目の下 線部配列はフラグメント11に対応する。プローブ#lおよび#3に/’%イブ リダイゼーションするbP−819のこの領域のペプチド配列は、第nB表のヌ クレオチド#305から#493によりコードされる64アミノ酸長である。A GA3文字コドンによりコードされるアルギニン残基は、それに隣接する停止コ ドン(TAA)の存在に基づき蛋白質のカルボキシ末端であると予測される。2 文字コドンTC(305−306位)に先行する核酸配列は、共通受容配列の存 在(すなわち、ピリミジンに富む伸長範囲、TTCTCCCTTTTCGTTC CT、次いでAG)および誘導されたアミノ酸配列の適当な位置における塩基性 残基以外の停止コドンの存在に基づきイントロン(非暗号化配列)であると考え られる。
従って、bBMP−3は、第1A表および第1B表のDNAおよびアミノ酸配列 を特徴とする。このクローンのペプチド配列は、175アミノ酸長であり、第1 A表のヌクレオチド#4I4からヌクレオチド#746および第1B表のヌクレ オチド#305からヌクレオチド#493までのDNA配列によりコードされる 。
第7B表 mwコrα℃Quウコ?! 実施例5 ひとBMP −3 うしおよびひとBMP−3遺伝子は、顕著に相同性であると考えられるため、上 記うしBMP−3配列により合成された2つのオリゴヌクレオチド・プローブに より、ひとゲノム・ライブラリーをスクリーニングする。オリゴヌクレオチドは 次の通りである。
11:   ac入入TTCCGGGGTTCAATCCATTGCTTTCT rCTrGCCTTCTTCAGGGTCTCTGT)#2+  d(TTCG C’!’CCAGCCAATATCTGCGAAGTCCACTTTMGGTA CCGTCTGGCAC)自動式シンセサイザーにおいてオリゴヌクレオチドを 合成し、ポリヌクレオチド・キナーゼおよび3!p−A T Pにより放射能標 識する。
ひとゲノム・ライブラリー(ツール等、前出)をプレート培養する。
1000000組換え体に対応するライブラリーのデュブリケイトのニトロセル ロース・フィルター複製を作成し、5XSSC,5xデンハーツ、100μ9/ πQの変性さけ精液DNA、0.1%5DS(標準ハイブリダイゼーション溶液 )中摂氏50度で約14時間ニック翻訳プローブにハイブリダイゼーションする 。次いで、フィルターを1xSSC,0,1%SDS中50℃中性0し、オート ラジオグラフィーに付す。10のデュプリケイト陽性を単離し、プラーク精製す る。配列分析は、これらの陽性がひとBMP−3遺伝子を含むことを示す。
第1A表におけるうしDNA配列残基408−727から成る領域をプラスミド pspssにサブクローニングし[D、A、メルトン等、「ヌクレイツク・アシ ッズ・リサーチ」、12ニア035−7056(1984)参照]、標準技術に より増幅する。次に、このプラスミドの挿入領域を取り出し、ニック翻訳により 32pで標識する。
ブライマーとして配列d(AATGATTGAATTAAGCAATTCのオリ ゴヌクレオチドを用いることにより、ひと原生細胞癌セルライン8128(AT CC#HTB l 20)から、プライマー伸長cDNAライブラリーを作成す る。このオリゴヌクレオチドは、ひとBMP−3遺伝子の3′非翻訳領域のDN A配列に基づいて合成された。このライブラリーからの375000の組換え体 を、標準方法によリュック翻訳プローブでスクリーニングする。ライブラリーか らの組換え体を、65℃で標準ハイブリダイゼーション溶液中においてプローブ とハイブリダイゼーションし、0.2XSSc、0゜1%SDS中65℃中性5 する。17の陽性が得られる。これらのうちの1つ、λH128−4は、198 8年3月31日に受入番号40437としてATCCへ寄託された。この寄託は 、特許手続きを目的とする微生物客死の国際的承認に基づくブダペスト条約およ びその下の規則の必要条件を満たす。H128−4の挿入体の全ヌクレオチド配 列および誘導されたアミノ酸配列を第■表に示す。このクローンは、全BMP− 3蛋白質をコードするのに必要なヌクレオチド配列の全てを含むと予想される。
