JPH03502215A - 物理的な蒸着の二重被覆を行う装置および方法 - Google Patents

物理的な蒸着の二重被覆を行う装置および方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 物理的な蒸着の二重被覆を行う 装置および方法 11立且1 本発明は、陰極アーク放出および磁電スパッタリング(sagnetron 5 putterinQ)の画処理を使用した真空被覆形成@置にmyる。
発明の背景 スパッタリング工程 はぼ30年間にわたって、フィルム蒸着に関するスパッタリング並びにスパッタ リング工程が何度も見直されてきた。
スパッタリング装置に於けるパラメータ簡の相互作用は非常に多いので、それら を完全に分離することは不可能である。
典型的には、ターゲット(蒸着される材料のプレート即ちその材料からフィルム が合成される)は−DCI源(即ちRFKii&)に接続される。基体は被覆さ れるべき材料とされ、ターゲットに対して向かい合わされる。この基体は接地、 浮動、バイアス、加熱、冷却、又はそれらの幾つかを組み合わされて施されるこ とができる。ガスはグロー放電が開始されて維持される媒体を形成する特表平3 −502215 (2) ために導入される。数ミリトール乃至数十ミリトールの範囲のガス圧力が使用さ れる。最も一般的なスパッタリングガスはアルゴンである。
グロー放電が開始されると、正イオンがターゲットプレートに打ち当たり、運動 量の移動によって主としてターゲットの中性子を排除し、これらが基体の上に凝 縮して薄いフィルムを形成する。このターゲットには更に別の粒子があったり放 射が生じ、それらの全てがフィルムの特性に影響を及ぼす(二次電子およびイオ ン、放出ガス、X線および光子)。電子および負イオンは基体プラットフォーム に向かって加速され、それに衝突してフィルムを成長させる。成る例に於いては 、バイアス電位(通常は負電位)が基体ホルダーに対して付与され、成長するフ ィルムが正イオンの衝突を受けるようになされる。バイアススパッタリングもし くはイオンメッキとして様々に知られている。
成る例に於いては、Ar以外のガス或いは混合ガスが使用される。通常はこれに 成る秒の反応性スパッタ一工程が含まれる。この反応性スパッタ一工程に於いて は、反応性ガス(例えば02又はAr−0□混合ガス)の中での金属ターゲット (例えばTi)のスパッタリングによって化合物が合成されるのであり、このよ うにして金属および反応性ガスの化合物(例えばT i 02 )が形成される のである。
中性粒子の  −スパッタリン 生 スパッタリング生産高は入射イオン当りのターゲツト面から放出される原子の個 数として定義される。これはスパッタリング工程に於ける最も基本的なパラメー タである。与えられた表面の生産高に寄与すると見られる表面の相互反応の全て が未だに完全に理解されているわけではない。それにも拘わらず高エネルギー粒 子からターゲット表面原子への運動量の移動に関連するとされる生産高を示す論 文の印象的な内容が知られている。
ターゲット表面に入射するエネルギーの1%がスパッタリング粒子の放出に関与 し、75%がターゲットの加熱に関与し、そして残′りが二次電子によって散逸 されるものと推定される。この二次電子はターゲットに衝突し、それを加熱する のである。磁電スパッタリングと呼ばれる改良された工程は磁場を使用して電子 が基体表面から離れるように導き、これによって熱を低減しているのである。
グロー放電スバッタリングの園に生じる基本的な作用には3つある。即ち、(1 )高エネルギー蒸気の凝縮、(り加熱、そして(3)様々な高エネルギー物質に よるボンバードメントである。これらの作用の全ての合計が注意深く制御されね ばならず、又、それらの作用の全ては相互依存するものであるから、しばしば制 御が困難となるのである。
与えられたターゲット材料に関する蒸着速度および均一性の両方共が装置の幾何 学形状、ターゲット電圧、スパッタリングガス、そして%rhの影響を受ける。
その他の全てが等しい場合に速度は電力に正比例し、ターゲット−基体の間隔が 増大するに連れて低下される。スパッタリングガスはスパッタリング生産高に影 響するのと同様に蒸着速度に影響する。ガス圧力が上昇すると、放電電流は増大 する(増大レイト)が、後方散乱によるターゲットへの材料の戻りも増大する( 減少レイト)のである。このことはある例に於いては高圧でのペニングのイオン 化の増大によって更に複雑となる。これは自己スパッタリングの速度を増大させ るのである。これらの全ての合計がガス圧力、即ち速度が最大とされるガス圧力 の狭い範囲を導くのであり、これは応用例の各々に関して経験的に決定されねば ならないのである。最適な圧力は数ミリトール乃至数十ミリトールの間の何れか とされる。
一般に、与えられたガス圧力に対して最高の均一性を得るための最適なターゲッ ト−基体の離間距離がある。
小さなターゲット(15αの直径)に関してはこの@間距離は一般に近く(数セ ンチメートル)大きなターゲットに関しては最適離開距離はかなり長く(10〜 20cm)とされる。
ここに説明するスパッタリング工程は、蒸着できる材料と、望まれた特性に薄い フィルムの特性を適合させるために調整可能な工程パラメータとの両方の点で太 鼓判を押せることは疑う余地がない。しかしながら重要な工程パラメータおよび それらの複雑な相互関係の絶対数(sheer number)がこれらの工程 をしばしば制御困難としているのである。一般に、これらの工程は比較的薄いフ ィルム(蒸着速度が比較的小さいことから一般に1ミクロン)を要求する応用例 および/又は所望された材料がその他の方法では化学量論的に簡単に蒸着できな いような場合に最も有用であると見出されている。
本願の上述した部分は、ジョン・エル・ボーセンおよびワーナー・カーノにより 編集されたスイン・フィルム・ブOセス(著作権:アカデミツク・プレス・イン コーホレーテッド、ニューヨーク州、1978年、第12〜62頁)の出版元の 許可を得て再プリントされた。
陰極アークプラズマ ここ10年にわたり、陰極アークプラズマ蒸着(CAPD)と呼ばれる関連する 物理的蒸着工程に大きな進歩が見られる。
CAPD工程に於いて、ターゲット材料は真空アークの作用によって蒸発される 。ターゲットの原材料はアーク回路に於ける陰極である。CAPD装皺の基本的 部材は真空チャンバー、陰極およびアーク11瞭、陽極、基体、および基体のバ イアスi1mである。アークは典型的には15〜50Vの範囲の電圧で持続され る。この電圧は使用されたターゲット陰極材料によって決まる。典型的に30〜 400Aの範囲のアーク電流が使用される。アーク発生は陰極付近に配置された 電極に対して高電圧パルスを付与しくガス放電点火)、および/又は機械的に点 火して開始される。蒸発は、陰極表向上を陰極アークスポットが1021/Sの 程度の典型的な速度で不規則に移動する結果として発生する。このアークスポッ トの動きは適当な制限境界および/又は磁場の助けによっても制御することがで きる。アークスポットはアーク自体によって発生された材料のプラズマのために 持続される。
ターゲット陰極材料は金属、半導体又は絶縁体とされることができる。
CAPD工程は独特な工程である。又、その他の物理的な蒸着(PVD)工程と は明らかに相違する。このCAPD工程の特徴の幾つかは次の通りである。
(i)  CA P D工程の中心はアークスポットであり、これが材料のプラ ズマを発生させる。
(ii)  陰極表面から蒸発された材料の高いパーセンテージ(30%〜10 0%)でイオン化が起こる。
よびT + +3のような様々な電荷状態のイオンが存在する。
■ イオンの運動エネルギーは典型的には10〜100電子ボルトである。
これらの特徴がその他の物理的な蒸着工程に比較して優れた品質である蒸着を生 むのである。これらの利点の幾つかは次の通りである。
(2) 広いm囲の蒸着条件にわたって品質の良いフィルム、例えば優れた接着 性および高密度を備えた化学量論的化合物フィルムが、広い範囲の反応性ガス圧 力および金fi/耐火物質の蒸発速度のもとで得ることができる。
0 優れた被覆の均一性を有して金属、合金および化合物のための高い蒸着速度 を得られる。
