JPH03502783A - 2つの限界位置を有する往復運動発生装置 - Google Patents

2つの限界位置を有する往復運動発生装置

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JPH03502783A
JPH03502783A JP1502361A JP50236189A JPH03502783A JP H03502783 A JPH03502783 A JP H03502783A JP 1502361 A JP1502361 A JP 1502361A JP 50236189 A JP50236189 A JP 50236189A JP H03502783 A JPH03502783 A JP H03502783A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 2つの限界位置を有する往復運動発生装置技術分野 本発明は、第1可動部品と、第2可動部品とを有していて、これらの部品の間に 圧縮空気などの加圧媒体を導入して、これらの可動部品を同時に互いに反対方向 に移動させるようにした、2つの限界位置を有する、往復運動発生装置に関する 。
先行技術 2個の互いに変位可能な質量または物体を用いて、工具の内部で生じる振動を軽 減させることは、当業界において以前から知られている。この種の先行技術の実 例は、スエーデン特許第7603252−3号中に開示されている。
この種の先行技術では、低荷重時での振動をある程度、軽減せしめたが、荷重の 増加に伴って振動が増大する。
さらに、これらの先行技術の欠点は、その変位中に有用な仕事をする可動部品が 1個だけであり、かつ駆動媒体か該可動部品の間に連続的に導入されることから 、駆動媒体の消費量が不必要に大きいことである。スエーデン特許第82040 44−5号に開示された別の先行技術では、供給弁が示されているが、この弁が 遮断されるのは、一つめ限界位置になる場合だけであり、前掲スエーデン特許第 7603252−3号に係わるチゼル装置と比較した場合、空気消費量がある程 度減少する。これらの先行技術に固有の別の欠点は、クリープ開始が困難である こと、また被加工物と接触させる際に、操作モードが大幅に変化する、例えば、 被加工物に対する該装置の様々な衝撃力に応じて振動レベルが変化することであ る。さらに、これらの従来装置は、用途に応じて所要のストローク長と、運動エ ネルギーとを提供することが困難であるという欠点がある。
本発叫の目的 本発明の目的は、従来の往復運動発生装置に固有の上記欠点を軽減あるいは排除 することにある。
解決するための手段 本発明の目的を達成するための装置は、例えば、第1可動部品の少なくとも一表 面上に駆動媒体の圧力を加えるように、少なくとも第1可動部品を絶えず存在す る力で、ばねなどの関連した圧力アキュムレータの引張りの下で前方へ作動され 、さらに上記加圧駆動媒体が、該第1可動部品と第2可動部品の間に導入される ので、第2可動部品がそれに関連した圧力アキュムレータに張力を与えると同時 に、第1可動部品に関連したアキュムレータに加えられた荷重を相殺するように する。本発明の特に好ましい実施態様を実現するには、該装置の制限位置になる 場合にだけ、好ましくは、上記第1、第2可動部品が互いに密接する、一つの制 限位置になる場合にのみ、上記加圧駆動媒体を、これらの可動部品の間に間欠的 に導入させる。また、該装置の少なくとも一つの制限位置に関して、これらの可 動部品のいずれか一方または双方が協同して、封止部材を解放することによって 、該装置の一つの制限位置に関して、加圧駆動媒体を上記可動部品間に導入させ るようにする。
図面の簡単な説明 本発明の性格と、その様々な特徴は、添付図面を参照して、以下詳しく説明する 。
第1図は、本発明に関わる装置の横断面図である。
第2図および第3図は、工具ソケットおよび工具マウントなどの別の実施態様を 示す図面である。第1図に関して、第1図に示す装置と、第2図および第3図に 示された工具マウントは、後述するように、中心線1−1より上方および下方に 、様々な用途と利点とを有する種々の設計を示していることを注目すべきである 。所望の操作モードと、利用分野などに応じて、適当な装置が選択可能である。