第■表のアミノ酸配列は、開裂することにより成熟蛋白質(複数も可)を生成し 得る1次翻訳産物を表すと考えられる。ヌクレオチド#l〜#320は、5°非 翻訳領域を表し、ヌクレオチド#]736〜#l794は3°非翻訳領域を表す 。前駆体蛋白質は、アミノ酸#360および4361間の蛋白質分解的プロセシ ング部位で開裂され得る。第■表によりコードされるBMP−3蛋白質は、アミ ノ酸#377からアミノ酸#472までの96アミノ酸配列またはそれと実質的 に相同性である配列を含むものと考えられる。トリプシン消化フラグメント9− 12に対応する配列は第■表の下線部である。このDNA配列は、ひとBMP− 3前駆体蛋白質が、実施例2cの約16〜+8kdサブユニツトに対応すること を示す。
第1AおよびIBおよびH表に示されたBMP−3の配列は、インヒビンのベー タ(B)およびベータ(A)サブユニットと顕著な相同性を有する。インヒビン は、現在避妊用として研究されているホルモンの1種である。AJ、メゾン等、 「ネイチャー」、318:659−663(1985)参照。程度は劣るが、そ れらはまた、雄胎児の発生初期中にミューラー管を退化させる精巣糖蛋白質のミ ューラー管抑制物質(MIS)および細胞の生長を阻害または刺激またはそれら の分化を誘発し得るベータ腫よう増殖因子(T G F −b)とも相同性を示 す。BMP−3はまた、Vglとの配列類似性を示す。VglmRNAは、ツメ ガエル卵母細胞の植物性半球に局在していたものである。発生初期の間それは内 胚葉全体に分布しているが、胞胚形成が行なわれた後、mRNAは検出され得な い。Vgl蛋白質は、外胚葉細胞が初期中胚葉となる過程に関与するうえで内胚 葉細胞により使用されるシグナルであり得る。BMP−3はまた、PCT公開W O38100205に開示された骨誘導蛋白質BMP−2Aとの幾つかの配列類 似性を共有する。
実〜UΣ土工 肩−に1aロCTαズαスπE ACCCTC島π℃χ℃λマ、AACa込Nπ 鍬0℃工le Gln工1a Asp Xex Ser Ala Trp ’I hr Lx;ru ’Dys I’ha Sar k7)sn G撃氏@Sar  Ginシ犯 980             995            1010              :LO25α込TIT MCATT ACG ’Jm  MG GGA CGCCAG C1℃α:AMG AGG AGG ’ffi  CCT ’ff堰@αn 20 Gly The Asn na ’nw Ser 聯Gly Arg G ln Lau Pro ’Dp Arg Arg シ蕩Pr潤@Pha Pr。
11oOu15            u3035 TTG crGαIT  CTG Q’iGMCAACGAG CIT CCI’ GGGα:A GAA  πC(% ’wMAAAG@cu LAILau Pro Li;m Gin Asn Asn Glu Igu  Pro Gly Ala Glu Tyr Gin Tyr@Dy、 Dy、  Asp 1265           ル8o            1295            1310実施例6 BMP−3の発現 うし、ひとまたは他のは乳類前誘導因子を製造するためには、慣用的遺伝子工学 技術により、それをコードするDNAを適当な発現ベクターに移し、は乳類細胞 または他の好ましい真核生物もしくは原核生物宿主へ導入する。しかしながら、 現在生物学的活性組換えひと骨誘導因子に関して好ましい発現系は、安定した形 で形質転換されたは乳類細胞である。
当業界の熟練者であれば、第1AおよびIBおよび■表の配列または他の修飾さ れた配列および既知ベクター、例えばpCD[岡山等、Mo1. Ce1l B iol、、2:]]6l−170+982)コおよびp、JL3、pJ t、  4 [ガフ等、EMBOジャーナル、4゜645−653(+ 985)]を用 いることにより、は乳類発現ベクターを構築することができる。これらのベクタ ーを適当な宿主細胞へ形質転換することにより、BMP−3蛋白質を発現させる ことができる。当業界の熟練者であれば、暗号化配列に近接するは乳類調節配列 を排除または細菌配列と置換することにより第1AおよびIBおよび■表の配列 を操作して、細菌細胞による細胞内または細胞外発現用の細菌性ベクターを作成 することができる。例えば、これらの暗号化配列はさらに操作され得る(例えば 、他の既知技術により、他の既知リンカ−へライゲーションまたはそこから非暗 号化配列を削除もしくはそこに存在するヌクレオチドを改編することにより修飾 され得る)。