(へ) 基体温度が低い。
ゆ 供給源から蒸着部まで合金成分を保持できる。
(へ) 化合物のフィルムの蒸着が簡単である。
極アーク放出特 陰極アークは陰極表面から解放された材料の蒸気の中でプラズマ放電を発生する 。アークスポットは典型的には数マイクロメートルのスポットであり、平方マイ クロメートル当り10アンペアの程度の電流密度を担持する。
この大電流密度は原材料のフラッシュ蒸発を引き起こし、電子、イオン、中性蒸 気原子、微小粒滴を含んでなる蒸気を成形する。この電子は正イオン雲状塊へ向 けて加速される。陰極スポットからの放出は、陰極スポットが多数のスポットに 分かれる際のアーク電流の広い範囲にわたって比較的に一定である。スポット当 りの平均担持電流は陰極材料の性質に依存するのである。
材料のほぼ100%が陰極スポット領域の中でイオン化されることが可能である 。これらのイオンは陰極表面にほぼ直角な方向に放出される。しかしながら微小 粒滴は陰極面の上方へ約30″迄の角度にて陰極表面を離れるものと仮定される 。この微小粒滴の放出は極端な温度並びに放出クレータ−の中に存在する力の結 果として起きるのである。
陰極アークプラズマ蒸着工程は最近迄はフィルム中に微小粒滴が存在するという ことから装飾用の応用には不適当であると考えられてきた。
CARD工程に於ける微小粒滴の放出を伴う最新の開発によれば、広い範囲の装 飾用の応用のための既存技術に十分に取って代えることができるようになされた 。このCAPD工程は次の点で更に融通性を与えているのである。
(il  蒸着パラメータの制御が磁電スパッタリング工程又はイオンメッキ工 程に較べて厳密でない。
Oi)  化合物フィルムの蒸II温度をかなり低い温度となるように調整でき 、これにより亜鉛鋳造体、真鍮およびプラスチックでさえも基体を*aすること なくその基体に被覆を施すことができるようにしたのである。
概略的には、このCAPD工程は上述した従来のスパッタリング工程に比較して 優れた多くの利点を提供するのである。しかしながら、薄いフィルムを必要とす るような成る種の装飾の応用例ではスパッタリング工程によって最良の状態を得 ることができる。このような1つの応用例は宝石類の上に金の薄い被覆を施すこ とである。
これは、CAPD工程に於ける金、銅、そして銀の被覆にて微輻粒演を排除する ことが困難なことのためによる。それ故に、装飾目的の薄い金被覆を蒸着させる ためには今日ではスパッタリングが好ましい方法と見做されている。
しかしながら、金は比較的柔らかい。連続して使用する状態のもとで、拡散反射 が見られるようになり、同時にWl滅してゆく。スナイダーに付与された米国特 許明細間第4,591.418号(1986)を参照されたい。
参照することによってここに組み入れられるランドハワに付与された米国特許願 第071025.207号に開示されたような改良されたCAPD工程を使用す る窒化チタン(TiN)の被覆は、金に対して素晴らしい色のマツチングを生み 出している。従って、ランドハワの改良されたCAPD工程を使用して安価な宝 石類の上に窒化チタンを蒸着させ、しかる後に本当の金をその窒化チタンの上に 蒸着させることが可能となる。この独特な2層被覆を施した宝石は、使用者に対 して本当の金メツキ製品に加えて極度に磨耗耐性の強い窒化チタンを下層被覆し た製品を提供するのである。このようにして、本当の金の閣が部分的に磨耗して 禿げてしまっても、色がマツチした窒化チタンがその製品の禿げた部分に於いて 本当の金の見栄えを維持することができるのである。
金およびTiNの層を次々と形成することの困難な点は、金とTiNとが互いに 極めて接着性に劣ることである。本発明迄は、たった2つの基本的な方法が金お よびTiNの多層被覆を形成するために知られていたと確信する。第1の方法は 上述したスナイダーにり教示された方法であり、少なくとも4つの交互に配置さ れた金およびTiNの層を使用している。第2の方法はササヌマに付与された米 国特許明iis第4,415.421号(1983)によって教示された方法で ある。ササヌマは電子ビームによって3つの異なる層を同時にスパッタリングす ることも教示している。ササヌマは金とTiNとの間の接着性の劣る点を、Ti Nの下層と金の頂部層との間にTiNの層および金の層を交互に位置させること によって克服しようと試みた。
本発明はこれらの困難な81Mを解決し、接着の問題を生じることなくT i  t’llの上に金の層を直接に被覆することができる都合の良い1つの装置を提 供することである。本発明は進歩されたCARD工程と近代的な磁電スパッタリ ング工程とを1つの機械に備え付けたのである。
及豆五11 それ故に、本発明の目的はCAPD工程およ1[電スパッタリング工程を使用し て実質的に被覆を次々に形成できる機械を提供すること1ある。
本発明の他の目的はコンピュータ制御によるシーケンス装置を備えた機械を提供 することである。
本発明の他の目的は、両方の工程に共通する基体回転テーブルを備えた機械を提 供することである。
本発明の他の目的は、1つの工程で、そして次の工程で被加工物の両面に同時に 被覆できる機械を提供することである。
本発明の他の目的は、何れの工程に於いても様々なガスを混合できるコンピュー ター制御の反応性ガス副装置を備えた機械を提供することである。
本発明の他の目的は、工程制御を高めるために基体バイアス電圧が可変の機械を 提供することである。
本発明の他の目的は、両方の工程に共通の真空ポンプ装置を備えた機械を提供す ることである。
本発明の他の目的は、両方の工程に共通の冷却装置を備えた機械を提供すること である。
本発明の他の目的は、純粋な金を窒化チタンの被覆或いは窒化炭素の被覆に強固 に付着させることができる装置を提供することである。
本発明の他の目的は、純粋な金を窒化チタン、窒化炭素、或いは適当に硬化され た基体に強固に付着させることができる装置を提供することである。
本発明の他の目的は、CAPD工程および@電スパッタリング工程を使用して基 体に対して同時に被覆を形成することのできるiniを提供することである。
本発明のその他の目的は以下の説明および付随する請求の範囲から明白となろう 。この明細書の一部をなす添付図面が参照される。図面に於いては、幾つかの図 面を通して同じ符号は同じ部品を示している。
ここに使用されている成る用詔は次のように定義される。
クロスオーバーセットポイント二人1m!l!なポンプ作用が終わり、拡散ポン プ作用および冷気トラップポンプ作用が引き継がれて高い真空度に迄圧力を低下 させるようになされる真空チャンバー内の定められた圧力 高真空圧:高真空度の真空圧力の短縮語ミリトール:トールの1000分の1、 下記参照基体:被覆される物体を指す トール:圧力単位、0℃で標準重力の下で1ミリメートルの水銀柱を支持するの に必要な圧力 プラズマ二等しい個数の正イオンおよび電子を含み、良好な導電体で且つ磁場に よる影響を受ける帯電粒子の集合体 基本的な磁電スパッタリング工程は上述したスイン・フィルム・プロセスに開示 されている。その改良がモリソン・ジュニアに付与された米国特許明細間第4. 162.954号(1979)および第4,180.450(1979)に開示 されており、これらの特許は本発明の譲受人であるヴアクーテク・システム・イ ンコーホレーテッドに対して譲渡されている。これらの全ての参照文献は参照す ることでここに組み入れられる。
基本的なCAPD工程はここ20年にわたって発展されてきた。スネーパーに付 与され且つヴ7クーテク・システム・インコーホレーテッドに対して譲渡された 米国特許明細間第3.625.848号(1971)および第3.836.45 1号(1974)はこの基本的工程の元となりている。ムラリーに付与された米 国特許明細書第4.430.184号(1984)およびモリソン・ジュニアに 付与された米国特許明III第4.724゜058号(1988)は何れもヴア クーテク・システム・インコーホレーテッドに対して謹製されており、これらは その基本的なCARD工程に対する改良を与えている。CAPD技術の概要はエ ッチ・ランドハヮおよびピー・シー・ジョンソンによる“技術ノート:陰橋アー クプラズマ蒸着工程およびその装置の見直し” (サーフェイス・アンド・コー ティング・テクノロジー、31(1987、第303〜318頁)に与えられて いる。
