JPH03503482A - ポックスウイルスベクター - Google Patents

ポックスウイルスベクター

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JPH03503482A JP1502516A JP50251689A JPH03503482A JP H03503482 A JPH03503482 A JP H03503482A JP 1502516 A JP1502516 A JP 1502516A JP 50251689 A JP50251689 A JP 50251689A JP H03503482 A JPH03503482 A JP H03503482A
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ボイル,デービッド・バーナード
クマー,シャラド
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コモンウェルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル・リサーチ・オーガナイゼーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 のであり、一つの局面においては、本発明は組み換えニワトリポックスウィルス ベクターおよびその使用法に関するものである。
ポックスウィルスは感染細胞の細胞質内で複製する巨大DNAウィルスである。
ワクチニアウィルスはポックスウィルスファミリーのなかで最も広く研究されて いるものであり、ワクチニアウィルスゲノム中に挿入した多数の外来遺伝子の発 現に用いられてきた。近年ワクチニアウィルスゲノムの不必要な領域が明らかに なり、続いてマツピングおよびヌクレオチド配列決定が行われたことにより、組 み換えワクチニアウィルスの中間に広範囲の外来遺伝子を挿入して発現させるこ とが可能になった。
このような組み換えワクチニアウィルスはワクチン抗原を多様な動物種へ供与す る可能性がある。しかしながら、挿入された遺伝子の正確な発現のために、遺伝 子を固有のウィルス性プロモーター領域の近傍におくことが重要である。
現在認識されている問題は、種間感染の危険であり、また、それにより動物にワ クチニアウィルスを広範に使用することによるある動物種から別の動物種への疾 患の拡張である。したがって、宿主特異的ポックスウィルスに基づいた組み換え 体の構築、例えば、家禽類のためのニワトリポックスウィルスまたはヒツジワク チンのためのORF、であることが望ましい。ワクチニアウィルスの多数の初期 遺伝子および後期遺伝子に関するプロモーター配列が報告されているが、そのほ かのポックスウィルスのプロモーター領域に関してはほとんど知られていない。
宿主特異的生ウイルスワクチンを構築するために、これらのウィルスの分子生物 学、および特にポックスウィルスの転写調節因子あるいはプロモーター領域が理 解されることが根本的に必要である。したがって、これらを適当な組み換えベク ターに使用する以前にこれらの領域を解析し単離することが必要である。このよ うなベクターはウィルス性ワクチンなどの製造のために大きな可能性を持つもの である。
したがって、以前の技術に関連したひとつ以上の欠陥および/または困難を克服 、あるいは少なくとも軽減することが本発明の目的である。
したがって、本発明の第一の局面では、ニワトリポックスウィルス主要初期タン パク賞の発現のための第一のプロ七′−ターを含む遺伝子配列が与えられる。
本発明の望ましい態様においては、該遺伝子配列はさらに該第−のプロモーター と逆向きの、ニワトリポックスウィルス後期タンパク質の発現のための第二のプ ロモーターを含む。
該遺伝子配列は約40塩基対であって、互いに逆向きの二つのプロモーター因子 からなる。
上述のように、このプロモーター配列は、望ましい形態においては、主要初期機 能および、初期機能と逆向きの後期機能を有するものであると特徴づけられる。
プロモーターの初期機能はワクチニアウィルスの既知の最強のプロモーター(P LII)とよく対応する。このプロモーターの強度とその特徴的な双方向的性質 のため、外来抗原の供給のためにワクシニア(yv)とFPVベクターおよびそ の他の組み換えポックスウィルスの双方の構築において重要な応用性を有する。
その短さと決まった長さのため、該配列は以下に述べるようにポックスウィルス 発現系中で目的の二つの外来遺伝子を同時に発現する多機能のDNA因子となる 。その初期機能はPLIIの強度とよく対応し、ウィルス増殖周期の後期過程に おける外来遺伝子の発現にはvvプロモーターが広く用いられるので、これはウ ィルス増殖の初期過程で高水準の発現が必要とされる場合のプロモーターの選択 枝のひとつである。そのプロモーター強度は、組み換えVV、 FPVなどのポ ックスウィルスで遺伝子を発現させるためにこれまで広く使われてきたVVP7 .5プロモーターよりも3−4倍強い(総説として、モス(l[oss)および 7レキシナー(Flexner)、1987参照)。