次いで、修飾されたBMP−3暗号化配列は、例えば呑口等、[プ ロシーディンゲス・オフ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエンシーズ ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー」、77:5230−5233(1980)に記 載された方法を用いて既知細菌ベクターへ挿入され得る。次に、この具体例とし ての細菌性ベクターは、細菌宿主細胞へ形質転換されることにより、BMP−3 を発現させ得る。細菌細胞におけるBMP−3の細胞外発現を生じさせる戦略に ついては、例えばヨーロッパ特許出願EPAI77343参照。
昆虫細胞での発現を目的とする昆虫ベクターの構築についても似た操作が行なわ れ得る[例、公開されたヨーロッパ特許出願+55476に記載され1こ方法を 参照]。また、酵母調節配列を用いることにより、酵母細胞によるこの発明の因 子の細胞内または細胞外発現を目的とする酵母ベクターも構築され得る[例えば 、公開されたPCT出願WO86100639およびヨーロッパ特許出願EPA 123289参照]。
は乳類細胞から高レベルのこの発明のBMP−3蛋白質因子を製造する方法は、 異種BMP−3遺伝子の多数のコピーを含む細胞の構築を必要とする。異種遺伝 子は、増幅可能なマーカー、例えばジヒドロ葉酸還元酵素(DHPR)遺伝子に ライゲーションされ得、カウフマンおよびシャープ、「ジャーナル・オフ・モレ キュラー・バイオロジー」、159:601−629(1982)の方法に従っ て、大量の遺伝子コピーを含む細胞が、増大濃度のメトトレキセート(MTX) 中での伸長について選択され得る。この方法は、若干の異なる細胞タイプにより 使用され得る。例えば、発現を可能にする他のプラスミド配列を機能し得るよう に随伴したこの発明のBMP−3蛋白質に関するDNA配列を含むプラスミドお よびDHPR発現プラスミドpAdA 26 S V(A)3 [カウフマンお よびシャープ、Mol 。
Ce1l Biol、、2:1304(1982)コは、燐酸カルシウム共沈澱 およびトランスフェクション、電気操作またはプロトプラスト融合により、DH PR欠損CHO細胞、DUKX−131Iへ共に導入され得る。DHPR発現形 質転換体を、透析した牛胎児血清を含むアルファ培地での生長について選択し、 続いてカウフマン等、Mol。
Ce1l Biol、、5:1750(1983)の記載に従い増大濃度のMT X(0,02,02,1,0および5マイクロモルMTXでの連続段階)での生 長による増幅について選択する。形質転換体をクローニングし、実施例3記載の ラット骨形成検定法により、生物学的活性BMP−3発現をモニターする。BM P−3発現は、MTX耐性レベルの増加に従い増加すべきである。他のBMP− 3科の蛋白質の製造についても、似た方法が使用され得る。
A、COS細胞発現 実施例5のBMP−3蛋白質製造の一具体例として、Kpnlで消化し、T4ポ リメラーゼでプラント化し、EcoRIアダプター上でライゲージタンし、次い で5aIIで消化することにより、H128−4の挿入部分をベクター・アーム から放出させる。この挿入部分を、は乳類発現ベクター、pMT2CXMのEc oRIおよびXhoIクローニング部位へサブクローニングする。DEAE−デ キストラン方法により[ソンパイラックおよびダナ、PNAS、7Bニア575 −7578(1,981)、ルスマンおよびマグヌッソン、「ヌクレイツク・ア ンッズ・リサーチ」、I 1:1295−1308(1983)コ、このサブク ローンからのプラスミドDNAをCos細胞へトランスフェクションし、細胞を 培養する。トランスフェクションの40−70時間後に開始して細胞から血清不 含有24時間条件培地を集める。
は乳類発現ベクターpMT2 CXMは、p91023(bXウォング等、「サ イエンス」、228:810−815.1985)の誘導体であり、前者はテト ラサイクリン耐性遺伝子の代わりにアンピシリン耐性遺伝子を含み、さらにcD NAクローンを挿入するためのxho1部位を含む点が後者とは異なる。りMT 2  CXMの機能的成分は既に記載されており(カウフマン、R,J、、19 85.プロシーディンゲス・才ブ・ザ・ナショナル・アカデミ−・オフ・サイエ ンシーズ・オフ・ザ・ニー・ニス・ニー、82:689−693)、アデノウィ ルスVA遺伝子、72bpエンハンサ−を含むSV40複製開始点、5゛スプラ イス位を含むアデノウィルス主後期プロモーターおよびアデノウィルス後期mR NA上に存在するアデノウィルス・トリパータイト(tripartfte)・ リーダー配列の大部分、3゛スプライス受容位、DHPR挿入体、SV40初期 ポリアデニル化部位(SV40)並びにエシェリヒア・コリにおける伸長に必要 とされるpBR322配列を含む。
