JPH03502338A - 常磁性化合物 - Google Patents

常磁性化合物

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JPH03502338A
JPH03502338A JP1501713A JP50171389A JPH03502338A JP H03502338 A JPH03502338 A JP H03502338A JP 1501713 A JP1501713 A JP 1501713A JP 50171389 A JP50171389 A JP 50171389A JP H03502338 A JPH03502338 A JP H03502338A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 常  磁  性  化  合  物 本発明は、巨大分子の常磁性化合物、このような化合物を含有する造影剤(co ntrast agents)並びにヒト及びヒト以外の被検対象の磁気共鳴イ メージング(MRI)におけるそれらの使用、このような化合物の製造にむける 使用のためのキレート化剤並びに治療及び診断におけるこのようなキレート化剤 並びにキレート及びその塩の使用に関する。
MRIにおいては、生成される像におけるコントラストは、撮像される帯域中に 、それから像が生成される共鳴信号の原因である核(“イメージング核”、一般 にはプロトンでありさらに特定的には水のプロトンである)のスピン再平衡特性 に影響を与える薬剤を導入することによって増大される。これに関して、コント ラストの増大は常磁性、超常磁性または強磁仕種を含む造影剤を使用することに 起因することが見い出されている。常磁性造影剤に関しては、増大した像のコン トラストは、T、とじてまたはスピン−格子緩和時間として知られているスピン 再平衡係数における減少、常磁性中心によって生成される場のイメージング核に 対する効果から生じる減少から主に誘導される。
Ml’2+における造影剤としての常磁性化合物の使用は広く支持されてきて、 そしてこれに関連して広い範囲の常磁性化合物が示唆されてきた。かくして例え ばLauterbur及びその他の人々によりマンガン塩並びにその他の常磁性 無機塩及び錯体の使用が示唆され(Lau t e r bu rら、“生物学 的エネルギー論のフロンティア″、1巻、752〜759頁、アカデミツク出版 社(1978)、Lauterbur%Ph11. Trans、 R,Soc 、 Lond、 B 289: 483〜487 (1980)及びDoyle ら、J、 Comput、 As5ist、 Tomogr。
5 (2) : 295−296 (19!31)参照) 、Rungsらは粒 子状シュウ酸ガドリニウムの使用を示唆しく US−A−4615879及び放 射線学、147(3) : 789〜791 (1983)参照) 、Sche ringAGは常磁性金属キレート、例えばアミノポリカルボン酸例えばニトリ ロ三酢酸(NTA) 、N、N、N’、N’−エチレンジアミン四酢酸(EDT A) 、N−ヒドロキシエチル−N、N’、N’−エチレンジアミン三酢酸(H EDTA) 、N、N、N’、N“、N“−ジエチレントリアミン五酢酸(DT PA)及び1,4,7.10−テトラアザシクロドデカン四酢酸(DOTA)の 使用を示唆しく例えばEP−A−71564、EP−A−130934及びDE −A−3401052参照)、そしてNycomed ASはイミノニ酢酸の常 磁性金属キレートの使用を示唆した(EP−A−165728参照)。多くのそ の他の常磁性造影剤が、文献中で、例えばEP−A−230893、EP−A− 232751,EP−A−292689、EP−A−255471,EP−A− 292689、EP−A−287465、LIS−A−4687659及びWO 36/ 02005中で示唆された。DOTA及びDTPAのキレート以外に、 N、N″(ビスメチル−カルバモイルメチル) N、N’、N”−ジエチレント リアミン三酢酸(DTPA−BMA) 、1−オキサ−4,7,10−1−リア ザシクロドデカン−N、N’、N“−三酢酸(OTTA)及びN−[2,3−ジ ヒドロキシ−N−メチル−プロピルカルバモイルメチル−三酢酸など(DO3A )のキレートが特別に注目される。
常磁性中心がキレート錯体中に結合されている常磁性化合物は、例えばガドリニ ウムのような毒性の重金属がこのようにすると生物が耐えられる形で提供され得 るので特に望ましいと考えられてきた。かくして、重金属解毒剤としてそれらの 効能が知られているキレート化剤、例えばEDTA, DTPAなどの使用が特 別の注意を向けられてきた(例えば(Weinmannら、AJR1142:  619 〜624 (1984)参照)。
常磁性キレートの毒性は、一般に、同じ常磁性金属種の無機塩の毒性よりも低い けれども、コントラスト増大におけるこのようなキレート錯体の効率は塩の効率 に比べて大幅には改良されない。
しかしながら、常磁性種を比較的重い担体、例えば巨大分子に結合させることに よって、多分少なくとも一部はこの重い担体が常磁性種の回転動作(tumbl ingmo目ons)を遅くする効果のために、コントラスト効果の増大を達成 することができることが見い出された。このことはTechn icare社に よってEP−A−136812中で十分説明されている。巨大分子を常磁性化合 物に結合させることもまた、組織特異性(tissue−specific)の 常磁性造影剤を製造することができる手段として示唆された。かくして、例えば 、Schering AGはEP−A−71564におし1て、常磁性キレート を生体分子例えばホルモン、蛋白質などに結合させて投与後に造影剤が身体の特 別な部位に集まるようにせしめることを示唆している。Techn icare 社もEP−A−136812において同様に常磁性イオンを組織特異性の巨大分 子、例えば抗体に結合させることを示唆してl,Nる。
また、常磁性キレートをアルブミンに結合させて血液貯留(blood poo ling)造影剤を製造することも示唆されており、このような化合物の一つ、 Gd DTPA−アルブミンがSchmiedlらによって放射線学、162  : 205 (1987)中で論じられている。アルブミンのような蛋白質は非 常に複雑な構造の物質であり、そして一般的に安定性が限定される。特に、蛋白 質が結合した物質は溶液に調製するのが困難であり熱処理にかけてはならないの で、このような物質を含む造影剤は熱の適用によって殺菌することができない。
さらにまた、アレルギー反応の危険を減少するために、一般的にヒト由来の蛋白 質、例えばヒトアルブミンを使用すれば適切であるが、そうなるとヒト起源のウ ィルス汚染の危険性が生じる。従って、NycoToed ASは、EP−A− 185899及びEP−A−186947において、熱に安定な、容易に特性付 けられる、生物学的に比較的不活性な(pass ive)巨大分子例えば多糖 、例えばデキストランを伴った常磁性キレートから成るMRI造影剤を示唆した 。
