JPH03502054A - 生体液中の低密度リポ蛋白質の低下 - Google Patents
生体液中の低密度リポ蛋白質の低下Info
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- JPH03502054A JPH03502054A JP63508494A JP50849488A JPH03502054A JP H03502054 A JPH03502054 A JP H03502054A JP 63508494 A JP63508494 A JP 63508494A JP 50849488 A JP50849488 A JP 50849488A JP H03502054 A JPH03502054 A JP H03502054A
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- A61M2202/0413—Blood
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- A61M2202/046—Low-density lipoprotein
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
心臓病(CHD)は、年間で、全ての種類の癌を合わせたものを含む他のいずれ
の病気より多い死亡原因となっている。観測疫学についての研究は、総血漿コ1
7ステロール及び低密度リボ蛋白質コレステロール(LDL−C)の濃度が高い
ほど、CHDに罹る率が高くなることを立証している。
L D 1.、は、約2.5−3.0X10’ダルトンの質量及び約21−23
ナノメーターの直径を有し、球形である。LDL粒子の各々は油状コアーに約1
500分子のコレステロールエステルを含み、該油状コアーは、約800分子の
リン脂質、500分子のエステル化されないコレステロール及びアポプロティン
B−100又ハアボBと呼ばれる510,000ダルトンの蛋白質からなる親水
性層によって、水性血漿から遮蔽されている。
総血漿コレステロール及びl−5I) L、 −C4度を、食事療法、薬剤及び
血液からの低密度リボ蛋白質の除去により低下させることができるかもしれない
。しかし、はとんどの薬剤は潜在的に重い副作用を有する。より具体的には、コ
レステロール合成を減じる薬剤は重大な肝損傷、白円陣及び胎児奇形をひき起こ
すかもしれない。更に、家族性の高コレステロール血症において、同型接合体の
及び多くの異型接合体のヒトは薬剤治療に抵抗する。
高LDL含量の患名の血液血漿を直接除去し、プラズマフェレーシスによってL
D Lを除去し、低LDL含量の又はI−D Lを含まない液と代えることは
コレステロール及び低密度リボ蛋白質の血漿濃度を低下させるのに有効であるこ
とが示されている。しかし、プラズマフエレーシスはかなり成功した治療法では
あるが、主に、代替液が血漿分画であるため、極端に高価な、非特異的な技術で
ある。
ポリアンオン(ヘパリン/アガロース又は硫酸デキストラン)を用いる一つの方
法、及びアガロースに結合する抗−L D L抗体を用いる他の方法の2種類の
アフィンティー−カラム吸着方法によって、LDLを選択的に除去することが実
験的に評価されている。これらのシステムにおいては血漿交換は必要とされない
が、これらのシステムにおいて容量が限定されているという問題点を解決すべく
、アフィニティー配位子を含む一対のカラムが一般に使用され、このことはこれ
らの技術の確立及び操作を困難にしまた高価なものとしている。
発明の要約
本発明は、L D Lに含まれるコレステロールを便を介して排出し、LDLが
患者自身の代謝プロセスによって内因的に迅速に除去されるように、酵素をL
D L、の改質のために用いることに関する。
本発明の一つの実施態様は、
a)低密度リボ蛋白質(LDL)に存在するレシチンの2位のエステル結合を加
水分解し得る酵素を選択し、及びb) LDL含有血液を酵素と接触させてL
DLに存在するレシチンの2位のエステル結合を加水分解し、改質されたL D
Lが代謝されるようにLDLを改質することにより、より少ないLDL含量を
有する血液を供給する
ことを含む血液中のLDL!度を低下させる方法である。
別の実施態様は、酵素を含む反応器であって、改質されないLDL−1含有血液
が入り、改質されて反応器を出るように設計された反応器を含む。
酵素的方法を用いる、血液からの低密度リボ蛋白質の除去は、これまでの先行技