後期テロモーターによって発現された遺伝子産物は細胞毒性Tリンパ球によって 認識されないことがわかっているので(クーパー(Coupar)他、1986 )、該遺伝子配列は発現された抗原に対する細胞毒性TIJンバ球反応を誘導す るのに特に有用である。FPV天然プロモーターであるので、該プロモーターは 、家禽類に優先的にワクチン抗原を供給するためのFPマ由来のベクターを開発 するためのよい選択である。
最後に、その小ささと決まったサイズおよびその特異的な構造のため、ポックス ウィルスの経時的な制御を研究するための重要な道具が提供されることになる。
本発明のさらなる望ましい局面においては、ニワトリポックスウィルス主要初期 タンパク質の発現のための第一のプロモーターを含む遺伝子配列が与えられる。
したがって、望ましい局面においては、上述のようなプラスミドpsto6およ びpsに07から選択されるプラスミドが供給される。
プラスミドc+5KO6を含む精製されたDNA試料は、オーストラリア政府ア ナリティカル・ラボラトリーズ(1スアキン・ストリート、ビンプル、二二一す ウスウエールズ、2073、オーストラリア)に1989年2月9日に寄託され 、寄託番号N891004621を与えられた。
ウィルス性ベクターまたはその誘導体は適当なプラスミドクローニングベクター を用いて構築される。適当なプラスミドクローニングベクターには、pUC8, pUc12. M131p8および[13−+*p9が含まれる。
天然のプロモーター領域および外来DNA断片はFPVゲノムの非必須領域のD NAに隣接する。ニワトリポックスウィルスの天然プロモーター領域を用いたD NA構築物の使用により高度に宿主特異的なウィルスを供給できるだけでなく、 選択された遺伝子の発現を開始させるために他の材料、例えばワクチニアウィル ス由来のプロモーター領域などの外来プロモーター領域を用いたこれまでの全て の他の組み換えポックスウィルスと比較してその翻訳効率の点ではるかにより効 果的なウィルスも供給できる。
したがって、望ましい局面においては、ベクターウィルスのゲノムの一部を含む ウィルス性ベクター; ニワトリポックスウィルス初期タンパク質の発現のための第一のプロモーター; 該第−のプロモーターと逆向きにニワトリポックスウィルス後期タンパク質の発 現のための第二のプロモーター; を含む遺伝子配列;および 第一の問題となる外来遺伝子をコードし、第一のプロモーターの制御下にある第 一のDNA配列が供給される。
第一の外来DNA配列は鳥類の疾患に特徴的な第一の抗原をコードすることが望 ましい。
本発明のこの局面の望ましい態様においては、ウィルス性ベクターは該第−のI )HA配列の代わりに、またはそれに加えて、第二のrjIgとなる外来遺伝子 をコードし、第二のプロモーターの制御下にある第二のDNA配列を含む。
第二の外来tlNA配列は鳥類疾患に特徴的な第二の抗原をコードすることが望 ましい。
特に望ましい態様では、ウィルスのゲノムの一部がニワトリポックスウィルスゲ ノムまたはワクチニアウィルスゲノムである。
望ましい態様では、プラスミドクローニングベクターはFPVゲノムの非必須領 域のDNA配列を含み、その中に適当な天然プロモーター領域と外来DNAのプ ロモーターを挿入することができる。
この態様では、天然プロモーター領域と外来DNAのプロモーターにFPVゲノ ムの非必須領域のDNAが隣接することができる。
したがって、本発明の本局面によるウィルス性ベクターはワクチン、特に鳥類疾 患に対するワクチンの調製に使用することができる。
本発明のさらなる局面においては、ウィルス性ベクターの調製法が供給され、該 調製法は、 ニワトリポックスウィルス由来のウィルス性DNA 、および プラスミドクローニングベクター: を与えること: ウィルス性DlfAからゲノムライブラリーを構築することニ ゲノムDNAライブラリーから遺伝子配列を同定すること、を含むものであって 、該遺伝子配列が、ニワトリポックスウィルス主要初期タンパク質の発現のため の第一のプロモーター;および該第−のプロモーターと逆向−きにニワトリポッ クスウィルス後期タンパク質の発現のタンパク貿の第二のプロモーターを含むも のであるもの;およびプラスミドクローニングベクターの適当な部位に遺伝子配 列を挿入することを含む。
本発明の本調製法の望ましい局面においては、本調製法は適当な天然プロモータ ー領域のマツピングおよび塩基配列決定過程を含む。
本発明の本調製法のさらなる望ましい局面においては、本調製法はさらに、第二 の適当なプラスミドクローニングベクターを与えること、 および天然プロモーター領域を含む第一のプラスミドクローニングベクターの断 片を第二の適当なプラスミドクローニングベクターにサブクローニングすること を含む。