かくして、EP−A− 186947は、腎臓閾値以上の分子量な有する場合に は血液貯留MRI造影剤として機能する可溶性の巨大分子の常磁性化合物を開示 している。
Amersham  International  PLCはまた、wo85 105554において、MRI造影剤として使用するための常磁性キレートのだ めの巨大分子の担体の使用を示唆した。しかしながら、キレート錯体がin   vivoで安定でなければならない(特に常磁性金属イオンそれ自体が毒性であ る場合には)という重要さを強調して、Amershamは、キレート部位(e ntity)による常磁性金属種の、巨大分子で立体的に障害を与えるキレート 化の可能性を、キレート部位を結合体分子の作用によって巨大分子に結合させる ことによッテ、例えば化合物X−OCONH−(CHz)−NHCO−Y [式 中、Xは巨大分子でありモしてYはキレート部位である]を生成させることによ って回避することができることを示唆した。このようなキレート−結合体−巨大 分子化合物の一つであるGdDOTA−グリシン−デキストランはまたEP−A −186947中に開示されている。
その他の常磁性MRI造影剤は文献中に開示されており(例えばwo87/ 0 2893、US−A−4639365及びwo87/ 01594並びにこれら の文献中の引例を参照せよ)、常磁性MRI造影剤についてのいくつかの総説も ある(例えばAJR  141: 1209−1215(1983)、Ssm.  Nucl. Med.旦: 364(1983)、放射線学147 : 78 1 (1983)及びJ. Nucl. Med. 25:506(1984) を参照せよ)。
常磁性化合物が撮像されるべき対象の心臓血管系中に投与されるとき、この化合 物の運命は多数の要因に依存する。もしそれが不溶性の粒子状物質から成るなら ば、それは、網内の系(reticuloendothelialsystem ) (RES)によって、特に肝臓のクツペル細胞によって血液流から除去され るであろう;もしそれが比較的大きな粒子、例えばリポソームを含むならば、こ れらは肺中に止まるかもしれない;そしてもしこの化合物が可溶性でかつ比較的 低分子量のものであるならば、それは、比較的急速に腎臓を通して血液から取り 除かれるかもしれない(Schering AGによって開発されそしてテスト された薬剤である、GdDTPA−ジメグルミン(dimeglumine)の 場合にはそうである)。かくしてGdDTPA−ジメグルミンは、約20分の血 液中での半減期を有する(Wainmannら、AJR142: 619〜62 4 (1984)参照)。
しかしながら、常磁性MRI造影剤が血液貯留剤として適当であるためには、即 ち心臓血管系から容易には除去されないものであるためには、この常磁性化合物 が可溶性であること、それが、腎臓を通しての急速に排泄されない程度に充分に 高い分子量を持つべきこと、そしてそれが、血液貯留中の適切な半減期を確保す るために必要とされる安定性と、この化合物、またはさらに特定的にはその中に 含まれる常磁性種が排泄可能であるために必要とされる不安定性との間のバラン スを達成する1nvivo安定性を持つべきことが必要である。
エステル基によって巨大分子にそしてアミド基によってキレート部分に結合され ていて、そしてこのエステル基とアミド基の間に少なくとも2原子の長さの炭素 鎖を供給する結合体部分(linker moiety)の使用によって、改良 された性質を有する、特に心臓血管系のイメージングのだめの巨大分子の常磁性 MRI造影剤を供給することが可能であることがここに見い出された。さらには 、このような結合体部分の使用によってin vivo安定性と1nvivo不 安定性との間の特に望ましいバランスが達成されることが見い出された。
かくして、−面においては、本発明は、エステル基によって巨大分子に結合され た結合体基それ自体にアミド基によって結合されたキレート部分によってキレー ト化された常磁性金属種から成る常磁性化合物であって、該結合体基が該アミド 基及び該エステル基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を供給する化合物を提供す る。
本発明の常磁性化合物中の結合体基は、好ましくは、式I HOOCCH2(CHR)n NO3(I )[式中、nは1〜10の整数であ り、モしてRはそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素原子またはヒドロ キシル、ヒドロキシアルキル若しくはCl−4アルキル基を表すが但しアミン基 に結合した炭素上のRはヒドロキシル基を表さない] のアミノ酸の残基である。
上記の式Iにおいて、nは好ましくは1〜6、そして特に好ましくは1〜3の整 数であり、モしてRは好ましくは水素、メチル、エチル、ヒドロキシル、七ノー またはポリ−ヒドロキシ(CI−aアルキル)、特に七ノーまたはポリ−ヒドロ キシ(CI−4アルキル)、例えばヒドロキシメチルまたは2.3−ジヒドロキ シーグロビルである。
Rがポリヒドロキシアルキル基である場合には、ヒドロキシル基と炭素原子との 比は、好ましくはl:lまでである。nが1〜10でありモしてRが水素である 式Iの化合物の残基もまた、本発明の常磁性化合物中の結合体基として好ましい 。結合体基として特に好ましいものには、β及びγアミノ酸、例えばβ−アラニ ン及び4−アミノ−酪酸の残基があげられる。
本発明の常磁性化合物のキレート部分は、好都合には、通常の金属キレート化剤 の残基でよい。適当なこのようなキレート化剤は、上述しf:、 M RI造影 剤に関する文献から(例えばEP−A−71564、EP−A−130934、 EP−A−186947、US−A−4639365、EP−A−230893 、EP−A−232751、EP−A−292689、EP−A−255471 、LIS−A−4687659、wo−86102005及びDE−A−340 1052参照)並びに重金属解毒のためのキレート化剤に関する文献からよく知 られている。
選ばれるキレート部分は、明らかに、in vivoで安定でありそして選択さ れた常磁性種とキレート錯体を生成することができるものでなければならない。