術で述べた方法に比較して固有の有利性を有する。例えば、酵素は基質に結合し
、基質を改質し及び離脱するという有利性を有する触媒であるため、LDLを改
質する酵素を用いる装置は、長期にわたる有効寿命を有しほとんど又は全く保守
を必要としない。
図面の簡単な説明
第1図は、血液に含まれるLDLの生体内改質に適する移植可能な酵素反応器の
略図である。
第2図は、血液に含まれるLDLの体外改質に適する酵素反応器の略図である。
第3図は、64時間にわたるウサギ内におけるホスホリパーゼA2で改質された
ヒ)LDLの減少曲線を示す。
第4図は、4時間にわたるウサギ内におけるホスホリパーゼA2で改質されたヒ
[、DLの減少曲線を示す。
発明の詳細な説明
低密度リボ蛋白質の低下を酵素的に達成することができる。具体的には、リゾグ
リ七ロリン脂質と脂肪酸を生産するべく、酵素を水とグリ七ロリン脂質との反応
を触媒するのに用いることができる。これは、具体的にはグリセリン骨格の2位
のアシル残基の加水分解によって起こる。次いで、得られた改質された1、 D
Lを患者の代謝プロセスによって内因的に除去し、そのコレステロールを便を
介して排出する。
所望の方法でL D Lを改質するための公知の酵素の一つとしてホスホリパー
ゼΔ2がある。ハチ毒、ヘビ塩、ブタの膵臓を含む多くの供給源からホスホリパ
ーゼA2を得ることができる。これらの各々はシグマケミカルズ(Sigma
(:hemicals)等の会社から商業的に入手可能である。ヒトの免疫系に
最もよく適合するため、理想的にはヒトホスホリパーゼA2が好ましい。現在、
少量のヒトホスホリパーゼA2のみが入手可能であるが、酵素生産技術が向上す
るにつれて供給も増加するものと予想される。
LDL含有血液を改質のための酵素と接触させるために多くの方法を採用するこ
とができる。これは、おそらくはエアゾール混合物に含まれる酵素を用いる鼻か
らの吸入により、経皮バッチに含まれる酵素を用いる経皮注入により、非経口注
射により、または経口摂取により達成できるかもしれない。しかし、好ましい実
施態様においては、アガロースビーズ、膜又は中空繊維等の酵素担体上又は酵素
担体内に、酵素を固定化し又は捕捉する。体外又は理想的には体内における使用
に適する反応器内に、酵素担体を含ませることができる。体内における使用は、
移植するかまたは体のくぼみに挿入するかのいずれであってもよい。さらに、ま
た固定化された酵素反応器は体外でLDL含有血液を改質するのにも用いること
ができる。
所望のL D L改質濃度、患者への酵素導入の方法、所望の酵素の接触時間等
の要因によって、好適な酵素用量は大幅に変化する。
投与方法は所望の酵素用量に影響する。例えば、酵素を担体に固定化することが
要求される投与方法においては、固定化工程によりしばしば酵素効率が減じる。
したがって、この固定化による損失を補填するため1.酵素用量を増加しなlj
ればならない。しかし、担体上に酵素を固定化する方法は、鼻からの吸入、注射
等の方法より、より長い投与に適する。長期にわたる投与は短時間でのL D
Lの急な減少を要求しないため、酵素の総用量はかなり低くなるであろう。
所望のL D L改jlta度に関して、別の要因もある。例えば、LDL濃度
を約50%だけ減じなければならない患者にとっては、LDL濃度を75%だけ
減じなければならない患者に対するより、より低い酵素用量が要求される。した
がって、患者の大きさ、所望のLDL改質濃度、酵素導入方法、酵素滞留時間及
び種々の他の考慮すべき要因に応じて、酵素用量は、それより大きい用量範囲も
考えられるが大人のヒトに対して約10〜約200■であると考えられる。蛋白
質1ミIJグラムにつき約800酵素単位があるので、これは約g、 o o
o〜約160,000酵素単位の用量に対応する。
酵素効率において更に考慮すべき点は酵素補助要因の存在である。ここで用いら
れる場合、酵素補助要因は、酵素ではないが、酵素を正しく機能させるのに必要
な補助物質と規定される。例えば、ホスホリパーゼA2はCa + 2や恥゛2
等のイオンの存在下で活性が増大することも知られている。酵素の機能を最大限
に発揮させるためにはこれらのイオンが必要とされるが、酵素を患者の血液と接
触する前にこれらのイオンを酵素に添加する必要はない。というのは、酵素活性
をその最大限まで活性化するのに十分な量でこれらのイオンがほとんど必ず自然
に血液中に存在するからである。
移植可能な酵素反応器の一態様の略図を第1図に示す。一般に10で表わされる