望ましい調製法はさらに天然プロモーター領域のさらなる塩基配列決定を含む。
本発明の本調製法の望ましい態様においては、調製法は、 第一の適当なプラスミドクローニングベクター、適当な天然プロモーター領域、 FPVゲノムの非必須領域をコードするDNAの第一の断片、第二の外来DNA 断片、 を与えること; 第一の断片を適当なプラスミドクローニングベクタ・−にクローニングすること 、 天然プロモーター領域を適当なプロモータークローニングベクターの第一のDN A断片中にクローニングすること、 第二の外来DNA断片を適当なプラスミドクローニングベクターの第一のDNA 断片中にクローニングすることを含む。
この望ましい方法中で、天然のプロモーター領域および第二の外来DNA断片が 、上述のように作成された隣接するFPVゲノムの非必須領域によってあらかじ め確立された領域において生育可能なFPVに挿入されることは理解されるであ ろう。
このように形成された配列は、例えば相同的組み換えなどの適当な技術を用いて FPVウィルス感染細胞に挿入することができる。
以下で本発明がニワトリポックスウィルスの初期遺伝子の単離および解析、およ びプラスミドベクターへのニワトリポックスウィルスプラスミド配列の挿入に関 して記述される場合、その技術はその他の天然動物ポックスウィルスプロモータ ー頭域の単離と解析、および適当な組み換えプラスミドへの挿入に同様に適用可 能であることは理解されるべきである。これらのプラスミドは次に動物ポックス ウィルスワクチンの産生に使用することができる。
プロモーター配列のマツピングと塩基配列決定の第一段階において、望ましい同 定では、FPYゲノムにコードされた初期@RNAの同定が行われる。このよう な同定により主要な約1.0kbの転写産物が得られ、約1.5kbのClaI 断片にマツピングされた。
1、5kb断片はpUC8とI[13ベクターにクローニングされ、塩基配列が 決定された。
したがって、本発明の望ましい態様において、適当なプラスミドまたはバクテリ オファージクローニングベクターにクローニングされた約1.5kb ClaI 断片を含むニワトリポックスウィルスベクターが供給される。このようなりロー ニックベクターとしてはpUC8、pUc12、M13−mp8およびmp9が 含まれる。
さらなる同定は、別のプラスミドにサブクローニングされて塩基配列決定される クローン断片を用いて行われる。ジデオキシチェーンターミネーション法が使用 される。
したがって、本発明のさらなる態様においては、短い囲N配列に分断された後期 RNA開始部位と初期RNA開始部位を含む遺伝子配列が含まれる。この遺伝子 配列が双方向性プロモーターカセットを構成する。
さらなる局面においては、本発明は組み換えニワトリポックスウィルスを含む鳥 類疾患ワクチンを供給するために使用され、それにおいて少なくとも該鳥類疾患 に特徴的な抗原をコードする第一の外来りにA配列がニット、 IJポックスウ ィルスの適当な遺伝子内または該遺伝子の発現を調節するウィルス性DNA配列 内に、少なくとも第一の天然ニワトリポックスウィルスプロモーター傾城の制御 下に置かれるように挿入された。二つの外来DNA配列が双方向性プロモーター 因子の制御下で、どちらかの側に逆向きになるように挿入されることが望ましい 。
本発明によれば、ウィルス、細菌、原生動物、後生動物、菌類などの病原生物に よって引き起こされる多様な鳥類疾患に対する保護が、上で概略を述べたように FPVゲノムにこれらの疾患に特徴的な適切な抗原をコードするDNA配列を挿 入することによって可能となることが想定される。
一つの局面においては、本発明により従来得られた物よりも生物学的により安全 な範囲の宿主特異的組み換え鳥類ワクチンの構築が可能となり、該ワクチンはニ ワトリポックスウィルスの天然プロモーター頭域を含むものである。
したがって、本発明はまた、組み換えニワトリポックスウィルスまたは関連する 鳥類ポックスウィルスの構築に有用な方法を提供し、該方法は外来DNAをニワ トリポックスウィルスまたはウィルス性配列に挿入することによって特徴づけら れ、該配列は天然FPVプロモーター領域を用いることができる。
本発明は以下で実施例を参考にしてより詳細に述べられる。しかしながら、以下 の記述は例示的なものであって上述の発明の一般性に制限を与えるものでは全く ないことが理解されるべきである。
第1図はニワトリポックスウィルスゲノムのPstI断片Fの制限酵素地図およ びその中の主要E遺伝子のマツピングである。L5kb ClaI断片中の二つ のORFの向きとその一つの上流を矢印で示す。0RFIと3は二つの後期遺伝 子を示し、0RF2は主要初期遺伝子を示す。