しかしながら、好ましくは、このキレート部分は、EP−A−186947中で 述べられたもの、またはアミノポリ(カルボン酸若しくはカルボン酸誘導体)( 本明細書中では以後APCAと称する)若しくはその塩の残基、例えばSche ring AGによってEP−A−71564、EP−A−130934及びD E−A−3401052中でそしてNycomed ASによって国際特許出願 PCT/GB 88100572号中で議論されたものの一つであろう。この最 後の出願は、例えばアミン窒素上にまたはアミン窒素を結合するアルキレン鋼上 に親木基を有するAPCA、例えば式%式%() [式中、 基Zの各々は、基−CHR、Xであるか、または基2は、lfj ニナッテ’1 & −(CHRr ) z−0−(CHRr ) z−であり;Y ハ基−(C HR+ ) 2−N(CHRI X) zまたは基−CHR,X−C’あり;X はそれぞれ同一または異なっていてもよく、カルボキシル基またはその誘導体ま たは基R1であり;R1はそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素原子、 ヒドロキシアルキル基または場合によりヒドロキシル化されたアルコキシ基であ る:が 但し少なくとも二つの窒素が−CHR、X部分(式中Xはカルボキシル基または その誘導体である)を有し、そして好ましくは 各々の−CHRI X部分はメチル基以外であり、そしてY及びZが−CHR、 X基である場合には少なくとも一つのR1は水素以外であり、そしてまた好まし くはX−CHR、X部分(式中Xはカルボキシル基またはその誘導体である)を 有する各々の窒素原子は少なくとも一つの−CH2X部分以外である部分を有す る] の化合物及びそれらの塩を開示している。
本発明の常磁性化合物のためのキレート部分として特に好ましいのは以下の残基 である: EDTA 、 DTPA 、 0TTA 。
DO3A 、 DTPA−BMA ; DOTA 、デスフェリオキサミン(d esferrioxamine) ;及びそれらの生理学的に許容できる塩、殊 にDTPA、 DOTA、及びそれらの塩。
本発明の常磁性化合物中のキレート部分が不安定な対イオンを有する場合には、 その対イオンは、生理学的に許容できるイオン、例えばアルカリ金属、非毒性ア ミン(例えばトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、エタノールアミン、ジ ェタノールアミン及びN−メチルグルカミン)、ハロゲン、または非毒性有機若 しくは無機酸のイオンでなければならない。
本発明の常磁性化合物の巨大分子成分としては、巨大分子の常磁性MRI造影剤 のために以前に示唆された任意の巨大分子を使用することができる。好ましくは 、選ばれる巨大分子は、生理学的に許容でき、そしてヒドロキシル基を含むかま t;は化学的に改質してヒドロキシル基を導入するか保護されたヒドロキシル基 の保護をはずすことができるものであろう。
特に好ましくは、この巨大分子は、高分子炭水化物及び重合炭水化物並びに重合 糖アルコール及びそれらの誘導体から成る群から選ばれたヒドロキシル基含有物 質であろう。“高分子炭水化物”という用語は炭水化物上ツマ−の累積した天然 の高分子物質を指すために使用され、そして“重合炭水化物”という用語は、炭 水化物分子を例えばカップリングまたは橋かけ剤の助けによって重合させること によって得られt;合成ポリマーを指すI;めに使用される。同様に、“重合糖 アルコール”という用語は、糖アルコール分子を例えばカップリングまたは橋か け剤の助けによって重合させることによって得られた合成ポリマーを指すために 使用される。
かくして、本巨大分子は、好都合には、環式または非環式の多糖、例えばグルカ ン、例えば澱粉、アミロース、アミロペクチン(それの巨大分子のデキストリン を含む)、グリコーゲン、デキストラン及びプラシン、またはフルクタン、例え ばイヌリン及びレバン、シクロデキストリン、または植物、微生物若しくは動物 由来のその他の生理学的に許容できる多糖類でよい。
巨大分子として使用することができる重合炭水化物または重合糖アルコールの例 は、グルコースの重合によって得られるいわゆるポリグルコース、及び炭水化物 または糖アルコール(例えばマニトール若しくはソルビトール)を少なくとも一 つの二官能性の橋かけ剤、例えばエビクロロヒドリン、ジエボキシド若しくは対 応するハロゲンヒドリンによってかまt;は二官能性のアシル化剤によって橋か けして得られる巨大分子の生成物を含む。
商業的に入手できるこのような生成物の一例は、エピクロロヒドリンの助けによ ってスクロースを橋かけして得られるFicoll (Ficollは、スエー ダン、UppsalaのPharmacia Fine Chemicals  ABの商標である)である。
本巨大分子のための基礎を形成することができる物質の別の例は、上で述べられ た多糖類の生理学的に許容できる誘導体、例えばヒドロキシル、カルボキシアル キル、アシルまたはアルキル誘導体、例えばこのような多糖類のヒドロキンエチ ル、ジヒドロキシプロピル、カルボキシメチル、アセチル及びメチル誘導体を含 む。
不溶性多糖類の(例えばセルロース)の水溶性誘導体並びに上で述べられた水溶 性巨大分子も考慮してよい。
多くのこのような巨大分子は、商業的に入手でき及び/または広く文献中に述べ られている。
本発明の常磁性化合物は、これらの化合物が可溶性でありそして腎臓閾値以上の 分子量を有するときには血液貯留剤としての使用に特に適しているが、本発明の それより低い分子量の常磁性化合物は、その他のMRI造影剤、例えば腎臓、膀 胱または胃腸管の検査のI;めの薬剤に使用してもよい。
巨大分子は、一般的には、巨大分子の常磁性キレートの意図された用途に従って 選ばれるであろう。もし例えばキレートが外に通じる排出管(outward  escape ducts)を有する体の空洞、例えば胃腸管、膀胱及び子宮の 検査において使用するだめのものであれば、巨大分子は生物分解性である必要は ない。さらにまたキレートが非経口的な投与を意図されている場合には、その分 子量が尿中へのそれの排泄を可能にするほど充分に小さい限り、巨大分子はやは り生物分解性である必要はない。しかしながら、キレートを血液貯留剤において 使用する予定である場合には、その分子量が腎臓閾値を越える生物分解性の巨大 分子を使用するかまたは各々の分子が一つより多い巨大分子を含む巨大分子の化 合物、例えば巨大分子−結合体−キレート−結合体−巨大分子の構造を有する化 合物を使用するかのどちらかが望ましい。生物分解性の巨大分子を使用する場合 には、これらは、例えば、加水分解によって酵素で分解できる〔例えば巨大分子 中のグリコサイド結合を加水分解する内部加水分解酵素(endohydrol ases)によって〕巨巨大子でよい。従って、例えばα−アミラーゼによって 分解できる巨大分子、例えば澱粉ベースの巨大分子を選択してよい。
本発明の常磁性化合物のために使用される巨大分子は、中性でもよくまたは溶液 中で正味の負若しくは正の電荷を有してもよい。非経口的な使用のためには、溶 液中で正味の電荷を持たないかまたは負の正味の電荷を持つ巨大分子が好ましい 。負の正味の電荷は、例えば巨大分子中にカルボキシル基またはその他の負に荷 電された基が既に存在するのでなければ、そのような基を巨大分子中に導入する ことによって得ることができる。