反応器は、血液人口12及び血液出口14を含む、チューブ20を含む。酵素、
好ましくはアガロースビーズ16等の不溶性支持体上に固定化されたホスホリパ
ーゼA2酵素がチューブ内に含まれる。酵素含有ビーズ床のいずれか一方の端に
位置するじゃま板又はスクリーン18は、反応チューブ内にビーズを保持するた
めに用いられる。操作においては、LDLを含む血液は血液人口12から反応器
10に入る。血液は第1じゃま板18を通過し、固定化酵素床16に入る。床上
に固定化された酵素は血液内に含まれるLDLを改質し、これによりLDLは患
者の自然な代謝プロセスにより代謝される。改質されたLDLを含む血液は第2
じゃま板18を通過し、反応器の血液出口14から排出する。血液は患者の肝臓
に達するまで患者の体内を通過し、肝臓内で改質されたLDLは代謝される。
第2図は、血液内のLDLを改質するための体外反応システムの一態様の略図で
ある。加工される血液は患者22から螺動性ポンプ24を介して除去され、入口
チューブ26に入る。入口チューブから血液は一般に28と表わされる体外反応
器に入口29から入る。体外反応器はシェル30、固定化酵素を含むビーズの懸
濁液32、フィルター34、螺動性ポンプ36、再循環チューブ38及び血液出
口40を含む。
一旦、血液が入口29から反応器28に入ると、血液は酵素懸濁液32と接触す
る。酵素は血液内に含まれるLDLを改質し、このことにより、LDLは患者の
自然な代謝プロセスによって代謝される。血液/懸濁液混合物を螺動性ポンプ3
6と再循環チューブ38によって循環しLDLと酵素を良好に接触させる。フィ
ルター34は慧濁状態の酵素含有ビーズ32を反応器シェル30内に保持する役
割を有する。加工された血液は反応器28の血液出口40から排出し戻りチュー
ブ42を通して患者22に戻り、プロセス循環を完了する。
発明の詳細は以下の実施例により得られるであろう。
アガロース1グラムに対して固定化ホスホリパーゼA2を4、000〜10,0
00単位含むアガロースビーズを焼結ガラスロートに入れた。これらを蒸留水及
びリン酸緩衝溶液(PBS)で洗浄した。ビーズに空気を引き込むことによって
、ビーズを乾燥し、次いで反応容器に入れた。次いで、反応容器に、PBS緩衝
液(pH=7.6> 、5mMのCa”:1%のウシ血清アルブミン(BSA)
及び2■の低密度リボ蛋白質(LDL)の混合物を満たした。満たした後、小さ
なエアポケットのみを残して反応容器を密封した。
反応容器を37℃で3時間振盪した。1.287ρの密度を有するNaBr−N
aC1溶液を用いて反応溶液の密度を1.063ρに調節した。次いで、この溶
液を22時間40.00Orpmで遠心分離により回転した。
遠心分離にかけた溶液の最上部層(オレンジ色を有する)を除去し透析バッグに
入れた。次いで、これを、4℃で1. OO6生理食塩水溶液1ソトルを用いて
1゛8時間透析した。
1■の透析17た、ホスホリパーゼA2で改質したLDL (FA2−LDL)
をICI法により1 mCi Na 12Mを用いてヨウ素化した。次いで
、得られた”J−FA2−LDL溶液を4℃に維持した1、 006生理食塩水
1リットルを用いて透析した。
透析の終了後に、”J−FA、−LDL溶液の沈殿度について試験した。沈殿度
が95%以上である場合は、200μC1の溶液をウサギの耳に位置する静脈に
注射した。2.5.10.15.30.45及び60分間の間隔毎に、血液サン
プルを1 tallずつウサギの耳に位置する動脈から抜いた。次いで抜いた血
液を回転して血漿を分離し、10μβの血漿をガンマ−カウンターで計測した。
各々の時刻におけるカウント数を注射した総カウントで割り、次いで100を掛
けて、血漿内に残存するカウントパーセントを計算した。次いでこのデータを時
間に対してプロットし、減少曲線を得た。
第3図は、上記操作によって決定されたウサギ内における、ホスホリパーゼA2
で改質されたヒ) L D Lの減少曲線である。第3図においては、血漿中の
LI)Lの相対濃度(初期濃度C0に対する瞬間濃度Cとして規定された)を6
4時間に亘って時間に対してプロットした。
第4図は、改質されたLDLの減少特性をより便宜に立証するため、実験のはじ
めの4時間だけを示す以外は、第3図と同様のデータに基づいている。
両方の図から、酵素で改質されたヒ)LDLは元のヒ)LDLのものに比べてよ
り速い速度でウサギから排出されることが容易にわかる。