好ましい実施態様の説明 図面について説明する。第1図に示す往復運動装置は、必須部品として、第1可 動部品(41)と、第2可動部品(16s)とを含有しており、これら部品(4 1)と部品f!6a)の間に、一定の圧力または可変圧力で作動する圧力源から の加圧駆動媒体(38)を、該装置において方向を示す矢印を付した入口群の一 つを介して、導入するようにしである。第1可動部品(48)と第2可動部品  (16a)とは、前方、すなわち第1図の左方向にだけ移動して、例えばばね( 20319g)を圧縮するように、互いに分離されかつ直接的または間接的に機 械的に相連結される圧力アキュムレータ(2h、 19i)を作動し、張力を与 えるようにし、圧力アキュムレータ(2111,19a)の各々は、引っ張り時 に、前方移動に対する抵抗力を生じるものである。
圧縮ばね(20a) としての圧力アキュムレータ(2h)に代えて、第1図の 右側に示すように、ドラフトばね(7)を用いることができる。ベローズ形アキ ュムレータ、ゴムホースなど他の型式の圧力アキュムレータも使用可能なことは 当然である。
しかし、第1可動部品(41)が定常的な圧力を受けて、例えば駆動媒体(38 a)の圧力が、予め前方向に、すなわち第1図の右方向に張力を与えられた、第 1可動部品(41)の−表面上に、それに関連した圧力アキュムレータ(20a )の作用に抵抗するように加えられる。所望によりあるいは必要に応じて、第2 可動部品(16a) も同様に前方向にプレテンシコンを与えることによって、 例えば駆動媒体(38r)の圧力が、第2可動部品(16g)の−表面上に、そ れに関連した圧力アキュムレータ(19al の作用に抗して加えることができ る。上記の構成の代案または補助案として、駆動媒体(38)と表面との組合わ せ以外に、1個またはそれ以上のばねを使用するなどの方法を用いて、上記引張 力を加えることができるのは当然である。
第2可動部品(16a)は、駆動媒体(38)を受けて第1可動部品(48)に 対して、好ましくは第1可動部品(4a)の内部で往復運動するとともに、その 移動中でのエネルギーと衝撃との伝達は、第1可動部品(4a)、好ましくはケ ーシング(38)の内部に固定される当接片(21a、 12a)によって、図 示されていない方法で制限することができる。第2可動部品(fax)は、好ま しくはその帰り方向、すなわち第1図の右方向に沿って、剛性または弾性を有す る本体(15)を介して側板(lla)を具備するように設計されていて、かつ 該側板(Ila)は弾性材料製としたり、あるいはばね(10a)を具備するこ とができる。第2可動部品(16a) は、第1可動部品(42)  に対して 第1図の右側制限位置に関して、適当な弾性を有する封止座金(91)を間欠的 にかつ不安定に作動させる(図示の実施態様では、開放させる)ものである。該 封止座金(91)は、通常、駆動媒体(38)の圧力によって第1可動部品(4 1)内部の座(43m)に密着している。圧縮空気などの気体または液体からな る加圧駆動媒体(38)が、移動サイクル中、短い時間だけ第1可動部品(4a )と、第2可動部品(16a)の本体(15m)  とによって画成される空間 に導入されるので、これらの可動部品(4i、16t)が駆動媒体の圧力を受け て互いに反対方向に同時に駆動され、第1.可動部品(48)は第1図の右方向 へ移動すると同時に、それに関連した圧力アキュムレータ(20り上の荷重を相 殺するようにし、また、第2可動部品(1611は、第1図の左方向へ移動する と同時に、それに関連した圧力アキュムレータ(+91)に張力を与えるように し、前進運動が、第2可動部品(16alの内部に収容されかつ適当に連接され たピストン棒(17)などを介して行われる。次いで、該ピストン棒の運動を、 チゼル端部(22g)を介して、有用な仕事に変換させることができる。
2個の圧力アキュムレータ(20a、 19al によって直接的または間接的 にケーシング(31)に加えられる反力は、交互に脈動するものであるが、これ らの反力の合計は実質的に移動サイクル全体に亘って一定である。これらの反力 の合計は、ケーシング(3a)の好ましくない内部振動に事実上一致するので、 ケーシング(3り  は実質的に無振動となるのである。
圧力アキュムレータ(19a)  (図示の実施態様では、ばね)は、その一方 の端部を固定させると同時に、ピストン棒(17)の環状フランジ(18)の開 口においてトルク抵抗が生じるようにし、またその他方の端部を、詳細(21) としての穴あきフランジなどを介して、ケーシング(3m)に対して直接的また は間接的に係合させることができるが、必要条件ではない。
