JPH0350170A - 釉薬の調製方法 - Google Patents

釉薬の調製方法

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Publication number
JPH0350170A
JPH0350170A JP18430089A JP18430089A JPH0350170A JP H0350170 A JPH0350170 A JP H0350170A JP 18430089 A JP18430089 A JP 18430089A JP 18430089 A JP18430089 A JP 18430089A JP H0350170 A JPH0350170 A JP H0350170A
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JP
Japan
Prior art keywords
glaze
mixing
basic glaze
pigment
mixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP18430089A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Senda
千田 和男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Publication of JPH0350170A publication Critical patent/JPH0350170A/ja
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は衛生陶器等の陶器素材に塗布して、焼成により
光沢表面を得る為の釉薬の調製方法に関するものである
(従来技術) これまでの衛生陶器においては、色としては白が主体で
あり、白以外の色彩を施したものは少なかったのである
しかし最近の住宅様式の多様化により、衛生陶器の色も
ライトブルーやパールホワイト等のように、多様な色の
種類が要望されるようになってきたのである。
このような要望に応える為に、多様な釉薬を用意してお
く必要があり、従来は粉砕混合ミル13を4トン用・2
トン用・1トン用・200 kg用とと用意し、4トン
用は白の釉薬であり、21−ン用はライトブルーの釉薬
であるというように使い分けていたのである。
即ち、陶器素材に塗布する釉薬は従来は第6図において
示す如き調製方法を経て調製されていたのである。
卯ち、大きさの異なる粉砕混合ミル13を多様に用意し
、長石・粘土・溶融材・珪砂・水等に加えて、更に顔料
Gをも加えた状態で粉砕混合ミル13の内部に投入し、
該粉砕混合ミル13の内部に混合配置した鉄球の衝突衝
撃により原料を粉砕し同時に混合していたのである。
このように顔料Gまで同時に粉砕混合ミル13の内部に
投入してしまう場合には、トロンメルミルと呼ばれる粉
砕混合ミル13を何台も用意しておく必要があり、内部
に顔料まで投入していたので、各粉砕混合ミル13はそ
の色毎に決定されてしまうこととなり、大型の粉砕混合
ミル13を何個も並べて配置しておく必要があったので
ある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明はこのように長石・粘土・溶融材・珪砂・水と顔
料を加えた大量の原料を粉砕混合する粉砕混合ミル13
を何台も用意しなくて良いようにしたものである。
即ち長石・粘土・溶融材・珪砂・水の量は多いのである
が、顔料Gの量は上記のものを加えたものに比較すると
少量であるので、顔料Gだけを別に、顔料Gを除いた基
礎釉薬Aに後から混合すべく構成したものである。
しかし顔料だけを基礎釉薬Aに投入したのでは、釉薬と
して十分な混合状態が得られないので、まず基礎釉薬A
の一部と顔料とを粉砕混合させて顔料ベースl−Pを得
て、この顔料ペーストPを基礎釉薬への一部と混合させ
ることにより、各顔料毎の釉薬を簡単に得ることが出来
るようにしたものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明の課題は以上の如くであり、次に該課題を解決す
る為の方法を説明すると。
長石・粘土・溶融材・珪砂・水を投入し、粉砕混合ミル
10内にて粉砕混合することにより基礎釉薬Aを構成し
、該基礎釉薬Aの一部をポットミキサー21・22・・
・に分割投入し、該ポットミキサー内において、基礎釉
薬Aと顔料G1・G2・・・と混合し、該ポットミキサ
ー21において混合した顔料ペーストPを、前記基礎釉
薬Aと混合することにより、顔料Gl・G2・G3・・
毎に異なる多種の釉薬を得るものである。
(作用) 本発明の詳細な説明すると。
まず、大型の粉砕混合ミル10の内部で、顔料Gを投入
しない状態の基礎釉薬Aを大量に調製し、これを各色調
毎に決定したポットミキサー21から作り出した顔料ペ
ーストP、!:混合することにより、粉砕混合ミル10
は1〜2台のみで、場所の取らないポットミキサー21
を多数配置することにより、各種の色調の釉薬を得るこ
とが出来たものである。
(実施例) 本発明の課題と手段は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明すると。
第2図・第3図はトロンメルミルと呼ばれる粉砕混合ミ
ル10を示している。
該粉砕混合ミル10は筒状の容器が駆動モーター4によ
り常時回転されており、内部には長石・粘土・溶融材・
珪砂・水の他に鉄球5が混合されているのである。
粉砕混合ミル10の回転により、内部に混合された鉄球
5どうしが衝突し、長石・粘土・溶融材・珪砂・水を砕
き、かつ混合するのである。
そして該粉砕混合ミル10の内部に於ける粉砕混合状態
を1時間程度続けると、基礎釉薬Aが出来上がるので、
これを基礎釉薬容器3に取りだして貯留するのである。
この粉砕混合ミル10の内部から基礎釉薬Aを取りだす
場合には、鉄球5は基礎釉薬Aとは分難するのである。
しかし粉砕混合ミル10には長石・粘土・溶融材・珪砂
・水と顔料Gまで投入するのであるから4ト、・21′
、とトン単位の大きな容量の粉砕混合ミル10が必要で
あり、またこのような大型の粉砕混合ミル10の内部や
鉄球5を洗浄し、各顔料Gの色を消して、他の色用の粉
砕混合ミル10として使用することは出来ないので、4