第2図は初期転写産物をコードするFPY−PstI断片Fのノザンプロット分 析によるマツピングである。AraCの存在下でインキュベートしたウィルス感 染細胞から単離した全RN&を、二γクトランスレーシツンしてゲル精製したP stI断片FのClaI断片と/1イブリダイズさせた。A、1゜5kb、 B 、 2.Okb、 C,3,Okb: D、 4.Okb、およびE、 4.8 kb。
RNAは1.2%アガロース、5.4%ホルムアルデヒド変性ゲルで電気泳動し 、ハイボンド−Nナイロンメンンブレン上にブクットし、ニックトランスレージ ランでMtPで標識したプローブとハイブリダイズさせた。
第3図はL 5kb ClaI断片とその周辺領域の塩基配列である。塩基配列 は、I[13中の1.5kb ClaI断片のEcoRIおよびI[1ndII Iサブクローンを用いてジデオキシ法によって双方の鎖から決定したものである 。ClaI部位の上流および下流傾城の塩基配列は、3.7kb 5alI断片 を含む[13クローン由来の5sDN&テンプレート上で合成プライマーを用い て決定した(第1図参照)。二つのORFの翻訳開始部位および終止部位、およ びS1ヌクレアーゼ解析で用いたプライマーの位置を示しである。3つの全ての 遺伝子の1?Nλ開始部位は点線で示しである。本文で述べた二つのプロモータ ー因子(EおよびL)は本図に箱で示した。
第4図は1.5kb CLaI断片のS1ヌクレア一ゼ分析である。
ClaI断片の相補的な鎖を含む二つの55−M13 DNAクローン(それぞ れmp8とmpQ中)を非感染宿主細胞(レーン1および4)またはAra、C 存在下(レーン2および5)または非存在下(レーン3および6)でインキュベ ートしたFPV感染細胞由来の全細胞性RNAとハイブリダイズさせ、続いてS 1ヌクレアーゼで処理した。保護された断片を1%アルカリアガロースゲルで分 離し、ナイロンメンンブレンに移してニックトランスレージ5ンで”pmmした ClaI断片と/Nイブリダイズさせた。 1[13@p8クローン(レーン1 −3)は初期RNA様鎖であり、][13mp9クローン(レーン4−6)は初 期遺伝子RNAに相補的な配列を含む。
第5図は0RF1をコードするRNAの5゛末端のマツピングである。非感染C ES細胞(レーン2)またはAraC存在下(レーン3)または非存在下(レー ン4)のFPY感染細胞由来の全細胞性RNAを12P標識したSSプローブ( レーン1)と71イブリダイズさせた。プローブの調製にはClaI部位の42 4bp(プライマー1)および482bp(プライマー2)上流のOI!FIに 相補的な合成プライマーをss−[13DNAクローン(113−3al 3. 7)上で”P−dCTPの存在下で伸長させて5alIで切断し、関連するDN A断片をシーフェンスゲルから単離した。DNA−RNAハイブリッドを81ヌ クレアーゼで処理し、保護された断片を同一の1[13DNAテンプレートとプ ライマーによって得られたシーフェンスラダーと隣接させて6%シークエンスゲ ルで泳動した。パネルAおよびBはそれぞれプライマー1とプライマー2を用い た実験を示している。保護された主要な断片の5′末端周辺の塩基配列がRNA 様配列にiして示されている。S1ヌクレア一ゼ分析の技術的な詳細はデービス (pavis)他(1986)によるものである。
第6図は0RF2をコードするRNAの5°末端のマツピングでアル。RNAt 1鎖に相補的なjlp標1tssDNAブローフヲ、1[13−5al 3.7 5sDNAクローン上のClaI部位から124bp上流の合成プライマーから 伸長させることによって調製し、EcoRIで消化し、453bpのプローブを シーフェンスゲルから単離した。プローブ(レーン1)を非感染細胞(レーン2 )、100μg/mlシクロへキシミド存在下(レーン3)または5hg/ml  AraC存在下(レーン4)または双方の非存在下(レーン5)でインキュベ ートしたFPV感染細胞から単離したRNAとハイブリダイズさせた。DNA− RNAハイブリッドの81処理に続いて保護された断片を6%シークエンスゲル で解析した。DNAマーカー(1)はHpaIIで切断したpBR322断片を 32pで標識して調製した。左側のシーフェンスラダーは、/ヘイブリダイイー シランプローブの調製に用いたものと同じプライマーとテンプレートを用いて得 たものである。
保護された断片の5′末端周辺の塩基配列はRNA様鎖に関して示しである。
第7図は0RF3をコードするRNAの5′末端のマツピングである。RNAに 相補的な”PtL:Iした5sDNAは、RNA様鎖を含む)[13−5al  3.75sDNAクローン上のClaI部位から91bp下流の合成プライマー を伸長させ、AccIで消化した後にシーフェンスゲルから260塩基のプロー ブを単離することによって調製した。その他の実験上の詳細は第5図と同様であ る。レーン1、プローブのみ;レーン2、非感染細胞RNA 、  レーン3、 初期RNA (シクロへキシミド); レーン4、初期RNA(AraC) ;  レーン5、後期RNA、 ?−カー(1)は第5図と同じものである。保護さ れた二つの後期RNA周辺の配列はRNA様鎖に関して示しである。