本発明の化合物中の巨大分子は多糖そして殊に好ましくはデキストランまたはそ の誘導体であり、特に40.000〜500,000殊に約70 、000の重 量平均分子量を有することが特に好ましい。
本発明の常磁性化合物の分子量は、この化合物の特定の最終用途に合うように容 易に選択することができる。
上で述べたように、これは、適当な大きさの巨大分子の選択によってかまたは二 つまたはそれより多い巨大分子を一緒に結合して最終の化合物を生成させること によってかのどちらかで行うことができる。一般的な診断の目的のためには、常 磁性化合物の重量平均分子量は、好ましくは1,000〜約2,000,000 、特に好ましくは3.000〜約2.000,000の範囲内にある。このよう な常磁性化合物の製造のためには、所望の分子量の巨大分子は、通常の方法によ って得ることができる。
常磁性化合物が事前の分解なしに尿中に排泄できることが望まれる場合には、分 子量は好ましくは40.000未満、例えば30,000未満またはさらに特定 的には20.000未満である。しかしながら、本発明の常磁性化合物を、それ らが特にうまく使用に適している血液貯留剤として使用する場合には、常磁性化 合物の分子量は、好ましくは40.000〜2,000,000、さらに好まし くは40,000〜150,000、そして特に好ましくはao、ooo〜10 0,000の範囲内にあるべきである。常磁性化合物が単一の巨大分子残基から 成る場合には、上で述べられた分子量範囲限界はまた、巨大分子の分子量に関す る適当な範囲限界であると考えてもよい。
本発明の常磁性化合物においては、常磁性金属種、即ち常磁性金属原子またはイ オンは、好ましくは放射性ではなく、そして特に好ましくは原子番号21〜29 .42.44及び57〜71の元素の群から選ばれる。原子場合24〜29また は62〜69の元素が特に好ましい。適当なランタニドの例には、ガドリニウム 、ユウロピウム、ジスプロシウム、ホルミウム、及びエルビウムがあり、そして その他の適当な元素の例としては、マンガン、鉄、ニッケル、クロム及び銅をか あげられる。特に好ましい常磁性金属種には、Cr(I[[)、Mn(I[)、 Fe(III)、Dy(I[I)及びGd(II)があり、殊にGd及びDy及 びCrがあげられる。
別の一面においては、本発明は、少なくともほんの少しは可溶性の常磁性金属化 合物、例えば塩化物、酸化物または炭酸塩を、エステル基によって巨大分子に結 合された結合体基それ自体にアミド基によって結合されたキレート部分を含む巨 大分子のキレート化剤(ここで該結合体基は、該アミド基及び該エステル基の間 に少なくとも2原子の炭素鎖を供給する)と−緒に、溶媒中で混合することから 成る、本発明の巨大分子の常磁性化合物の製造方法を提供する。
前節で述べられた巨大分子のキレート化剤それ自体が、本発明の別の一面を代表 する。
従ってさらに別の一面においては、本発明は、エステル基によって巨大分子に結 合された結合体基それ自体にアミド基によって結合されたキレート部分を含む巨 大分子のキレート化合物であって、該結合体基が該アミド基及び該エステル基の 間に少なくとも2原子の炭素鎖を供給するキレート化合物、またはその塩若しく は金属キレートを提供する。
巨大分子のキレート化剤はそれ自体、ヒドロキシル基含有巨大分子をアミノ酸ま たはその塩と縮合させること、そしてこのようにして得られた生成物をカルボキ シル基まl;は反応性カルボキシル誘導体含有キレート化剤と反応させることに よって製造することができる。かくしてなおさらに別の一面においては、本発明 は、ヒドロキシル基含有巨大分子をアミノ酸まt;はその塩(ここで該アミノ酸 はそのカルボキシル基とアミン基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を有し、そし て好都合には上で定義されたような式Iのアミノ酸である)と反応させること; このようにして得られた生成物をカルボキシル基または反応性カルボキシル誘導 体含有キレート化剤と反応させること;そして、場合により、このようにして得 られた生成物をその塩または金属キレートに変換させることから成る、本発明に よる巨大分子のキレート化剤の製造方法を提供する。
本発明の常磁性化合物をMRI造影剤としてヒトまたはヒト以外の動物の体に投 与する場合には、それらは、好都合には、一つ以上の製薬上の担体または賦形剤 と一緒に調製されるであろう。かくして別の一面においては、本発明は、少なく とも一つの製薬上の担体または賦形剤と一緒に本発明による巨大分子の常磁性化 合物を含む診断の造影媒体を提供する。
本発明によるキレート化剤及び塩及びキレートはまた、キレート化剤及びキレー トが使用されてきたその他の分野において、例えば医薬製剤用の安定剤として、 有毒な重金属積用の解毒剤として、そして放射線療法のための金属種(例えば原 子またはイオン)の投与のためのまたは診断技術例えばX線、そして超音波イメ ージング若しくはシンチグラフィー用の診断剤としても有用である。
加えて、本常磁性化合物はまた、リンパ管撮影法のような技術においても有用で あろう。それ故別の一面において、本発明は、キレート部位が、本発明によるキ レート化合物の残基である、金属キレートと一緒に少なくとも一つの製薬上の担 体または賦形剤を含有する診断または治療用の組成物を提供する。
さらに別の一面において、本発明はまた、少なくとも一つの製薬上の担体または 賦形剤と一緒に、場合により生理学的に許容しうる対イオンとの塩またはキレー トの形態の本発明によるキレート化合物を含有する解毒剤を提供する。
本発明の組成物、例えば造影媒体は、通常の調製助剤、例えば安定剤、酸化防止 剤、浸透性調節剤、緩衝液、pH調節剤などを含有することができ、そして非経 口的なまたは小腸経由の投与、例えば注射または注入、または外部への排出管を 有する体の空洞、例えば胃腸管、膀胱または子宮中への直接投与に適した形態に することができる。かくして本発明の組成物は、通常の製薬上の投与形態例えば 錠剤、カプセル、粉末、溶液、懸濁液、分散液、シロップ、座薬などでよい。し かしながら、生理学的に許容しうる担体媒体、例えば注射用水中の溶液、懸濁液 及び分散液が、一般的には好ましいであろう。
本発明の組成物が毒性の金属種例えば重金属または放射性金属イオンのキレート を含む場合には、例えばDE−A−3640708(及びAU−A−81889 /87)中で5charin5 ACによって論じられているように、少し過剰 の、例えば0.5〜20モル%、好ましくは1〜lOモル%の、キレート化合物 、または生理学的に許容できる対イオンとそれの一層弱いキレートを組成物中に 含むことが望ましいであろう。