トツ・2トツと大型の粉砕混合ミル10を何台も並べて
配置しておく必要があったのである。
これが第6図に示す従来の図面である。
本発明はこのように4トン・2トンと大容量の粉砕混合
ミル10を複数用意するのではなくて、顔料Gのみを基
礎釉薬Aと混合する1 00 kg・50kgの混合装
置を多数用意すれば、多種多様の釉薬を得ることが出来
るように構成したものである。
第4図・第5図において混合装置としてのポ・ノドミキ
サー21の内部構成が開示されている。即ら該ポットミ
キサー21の内部においても鉄球5が投入されており、
該鉄球5がポットミキサー21の壁部と衝突して鉄分が
混合されると顔料Gの色が黒に変色するので、内壁部に
ゴムライニング7を貼っているのである。
8はポットミキサー21を回転駆動する為のモータであ
る。
そして該ポットミキサー21・22・23・24は第1
図において示す如く、50kgから100kgまでの小
形のものを多数台用意しており、この中に、基礎釉薬容
器3から分割した少量の基礎釉薬Aと、各色の顔料G1
・G2・G3・G4を投入するのである。
そして3亥ポットミキサー21・22・23・24の内
部で、基礎釉薬Aと顔料Gと水とを粉砕混合して顔料ベ
ース)Pを作り出すのである。
この顔料ペーストPがペースト容器25・26・27・
28内に投入される。
そしてこのポットミキサー21・22・23・24内で
作られた顔料ペースI−Pと、基礎釉薬容器3内の基礎
釉薬Aとを最終的に調製容器30・31・32・33の
内部に投入して、ハンドミキサー2で混合するのである
このような手順により、各調製容器30・31・32・
33毎に色の相違する釉薬が出来上がるのである。
第1図において、基礎釉薬容器3から取りだした基礎釉
薬Aに対して、調製容器30・31・32・33内にお
いて、顔料G1−G2・G3・G4を投入しハンドミキ
サー2により混合すれば良いように思えるが、実際は顔
料Gも粉砕する必要があり、基礎釉薬Aと混合して馴染
んだ状態を作りだしておかなければ、ハンドミキサー2
による混合操作だけでは、十分な基礎釉薬Aと顔料Gの
混合状態が得られないのである。
本発明はこの不具合い点を解消する為に小形のポットミ
キサー21を多数用意して、顔料Gと基礎釉薬Aとを予
め混合し、顔料Gの粉砕を行っているのである。
(発明の効果) 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1乙こ、粉砕混合ミル10を4トン・2トンと大型の
ものを多数個用意する必要がなく、色の付かない状態の
基礎釉薬Aを作りだす為の大型の粉砕混合ミル10のみ
を1台用意しておいて、大量の基礎釉’LAを作りだす
ことが出来るので、工場において場所を要しないのであ
る。
第2に、該基礎釉薬Aに混合する顔料Gは別に小形の5
0kg〜L ’00 kgのポットミキサー21により
基礎釉薬への一部と混合して顔料ペーストPとすること
が出来るのであるから、小形のポットミキサー21は各
色如に用意しておいてもスペースを取らず、また洗浄し
て他の色層に変更する必要も無いので、色の色調が変化
してしまうという不具合いが無くなったものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の釉薬の調製方法を示す調製制御図、第
2図は粉砕混合ミル10の一部断面斜視図、第3図は基
礎釉薬Aを取りだす状態の側面断面図、第4図はポット
ミキサー21の側面断面図、第5図は同しく第4図のX
−X矢視断面図、第6図は従来の釉薬の調製方法を示す
図面である。 A・・・基礎釉薬 C1,G2.G3.G4・・・顔料 10・・・・粉砕混合ミル 3・・・基礎釉薬容器 21.22,23.34・・・ ポットミキサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 長石・粘土・溶融材・珪砂・水を投入し、粉砕混合ミル
    10内にて粉砕混合することにより基礎釉薬Aを構成し
    、該基礎釉薬Aの一部をポットミキサー21・22・・
    ・に分割投入し、該ポットミキサー内において、基礎釉
    薬Aと顔料G1−G2・・・と混合し、該ポットミキサ
    ー21において混合した顔料ペーストPを、前記基礎釉
    薬Aと混合することにより、顔料G1−G2・G3・・
    毎に異なる多種の釉薬を得ることを特徴とする釉薬の調
    製方法。
JP18430089A 1989-07-17 1989-07-17 釉薬の調製方法 Pending JPH0350170A (ja)

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JP18430089A JPH0350170A (ja) 1989-07-17 1989-07-17 釉薬の調製方法

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JPH0350170A true JPH0350170A (ja) 1991-03-04

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JP18430089A Pending JPH0350170A (ja) 1989-07-17 1989-07-17 釉薬の調製方法

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JP (1) JPH0350170A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8353243B2 (en) 2006-04-18 2013-01-15 Chefel Co., Ltd. Frying pan
RU2472760C1 (ru) * 2011-10-24 2013-01-20 Юлия Алексеевна Щепочкина Черепичная глазурь

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8353243B2 (en) 2006-04-18 2013-01-15 Chefel Co., Ltd. Frying pan
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