詳細(21)は、作業工具のねじり調節を行うために、ケーシング(3a)に対 して相対回転するが、ケーシング(3a)と一体ユニットとして設計することも 当然可能である。この装置の帰り方向での詳細(28)の移動を利用して、圧力 アキュムレータ(191)、シたがって側板(11りのばね(10m)に張力を 与え、封止座金(9a)を持ち上げることによって、駆動媒体(38)を導入し て該装置を始動させる。
第1可動部品(41)と第2可動部品(151)とが、駆動媒体(38)の圧力 を受けて移動して互いに十分な距離だけ離間すると、駆動媒体(38)の出口ボ ー1’ (2g6)が、環状本体(+51)の外端縁と第1可動部品(41)と の間隙(14a)によって露出するのである。この結果、該媒体が、駆動媒体( 38)の残留圧力の所望排出箇所によって、種々の流路に沿って大気に流出する 。例えば、該媒体が、出口(2b)を介して後方、すなわち第1図の右方向へ、 出口(281)を介して第1図の上方へ、後述する方法で、流路(28c)を介 して前方すなわち第1図の左方向に流れ、フランジ(18)と第1可動部品(4 りとの間隙を通って、フランジ(2b)の開口を経て出口(28a)から放出さ れる。
このようにして、第1可動部品(41)と第2可動部品(16g)の間の媒体( 38)の分離圧力が実質的に低減されるので、第2可動部品(16りの引張り力 を加えた圧力アキュムレータ(19M)の戻りによって、第2可動部品(16a )が第1図の右方向に移動すると同時に、第1可動部品(4b)に作用する駆動 媒体(38)の圧力によって、第1可動部品が第1図の左方向へ復元せしめられ る。これは、第1可動部品(41)の圧力面を適当に選択することによって、こ の圧力面が前方向に作用するためである。一方、第1可動部品は、その関連した 圧力アキュムレータ(20a)を前方向、すなわち第1図の左方向に張力を付与 している。第1可動部品(4りと第2可動部品(16a)とが、互いに反対方向 に移動を続けると、側板(Ila)が、弾性と剛性のいずれかを問わず、封止座 金(91)を再び持ち上げる作動点に達するので、第1可動部品(4a)と第2 可動部品(16りの間に駆動媒体(3B)の圧力が再び加えられ、以上のサイク ルが繰り返されるのである。
前述したような運動サイクルの結果、ケーシング(3a)内の振動レベルが極め て低い往復運動発生装置であって、該ケーシングが該装置の外ケーシングを構成 していて、通常、該装置の利用者によって保持されるような装置が実現されるの である。
駆動媒体(38)を導入する入口(38a)の開口(図示省略)を変更するなど して、種々異なった操作圧力を供給することによって、ケーシング(31)内で の第1可動部品(41)と第2可動部品(16g)との位置および制限位置とを 変更させることができる。例えば、駆動媒体(38)の圧力が低い場合に、第1 可動部品(41)が前方向に短い距離だけ移動し、その結果、それに関連した圧 力アキュムレータ(201)に僅かな張力が与えられるのに対して、駆動媒体( 38)の圧力が高い場合には、第1可動部品(41)が前方向に比較的長い距離 だけ移動し、従って、それに関連した圧力アキュムレータ(201)により大き な張力が与えられる。
補助策として、第2可動部品(16x)  も、駆動媒体(38)の圧力を加え るなどして、予め前方向に張力を与えられ、それによって、第2可動部品(+6 1)の表面(図示省略)が駆動媒体(38)の圧力を前方向に受けるので、それ に関連した圧力アキュムレータ(19sl にも、圧力アキュムレータ(20a )の場合に相当する方法で、張力が与えられる。
第1図の上半分には、駆動媒体(38)の中央入口が図示されていて、この中央 入口は、第1可動部品(4a)とケーシング(31)との偏心誤差の効果を軽減 または排除するために、好ましくは弾性リング(8a)などを介して幾分可動自 在に固着させることができる。
別の方法として、駆動媒体(38)の導入を、第1図では下方に向けられるハン ドル(図示省略)を利用して行うことができる。この場合、第1図の中心線1− 1より下方に示される第1可動部品(4b)を、該中心線1−1の上方に示され る環状封止壁部(6a)に代えて、環状封止壁部(6b)のリップ状シール(6 C)によって案内するようにすることができる。
第1図の中心線1−1の下方に示される下半分では、第1図の中心線1−1の上 方に示される該実施態様の種々の変形例が例示されている。これらの変形例につ いて以下説明する。