プラスミドpMT2  CXMは、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシ ョン(ロックビル、メリーランド、アメリカ合衆国)(ATCC)に受入番号6 7122として寄託された、pMT2−VWFのEcoRI消化により得られる 。EcoRI消化によりpMT2−vWFに存在するcDNA挿入部分を取り出 すと、I)MT2が線形で得られ、これをライゲーションして用いることにより 、エシェリヒア・コリHB I 01またはDH−5がアンピシリン耐性に形質 転換され得る。プラスミドpMT2  DNAは慣用的方法により製造され得る 。次に、ループアウト/イン突然変異を用いて、pMT2CXMを構築する(森 永等、「バイオテクノロジー」、84:636(1984))。これは、SV4 0複製開始点付近のHindl11部位からの出発に対して塩基1075〜11 45およびpMT2のエンハンサ−配列を除去する。さらに、それはヌクレオチ ド1145に次の配列=5”PO−CATGGGCAGCTCGAG−3′を挿 入する。この配列は、制限エンドヌクレアーゼXhoIの認識部位を含み、BM P−3挿入部分における5aII部位と適合し得る。
プラスミドl)MT2  CXM DNAは、常法により製造され得る。
B、CHO細胞発現 実施例5のBMP−3蛋白質は、Kpnrで消化し、T4ポリメラーゼでプラン ト化し、EcoRIアダプター上でライゲーションし、次いで5allでin化 することによりH128−4の挿入部分をベクター・アームから放出させること により、CHO細胞において発現され得る。この挿入部分を、は乳類発現ベクタ ー、I)MT2CXMのEcoRIおよびXhoIクローニング部位へサブクロ ーニングする。
このサブクローンからのプラスミドDNAを、エレクトロポレーションによりC HO細胞へトランスフェクションする[ノイマン等、EMBOジャーナル、1: 841−845(191112)コ。2日後、lO%透析牛脂児血清を含み、ヌ クレオシドを欠く選択培地に細胞をスイッチする。10−14日後DHPRを発 現するコロニーを計数する。個々のコロニーまたはコロニーのプールを伸張し、 標準的方法を用いてBMP−3RNAおよび蛋白質の発現について分析し、続い て増大する濃度のMTXでの生長による増幅について選択する。
EcoRIおよび/またはXho1部位へ挿入されたcDNA遺伝子は、第2位 におけるDHPRとのビ(2)シストロンmRNAとして発現される。この立体 配置では、上流(BMP−3)転写解読枠の翻訳は、下流(DHPR)cDNA 遺伝子よりも効率が高いUカウフマン等、EMBOジャーナル、6:187−1 93(1987)コ。それにも拘わらず、発現されるDHPR蛋白質の量は、安 定したCHOセルラインの選択に充分である。
[35S]メチオニンによるパルス標識およびポリアクリルアミドゲル電気泳動 によるBMP−3ポリペプチドの特性検定は、BMP−3蛋白質の多数の分子サ イズ形態が安定しfコCHOラインから発現および分泌されていることを示す。
実施例7 発現されたBMP−3の生物学的活性 上記実施例6で得られた発現され?:BMP−3の生物学的活性を測定するため 、BMP−3をヘパリン・セファロース・カラムにおいて部分的に精製する。1 つの100ix皿から集められたトランスフェクション後の条件培地上清4mρ をYMIO膜での限外ろ過により約10倍に濃縮し、次いで20mMトリス、0 .15モルNaCI、pH7,4(出発緩衝液)に対して透析する。次に、この 物質を出発緩衝液中1 、 ] x(lヘパリン・セファロース・カラムに適用 する。非結合蛋白質を出発緩衝液の8Ma洗浄液により除去し、BMP−3を含 む結合蛋白質を、20 mM )リス、2.0モルNaC1、pH7,4の3− 4z(l洗浄液により脱着させる。