CAPD工程に対する更なる改良はランドハヮに付与された米国特許願第071 025.207号に開示されており、この特許顧はヴアクーテク・システム・イ ンコーホレーテッドに対して譲渡されている。これらの全ての参照文献は参照す ることでここに組み入れられる。
本発明は、広く様々な基体の上に高性能の金属被覆を蒸着させるように設計され た成形CAPDおよびスパッタリング被覆装置である。この装置はCAPDター ゲットおよびスパッタリングターゲットを使用し、真空雰囲気の中で基体上に材 料の薄いフィルムを蒸着させる。
この陰極を使用するスパッタリング蒸着工程は比較的高電圧小電流の工程であっ て、実際に如何なる材料も蒸着するのに適用できる。この工程はターゲット材料 に正イオンをn5、運動量の移動によって主としてターゲットの中性子を排除す るようになす。この排除された原子が基体の上に舞いフィルムとして凝縮される のである。
CAPD工程は比較的大電流および低電圧を使用して導電性のターゲット原材料 を蒸発させ、そして被覆を形成するように基体の上に凝縮させる。
本発明の好ましい実施例は12.7X60.96am(5×24インチ)(7) 2つ(1)CAPDター1yトと、8.89X93.5C1(3,5×25イン チ)の2つのスパッタリングターゲットを使用して、蒸着される材料を与えてい る。
基体を支持している基体固定具はチャンバーの中で回転する。基体は遊星運動、 振動又は往復動によってターゲットの前を可変速度で通過される。ポテンショメ ーター即ち可変tsm*置が蒸着工程の要求条件に応じて回転速度を変化させる のである。
DCバイアス電力は蒸着工程に際して基体固定具および基体に対して与えられ、 ターゲット原子の基体に向かう移動を高めて、および/又は蒸着フィルムの特徴 を発揮させる。
拡散ポンプ、ポリコールドトラップ(マイスナートラップ)、低温ポンプ、或い はターボ気体ポンプが工程に際してチャンバー内に高真空圧を形成してそれを維 持する。機械的ポンプが低い真空度に迄チャンバーを排気しく大雑把な真空)、 そして高真空圧のポンプ作用に際しては拡散ポンプか又はターボ気体ポンプをポ ンプ作用させる(それらのポンプから引き出す)のである。
プログラム可能な論理制御VR1!(PLO)がこの工程のシーケンスを制御す る。この装置は関連する工程パラメータのフィードバックに応答する。手動によ るオーバーライドは常に可能とされる。
本発明の主要な部材は、 (1)  装置主フレームであって、 −工程チャンバーと、 −拡散ポンプおよびポリコールドトラップと、−水および圧縮空気の分配パネル と、 −工程ガスのための質量流量の@WJ@置およびバルブと、 −モニター器具と、 −電気的ターミナルボードと、 を支持し且つ取り囲んでいるi置主フレーム、(2)  iQ御器具を含む装置 制御コンソール、(3)   CAPDターゲットtm。
(4)  機械的ポンプ、 (5)  ポリコールドトラップのための圧縮機、(6)  ターゲットおよび バイアスのための電源を含む電力供給キャビネット、 (7)  電力分配キャビネットおよび変換器、(8)  プログラム可能な論 理制御l@1f(PLO)(9)  コンピューター、 (1G)コンピューターのためのソフトウェア−1(11)  P L Oのた めのソフトウェア−1である。
型的なCAPDエ サイクル オペレータは基体を固定具に取付け、前記チャンバードアーをmじて該チャンバ ーをシールする。機械的ポンプがチャンバー内の圧力をクロスオーバーセットポ イント、典型的には80〜150ミリトールの圧力に迄低減する。
チャンバーがクロスオーバーセットポイントに達したならば、チャンバーの大雑 把なバルブが閉じられ、高真空度のバルブが数秒後に開かれる。チャンバーの大 雑把なバルブを閉じることで機械的ポンプをチャンバーから切り離し、高真空度 のバルブを開くことでチャンバーを拡散ポンプおよびポリコールドポンプに連通 させる。
拡散ポンプがチャンバー内の圧力を基本圧力と称される典型的に2×10−5ト ールの予め設定された圧力レベルに迄低下させたときに、ポンプによる低圧化の サイクルは終了される。駆動モーターは次に基体の固定具を回転させる。
2X10−5トール迄の圧力の低下はチャンバーから殆どのガスおよび水の分子 を排除する。そうでなければこれらの分子は工程の障害となってしまう。
CAPDアークがしかる後に発生される。高バイアス電流がクリーニングサイク ルを開始させて、イオン化された粒子によるスパッタリング作用によって基体を 洗浄する。
高バイアスサイクルは終了されて蒸着サイクルが開始される。窒素ガスがチャン バーを充満して作動圧カー5X10  )−−ルー20X10−3トールの因の 圧力となす。
反応蒸着工程に際して典型的には窒素分子はCARDターゲット(例えばチタン )と化合して、基体の上に窒化チタンの被覆を形成する。このようにして、工程 はチャンバー内へ導かれた窒素の一部を消費する。
蒸着工程の間、窒素は連続してチャンバー内へ流入される。このことは高真空ポ ンプによる一定したポンプ作用を必要とする。この装置は窒素の流量とポンプ作 用速度とをバランスさせてチャンバー内部の圧力を作動圧力のセットポイントに 維持するようになす。
この装置は窒素の流lを質1に流量制御装置によって調整する。この質量流量制 御Il装誼は窒素密度に作用する圧力の影響を補償し、又、圧力に無関係なガス の標準体積を導き出す。
基体に於ける負の電位がターゲットからの径路に於けるチタン正電萄イオンを加 速する。この負電位はバイアス電圧と呼ばれ、典型的には−50〜−500ii 流ボルト(VDC)である。
チタンターゲットは蒸着工程の間に消耗されるので、周期的に交換しなければな らない。
CAPDターゲットはアーク電力供給源の負出力に接続される。電流はアークタ ーゲットからプラズマを通して陽極へ流れる。1流によってターゲットから引き 離されたチタンの積極的に正イオン化された粒子は負電荷基体へ向かって流れ、 基体表面上の窒素と化合して被覆を形成する。
PLOは蒸着工程の終わりに於いてCAPDターゲット源に向かう窒素および電 力を遮断し、窒素をチャンバーから排出する。チャンバーが大気圧に達したなら ば、PLOは音響信号を発する。
入氏エエ旦之l スパッタリングは、比較的大電流低電圧を使用するCAPDI@工程に比較して 比較的高電圧小電流の蒸着工程である。
プラズマのグロー放電によって発生された正イオンが陰極のターゲットに衝突し 、運5litの移動によって主としてターゲットの中性子を排除する。
このボンバードメントがターゲット材料を蒸発させる。
ターゲットから追い出された原子は基体の上に薄いフィルムとなるように凝縮す る。
好ましい実施例に於けるターゲットは8.89X93.5α(3,5X25イン チ)のスポットであり、水冷される。
磁電陰極が電場および磁場を交差させることで処理チャンバー内のターゲット材 料の近くでプラズマを捕捉する。ターゲットに対するプラズマの腐食作用が電力 ワット当りの高いスパッタリング速度を発生するのである。
本発明の好ましい実施例は水冷陰極を使用する。
オペレータはスパッタリング蒸着サイクルに関してPLOにより以下のパラメー タから選択する。
スパッタリング工程時園 陰極#1の電力セットポイント 陰極#2の電力セットポイント スパッタリングガス圧力 オペレータは装置m’御パネルによるガスを選択する。
アルゴンはその質量からスパッタリング蒸着工程に好ましいガスとされる。
スパッタリング蒸着サイクルは自動化することができる。チャンバーが基準圧力 にあれば、オペレータは次の操作で自動工程を開始させる。
(1)  m看選択パネルによってCAPDからスパッタリングにスイッチを切 り換える。
+2)PLOでスパッタリングパラメータを入力する。
(3)装置lII!御パネルにて工程の始動ボタンを押す。
(4)  望まれるならばバイアス電力を印加する。
本発明に於いて上述したCAPD工程およびスパッタリング工程の完遂は輝く金 メッキされた宝石類を形成する。又は、あらゆる基体に対して様々なその他の被 覆を形成するのである。
1里μJIL虹区貝 第1図は、基本的なプレーナー磁電スパッタリング装置の概略図を示す。