弾性を有する封止座金(9りは、必要に応じて部品(4a)側に案内(図示省略 )を設けるように設計することができ、かつ第1図の中心線1−1より下方の下 半分に示すように、円形、円錐形などの外観を有する球状体(9b)で代替する ことができる。別の方法として、封止座金(9りまたは球状体(9b)は、側板 (+11)に相当する延長部を設けることができる。
第1図の下半分に示された実施態様において、弾性を有する当接片(121)が 排除されて、本体(15bl に弾性を付与することによって、第1可動部品( 41)の内表面が直接的な当接面を構成するようにする。別の方法として、可動 部品(4g、16i)とを互いに独立するようにし、かつ同じケーシングの内部 で直列に配置することができる。
剛性または弾性を有する側板(Ill)は、導管(14b)を具備した側板(I lb)で代替し、さらに好ましくは第1図の右側端部に環状リップシール(ll c)を設けることができる。このリップシール(Ilc)の目的は、(弾性を有 する側板(111) (llb)と、ばね(10a)の場合と同様に)、遅延変 化をより明瞭にさせることによって、主として駆動媒体の消費量を削減するため に、弁機能の開閉時期を修正することにある。この修正開閉時期において、残留 駆動媒体の放出は流路(14bl を経由して行われる。
第1図の中心線1−1から上方に示された実施態様では、第2可動部品(16x )の移動は、ピストン棒(17)をチゼル端部(22a)に衝突させることによ って行われる。別の方法として、該チゼルとピストン棒とを一体ユニットとして 形成することができる。代案あるいは補助策として、第1図の右側で出口(28 e)の上方に示すように、第1可動部品(4りの端部を、ケーシング(3りから 突出させるなど構成することによって、第1可動部品(41)の第二移動を行う ことができる。第1図の下半分に示す実施態様において、第2可動部品f16* )の移動はピストン棒(17)をチゼルマウント(24b)の曲面(22b)に 当接させることによって行われる。チゼルマウント(24b)は、その中心線の 中心のところで傾斜可能に支承されており、曲面(22b)の曲率半径R2に一 致する半径R1を具備することによって、これらの半径がチゼルマウント(24 b)の傾斜中心で一致するようにし、それにより、揺動式金属板の場合のように 、チゼルが、その横力をケーシング(31゜3b)に伝達させることなく、傾斜 することができる。図示の実施態様において、第1可動部品(4a)の前方、す なわち第1図の左方向への移動も、その環状端面(42)の形状をチゼルマウン ト(24b)の曲面(22b)に合わせて、該表面(22b)に衝突させるよう に、該工具に向けて行われる。このような設計の結果、たとえ該チゼルをある角 度で傾斜させる場合でも、第2可動部品(+6b) と第1可動部品(4b)と を同一方向、すなわち第1図の左方向への前方移動を利用することができる。こ の後者の設計では、一方の圧力アキュムレータ(20b)がケーシング(3b) の当接部に作用すると同時に、別の圧力アキュムレータ(19b)が、チゼルマ ウント(24b)の曲面(22b)に圧接している。圧力アキュムレータ(19 b)をケーシング(3b)に直接連結することもできるが、その連結方法は図面 に示されていない。
チゼルマウント(24b)の支持カップ(24c)は、好ましくはケーシング( 3b)の移動方向に所定間隔で支承されるボールまたはローラであって、チゼル のねじりに対する制止効果を奏するほか、前述した実施態様に類似の装置を起動 させることができる。
ピストン棒(I7)を第2可動部品(16a、 16b)内部にボールソケット 式に収容させることによって、チゼル(221)から生じる剪断力、あるいは一 体ユニットとして相連結される際には、チゼルマウント(24b)からの剪断力 が、第2可動部品(16!、 15b)を斜めにオフセットせず、従って、傾斜 荷重に伴って部品(4t 4b、 16m、 16b)に摩擦と磨耗が増大する のを回避することができる。
第1図の下半分に示される実施態様において、チゼルは、大きな中心穴を設けた 適当に弾性を有する座金(31)を介してばね(26)によって適所に保持され るが、この場合、ばねは該チゼル上のフランジに作用するようにしである。チゼ ルマウント(24)も、ばね(25)によって張力で保持されている。該座金( 31)は、ケーシング(3b)に螺着される端板(32)によって適所に固定さ れる。残留媒体の放出は、ばね(25,26)が占める空間と、該座金(31) の大きな中心穴とを介して行うことができる。この場合、駆動媒体(38)から の脈動式残留媒体を利用して、チゼル作業に伴うばら粒子を吹き飛ばすようにす る。