本組成物が非経口的な投与のために調製される場合には、例えば造影媒体が血液 貯留剤として使用されることになる場合には、無菌の生理学的に許容しうる媒体 、例えば等張またはいくらか高張の水溶液中の溶液が好ましいであろう。
MI?I検査のためには、本発明の造影媒体は、溶液、懸濁液または分散液の形 態ならば、一般的に、1リツトルあたり1マイクロモル〜1.5モル、好ましく は0.1〜700mMの範囲の濃度で常磁性金属種を含存するであろう。しかし ながら、造影媒体は、投与の前に希釈するためにはさらに濃縮された形で供給さ れてもよい。本発明の造影媒体は、好都合には、体重1キログラムあたり101 〜3ミリモル例えば10−3〜1ミリモルの常磁性金属種、例えば約1ミリモル Dy/ kg体重の量で投与してよい。
X線検査のためには、造影剤の投与量は一般的にMR検査より多くするべきであ り、そしてシンチグラフイックな検査のためには、投与量は一般的にMR検査の ためよりも少なくするべきである。放射線療法及び解毒のためには、通常の投与 量を使用してよい。
なお別の一面においては、本発明はまた、ヒトまたはヒ以外の動物の体の診断方 法であって、これらの体に、本発明による巨大分子の金属キレート、好ましくは 常磁性化合物を投与すること、及びこれらの体の少なくとも一部のX線像、磁気 共鳴像、超音波像またはシンチグラフィー像を生成させることから成る方法を提 供する。
さらに別の一面においては、本発明は、ヒトまたはヒト以外の動物の体の重金属 解毒方法であって、これらの体に、場合により生理学的に許容しうる対イオンと の塩またはキレートの形の本発明によるキレート化合物を投与することから成る 方法を提供する。
なおさらに別の一面においては、本発明はまた、ヒトまたはヒト以外の動物の体 の放射線治療方法であって、これらの体に、放射性の金属種と本発明によるキレ ート化合物とのキレートを投与することから成る方法を提供する。
さらに別の一面においては、本発明はまた、ヒトまたはヒト以外の動物の体の像 生成、解毒または治療の方法における使用のための診断剤の製造のための、本発 明による巨大分子の化合物またはその塩若しくはキレートの使用を提供する。
上で述べたように、特定の結合体基の使用の結果として、本発明の常磁性化合物 は、先行技術の化合物の性質に関して特別に改良されt;性質を有する。
かくして常磁性キレ−) GdDTPAがデキストランに直接結合されている場 合には、生成する化合物はin viv。
でもin  vitroでも安定ではない。このような化合物、GdDTPA− デキストラン(分子量70,000)のウサギへの投与では、血液貯留効果は観 察されず、そして観察された尿中へのガドリニウムの急速な排泄は、GdDTP Aまたはその塩に関して観察されるものと非常に類似していた。対照的に、分子 量70,000のデキストランにβ−アラニンによって結合されたGdDTPA 、即ち本発明による化合物は、in vitroで安定であり、そしてそれが約 6時間の血液中での半減期を示しかつ0.0FM!/kgの分布体積を有すると いう点に関する限りほとんど理想的な血液貯留性を有する。ここでこの分布体積 は、少なくとも分解までは、この化合物の分布は本質的に血液貯留の内部だけに あることを示す。
それにもかかわらず、アミノ酸残基結合体を用いて達成される血液貯留効果の増 大は、常磁性化合物中の巨大分子と結合体の間のエステル結合の存在による常磁 性種の容易な排泄性を犠牲にして得られるのではない。このエステル結合は、w o−85/ 05554の巨大分子−結合体−キレート化合物中の本質的に生物 分解性でないアミド結合とは違って、生物分解性である。
本明細書中で述べられたすべての文書の開示は引用によって本明細書中に組み込 まれる。
以下の実施例は、非限定的な方法で本発明を例示するために提供される。しかし ながら、実施例1及び14の生成物が特に好ましい。本明細書中では以下の略語 を使用する: デキストランX :  X、lO’ドルトンの分子量を有するデキストラン(こ のようなデキストランはSigma Chemicalsから入手できる) DMSO−A :  ジメチルスルホキシドDTPA−A :  ジエチレント リアミン五酢酸ビス無水物(bisanhydride) ECDI:  N〜エチル−N′(3−ジメチルアミノプロピル)−力ルポジイ ミド FMOC−BA :  フルオレニルメチルオキシカルボニル−β−PP:4− ピロリジノピリジン 水: 逆浸透によって脱イオンされた水実施例 I GdDTPA−β−アラニン−デキストラン(分子量70.000)650m( 2の乾燥DMSO中の15.9 gのデキストラン70の溶液に、350+nQ の乾燥DMSO中に溶解した20.3gのFMOC−BA。
13.7gのECD I及び968mgのPPを添加した。この反応混合物を周 囲の温度で18時間撹拌し、そして43.1gのピペリジンを添加した。70分 後に、7.3mffの濃塩酸を滴加し、そして氷/水バスで冷却しそして1.7 ffのエーテル/クロロホルム混合物(7: 3w/W)を滴加すると黄色のオ イルが生成した。デカンテーションの後で、このオイルラミ留水中に溶解させモ してpI(を4に調節した。塩の濃度が1400m(2の溶液中で0.9%とな るまで塩化ナトリウムを添加し、そして生成物を中空繊維カートリッジ(Ami conHP 10〜20)中でpH4で水中の0.9%塩化ナトリウムに対して 24時間透析した。次にこの溶液を同じ装置を用いて蒸留水に対して1150m +2の体積まで濃縮し、N−メチルモルホリンによってpHを9に調節し、そし て同じ塩基を用いてpuを8で保持しながら29.18gのDTPA−Aを添加 した。
溶液が透明になった時に、この反応混合物を2時間撹拌ン酸を添加し、そして濃 塩酸でpnを6.0i:調節した。200mQの蒸留水中に溶解された30.3 7gの塩化ガドリニウム六水和物を素早く添加し、そしてIONのNaOHを用 いてpnを5.5に調節した。この溶液を、緩和時間Tl (NMRプロトンス ピンアナライザー(RADX社、ヒユーストン、テキサス、USA)を用いてl OMHz及び37℃で測定〕が2000m5より上になるまで蒸留水に対して透 析した。この溶液を凍結乾燥すると、15.3gの薄黄色に着色した粉末が生成 しに 。
分  析 元素分析: C,d 4.6%;N2.15%; Na O,16%、 CI 0.01%未 満。
遊離Gd (キシレン オレンジ滴定)、DTPASGdDTPA、クエン酸、 まt;はDMSO(HPLC) :  0.01%未満(分析結果中のパーセン トは重量による)。
蒸留水中の比緩和速度(T1)増大(specific relaxation rate enhancement)(SRRE) (NMRプロトンスピンア ナライザーCRADX社、ヒユーストン、テキサス、USA)でlOMHz及び 37℃で測定〕は9.6s−’mM−’Gdであった。