第2図は、基本的な陰極アークプラズマ蒸着(CARD)装置の概略図を示す。
第3図は、本発明の二重11iiI装誼の主要部材の概略を示す。
第4図は、一部切除した二次被覆装置の主フレームの右側立面図を示す。
第5図は、一部切除した二次被覆装置の主フレームの左側立面図を示す。
第6図は、二重被覆装置の主フレームの右側チャンバードアーの内祝図を示す。
第7図は、二重被覆装置の主フレームの左側チャンバードアーの内祝図を示す。
第8図は、前部チャンバードアーおよび前部包囲パネルを切除した二次被覆装置 の前両立面図を示す。
第9図は、全ての包囲パルスおよび上部支持フレームを切除した二次被覆装置の 後部の頂部斜視図を示す。
第10図は、全てのポンプが取り外された二次被覆装置の主フレームの頂面図を 示す。
第11図は、包囲パネルが取り外された二次被覆装置の主左側真空チャンバード アーの前両立面図を示す。
第12図は、マスター1i11111パネルの前両立面図を示す。
第13図は、前側および右側のドアーが取り外されている二次被覆装置の主マニ ホールド真空チャンバ一部分の前面斜視図を示す。
第14図は、真空チャンバーおよび基体固定具の前面斜視図を示す。
第15図は、全ての主工程陰極を示す真空チャンバーの頂視横断面図を示す。
第16図は、第13図の線B−8と同じ第15図の纏A−Aに沿う内部取付けの スパッタリング陰極の長手方向断面図を示す。
第17図は、第13図のlID−[)と同じ第15図のmc−cに沿う内部取付 けのCAPD陰極の長手方向断面図を示す。
第18図は、リングのための基体クランプ組立体の前部斜?l1図を示す。
第19図は、プログラム論理制御@誼(PLO)の論理のソフトウェア−フロー チャートを示す。
第20図は、第19図の続きを示す。
第21図は、パーソナルコンピューター(PC)の論理のソフトウェア−フロー チャートを示す。
第22図は、本発明によって形成された各種フィルムの相対的な光沢および色合 いの表を示している。
1貝1111飢晟貝 先ず第1図を参照すれば、基本的な磁電スパッタリング装置は、真空チャンバー 1と、ポンプ141112と、スパッタリングガス供給113とを含んでいる。
真空チャンバー1はターゲット/陰極4および陽極5を収容している。スパッタ リング電力供給l1I6はターゲット/陰極4を負に、陽極5を正にバイアスし ている。このスパッタリング工程は高電圧小電流の111ilIを使用している 。基体8は薄いフィルム9を被覆されるべき被加工物である。
基体8は基体型117によって負にバイアスされている。
スパッタリング工程の間、スパッタリングガス供給源3が不活性ガスであるアル ゴンを供給する。ポンプ装置2が数ミリトール乃至数十ミリトールの範囲の真空 度を維持する。スパッタリング電Ni6は出力を増大して陽極5とターゲット/ 陰極4との間にグロー放電10を引き起こすのである。
グロー放電10は不活性ガスの正イオン十をターゲット/陰極4に対して衝突さ せる。矢印16を参照されたい、運動量の移動がターゲットの中性子N1電子e そして正イオン十をターゲット/陰極4から排除する。ターゲットの中性子Nは 基体8の上に薄いフィルム9として凝縮する。矢印14を参照されたい、更に、 正イオン十の僅かなパーセンテージの部分も基体の上に凝縮する。
正イオン+および電子eも基体8に衝突し、薄いフィルム9が成長される。矢印 12および13を参照されたい。
磁石20がターゲット/陰極4の後方に配置されている。この磁石20は[12 2で示すようにターゲット/陰極40回りにI!場を形成している。この磁場2 2は典型的には数百ガウスの程度とされる。磁場22はかなりの数の電子eを電 極/陰極表面23に対して捕捉する。電子eを捕捉するこの作用は2つの基本的 な目的で働くのである。先ず第1に、僅かな電子が基体8に到達して基体8を低 い温度に維持する。第2に、ターゲット/陰極表面23に於ける電子eの一定し た運動はスパッタリング生産高、ターゲット/陰極表面23からの中性粒子Nの 放出速度を増大する。この増大された生産高は基体8の上の薄いフィルム9の急 速な成長を可能にするのである。このようにして、基体8の上に薄いフィルム9 を被覆するのに必要とされる時間を短縮して、@造の効率化が実現されるのであ る。
次に第2図を参照すれば、基本的な陰極アークプラズマ蒸@ (CAPD) W Aeは真空チャンバー1と、ポンプ2と、任意のガス供給maoとを備えて構成 されている。
真空チャンバー1はターゲット/陰極40および陽極5面陰極40を負に、陽極 50を正にバイアスlている。
物である。基体8は基体tlj70によりて地面に対して負にバイアスされてい る。
CAPD工程の間、少なくとも1つのガス33がガス供給源30によって真空チ ャンバー1内へ導かれる。ポンプ装置12がlX10−’トール乃至1X10− 3トールの簡の真空圧を維持している。基体型1170は基体8を200乃至1 000DCボルトの範囲の高電圧にバイアスする。RFI!圧は非導電性材料の 場合に使用される。
次にCARD電源60がターゲット/陰極4oおよび陽極50に対して電圧を印 加する。そしてアーク開始器44がアーク100をターゲット/陰極40と陽極 50との間で点火させる。アークスポット29は1秒当り数百メートルの程度の 速度でターゲット/陰極表面230の上を移動する。多数のアークスポット29 はアーク大電流を使用することによって作ることができる。アークスポット29 は磁石200の制御の下で予め定めたパターンを移動する。この磁石200は1 0〜50ガウスの範囲の磁場を形成する。アークスポット29は絶縁境界線33 3によってターゲット/陰極表面230に対して拘束される。
アークスポットはターゲット/陰極40を蒸発させ、これにより正イオン+、電 子01粒滴りおよび中性子nの流れを形成する。粒滴りは蒸着シールド555に よってその流れから排除される0粒滴排除シールド555はターゲット/陰極4 0の前方および側方に適当に1ロされている。
電子eはアーク回路の陽極50へ向かって流れる。正イオン+は基体8に衝突し 、基体8を加熱且つ洗浄する。
適当な洗浄が終わると、追加のガス33が真空チャンバー1内に与えられてlX 10’トール乃至5X10−2トールの範囲の圧力となされる。
次に基体8は基体電1i70によって50乃至200DCボルト即ちRFの範囲 の低い電圧にバイアスされる。
アーク100を維持することは正イオン+および少ないパーセンテージの中性子 nが蒸着することで基体8の上に薄いフィルム90を成長させるのである。この 薄いフィルム90の厚さ並びに蒸着速度はアーク劃り真空チャンバー1の圧力、 基体8のバイアス電圧、基体温度および工程時間を変化させることによって制御 される。
次に第3図を参照すれば、二重被覆装置400は主フレーム401と、マスター 制御パネル402と、プログラム可能な論理制御装置t (PLO)403と、 PLOソフトウェア−404と、パーソナルコンピューター(PC>405と、 PCソフトウェア−406と、電力分配パネル407と、アーク電源408.8 52と、基体バイアス電源409と、スパッタリング電11410゜575と、 低温トラップのための@御ユニット411と、機械的ポンプ452とを含んで構 成されている。
次に第4図を参照すれば、二重被覆主フレーム401の右側は支持スケルトン4 12と、レベリング給送装置413と、包囲パネル414,415,416,4 17゜418.419および420と、真空チャンバー421と、前部チャンバ ードアー422と、右側チャンバードアー423と、CAPD陰11424と、 CAPDI!極425と、アーク開始器426と、工程ガスの質量流Mi制御バ ルブ427と、フローセンサー850と、工程ガス供給パイプ428と、圧縮空 気供給パイプ429と、圧縮空気圧力調整器430と、圧縮空気フィルター43 1と、冷却水供給マニホールド432と、冷却水量制御バルブ434と、冷却水 安全スイッチ435と、電気的ターミナルボード436とを有している。