第8図は一過性発現実験で用いたプラスミドの構築である。5alI部位にプロ モーター因子CP)を含むpsKO6のポリリンカー領域をパネルAに示す。初 期および後期転写の方向が示してあり、初期および後期RN&開始部位は下線で 示しである。psKO9とpS[22の材料となったpsKOlでは、ポリリン カーに対する5alI断片の向きがpSKO6と逆になっている:pSに08お よびpSに09は大腸菌LacZ遺伝子をそれぞれpsto6およびps[07 のBamHI部位にクローニングして構築された(B)。一過性発現系で使用し たpsKO8およびpsKO9欠失変位に関するプロモーター−LacZ接合部 周辺の配列も示しである。表3で詳述する実験で用いた他のプロモーターの基本 的な構造をパネルCに示す。パネルCの図中で、プロモーターと遺伝子断片は実 際のサイズに比例していない 第9図はFPVの初期および後期プロモーターを並べたものである。
主要初期遺伝子の同定とマツピング 初期mRNAをコードするFPvは、AraCの存在下で培養したFPVg染C ES細胞から調製した全細胞性RNAを、FPVゲノムの4つのクローン化され たPstI断片にハイブリダイズさせて検出した。FPVの全ゲノムの約1/6 を示す4つの断片E、 F、 J、および【(それぞれ20.5.17.3.1 2.5.および5.7kb) (クーパー(Coupar)他、未公開データ) が解析され、RNAのノザン分析によって11の初期転写産物が同定され(表1 )、そのうち4個は断片Fにハイブリダイズした。
断片Fの制限酵素地図を第1図に示す。17.3kb断片F中の初期転写産物の マツピングを行うために、それぞれ4.8゜4.0.3.0.2X2.Oおよび 1.5kbのサイズで分離した5個のClaI断片を初期RNAとハイブリダイ ズさせた(第2図)。
主要RNA転写産物(約1.0kb)は1.5kb断片にマツピングされた。3 .2.2.3.および1.2kbの3個の他の初期転写産物もそれぞれ検出され た。この転写産物の量は、本研究で用いたFPVゲノムの4個のPstI断片に ハイブリダイズするどの他の転写産物と比較しても約10倍である。
CLaI断片の塩基配列決定 1.5kb ClaI断片をpUC8のAccI部位にクローニングし、Eco RI/HindIII断片として切り出し、i[13mp8とmp9に再クロー ニングした。このクローンのEcoRIおよびHindIII断片も蓋13ベク ターにサブクローニングし、双方の鎖の塩基配列決定を行うことによって得られ た1、 5kb ClaI断片の完全な塩基配列を第3図に示す。塩基配列は二 つのオープンリーディングフレーム(ORF)からなり、一方(ORFl)はC laI部位を越えて伸び(1101bp)、他方(ORF2)は逆向きで1.5 kb ClaI断片中のみに含まれる(501bp)。これらのORFのうちの どちらが初期RNAをコードしているかをa認t るために、1.5kb Cl aI断片の相補的鎖からなる2種の一本領旧3クローンをFPV感染細胞由来の 初期および後期RNAにハイブリダイズさせ、S1ヌクレアーゼで処理し、アル カリ変性ゲル上で電気泳動し、ナイロンメンブレンに移してニックトランスレー ジランしたClaI断片とハイブリダイズさせた。mp8クローン(ORFIに 相補的)は1゜5kb後期RNAを保護し、s+p9クローン(ORF2に相補 的)は一つの0.55kb初期RN^と1.5kbと0.55kbの二つの後期 RNAを保護した。このことは、0RFIと0RF2はそれぞれ後期および初期 l後期転写産物をコードしていることを示唆する。
感染の後期に保護された0、 55kb断片(第4図、レーン6)はおそらく安 定な初期メツセージの存在を表す。レーン6で保護された1、 5kbの長いほ うの断片は初期転写産物と同じ開始点から読まれて下流の遠いほうのClaI部 位で終結している転写産物であるか、または上流の近いほうのClaI部位(初 期遺伝子開始点の上流)から生じる後期転写産物であろう。ポックスウィルス後 期遺伝子は決まった終結シグナルを持たず、不均一な3′末端を持つ転写産物が 生じるので(モス(Moss)、 1985)、第4図のレーン6の保護された 1、 5kb断片は初期開始部位の近傍または上流の後期RNA開始部位からの み生じた可能性がある。S1ヌクレア一ゼ分析(以下参照)から、前者の可能性 が真実であることが明らかとなった。