78.6mgのガドリニウム(II )DTPA−β−アラニン−デキストラン (分子量70.000)を実施例1に従って製造し、モして10mQの蒸留水中 に溶解させた。この溶液を無菌濾過し、そしてl Om(2のバイアル中に詰め た。この溶液は0.05mmolGd/ +n12を含んでいた。
実施例2の溶液を、0.05mmolGd/ kg体重の投与量で三匹のウサギ 中に静脈注射した。別の三匹のウサギは、0.05mmolGd/ kg体重の 投与量でガドリニウム(I[[)DTPA−ジメグルミン塩を静脈内投与された 。
血液のサンプルを、注射の前及び注射後1,5.10゜15.30.120.1 80及び300分並びに24及び48時間で耳の静脈から採取した。血液のサン プルから血清を調製しそシテ緩和時間T1及びT2をRADxノNMR分光計で (37°O%10MHz)測定した。血清のサンプル中のガドリニウム濃度はI CP (高周波誘導結合プラズマ)によって測定した。
分布の見かけの体積(VD)及び生物学的半減期(tl/l)を二区画(com partment)モデルを用いて測定した。結果は以下の表に示される。
cd(I[I )DTPA−β−アラニン−デキストラン       0.0 5±0.003  6.7±0.18Gd(III )DTPA−ジメグルミン    0.26±0.037  0.72±0.11上で示された結果は、実施 例1の化合物がGdDTPAよりもかなり長い半減期を有するが、注射後48時 間の血清において緩和効果も血清ガドリニウムも観察されなかったので、それで いてなお生物分解性であることを示す。観察された0、05の分布の見かけの体 積は、その血液貯留性を確認する。
10.0gのデキストラン70を、600m12の乾燥DMSO中の12.8g のFMOC−BA、 8.7gのECDI、0.61 gのPP及び31.5m Qのピペリジンと、そして次に22gのDTPA−Aと、実施例1において述べ たようにして、クエン酸緩衝液を添加するところまで反応させた。6MのHCI でpHを5.1に調節し、そしてこの溶液を4Qの水に対して透析した。この溶 液を凍結乾燥すると5.5gの薄黄色の固体が得られに 。
元素分析 N  2.82%、C42,52%、H6,74%0.5gの実施例4の生成物 を70mQの水に溶解し、そしてこれに、10m+2の水中に溶解した1、38 gのクエン酸、1−49mQのIONのNaOH及び417+ngのFeC15 を添加した。
IONのNaOHでpHを5に調節しそして一夜反応させた後で、この溶液を濾 液中のT、が2000m5より上となるまで水に対して透析した。凍結乾燥する と、0.47 gの薄茶色の固体が得られた。5.5%Fe、緩和性(rela xivity)0.8デキストラン70−β−アラニン−DTPA−DYo、5 gの実施例4の生成物を1.1gのDYC1、と錯体を形成させ、そして実施例 5において述べたようにして単離した。0.57gの収量の白色固体、9.8% Dy1緩和性0.2s−’mM−’。
0.5gの実施例4の生成物を1.15gのYb(NOa)sと錯体を形成させ 、そして実施例5において述べたようにして単離した。0.5gの収量の黄色味 がかった固体、3.5%Yb1緩和性0.03S−’mM−’a 0.5gの実施例4の生成物を642mgのCu5O,と錯体を形成させ、そし て実施例5において述べたようにして単離した。0.55gの収量の薄青色の固 体、1.5%Cu、緩和性2.0gのデキストラン40を、実施例1中で述べた ようにして、乾燥DMSO中(7)2.6g ノFMOC−BA、 1.73g  ノECDI、122mgのPP及び6.3m4のピペリジンと反応させた。生 成物をさらにここで述べたようにして3.77gのDTPA−Aと反応させ、そ してクエン酸塩緩衝液中で3.82gのGdC1、・6H20と錯体を形成させ た後、生成物を透析しそして凍結乾燥すると1.05gの白色固体が生成した。
5.1%Gd、緩和性5.1s−’mM−’。
分子量131000及び置換の程度0.52の2.Ogのヒドロキシエチル澱粉 (US−A−2516634中に述べられた方法に従ってワックス状澱粉をエチ レンオキシドによってヒドロキシエチル化することによって製造された)を12 0m(2の乾燥DMSO中に溶解させた。それを、実施例9中で述べたのと同じ 試薬と、同じ量で反応させそして単離した。2.3gの収量の白色固体、5.1 %Gd、緩和性6.0s−’mM−’。
2.0gのデキストラン40を、実施例9で述べたようにして、デキストラン4 0−β−アラニン水溶液をpH4,2で透析するところまで反応させた。2.6 5 gのEDTA−ビス−無水物(Eckelmanら、J、  Pharm、   Sci、、64 (1975) 704の方法を用いて製造された)をこの デキストラン誘導体と反応させ、2.74gのCrCl3・6H20と錯体を形 成させ、そして生成物を実施例9中で述べたようにして単離した。2.9gの収 量の紫色の固体、3.1%Cr、緩和性1.12、Ogのデキストラン500を 、4.4gのDTPA−Aを使用した以外は実施例9で述べたようにして反応さ せた。この反応混合物を、N−メチルモルホリンによってpHを8に保持しなが ら3時間撹拌した。次に6NのHCIによってpHを5に調節し、そして5.5 gのクエン酸及び5.96m(lの1ONのNaOHを含む緩衝溶液を添加した 。3.89gのB1C1゜を100m12のIMのHCI中に溶解させることに よってBi(III)の溶液を調製し、そして飽和したアンモニア水によってp Hを7に調節した。この懸濁液を遠心分離し、そして上澄み液を傾斜して分けた 。沈殿物を再懸濁させそして二回遠心分離し、そして白色のシェリー状の沈殿物 をデキストランの緩衝溶液に添加した。pHは5.0であった。−夜反応させた 後で、透明な溶液を12ffの水に対して透析し、そして凍結乾燥するとO−8 gの白色固体が生成した。
9.4%Bin (a)  DTPA誘導体3,6.9−トリス−カルボキシメチル−4−(2− ヒドロキシエチル)−3,6,9−トリアザウンデカンニ酸(HEtDTPA) をpc丁/GB 88100572の方法に従って合成した。HEtDTPAを 強い陰イオン交換体の上に充填しそしてIMのHCIによって溶出しそして引き 続いて蒸発させることによってHEtDTPA l−リヒドロクロリドを製造し た。生成物は白色固体であった。融点、350℃より高い(分解)。