複数のチャンバードアー422,423は保守のために内部部材に容易にアクセ スできるようにするとともに、被加工物の装填および取り出しの便宜を与えるよ うに働いている。圧縮空気の部材429.430および431は二重被覆装置4 00に於ける空気パルプとして動作する。冷却水部材432および434は冷却 水を内部のチャンバーパイプ437に分配し制御する。入口開口438および出 口開口439は内部チャンバーパイプ437および冷却水供給マニホールド43 2と協働して真空チャンバー421の回りに内部水の冷却面400を形成してい る。冷却水安全スイッチ435はマスター制御パネル402と協働し、予め定め たセットポイント以下に冷却水が降下したならば全ての電力を遮断するようにな っている。電気的ターミナルボード436は主フレーム401に対する全ての配 線のための共通のターミナルポイントとして働く。
次に第5図を参照すれば、主フレーム401は包囲パネル441,442,44 3,444,445,419゜6よび420と、左側チャンバードアー446と 、冷却水フィルター447と、冷却水調整器448と、スパッタリング陰極44 9と、スパッタリング陽極464と、高真空度ポンプ開口450とを有している 。
主フレーム401は3つのチャンバードアー446゜422および423を工程 のため並びに保守の便宜のために備えている。高真空度ポンプ開口450は低温 トラップ489および拡散ポンプ451(第9図)に接続される。
次に第6図を参照すれば、右側チャンバードアー423はチャンバーの他の部分 と同じように内部チャンバーパイプ437を有している。柔軟ホース453およ び454が右側チャンバードアー423へ冷却水を運ぶ。
W&着シールド455は水冷却面440の上に重なっている。この蒸着シールド 455は一般にステンレススチールで作られ、下側に位置する表面を蒸着工程か ら保護するように働く。
覗き窓456は使用者が真空チャンバー421の内部を常に覗き込めるようにし ている。覗き窓のシャッター次に第7図を参照すれば、左側チャンバードアー4 46は内部チャンバーパイプ437と、柔軟ホース458および459と、蒸着 シールド455とを有している。
ドアー取付けのスパッタリング陰極460はスパッタリング工程に際して付勢さ れる。スパッタリング陽極463およびCAPDli極462が示されている。
アーク開始器465がCAPD工程に際して真空アークを開始させる。
基体温度モニター466は赤外線センサーである。
次に第8図を参照すれば、真空チャンバー421は内部取付けのCAPD陰極4 24およびこれと対応するCAPD陽極425と、内部にスパッタリング陰極4 49および対応するスパッタリング陽極464を取付けているCAPD陰極取付 はブラケット468と、スパッタリング陰極取付はブラケット467と、ドアー 取付はスパッタリング陰極460および対応するスパッタリング陽極463と、 第2の基体温度赤外線センサー469と、基体回転テーブル470と、基体取付 は具471とを有している。
基体回転テーブル470は、スパッタリング工程およびCARD工程の何れに於 いてもマスター制御パネル402の制御の下で回転される。基体固定具471は 様々な基体に対して専用の設計とされる。
基体回転テーブル駆動組立体472は駆動モーター473と、駆動ベルト474 と、回転テーブル駆動シャフト475と、回転真空シール476と、基体バイア ス電圧接続部477と、基体バイアス電圧ケーブル478とを含んで構成されて いる。
駆動モーター473は可変速度ユニットとされ、基体回転テーブル470の速度 を正確に制御できるようになされている。回転真空シール476は工程の間に真 空チャンバー421の内部を完全に保持する。バイアス電圧ケーブル478は基 体バイアス電源409(第3図)に接続される。
次に第9図を参照すれば、二重被覆装置のポンプ組立体479が示されている。
このポンプ組立体479は機械的ポンプ452から始まる。機械的ポンプ452 は真空チャンバーを60乃至90ミリトールの範囲のクロスオーバー圧力とする 迄ポンプ作動する。機械的ポンプ452は真空チャンバー421に対して入口バ イア480、入口フィルター481、連結パイプ482、大雑把な制御バルブ4 83およびチャンバーの大雑把なI制御内口484を経て接続されている。
熱雷対ゲージ485が真空チャンバー421の圧力を測定し、その圧力をマスタ ー111mパネル402(第3図)に伝達する。真空チャンバー421の予め定 めた60乃至90ミリトールの範囲のクロスオーバー圧力に達したならば、マス ター制御パネル402は大雑把な制御バルブ483を閉じ、前方ラインのバルブ 485を開き、そして高真空用バルブ487を開く。これらのバルブ操作によっ て機械的バルブ452は拡散ポンプ451に直列に接続される。これらの無菌ポ ンプ451および452は高真空用バルブ488および低温トラップ489、ス ロットルバルブ490、高真空用バルブ487およびチャンバー高真空用量口4 5o(第5図)を介して接続される。
上述したクロスオーバー手順が遂行されると、機械的21の圧力を2×10 乃 至5X10’トールの範囲の装置基準圧力に迄、更に低下させる。同時に、低温 トラップ489は水蒸気およびその他の凝縮可能なガスを凝縮させ、これにより 拡散ポンプ451の効率を高めるのである。
工程圧力はマスター制御パネル402によってIQIIlされ、キャパシタンス マノメーターセンサー492からの信号に応答してスロットルバルブ490を動 作させる。
上述した制御ループは下流側圧力制御装置として知られている。赤外線温度セン サー493は覗き窓469(第8図)を通して基体540を見ており、マスター IIIIIIパネル402に対して温度制御@号を与えている。
工程が完了すると、真空チャンバー421は排気バルブ494によって大気圧に 迄上昇復帰される。
次に第10図を参照すれば、真空チャンバー495の頂部は支持スケルトン41 2によって支持されているのが見られる。水入口497は、冷部水が冷部水供給 マニホールド432によって供給されたときにその冷却水を内部チャンバーパイ プ437に与える。第4図を参照されたい、水出口499はしかる後に冷却水を 冷却水供給マニホールド432に戻す。
CAPD陰極有効プレート500は、第4図に見られるようなCAPD陰極42 4並びにCAPD陽極425に於ける陽極に対する電源リード501および陰極 に対するリード502を含む。陽極冷部水入口503はCAPD陽極425へ給 送し、陽極冷却水出口504は¥h11水供給マニホールド432へ戻す。絶縁 包囲体505はCAPD陰極有効プレート500を陽極電気から保護している。
冷却水人口591は冷却水を冷却水供給マニホールド432(第4図)からCA PD陰極424へ向けて供給する。出口592は冷却水を冷却水供給マニホール ド432へ戻す。
スパッタリング陰極有効プレート506は、第5図に示されるようなスパッタリ ング陽極464およびスパッタリング陰極449に於ける陽極に対する電源リー ド50713よび陰極に対するリード508を含んでいる。絶縁包囲体590は スパッタリング陰極有効プレート506を電気から保護している。冷却水入口4 96は冷却水を冷却水供給マニホールド432からスパッタリング陰1449へ 供給する。冷却水戻しは冷却水をその供給マニホールド432へ戻すようになす 。
のための電力はケーブル531によって供給される。
シールドされたアーマチュア512(第15図参照)は付勢組立体511によっ て付勢される。付勢組立体511は空気シリンダー515およびクランクアーム 516によって構成されている。
真空チャンバー421の圧力はピラニ真空計517、熱電対ゲージ518および イオンゲージ519によりて検出され伝達される。ビラニ真空計517は大気圧 から1ミリトール迄の範囲の圧力を測定する。熱電対ゲージ485は大気圧から 1ミリトール迄の範囲の圧力を測定する。イオンゲージ519は1ミリトールか ら0.0001ミリトール迄の範囲の圧力を測定する。熱電対ゲージ518はマ スター制御パイプ401をしてイオンゲージ519を動作させるスイッチ切り換 えのための引き金となる。
次に第11図を参照すれば、真空チャンバー421は支持スケルトン412によ って支持されて見られる。左側真空チャンバードアー520は装填並びに保守の ために開かれる。包囲パネルは切除されている。水入口522および水出口52 3は冷却水供給マニホールド432から内部チャンバーパイプ437に給送する 。水入口593は冷却水を冷却水供給マニホールド432からドアー取付けCA PDI極461極内61供給する。出口594は冷却水を冷却水供給マニホール ド432を通して戻す。