第1図の中心線の上方に示される実施態様において、端板(l&)は、チゼルの ねじり防止ブレーキの役目をする弾性材料製である。この実施態様では、該チゼ ルを押し込むと図示の球状部分(24a)が残留駆動媒体(38)を放出して、 該装置を作動開始させ、また、該チゼルを工作物に過度に圧接させると、出口( 28a)が対応して遮断するように構成することも可能である。
第2図は、チゼルマウント(24)に小さい球状部分を設けて、該球状部分をケ ーシング(3)の円筒部によって直接制御させるようにした、別のチゼルマウン トを示している。予め張力を与えられたばね(25)が、その端部のスタブ軸を ケーシング(3)とチゼルマウント(24)との穴に係入させることによって、 該チゼルのねじりに対する制動作用を提供する。第2図の上方部分において、2 個の要素(30,31)が示されているが、そのいずれか一方または双方に弾性 を付与することによって、該チゼルのフランジに空間を与えるとともに、横荷重 に対する支持体となり、かつチゼルを適用しない際のシールを提供する。
第2図の下半分において、これらの要素(30,3+)に代えて、チゼル取付ス ペースを提供し、シールの役目を果たし、かつ横荷重に対する支持体となる1個 だけの要素(29)が配置されている。端板(32)は、ケーシング(3)に対 して単純な方法で、第2図の上半分に示すような螺着、または第2図の下半分に 示すような差し込み式によって、取外し可能に取着される。
第3図は、弾性スリーブ(1)が、チゼルに対するトルク制動を構成しており、 横力がチゼルからケーシング(3)へ伝達しないように、チゼルの移動方向にお けるばねを形成する、チゼルマウントの更に別の変形例を示している。
第3図に示されるロックばね群は、ロックばね(34゜35)を介して該チゼル を弾性スリーブ(1)に、ロックばね(33)によって弾性スリーブ(1)をケ ーシング(3)にそれぞれ位置決めして固定する。これらのロックばね(33゜ 34.35)は、例えば、0リングとして形成され、チゼル交換時には容易に取 換え可能である。第3図の上半分に示される実施態様において、円形軸受ブシュ (36)が必要で、該ブシュ(36)は、第1図における球状部分(24a)  と同様に、チゼルを押し込む際のレリースオープナを形成することができる。
第3図の下半分に示される実施態様において、該チゼルのフランジ(37)が、 上記チゼル押込み時のレリースオープナを形成しており、また、ロックばね(3 9)が、弾性スリーブ(1)をケーシングに対して固定するのである。
以上、本発明を、チゼルを有するインパクト工具に関する種々の実施態様につい て説明した。しかし、本発明の装置は汎用性を有するので、往復運動をする多数 の型式の装置に用いることができる。例えば、インパクト工具、ハンマー工具、 やすり装置、研削盤とポリッシングマシン、彫刻盤などである。従って、本発明 は上記説明と添付図面に記載のものに限定されず、クレームの精神と範囲から逸 脱することなく、多数の修正が想到できるのである。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 第1可動部品(4a,4b)と、第2可動部品(16a,16b)とを有し ていて、これらの部品(4a,4b,16a,16b)の間に圧縮空気などの加 圧駆動媒体(38)を導入させることによって、上記可動部品(4a,4b,1 6a,16b)を互いに反対方向に同時に移動させる、二つの制限位置を有する 往復運動発生装置であって、少なくとも第1可動部品を、絶えず存在する圧力に よって作動させ、例えば駆動媒体の圧力が第1可動部品(4a,4b)の少なく とも−表面に対して、ばねなどの関連する圧力アキュムレータ(20a)の張力 の下に前方向に加えられ、かつ上記加圧駆動媒体(33)が、上記第1、第2可 動部品(4a,4b,16a,16b)の間に加えられるので、上記第2可動部 品(16a,16b)が前方向へ移動せしめられ、その結果、関連する圧力アキ ュムレータ(19a,19b)に張力が付与されると同時に、第1可動部品(4 a,4b)に関連する圧力アキュムレータ(20a)上の荷重を相殺するように することを特徴とする、往復運動発生装置。 