ヘパリン・カラムにより結合した蛋白質をセントリコンlOにおいて約10倍濃 縮し、塩を、0.1%トリフルオロ酢酸を用いたシアフィルトレージョンにより 還元する。この溶液の適量を20m9のラット・マトリックスと混合し、次いで ローイン修飾サンバスーレディ検定法により硬骨および/または軟骨形成活性に ついてインビボ検定する。模擬トランスフェクション上滑分画をCO8発現蛋白 質に関する対照として使用し、CT(O発現蛋白質については、BMP−3不含 有CHO細胞条件培地分画を使用する。7日後、特定量のひとBMI’−3が加 えられたラット・マトリックスを含むインブラントをラットから摘出し、組織評 価用に処理する。各インブラントから得られた代表的部分は、新しい骨鉱質の存 在についてはフォノ・コツプおよび酸性ツクシン?こより染色され、軟骨特異的 マトリックス形成の存在についてはトルイジン・ブルーを用いて染色される。
上記部分内に存在する細胞のタイプおよびこれらの細胞が表現型を示す範囲を実 施例3の記載と同様に評価し、数える。
ひとBMP−3をマトリックス物質に加えると、内植後5日目に軟骨様小節が形 成される。形状および異染性マトリックスの発現により軟骨閉型細胞が認識され 得た。この検定結果は、BMP−3蛋白質が、ラット骨形成検定において蛋白質 1μ9で少なくとも+2の評価を得る能力を有する点を特徴とし得ることを示す 。ひとBMP−3について観察された活性の量は、それが、マトリックス試料に 加えられたBMP−3蛋白質の量により異なり得ることを示す。
上記方法を用いて、うしBMP−3またはひとBMP−3因子をプローブ供給源 として利用することにより、興味深い他の関連BMP−3因子を単離することが できる。それらの他のBMP−3蛋白質は、特に骨折修復、創傷治癒および組織 修復において似た用途を有し得る。
以上、この発明の現在好ましい実施態様について詳しく記載した。
それを実践する場合、当業界の熟練者には、これらの記載事項を考慮した上で多 くの修正および変形が想到されるものと予想される。
それらの修正および変形は、後記請求の範囲内に包含されると考えられる。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 工、特許出願の表示 PCT/US89101464 2、発明の名称 硬骨および軟骨誘導組成物 3、特許出願人 名称 ジェネティックス・インスティテユート・インコーホレイテッド4、代理 人 住所 〒540 大阪府大阪市中央区域見2丁目1番61号ツイン21MIDタ ワー内 電話(06)949−12611990年4月13日 6、添付書類の目録 (1)  補正書の翻訳文           1 通請求の範囲 (a)実質的に第■表に示されたcDNAにより形質転換された細胞を培養し、 (b)上記培養培地から、実質的に第■表中アミノ酸#377〜アミノ酸#47 2で示された96アミノ酸配列を含む蛋白質を回収する 段階により製造されるm象、xBMP−3蛋白質。
(2)さらに、軟骨および/または硬骨形成誘導能力を特徴とする請求項l記載 の蛋白質。
(3)さらに、ローイン修飾サンバスーレディ検定において蛋白質1μ9で少な くともC+2の評価が得られることを特徴とする請求項l記載の蛋白質。
(4)請求項2記載の蛋白質をコードするcDNA配列。
(5)請求項4記載のcDNAにより形質転換された宿主細胞。
(a)適当な培養培地で請求項5記載の形質転換された宿主細胞を培養し、 (b)iR記培養培地からBMP−3を単離および精製する段階を含む方法。
(7)医薬的に許容し得る賦形剤と混合した形で請求項1記載の蛋白質の有効量 を含む医薬組成物。
(8)医薬的に許容し得る賦形剤中に請求項2記載の蛋白質の有効量を含む、硬 骨および/または軟骨形成用医薬製剤。
(9)さらに、上記組成物を支持するマトリックスを含み、硬骨および/または 軟骨成長用の表面を特徴する請求項8記載の組成物。
(10)マトリックスが、ヒドロキシアパタイト、コラーゲン、ポリ乳酸および 燐酸三カルシウムから成る群から選ばれた物質を含む、請求項9記載の組成物。
(11)請求項8記載の組成物の有効量を患者に投与することを含む、処置を必 要とする患者における硬骨および/または軟骨形成誘導方法。
(12)医薬的に許容し得る賦形剤中請求項1記載の蛋白質の有効量を含有する 、創傷治癒および組織修復用医薬組成物。