ドアー取付けCAPD陰極461はCAPDドアー包囲体524の内部に取付け られている。ドアー取付は供給される。冷却水入口527は冷却水を第7図に示 すように冷却水供給マニホールド432からドアー取付けCAPD陽極462に 向けて供給する。冷却水戻し528は冷却水供給マニホールド432へ戻すよう に給送する。
電気的絶縁包囲体529はドアー取付けCAPD陽極461を電気的に隔絶する 。CAPDI[磁石530(第17図)はケーブル533によって付勢される。
水入口534は冷却水を冷却水供給マニホールド432からドアー取付はスパッ タリング陰極46o(第7図参照)へ供給する。水は水出口535を経て戻る。
リード536はドアー取付はスパッタリング陰極461を付勢する。
リード537および538はアーク開始器465(第7図)を付勢する。
赤外線センサー539は第8図に示すように基体温度を測定する。この赤外線セ ンサー539はレンズ組立体541と、ファイバー光学ケーブル542と、赤外 線検出ユニット543とを有して構成されている。赤外線検出ユニット543は 基体540の温度を測定してマスター制御パネル402に伝達する。高輝度光源 544がレンズ組立体541を較正する。包囲された安全スイッチ560は包囲 パネルが開いていても動作するのを防止する。
次に第12図を参照すれば、マスター11制御パネル4゜2は基体温度伝達器5 45を有して構成されている。この伝達器545は赤外線センサー493および 543から指示された温度をゲージ546で表示する。
基体温度伝達器545は赤外線検出ユニット493および543の問を切り換え 、しかる後に基体温度をプログラム可能な論理制御装置(PLO)403に対し て伝達する。
真空チャンバー圧力モニターバネル547は、熱電対ゲージ表示器548を含ん で構成される。この熱電対ゲージ表示器548は熱電対センサー518(第10 図)からの入力を検出する。イオンゲージ表示器549はイ入力を接触する。更 にパラニゲージ表示器550はパルプ制御パネル551に信号を伝達する。この バルブ制御パネル551が大雑把な真空用のパルプ483、高真空度用のパルプ 487および排気パルプ494を制御する。
バルブ制御パネル551は拡散ポンプの前方ラインのパルプ486およびスロッ トルバルブ490(第9図)をもIQ@するのである。
装置制御パネル552は、駆動モーター473と、速度制御/表示装置553と を備えている。更に、この装置制御パネル552は、手動/自動モードの作動を 選択スイッチ554にて行なえるようになっている。手動制御スイッチ558は 工程ガスの質嚢流量制御バルブ427(第4図)の手動制御を行わせる。CAR D工程であるかスパッタリング工程であるかを開始させるには、マスター始動ス イッチ556を「オン」に切り換えなければならない。工程の終了は工程停止ス イッチ557を「オフ」に切り換えることで手動で行うことができる。
工程の状態を示すボード559は、真空チャンバー221の圧力範囲、冷却水の 安全スイッチ435(第4図)、包囲安全スイッチ56′O(第11図)の状態 、駆動モーター473の過大トルク表示器(第8図)、そして工程全体の可能と される状態表示器、の状態を示している。
工程選択パネル561は、選択スイッチ562によってCAPD工程かスパッタ リング工程かを選択できるようにしている。
アーク制御パネル563は表示器564,565.566および567によって それぞれのCARD電圧および電流を表示する。オペレータは選択スイッチ56 8および569によってCAPD陰極424/461の一方もしくは両方を使用 するように手動で選択する。
CARDアーク電力はポテンショメーター570および571によって手動で制 御することができる。
様々な基体540の表面は様々なバイアス電力を必要とする。基体バイアス電力 制御モジュール572はバイアス電源409を制御して、表示器851によりバ イアス電圧を表示する。内部スパッタリング陰極は内部スパッタリング電源を制 御する。ドアー取付はスパッタリング陰極モジュール574はドアー取付はスパ ッタリング電11575(第3図)を制御する。電力表示器853および854 はスパッタリング陰極制御モジュール573および574と一体にされており、 それぞれのスパッタリング陰極の電力レベルを表示する。
キャパシタンスマノメーターセンサー492(第9図)は信号をキャパシタンス マノメーター制御装置1576へ伝達する。真空チャンバー421の圧力はキャ パシタンスマノメーター制御装置f576と一体の表示器577によって表示さ れる。更に、キャバシタンスンノメーターtug装置1576は工程ガス制御装 置578に入力信号を与えている。
工程ガス制御111578は表示器579によって工程ガス流量を表示する。流 量センサー850(第4図)は表示器579に入力を与えている。工程ガス制御 IVRW1578はキャパシタンスマノメーター制御装置576からの信号に応 答して工程ガス質量流量制御パルプ427を変調させ、これによって真空チャン バー421の圧力をw4mするのである。上述した制御ループは上流側圧力制m li!txを構成しているのである。
支持パネル581はPLC入カモジュール582を収容している。PLO入カモ ジュール582はPLC403に対して可変データをキー人力するのに使用され る。
このPLC40C1;tPLcソフトウェア404を内蔵しており、これにより 二重被覆装[400のための全てのCAPD工程およびスパッタリング工程に於 ける機能を自動的に制御できるようになっているのである。
第13図、第14図および第15図は二重被覆装置400の主要作動部材の空間 的関係を示している。第13図は基体回転テーブル470を示している。内部取 付けのCAPD陰極424はCΔPD陰極取付はブラケット468によって基体 回転テーブル470の上方で且つ該回転テーブルに接近させて支持されている。
対応するCAPDI極425極上25−ク開始器426は同じCAPD陰極取付 はブラケット468に対して一緒に取付けられている。有効ケーブル596およ び597は冷却水パイプおよび内部取付けCAP[)陰1j424のために働く 電気的導体を収容している。
内部取付はスパッタリング陰極449および対応する陽極464はスパッタリン グ陰極取付はブラケット467に取付けられている。対応する有効ケーブル59 8および599は冷却水パイプおよび内部取付はスパッタリング陰極449のた めに働く電気的導体を収容している。
ドアー取付はスパッタリング陰極460およびその対応する陽極463は内部取 付はスパッタリング陰極449と向かい合っており、基体540の両面の同時の スパッタリング被覆が達成できるようになっている。
ドアー取付けCAPD陰極461は基体540の外面を被覆する一方、内部取付 けCARD陰極は基体540の内面を被覆する。対応するCARDアーク開始器 4658よび陽極462は同じ左側チャンバードアー446に取付けられている 。基体温度モニター466は蒸着シールド455を超えて突出する。
第14図はリング(指輪)のような小さな基体のための典型的な取付は構造を示 している。この基体回転テーブル470は基体固定具471と電気的に接続され ており、この固定具は基体540と電気的に接続されているのである。
第15図は、スパッタリング工程に際してシールドアーマチュア512がスパッ タリング陰極シールド510および514をスパッタリング陰極449および4 60から離れる方向へ動かす状態を点線にて示している。
実線で示されているシールドアーマチュア512はスパッタリング陰極449お よび460の前のスパッタリング陰極シールド513および514を移動させて CAPD工程の間に被覆されないように保護している。
他の実施例(図示せず)はFRスパッタリング陰極を更に追加して或いはi電ス パッタリング陰極449および460に代わりに、使用する。更にFR基体バイ アス装置(図示せず)も使用することができる。