2 上記加圧駆動媒体(38)が、上記装置の制限位置、好ましくは上記第1、 第2可動部品(4a,4b,16a,16b)が互いに近接する、一方の制限位 置だけについて、上記可動部品(4a,4b,16a,16b)の間に間欠的に 導入されるようにしてある、請求項1記載の往復運動発生装置。 3 上記可動部品(4a,4b,16a,16b)のいずれか一方または双方が 、上記装置の少なくとも一方の制限位置について、封止部材(9a,9b)をレ リースするように、協同的に配置されており、上記装置の一方の制限位置におい て、加圧駆動媒体(38)が上記可動部品(4a,4b,16a,16b)の間 に導入される、請求項1または2に記載の往復運動発生装置。 4 上記圧力アキュムレータ(19a,19b,20a,20b)を直接的また は間接的に協同せしめるように、上記可動部品(4a,4b,16a,16b) が、共通のケーシング(3a,3b)の内部に配置されている、請求項1、2お よび3のいずれか1項に記載の往復運動発生装置。 5 上記第2可動部品(16a,16b)が上記第1可動部品(4a,4b)の 内部で移動可能であり、またはその逆に構成してある、請求項1ないし4のいず れか1項に記載の往復運動発生装置。 6 当接片(12a,21a,15b)が、第1可動部品(4a)とケーシング (3a,3b)のいずれか一方に対して固定されており、上記当接片(12a, 21a,15b)が上記可動部品(4a,4b,16a,16b)の相互移動制 限装置としてかつ該部品間の衝撃伝達器としての役目をする、請求項4または5 記載の往復運動発生装置。 7 上記圧力が、本質的に常に一定でかつ上記可動部品(4a,4b,16a, 16b)の相対位置と実質的に独立するように選択してあり、または圧力アキュ ムレータ(19a,19b,20a,20b)のそれぞれ異なった特性に対して 相対変化するように配置してある、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の往 復連動発生装置。 8 少なくとも第2可動部品(16a,16b)に対して直接的または間接的に 連結された工具であって、上記第2可動部品(16a,16b)に関連した圧力 アキュムレータ(19a,19b)が、好ましくはばねを具備していて、かつ上 記作業工具のねじりに抗するように屈曲可能に配置してあり、上記ばね(19a )が、その端部を介して上記第2可動部品(16a)と上記ケーシング(3a) に対して固定されている、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の往復運動発 生装置。 9 上記圧力アキュムレータ(19a,19b,20a,20b)のいずれか一 方または双方が、作業工具などを介して予め張力が与えられるように、直接的ま たは間接的に構成されているので、上記予備張力の付与が終了するまで、駆動媒 体(38)の入口(43a)が開かない、請求項1ないし8のいずれか1項に記 載の往復運動発生装置。 10 棒(17)が、その玉継手状端部を介して上記第2可動部品(16a,1 6b)内部に枢着されており、上記棒(17)がそれ自体で作業工具を構成した り、あるいは往復チゼルなどの作業工具と協同するものであり、上記第1可動部 品(4a,4b)の前方移動と上記第2可動部品(16a,16b)の前方移動 の双方またはそのいずれか一方が、上記チゼル(第2図および第3図)あるいは 上記作業工具と当接するように構成されており、上記可動部品(4a,4b,1 6a,16b)とそれぞれ協同する上記チゼルまたは作業工具の曲面(22a, 22b)の曲率半径中心(r2)が、チゼル(第2図または第3図)またはチゼ ルマウント(24a,24b)のアンギュラ傾斜中心(r1)と一致するように してある、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の往復運動発生装置。 11 上記駆動媒体(38)が上記圧力を加えるように供給されており、上記駆 動媒体(38)による加圧が、好ましくは可変式である、請求項1ないし10の いずれか1項に記載の往復運動発生装置。 12 上記圧力アキュムレータ群が一体不可分のユニットとして設計されている 、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の往復連動発生装置。
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