元素分析: 計算値: C35,14%、 H5,54%、 N7.69%、 CI 19. 45%測定値: C34,76%、 H5,46%、 N7.74%、 ct  19.56%(b)  2.0 gのデキストラン2000を、実施例9におけ るようにしてDTPA−A反応の前の点まで反応させた。この溶液を凍結乾燥す ると1.9gの白色固体が生成した。この生成物を200mCの乾燥DIJSO 中に溶解させ、そして2−24 gのHEtDTPA ト’J ヒトo)70I Jド、0.86 g (7)ECDI及び35mg(7)PPを添加した。24 時間撹拌した後で、この溶液を3oomI2のエーテル及び125n+12のC HC13の混合物に添加した。上澄み液のデカンテーションによって生成物を単 離した。生成物を120mQの水の中に溶解させ、モしてIONのNaOHによ ってpHを5に調節した。この溶液に、5.5gのクエン酸及び5.96mQの IONのNaOHを含む緩衝液、そして次に10mffの水中に溶解させた1、 53gのGdC15・6H,Oを添加した。
IONのNaOHによってI)Hを5に調節し、そして3時間後に実施例9で述 べたようにして生成物を透析しそして単離した。2.5gの収量の薄茶色の固体 、5.7%Gd、緩和性デキストラン70−β−7ラニ7−DOTA−Gd−テ トラアザシクロドデカン(DOTA)5.26 g (7)l 、4,7.10 −テトラアザシクロドデカン(Stetterらによってテトラヘドロン、37  (1981) 767中で述べられたようにして製造された)を50m(2の 水中に溶解させた。濃HBrによってpHを10に調節し、20.16 gのブ ロモ酢酸を7mQの水中に溶解させ、・そして氷/水バス中で冷却しなからLi OHの溶液を注意深く添加した。ブロモ酢酸リチウム溶液を1.4,7.10− テトラアザシクロドデヵン溶液lニ一度に添加した。4NのLiOHによってp Hを8と9.5の間に保持し、一方4時間の間に温度を次第に高くして80°C にした。冷却後、この溶液を、1.50の水中の494m12の湿ったDowe x 50WX 4酸性イオン交換樹脂と混合しそして1時間撹拌した。水で完全 に洗浄した後で、このゲルを2x750m+2の飽和アンモニアによって洗浄し た。
濾液を蒸発させるとlO,9gの白色固体が生成した。融点350°Cより高い 。FAB−ms M + 1 411及び417−モラー及びジ−リチウム塩。
+3(−及び’H−NMRで構造を確認した。
8.72gのこの固体をl[3m(2の水中に溶解させそして濃HCIによって pHを2.5に調節した。白色固体を濾別し、そしてこのプロセスを蒸発した濾 液に関して繰り返した。集められた固体を乾燥すると4.5gの白色固体が生成 した。
融点は350°Cより高かった(分解)。
(b)デキストラン70−β−ア5 = 7−DOTA−Gd2.0gのデキス トラン70を、実施例9において述べたようにしてDTPA−Aを反応させる前 の点まで反応させた。
この生成物を凍結乾燥しそして100mffの乾燥DMSO中に溶解させた。1 .66gの沈殿したDOTA、 0.86HのECD I及び62mgのPPを 添加し、そしてこの反応混合物を周囲温度で一晩撹拌した。この反応混合物に1 50mffのエーテル及び62mQのCI(Cl sの混合物を添加し、白色沈 殿物をデカンテーション及びエーテルによる洗浄によって単離し、そして次に8 On+Qの水中に溶解させた。IONのNaOHによってpnを5に調節しそし て5.5gのクエン酸及び5.96mffのIONのNaOHの混合物そして次 に0.766gのGdCl3’6HzOを添加した。反応混合物を50時間撹拌 し、そして生成物を透析及び凍結乾燥によって単離した。2.4gの収量の白色 固体、7.4%Gd、緩和性11.7s−’mM−’。
5.65 gの9−フルオレニルメチルオキシカルボニル−5−アミ7吉草酸( CarpinoらによってJ、 Org、 Chem、+37(1972) 3 404中で述べられたようにして5−アミノ−吉草酸及び9−フルオレニルメチ ルクロロホルメートから製造された)を、実施例9で述べられたようにして2. 0g1)デキストラン70.3.5g(7)ECDI及び0.25gfl)PP と反応させた。この反応混合物を12.75+++12のピペリジンによって処 理し、生成物を単離しそして水の中に溶解させそしてここで述べたようにして7 .44 gのDTPA −Aと反応させた。この生成物をクエン酸塩緩衝液中の 7.74gのGdCl 3・6H20と錯体を形成させ、そして上で述べたよう にして透析及び凍結乾燥によって単離した。6.6gの収量の薄茶色の固体、1 1.4%Gd、緩和性5.6s−’mM−’++2.0gのウシの肝臓のグリコ ーゲン(Sigma Chemicals)を実施例9中で述べたようにして反 応させそして単離した。2.7gの収量の白色固体、7.5%Gd、緩和性6. 8s−’mM−’。
実施例 17 デキストラン70−β−アラニン−DTPAを含むバイアルバイアルを20mg のデキストラン70−β−アラニンDTPA(実施例4)及び乾燥した固体とし ての0.2mgの5n(II)C1,によって満たす。
0.9%の無菌の塩化ナトリウム中の過テクネチウム酸塩としてのI ! m  7 cの溶液を、使用前に添加しなければならない。デキストラン70−β−ア ラニン−DTPAとのテクネチウムキレートは、静脈または皮下投与のためであ り、そして脈管系のためのまたはリンパ管撮影のだめの造影剤である。
実施例 18 デキストラン70−β−アラニン−DTPA−Gd及びデキストラン70−β− アラニン−DTPAのカルシウム三ナトリウム塩760mgのデキストラン70 −β−アラニンDTPA (実施例4)を10m+2の水の中に溶解させそして 28mgのCa(OH)zを添加した。周囲の条件下でNaOHでpHを調節し た。1m(2の生成した溶液を9mQの水の中の1.0gのデキストラン7〇− β−アラニン−DTPA −Gd (実施例1)の溶液に添加し、そして生成し た溶液を無菌濾過し、20n+12のバイアル中に満たしそして凍結乾燥した。
実施例 19 デキストラン70−β−アラニン−DTPA−Gd及びDTPAのカルシウム三 ナトリウム塩 10m4の水の中の1.0gのデキストラン70−β−アラニン−DTPA−G d (実施例1)の溶液に、17mgのDTPAのカルシウム−=ナトリウム塩 (Fluka)を添加した。この溶液を無菌濾過し、20m12のバイアル中に 満たしそして凍結乾燥した。
補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成2年7月25日

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エステル基によって巨大分子に結合された結合体基それ自体にアミド基によ って結合されたキレート部分によってキレート化された常磁性金属種から成り、 該結合体基が該アミド基及び該エステル基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を供 給する常磁性化合物。