第2の他の実施例(図示せず)はダイオードスパッタリングを更に追加して或い は磁電スパッタリング陰極449および460に代わりに、使用する。
粒滴除去シールド555(第2図を参照)全ての粒滴りをドアー取付けCAPD 隙極461および内部取付けCAPD陰極424から蒸発した正イオン、電子、 および中性子の流れから除去するように働く。粒滴りは角度θもしくはそれ以下 の角度で放出されることが経験的に判断されている。この角度θはCAPDター ゲット615(第17図)が265.4α平方(10インチ平方)の最小面積部 分を有しているときに30″もしくはそれより小さい角度であると見出されてい る。粒滴除去シールド555および開口556との間の距11557は、粒滴り が基体8(第8図)に到達するのを防止できるように選択される。
本発明の主目的は高い光沢を有するとともに様々な金色のカラーとマツチするよ うに制御できる一致した色のフィルムを形成することである。第22図は本発明 によって作られたフィルムのサンプルを示している。シーケンス番号8および9 は、基準としてここで使用した10カラツトおよび24カラツトの金の特性をリ スト表示している。LlはCIE  Labの色座標にて測定したフィルムの光 沢即ち輝きを示している。aI′はフィルムに含まれている赤〜緑の成分範囲を 示している。正のa1値はフィルムに含まれている赤成分を示し、負の81値は 緑成分を示している。b″値はフィルムに於ける黄〜青の成分を示している。正 のb″値はフィルムに黄色の成分が多いことを示している。負値はフィルムの青 成分を示している。
シーケンス番号1〜7は二重被覆装*400にてCAPD工程を使用して作った 特別のフィルムの特性を示している。第19図を参照すれば、ブロック1006 は2つのガス(第2図で33)の比率を変化させており、このガスは炭素源とし てのアセチレンと窒素とを含んでなる。チタンおよびジルコンをベースとしたフ ィルムに於ける炭素と窒素との比率の適当な調整によって、第22図に示すよう に金に対して光沢およびカラーが格段にマツチしたフィルム特性を得ることがで きるのである。
このようにして典型的な二重被覆装置1400の作動に於いては、第22図の上 述にて注目したシーケンス番号1〜7によってCARDフィルムが作られるので ある。次の金フィルムは第1図に示したスパッタリング工程を使用して形成され る。
好ましい実施例は1回の真空サイクル(第19図のブロック1004)の間に上 述にて注目した2つのフィルム類々に形成するのである。第22図のシーケンス 番号1〜7を選択することで得られるCAPO蒸着フィルムに対する金で構成さ れる第2のフィルムの接着性は市場で許容できるものである。市場で許容できる 接着性はスコッチテープ(商品名)の引張テストを使用して決定される。このテ スト室き金の剥離は全く発生しなかった。
二重被覆装置f400の究極の目的は、接着上の問題を発生することなく、Ti N又はZrNフィルムの上に金の被覆を直接に形成できるようになす単一機械を 提供することである。実際には、金は基体8(第1図)から磨滅してしまい、従 って下側のTiN又はZrNフィルムが露出してしまう。本発明の実施に於いて は基体8は金フィルムが剥げ落ちても同じ見栄えを維持できる点が重要である。
従って、第22図でシーケンス番号8および9に対するシーケンス番号1〜7の 相対的な値が本発明を成功させるのに重要なのである。
第16図は内部取付けされたスパッタリング陰極449および対応する陽極46 4を第5図、第8図、第13図および第15図に見られるのと同様に示している 。内部取付はスパッタリング陰極449は陰極本体600と、スパッタリングタ ーゲット601と、磁石602とを有して構成されている。クランプ603がタ ーゲット6゜1を陰極本体600に固定しており、且つそれらの電気冷却水路6 04に冷却水を供給し、ターゲット601を冷却する。出口498は冷却水を冷 却水供給マニホールド432(第4図)へ戻す。0リング605がターゲット6 01と陰極本体600との間に耐水シールを形成している。
対応するスパッタリング陽極464は陽極本体605と、暗部シールド606と 、有効ボス607とを有している。暗部シールド606はプラズマ放電をターゲ ット601に制限している。この暗部シールドはねじ608によって陽極本体6 05に固定される。スパッタリング陽極464は内部取付はスパッタリング陰極 449とは絶縁体610と、テフロン(商標)ボルト609と、絶縁リング61 1とによって絶縁されている。および612および613は有効導管598およ び599と真空チャンバー421との間の真空シールを維持している。
第17図は内部取付けされたCAPD陰極424を第5図、第8図、第13図お よび第15図に見られるのと同様に示している。この内部取付けCAPD陰極4 24は陰極本体614と、CARDターゲット615と、ターゲット縁部絶縁ス トリップ616と、陰極本体絶縁体617と、陰極シュラウド618と、磁石5 30とを有して構成されている。陰極シュラウド618は陰極本体614から絶 縁体619.620および621並びにテフロン(商I)ネジ622とによって 絶縁されている。
ターゲット縁部絶縁ストリップ616は絶縁固定具623によってCAPDター ゲット615に締結されている。
Oリング624が陰極本体614とCAPDターゲット615との間に真空およ び耐水シールを形成している。
592は冷却水を冷却水供給マニホールド432へ戻す。
0リング626.827.628,629.630および631は陰極本体61 4と陰極シュラウド618およよび有効ケーブル596,597および632と の間に真空シールを維持している。有効ケーブル596,597および632は 連結ボス633.634および645によって陰極シュラウド618に連結され ている。
電磁石530に対する電力はケーブル531によって供給される。ガスケット6 36が電磁石530と陰極本体614との間に水密シールを形成している。CA PD陰極424に対する電力はリード637および638によってコネクター6 39みよび640を介して供給される。絶縁スリーブ641および642はコネ クター639および640を陰極シュラウド618から絶縁している。
次に第18図を参照すれば、基体回転テーブル470更にベース柱701および 可変長ロッド704を有して構成されている。基体クランプ703は可変長ロッ ド704に取付けられている。基体クランプ703は柔軟なばね特性を有してい る。三角形の形状で基体540を三点支持している。リング、ブレスレット、イ ヤリングその他の類似品の基体が基体クランプ703に対して最少銀の接触面積 にてしっかりと固定できるのである。
次に第3図を参照すれば、PLC403は以下の基本的なハードウェアを備えて いる。
一工程プログラムを収納するための記憶装置一工程プログラムを実行する論理モ ジュールー人力/出力制御の論理モジュール PLOのソフトウェア404は以下の基本的な機能を有している。
−PLOハードウェアを制御するための作動装置一工程プログラム進行論理モジ ュール 次に第19図を参照すれば、ブロック1000はPLO作動装置を示している。
この作動装置は始動して、工程を進める前にPLOにある機能の全てを保証する ためにハードウェアの診断を行う。
ブロック1001は二重被覆装w400の信号入力の全てを読み取る。この信号 には基体温度伝達器545、冷却水安全スイッチ435の状態、包囲パネル41 4゜415.416,417,418.419および420の状態、真空圧を測 定する熱電対センサー518、イオンチューブ519、ピラニ真空計517、バ ルブ制御パネル551、駆動モーター473の速度表示器/制御ll装置553 、手動/自動選択スイッチ554、CARD工程又はスパッタリング工程のマス ター始動スイッチ556、選択スイッチ562、工程終了スイッチ557、冷却 水安全スイッチ435、包囲安全スイッチ560.電圧および電力表示器564 ,565.566および567、CAPD陰極選択スイッチ568および569 、基体バイアスー1@モジュール572、内部スパッタリング電源4101ドア ー取付はスパッタリング陰櫓電力制−モジュール574、電力表示器853およ び854、キャパシタンスマノメーターセンサー492、工程ガス制御装M57 8、の状態が含まれる。