0RFIをコードするRNAの5°末端の分析前述のデータ(第4図)から、0 RFIが後期RNAをコードすることが明らかとなった。この後期遺伝子の5゛ 末端を決定するために、後期RNAtlji鎖に相補的な2種の合成オリゴマー (プライマー1および2、第3図)を3.7kb 5alI断片を含むl113 クローン(第1図)上でj”P−dCTPの存在下で伸長させた。後期転写産物 に相補的な5sDNAプローブをFPY感染細胞由来の初期および後期RNAと ハイブリダイズさせ、S1ヌクレアーゼで処理した(藁5図)。第5図から、後 期RN&のみがプローブを保護し、主要な保護産物が翻訳開始部位近傍の’ T AAAT’配列にマツピングされることが明らかである(第3図)。
0RF2をコードするRNAの5′末端の分析遺伝子の5′末端の分析のために 、完全なClaI断片を含む5s−1113−5alI 3−7 DNAクロー ン(第1図)上でClaI部位の上流のプライマー(プライマー3、第3図)を 伸長させてプローブを調製した。極く初期、初期および後期RNAによって保護 された断片の5′末端は0RF2のATG近傍の配列TAAATにマツピングさ れた(第6図)。より大きいサイズの保護された後期RN&断片は見られなかっ たので、第4図に示されている初期および後期の双方のRNAは同一の開始点か ら始まっていることが明らかである。我々の知る限り、これは同一の開始部位が 感染初期と後期過程の双方でRNAポリメラーゼによって認識されることが示さ れた最初のポックスウィルスプロモーターである。しかしながら、該遺伝子の極 く初期の機能が遺伝子の主要な局面のようであり、この理由から、および混乱を 避けるために、初期l後期機能を持つこのプロモーターを以下の本文では初期プ ロモーターと呼ぶ。
0RF2の上流で逆向きの後期プロモーターの存在C1aI部位の上流のDNA の塩基配列決定により、初期開始部位から35bpのところから逆向きのORF の存在が示された(ORF3、第3図)。ORF:]の開始は゛TλAAT’モ チーフを含み、後期mRNAが転写されることが示唆された。この後期遺伝子の 5°末端の81ヌクレア一ゼ分析により、後期R1fAのみがS1消化からプロ ーブを保護することが示された(第7図)。主要産物はATGの上流の予想され た゛丁AAAT’モチーフにマツピングされたが、別の主要産物は30bp上流 の配列(ATTA)にマツピングされた。プローブのサイズまでの幾つかのより 大きな断片も保護されたが、これはおそら< 0RFIから生じた後期転写産物 の不均一な3“末端を示すものであろう。後期転写産物は初期開始部位の3O− 35bp上流の配列にマツピングされるので、二つの開始部位の間の配列は、逆 向きに初期/後期および後期機能の双方を有する潜在的な双方向性プロモーター 因子を構成していた。
40bpのDNAは初期および後期双方の遺伝子の発現に十分である プロモーター活性を判定するために、初期および後期双方の開始部位、および5 aLIリンカ−に隣接した最初の2アミノ酸コドン(ATGとそれに続く3塩基 )からなるDNA配列を合成して、pUc12の5alI部位に両方向にクロー ニングした(第8図)。ORFの最初の2コドンは、遺伝子の頭どうしが翻訳開 始部位に非常に近接してマツピングされたために含めたものである。大腸菌のL acZ遺伝子(バーマン(Herman)他、1986)を含むpGH101由 来のBa+*HI断片を$)UCL21Jンカーのプロモーター因子の下流(B amHI部位)に挿入した。これらのベクターは、各プロモーターのATGとL aeZのATGの読み枠が同じになるように考案された(第8図)。これらのプ ラスミドは背−過性発現系で用いられ、発現されたβ−galのレベルによって プロモーターの強度を評価した(表2)。その結果、初期および後期の双方のプ ロモーター因子によってβ−galが高レベルで発現されていることが示唆され た。プロモーターの経時的制御も維持され、したがって初期プロモーター活性は AraCの添加、およびDNA@成の阻害によって影響されないが、後期プロモ ーター活性は完全に失われた(表2)。CV−1細胞では、初期プロモーターの 活性か後期プロモーターよりも約5−6倍高いという結果も示された。psKO 8のC1arとPstI部位の間の領域が欠失している初期プロモーターの変異 体では、初期プロモーターの活性はほぼ完全に失われた(表2)。
後期プロモーターの開始部位近傍の2bpの欠失でも後期プロモーターの活性は 失われた(表2)。
ワクチニアウィルスプロモーターとの比較によるFPV−初期プロモーター活性 の評価 二つの広く使われ、よく解析されているYvのプロモーター、PLII(後期) とP7.5(初期l後期)を−過性発現系で使用し、FPV−初期プロモーター と活性を比較した。PLII(pDB22−LacZ)とP7.5(pTP4) の制御下にあるLacZを含む構築物がすでに報告されており、FPV(pDB 22−LacZ)またはマV(pTP4)TI遺伝子のいずれかに隣接したLa cZ−プロモーターキメラが含まれている。 pDB22−LacZはP7.5 の制御下の大腸菌gpt遺伝子も含んでいる。初期プロモーターとLac2遺伝 子を用いて同様なプラスミドも作成され、一過性β−ga1発現系で使用された 。結果を表3に示す。全てのプラスミドのトランスフエフシランにより一過性発 現系で顕著な量のβ−gal活性が見られることはデータから明らかである。