興味深いことには、酵素で改質されたL D Lの減少曲線は2つの領域を示す
。第1の領域は、急なほとんど垂直に近い領域であって、酵素で改質されたり、
D Lの注射後約15分間続いている。
第2の領域は、かなりゆるやかであって、酵素的に改質されないLDLの減少に
ほぼ等しい。改質酵素が存在するにもかかわらずこのゆるやかな減少曲線は酵素
によって改質されないLDLの曲線と似ており、元のL D Lと同じ速度で減
少している。あらかじめ設定された出発条件に対して至適の酵素用量を決定する
のに有用なデータを提供するのに使用することができるので、これらの二つの領
域比較及び第2の領域が優勢となりはじめる区域は重要可溶性及び固定化ホスホ
リパーゼA2で処理されたヒト血漿及びL D L、の遊離脂肪酸含量を薄層及
びガス液体クロマトグラフィーを用いて分析した。、不飽和脂肪酸、本質的には
リルン酸、濃度は、酵素的に処理した血漿及び単離した元のLDLの両方で増加
した。改質されたLDL及びヒト血漿のペーパー電気泳動においては、元のLD
L及び血漿コントロールに比較して、改質されたL D Lバンドはより速く移
動した。この結果は、その実効負電荷を増加するようにLDLがホスホリパーゼ
A2によって改質されることを示唆している。改質されたLDLを大きさを除く
llPシC分析にかけたところ、元のLDLに匹敵する単一ピークを示した。
これは、酵素による改質の後にL D L凝集形成がないことを示唆しており、
観測された粒子実効電荷の増加と合致することから凝集が起こっていないらしい
ことが更に示唆されている。
同等性
当該技術の専門家は、決まりきった実験法のみから、前述の特定の物質、工程等
と多くの同等のものを認識し又は確認することができるであろう。このような同
等のものは以下の請求の範囲によって包含される。
第1図
第2図
時間(hr)
第3図
時間(hr)
第4図
圃際署査報告
m、、11−、、。−a1A@18.+tl、eeN@、 PCT/US
88103245国際調査報告
US 8803245
SA 24829
Claims (15)
- 1.a)低密度リポ蛋白質(LDL)に存在するレシチンの2位のエステル結合 を加水分解し得る酵素を選択し、及びb)酵素がLDLに存在するレシチンの2 位のエステル結合を加水分解し得るような条件でLDL含有血液を酵素と接触さ せて、改質されたLDLがより速く代謝されるようにLDLを改質することによ り、より少ないLDL含量を有する血液を供給する工程を含む被検者の血液中の LDL濃度を低下する方法。
- 2.酵素がホスホリパーゼA2からなる群から選ばれる請求の範囲第1項に記載 の方法。
- 3.ホスホリパーゼA2がハチ毒ホスホリパーゼA2、ヘビ毒ホスホリパーゼA 2及びヒトホスホリパーゼA2からなる群から選はれる請求の範囲第2項に記載 の方法。
- 4.酵素を被検者の血液と体外で接触させる請求の範囲第1項に記載の方法。
- 5.酵素を被検者の血液と生体内で接触させる請求の範囲第1項に記載の方法。
- 6.鼻からの吸収、経皮注入、非経口注射及び経口摂取からなる群から選ばれる 方法により、酵素を患者の体に入れる請求の範囲第5項に記載の方法。
- 7.酵素を患者の体に移植により入れる請求の範囲第5項に記載の方法。
- 8.酵素が表面に固定化されている請求の範囲第1項に記載の方法。
- 9.アガロースビーズ、膜及び中空繊維からなる群から選はれるものの表面に、 ホスホリパーゼA2が固定化されている請求の範囲第8項に記載の方法。
- 10.血液入口、酵素がLDLに存在するレシチンの2位のエステル結合を加水 分解し得るものである固定化酵素、及び血液出口を含む酸素反応器を含む、血液 のLDL含量を低下させる装置。
- 11.酵素がホスホリバーゼA2からなる群から選はれる請求の範囲第10項に 記載の装置。
- 12.ホスホリパーゼA2がハチ毒ホスホリパーゼA2、ヘビ毒ホスホリパーゼ A2及びヒトホスホリパーゼA2からなる群から選はれる請求の範囲第11項に 記載の装置。
- 13.アガロースビーズ、膜、及び中空繊維からなる群から選はれるものの表面 に、ホスホリパーゼA2が固定化されている請求の範囲第11項に記載の装置。
- 14.ヒトの体と適合する物質でつくられていることにより、移植及び生体内で の使用が可能な請求の範囲第10項に記載の装置。
- 15.血液を酵素と体外で接触させる請求の範囲第10項に記載の装置。
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