ブロック1002はPLC403がPC405やPLO入力モジl−ル582の 何れかから可変処理データを受は入れていることを示している。
更に、PLG403G;tデータをPC405やPLO入カモジュール582に 対して送ることができる。
ブロック1003は安全装置をチェックする。これには冷却水安全スイッチ43 5の状態、包囲パネル414゜415.416,417,418.4196よび 420の全てが閉じられていること、工程を進める前に真空圧が存在しているこ とを示していなければならない熱電対ゲージ表示器548が含まれる。それ故に 、このプログラム論理は二重被覆装置400が適当な水流量を有し、且つ又全で の安全カバーが所定位置に取付けられており、全てのドアーが所定位置に取付け られていること、そして開口がシールされていることを確認し、真空チャンバー 421が固定されていることを保証するのである。
ブロック1004は機械的ポンプ452、拡散ポンプ451および低温トラップ 489のシーケンスに関する論理を示している。
ブロック1005はCAPD又はスパッタリングによる工程を読み取り選択スイ ッチ562で選択する論理を示している。
ブロック1006は工程ガス制御装置11578によってCARD工程ガスを制 御する論理が示されている。この制御装置は質量流量制御パルプ427、ブロッ ク10゜2かうの可変人カニ程パラメータを制御する。PLO論理はセットポイ ントからの圧力の外れに関する誤差信号を発生し、これに応じて賀II量制御パ ルプ427を調゛整する。
ブロック1007はCAPD工程に関する第1の特別な段階を示している。この 第1の段階はCAPD″11140883よび/又は852を付勢することを必 要とする。
次にCAPD磁石530が付勢される。次に基体バイアス電11409が付勢さ れる。次に基体回転テーブル470が駆動される。次に基体バイアス![409 がブロック1002から受は入れたのと共通の電圧に制御される。
次にアーク開始器476.465がアークを点火する。
使用者はブロック1002にて基体温度パラメータを入力した。ブロック100 6の現時点では、基体温度はCAPD電源408および852、そして基体バイ アス電源409の変化によってセットポイントに迄高められているのである。
ブロック1009.1010.1011.1012は、ブロック10o2に入力 されていた時間に対する電力消費および基体温度のセットポイント処理を実行す る。
ブロック1012はブロック1002から受は取った予め定めたa■plI閤の セットポイントを超えた後にCAPD工程を終了させる。
ブロック1013はブロック1012から予め定められているようにスパッタリ ング工程を進めるが否かを指示する。
ブロック1014は内部チャンバーバイブ437がブロック1002で指示され たように基体540を予め定ブロック1015は排気パルプ494を開いて大気 に排気するか、工程ガス制御パルプ427によって工程ガスを導くかの何れかを 実行する。
スパッタリング工程はブロック1o16にて開始され、工程ガス制御装W578 によって工程ガスを導入することで開始される。
次のブロック1017.1018はスパッタリング陰極464および463の前 のスパッタリング陰極シールド513.514を移動させる。ブロック1017 はスパッタリング電源410,575を翠付勢するように進め、スパッタリング ターゲット/陰&449および460をスパッタリング洗浄するようになす。ス パッタリング洗浄のための継続時間はブロック1002によって指令される。
次のブロック1019はスパッタリング陰極シールド513および514をスパ ッタリングターゲット陰極449J5よび460から離れる方向へ移動させる。
基体回転テーブル470が駆動される。
スパッタリング終了はブロック1014および1015で行われる。
ブロック1100はPCを走らせる実行ソフトウェアおよび可変工程データ入力 を示している。可変工程データには使用者が工程に望む全ての時間、温度出力、 流量および圧力の変数が含まれる。ブロック1o11は可変人力データを表示す るPCのCRTを示している。任意のプリントアウトブロック1102が示され ている。この代わりに、可変工程データはPLO入カモジュール582によって 入力されることができる。
ブロック1103はPCが様々な可変人力を工学単位からPLOフォーマットデ ータに翻訳することを示している。ブロック1104はPC405が可変人力デ ータを保存し回収することを示している。
ブロック1105は全てのPC/PLOの遺り収りをはPC5405によって指 令を受けて、測定した工程パラメータをPC405による表示および保存のため に伝達することができるようになっている。
1104に於ける測定工程パラメータの表示および保存と同時にブロック110 0に入力されることができる。
上述したコンピュータ技術の実施に関しての最良のモードはテキサス・インスツ ルメントのシリーズ500のPLOモデル530  G−1102を使用するこ とである。ここで使用されたPCはIBM(或いはこれとコンパチブルの)であ り、マイクロソフトのオペレーティング・システム、MS−DO8およびEGA /VGAグラフィックスを使用したものである。EGA/VGAグラフィックス は16色のカラー表示、プリミティブおよびテキストを可能としている。PLO とPCとの間の非同期シリアルコミュニケーションはテキサス・インスツルメン トのタスクコードおよびアセンブリ言語ルーチンを使用している。
PLOのラダー論理ソフトウェアはテキサス・インスツルメントのタイソフト・ ラダーΦエディターを使用して書かれた。PCの実行ソフトウェアはマイクロソ フトのCコンパイラ−を使用してrCJ言語で書かれた。
PCの実行ソフトウェアはメニュー駆動され、これにより使用者をスクリーンに て促して可変データを工学単位で入力させるようになされた。オンライン操作の 「ヘルプ」による助言を使用者は全てのスクリーン操作から離れて利用すること ができる。実行ソフトウェアは工学単位での全てのデータを受は入れることがで き、rCJ言詔のサブルーチンを使用して全てのデータをPLOの機械読み取り 可能なデータに変換している。
CRTブロック1101、プリンターブロック1102、およびディスクブロッ ク1104は全ての可変人カニ程パラメータをリアルタイムにて受は入れ、表示 し、或いはプリントし、或いは保存することができるのである。
手続補正書(自発) 平成2年5月メ7日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.基体を被覆するための装置であって、(a)真空チャンバーと、 (b)真空チャンバーの内部に真空圧を形成するポンプ装置と、 (c)基体と、 (d)腐食面を有するスパッタリングターゲット/陰極と、 (e)スパッタリングターゲット/陰極の前記腐食面と反対側にてスパッタリン グターゲット/陰極に接近配置された磁石手段と、 (f)スパッタリングターゲット/陰極のプラズマ放電を引き起こすためのスパ ッタリング陽極と、(g)スパッタリングターゲット/陰極と、その前記スパッ タリング陽極との間に電極回路を形成するスパッタリング電源と、 (h)真空チャンバー内部に工程ガスを導いてスパッタリングターゲット/陰極 と陽極との間にグロー放電を引き起こすように制御し、これにより腐食面を蒸発 させて基体の上にスパッタリング被覆を蒸着させるようになすための手段と、 (i)腐食面を含むCAPDターゲット/陰極と、(j)CAPDターゲット/ 陰極のためのCAPD陽極と、 (k)CAPDターゲット/陰極とCAPD陽極との間に電極回路を形成する電 源と、 (l)CAPDターゲット/陰極およびCAPD陽極の間にアークを発生させて 腐食面上にアークスポットを形成し、これによりCAPDターゲット/陰極を蒸 発させて基体の上にCAPD被覆を蒸着させるようになすための手段と、 (m)複数の薄いフィルム被覆を基体の上に順次に制御して形成するようになす 手段と、 を有して構成されたことを特徴とする装置。
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