ps[18,20,22ではLacZがFPVの初期−プ0%−ター因千の制御 下に置かれており、YvまたはFPV Tに遺伝子に隣接しており、匹敵するβ −gal活性が生成された。AraCの存在下では、β−galの明らかな蓄積 がみられ、表2のデータからも明らかである。また、FPVの後期プロモーター 因子の活性は初斯−プロモーター活性の約115であった。Yvの最もよく用い られている二つのプロモーターであるP7゜5およびPLIIと比較すると、初 期−プロモーター活性はP7゜5よりも約3.5倍高く、PLllとほぼ等しか った。PLIIはVVのなかで既知の最強のプロモーターなので、初期FPVプ ロモーターは同様に効果的である。全てのプロモーターの経時的制御は、全ての 場合にAraCのDNA合成阻害が後期プロモーター活性を阻害しているので、 一過性発現条件下で維持されていることも表2のデータから明らかである。しか しながら、vYの初期/後期プロモーターであるP7.5は、別の研究者によっ ても観測されたように(チャクラパルティ(Chakrabarti)他、19 85)、我々の一過性発現系で感染の後期にのみ働くことが示された。
FPマプロモーター因子の構造 初期および後期遺伝子開始部位の間(2−ATGの間)のわずか34bpのDN A配列が初期および後期遺伝子のそれぞれの転写に十分であることが上述のデー タから明らかである。ポックスウィルスの初期および後期プロモーターは非常に 異なると思われるので(スミス(Smith)他、1984)、FPVプロモー ター因子をポックスウィルス初期および後期遺伝子の経時的制御に必要なりNA 領域の決定に使用することができる。初期開始部位近傍、または後期開始部位の TAAATモチーフ中の変異がそれぞれの転写機能をほぼ完全に失わせる(表2 )ことは上述の結果から明らかである。ポックスウィルス後期プロモーターは必 須なcis因子でありよく保存されている’ TAAAT’モチーフによって特 徴づけられている(ハンギ(Hanggi)他、1986.ローゼル(Rose l)他、1986)。したがってFPVの後期プロモーターは他のすでに報告さ れているポックスウィルス後期プロモーター因子と類似している。しかしながら 、FPYプロモーター因子の興味深い局面は、初期開始部位もTAAATモチー フにマツピングされることである。FPVプロモーター因子の2本の鎖を5′− 3°方向に並べてみると、顕著な相同性が見られる(第9図)。並べた42塩基 のうち、28塩基が完全に欠失や置換がなく一致している。プロモーター因子の A−T含量は83%であり、ほかのポックスウィルスプロモーター配列に匹敵す る(ウェア(lfeir)とモス(l[oss)、  1983;−r−ス(M ars)とビュード(Beaud)、1987.  リー・チャン(Lee−C han)他、1988)。この相同性の他には、RNA開始部位の上流のプロモ ーター領域には顕著なりNA因子はない。
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ミラー(l[1lLer)の方法(1972)によってアッセイしたβ−gal 活性は産生されたONPのgao1/3X10’細胞/30分、28℃として表 される。値は同一の実験からの3種の評価の平均で示されている。
ps[08(LacZ−EΔ)はpSに08のC1aI/PstI断片を欠失さ せることにより作成された。ps[09(LacZ−LΔ)ではRN&開始部が 作成された(第8図)。
プラスミド構造        β−gal活性−AraC(後期)      +AraC(初期)ps[08(LacZ−E)     35.78        50.75psに08 (LacZ−EΔ)     0.13        0.00ps[09(LacZ−L)      6.50        0.27pSに09 (LacZ−LΔ)     0.27        0.00vv−通性発現系中のvYまたはFPVプロモーターを含むプラスミド 構築物中のβ−gal活性。EおよびLはFPVプロモーターの初期および後期 因子である。プラスミドpsK20.22および24はLacZと逆にCAT遺 伝子も含む。詳細は本文と第8図参照。実験的な詳細は表2と同様である。β− gal活性は産生されたONPのμl1ol/3X10’細胞730分、28℃ として示されている。