  2. 2.該結合体基が、式I HCOC−CH2−(CHR)n−NH2(I)[式中、nは1〜10の整数で あり、そしてRはそれぞれ同一または異なっていてもよく、水素原子またはヒド ロキシル、ヒドロキシアルキル若しくはC1−6アルキル基を表すが、但しアミ ン基に結合した炭素上のRはヒドロキシル基を表さない] のアミノ酸の残基である、請求項1記載の化合物。
  3. 3.式Iにおいて、nは1〜10の整数であり、そしてRは水素原子を表す、請 求項2記載の化合物。
  4. 4.該結合体基がβまたはγアミノ酸の残基である、請求項1記載の化合物。
  5. 5.該結合体基がβ−アラニンの残基である、請求項1記載の化合物。
  6. 6.該キレート部分が、アミノポリ(カルボン酸またはカルボン酸誘導体)の残 基である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化合物。
  7. 7.該キレート部分が、式II ▲数式、化学式、表等があります▼(II)〔式中、 基Zの各々は、基−CHR1Xであるか、または基Zは、一緒になって基−(C HR1)2−A′−(CHR1)2−であり;Yは基−(CHR1)2−N(C HR1X)2または基−CHR1Xであり;各々のXは、同一または異なってい てもよくカルボキシル基またはその誘導体または基R1であり;各々のR1は、 同一または異なっていてもよく水素原子、ヒドロキシアルキル基または場合によ りヒドロキシル化されたアルコキシ基である;が 但し少なくとも二つの窒素が−CHR1X部分(式中Xはカルボキシル基または その誘導体である)を有する]の化合物またはその塩の残基である、請求項1〜 6のいずれか1項に記載の化合物。
  8. 8.該キレート部分が、DTPA、DOTA、及びそれらの塩から選ばれた化合 物の残基である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物。
  9. 9.該巨大分子が、高分子炭水化物及び重合炭水化物並びに重合糖アルコール及 びそれらの誘導体から成る群から選ばれた、ヒドロキシル基含有物質である、請 求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物。
  10. 10.該巨大分子が多糖である、請求項9記載の化合物。
  11. 11.該巨大分子がデキストランまたはその誘導体である、請求項9記載の化合 物。
  12. 12.該巨大分子が40,000〜500,000の重量平均分子量を有する、 請求項11記載の化合物。
  13. 13.該常磁性金属が、原子番号21〜29、42、44または57〜71のも のである、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化合物。
  14. 14.該常磁性金属がGd、DyまたはCrである、請求項1〜13のいずれか 1項に記載の化合物。
  15. 15.少なくとも一つの製薬上の担体または賦形剤と一緒に請求項1〜14のい ずれか1項に記載の巨大分子の常磁性化合物を含む診断造影媒体。
  16. 16.少なくとも極くわずかに可溶性の常磁性金属化合物を、エステル基によっ て巨大分子に結合された結合体基それ自体にアミド基によって結合されたキレー ト部分から成る巨大分子のキレート化剤(ここで該結合体基は、該アミド基及び 該エステル基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を供給する)と一緒に、溶媒中で 混合することから成る、請求項1〜14のいずれか1項に記載の巨大分子の常磁 性化合物の製造方法。
  17. 17.該方法が、請求項1〜14のいずれか1項に記載の巨大分子の常磁性化合 物を、少なくとも一つの製薬上の担体または賦形剤と一緒に混合することから成 る、請求項15記載の診断媒体の製造方法。
  18. 18.エステル基によって巨大分子に結合された結合体基それ自体にアミド基に よって結合されたキレート部分を含む巨大分子のキレート化合物であって、該結 合体基が該アミド基及び該エステル基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を供給す るキレート化合物、またはその塩若しくは金属キレート。
  19. 19.該キレート部分、該結合体基及び該巨大分子の少なくとも一つが、請求項 2〜12のいずれか1項に記載の通りである、請求項18記載のキレート化合物 。
  20. 20.ヒドロキシル基含有巨大分子をアミノ酸またはその塩(ここで該アミノ酸 はそのカルボキシルとアミン基の間に少なくとも2原子の炭素鎖を有する)と反 応させること;このようにして得られた生成物をカルボキシル基または反応性カ ルボキシル誘導体含有キレート化剤と反応させること;そして、場合により、こ のようにして得られた生成物をその塩または金属キレートに変換させることから 成る、請求項18及び19のいずれか1項に記載のキレート化合物の製造方法。
  21. 21.キレート部位が、請求項18及び19のいずれか1項に記載のキレート化 合物の残基である、金属キレートと一緒に少なくとも一つの製薬上の担体または 賦形剤を含有する診断用または治療用組成物。
  22. 22.少なくとも一つの製薬上の担体または賦形剤と一緒に、場合により生理学 的に許容しうる対イオンとの塩またはキレートの形態の請求項18及び19のい ずれか1項に記載のキレート化合物を含有する解毒剤。
  23. 23.ヒトまたはヒト以外の動物の体に行われる像生成、解毒、または治療の方 法に使用するための診断用または治療用薬剤の製造のための、請求項1〜14、 18及び19のいずれか1項に記載の巨大分子の化合物またはその塩若しくはキ レートの使用。
  24. 24.ヒトまたはヒト以外の動物の体に請求項1〜14、18及び19のいずれ か1項に記載の巨大分子の金属キレートを投与すること、及びそれらの体の少な くとも一部のX線像、磁気共鳴像、超音波像またはシンチグラフイー像を生成さ せることを含む、像生成の方法。
  25. 25.ヒトまたはヒト以外の動物の体に行われる重金属解毒の方法であって、そ れらの体に、場合により生理学的に許容しうる対イオンとの塩またはキレートの 形態の請求項18及び19のいずれか1項に記載のキレート化合物を投与するこ とから成る方法。
  26. 26.ヒトまたはヒト以外の動物の体に行われる放射線治療の方法であって、そ れらの体に、請求項18及び19のいずれか1項に記載の放射性金属種のキレー トを投与することから成る方法。
  27. 27.実施例のいずれか一つにおいて本明細書中で前に実質的に述べられたよう な巨大分子のキレートまたはキレート化剤。
  28. 28.本明細書中で開示されたすべての新規な化合物、媒体、プロセス、方法及 び使用。
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