(13)請求項12記載の組成物の有効量を患者に投与することを含む、処置を 必要とする患者における創傷および/または組織修復処置方法。  。
(14)BMP −3蛋白質をコードする単離されたDNA配列であって、実質 的に、 (a)ヌクレオチド#321ないしヌクレオチド#l 736(bXl)ストリ ンジェントなハイブリダイゼーション条件下で上記配列にハイブリダイゼーショ ンし、 (2)軟骨および/または硬骨形成誘導能力を特徴とする蛋白質をコードする 配列 から成る群から選ばれたヌクレオチド配列またはその一部分を含むDNA配列。
(15)さらに、ローイン修飾サンバスーレディ検定において蛋白質lμ2で少 なくとも+2の評価を得る能力を存し得ることを特徴とする請求項14記載のD NA配列。
(16)発現制御配列を機能し得る形で随伴した請求項14記載のDNA配列を 含むベクター。
(17)請求項14記載のDNA配列により形質転換された宿主細胞。
(18)BMP−3蛋白質の製造方法であって、(a)適当な培養培地中、請求 項17記載の形質転換宿主細胞を培養し、 (b)培養培地からBMP−3を単離および精製する段階を含む方法。
国際調査報告 lAmA°1゛″1MIAojM+11vt86pc、、Us89,01464

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) (a)実質的に第II表に示されたcDNAにより形質転換された細胞を培養し 、 (b)上記培養培地から、実質的に第II表中アミノ酸#377〜アミノ酸#4 72で示された96アミノ酸配列を含む蛋白質を回収する 段階により製造される精製BMP−3蛋白質。 (2)さらに、軟骨および/または硬骨形成誘導能力を特徴とする、請求項1記 載の蛋白質。 (3)さらに、ローゼン修飾サンパス−レディ検定において蛋白質1μgで少な くともC+2の評価が得られることを特徴とする、請求項1記載の蛋白質。 (4)請求項2記載の蛋白質をコードするcDNA配列。 (5)請求項4記載のcDNAにより形質転換された宿主細胞。 (6)精製BMP−3蛋白質の製造方法であって、(a)適当な培養培地で請求 項5記載の形質転換された宿主細胞を培養し、 (b)前記培養培地からBMP−3を単離および精製する段階を含む方法。 (7)医薬的に許容し得る賦形剤と混合した形で請求項1記載の蛋白質の有効量 を含む医薬組成物。 (8)医薬的に許容し得る賦形剤中に請求項2記載の蛋白質の有効量を含む、硬 骨および/または軟骨形成用医薬製剤。 (9)さらに、上記組成物を支持するマトリックスを含み、硬骨および/または 軟骨成長用の表面を提供する、請求項8記載の組成物。 (10)マトリックスが、ヒドロキシアパタイト、コラーゲン、ポリ乳酸および 燐酸三カルシウムから成る群から選ばれた物質を含む、請求項9記載の組成物。 (11)請求項8記載の組成物の有効量を患者に投与することを含む、処置を必 要とする患者における硬骨および/または軟骨形成誘導方法。 (12)医薬的に許容し得る賦形剤中請求項1記載の蛋白質の有効量を含有する 、創傷治癒および組織修復用医薬組成物。 (13)請求項12記載の組成物の有効量を愚者に投与することを含む、処置を 必要とする患者における創傷および/または組織修復処置方法。 (14)BMP−3蛋白質をコードする単離されたDNA配列であって、実質的 に、 (a)ヌクレオチド#321ないしヌクレオチド#1736(b)(1)ストリ ンジェントなハイブリダイゼーション条件下で上記配列にハイブリダイゼーショ ンし、 (2)軟骨および/または硬骨形成誘導能力を特徴とする蛋白質をコードする 配列 から成る群から選ばれたヌクレオチド配列またはその一部分を含むDNA配列。 (15)さらに、ローゼン修飾サンパス−レディ検定において蛋白質1μgで少 なくとも+2の評価を得る能力を有し得ることを特徴とする、請求項14記載の DNA配列。 (16)発現制御配列を機能し得る形で随伴した請求項14記載のDNA配列を 含むベクター。 (17)請求項14記載のDNA配列により形質転換された宿主細胞。 (18)BMP−3蛋白質の製造方法であって、(a)適当な培養培地中、請求 項17記載の形質転換宿主細胞を培養し、 (b)培養培地からBMP−3を単離および精製する段階を含む方法。
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