プラスミド構造        β−gal活性−人raC(後期)   +A raC(初期)ps[18(LacZ−E、 FPV−Tl:)   25.1 0    34.44pSK20 (LacZ−E、 TV−T[)   26 .70    32.50psに22 (LacZ−E、 FPV−TK)    24.50    29.40psに24 (LacZ−L、 FPV−TI )   4.6     0.27pTP4  (LacZ−P7.5. VV −TI)  ?、2     0.4pDB22−LacZ (LacZ−PLIl、 FPV−TI)  24.8     0.27ps K22 (ウィルス無’)      0.03     0.01最後に、多 様な就職および/または改質が、ここで述べた本発明の本質からはずれることな く行われ得ることは理解されるべきである。
ム 浄書(内容(こ変更なし) F2O3 AGITrAGAAA  ATATGTrAACAAATrGTGrT  3A CACAGCTff  AAATAAAATA手続補正書坊幻 1.事件の表示 PCT/AU89100055 2、発明の名称 ポックスウィルスベクター 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 住所 名 称  コモンウエルス・サイエンティフィック・アンド・インダストリアル ・リサーチ・ オーガナイイーション 4、代理人 住 所  東京都千代田区大手町二丁目2番1号新大手町ビル 206区 5、補正命令の日付  平成 3年 4月16日 溌送日)6、補正の対象 国際調査報告

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ニワトリポックスウイルス主要初期タンパク質の発現に必要な第一のプロ モーターを含む遺伝子配列。
  2. (2)該第一のプロモーターと逆向きにニワトリポックスウイルス後期タンパク 質の発現のための第二のプロモーターをさらに含む請求の範囲第1項記載の遺伝 子配列。
  3. (3)互いに逆向きに双方のプロモーター因子を含む、約40塩基対の請求の範 囲第2項記載のDNA配列。
  4. (4)プラスミドクローニングベクター;およびニワトリポックスウイルス主要 初期タンパク質の発現のための第一のプロモーター;および該第一のプロモータ ーと逆向きの、ニワトリポックスウイルス後期タンパク質の発現のための第二の プロモーター; を含む遺伝子配列を含むプラスミド。
  5. (5)該プラスミドクローニングベクターがプラスミドpUC8、pUC12、 M13−mp8およびM13−mp9から選択されるものである、請求の範囲第 4項記載のプラスミド。
  6. (6)前述のプラスミドpSK06およびpSK07から選択されるプラスミド 。
  7. (7)ベクターウイルスのゲノムの一部;ニワトリポックスウイルス初期タンパ ク質の発現のための第一のプロモーター;および 該第1のプロモーターと逆向きのニワトリポックスウイルス後期タンパク質の発 現のための第二のプロモーター; を含む遺伝子配列;および 第一の目的の外来遺伝子をコードし、第一のプロモーターの制御下にある第一の DNA配列 を含むウイルス性ベクター。
  8. (8)第一の外来DNA配列が鳥類疾患に特徴的な第一の抗原をコードするもの である、請求の範囲第1項記載のウイルス性ベクター。
  9. (9)該第一のDNA配列の代わり、またはそれに加えて、第二の目的の外来遺 伝子をコードし第二のプロモーターの制御下にある第二のDNA配列をさらに含 むものである、請求の範囲第7項記載のウイルス性ベクター。
  10. (10)該第二の外来DNA配列が鳥類疾患に特徴的な第二の抗原をコードする ものである、請求の範囲第9項記載のウイルス性ベクター。
  11. (11)ウイルスのゲノムの一部がニワトリポックスウイルスまたはワクチニア ウイルスゲノムの一部である、請求の範囲第7項記載のウイルス性ベクター。
  12. (12)請求の範囲第11項記載のウイルス性ベクターを含むワクチン。
  13. (13)ウイルス性ベクターの調製法であって、該調製法が、 ニワトリポックスウイルスからウイルス性DNA;およびプラスミドクローニン グベクター;をあたえること; ウイルス性DNAからゲノムライブラリーを構築すること; ゲノムDNAライブラリーから遺伝子配列を同定すること;  であって、該遺伝子配列が、 ニワトリポックスウイルス主要初期タンパク質の発現のための第一のプロモータ ー;および該第一のプロモーターと逆向きのニワトリポックスウイルス後期タン パク質の発現のための第二のプロモーター を含み;さらにプラスミドクローニングベクター中の適当な部位に遺伝子配列を 挿入すること;を含む調製法。
  14. (14)添付の図のいずれかを参考にして上で述べられたものと実質的に同じで あるところの、請求の範囲第1項記載の遺伝子配列。
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